JP6254334B1 - 生物由来成分結合繊維及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
[1]繊維に脱水縮合剤溶液を接触させる工程、及び
上記工程の後に、カルボキシ基若しくはアミノ基を有する生物由来成分を接触させる工程を含む方法
又は、カルボキシ基若しくはアミノ基を有する生物由来成分を脱水縮合剤溶液と反応させる工程、及び
上記反応液に繊維を接触させる工程を含む方法
によって生物由来成分結合繊維を製造する方法。
[2]上記繊維が染料により染色されている繊維である、[1]に記載の方法。
[3]上記繊維が、化学繊維、植物性繊維又は動物性繊維である、[1]又は[2]に記載の方法。
[4]上記生物由来成分が、プロテオグリカンである、[1]から[3]のいずれかに記載の方法。
[5]上記プロテオグリカンが、アグリカンである、[1]から[4]のいずれかに記載の方法。
[6][1]から[5]のいずれかに記載の方法により製造された、生物由来成分結合繊維。
[7]生物由来成分が、染料成分を介して化学的に繊維に結合している、生物由来成分結合繊維。
[8][6]又は[7]に記載の生物由来成分結合繊維からなる、機能性衣料品。
[9][6]又は[7]に記載の生物由来成分結合繊維からなる、機能性寝具。
本発明の生物由来成分結合繊維の製造方法は、繊維にカルボジイミド溶液等の脱水縮合剤を接触させる工程、及び上記工程の後に、カルボキシ基若しくはアミノ基を有する生物由来成分を接触させる工程を含む方法(以下、「方法1」ともいう)、又は、カルボキシ基若しくはアミノ基を有する生物由来成分をカルボジイミド溶液等の脱水縮合剤と反応させる工程、及び上記反応液に繊維を接触させる工程を含む方法(以下、「方法2」ともいう)によって生物由来成分結合繊維を製造する方法である。
本発明の方法における繊維としては、本発明の方法により生物由来成分を結合させることができる繊維であれば特に限定されず、天然繊維であっても化学繊維であってもよい。
本発明の方法において、生物由来成分とは、動植物由来の成分であって、繊維に結合させた場合に好ましい機能を発揮し得る成分である。本発明の方法によって効率よく繊維に結合させることができるためには、生物由来成分がカルボキシ基又はアミノ基を有していることが好ましい。このような生物由来成分としては、例えば、プロテオグリカン、ヒアルロン酸、ペプチドグリカン、コラーゲン、アルギン酸、ペクチン、フコダイン、ヘパリン、オリゴ糖ペプチド等が挙げられる。これらのうち、プロテオグリカン、コラーゲン、ヒアルロン酸、アルギン酸が好ましく、プロテオグリカン、コラーゲン、ヒアルロン酸がより好ましく、プロテオグリカンがさらに好ましい。プロテオグリカンの中でも、特にアグリカンが好ましい。なお、これらの生物由来成分としては、市販品を適宜使用できる。
本発明における脱水縮合剤は、付加脱離反応により、エステル・アミド等のカルボン酸誘導体を合成するための反応試剤である。このような脱水縮合剤としては、−N=C=N−の官能基を有するカルボジイミドが好ましく、具体的には、水溶性カルボジイミド(WSC・HCl:1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩)、N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)、ジフェニルホスホリルアジド(DPPA)、カルボニルジイミダゾール(CDI)、O−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’,−テトラメチルウロニウム ヘキサフルオロフォスフェート(HATU)等が挙げられる。これらのうち、水溶性カルボジイミド等、水溶性のもので取扱いがし易いものが好ましい。必要に応じて、1−ヒドロキシ−1H−ベンゾトリアゾール一水和物(HOBt・H2O)、4−ジメチルアミノピリジン(DMAP)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン等を加えてもよい。
(方法1)
上記方法1は、繊維に脱水縮合剤溶液を接触させる工程(i)、及び上記工程(i)の後に、カルボキシ基若しくはアミノ基を有する生物由来成分を接触させる工程(ii)を含む方法によって生物由来成分結合繊維を製造する方法である。
上記方法2は、カルボキシ基若しくはアミノ基を有する生物由来成分を脱水縮合剤溶液と反応させる工程(iii)、及び上記反応液に繊維を接触させる工程(iv)を含む方法によって生物由来成分結合繊維を製造する方法である。
本発明は、上述した本発明の生物由来成分結合繊維の製造方法により得られた生物由来成分結合繊維も含む。本発明の生物由来成分結合繊維は、上記製造方法によって製造されることにより、生物由来成分が繊維に化学的に結合して、生体由来成分が有する機能が付加される。本発明の生物由来成分結合繊維は、カルボキシ基又はアミノ基を有する生物由来成分が、染料成分を介して化学的に繊維に結合した構造をしている。
<実施例1>
4足のタイツ(市販品;ベージュ;素材はナイロン、ポリウレタンをあらかじめ洗剤で軽く水洗いした。このタイツを、1Lに3mLの水溶性カルボジイミドを加えたカルボジイミド溶液に30分〜1時間浸した。温度は室温から50℃とした。よく絞った後に0.5〜1%のプロテオグリカン溶液1Lに浸した。温度は室温から40℃とし、一晩放置した。よく絞った後、再び上記と同様のカルボジイミド溶液に30〜60分間浸した。よく絞った後に、0.5〜1%プロテオグリカン溶液に浸して一晩放置した。この操作を、3回〜4回繰り返した。最後にタイツをよく水洗し、乾燥させた。なお、プロテオグリカンとしては、株式会社グライコスモ研究所製のプロテオグリカン(アグリカン)を使用した。以下の実施例についても同様である。
0.5〜1%プロテオグリカン溶液1Lに3mLの水溶性カルボジイミドを加え、室温〜40℃で30分間攪拌した。あらかじめ洗剤で水洗いしたパンティストッキング4足(市販品;ベージュ又は黒色;素材はナイロン、ポリウレタン)をこの液に浸した。一晩室温に放置した後、よく絞った。この操作を3回から4回繰り返した。最後にストッキングを取り出し、よく水洗し乾燥させた。
0.5〜1%プロテオグリカン溶液1Lに3mLの水溶性カルボジイミドを加え、室温〜40℃で1〜2分間攪拌した。あらかじめ洗剤で水洗いしたパンティストッキング4足(市販品;ベージュ又は黒色;素材はナイロン、ポリウレタン)をこの液に浸した。一晩室温に放置した後、よく絞った。この操作を3回から4回繰り返した。最後にストッキングを取り出し、よく水洗し乾燥させた。
絹繊維肌着(市販品;白色)をあらかじめ水洗いした。肌着を水溶性カルボジイミド溶液(1Lの水に対して3mLの水溶性カルボジイミドを加えた溶液)に室温〜40℃で1時間浸した。よく絞って過剰のカルボジイミド溶液を除いた。次に、この肌着を1%プロテオグリカン溶液に浸し、室温〜40℃で一晩放置した。よく絞った後、室温〜40℃で、カルボジイミド溶液に1時間浸した。よく絞った後に、1%プロテオグリカン溶液に浸し、一晩放置した。カルボジイミド溶液処理及びプロテオグリカン溶液処理の操作をさらに1〜2回繰り返した後、肌着をよく水洗いし、乾燥させた。
木綿繊維肌着(市販品;黒色)をあらかじめ水洗いした。肌着を水溶性カルボジイミド溶液(1Lの水に対して3mLの水溶性カルボジイミドを加えた溶液)に室温〜40℃で1時間浸した。よく絞って過剰のカルボジイミド溶液を除いた。次に、この肌着を1%プロテオグリカン溶液に浸し、室温〜40℃で一晩放置した。よく絞った後、室温〜40℃で、カルボジイミド溶液に1時間浸した。よく絞った後に、1%プロテオグリカン溶液に浸し、一晩放置した。カルボジイミド溶液処理及びプロテオグリカン溶液処理の操作をさらに1〜2回繰り返した後、肌着をよく水洗いし、乾燥させた。
羊毛のマフラー(市販品;茶色)について上記実施例4又は5と同様の操作を行った。
1%プロテオグリカン溶液1Lに3mLの水溶性カルボジイミドを加えてよく混合し、あらかじめ水洗いした生乾きの男物長袖肌着(市販品;白色;素材はアクリル57%、レーヨン38%、ポリウレタン5%)によく染み込ませた。その後、サランラップ(登録商標)で包み込んで空気が入るのを防ぎながら室温で一日放置した。よく水洗してカルボジイミド、結合していないプロテオグリカンを洗い流した後、日陰で乾燥させた。
上記実施例1〜7において製造したプロテオグリカン結合品(タイツ、パンティストッキング、絹繊維肌着、木綿線維肌着、羊毛マフラー、化繊肌着)についてモニター調査を行った。具体的には、それぞれの製品を複数の被験者に2週間〜1ヶ月間使用してもらった。同時に対照として、プロテオグリカンを結合させていない同等品(比較例1〜6)を用いて比較してもらった。アンケート調査を行い、得られた結果を以下の表にまとめた。評価の基準は以下に示すとおりである。
1:当てはまらない
2:やや当てはまる
3:当てはまる
4:大変当てはまる
染料にて染色されているタオルと、染色されていない生成りのタオル(市販品;素材は綿100%)をあらかじめ洗剤で軽く水洗いした。これらのタオルを、1Lに3mLの水溶性カルボジイミドを加えたカルボジイミド溶液に30分〜1時間浸した。温度は室温から50℃とした。よく絞った後に0.5〜1%のプロテオグリカン溶液1Lに浸した。温度は室温から40℃とし、一晩放置した。よく絞った後、再び上記と同様のカルボジイミド溶液に30〜60分間浸した。よく絞った後に、0.5〜1%プロテオグリカン溶液に浸して一晩放置した。この操作を、3回〜4回繰り返した。最後にタオルをよく水洗し、乾燥させた。
健常成年男子(43歳)を被験者とした。室温25.2°C、湿度47%の室内で、10分間安静を保った後、未加工肌着を着用し、横になった状態で20分間、血流速度、血流量をレーザードップラー血流計にて経時的に測定した。20分間の休息の後、アグリカン結合肌着に着替え、同様に横になった状態で20分間、血流速度、血流量をレーザードップラー血流計にて測定した。未加工肌着着用時に対するアグリカン結合肌着着用時の血流速度、血流量の変化率は下記の通りである。
血流速度 0.97倍(3.0%の減少)
血流量 1.10倍(11%の増加)
アトピー性皮膚炎の症状を示す16歳男子を被験者とした。この被験者は、アトピー性皮膚炎のため、背中、腹部、腕のかゆみ、湿疹症状を示していたところ、抗ヒスタミン剤、ステロイド剤、保湿剤等を塗布したが、かゆみ等の改善はあまり見られなかった。そこでアグリカンを結合させた肌着のアトピー性皮膚炎に対する効果を検討した。
Claims (11)
- 染料により染色されている繊維に脱水縮合剤溶液を接触させる工程、及び
上記工程の後に、カルボキシ基若しくはアミノ基を有する生物由来成分を接触させる工程を含む方法
又は、カルボキシ基若しくはアミノ基を有する生物由来成分を脱水縮合剤溶液と反応させる工程、及び
上記反応液に染料により染色されている繊維を接触させる工程を含む方法
によって生物由来成分結合繊維を製造する方法。 - 上記繊維が、化学繊維、植物性繊維又は動物性繊維である、請求項1に記載の方法。
- 上記生物由来成分が、プロテオグリカンである、請求項1又は2に記載の方法。
- 上記プロテオグリカンが、アグリカンである、請求項3に記載の方法。
- 請求項1から4のいずれか1項に記載の方法によって製造された、生物由来成分結合繊維。
- プロテオグリカン、コラーゲン及びヒアルロン酸から成る群より選択される少なくとも1種の生物由来成分が、染料成分を介して化学的に繊維に結合している、生物由来成分結合繊維。
- 保湿用、静電防止用、皮膚炎症改善用及び血流改善用から成る群より選択される少なくとも1種の用途のために用いられる、請求項5又は6に記載の生物由来成分結合繊維。
- 請求項5から7のいずれか1項に記載の生物由来成分結合繊維を有してなる、機能性衣料品。
- 保湿用、静電防止用、皮膚炎症改善用及び血流改善用から成る群より選択される少なくとも1種の用途のために用いられる、請求項8に記載の機能性衣料品。
- 請求項5から7のいずれか1項に記載の生物由来成分結合繊維を有してなる、機能性寝具。
- 保湿用、静電防止用、皮膚炎症改善用及び血流改善用から成る群より選択される少なくとも1種の用途のために用いられる、請求項10に記載の機能性寝具。
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WO2012067201A1 (ja) * | 2010-11-19 | 2012-05-24 | 大塚製薬株式会社 | プロテオグリカン結合繊維製品及びその製造方法 |
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