JP6254167B2 - 滅菌剤検査装置 - Google Patents

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Description

本開示は、滅菌サイクルの非凝縮ガス除去段階の有効性及び/又は蒸気滅菌剤の品質を測定するために蒸気滅菌器において使用される滅菌剤検査装置に関する。
滅菌器の滅菌チャンバにて実行され、医療用及び病院用の器具を滅菌するために用いられる滅菌プロセスは、環境条件の一定の組み合わせが滅菌器の滅菌チャンバ内で達成される場合にのみ有効となる。例えば、蒸気が滅菌剤として用いられるとき、滅菌プロセスの目的は、適当な品質でありかつ適温にある水蒸気を、滅菌されている物品の全表面と、適切な期間にわたって接触させることである。一部の蒸気滅菌器において、滅菌のプロセスは通常、滅菌サイクルの3つの主局面で実施される。第1の局面において、滅菌されている物品(すなわち処理されている負荷)内に閉じ込められた空気が除去される。第2の局面は滅菌段階であり、この滅菌段階では、適切な滅菌を達成することで知られる、周知の時間と温度との組み合わせにおいて、負荷が加圧下で蒸気に暴露される。第3の局面は乾燥局面であり、この乾燥局面では、最初の2つの局面の間に形成された凝縮物が、チャンバを排気することによって除去される。
滅菌チャンバからの空気除去は、多数の方式で達成され得る。例えば、重力式蒸気滅菌器においては重力変位の原理が利用され、ここでは、チャンバの上部に侵入する蒸気が空気を変位させ、その空気はチャンバの下部の弁を通じて脱出する。他方で、予備真空型の蒸気滅菌器においては、チャンバの強排気によって、又は減圧下及び/若しくは過圧下のいずれかにおける排気と蒸気注入との組み合わせによって、空気が除去される。
サイクルの空気除去局面の間に滅菌チャンバから除去されない空気、又は例えば欠陥のあるガスケット、弁若しくはシールが原因で減圧段階の間にチャンバの中へと漏出する空気が、滅菌されている負荷内に空気ポケットを形成し得る。同様に、滅菌チャンバ内に存在するか、又はチャンバに供給される蒸気に含まれて運搬される非凝縮ガス(本開示の状況においては、滅菌剤の沸点よりも低い沸点を有するガスを意味する)が、負荷内にガスポケットを形成し得る。これらの空気又はガスポケットは、蒸気の浸透に対する障壁を生じさせ、それによって適当な滅菌状態が負荷の全表面に対して達成されるのを妨げることになる。このことは特に、病院用のリネン又は織物などの多孔質材料が滅菌されているときに当てはまるが、それは、空気又はガスポケットが、そのような材料の内部層に蒸気が浸透するのを妨げるからである。
その結果、適当な滅菌が生じないことがある。したがって、滅菌サイクルの有効性又は効果を判断することができ、また特に、滅菌サイクルの非凝縮ガス除去段階の有効性及び/又は水蒸気滅菌剤の品質を判断することができる装置が必要とされている。
多孔質負荷の蒸気滅菌サイクルの空気除去局面の間に空気除去の効果を評価するための、及び/又は非凝縮ガスの有無を試験するための、一般的に利用されている1つの手順が、ボウィー・ディック試験として知られている。典型的なボウィー・ディック試験パックは基本的に、特定の寸法に折り畳まれた、新たに洗濯されたタオルの積み重ねからなるものであり、化学的インジケータシートが積み重ねの中心に置かれる。化学的インジケータ試験シートは、滅菌プロセスに曝されると、ある明瞭な色から別の色への、例えば初期の白色から最終的な黒色への視覚的変化を起こす。滅菌器内の空気除去が不十分である場合、又はプロセスの間に非凝縮ガスが十分な量で存在する場合、空気/ガスポケットが積み重ねの中心に形成され、それによって蒸気が蒸気反応性の化学的インジケータ試験シートと接触するのを妨げることになる。蒸気が不適当に浸透する結果、化学的インジケータ試験シートの表面全体に色が不均一に発現する。したがって、空気/ガスポケットの存在は、適当な蒸気の浸透を示す完全な又は均一な色の変化をインジケータが起こすことができないということによって記録されることになる。
滅菌サイクルの効果に関する情報を提供するために、生物学的インジケータもまた使用され得る。滅菌サイクルを監視するか又は制御して適切な滅菌条件が得られるようにするために、パラメトリックモニタリングもまた用いられてきた。例えば、米国特許第4,865,814号において、マイクロプロセッサを有する自動滅菌器が開示されており、このマイクロプロセッサは、滅菌チャンバ内部の温度レベルと圧力レベルの両方を監視し、タイマーを開始する前に圧力と温度の両方を所定レベルに到達させるように加熱器を制御するものである。タイマーが開始されると、そのタイマーは、圧力レベル又は温度レベルが所定の最低値未満に降下した場合に停止される。飽和蒸気が密閉チャンバに封じ込められているとき、飽和蒸気の圧力変数と温度変数は、相互に依存する変数であることが既知であるので、これら2つの変数を監視することにより、適切な条件が滅菌サイクルの間に維持されるようにすることができる。
滅菌チャンバ自体の中の環境条件を監視することが望ましいが、滅菌されている実際の負荷の中又はそのような負荷を表す試験パック(ボウィー・ディック試験パックなど)の中の環境条件を監視できることがより望ましいと一般に考えられる。しかしながら、通常のボウィー・ディック試験パックは多くの欠点を呈している。ボウィー・ディック試験パックは事前に組み立てられないので、滅菌器の性能を監視するためにその手順が用いられるたびに構成されなければならない。ボウィー・ディック試験パックの準備、組立、及び使用は時間を浪費すると共に厄介なものであり、更には、洗濯、事前の加湿、タオルの厚さと損耗、及び使用されるタオルの枚数など、様々な要因によって試験結果が異なる。
したがって、これらの制約を克服するために、代替的な滅菌器試験システムが開発されてきた。例えば、国際公開第97/12637号には、滅菌サイクルの空気除去段階の有効性を判断するための、滅菌器で使用する滅菌剤検査装置が開示されている。この装置は、断熱材料のチューブであって、チューブのボアが、一方の端部では滅菌剤を入れるために開放され、もう一方の端部では閉鎖されている自由空間を画定する、チューブと、チューブの長さ方向に沿って、チューブの周りに配置された複数の熱伝導性の集合体であって、互いに熱的に分離されている、集合体と、チューブと断熱性の集合体とを囲繞する断熱材とを備え、それにより、水分がボアの壁上で凝縮する結果、空気及び/又は非凝縮ガスが自由空間内に集積することで、滅菌サイクル中に滅菌剤がチューブのボアに沿って浸透することが抑止される。
国際公開第97/12637号で提案されている断熱材料は、液晶ポリマー(LCP)から、好ましくは25重量%のグラファイト含有量を備えた、完全な芳香族コポリエステルから作製されている。そのようなLCPチューブは望ましくは商業利用に最適化され得るという事実にもかかわらず、それらは完全ではない。例えば、LCPチューブは通常、ダイカストされるので、異方性の熱伝導性を示し、LCPチューブの縦軸に沿った熱伝導性は、径方向に沿ったものより高くなる。これによって結果が歪められることがあるが、それは、チューブの所与の位置における温度がこのようにして前記位置の蒸気温度だけでなく、チューブに沿って縦方向に変位した位置から前記位置への熱輸送にも依存するからである。更に、LCPは他の材料よりも取扱いが困難である。特に、LCPを用いると、試験結果の高水準の再現性を確実にもたらすことがきわめて困難となる。最後に、一方ではLCPの、他方では熱伝導性の集合体の熱伝導性材料の膨張/収縮の比率が非常に異なる。したがって、膨張/収縮のこれらの異なる比率に適応するために、熱伝導性の集合体の比較的、複雑な設計が求められる。通常、前記設計は、2つのばねクリップによって互いに保持される2つの半部からなる。
したがって、先行技術の上記の欠点を克服する、蒸気滅菌器において使用される改善された滅菌剤検査装置が依然として求められている。
本開示は、滅菌サイクルの非凝縮ガス除去段階の有効性及び/又は蒸気滅菌剤の品質を非凝縮ガスの含有量に関連して判断するために蒸気滅菌器において使用される滅菌剤検査装置を提供するものである。本開示の状況において、「非凝縮ガス」という用語は一般に、数分の1ずつの種々のガスからなるガスを包含し、滅菌剤の沸点よりも低い沸点を有するガスを指す。この装置は、一方の端部では滅菌剤を入れるために開放され、もう一方の端部では閉鎖されている自由空間を画定する内部ボアを有する金属チューブと、そのチューブの周りに配置された1つ又は複数の熱負荷とを備える。
予想外にも、金属で作製されたチューブが既知のLCPチューブよりもはるかに優れていることが判明した。ほとんどの金属の熱伝導率はLCPの熱伝導率よりも高いが、熱通過は有利にも好都合なものとなることが判明した。更に、金属のほとんどの材料特性、特に熱伝導性は、ダイキャストLCPの熱伝導性よりも等方性が高い。したがって、チューブの縦軸に沿った熱伝達は、決定的な特徴と見なされるが、LCPチューブの場合と比べて、金属チューブの場合に、より小さくなり得る。更に、所望されかつ/又は必要とされる場合、熱通過は、例えば金属チューブの肉厚を調節することによって、容易にかつ十分に最適化され得る。加えて、ほとんどの金属は、比較的安価であり、取扱いが容易である。特に、金属チューブでは、高水準の再生産性が難なく確実に達成され得る。
好ましい実施形態において、金属チューブは、30Wm−1−1(ワット毎メートル・ケルビン)以下、好ましくは25Wm−1−1以下、より好ましくは20Wm−1−1以下の熱伝導率を有する。したがって、そのような熱伝導率は、金属チューブの長さ方向に沿った熱伝達を原因とするアーチファクトの最小化又は排除を促進する。
金属チューブが、2Wm−1−1超、より好ましくは4Wm−1−1超の熱伝導率を有することが更に好まれる。ここで、そのような熱伝導率は好都合にも、凝縮の間に発生した熱を熱負荷へと径方向に輸送するのを促進する。
好ましくは、金属チューブは、15cm以下、より好ましくは12cm以下、更に好ましくは10cm以下の長さを有する。
好都合には、金属チューブは、2mm以下、好ましくは1.5mm以下、より好ましくは1mm以下の、最も好ましくは0.5mm以下の肉厚を有する中空円筒である。
好都合には、金属チューブは、2mm〜12mm、好ましくは3.5mm〜10.5mm、より好ましくは5mm〜8mm(端点を含む)のボア径を有する。
好都合には、金属チューブは肉厚とボアを含めて、210mm以下、より好ましくは170mm以下、更に好ましくは140mm以下の横断面積を有し得る。
好ましくは、金属チューブの材料特性、特に熱伝導性は、基本的に等方性である。チューブの縦軸線に沿った熱伝導率が、径方向における熱伝導性の120%、好ましくは110%、より好ましくは105%を超えないことが好まれる。
好ましくは、金属チューブは、ステンレス鋼、錆のない鋼、CrNi含有鋼、チタン、及びチタン合金のうちの1種類又はそれらの組み合わせを含む。
負荷は好ましくはボアを有する。望ましくは、負荷のボアの寸法及び形状は、金属チューブの外側の寸法及び形状に概ね対応する。これにより、チューブと1つ以上の負荷との間に、明確な熱伝達がもたらされる。好ましくは、1つ若しくは複数の負荷のボア及び/又はその1つ若しくは複数の負荷のボアの表面は、金属チューブと間欠的にのみ接触するように形成され得る。これにより、望ましくは、チューブと負荷との間の熱伝達量の制御及び最適化を向上させることができる。例えば、1つ以上の負荷のボアの表面は、横方向又は縦方向に延びる少なくとも1つの溝、好ましくは、横方向及び/又は縦方向に延びる少なくとも2つ以上の溝を備えてもよく、それらの溝は好ましくは、互いから等距離に離間される。本質的に、熱伝達はその場合、溝が存在しない、負荷とチューブとの間の間欠的接点でのみ生じる。
それに代わってあるいはそれに加えて、断熱材料の箔又はシートがチューブと1つ以上の負荷との間に設けられてもよい。そのような箔又はシートは、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリアクリロニトリル、カプトン、ポリウレタン、ポリアミド、ポリイミド、ポリエーテルイミド、PTFE、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、エポキシ樹脂、ポリメタクリル酸メチル、ポリエチレン、及びポリスチレンのうちの1種類又はそれらの組み合わせを含む材料を含み得る。そのような箔又はシートの使用によって更に、チューブと1つ以上の負荷との間に明確な熱伝達をもたらすこと、及び/又はチューブと1つ以上の負荷との間の熱伝達の量を制御若しくは最適化することが支援される。箔又はシートは好ましくは、チューブの熱伝導率よりも低い熱伝導率を有する材料を含む。そのような材料は、5Wm−1−1以下、より好ましくは1Wm−1−1以下の熱伝達率を有し得る。チューブと1つ以上の負荷との間の熱結合を調節するために、箔又はシートは好都合にも、複数の穴及び/又は切込みを備え得る。
負荷は好ましくは、円筒、特にボアを備えた円筒に実質的に対応する形状を有する。好ましい実施形態において、1つ以上の負荷の円筒は、円筒の外部表面から円筒のボアへと延びる径方向スリットを備える。ボアへのそのような径方向スリットは、チューブの周りに負荷を装着するのを容易にし得る。それに加えてあるいはそれに代わって、1つ以上の負荷の円筒は望ましくは、円筒の外部表面から円筒のボアに向かって延びる(ただし到達はしない)少なくとも1つの径方向スリット、又は好ましくは少なくとも2つの径方向スリットを備え得る。2つ以上の径方向スリットを有する実施形態の場合、望ましくは、それらの径方向スロットは互いから等距離に離間される。それらの1つ以上のスリットを圧迫することによって円筒材料が撓曲し得るので、径方向スリットは有利にも、負荷の柔軟性を向上させ得る。したがって、膨張/収縮の種々の比率が望ましくは適応され得る。
負荷は、好ましくは25℃で0.5Jg−1−1以上、より好ましくは0.7Jg−1−1以上、更に好ましくは0.85Jg−1−1以上の熱容量を有する。
1つ以上の負荷がアルミニウムを含むか、又はアルミニウムから作製されることが好まれる。
好ましい実施形態によれば、金属チューブの開放端部はテーパ状である。これにより、チューブのボア内の凝縮蒸気を除去することが容易となり得る。
以下の図を参照して、本開示の好ましい実施形態を更に明確にする。
本開示による滅菌剤検査装置の例示的な実施形態の斜視部分断面図を示している。 図1に示す実施形態の部分側断面図を示している。 本開示による熱負荷の種々の例示的な実施形態を示している。 本開示による熱負荷の種々の例示的な実施形態を示している。 本開示による熱負荷の種々の例示的な実施形態を示している。 本開示による熱負荷の種々の例示的な実施形態を示している。
図1は、本開示による蒸気滅菌器において使用される滅菌剤検査装置の好ましい実施形態の斜視断面図を示しており、図2はその実施形態の部分側断面図を示している。滅菌剤検査装置は、滅菌サイクルの非凝縮ガス除去段階の有効性及び/又は蒸気滅菌剤の品質を非凝縮ガスの含有量に関連して判断するように適合されている。この装置は、内部ボア2(図2を参照)を有する金属チューブ1を備えている。金属チューブ1の内部ボア2は自由空間を画定し、その自由空間は、開放端部8(図2を参照)では滅菌剤を入れるために開放され、他の閉鎖端部11(図2を参照)では閉鎖されている。この装置は、チューブ1の周りに配置された1つ以上の熱負荷3を更に備えている。
図1の特定的な実施形態において、2つの熱負荷3が示されている。図1に示す例示的な実施形態において、各熱負荷3には、個々の温度センサ9が設けられている。しかしながら、単に1つの熱負荷に、この場合は望ましくは金属チューブの閉鎖端部の近くの熱負荷に、単一の温度センサを設けるだけで十分となることもある。3つ以上の熱負荷が設けられる場合、それらの熱負荷のうちの1つ以上が温度センサを備えてもよく、又は熱負荷の各々が温度センサを備えてもよい。
金属チューブ1、熱負荷3、及び温度センサ9は、基部12に装着されたハウジング10内に設けられている。ハウジングは、一般に蒸気に対する保護をもたらすものであり、通常、チューブの開放端部と反対側の、ハウジングの端部は閉鎖される(図2を参照)。図1において、ハウジング10のこの閉鎖端部は、ハウジングの内部を観察するのを容易にするために、描かれていない。ハウジング10は、(外部)ハウジング10と金属チューブとの間の1つ以上の内部ハウジング13及び14と、負荷と、温度センサとを含み得る。これらの内部ハウジングは、金属チューブを外部環境から熱的に絶縁するように、また熱的な影響をチューブの開放端部の上方のみに制限するのを支援するように働き得る。通常、チューブの開放端部と反対側の、内部ハウジングの端部は閉鎖され(図2を参照)、ここでもまた観察の目的で、内部ハウジング13及び14の閉鎖端部は図1に示されていない。
図1及び2に示す例示的な実施形態において、金属チューブ1は中空円筒であり、2つの熱負荷3は、ボア4(図3aを参照)を備えた円筒に実質的に対応する形状を有している。熱負荷3のボア4の寸法及び形状は、金属チューブ1の外側の寸法及び形状に基本的に対応している。したがって、一方における熱負荷3のボア4の内部表面と、他方における金属チューブ1の外部表面との間の緊密な連結を達成することができ、この連結により、チューブと熱負荷との間で明確な熱伝達が可能となる。
滅菌サイクルにて使用する間、蒸気滅菌剤が金属チューブ1の開放端部8を通じて、金属チューブ1のボア2によって画定された自由空間の中へと侵入する。蒸気滅菌剤の一部分が、金属チューブ1のボア2の内部表面で凝縮し、このことが、凝縮熱を原因とする熱負荷3の温度上昇につながる。この温度上昇は、温度センサ9によって測定される。測定される温度上昇の大きさにより、金属チューブ1のボア2内で凝縮する蒸気の量を、またその結果として、金属チューブ1のボア2の上端部に形成される非凝縮ガスの体積を算出することが可能となる。凝縮した蒸気滅菌剤は、金属チューブ1の内部表面を下方に流れて、金属チューブ1の開放端部8に水滴を形成する。水滴が金属チューブ1の開放端部8の縁部から滴下するのを促進するために、図2に示すようなテーパ状の開放端部8が好まれる。テーパ状の端部により、凝縮水は、金属チューブ1のテーパ状の開放端部8の最下方端部へと排出され、またその最下方端部にて収集され、したがってより大きな水滴をより迅速に形成し、その水滴は次いで開放端部8の縁部から滴下することになる。
好ましくは、金属チューブは、30Wm−1−1以下、より好ましくは25Wm−1−1以下、最も好ましくは20Wm−1−1以下の低い熱伝導率を有する。金属チューブは好ましくは、2Wm−1−1超、より好ましくは4Wm−1−1超の熱伝導率を有する。金属チューブに好適な材料には、ステンレス鋼、錆のない鋼、CrNi含有鋼、チタン、及びチタン合金が挙げられる。
他方で熱負荷は、好ましくは25℃で0.5Jg−1−1以上、より好ましくは0.7Jg−1−1以上、更に好ましくは0.85Jg−1−1以上の大きな熱容量を有する。熱負荷に好適な例示的材料がアルミニウムである。
滅菌サイクルの非凝縮ガス除去段階の間、金属チューブ1及び熱負荷3は、種々の膨張/収縮の比率を示し得る。伴う応力に適応するために、熱負荷3の円筒は、円筒の外部表面から円筒のボア4へと延びる径方向スリット6(図1と、特に図3aを参照)を好ましくは備えている。そのようなスリットは、以下ではエンドツーエンドスリットと呼ばれる。認識されたいこととして、横断面のスライス面が、スリットによって形成された空隙を貫いて広がっているため、図示の実施形態におけるエンドツーエンドスリット6はしたがって図2では見ることができない。前記スリット6の膨張及び圧縮により、熱負荷3はわずかに撓曲する。図3aに示すように円筒の外部表面から円筒のボアへと延びる単一のスリットで十分なものとなり得るが、図3dに示すように円筒の外部表面から円筒のボア4に向かって延びる(ただしボア4まで延びるのではない)1つ以上の更なる径方向スリット7を設けることが望ましくなり得る。2つ以上の径方向スリットが存在する場合、好ましくはそれらのスロットは、互いに等距離で離間される。
負荷3のボア4及び/又は負荷3のボア4の表面が金属チューブ1と間欠的にのみ接触するように形成されることが更に好まれる。したがって、チューブと負荷との間の熱伝達の量は制御及び最適化され得る。例えば、負荷3のボア4の表面は、横方向又は縦方向に延びる少なくとも1つの溝5、好ましくは、図3bに示すような、横方向及び/又は縦方向に延びる2つ以上の溝5を備え得る。本質的に、熱伝達は、溝5が存在しない、負荷3とチューブ1との間の間欠的接点でのみ生じる。それに代わってあるいはそれに加えて、断熱材料の箔又はシート15が、図3cに示すように金属チューブ1と熱負荷3との間に設けられてもよい。
図3a〜3dに示す種々の態様が互いに組み合わされてもよい。例えば、図3bに示すような複数の溝5と図3dに示すような複数のスリット6が組み合わされてもよい。同様に、図3dに示すような複数のスリット6が、図3cに示すような断熱材料の箔又はシート15と組み合わされてもよい。同様に当業者に明らかとなることとして、溝及びスリットの個数及び形状は本発明の範囲から逸脱することなく変更され得る。更に、円筒状の熱負荷3が好まれるが、熱負荷3は必ずしも円筒状でなくてもよく、その横断面もまた、楕円状、六角形状、四角形状などであってもよい。
しかしながら、金属チューブを実質的に完全に囲繞する各熱負荷が、単一の一体部品として設けられることが好まれる(該当する場合、エンドツーエンドスリットは除く)。熱負荷は、まずチューブを冷却し、負荷を暖め、次いでその後、負荷をチューブの上にスライドさせ位置決めすることによって、チューブの上に装着され得る。それに代わって、また更に好都合には、熱負荷は上述のようなエンドツーエンドスリットを備えてもよい。単純な楔を用いて、エンドツーエンドスリット(例えば図3aに示すスリット6)はわずかに広げられ、それによって熱負荷の内部ボアの直径を増加させ得る。熱負荷は次いで、金属チューブに被せて容易に滑らされ得る。負荷が金属チューブのほどよい高さに位置決めされると、楔が取り外され、それによって熱負荷のボアの内径を減少させることができ、したがって、これによって金属チューブの外部表面が緊密に囲い込まれ得る。単一の一体部品からなる、そのような熱負荷は、先行技術で知られている熱負荷よりも容易に装着され得る。装着の容易さ、特に装着の間の楔を用いた展開は、上述のように、熱負荷の外側からボアへと、1つ以上の径方向スリットを設けることによって更に促進され得る。発明の実施態様の一部を以下の項目[1]−[23]に記載する。
[1]
滅菌サイクルの非凝縮ガス除去段階の有効性及び/又は蒸気滅菌剤の品質を非凝縮ガスの含有量に関連して判断するために蒸気滅菌器において使用される滅菌剤検査装置であって、
一方の端部では滅菌剤を入れるために開放され、もう一方の端部では閉鎖されている自由空間を画定するボア(2)を有する金属チューブ(1)と、
前記チューブ(1)の周りに配置された少なくとも1つの熱負荷(3)と、を備える、滅菌剤検査装置。
[2]
前記金属チューブ(1)は、
30Wm −1 −1 以下、好ましくは25Wm −1 −1 以下、より好ましくは20Wm −1 −1 以下の熱伝導率を有する、項目1に記載の装置。
[3]
前記金属チューブ(1)は、
2Wm −1 −1 以上、好ましくは4Wm −1 −1 以上の熱伝導率を有する、項目2に記載の装置。
[4]
前記金属チューブ(1)は、15cm以下、好ましくは12cm以下、より好ましくは10cm以下の長さを有する、項目1〜3のいずれかに記載の装置。
[5]
前記金属チューブは、2mm以下、好ましくは1.5mm以下、より好ましくは1mm以下、更に好ましくは0.5mm以下の肉厚を有する中空円筒である、項目1〜4のいずれかに記載の装置。
[6]
前記金属チューブの前記ボアは、2mm〜12mm、好ましくは3.5mm〜10.5mm、より好ましくは5mm〜8mmの穴径を有する、項目1〜5のいずれかに記載の装置。
[7]
前記金属チューブの横断面は、210mm 以下、好ましくは170mm 以下、より好ましくは140mm 以下の面積を有する、項目1〜6のいずれかに記載の装置。
[8]
前記金属チューブの材料特性は、特に熱伝導性において、基本的に等方性である、項目1〜7のいずれかに記載の装置。
[9]
前記金属チューブは、ステンレス鋼、錆のない鋼、CrNi含有鋼、チタン、及びチタン合金から選択される1種類以上を備える、項目1〜8のいずれかに記載の装置。
[10]
前記少なくとも1つの負荷(3)は、ボア(4)を有する、項目1〜9のいずれかに記載の装置。
[11]
前記負荷の前記ボア(4)の寸法及び形状は、前記金属チューブ(1)の外側の寸法及び形状に概ね対応する、項目10に記載の装置。
[12]
前記少なくとも1つの負荷(3)の前記ボア(4)及び/又は前記少なくとも1つの負荷の前記ボアの表面は、前記金属チューブ(1)と間欠的に接触するように形成される、項目10又は11に記載の装置。
[13]
前記少なくとも1つの負荷(3)の前記ボア(4)の表面は、横方向又は縦方向に延びる少なくとも1つの溝(5)、好ましくは、横方向及び/又は縦方向に延びる少なくとも2つの溝(5)を備え、前記溝(5)は好ましくは互いから等距離に離間している、項目10〜12のいずれかに記載の装置。
[14]
前記少なくとも1つの負荷(3)は、円筒に実質的に対応する形状を有する、項目10〜13のいずれかに記載の装置。
[15]
前記少なくとも1つの負荷(3)は、前記円筒の外部表面から前記円筒の前記ボア(4)に向かって延びる少なくとも1つの径方向スリット(6)を備える、項目14に記載の装置。
[16]
前記少なくとも1つの負荷(3)は2つ以上の径方向スリット(6)を備え、前記スリット(6)は互いに等距離に離間している、項目15に記載の装置。
[17]
断熱材料の箔又はシート(15)が、前記チューブと前記少なくとも1つの負荷との間に設けられる、項目1〜16のいずれかに記載の装置。
[18]
前記箔又はシート(15)は、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリアクリロニトリル、カプトン、ポリウレタン、ポリアミド、ポリイミド、ポリエーテルイミド、PTFE、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、エポキシ樹脂、ポリメタクリル酸メチル、ポリエチレン、及びポリスチレンのうちの1種類又はそれらの組み合わせを含む、項目17に記載の装置。
[19]
前記箔又はシート(15)は、前記チューブの熱伝導率よりも低い熱伝導率を有する材料、好ましくは、5Wm −1 −1 以下、より好ましくは1Wm −1 −1 以下の熱伝導率を有する材料を含む、項目17又は18に記載の装置。
[20]
前記箔又はシート(15)は、前記チューブと前記少なくとも1つの負荷との間の熱結合を調節するために、複数の穴及び/又は切込みを備える、項目17〜19のいずれかに記載の装置。
[21]
前記少なくとも1つの負荷は、25℃で少なくとも0.5Jg −1 −1 、好ましくは少なくとも0.7Jg −1 −1 、より好ましくは少なくとも0.85Jg −1 −1 の熱容量を有する、項目1〜20のいずれかに記載の装置。
[22]
前記少なくとも1つの負荷は、アルミニウムを含むか又はアルミニウムからなる、項目1〜21のいずれかに記載の装置。
[23]
前記金属チューブの開放端部(8)はテーパ状である、項目1〜22のいずれかに記載の装置。

Claims (4)

  1. 滅菌サイクルの非凝縮ガス除去段階の有効性及び/又は蒸気滅菌剤の品質を非凝縮ガスの含有量に関連して判断するために蒸気滅菌器において使用される滅菌剤検査装置であって、
    一方の端部では滅菌剤を入れるために開放され、もう一方の端部では閉鎖されている自由空間を画定するボアを有する金属チューブと、
    前記チューブの周りに配置された少なくとも1つの熱負荷と、を備える、滅菌剤検査装置。
  2. 前記少なくとも1つの負荷は、25℃で少なくとも0.5Jg−1−1の熱容量を有する、請求項1に記載の装置。
  3. 前記少なくとも1つの負荷は、アルミニウムを含むか又はアルミニウムからなる、請求項1又は2に記載の装置。
  4. 前記少なくとも1つの負荷は、ボアと、外部表面から前記ボアに向かって延びる少なくとも1つの径方向スリットを備える、請求項1乃至3の何れか1項に記載の装置。
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