JP6255714B2 - ブラインド取付装置及びこのブラインド取付装置により窓に取付けられたブラインド装置 - Google Patents

ブラインド取付装置及びこのブラインド取付装置により窓に取付けられたブラインド装置 Download PDF

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Description

本発明は、建物の窓にブラインド装置を取付けるに好適なブラインド取付装置及びこのブラインド取付装置により窓に取付けられたブラインド装置に関する。
遮光、通気、防犯のためにブラインド装置は、多くは、戸建の住宅等の建物のガラス窓等の窓に取付けられて使用される。
特開2013−2174号公報 特開2004−218361号公報
ところで、斯かるブラインド装置は、建物の施工時に建物の窓周りの躯体に一体的に組み込まれて建物の窓に設置されるが、ブラインド装置が予め設置されていない建物の窓に新たにブラインド装置を設置する場合には、通常、建物の窓周りの躯体に大がかりな取付工事を施しており、この取付工事は、専門的な知識及び技術並びに多くの費用及び時間を要し、建物の所有者が自ら斯かる取付工事を施工することは、極めて困難である。
本発明は、前記諸点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、専門的な知識及び技術並びに多くの費用及び時間を要することなしに、建物の窓に新たにブラインド装置を容易に設置することができるブラインド取付装置及びこのブラインド取付装置により窓に取付けられたブラインド装置を提供することにある。
本発明のブラインド取付装置は、中空部及びこの中空部に連通して長手方向に伸びるスリットを夫々有すると共に当該スリットを建物外に面して窓の上枠の上面に載置される長尺の上枠部材と、窓の下枠の下面に配置される長尺の下枠部材と、窓の一対の縦枠の外側面に配置される長尺の一対の縦枠部材と、上枠部材の長手方向の一方の端部を一対の縦枠部材のうちの一方の縦枠部材の長手方向の上方の端部に連結する第一の連結具と、上枠部材の長手方向の他方の端部を一対の縦枠部材のうちの他方の縦枠部材の長手方向の上方の端部に連結する第二の連結具と、下枠部材の長手方向の一方の端部を一対の縦枠部材のうちの一方の縦枠部材の長手方向の下方の端部に連結する第三の連結具と、下枠部材の長手方向の他方の端部を一対の縦枠部材のうちの他方の縦枠部材の長手方向の下方の端部に連結する第四の連結具と、一方の端部ではブラインド装置の上枠に固定されるようになっている一方、他方の端部では上枠部材のスリットを介して上枠部材の中空部に配されるようになっている吊下部材と、ブラインド装置の一対の縦枠の下部を対応の窓の一対の縦枠に対して固定する固定具とを具備している。
斯かるブラインド取付装置によれば、例えば、上枠部材を窓の上枠の上面に載置し、下枠部材を窓の下枠の下面に配置し、斯かる上枠部材及び下枠部材に、第一から第四の連結具を介して一対の縦枠部材の夫々を連結して、窓枠の周りに上枠部材、下枠部材及び一対の縦枠部材を具備した取付枠体を設置する一方、ブラインド装置の上枠に固定された吊下部材を、スリットを介して上枠部材の中空部に配し、ブラインド装置を取付枠体に吊下げ、その後、固定具を介してブラインド装置の一対の縦枠を対応の窓の一対の縦枠に対して固定するだけで、専門的な知識及び技術並びに多くの費用及び時間を要することなしに、建物の窓に新たにブラインド装置を容易に設置することができる。
本発明の好ましい例では、第一から第四の連結具の夫々は、縦枠部材の対応の端部の夫々を嵌合受容する中空部を有しており、また、第一及び第二の連結具の夫々は、中空部を有した連結具本体と、この連結具本体の中空部及び対応の上枠部材の長手方向の端部の中空部の夫々に受容される連結板とを具備していてもよく、この場合、連結板は、連結具本体の中空部に受容される部分で当該連結具本体に螺子によって固定されるようになっており、対応の上枠部材の長手方向の端部の中空部に受容される部分で当該対応の上枠部材の長手方向の端部に螺子によって固定されるようになっているとよく、また、下枠部材は、上枠部材と同様に、中空部を有していてもよく、この場合も、第三及び第四の連結具の夫々は、中空部を有した連結具本体と、この連結具本体の中空部及び対応の下枠部材の長手方向の端部の中空部の夫々に受容される連結板とを具備していてもよく、第三及び第四の連結具の夫々の連結板は、第三及び第四の連結具の夫々の連結具本体の中空部に受容される部分で当該連結具本体に螺子によって固定されるようになっており、対応の下枠部材の長手方向の端部の中空部に受容される部分で当該対応の下枠部材の長手方向の端部に螺子によって固定されるようになっていてもよい。
斯かる例のブラインド取付装置によれば、差し込み方式で第一及び第二の連結具を介して一対の縦枠部材と上枠部材とを連結できる結果、特別な工具を要しないでブラインド装置を更に短時間で簡単に窓に組み付けることができる。
本発明では、下枠部材もまた、中空部を有していてもよく、この場合、第三及び第四の連結具の夫々もまた、上記の好ましい例の第一及び第二の連結具の夫々と同様に、中空部を有した連結具本体と、この連結具本体の中空部及び対応の下枠部材の長手方向の端部の中空部の夫々に受容される下連結板とを具備していてもよく、下連結板は、連結具本体の中空部に受容される部分で当該連結具本体に螺子によって固定されるようになっており、対応の下枠部材の長手方向の端部の中空部に受容される部分で当該対応の下枠部材の長手方向の端部に螺子によって固定されるようになっているとよい。
このように下枠部材でも、差し込み方式で第三及び第四の連結具を介して一対の縦枠部材と下枠部材とを連結できるようにすると、ブラインド装置を上記と相俟って特別な工具を要しないで更に短時間で簡単に窓に組み付けることができる。
また、本発明の好ましい例では、一対の縦枠部材の夫々は、断面矩形、具体的には断面正方形又は断面長方形の中空部材からなり、窓の一対の縦枠の夫々は、縦枠本体部と、縦枠本体部の外側面から突出する鍔部とを具備しており、第一から第四の連結具並びに一対の縦枠部材の夫々は、窓の一対の縦枠の夫々の鍔部と窓が設置される建物の躯体との間に配される凹部を有している。
一対の縦枠部材の夫々が中空部材からなる例では、軽量化を図り得て、組み付け作業の困難性を回避できる上に、第一から第四の連結具並びに一対の縦枠部材の夫々を鍔部と躯体との間に配する場合には、螺子等を用いないでも、第一から第四の連結具並びに一対の縦枠部材の夫々を躯体に固定できる。
本発明の好ましい他の例では、固定具は、ブラインド装置の一対の縦枠の夫々の下部と対応の第三及び第四の連結具の夫々とに螺子によって固定されるようになっており、これにより、固定具は、ブラインド装置の一対の縦枠の下部を対応の窓の一対の縦枠に対して固定するようになっている。
本発明における部材、特に、上枠部材、下枠部材、一対の縦枠部材は、夫々アルミニウム又はアルミニウム合金の一体成型品であると好ましく、また、これらと第一から第四の連結具とは、アルミニウム又はアルミニウム合金の一体成型品であってもよいが、硬質合成樹脂製であってもよく、吊下部材及び固定具は、アルミニウム製若しくはアルミニウム合金製又は硬質合成樹脂製であってもよいが、鋼製であってもよく、吊下部材は、上枠部材と同様に、一個の長尺体であってもよいが、二個以上であってもよい。
本発明のブラインド装置は、建物の躯体に設置された窓に、上記のいずれかの態様のブラインド取付装置により取付けられており、その上枠及び下枠並びにその縦枠に囲まれた空間に配されている複数枚の長尺の羽根部材を有している。
斯かる本発明のブラインド装置において、複数枚の長尺の羽根部材の夫々は、縦枠に固定されていてもよいが、縦枠に対して傾動自在であっても、縦枠に対して昇降自在であってもよい。
本発明によれば、専門的な知識及び技術並びに多くの費用及び時間を要することなしに、建物の窓に新たにブラインド装置を容易に設置することができるブラインド取付装置及びこのブラインド取付装置により窓に取付けられたブラインド装置を提供することができる。
図1は、本発明のブラインド取付装置によって窓に取付けられたブラインド装置の実施の形態の好ましい例の説明斜視図である。 図2は、図1に示す例の一部の詳細説明図である。 図3は、図1に示す例の一部の詳細説明図である。 図4は、図1に示す例の窓の説明斜視図である。 図5は、図1に示す例のブラインド装置の説明斜視図である。 図6は、図1に示す例のブラインド装置の動作説明斜視図である。 図7は、図1に示す例のブラインド取付装置の分解説明斜視図である。 図8は、図1に示す例のブラインド取付装置の窓への装着の説明斜視図である。 図9は、図1に示す例のブラインド装置の窓へのブラインド取付装置を介しての取付の説明斜視図である。
次に本発明の実施の形態を、図に示す好ましい例に基づいて更に詳細に説明する。なお、本発明はこれら例に何等限定されないのである。
図1から図7において、本例の建物の躯体1に設置された窓2にブラインド取付装置3により取付けられたブラインド装置4は、上枠5及び下枠6並びに縦枠7及び8からなる枠体9と、上枠5及び下枠6並びに縦枠7及び8に囲まれた空間10に配されていると共に縦枠7及び8に対して傾動及び昇降自在である複数枚の長尺の羽根部材11と、空間10において縦枠7及び8に対して羽根部材11を昇降、傾動させると共に上枠5から垂れ下がった玉チェーン12の手動操作による走行で作動される昇降、傾動機構(図示せず)を有しており、縦枠7及び8は、夫々の外側面13側の下部に螺子孔14を有している。
窓2は、特に図4に示すように、上面20を有した上枠(上サッシ)21、外側面22を夫々有して互いに同様に形成された一対の縦枠(横サッシ)23及び24並びに下面25を有した下枠(下サッシ)26とからなる窓枠27(窓サッシ)と、窓枠27内に配された引き違いガラス障子28及び29を具備しており、窓枠27が部分的に建物の壁31から建物外32に突出して建物の躯体1に埋め込まれて建物外32と建物の室33とを区分して建物の躯体1に設置されている。
窓2の一対の縦枠23及び24の夫々は、外側面22を有した縦枠本体部35と、縦枠本体部35の外側面22から横方向に突出する鍔部36とを具備しており、各鍔部36と躯体1との間には、隙間37が形成されている。
ブラインド取付装置3は、特に図7に示すように、中空部41及び中空部41に連通して長手方向に伸びるスリット42を夫々有すると共に当該スリット42を建物外32に面して窓2の上枠21の上面20に載置される長尺の上枠部材43、窓2の下枠26の下面25に配置されると共に上枠部材43と同様に形成された長尺の下枠部材44、窓2の一対の縦枠23及び24の夫々の外側面22に配置されると共に互いに同様に形成された長尺の一対の縦枠部材45及び46、上枠部材43の長手方向の一方の端部47を縦枠部材45の長手方向の上方の端部48に連結する連結具49、上枠部材43の長手方向の他方の端部50を縦枠部材46の長手方向の上方の端部51に連結する連結具52、下枠部材44の長手方向の一方の端部53を縦枠部材45の長手方向の下方の端部54に連結する連結具55並びに下枠部材44の長手方向の他方の端部56を縦枠部材46の長手方向の下方の端部57に連結する連結具58を有して窓枠27を囲繞した取付枠体59と、一方の端部61ではブラインド装置4の上枠5に螺子62で固定されるようになっている一方、他方の端部63では上枠部材43のスリット42を介して中空部41に配されるようになっている一対の吊下部材64及び65(図2及び図9参照)と、ブラインド装置4の一対の縦枠7及び8を対応の一対の縦枠部材45及び46に固定する固定具66及び67とを具備している。
上枠部材43及び下枠部材44は、互いに同一に形成されており、一対の縦枠部材45及び46も、互いに同一に形成されており、更に、連結具49及び58も、また、連結具52及び55も、互いに同一に形成されているために、以下、上枠部材43、縦枠部材45及び46並びに連結具49及び52について詳細に説明する。
上枠部材43は、その長手方向の端部47及び50(下枠部材44では端部53及び56)に螺子孔71及び72を有しており、断面矩形、本例では断面長方形の中空部材からなる縦枠部材45は、その長手方向の端部48及び54(縦枠部材46では端部51及び57)に螺子孔73及び74を有していると共に窓2の縦枠23(縦枠部材46では縦枠24)の鍔部36と窓2が設置される建物の躯体1との間の空間37に配される長手方向に伸びた凹部75を有しており、連結具49は、中空部81、螺子孔82、83及び84を有した中空の鉤形の連結具本体85と、一方では、連結具本体85の中空部81に、他方では、上枠部材43の長手方向の端部47(連結具58では下枠部材44の端部53)の中空部41に夫々挿入されて当該中空部41に受容されると共に螺子孔86及び87を有している連結板88とを具備しており、連結具本体85は、空間37に嵌合されると共に凹部75に対応した長手方向に伸びる凹部89を有しており、長方形の板片からなる連結板88は、図7に示すように、螺子孔82及び86に螺入された螺子91を介してその一端で連結具本体85に固定されており、連結具52は、中空部81、螺子孔82、83及び84を有した中空の鉤形の連結具本体85と、一端では、連結具本体85の中空部81に、他端では、上枠部材43の長手方向の端部50(連結具55では下枠部材44の端部56)の中空部41に夫々挿入されて当該中空部41に受容されると共に螺子孔86及び87を有している連結板88とを具備しており、連結具52の連結具本体85も、空間37に嵌合されると共に凹部75に対応した長手方向に伸びる凹部89を有しており、連結具52の長方形の板片からなる連結板88も、図7に示すように、螺子孔82及び86に螺入された螺子91を介してその一端で連結具52の連結具本体85に固定されている。
取付枠体59において、連結具49は、上枠部材43の端部47の中空部41に挿入されて当該中空部41に受容された連結具49の連結板88の他端が螺子92の螺子孔87及び71への螺入で上枠部材43の端部47に固定されることにより、上枠部材43の端部47に連結されており、連結具49の連結具本体85の中空部81に挿入されて当該中空部81に受容された縦枠部材45の端部48が螺子93の螺子孔83及び73への螺入で連結具49の連結具本体85に固定されることにより、当該縦枠部材45の端部48に連結されており、而して、連結具49は、上枠部材43の端部47と縦枠部材45の端部48とを連結しており、連結具52は、上枠部材43の端部50の中空部41に挿入されて当該中空部41に受容された連結具52の連結板88の他端が螺子94の螺子孔87及び72への螺入で上枠部材43の端部50に固定されることにより、上枠部材43の端部50に連結されており、連結具52の連結具本体85の中空部81に挿入されて当該中空部81に受容された縦枠部材46の端部57が螺子95の螺子孔83及び74への螺入で連結具52の連結具本体85に固定されることにより、当該縦枠部材46の端部57に連結されており、而して、連結具52は、上枠部材43の端部50と縦枠部材46の端部57とを連結しており、連結具55は、下枠部材44の端部56の中空部41に挿入されて当該中空部41に受容された連結具55の連結板88の他端が螺子96の螺子孔87及び72への螺入で下枠部材44の端部56に固定されることにより、下枠部材44の端部56に連結されており、連結具52の連結具本体85の中空部81に挿入されて当該中空部81に受容された縦枠部材45の端部54が螺子97の螺子孔83及び74への螺入で連結具55の連結具本体85に固定されることにより、当該縦枠部材45の端部54に連結されており、而して、連結具55は、下枠部材44の端部56と縦枠部材45の端部54とを連結しており、連結具58は、下枠部材44の端部53の中空部41に挿入されて当該中空部41に受容された連結具58の連結板88の他端が螺子98の螺子孔87及び71への螺入で下枠部材44の端部53に固定されることにより、下枠部材44の端部53に連結されており、連結具58の連結具本体85の中空部81に挿入されて当該中空部81に受容された縦枠部材46の端部51が螺子99の螺子孔83及び73への螺入で連結具58の連結具本体85に固定されることにより、当該縦枠部材46の端部51に連結されており、而して、連結具58は、下枠部材44の端部53と縦枠部材46の端部51とを連結している。
固定具66及び67は、互いに同一に形成されており、夫々長方形の板片からなって螺子孔101及び102を有しており、螺子孔101を有するその一端部が螺子103の螺子孔101及び14への螺入で縦枠7及び8の外側面13の下部に固着されており、螺子孔102を有するその他端部が螺子104の螺子孔102及び84への螺入で連結具55及び58の夫々の連結具本体85に固着されており、これにより、縦枠7及び8の下部を連結具55及び58の夫々に連結、固定して、縦枠7及び8の下部を対応の窓2の一対の縦枠23及び24に対して固定している。
取付枠体59は、図8に示すように、上枠部材43を窓2の上枠21の上面20に載置し、下枠部材44を窓2の下枠26の下面25に仮止め配置した後、連結具49及び55の中空部81に挿入された連結板88の一端が螺子91により連結具49及び55に夫々固定されていると共に連結具49及び55の中空部81に挿入された縦枠部材45の端部48及び54が螺子93及び97により連結具49及び55に夫々固定されている組み合わせ体111と、連結具52及び58の中空部81に挿入された連結板88の一端が螺子91により連結具52及び58に夫々固定されていると共に連結具52及び58の中空部81に挿入された縦枠部材46の端部57及び51が螺子95及び99により連結具52及び58に夫々固定されている組み合わせ体112とを準備し、組み合わせ体111における連結具49及び55の凹部89並びに縦枠部材45の凹部75が縦枠23の鍔部36と躯体1との間の隙間37に配されるようにして連結具49及び55の連結板88の他端を上枠部材43の端部47及び下枠部材44の端部56の中空部41に夫々挿入し、当該連結具49及び55の連結板88の他端を螺子92及び96で上枠部材43の端部47及び下枠部材44の端部56に固定する一方、組み合わせ体112における連結具52及び58の凹部89並びに縦枠部材46の凹部75が縦枠24の鍔部36と躯体1との間の隙間37に配されるようにして連結具52及び58の連結板88の他端を上枠部材43の端部50及び下枠部材44の端部53の中空部41に夫々挿入し、当該連結具52及び58の連結板88の他端を螺子94及び98で上枠部材43の端部50及び下枠部材44の端部53に固定して、窓枠27を囲繞して配置されており、各連結具本体85に螺合された螺子93、95、97及び99は、その先端が壁31に強く押し付けられて、取付枠体59の隙間37でのガタを防止している。
ブラインド装置4の昇降、傾動機構は、玉チェーン12の手動操作による走行で、例えば、図1及び図5に示すように、羽根部材11を縦枠7及び8に対して縦枠7及び8に設けられたスリット15に案内させて昇降させるようになっており、そして、図6に示すように、羽根部材11を縦枠7及び8に対して傾動させるようになっており、斯かる昇降、傾動機構は、公知であるので、その詳細な説明を省く。
斯かるブラインド装置4は、図9に示すように、その上枠5に吊下部材64及び65が螺子62で固定された後に、窓枠27を囲繞して配置された取付枠体59の上枠部材43のスリット42を介して吊下部材64及び65の各端部63が中空部41に配されて、取付枠体59の上枠部材43に吊下され、この吊下後、固定具66及び67によりその縦枠7及び8の下部が連結具55及び58の夫々に連結、固定されて、窓2に取付けられる。
以上のブラインド取付装置3によれば、例えば、上枠部材43を窓2の上枠21の上面20に載置し、下枠部材44を窓2の下枠26の下面25に配置し、斯かる上枠部材43及び下枠部材44に、連結具49、52、55及び58を介して一対の縦枠部材45及び46の夫々を連結して、窓枠27の周りに上枠部材43、下枠部材44及び一対の縦枠部材45及び46を具備した取付枠体59を設置する一方、ブラインド装置4の上枠5に固定された吊下部材64及び65を、スリット42を介して上枠部材43の中空部41に配し、ブラインド装置4を取付枠体59に吊下げ、その後、固定具66及び67を介してブラインド装置4の一対の縦枠7及び8を取付枠体59に固定するだけで、専門的な知識及び技術並びに多くの費用及び時間を要することなしに、建物の窓2に新たにブラインド装置4を容易に設置することができる。
また、ブラインド取付装置3によれば、差し込み方式で連結具49、52,55及び58を介して一対の縦枠部材45及び46と上枠部材43及び下枠部材44とを連結できる結果、特別な工具を要しないでブラインド装置4を更に短時間で簡単に既存の窓2に特別な加工を施すことなしに組み付けることができる。
上記のブラインド取付装置3では、連結具49の連結具本体85の中空部81に縦枠部材45の端部48を、連結具52の連結具本体85の中空部81に縦枠部材46の端部57を、連結具55の連結具本体85の中空部81に縦枠部材45の端部54を、そして、連結具58の連結具本体85の中空部81に縦枠部材46の端部51を夫々差し込んで、夫々を連結したが、これに代えて、連結板88と同等の連結板を用いて夫々を連結してもよく、また、連結具49の連結具本体85を上枠部材43の端部47に、連結具52の連結具本体85を上枠部材43の端部50に、連結具55の連結具本体85を下枠部材44の端部56に、そして、連結具58の連結具本体85を下枠部材44の端部53に夫々連結板88を介して連結したが、斯かる連結板88を用いないで、いずれか一方をいずれか他方の中空部81に差し込んで、夫々を連結してもよい。
1 躯体
2 窓
3 ブラインド取付装置
4 ブラインド装置
5 上枠
6 下枠
7,8 縦枠
9 枠体
10 空間
11 羽根部材
12 玉チェーン
14 螺子孔
32 建物外
41 中空部
42 スリット
43 上枠部材
44 下枠部材
45、46 縦枠部材
47、48、50、51、53、54、56、57、61、63 端部
49、52、55、58 連結具
59 取付枠体
62 螺子
64,65 吊下部材
66、67 固定具

Claims (13)

  1. 中空部及びこの中空部に連通して長手方向に伸びるスリットを夫々有すると共に当該スリットを建物外に面して窓の上枠の上面に載置される長尺の上枠部材と、窓の下枠の下面に配置される長尺の下枠部材と、窓の一対の縦枠の外側面に配置される長尺の一対の縦枠部材と、上枠部材の長手方向の一方の端部を一対の縦枠部材のうちの一方の縦枠部材の長手方向の上方の端部に連結する第一の連結具と、上枠部材の長手方向の他方の端部を一対の縦枠部材のうちの他方の縦枠部材の長手方向の上方の端部に連結する第二の連結具と、下枠部材の長手方向の一方の端部を一対の縦枠部材のうちの一方の縦枠部材の長手方向の下方の端部に連結する第三の連結具と、下枠部材の長手方向の他方の端部を一対の縦枠部材のうちの他方の縦枠部材の長手方向の下方の端部に連結する第四の連結具と、一方の端部ではブラインド装置の上枠に固定されるようになっている一方、他方の端部では上枠部材のスリットを介して上枠部材の中空部に配されるようになっている吊下部材と、ブラインド装置の一対の縦枠の下部を対応の窓の一対の縦枠に対して固定する固定具とを具備しているブラインド取付装置。
  2. 第一から第四の連結具の夫々は、縦枠部材の対応の端部の夫々を嵌合受容する中空部を有している請求項1に記載のブラインド取付装置。
  3. 第一及び第二の連結具の夫々は、中空部を有した連結具本体と、この連結具本体の中空部及び対応の上枠部材の長手方向の端部の中空部の夫々に受容される連結板とを具備している請求項1又は2に記載のブラインド取付装置。
  4. 連結板は、連結具本体の中空部に受容される部分で当該連結具本体に螺子によって固定されるようになっており、対応の上枠部材の長手方向の端部の中空部に受容される部分で当該対応の上枠部材の長手方向の端部に螺子によって固定されるようになっている請求項3に記載のブラインド取付装置。
  5. 下枠部材は、中空部を有しており、第三及び第四の連結具の夫々は、中空部を有した連結具本体と、この連結具本体の中空部及び対応の下枠部材の長手方向の端部の中空部の夫々に受容される連結板とを具備している請求項1から4のいずれか一項に記載のブラインド取付装置。
  6. 第三及び第四の連結具の夫々の連結板は、第三及び第四の連結具の夫々の連結具本体の中空部に受容される部分で当該連結具本体に螺子によって固定されるようになっており、対応の下枠部材の長手方向の端部の中空部に受容される部分で当該対応の下枠部材の長手方向の端部に螺子によって固定されるようになっている請求項5に記載のブラインド取付装置。
  7. 一対の縦枠部材の夫々は、断面矩形の中空部材からなる請求項1から6のいずれか一項に記載のブラインド取付装置。
  8. 一対の縦枠部材の夫々は、断面正方形又は断面長方形の中空部材からなる請求項1から7のいずれか一項に記載のブラインド取付装置。
  9. 窓の一対の縦枠の夫々は、縦枠本体部と、この縦枠本体部の外側面から突出する鍔部とを具備しており、第一から第四の連結具並びに一対の縦枠部材の夫々は、窓の一対の縦枠の夫々の鍔部と窓が設置される建物の躯体との間に配される凹部を有している請求項1から8のいずれか一項に記載のブラインド取付装置。
  10. 固定具は、その一端部ではブラインド装置の一対の縦枠の夫々の下部の夫々に、その他端部では対応の第三及び第四の連結具の夫々に螺子によって固されるようになっている請求項1から9のいずれか一項に記載のブラインド取付装置。
  11. 建物の躯体に設置された窓に、請求項1から10のいずれか一項に記載のブラインド取付装置により取付けられたブラインド装置であって、その上枠及び下枠並びにその縦枠に囲まれた空間に配されている複数枚の長尺の羽根部材を有しているブラインド装置。
  12. 複数枚の長尺の羽根部材の夫々は、縦枠に対して傾動自在である請求項11に記載のブラインド取付装置。
  13. 複数枚の長尺の羽根部材の夫々は、縦枠に対して昇降自在である請求項11又は12に記載のブラインド取付装置。
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