JP6253405B2 - 滴下容器 - Google Patents

滴下容器 Download PDF

Info

Publication number
JP6253405B2
JP6253405B2 JP2013272963A JP2013272963A JP6253405B2 JP 6253405 B2 JP6253405 B2 JP 6253405B2 JP 2013272963 A JP2013272963 A JP 2013272963A JP 2013272963 A JP2013272963 A JP 2013272963A JP 6253405 B2 JP6253405 B2 JP 6253405B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
movable member
container
distal end
end surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013272963A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015127209A (ja
Inventor
古原 裕嗣
裕嗣 古原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority to JP2013272963A priority Critical patent/JP6253405B2/ja
Publication of JP2015127209A publication Critical patent/JP2015127209A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6253405B2 publication Critical patent/JP6253405B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Description

本発明は、ボトル状を成す容器本体を倒立させ、該容器本体の口部に固定された中栓の注出筒を通じて注出させた内容液を、該注出筒の先端面から滴下させる滴下容器に関し、特に、内容液の滴下量の変更を可能ならしめようとするものである。
従来、例えば目薬などを内容液とする滴下容器として、例えば特許文献1には、口部、胴部及び底部を有するボトル状を成すと共に内容液を収納した容器本体と、該容器本体の口部に固定され、該口部から起立する注出筒を有する中栓とを備え、容器本体を倒立させ、注出筒を通じて注出させた内容液を該注出筒の先端面から滴下させる滴下容器が示されている。
特開2006−240624号公報
ところで、このような滴下容器を、例えば目薬用容器として用いる場合には、使用者によって必要とされる点眼量に違いがあることから、滴下させる内容液の滴状一粒当りの大きさ(滴下量)を適度に変更できれば都合が良い。
本発明は、前記の現状に鑑み開発されたもので、例えば目薬などの内容液の滴下量を変更することができる滴下容器を提供することを目的とする。
すなわち、本発明の要旨構成は以下のとおりである。
1.口部、胴部及び底部を有するボトル状を成すと共に内容液を収納した容器本体と、該容器本体の口部に固定され、該口部から起立する注出筒を有する中栓とを備え、前記容器本体を倒立させ、前記注出筒を通じて注出させた内容液を該注出筒の先端面から滴下させる滴下容器において、
前記注出筒の外周面に内周面を当接させた外筒を有すると共に、前記容器本体の口部に前記注出筒の軸線方向に沿って進退可能に装着された可動部材と、前記容器本体に着脱可能に設けられ、該容器本体への装着状態にて、前記容器本体の口部、前記中栓及び前記可動部材を被覆するオーバーキャップとを備え、
前記可動部材は、該可動部材の後退にて、前記注出筒の先端面を前記外筒の先端面から突出させて、前記注出筒の先端面からの内容液の滴下を可能とする一方、該可動部材の前進にて、前記外筒の先端面を前記注出筒の先端面から突出させて、前記外筒の先端面からの内容液の滴下を可能とし、
前記オーバーキャップは、前記注出筒の内周面に気密に嵌合する注出筒封止面と、前記可動部材の前進時に、前記外筒の内周面に気密に嵌合する外筒封止面とが形成された封止体を有することを特徴とする滴下容器。
本発明によれば、注出筒の外周面に内周面を当接させた外筒を、可動部材の後退に伴って後退させることで、注出筒の先端面を外筒の先端面から突出させて、注出筒の先端面からの内容液の滴下を可能とする一方、可動部材を前進に伴って外筒を前進させることで、外筒の先端面を注出筒の先端面から突出させて、外筒の先端面からの内容液の滴下を可能とすることができる。
したがって、本発明によれば、例えば目薬などの内容液の滴下量を変更することができる滴下容器を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る滴下容器を可動部材の後退状態で示す図であり、(a)は不使用時の一部断面側面図、(b)は内容液の滴状形成時の一部断面側面図である。 図1の滴下容器を可動部材の前進状態で示す図であり、(a)は不使用時の一部断面側面図、(b)は内容液の滴状形成時の一部断面側面図である。
以下、図1〜図2を参照して、本発明の一実施形態に係る滴下容器について詳細に例示説明する。
図1(a)に示すように、本実施形態に係る滴下容器1は、容器本体20と、中栓30と、可動部材40と、オーバーキャップ50とを備える。容器本体20は、例えばPETやポリエチレンなどからなり、口部21、胴部22及び底部23を有するボトル状を成すと共に、例えば目薬などの内容液を収納している。胴部22には、押圧変形の容易な押圧部22aが形成されている。
容器本体20の口部21の下端部には、下方に向って拡径する段部21aが形成されている。段部21aの外周面には、オーバーキャップ50に係止する係止突起21bが周設されている。口部21の段部21aより上方における外周面には、可動部材40の抜け止め用の鍔部21cが形成されている。口部21の鍔部21cより上方における外周面には、雄ねじ部24が形成されている。
中栓30は、容器本体20の口部21の内周面に嵌合により固定される固定筒31と、固定筒31の上端から径方向外側に突出すると共に口部21上端面に当接するフランジ32と、フランジ32の上面において口部21から起立する注出筒33とを有する。注出筒33の内周面と固定筒31の内周面とは互いにつながり、容器本体20の内容液の収納空間と連通する流路Rを形成している。なお、固定筒31の内周面下端部には、内容液の流通を制限する絞り部Tが形成されている。
可動部材40は、内周面に雌ねじ部41が形成された装着筒42を有する。装着筒42の下端縁には、可動部材40を回転させて、雄ねじ部24及び雌ねじ部41の作用により、図2(a)に示すように、可動部材40を注出筒33の軸線O方向に沿って上方へ移動(すなわち、前進)させた際に、口部21の鍔部21cに係合して可動部材40を抜け止め保持する係止突起42aが周設されている。装着筒42の上端には、内向きフランジを介して、注出筒33の外周面に内周面を当接させた外筒43が立設されている。
可動部材40は、該可動部材40の後退にて、図1(a)に示したように、注出筒33の先端面33aを外筒43の先端面43aから突出させる一方、該可動部材40の前進にて、図2(a)に示したように、外筒43の先端面43aを注出筒33の先端面33aから突出させるように構成されている。
オーバーキャップ50は、容器本体20に着脱可能に設けられ、容器本体20への装着状態にて、容器本体20の口部21、中栓30及び可動部材40を被覆するように構成されている。具体的には、オーバーキャップ50は、筒壁51と、筒壁51の上端を覆う頂壁52とを有する。筒壁51の下端縁には、容器本体20の段部21aに形成された係止突起21bに係止可能な係止突起51aが周設されている。頂壁52の下面には、注出筒33の内周面に気密に嵌合する注出筒封止面53aと、可動部材40の前進時に、外筒43の内周面に気密に嵌合する外筒封止面53bとを有する封止体53が垂設されている。
かかる構成によれば、図1(a)に示したように、可動部材40の後退状態にて、オーバーキャップ50を装着させた不使用時においては、オーバーキャップ50で容器本体20の口部21、中栓30及び可動部材40を被覆すると共に、オーバーキャップ50の封止体53の注出筒封止面53aを注出筒33の内周面に気密に嵌合させることにより、空気中の塵や雑菌などが注出筒33を通じて容器本体20内に侵入したり、注出筒33の内周面に付着することを有効に防止することができる。
また、図1(b)に示すように、可動部材40の後退状態にて、オーバーキャップ50(前掲図1(a)参照)を取り外し、容器本体20を倒立させ、胴部22の押圧部22aを押圧することにより、注出筒33を通じて内容液を注出させ、注出筒33の先端面33aに滴状dを形成し、該滴状dを注出筒33の先端面33aから滴下させることができる。
さらに、図2(a)に示したように、可動部材40の前進状態にて、オーバーキャップ50を装着させた不使用時においては、オーバーキャップ50で容器本体20の口部21、中栓30及び可動部材40を被覆すると共に、オーバーキャップ50の封止体53の注出筒封止面53aを注出筒33の内周面に気密に嵌合させ、外筒封止面53bを外筒43の内周面に気密に嵌合させることにより、空気中の塵や雑菌などが注出筒33を通じて容器本体20内に侵入したり、注出筒33や外筒43の内周面に付着することを有効に防止することができる。
また、図2(b)に示すように、可動部材40の前進状態にて、オーバーキャップ50(前掲図2(a)参照)を取り外し、容器本体20を倒立させ、胴部22の押圧部22aを押圧することにより、注出筒33及び外筒43を通じて内容液を注出させ、外筒43の先端面43aに、より大粒の滴状dを形成し、該滴状dを外筒43の先端面43aから滴下させることができる。
以上のように、本実施形態によれば、可動部材40の進退状態に応じて、例えば目薬などの内容液の滴下量を変更することができる。
上述したところは、本発明の一実施形態を示したにすぎず、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。例えば、容器本体20の胴部22には押圧変形の容易な押圧部22aが形成されるものとして説明したが、押圧部22aをより押圧変形し易くするために、押圧部22aをドーム状に形成したり、押圧部22aをゴム等の軟材質で形成したりすることもできる。また、押圧部22aに代えて、例えば、外気を容器本体内に圧送して容器本体内の内容液を注出筒を通じて吐出させるポンプ機構を設けることもできる。さらに、容器本体20として、例えば、内層体と外層体とを積層させて構成され、内層体のみを減容変形させて内容液を注出させる積層容器(デラミ容器とも言う)を用いてもよい。
1 滴下容器
20 容器本体
21 口部
21a 段部
21b 係止突起
21c 鍔部
22 胴部
22a 押圧部
23 底部
24 雄ねじ部
30 中栓
31 固定筒
32 フランジ
33 注出筒
33a 注出筒の先端面
40 可動部材
41 雌ねじ部
42 装着筒
42a 係止突起
43 外筒
43a 外筒の先端面
50 オーバーキャップ
51 筒壁
51a 係止突起
52 頂壁
53 封止体
53a 注出筒封止面
53b 外筒封止面
R 流路
T 絞り部
O 軸線
d 滴状

Claims (1)

  1. 口部、胴部及び底部を有するボトル状を成すと共に内容液を収納した容器本体と、該容器本体の口部に固定され、該口部から起立する注出筒を有する中栓とを備え、前記容器本体を倒立させ、前記注出筒を通じて注出させた内容液を該注出筒の先端面から滴下させる滴下容器において、
    前記注出筒の外周面に内周面を当接させた外筒を有すると共に、前記容器本体の口部に前記注出筒の軸線方向に沿って進退可能に装着された可動部材と、前記容器本体に着脱可能に設けられ、該容器本体への装着状態にて、前記容器本体の口部、前記中栓及び前記可動部材を被覆するオーバーキャップとを備え、
    前記可動部材は、該可動部材の後退にて、前記注出筒の先端面を前記外筒の先端面から突出させて、前記注出筒の先端面からの内容液の滴下を可能とする一方、該可動部材の前進にて、前記外筒の先端面を前記注出筒の先端面から突出させて、前記外筒の先端面からの内容液の滴下を可能とし、
    前記オーバーキャップは、前記注出筒の内周面に気密に嵌合する注出筒封止面と、前記可動部材の前進時に、前記外筒の内周面に気密に嵌合する外筒封止面とが形成された封止体を有することを特徴とする滴下容器。
JP2013272963A 2013-12-27 2013-12-27 滴下容器 Active JP6253405B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013272963A JP6253405B2 (ja) 2013-12-27 2013-12-27 滴下容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013272963A JP6253405B2 (ja) 2013-12-27 2013-12-27 滴下容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015127209A JP2015127209A (ja) 2015-07-09
JP6253405B2 true JP6253405B2 (ja) 2017-12-27

Family

ID=53837416

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013272963A Active JP6253405B2 (ja) 2013-12-27 2013-12-27 滴下容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6253405B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS585449U (ja) * 1981-07-02 1983-01-13 株式会社吉野工業所 点滴容器
JPH0451181Y2 (ja) * 1986-03-12 1992-12-02
JPH0644832Y2 (ja) * 1988-11-28 1994-11-16 株式会社吉野工業所 チューブ容器
JP5210961B2 (ja) * 2009-04-30 2013-06-12 株式会社吉野工業所 混合容器
KR101588487B1 (ko) * 2009-05-22 2016-01-25 오쓰까 세이야꾸 가부시키가이샤 점안 용기

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015127209A (ja) 2015-07-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6728371B2 (ja) 2つの内容物用の包装吐出装置を製造するための充填組立体
JP6164937B2 (ja) エアレス容器
JP6203633B2 (ja) 二重容器
JP5797585B2 (ja) 二重容器
JP6422287B2 (ja) 注出キャップ
JP5813580B2 (ja) 二重容器
JP6396192B2 (ja) 二重容器
JP6219240B2 (ja) 泡噴出容器
JP6253405B2 (ja) 滴下容器
JP2008162595A (ja) 詰め替え用容器
JP6173892B2 (ja) 二重容器
US20130292421A1 (en) Cosmetic container
JP2017043397A (ja) ノック式容器
JP6704655B2 (ja) 吐出容器
WO2014157693A1 (ja) 注出ポンプ及びそれを備えたポンプ付き容器並びに注出ポンプで用いる容器本体及び容器本体の口部材
JP6429708B2 (ja) スクイズフォーマー容器
JP6125955B2 (ja) ブロー成形二重容器
JP6359407B2 (ja) 吐出容器
JP6671240B2 (ja) 液体注出容器
JP5937022B2 (ja) 二重容器
JP5268862B2 (ja) ポンプ用レフィール容器
JP2008030831A (ja) 携帯用吐出器
JP6660765B2 (ja) ディスペンサー付き薄肉容器
JP5850500B2 (ja) 液体吐出器
JP6366466B2 (ja) 注出キャップ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160627

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170324

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170404

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170605

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171128

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171128

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6253405

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150