JP6252856B2 - コンクリートの均し施工可能時間の予測方法および予測装置 - Google Patents
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Description
まず、本発明に係るコンクリートの均し施工可能時間の予測方法の実施の形態について図1〜図8を参照しながら説明する。
次に、本発明の概略的手順について図1を参照しながら説明する。
図1に示すように、まず、コンクリートを打設し(ステップS1)、打設直後のコンクリートから発生するブリーディング水の発生量の測定を開始する(ステップS2)。この測定と同時に、打設直後のコンクリートの導電率の測定を開始する(ステップS5)。そして導電率の上昇を監視しておき(ステップS6)、導電率が降下を開始する降下開始時間を測定するようにする(ステップS7)。
次に、本発明の具体的手順について図2〜図8を参照しながら説明する。
次に、本発明に係るコンクリートの均し施工可能時間の予測装置の実施の形態について図9を参照しながら説明する。
12 ブリーディング水の発生量測定手段
14 導電率測定手段
16 ブリーディング水発生終了時間予測手段
18 均し施工可能時間予測手段
20 均し施工可能時間の範囲予測手段
Claims (8)
- コンクリートの表面を均すことができる均し施工可能時間を予測する方法であって、
打設直後の前記コンクリートから発生するブリーディング水の発生量と、前記コンクリートの導電率とを測定し、
前記導電率が降下を開始する降下開始時間の前に、前記ブリーディング水の発生量に基づいて、前記ブリーディング水の発生が終了する発生終了時間を予測し、
予測した前記ブリーディング水の発生終了時間および測定した前記導電率の降下開始時間を、あらかじめ把握してある均し施工可能時間と導電率の降下開始時間とブリーディング水の発生終了時間との関係に当てはめることで、均し施工可能時間を求めることを特徴とするコンクリートの均し施工可能時間の予測方法。 - 前記ブリーディング水の発生量に基づいて、前記ブリーディング水の発生速度の単位時間当たりの変化量を一次方程式で近似し、前記一次方程式を1回または2回積分して得られる二次方程式または三次方程式の特性値を求めることで、前記ブリーディング水の発生終了時間を予測することを特徴とする請求項1に記載のコンクリートの均し施工可能時間の予測方法。
- 前記関係は、均し施工可能時間と、導電率の降下開始時間をブリーディング水の発生終了時間で除した値との関係であることを特徴とする請求項1または2に記載のコンクリートの均し施工可能時間の予測方法。
- 求めた均し施工可能時間が、所定の施工条件で決まる均し施工可能時間の範囲にあるか、所定の施工条件で決まる均し施工可能時間の範囲を上回り、前記コンクリートの硬化を促進するための促進剤を前記コンクリートの表面に散布するべき範囲にあるか、所定の施工条件で決まる均し施工可能時間の範囲を下回り、前記コンクリートの硬化を遅延するための遅延剤を前記コンクリートの表面に散布するべき範囲にあるかを予測することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のコンクリートの均し施工可能時間の予測方法。
- コンクリートの表面を均すことができる均し施工可能時間を予測する装置であって、
打設直後の前記コンクリートから発生するブリーディング水の発生量を測定するブリーディング水の発生量測定手段と、
前記コンクリートの導電率を測定する導電率測定手段と、
前記導電率が降下を開始する降下開始時間の前に、前記ブリーディング水の発生量に基づいて、前記ブリーディング水の発生が終了する発生終了時間を予測するブリーディング水発生終了時間予測手段と、
予測した前記ブリーディング水の発生終了時間および測定した前記導電率の降下開始時間を、あらかじめ把握してある均し施工可能時間と導電率の降下開始時間とブリーディング水の発生終了時間との関係に当てはめることで、均し施工可能時間を求める均し施工可能時間予測手段とを備えることを特徴とするコンクリートの均し施工可能時間の予測装置。 - ブリーディング水発生終了時間予測手段は、前記ブリーディング水の発生量に基づいて、前記ブリーディング水の発生速度の単位時間当たりの変化量を一次方程式で近似し、前記一次方程式を1回または2回積分して得られる二次方程式または三次方程式の特性値を求めることで、前記ブリーディング水の発生終了時間を予測することを特徴とする請求項5に記載のコンクリートの均し施工可能時間の予測装置。
- 均し施工可能時間予測手段における前記関係は、均し施工可能時間と、導電率の降下開始時間をブリーディング水の発生終了時間で除した値との関係であることを特徴とする請求項5または6に記載のコンクリートの均し施工可能時間の予測装置。
- 求めた均し施工可能時間が、所定の施工条件で決まる均し施工可能時間の範囲にあるか、所定の施工条件で決まる均し施工可能時間の範囲を上回り、前記コンクリートの硬化を促進するための促進剤を前記コンクリートの表面に散布するべき範囲にあるか、所定の施工条件で決まる均し施工可能時間の範囲を下回り、前記コンクリートの硬化を遅延するための遅延剤を前記コンクリートの表面に散布するべき範囲にあるかを予測する均し施工可能時間の範囲予測手段をさらに備えることを特徴とする請求項5〜7のいずれか一つに記載のコンクリートの均し施工可能時間の予測装置。
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