JP6254215B2 - 薬剤用包装体および薬剤用包装体の製造方法 - Google Patents

薬剤用包装体および薬剤用包装体の製造方法 Download PDF

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本発明は、薬剤が収納される薬剤用包装体および薬剤用包装体の製造方法に関するものである。
薬剤が収納された薬剤用包装体は、開封が容易であると、幼児が開封して薬剤を誤飲するおそれがある。薬剤の誤飲を防止する従来の薬剤用包装体として、特許文献1に記載されたものが知られている。
特許文献1に記載の「包装袋」は、袋の周縁シール部の端縁部に開封用のノッチが設けられ、このノッチが露出しないように覆うテープを剥離可能に貼着してなるものである。
この特許文献1に記載の「包装袋」では、単に開封用のノッチを見えなくしただけであるため、幼児がテープに興味を持ち、テープを剥がしてしまうと、開封用のノッチが露出してしまうため、ノッチから開封してしまうおそれがある。
そこで、薬剤用包装体ではないが、袋体を一方向に裂いただけでは内部の物品が取り出せないようにしたものが、特許文献2として知られている。
特許文献2に記載の「包装袋」は、包装袋のシール部に包装袋を引き裂くためのノッチを設け、引き裂く部分にはミシン目を入れてガイドとして直線状に引き裂く様にし、引き裂いた先に引き裂き停止線を設けて引き裂きを止め、次に引き裂き停止線を新たなノッチとして用いて包装袋の収容部に引き裂くことにより開口部が形成され、物品を取り出すようにしたものである。
特開2008−265832号公報 特開2012−192973号公報
しかし、特許文献2に記載の包装袋は、横方向から縦方向に開封して、物品を収納する空間である収容部まで至ると、内部の物品が取り出せてしまう。また、特許文献2に記載の包装袋では、敢えて引き裂き停止線に向かって横方向へ開封しなくても、ノッチからまっすぐ収納部まで頭部ヒートシール部を裂いてしまえば、一直線に商品が収納された収容部まで至ってしまう。
従って、特許文献2に記載の包装袋では、薬剤を収容したときに、誤飲の問題を解決できないおそれがある。幼児は様々なところに興味を持ち、開封を試みるため、薬剤を収納する包装体は、十分な配慮が必要である。
そこで本発明は、幼児による誤飲を抑止することができる薬剤用包装体および薬剤用包装体の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の薬剤用包装体は、一方の側部に、開封のための脆弱部を有する第1の袋体と、前記第1の袋体の底部に配置され、薬剤が収容される第2の袋体とを備え、前記第1の袋体は、前記脆弱部から他方の側部に向う第1の方向に破断された後に、前記第1の方向と交差する第2の方向への破断により開封され、前記第2の袋体は、前記第2の方向からの破断により開封されることを特徴とする。
本発明の薬剤用包装体によれば、第1の袋体を脆弱部から開封しても、薬剤は第2の袋体に収納されているため、薬剤を取り出すことができない。また、薬剤を第2の袋体から取り出すには、第1の袋体を第1の方向に破断させた後に、第2の方向に破断させ、第2の袋体を開封する必要があるため、2段階の開封操作が必要である。従って、開封する手順を1段階より複雑とすることで、開封方法を知らない幼児は、本発明の薬剤用包装体を簡単には開封できない。
前記第2の袋体の破断側の端辺に脆弱部が形成されていると、第2の方向に沿って第1の袋体を破断したときに、スムーズに第2の袋体を破断させることができる。
前記脆弱部を、破断側の端辺の一部に形成することができる。脆弱部を外れて破断させようとすると、第2の袋体が開封し難くい。従って、第1の方向から第2の方向へと破断方向を変更することを幼児が知っていても、第2の袋体の脆弱部の位置が分かっていないと開封できないようにすることができる。
前記第2の袋体を、前記第1の袋体と別体として、前記第1の袋体の内部に配置することができる。第2の袋体を第1の袋体により隠すことができるため、開封方法を想像付き難くすることができる。
前記第2の袋体を、前記第2の袋体の底辺が前記第1の袋体の底辺と連続的に接続され、前記第1の袋体の内部に重ねあわせた状態で配置することできる。そうすることで、第1の袋体と第2の袋体とが連続した状態で一緒に製造することができるため、製造を容易とすることができる。
本発明の薬剤用包装体の製造方法は、第1の袋体および前記第1の袋体の内部に収納され、薬剤が収容される第2の袋体となる一枚の帯状の包装体用フィルムを準備する工程と、前記一枚の帯状の包装体用フィルムの一方の端部を折り返して重ね合わせることで薬剤を収納した前記第2の袋体を形成する工程と、前記第2の袋体を他方側に折り返す工程と、前記帯状の包装体用フィルムの他方の端部を前記第2の袋体に重ねように折り返して前記第1の袋体を形成する工程とを含むことを特徴とする。
本発明の薬剤用包装体の製造方法によれば、一枚の帯状の包装体用フィルムを順次折り返し重ねていくことで、第2の袋体および第1の袋体を形成することができるため、製造を容易とすることができる。
本発明の薬剤用包装体によれば、開封する手順を複雑とすることで、開封方法を知らない幼児に対して、第1の袋体を開封しただけで、第2の袋体に収納された薬剤を取り出すことができないので、第1の袋体を開封しただけ諦めさせることができる。従って、本発明の薬剤用包装体は、幼児による誤飲を抑止することができる。
本発明の実施の形態1に係る薬剤用包装体を示す正面図である。 図1に示す薬剤用包装体の第2の袋体の正面図である。 図1に示す薬剤用包装体を開封する操作を説明するための図であり、(A))は第1の袋体を第1の方向に破断する状態を示す斜視図、(B)は第1の袋体を第1の方向から第2の方向に破断する状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る薬剤用包装体を示す正面図である。 (A)から(E)は図4に示す薬剤用包装体の製造方法を説明するための図である。 本発明の実施の形態3に係る薬剤用包装体を示す正面図である。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1に係る薬剤用包装体について、図面に基づいて説明する。なお、本実施の形態1では、薬剤用包装体の開封側を上、その反対側を下として説明する。
図1に示す薬剤用包装体10は、幼児による誤飲を防止することができるものである。
薬剤用包装体10は、第1の袋体20と、第2の袋体30とを備えている。第1の袋体20と、第2の袋体30とは合成樹脂製のフィルムから形成されている。市販される飴などを収容する包装用フィルムは、シールができ、破断の契機となる脆弱部が形成されていれば、その位置からの破断が容易であり、裂けてしまった部分からの破断は容易ではないため、薬剤用包装体10を形成するためのフィルムとして好ましい。例えば、薬剤用包装体10は、易裂性ラミネートフィルムから形成することができる。
第1の袋体20は、矩形状の袋である。第1の袋体20は、周縁部21全体がシールされていることで密閉されている。第1の袋体20は、上部の一方の側部22aに、開封のための脆弱部23を有する。本実施の形態1では、脆弱部23を切り欠きとしている。
第2の袋体30は、第1の袋体20と別体として、第1の袋体20の内部の空間である収容部24の底部に配置されている。図2に示すように、第2の袋体30は、第1の袋体20より小型に形成された矩形状の袋である。第2の袋体30は、カプセルCが収納されている。第2の袋体30は、周縁部31全体がシールされていることで密閉されている。
第2の袋体30は、上端辺となる破断側の端辺32aに、三角形状の切り欠きが連続的に形成された脆弱部33を有している。本実施の形態1では、第2の袋体30の脆弱部33は、端辺32a全体に形成されている。
第2の袋体30は、破断側の端辺32aを除く、三方の端辺32b〜32dが、図1に示す第1の袋体20の周縁部21と一緒にシールされることで、第1の袋体20の内部に固定されている。
以上のように構成された本発明の実施の形態1に係る薬剤用包装体10の使用状態を図面に基づいて説明する。
まず、薬剤の服用者は、図3(A)に示すように、第1の袋体20の一方の側部22aに形成された脆弱部23より上の上部22cの周縁部21を持ち、第1の方向F1へ移動させることで、脆弱部23から第1の方向F1に沿って、非シール部分である第1の袋体20の上部22cを破断させる。
これにより、第1の袋体20は簡単に開封できるが、図1に示すように、カプセルCは第2の袋体30に収納されているため、カプセルCは、まだ取り出すことができない状態である。
一方の側部22aから他方の側部22bまで、第1の方向F1に沿って破断させ、第1の袋体20の上部22cを取ってしまうと、第1の袋体20を形成する2枚のフィルムが密着していない状態の破断部分から2枚のフィルムを、例え押し付け密着させた状態にしても更に第2の方向F2へ破断させることは難しい。
そこで、服用者は、第1の方向F1に沿って破断させ、第1の袋体20の上部22cを取ってしまう前の任意の位置で破断操作を停止し、薬剤用包装体10を持つ左右の手を図3(B)に示すように持ち替える。そして、第1の方向F1と交差する第2の方向F2に向かって第1の袋体20を破断させる。例えば、薬剤用包装体10では、左側から右側へ向かって水平方向に破断させる途中の中央部にて下方へ向かって破断させる。
破断によって途中まで切り離された上部22cが繋がった部分からであれば、その両側をそれぞれ両手で摘まんで捻れば、2枚のフィルムが非シール状態であっても簡単に破断の方向を変更することができる。
この破断操作により、破断方向が第2の袋体30への方向と変わる。
第2の方向F2に沿って破断が進むことで、破断が第2の袋体30に到達する。第2の袋体30では、破断側の端辺32aに脆弱部33が形成されているため、破断が第2の袋体30にまで達すれば、端辺32aから第2の袋体30を簡単に破断させることができ、開封することができる。
服用者は、第2の袋体30を開封することで、第2の袋体30内のカプセルCを取り出すことができる。
このように本実施の形態1に係る薬剤用包装体10は、第1の袋体20を脆弱部23から開封しても、薬剤であるカプセルCは第2の袋体30に収納されているため、カプセルCを取り出すことができない。また、カプセルCを第2の袋体30から取り出すには、第1の袋体20を第1の方向F1に破断させた後に、第2の方向F2に破断させ、第2の袋体30を開封する必要があるため、2段階の開封操作が必要である。従って、開封する手順を1段階より複雑とすることで、開封方法を知らない幼児は薬剤用包装体10を簡単に開封できないため、誤飲を防止することができる。
また、第2の方向F2に沿って第1の袋体20を破断したときに、第2の袋体30に脆弱部33が形成されているため、スムーズに第2の袋体30を破断させることができる。
また、第2の袋体30は、第1の袋体20の内部に配置されているため、第2の袋体30を第1の袋体20により隠すことができる。従って、薬剤用包装体10の開封方法を想像付き難くすることができるため、幼児の誤飲を、より確実に防止することができる。
図1および図2に示す薬剤用包装体10では収納された薬剤が、1錠のカプセルCであったが、薬剤は、カプセルが複数錠でも、粉末状の薬剤でもよい。
また、第1の包体20の脆弱部23と、第2の包装体30の脆弱部33とを、切り欠きとしていたが、シールされた周縁部21,31に無数の小さな孔を開けて、例えば、旭化成パックス社のマジックカット(登録商標)のようにして、脆弱部を形成するようにしてもよい。
本実施の形態1では、第1の方向F1と第2の方向F2とのなす角度が直角で、破断方向が直交しているが、第2の袋体30に破断が到達すれば第2の袋体30を開封することができるため、第1の方向に対して第2の方向が傾斜した状態、すなわち、第2の方向が第1の方向と交差する方向であってもよい。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係る薬剤用包装体を図面に基づいて説明する。なお、図4および図5においては、図1および図2と同じ構成のものは同符号を付して説明を省略する。
図4に示すように、本実施の形態2に係る薬剤用包装体11は、第2の袋体30の底辺34(端辺32d)が第1の袋体20の底辺25aと連続的に接続されている。そして、第2の袋体30は、第1の袋体20の内部に重ねあわせた状態で配置されている。
このように形成された薬剤用包装体11は、次のようにして製造することができる。まず、一枚の帯状の包装体用フィルムを準備する(図5(A)参照)。
次に、一枚の帯状の包装体用フィルム40の一方の端部41にカプセルCを配置して、折り返して重ね合わせ、第2の袋体30の破断側の端辺32aとなる位置と、第2の袋体30の底辺34となる位置とをシールすることで、薬剤を収納した第2の袋体30を形成する(図5(B)参照)。
このとき、第2の袋体30の破断側の端辺32aとなる位置を切り欠いて脆弱部33とすると共に、第1の袋体20の脆弱部23となる位置を切り欠く(図5(C)参照)。
次に、第2の袋体30を他方側に折り返す(図5(D)参照)。
そして、帯状の包装体用フィルム40の他方の端部42を第2の袋体30に重ねるように折り返し、周囲をシールして第1の袋体20を形成する(図5(E)参照)。
このようにして、第2の袋体30が第1の袋体20の底部に配置された薬剤用包装体11が完成する。
以上のように本実施の形態2に係る薬剤用包装体11は、第2の袋体30の底辺34が第1の袋体20の底辺25aと連続的に接続され、第1の袋体20の内部に重ね合わせた状態で配置されているため、第1の袋体20と第2の袋体30とを一緒に製造することができるため、製造が容易である。また、第2の袋体30が第1の袋体20に隠れているため、幼児から第2の袋体30を視認することができないので、幼児に第1の袋体20を開封しただけで諦めさせることができる。
このように薬剤用包装体11が形成されていても、第1の袋体20が、脆弱部23から他方の側部22bに向う第1の方向F1に破断された後に、第2の方向F2に破断されて開封され、第2の袋体30は、第2の方向F2からの破断により開封されるため、実施の形態1に係る薬剤用包装体10(図1参照)と同様の作用効果を得ることができる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3に係る薬剤用包装体について、図面に基づいて説明する。なお、図6においては、図1と同じ構成のものは同符号を付して説明を省略する。
図6に示す本実施の形態3に係る薬剤用包装体12は、図1に示す薬剤用包装体10の変形例であり、第2の袋体30aの脆弱部33が、上端辺となる破断側の端辺32aの一部に形成されている。
本実施の形態3では、脆弱部33は、端辺32aの中央部より他方へ寄った位置から形成されている。そうすることで、服用者がカプセルCを取り出すときには、まず、服用者は、第1の方向F2から第2の方向F2に破断方向を変えたときに脆弱部33が位置するまで、第1の袋体20の脆弱部23から第1の方向F1に沿って第1の袋体20を破断する。次に、服用者は、第2の方向F2に破断方向を変えて、第2の袋体30aへ破断を進める。そして、破断が、第2の袋体30aの脆弱部33に進むことで、脆弱部33が端辺32aの一部しか形成されていない第2の袋体30aを開封することができる。
このように、第2の袋体30aの脆弱部33が、破断側の一部にしか形成されていないため、脆弱部33を外れて破断させようとすると、第2の袋体30aは開封し難くい状態である。従って、第1の方向F1から第2の方向F2へと破断方向を変更することを幼児が知っていても、第2の袋体30aの脆弱部33の位置が分かっていないと開封させることができない。そのため、幼児が開封方法を知っていれば容易に開封できるが、知らなければ開封の難度が増すため、薬剤用包装体12は、偶然に開封してしまうことを防止することができる。
なお、本実施の形態3では、第2の袋体30aの脆弱部33が、第1の袋体20の脆弱部23から反対側の端部に寄って、端辺32aの約1/4程度形成されていたが、1/2程度とすることも可能である。
また、第2の袋体30aの脆弱部33を、第1の袋体20の脆弱部23側に寄せたり、中央部のみに形成したりすることも可能である。
このとき、服用者には、脆弱部33の位置を案内するために、第1の袋体20に、案内文が表記されていてもよい。例えば、端辺32aの約1/4程度、脆弱部33が形成されている場合には「横に3/4以上切ってから縦に切ってください」とか、端辺32aの約1/2程度、脆弱部33が形成されている場合には「横に1/2以上切ってから縦に切ってください」とか表記する。そうすることで、服用者は開封の方法を知ることができる。
本実施の形態3に係る薬剤用包装体12を、実施の形態1に係る薬剤用包装体10の変形例として説明したが、実施の形態2に係る薬剤用包装体11を元に、第2の袋体30aの脆弱部33を、上端辺となる破断側の端辺32aの一部に形成してもよい。
本発明の薬剤用包装体および薬剤用包装体の製造方法は、幼児の誤飲を防止することができるため、市販される薬剤だけでなく、調剤薬局にて処方される薬剤にも用いることができる。
10,11,12 薬剤用包装体
20 第1の袋体
21 周縁部
22a 一方の側部
22b 他方の側部
22c 上部
23 脆弱部
24 収容部
25a 底辺
25b 上端
30,30a 第2の袋体
31 周縁部
32a,32b〜32d 端辺
33 脆弱部
34 底辺
40 包装体用フィルム
41 一方の端部
F1 第1の方向
F2 第2の方向
C カプセル

Claims (6)

  1. 一方の側部に、開封のための脆弱部を有する第1の袋体と、
    前記第1の袋体の底部に配置され、薬剤が収容される第2の袋体とを備え、
    前記第1の袋体は、前記脆弱部から他方の側部に向う第1の方向に破断された後に、前記第1の方向と交差する第2の方向への破断により開封され、
    前記第2の袋体は、前記第2の方向からの破断により開封される薬剤用包装体。
  2. 前記第2の袋体は、破断側の端辺に脆弱部が形成された請求項1記載の薬剤用包装体。
  3. 前記脆弱部は、破断側の端辺の一部に形成された請求項2記載の薬剤用包装体。
  4. 前記第2の袋体は、前記第1の袋体と別体として、前記第1の袋体の内部に配置された請求項1から3のいずれかの項に記載の薬剤用包装体。
  5. 前記第2の袋体は、前記第2の袋体の底辺が前記第1の袋体の底辺と連続的に接続され、前記第1の袋体の内部に重ねあわせた状態で配置された請求項1から3のいずれかの項に記載の薬剤用包装体。
  6. 第1の袋体および前記第1の袋体の内部に収納され、薬剤が収容される第2の袋体となる一枚の帯状の包装体用フィルムを準備する工程と、
    前記一枚の帯状の包装体用フィルムの一方の端部を折り返して重ね合わせることで薬剤を収納した前記第2の袋体を形成する工程と、
    前記第2の袋体を他方側に折り返す工程と、
    前記帯状の包装体用フィルムの他方の端部を前記第2の袋体に重ねように折り返して前記第1の袋体を形成する工程とを含む薬剤用包装体の製造方法。
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