JP6252318B2 - 電気炊飯器 - Google Patents

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Description

本願発明は、内鍋、例えば非金属鍋等の内鍋を用いた電気炊飯器であって、保護枠部分の蓄熱性と耐熱性を向上させるとともに、保護枠部分からの放熱を低減させてなる電気炊飯器の構造に関するものである。
最近、ご飯の炊き上がりをより良好にするために、例えば内鍋として非金属材料からなる土鍋を備えた電磁誘導加熱式の電気炊飯器が広く出回っている。
このような土鍋を備えた電気炊飯器は、土鍋自体が電磁誘導によって発熱しないため、土鍋の底部及び底部と側部との間の湾曲部に銀ペースト等の発熱体を設け、この発熱体を電磁誘導コイルから発生する磁界により誘導発熱させ、その熱を利用して土鍋内のご飯等を炊き上げている。
そして、炊飯器本体の一部である土鍋を収容可能に支持する内ケースの内底部分に円板状の遮熱プレートを設け、発熱体で発生した熱が下方へ伝搬するのを防止する電気炊飯器がすでに提案されている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、上記従来のものは、底部への遮熱機能は高いが、例えば底部と側部との間の湾曲部をも電磁誘導加熱するものでは、その箇所から外部への遮熱機能は十分ではなかった。そのような弊害を解決するものとして本出願人は、図13に示す電気炊飯器をすでに提案している。
図に示すようにこの電気炊飯器1は、炊飯器本体2及び蓋体3を有し、炊飯器本体2は、耐熱性樹脂からなる内ケース4と、内ケース4の外方で外殻を形成する外ケース5と、内ケース4及び外ケース5の上部を占める肩部材6を有してなる。
内ケース4は、下方に位置する皿状の第1保護枠4aと、上方に位置する筒状の第2保護枠4bとからなり、第1保護枠4a内には、皿状のセラミック製保護枠7を収容するとともに、第2保護枠4bの内側には側部ヒータ8を配設し、前記セラミック製保護枠7と側部ヒータ8との内側に形成される内側空間に土鍋9を収容する。さらに第2保護枠4bとセラミック製保護枠7との間にはシールパッキン10を配設してなる。なお、符号11は第1保護枠4aの湾曲部外周に設けられる側部コイル、12は土鍋9の湾曲部外周に設けられる側部発熱体である。
上記の構造により、セラミック製保護枠7により底部及び底部と側部との間の湾曲部から外方、即ち外ケース5側への熱の逃げを低減し、シールパッキン10により第2保護枠4bとセラミック製保護枠7の間から外方、即ち外ケース5側への熱の逃げを低減している(例えば、特許文献2参照)。
ところが、上記従来のものは、土鍋9の底部と側部との間の湾曲部を覆うような位置までしかセラミック製保護枠7が設けられていないとともに、セラミック製保護枠7の上方に別途側部ヒータ8を設けて土鍋9の側部を間接加熱するようにしているため、側部ヒータ8側から外方への熱の逃げを生じ、その分熱効率が低減する。そして、そのような放熱を低減しようとすると断熱性の高い材料で第2保護枠4bを作製する必要がありその分生産コストが高騰する。また、側部ヒータ8を別途設けているため、その組付けに手間を要する。
さらにシールパッキン10には、その上部内周部に土鍋9を位置決めするために内方に突き出た突部10aを有し、土鍋9の収容時にこの突部10aで土鍋9が内部空間の中央になるように位置決めしている。そのため土鍋9の収容時、セラミック製保護枠7の上部内周部に当接するシールパッキン10の先端部10bには、内方、即ち土鍋9方向への力が作用し、セラミック製保護枠7上部内周部との当接力が弱まったり、場合によっては一部で当接が解除する弊害が生じ、仮に一部でもそのような状態になると、その箇所の第2保護枠4bとセラミック製保護枠7の間から熱が外方へ逃げ、内ケース4外にある電気部品等に悪影響を及ぼす弊害が生じる。
特許第3336313号 特開2013−244107号
本願発明の目的は、このような従来の問題を解決することであり、より詳細には、側部からの熱の逃げをより低減してなるシール及び遮熱機能を有する電気炊飯器を提供することである。
上記目的を達成するため、本願発明は以下の構成を採用する。
請求項1に係る発明では、外壁を形成する外ケースと、前記外ケース内の内ケースと、前記内ケース内の非金属製保護枠と、前記非金属製保護枠内の内鍋と、前記内鍋上の蓋体と、を有する電気炊飯器であって、前記非金属製保護枠の上部内周部には前記内鍋の側部を加熱可能な発熱体を有し、前記非金属製保護枠の上方には弾性材からなる遮熱部材を有し、前記遮熱部材の下端部は、前記発熱体の上端部近傍で前記非金属製保護枠に当接する構成。なお、上記「発熱体の上端部近傍」は、発熱体の上端部の若干上方、上端部上及び上端部より若干下方を含む。
請求項2に係る発明では、前記遮熱部材は、リング状で、下方に垂下するスカート状リブと、前記スカート状リブの下方外周部から外方且つ斜め上方に伸びる傾斜リブとを有し、前記傾斜リブの先端部は、前記非金属製保護枠の上部内周部に当接する構成。
請求項3に係る発明では、前記遮熱部材は、リング状で、下方に垂下する内側スカート状リブと、下方にく字状に垂下する外側スカート状リブとを有し、前記内側スカート状リブの先端部は、前記非金属製保護枠の上部内周部に当接し、前記外側スカート状リブの先端部は、く字状の状態で前記非金属製保護枠の上部に当接する構成。
請求項4に係る発明では、前記遮熱部材は、リング状で、下方に垂下する円弧状のスカート状リブを有し、前記スカート状リブの先端部は、円弧状の状態で前記非金属製保護枠の上部に当接する構成。
請求項1に係る発明では、非金属製保護枠の上部内周部に内鍋の側部を加熱可能な発熱体を設け、非金属製保護枠の上方に弾性材からなる遮熱部材を設けて、遮熱部材の下端部を発熱体の上端部近傍で非金属製保護枠に当接することにより、土鍋等の内鍋の側部を電磁誘導加熱により適正に加熱制御することができるとともに、側部から外方への熱の逃げを低減することができる。
また、従来のように別途側部ヒータを組付ける手間が不要になりその分組付けを容易にすることができる。また、遮熱部材を発熱体の上端部近傍で非金属製保護枠の上部内周部に当接するため、発熱体からの輻射熱の全てを内鍋に直接伝えることができる。
請求項2に係る発明では、遮熱部材を、リング状で、下方に垂下するスカート状リブと、スカート状リブの下方外周部から外方且つ斜め上方に伸びる傾斜リブとで形成し、傾斜リブの先端部を非金属製保護枠の上部内周部に当接することにより、遮熱部材を非金属製保護枠により確実に当接することができ、肩部材と非金属製保護枠との間をより確実にシール及び遮熱することができる。
請求項3に係る発明では、遮熱部材を、リング状で、下方に垂下する内側スカート状リブと、下方にく字状に垂下する外側スカート状リブとで形成し、内側スカート状リブの先端部を非金属製保護枠の上部内周部に当接し、外側スカート状リブの先端部をく字状の状態で非金属製保護枠の上部に当接することにより、請求項2に係る発明と同様、遮熱部材を非金属製保護枠により確実に当接することができ、肩部材と非金属製保護枠との間をより確実にシール及び遮熱することができる。
請求項4に係る発明では、遮熱部材を、リング状で、下方に垂下する円弧状のスカート状リブで形成し、スカート状リブの先端部を円弧状の状態で非金属製保護枠の上部に当接することにより、請求項2、3に係る発明と同様、遮熱部材を非金属製保護枠により確実に当接することができ、肩部材と非金属製保護枠との間をより確実にシール及び遮熱することができる。
炊飯器本体の一部断面図 図1の土鍋収容時のA部拡大断面図 図1の土鍋非収容時のA部拡大断面図 炊飯器本体の一部斜視図 遮熱部材の断面図(図6の遮熱部材のB−B線断面図) 肩部材、肩ヒータ支持部材、遮熱部材等の分解斜視図 セラミック製保護枠、第1及び第2保護枠、ワークコイル等の分解斜視図 他の炊飯器本体の一部断面図 図8の土鍋収容時のC部拡大断面図 図8の土鍋非収容時のC部拡大断面図 さらに他の炊飯器本体の一部断面図 電気炊飯器のシフト機構の概略を示す斜視図 従来の電気炊飯器の一部断面図
以下、添付の図面を参照して、本願発明の実施例について非金属鍋である土鍋及び土鍋を位置決めするためのシフト機構を有し、更に圧力式の電気炊飯器を用いて説明する。図1は、本願発明の炊飯器本体の一部断面図を示し、図2(土鍋収容時のもの)及び図3(土鍋非収容時のもの)に図1A部拡大断面図を示し、図4にその斜視図を示し、図6(肩ユニット部材U2)及び図7(保護枠ユニット部材U1)に各部品の分解斜視図を示す。電気炊飯器Sは、大別して、内部に土鍋33が収容される炊飯器本体20と、該炊飯器本体20の上部開口20aを開閉自在な蓋体(図13参照)とを有する。
蓋体の後方側(図1の紙面の奥側、図12の右側)には、既に公知のバネ材を内在した図示しないヒンジ機構を有し、電気炊飯器Sの前方側(図1の紙面の手前側、図12の左側)上部に設けられる図示しないロック部材の施錠ないし開錠作用により蓋体を開閉する。また、蓋体には、図示しない公知の操作スイッチ及び表示パネル等を有する。
炊飯器本体20は、外壁を形成する外ケース22、該外ケース22内にあり内壁を形成する保護枠でもある内ケース23、それら両ケース22、23の上端部を形成する肩部材26、及び底部を形成する底部材27を有する。そして外ケース22は、樹脂製で、上下開口の略円筒状部材であり、電気炊飯器Sの胴部を形成する。なお、この外ケース22は金属製であってもよい。
内ケース23は、後記セラミック製保護枠28を収納セットし得るように形成された下部側合成樹脂製の皿状の第1保護枠(下部側の枠体)24と、上部側合成樹脂製の上下両端側が開口した筒状の第2保護枠(上部側の枠体)25よりなる保護ユニットである。
第1保護枠24は、図7に示すように皿状の部材であり、その内底部の外周側にはほぼ等間隔に4個の土鍋支持用の弾性部材支持凹部24aと、その内底部中央に1個のセンターセンサー挿通孔24bと、その外周に4個のネジ挿通孔24cを有する。
第2保護枠25は、同じく図7に示すように第1保護枠24の上方に配置される筒状の部材であり、その外周に側部用の第3ワークコイル25aが巻回されており、それにより通電時にはセラミック製保護枠28の第3発熱体29にうず電流を誘起して、発生する熱で土鍋33を間接的に加熱する。また、第2保護枠25の外周に4個のネジボス25bを有する。
なお、第3発熱体29は、土鍋33の湾曲部より上方で垂直状の外周側面に設けることもできるが、土鍋33の外周側面に第3発熱体29を設けると土鍋33の側面部分の温度が上がりすぎて帯状のおこげができたり、或いは第3ワークコイル25aとの距離が長くなり適正制御が難しくなったり、或いは土鍋33の収容時に第3発熱体29が肩部材26の内面に当たり破損する恐れがある。しかしながら、セラミック製保護枠28側に設けることによりそのような弊害はなくなる。また、セラミック製保護枠28の上部、即ち、第3発熱体29が設けられる部分は、図1で示すように垂直状ではなく外方へ傾斜している、或いは例え外方へ傾斜していなく垂直状であったとしても肩部材26の内周面より外方にあるため、土鍋33の収容時に土鍋33の側面が当たることはない。
そして、第1保護枠24と第2保護枠25とが上下に組み立てられて全体として保護ユニットを形成するとともに、形成してなる保護ユニット内には、非金属製保護枠であるセラミック製保護枠28が収容される。セラミック製保護枠28は、図7に示すように皿状の部材であり、その底部の外周側にほぼ等間隔に4個の土鍋支持用の弾性部材挿通孔28aと、その内底部の中央に1個のセンターセンサー挿通孔28bとを有する。
また、セラミック製保護枠28の上部内周部には、図7に示すようにリング状の第3発熱体29が貼付される。この第3発熱体29の位置は、土鍋33収容時には土鍋33の湾曲部より上方で垂直状の外周側面に対向する上端部近傍、例えば上端部より若干下方であり、土鍋33の側面を輻射熱により間接的に加熱する。なお、セラミック製保護枠28の上部には、外周が外方に突き出たフランジ部28cを有し、その上部は平坦状上面28ccとされている。
セラミック製保護枠28は、上下に組み立てられる第1保護枠24及び第2保護枠25である保護ユニット内に収容され、その底部外面は第1保護枠24の底部内面に接着材により固定され、組み付けられるとフランジ部28cの平坦状上面28ccは、第1保護枠24の上部近傍に位置し、図1に示すように土鍋33の高さの半分以上、例えば5割以上7割以下の側部を覆う。そのため、図13の従来例のものに比べて断熱性が格段に向上する。
第1保護枠24の4個の土鍋支持用の弾性部材支持凹部24a内には、図7に示す4個の柱状で中央にストッパとなるフランジ30aを有する弾性部材30が上方から嵌合され、その後セラミック製保護枠28が取り付けられると、その4個の弾性部材30の上部は、セラミック製保護枠28の4個の土鍋支持用の弾性部材挿通孔28aより上方へ突出し、セラミック製保護枠28内に土鍋33が収容されると土鍋33の底部に当接し、土鍋33を弾性支持する。
セラミック製保護枠28内には、内鍋である土鍋33が収容され、土鍋33の底部はセラミック製保護枠28の底部から上方に突出する4個の弾性部材30に載置する。また、土鍋33の底壁部の外周面及び該底壁部から側壁部に至る間の湾曲部の外周面には、内部に誘起されるうず電流によって自己発熱が可能な、例えば銀ペースト等の金属製の第1発熱体G1及び第2発熱体G2(図1参照)が設けられる。
第1保護枠24の下方側には、図7に示すようにコイル台34が設けられ、その周方向の下面部には4個のフェライトコア収納部34aを介して4個のフェライトコア35のそれぞれが配置される。
コイル台34は、外周に4個のネジ取付ボス34bと、その中央に1個の有底筒状のセンターセンサー取付部34cを有し、センターセンサー取付部34cにはセンターセンサー37(図1参照)が取り付けられる。また、コイル台34の外周には、下方に垂下する4個の第1ガイド筒34d(図7及び図12参照)を有し、この4個の第1ガイド筒34d内にはそれぞれ後記するスプリング38が挿入されシフト機構を形成する。
コイル台34の上方には、土鍋33の底壁部の下面側の第1発熱体G1と、側部湾曲部側の第2発熱体G2との位置に対向して各々リッツ線が同心状に巻成された土鍋加熱手段である第1ワークコイルC1及び第2ワークコイルC2が配設されており、通電時に土鍋33の第1発熱体G1及び第2発熱体G2にうず電流を誘起して、土鍋33を間接的に加熱する。
なお、前記第1ワークコイルC1、第2ワークコイルC2及び第3ワークコイル25aの一端は、図示しない整流回路および平滑回路を介した電源ラインに、また他端は、図示しないIGBT(パワートランジスタ)のコレクタにそれぞれ接続されている。
第2保護枠25と、第1保護枠24と、第1ワークコイルC1及び第2ワークコイルC2と、フェライトコア35を収納したコイル台34とは、図7に示す上下関係で取り付けられる。その取付けは、コイル台34の4個のネジ取付ボス34b内の挿通孔の下方からそれぞれネジ36(図1参照)を挿通し、挿通した4個のネジ36を第1保護枠24のそれぞれのネジ挿通孔24cに挿通し、挿通した4個のネジ36の先端を第2保護枠25のそれぞれのネジボス25b内のネジ穴に螺合することにより3部材を同時に一体化する。なお、セラミック製保護枠28は、上記したように第1保護枠24と接着材により一体化する。
セラミック製保護枠28と、第3ワークコイル25aを取り付けてなる第2保護枠25と、第1保護枠24と、第1ワークコイルC1及び第2ワークコイルC2と、コイル台34とが組み付けられ保護枠ユニット部材U1を形成する。
保護枠ユニット部材U1が形成されると、コイル台34のセンターセンサー取付部34cに取り付けられるセンターセンサー37の先端は、第1ワークコイルC1の中央部、第1保護枠24のセンターセンサー挿通孔24b及びセラミック製保護枠28のセンターセンサー挿通孔28bを通ってセラミック製保護枠28の底部上方に位置する。そして、土鍋33収容時には土鍋33の底面に当接して土鍋33の温度を検知し、検知した信号は図示しない制御装置に送られ、制御装置は、第1ワークコイルC1、第2ワークコイルC2及び第3ワークコイル25aへの通電量を制御する。
保護枠ユニット部材U1は、底部材27に対して上下動自在に支持される。そのシフト機構を図12に示す。
図12に示すように底部材27には、上方が開口する4個の第2ガイド筒27aが設けられており、外ケース22に底部材27が組み付けられると、4個の第2ガイド筒27a内には、それぞれ4個のスプリング38を嵌入した状態でコイル台34の外周部に下方に垂下する形態で形成される下方が開口する第1ガイド筒34dが嵌合する。
その嵌合は、一点鎖線(1)と(2)の組合せ、一点鎖線(3)と(4)の組合せ、一点鎖線(5)と(6)の組合せ、一点鎖線(7)と(8)の組合せで行われる。その結果、セラミック製保護枠28、第2保護枠25、第1保護枠24及びコイル台34等が一体に組み付けられてなる保護枠ユニット部材U1は、スプリング38の作用により底部材27に対して上下動可能に支持される。
保護枠ユニット部材U1の上方には、肩ユニット部材U2が保護枠ユニット部材U1の上端との間に隙間M(図2参照)を有する形態で配設される。そして、肩ユニット部材U2は、図6に示すように肩部材26、肩ヒータ支持部材40、肩ヒータ支持部材押さえ41、遮熱部材45及び肩補強部材46を有してなる。
肩部材26は、樹脂製、例えばPP等からなる縦断面略M字状の部材であり、炊飯器本体20の上端部を形成し、その後方側には図示しないヒンジ機構を有し、その外周下端には複数の係止溝26aを有する。
そして、組み立て時には複数の係止溝26aは、外ケース22の上部内周面に形成される図示しない係止部に嵌入され、その結果、肩部材26は外ケース22に無理ばめされる。また、肩部材26の外周下面には図示しない複数のネジ穴が設けられており、底部材27の底面から挿入される図示しないネジが螺合し、底部材27と肩ユニット部材U2を同時に固定する。
肩ヒータ支持部材40は、樹脂製で高さの低いリング状の筒状部材であり、その外周面には肩ヒータ42が配設される。そして、この肩ヒータ支持部材40は、肩部材26と肩ヒータ支持部材押さえ41とで挟持される。
肩ヒータ支持部材押さえ41は、その上面と肩部材26との間で肩ヒータ支持部材40を挟持する樹脂製の部材であり、その外周には下方に垂下し、内部にネジ挿通孔を有する複数のネジボス41aが設けられており、底部材27の底面から挿入される上記した図示しないネジが挿通する。
肩ヒータ支持部材押さえ41の下方には後記する遮熱部材45が設けられ、この遮熱部材45の下方には、遮熱部材45を左右方向から挟む形態で2枚の肩補強部材46が設けられる。この肩補強部材46は肩部材26を補強する金属製の部材であり、圧力電気式炊飯器にとって必要な部材である。
それらの結合は、2枚の肩補強部材46で遮熱部材45を挟み、遮熱部材45の上に肩ヒータ支持部材押さえ41を置き、肩ヒータ支持部材押さえ41の上に肩ヒータ支持部材40を置き、肩ヒータ支持部材40の上に肩部材26を置いて、図2に示すネジ47を肩補強部材46の下方より肩ヒータ支持部材押さえ41の図示しないネジ挿通孔を介して挿入し、肩部材26の下面に形成される図示しないネジ穴に螺合することにより行う。その結果肩ユニット部材U2が形成される。
ネジ47で一体化してなる肩ユニット部材U2は、上記したように底部材27の底面から挿入されるネジの螺合により、底部材27と一体化されるとともに、肩部材26と外ケース22とは無理ばめされる。その結果、保護枠ユニット部材U1と肩ユニット部材U2との間には隙間Mが形成され、且つ保護枠ユニット部材U1は上下動可能になる。
セラミック製保護枠28内に土鍋33が収容されないときは、セラミック製保護枠28(実際には保護枠ユニット部材U1)は、スプリング38によって押し上げられ、図3の位置にあるが、土鍋33が収容されると、土鍋33の自重によりスプリング38が圧縮され、土鍋33は弾性部材30に載置した状態でセラミック製保護枠28と共に図2の位置に下がる。そして、土鍋33の上端のフランジ33aは肩部材26の上端に当接し、その位置で支持される。その結果、土鍋33の大きさ等に誤差があったとしても第1発熱体G1と第1ワークコイルC1との間、及び第2発熱体G2と第2ワークコイルC2との間の距離が一定になり、適正な加熱制御が行われる。なお、上記したシフト機構がない電気炊飯器では内鍋収容時及び内鍋非収容時とも図2の位置になる。
前記遮熱部材45について説明する。遮熱部材45は耐熱性の樹脂部材、例えばシリコーン部材からなる全体としてリング状の部材であり、図5(図6のB−B線断面図)に示すようにリング状の本体部45aと、本体部45aの内端面から下方に垂下するリング状のスカート状リブ45bとを有する全体として縦断面鉤形状のものである。
本体部45aは略水平で、図2及び図4に示すように肩補強部材46と肩ヒータ支持部材押さえ41とで挟持され、スカート状リブ45bは下方に垂下されて前記隙間Mを遮蔽する。スカート状リブ45bの上方内面(図5の右側面)にはRが形成され、スカート状リブ45bを本体部45a方向に傾斜させている。別言すれば、本体部45aとスカート状リブ45bとがなす角度θを鋭角にしている。
スカート状リブ45bの下方外周部には、外方且つ斜め上方に伸びる長さの短い傾斜リブ45cが形成されており、スカート状リブ45bは全体としてレ字状(図5は逆レ字状)であり、肩ユニット部材U2の組立後においては傾斜リブ45cの先端は非金属製保護枠であるセラミック製保護枠28の上部内周部に当接する。なお、組付けは図2で言えば遮熱部材45に対してセラミック製保護枠28を下方から上方へ向かって組み付ける、即ち傾斜リブ45cの傾斜方向に沿う方向に組み付けることになるので組付けが容易になる。
この場合、スカート状リブ45bは上記した形態でセラミック製保護枠28方向に向かって傾斜が付されているため、図3の土鍋33の非収容時は勿論のこと、図2の土鍋33の収容時でも傾斜リブ45cの先端は、セラミック製保護枠28の上部内周部に元に戻ろうとする弾性力が付与される形態で当接する。その結果、図13の従来のものに比べて当接がより確実になり、隙間Mをより確実にシールし、隙間Mから外方への熱の逃げをより確実に遮断する。
また、スカート状リブ45bは、セラミック製保護枠28の中央への位置決め機能をも有する。なお、遮熱部材45は、図13の従来例のようにセラミック製保護枠28の上部内周部に土鍋33を中央に位置決めするための内方に突き出た突部を有しないが、そのような突部を設けて土鍋33を位置決めするようにしてもよい。その場合、突部は土鍋33により外方へ押されるが、例え押されたとしても傾斜リブ45cの先端は、依然としてセラミック製保護枠28の上部内周部に力を付与する形態で当接することになることは勿論である。
セラミック製保護枠28の上部内周部には土鍋33の側部を加熱可能な第3発熱体29が設けられており、図2の土鍋33の収容時では傾斜リブ45cの先端は第3発熱体29の上端部近傍、この場合は上端部より上方でセラミック製保護枠28の上部内周部に当接する。そのため、第3発熱体からの輻射熱のほぼ全てを土鍋33の側面に直接伝えることができる。なお、当接位置は第3発熱体29の上端部であってもそれより若干下方であってもよい。
図8乃至図10に遮熱部材の変形例を示す。なお、この例での相違は遮熱部材の構造であり、その他は同じであるため詳細な説明は省略する。図8は図1に相当する断面図、図9は図2に相当する土鍋収容時の図、図10は図3に相当する土鍋非収容時の図である。
遮熱部材50は耐熱性の樹脂部材、例えばシリコーン部材からなる全体としてリング状の部材であり、リング状の本体部50aと、本体部50aの内端面から下方に直線状に垂下するリング状の内側スカート状リブ50bと、本体部50aの内端面から下方にく字状に垂下する外側スカート状リブ50cとを有し、内側スカート状リブ50bの先端部はセラミック製保護枠28の上部内周部に当接し、外側スカート状リブ50cの先端部はく字状の状態でセラミック製保護枠28の上部の平坦状上面28ccに当接する縦断面略コ字状のものである。
本体部50aは略水平で、図9及び図10に示すように肩補強部材46の内端部を嵌入可能な外方から内方にかけて水平に形成される溝50dを有し、この溝50d内に肩補強部材46の内端部を嵌入する形態で肩補強部材46と肩ヒータ支持部材押さえ41とで挟持される。
内側スカート状リブ50bは、本体部50aの内端面から下方且つ内方に若干傾斜する状態で垂下される(なお、図では真下に垂下しているが、セラミック製保護枠28の上端部により内方へ押されるためである。)とともに、その先端部はセラミック製保護枠28の上端部に元に戻ろうとする弾性力が付与される形態で当接する。
そして、内側スカート状リブ50bはセラミック製保護枠28の位置決め機能をも有する。なお、遮熱部材50は、図13の従来例のようにセラミック製保護枠28の上部内周部に土鍋33を位置決めするための内方に突き出た突部を有しないが、そのような突部を設けて土鍋33を位置決めするようにしてもよい。その場合、突部は土鍋33により外方へ押されるが、例え押されたとしても内側スカート状リブ50bの先端は、依然としてセラミック製保護枠28の上部内周部に元に戻ろうとする弾性力が付与される形態であることは勿論である。
外側スカート状リブ50cは、本体部50aの外端面から下方に垂下するく字状のものであり、その先端部はセラミック製保護枠28のフランジ部28cの平坦状上面28ccに当接し、図10の土鍋33非収容時ではよりつぶれたく字状になり上下方向に元に戻ろうとするより強い弾性力が付与され、図9の土鍋33収容時ではく字状のつぶれは小さくなるが依然として上下方向に元に戻ろうとする強い弾性力が付与される。その結果、内側スカート状リブ50bと外側スカート状リブ50cとの間に密閉状の断熱空間Qが形成されるためシール機能及び断熱機能がより向上する。
セラミック製保護枠28の上部内周部には土鍋33の側部を加熱可能な第3発熱体29が設けられており、図9の土鍋33の収容時では内側スカート状リブ50bの先端は第3発熱体29の上端部近傍、この場合は上端部より上方でセラミック製保護枠28の上部内周部に当接する。そのため、第3発熱体からの輻射熱のほぼ全てを土鍋33に直接伝えることができる。なお、当接位置は第3発熱体29の上端部であってもそれより若干下方であってもよい。
図11に遮熱部材の更なる変形例を示す。なお、この例での相違は遮熱部材の構造であり、その他は同じであるため詳細な説明は省略する。図11は図2及び図9に相当する概略断面図である。
遮熱部材55は耐熱性の樹脂部材、例えばシリコーン部材からなる全体としてリング状の部材であり、リング状の本体部55aと、本体部55aの内端面から下方に円弧状に垂下するリング状のスカート状リブ55bとを有し、スカート状リブ55bの先端部は円弧状の状態でセラミック製保護枠28の上部の平坦状上面28ccに当接する全体では縦断面フ字状のものである。
本体部55aは略水平で、図11に示すように肩補強部材46の内端部を嵌入可能な外方から内方にかけて水平に形成される溝55cを有し、この溝55c内に肩補強部材46の内端部を嵌入する形態で肩補強部材46と肩ヒータ支持部材押さえ41とで挟持される。
スカート状リブ55bは、本体部55aの内端面から下方且つ内方に湾曲する状態で垂下されるとともに、その先端部はセラミック製保護枠28のフランジ部28cの平坦状上面28ccに上下方向に元に戻ろうとする弾性力が付与される形態で当接する。その結果、隙間Mをより確実にシールし、隙間Mから外方への熱の逃げをより確実に遮断することができる。
この例の場合、スカート状リブ55bの先端は、セラミック製保護枠28の上部内周部に設けられる第3発熱体29の近傍にないため、第3発熱体からの輻射熱の全てを土鍋33に直接伝えることができ、また、第3発熱体の上端部をより上方まで設けることができるため耐熱性が劣る材料の使用が可能になる。
本願発明は、上記実施例の構成に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜設計変更可能である。例えば、内鍋は金属鍋であってもよいし、内鍋等を上下動するシフト機構を有しないもの、更には圧力式でないものでもよい。また、遮熱部材の下端部が当接する箇所は、発熱体の上端部近傍として説明したが、より耐熱性の高い材料であればそれより下方であってもよい。
S…電気炊飯器 20…炊飯器本体
20a…上部開口 22…外ケース
23…内ケース 24…第1保護枠
24a…弾性部材支持凹部 24b…センターセンサー挿通孔
24c…ネジ挿通孔 25…第2保護枠
25a…第3ワークコイル 25b…ネジボス
26…肩部材 26a…係止溝
27…底部材 27a…第2ガイド筒
28…セラミック製保護枠 28a…弾性部材挿通孔
28b…センターセンサー挿通孔 28c…フランジ部
28cc…平坦状上面 29…第3発熱体
30…弾性部材 33…内鍋
G1…第1発熱体 G2…第2発熱体
C1…第1ワークコイル C2…第2ワークコイル
33a…フランジ 34…コイル台
34a…フェライトコア収納部 34b…ネジ取付ボス
34c…センターセンサー取付部 34d…第1ガイド筒
35…フェライトコア 36…ネジ
37…センターセンサー 38…スプリング
40…肩ヒータ支持部材 41…肩ヒータ支持部材押さえ
41a…ネジボス 42…肩ヒータ
45…遮熱部材 45a…本体部
45b…スカート状リブ 45c…傾斜リブ
46…肩補強部材 47…ネジ
50…遮熱部材 50a…本体部
50b…内側スカート状リブ 50c…外側スカート状リブ
50d…溝 55…遮熱部材
55a…本体部 55b…スカート状リブ
55c…溝 U1…保護枠ユニット部材
U2…肩ユニット部材 M…隙間
Q…断熱空間

Claims (4)

  1. 外壁を形成する外ケースと、前記外ケース内の内ケースと、前記内ケース内の非金属製保護枠と、前記非金属製保護枠内の内鍋と、前記内鍋上の蓋体と、を有する電気炊飯器であって、
    前記非金属製保護枠の上部内周部には前記内鍋の側部を加熱可能な発熱体を有し、
    前記非金属製保護枠の上方には弾性材からなる遮熱部材を有し、
    前記遮熱部材の下端部は、前記発熱体の上端部近傍で前記非金属製保護枠に当接することを特徴とする電気炊飯器。
  2. 前記遮熱部材は、リング状で、下方に垂下するスカート状リブと、前記スカート状リブの下方外周部から外方且つ斜め上方に伸びる傾斜リブとを有し、前記傾斜リブの先端部は、前記非金属製保護枠の上部内周部に当接することを特徴とする請求項1に記載の電気炊飯器。
  3. 前記遮熱部材は、リング状で、下方に垂下する内側スカート状リブと、下方にく字状に垂下する外側スカート状リブとを有し、前記内側スカート状リブの先端部は、前記非金属製保護枠の上部内周部に当接し、前記外側スカート状リブの先端部は、く字状の状態で前記非金属製保護枠の上部に当接することを特徴とする請求項1に記載の電気炊飯器。
  4. 前記遮熱部材は、リング状で、下方に垂下する円弧状のスカート状リブを有し、前記スカート状リブの先端部は、円弧状の状態で前記非金属製保護枠の上部に当接することを特徴とする請求項1に記載の電気炊飯器。
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