JP6252054B2 - 蓄電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、1以上の蓄電素子が外装体に収納されてなる蓄電装置に関する。
EV(Electric Vehicle)、PHEV(Plug−in Hybrid Electric Vehicle)、HEV(Hybrid Electric Vehicle)、ガソリンエンジン車などの自動車の電源または補助電源として、リチウムイオン電池などの非水電解質二次電池を複数組み合わせた蓄電装置が多く使用されている(例えば、特許文献1参照)。このような、蓄電装置の中には、複数の単電池を外装体に密閉して収納しているものがある。
ところで、非水電解質二次電池は、過充電、内部短絡時などの異常時には、単電池に設けられたガス排出弁(安全弁)が開放して、安全弁から外装体の内部にガスが排出される。このため、蓄電装置には、外装体の外部にガスを排出するための排気口が設けられているものがある。
特開2007−195311号公報
この排気口は、蓄電装置の外装体の内部の空間と外装体の外部の空間とを連通させる連通路であるため、例えば、蓄電装置が自動車に搭載されている場合には、例えば高圧洗車の際や走行中に、外部から飛散してくる水などの異物が連通路を通じて蓄電装置の外装体内に侵入する恐れがある。
そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、連通路から外装体の内部に異物が侵入しにくい蓄電装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る蓄電装置は、非水電解質を含む1以上の蓄電素子と、前記1以上の蓄電素子を収納する外装体と、を備え、前記外装体は、前記外装体の内部の空間と外部の空間とを連通しており、かつ、少なくとも第一方向に延びる連通路を形成する連通部を有し、前記連通部は、前記連通路内の物質が前記第一方向に移動することを妨げ、かつ、前記内部の空間と前記外部の空間との前記連通路による連通が維持されるように配置される遮蔽部材を有する。
これによれば、少なくとも第一方向に延びる連通路が、連通路内の物質が第一方向に移動することを妨げ、かつ、内部の空間と外部の空間との連通路による連通が維持されるように配置される遮蔽部材を有するため、連通路を形成している連通部に対して飛散してくる異物が外装体の内部の空間に侵入することを防ぐことができる。
また、例えば、非水電解質を含む1以上の蓄電素子と、前記1以上の蓄電素子を収納する外装体と、を備え、前記外装体は、前記外装体の内部の空間と外部の空間とを連通しており、かつ、少なくとも第一方向に延びる連通路を形成する連通部を有し、前記連通部は、前記連通路を前記第一方向から見たときに隙間なく埋めるように配置される遮蔽部材を有してもよい。
これによれば、連通部を第一方向から見たときに隙間なく埋めるように配置される遮蔽部材が外装体の連通部に設けられているため、外装体の連通部に対して飛散してくる異物が外装体の内部の空間に侵入することを防ぐことができる。
また、例えば、遮蔽部材は複数の遮蔽板からなるとしてもよい。
このため、蓄電装置の外装体の外方から連通部の内部に異物が飛散してきた場合、外方から1枚目の遮蔽板で塞がれている領域以外に異物が飛散してきたとしても、次に配置されている遮蔽板で異物の飛散を遮蔽することができる。つまり、このような構造とすることにより、外装体の内部に異物が侵入することを低減することができる。
また、例えば、前記複数の遮蔽板は、その自由端側が固定端側よりも前記外装体の外方側に位置するように傾いて配置されていてもよい。
このため、蓄電装置の外装体の外方から連通部の内部に異物が侵入してきたとしても、連通部では、遮蔽板に当たった異物を遮蔽板の固定端側に移動させやすくすることができる。遮蔽板の固定端側には、異物が外装体の内部に侵入するための通路がなく、自由端側に移動しなければ外装体の内部には侵入できない。つまり、このような構造とすることにより、外装体の内部に異物が侵入することを、より低減させることができる。
また、例えば、前記複数の遮蔽板は、第一遮蔽板および第二遮蔽板を含み、前記第一遮蔽板は、前記連通部を前記第一方向から見たときの前記連通路の領域のうちの一部の領域であって、前記第一方向に交差する第二方向の一方側の第一領域を埋めるように配置され、前記第二遮蔽板は、前記第一遮蔽板とは前記第一方向に異なる位置に配置され、かつ、前記連通路の領域のうちの一部の領域であって、前記第二方向の他方側の第二領域を埋めるように配置されてもよい。
このため、蓄電装置の外装体の外方から連通部の内部に異物が侵入してきたとしても、異物は、遮蔽板を避けるように方向を変えながら移動しなければ、外装体の内部に侵入できない。つまり、このような構造とすることにより、外装体の内部に異物が侵入することを低減することができる。
また、例えば、前記複数の遮蔽板は、第一遮蔽板および第二遮蔽板を含み、前記第一遮蔽板は、前記連通部を前記第一方向から見たときの前記連通路の領域のうちの一部の領域であって、前記連通路の中心軸を含む第一領域を埋めるように配置され、前記第二遮蔽板は、前記第一遮蔽板とは前記第一方向に異なる位置に配置され、かつ、前記連通路の領域のうちの一部の領域であって、前記第一領域の外側の領域である第二領域を埋めるように配置されてもよい。
このため、蓄電装置の外装体の外方から連通部の内部に異物が侵入してきたとしても、異物は、中央の遮蔽板を避けるように分離されたのちに、再び中央に移動しなければ、外装体の内部に侵入できない。つまり、このような構造とすることにより、外装体の内部に異物が侵入することを低減することができる。
また、例えば、前記遮蔽部材は、前記連通路の空間をらせん状に仕切るように形成されていてもよい。
このため、蓄電装置の外装体の外方から連通部の内部に異物が侵入してきたとしても、異物は、らせん状の空間を回転しながら移動しなければ、外装体の内部に侵入できない。つまり、このような構造とすることにより、外装体の内部に異物が侵入することを、より低減させることができる。
また、例えば、前記連通部は、さらに、前記遮蔽部材よりも前記内部の空間側に設けられる防水膜を有してもよい。
このため、防水膜により遮蔽部材により防ぐことが難しい多量の水の侵入を防ぐことができる。
また、例えば、前記防水膜は、前記連通路を塞ぐことにより、前記外装体の前記内部の空間を密閉状態としており、前記外装体の内部の圧力が予め定められた圧力を超えた場合に、破損することにより前記連通路を連通状態とするとしてもよい。
これによれば、防水膜は、外装体の内部の圧力が予め定められた圧力を超えた場合に、破損することにより連通路を連通状態とするため、蓄電素子の異常時に蓄電素子から発生したガスを、外装体の内部の空間から連通路を通じて、外装体の外部の空間に放出することができる。
本発明に係る蓄電装置によれば、ガスの排出を許容しつつ、かつ、水などの異物が内部に侵入することを防ぐことができる。
本発明の実施の形態に係る蓄電装置の斜視図である。 蓄電装置の分解斜視図である。 図2における領域A1の部分の拡大図である。 異常時にガスが発生した場合に、蓄電装置の外装体の内部空間から排出されるガスの流れを示す概略図である。 実施の形態1に係る外装体の連通部の構成を示す図である。 実施の形態2に係る外装体の連通部の構成を示す図である。 実施の形態3に係る外装体の連通部の構成を示す図である。 実施の形態4に係る外装体の連通部の構成を示す図である。 実施の形態5に係る外装体の連通部の構成を示す図である。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置および接続形態などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、より好ましい形態を構成する任意の構成要素として説明される。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る蓄電装置の斜視図である。図2は、蓄電装置の分解斜視図である。図3は、図1における領域A1の部分の拡大図である。
なお、これらの図では、Z軸方向を上下方向として示しており、以下では、Z軸方向を上下方向として説明するが、使用態様によってはZ軸方向が上下方向にならない場合も考えられるため、Z軸方向は上下方向となることに限定されない。また、これらの図における、X軸方向、Y軸方向、およびZ軸方向のそれぞれについて、矢印の先の方向をプラス方向とし、その反対側の方向をマイナス方向とする。以下の図においても同様である。
これらの図に示すように、蓄電装置100は、外装体200と、複数のバスバー300と、複数(本実施の形態では4つ)の蓄電素子400とを備える。
外装体200は、複数の蓄電素子400を収納する箱状の部材である。外装体200は、密閉状態の内部空間S1を形成し、当該内部空間S1に複数の蓄電素子400を収納する。外装体200は、有底四角筒状の外装体本体220と、外装体本体220の開口部を塞ぐ蓋体210とを有する。外装体本体220は、X軸方向に並ぶ複数の蓄電素子400を所定の位置に配置し、各蓄電素子400を衝撃などから保護し、各蓄電素子400が不本意に金属部材などに接触することを回避する部材である。外装体200は、絶縁性の材料、例えば樹脂などにより構成されている。
また、外装体200は、外部正極端子110および外部負極端子120を有する。外部正極端子110および外部負極端子120は、外部の負荷へ蓄電装置100に蓄えられた電力を供給するために外部負荷に接続される端子、または、外部の電力源から供給される電力を蓄電装置100に蓄えるために外部電源に接続される端子である。
蓋体210は、外装体200が形成する内部空間S1と外装体の外部の空間(以下、「外部空間S2」という。)とを連通しており、かつ、第一方向としてのX軸方向に延びる円筒形状の連通路W1を形成する連通部130を有する。なお、連通部130の終端(つまり、連通部130の外方の端部)には、例えば外気と連通している排気ホース500などが接続される。なお、連通部130は、外装体200からX軸方向に延びることに限定されず、Y軸方向またはZ軸方向、或いはその他の方向に延びていてもよい。また、連通部130は、蓋体210に形成されているが、外装体本体220に形成されていてもよい。つまり、連通部130は外装体200に形成されていればよく、外装体200において連通部130が形成される位置は限定されない。
蓄電素子400は、充電することができ、また、放電することができる素子であり、導電性を有する容器410と、正極端子420と、負極端子430とを有する。蓄電素子400は、非水電解質を含む二次電池であり、例えばリチウムイオン二次電池である。なお、蓄電素子400としては、リチウムイオン二次電池の代わりにキャパシタを採用してもよい。蓄電素子400の容器410には、蓄電素子400が過充電されたとき、内部短絡が起こったときなどの異常時に容器410の内部で発生したガスを排出するための安全弁440が設けられている。正極端子420および負極端子430は、容器410の上方に突出している。複数の蓄電素子400は、容器410の上方がY軸方向を向くように横向きにした状態で、X軸方向に一列に並べられる。
また、複数の蓄電素子400のそれぞれは、異極端子同士が金属製の板状部材であるバスバー300により接続される。つまり、複数の蓄電素子400は、バスバー300により直列接続される。バスバー300により直列接続された複数の蓄電素子400は、正極側が外部正極端子110に接続され、負極側が回路基板310を介して外部負極端子120に接続される。
また、回路基板310は、外装体本体220の内部空間S1における、複数の蓄電素子400の並び方向(X軸方向)の外側に収納されている。回路基板310は、複数の蓄電素子400の充電状態や放電状態などの電気的な状態を監視したり、複数の蓄電素子400の充放電を制御したりする機能を有する。
次に、図4および図5Aを用いて連通部130について説明する。図4は、異常時に蓄電素子からガスが発生した場合に、蓄電装置の外装体の内部空間から排出されるガスの流れを示す図である。図5Aは、外装体の連通部の構成を示す図である。
図4および図5Aに示すように、外装体200には、連通路W1(W11)の内部空間S1側に防水膜140が設けられている。防水膜140は、樹脂性のフィルム、金属箔などの公知の材料からなり、外方からの水の侵入を防止する膜である。なお、防水膜140としては、例えばゴアテックス(Gore−Tex)(登録商標)、TEMISH(登録商標)などの防水性および通気性(透湿性)を有する防水透湿性素材からなる膜、不織布からなる膜を採用してもよい。また、防水膜140は、異常時において各蓄電素子400から発生したガスが内部空間S1に充満し、内部空間S1が予め定められた圧力を超えた場合に、破損することにより連通路W1(W11)を連通状態とする。つまり、防水膜140は、破損することにより、内部空間S1と外部空間S2とを連通路W1(W11)を通じて連通させる安全弁としても機能する。このように、防水膜140が破損するため、図4の白抜き矢印に示すように、各蓄電素子400から発生したガスを、外装体200の内部空間S1から連通路W1(W11)を通じて、外部空間S2に放出することができる。
連通部130Aは、具体的には図5Aに示すように、遮蔽部材としての複数の遮蔽板131A〜134Aを有する。なお、図5Aの(a)は、図3に示す連通部130のa−a断面図である。つまり、図5Aの連通部130Aおよび連通路W11は、それぞれ、図1〜図4で示す連通部130および連通路W1の一形態である。図5Aの(b)は、連通部130AをX軸方向の外方から見た場合の図である。
複数の遮蔽板131A〜134Aのうちの遮蔽板131A、133Aは、連通路W11の軸断面の上部から連通路W11の中心軸より下方に超えた位置までの領域を塞ぐ略半円板状の部材である。また、遮蔽板132A、134Aは、連通路W11の軸断面の下部から連通路W11の中心軸より上方に超えた位置までの領域を塞ぐ略半円板状の部材である。つまり、複数の遮蔽板131A〜134Aは、連通部130AをX軸方向から見たときに、互いに連通路W11の中心軸を含む領域で重なるように配置されている。
また、複数の遮蔽板131A〜134Aのそれぞれは、X軸方向において互いに異なる位置に配置されている。つまり、複数の遮蔽板131A〜134Aは、連通部130Aの内部において互い違いになるように配置されている。要するに、連通部130Aは、連通路W11の一端側から他端側までが連通されている状態が維持されている。
つまり、複数の遮蔽板131A〜134Aは、第一遮蔽板および第二遮蔽板を含んでいるとも言える。ここでいう、「第一遮蔽板」とは、連通部130AをX軸方向から見た時の連通路W11の領域のうちの一部の領域であって、X軸方向に交差する第二方向としてのY軸方向の一方側の第一領域を埋めるように配置される遮蔽板である。また、ここでいう、「第二遮蔽板」とは、第一遮蔽板とはX軸方向に異なる位置に配置され、かつ、連通部130AをX軸方向から見た時の連通路W11の領域のうちの一部の領域であって、X軸方向の他方側の第二領域を埋めるように配置される遮蔽板である。具体的には、第一遮蔽板は、複数の遮蔽板131A〜134Aのうちの遮蔽板131A、133Aであり、第二遮蔽板は、複数の遮蔽板131A〜134Aのうちの遮蔽板132A、134Aである。
また、複数の遮蔽板131A〜134Aは、連通部130AをX軸方向から見たとき(つまり、連通部130Aの一端側から他端側を見たとき)に、互いに隙間なく埋めるように配置されるとも言える。
本実施の形態1に係る蓄電装置100によれば、外装体200の連通部130Aに、連通部130AをX軸方向から見たときに隙間なく、かつ、連通路W11の連通されている状態が維持されているように配置される複数の遮蔽板131A〜134Aが設けられている。より具体的には、連通部130Aに設けられる複数の遮蔽板131A〜134Aは、連通部130AをX軸方向から見たときに、互いに隙間なく埋めるように配置される。
これにより、例えば蓄電装置100が自動車に搭載されており、高圧洗車が行われた場合などのように、蓄電装置100の外装体200の連通部130Aに向かって飛散してくる水などの異物が、1枚目の遮蔽板で塞がれている領域以外に飛散してきたとしても、次に配置されている遮蔽板で異物の飛散を遮蔽することができる。
また、当該異物は、連通部130Aの内部で、複数の遮蔽板131A〜134Aを避けるように方向を変えながら移動しなければ、外装体200の内部に侵入できない。このため、異物が蓄電装置100の外装体200の外部から内部へ侵入してくることを低減することができる。
このように、本実施の形態1に係る蓄電装置100では、水が外装体200の内部に入り込むことを防ぐことができるため、複数の蓄電素子の間で短絡が発生することを防ぐことができる。
本実施の形態1に係る蓄電装置100によれば、連通部130Aは、複数の遮蔽板131A〜134Aよりも内部の空間側に設けられる防水膜140を有する。
このように、連通部130Aに防水膜140が設けられていることにより、複数の遮蔽板131A〜134Aにより防ぐことが難しい多量の水の流入を防ぐことができる。つまり、例えば、蓄電装置100が水没することにより、多量の水が連通部130Aの内部に流入してきた場合に、当該水の流入を複数の遮蔽板131A〜134Aで防ぐことは難しい。しかしながら、複数の遮蔽板131A〜134Aでは防ぐことが難しい水没などによる水の流入を防水膜140で防ぐことができる。
また、複数の遮蔽板131A〜134Aが連通部130Aにおける防水膜140の外装体200の外部空間S2側に設けられているため、例えば勢いよく直線的に飛んできた水などの異物の侵入により、防水膜140が破損することを防ぐことができる。
(実施の形態2)
図5Bは、実施の形態2に係る外装体の連通部の構成を示す図である。なお、図5Bの(a)は、図3に示す連通部130のa−a断面図である。つまり、図5Bの連通部130Bおよび連通路W12は、それぞれ、図1〜図4で示す連通部130および連通路W1の一形態である。図5Bの(b)は、連通部130BをX軸方向の外方から見た場合の図である。
図5Bに示すように連通部130Bは、遮蔽部材としての複数の遮蔽板131B、132Bを有する。連通部130Bは、連通路W12を形成している。複数の遮蔽板131B、132Bのうちの外方側に配置される遮蔽板131Bは、連通部130Bの軸断面の中央の領域に配置される円形平板状の円板部131Baと、円板部131Baを連通部130Bの内壁に接続する接続部131Bbとを有する。また、複数の遮蔽板131B、132Bのうちの内部空間S1側に配置される遮蔽板132Bは、連通部130Bの軸断面の内周縁から連通部130Bの中心軸に向かって延びるリング状の板状部材である。そして、遮蔽板131Bの円板部131Baの外周縁と遮蔽板132Bの内周縁とは、連通部130BをX軸方向から見たときに、互いに隙間なく埋めるように配置される。
つまり、複数の遮蔽板131B、132Bは、第一遮蔽板及び第二遮蔽板を含んでいる。ここでいう、「第一遮蔽板」とは、連通部130BをX軸方向から見たときの連通路W12の領域のうちの一部の領域であって、連通路W12の中心軸を含む第一領域を埋めるように配置される遮蔽板である。また、ここでいう「第二遮蔽板」とは、第一遮蔽板とはX軸方向に異なる位置に配置され、かつ、連通部130BをX軸方向から見たときの連通路W12の領域のうちの一部の領域であって、第一領域の外側の領域である第二領域を埋めるように配置される遮蔽板である。具体的には、第一遮蔽板は、複数の遮蔽板131B、132Bのうちの遮蔽板131Bであり、第二遮蔽板は、複数の遮蔽板131B、132Bのうちの遮蔽板132Bである。
(実施の形態3)
図5Cは、実施の形態3に係る外装体の連通部の構成を示す図である。なお、図5Cの(a)は、図3に示す連通部130のa−a断面図である。つまり、図5Cの連通部130Cおよび連通路W13は、それぞれ、図1〜図4で示す連通部130および連通路W1の一形態である。図5Cの(b)は、連通部130CをX軸方向の外方から見た場合の図である。
図5Cに示すように連通部130Cは、遮蔽部材としての複数の遮蔽板131C〜134Cを有する。連通部130Cは、連通路W13を形成している。複数の遮蔽板131C〜134Cは、連通部130CをX軸方向から見たときに、互いに隙間なく埋めるように配置されており、かつ、複数の遮蔽板の131C〜134Cの自由端側が固定端側よりも外装体200の外方側に位置するように傾いて配置されている。
複数の遮蔽板131C〜134Cのうちの遮蔽板131C、133Cは、連通部130Cの軸断面の上部から連通路W13の中心軸より下方に超えた位置までの領域を塞ぐ略半円板状の部材である。遮蔽板131Cおよび遮蔽板133Cは、さらに、連通部130Cの内壁と接続される固定端よりも、連通部130CのY軸方向の中央側の自由端が外方側(X軸マイナス方向側)に位置するように傾いて配置されている。
また、複数の遮蔽板131C〜134Cのうちの遮蔽板132C、134Cは、連通部130Cの軸断面の下部から連通路W13の中心軸より上方に超えた位置までの領域を塞ぐ略半円板状の部材である。遮蔽板132C、134Cは、さらに、連通部130Cの内壁と接続される固定端よりも、連通部130CのY軸方向の中央側の自由端が外方側(X軸マイナス方向側)に位置するように傾いて配置されている。つまり、遮蔽板131C、133Cと遮蔽板132C、134Cとは互いに交差する向きに配置されている。
本実施の形態3に係る連通部130Cによれば、蓄電装置の外装体の外方から連通部130Cの内部に水などの異物が侵入してきたとしても、連通部130Cでは、各遮蔽板131C〜134Cに当たった異物を当該遮蔽板131C〜134Cの固定端側に移動させやすくすることができる。遮蔽板131C〜134Cの固定端側には、異物が外装体200の内部に侵入するための通路がないため、自由端側に移動しなければ外装体200の内部には侵入できない。
また、連通部130Cの内壁と各遮蔽板131C〜134Cとが外方側において鋭角に交差しているため、各遮蔽板131C〜134Cの外方側に異物を溜めておくための空間を形成することができる。これにより、異物が外方から連通部130Cに侵入した場合であっても、異物を当該空間に留めておくことができる。つまり、このような構造とすることにより、外装体200の内部に異物が侵入することを、より低減させることができる。
(実施の形態4)
なお、実施の形態2の円形平板状の遮蔽板131Bとリング状の遮蔽板132Bとの組み合わせの複数の遮蔽板に、実施の形態3の技術思想を適用すれば、図5Dに示す遮蔽部材としての複数の遮蔽板131D、132Dが形成された連通部130Dとすることもできる。
図5Dは、実施の形態4に係る外装体の連通部の構成を示す図である。なお、図5Dの連通部130Dおよび連通路W14は、それぞれ、図1〜図4で示す連通部130および連通路W1の一形態である。図5Dの(b)は、連通部130DをX軸方向の外方から見た場合の図である。
図5Dに示すように、連通部130Dは、複数の遮蔽板131D、132Dを有する。連通部130Dは、連通路W14を形成している。この場合の連通部130Dは、遮蔽板131Dが円板部131Daと、円板部131Daを連通部130Dの内壁に接続する複数の接続部131Dbとを有する。円板部131Daは、さらに、外周縁が中央よりも外方側に位置する突部131Dcを有する。
一方で、遮蔽板132Dは、連通部130Dの軸断面の内周から連通路W14Dの中心軸に向かって延びるリング状の板状部材である。さらに、遮蔽板132Dは、その外周縁であって連通部130Dの内壁に接続されている固定端よりも、その内周縁であって連通路W14の中心軸側の自由端が外方側(X軸マイナス方向側)に位置するように傾いて配置されている。
(実施の形態5)
図5Eは、実施の形態5に係る外装体の連通部の構成を示す図である。なお、図5Eの(a)は、図3に示す連通部130のa−a断面図である。なお、図5Eの連通部130Eおよび連通路W15は、それぞれ、図1〜図4で示す連通部130および連通路W1の一形態である。図5Eの(b)は、連通部130EをX軸方向の外方から視た場合の図である。
図5Eに示すように連通部130Eは、上記実施の形態1〜3の連通部130A〜130Dとは異なり、遮蔽部材としての1つの遮蔽板131Eを有する。つまり、連通部は、連通部をX軸方向から見たときに隙間なく埋めるように配置される遮蔽板であれば、複数の遮蔽板に限らずに1つの遮蔽板を有していてもよい。なお、連通部130Eは、連通路W15を形成している。
具体的には、本実施の形態5の連通部130Eでは、遮蔽板131Eは、連通路W15の空間をらせん状に仕切るように形成されている。つまり、遮蔽板131Eは、連通路W15の一端側から他端側に向かうにつれて、連通路W15の基準となる軸と連通部130Eの内壁とを結ぶ線状の部材が、当該基準となる軸を中心に1周以上回転したときの軌跡の形状である。つまり、この場合であっても、連通部130Eは、連通路W15の一端側から他端側までが連通されている状態が維持されている。
このため、外装体200の外方から連通部130Eの内部に水などの異物が侵入してきたとしても、異物は、遮蔽板131Eにより連通部130Eの内部空間を仕切られたらせん状の空間を回転しながら移動しなければ、外装体200の内部に侵入できない。つまり、このような構造とすることにより、外装体200の内部に異物が侵入することを、より低減させることができる。
(他の実施の形態)
以上、本発明の蓄電装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。
(1)
上記実施の形態1〜5の連通部130A〜130Eでは、遮蔽部材として複数の遮蔽板131A〜134A、131B、132B、131C〜134C、131D、132Dまたは1つの遮蔽板131Eが採用されているが、遮蔽部材は板状の部材であることに限らない。例えば、連通部の内周面から連通路の中心に向かって突出(膨出)する突出部を採用してもよいし、膜状の部材を採用してもよい。つまり、遮蔽部材は、連通部の内部に、連通路内の物質(空気、水、異物など)が、連通路が延びる方向(X軸方向)に移動することを妨げ、かつ、内部空間S1と外部空間S2との連通路による連通が維持されるように配置される部材であれば、板状の部材に限らない。
これによれば、X軸方向に延びる連通路が、連通路内の物質がX軸方向に移動することを妨げ、かつ、内部の空間と外部の空間との連通路による連通が維持されるように配置される遮蔽部材を有するため、連通路に対して飛散してくる水などの異物が外装体の内部の空間に侵入することを防ぐことができる。
(2)
上記実施の形態1および3の連通部130A、130Cに形成されている複数の遮蔽板131A〜134A、131C〜134Cは、4つであるが、連通部をX軸方向から見たときに隙間なく、かつ、連通部の連通されている状態が確保されていればよいため、例えば、遮蔽板131A、132A(131C、132C)の2つの組み合わせであってもよいし、遮蔽板132A、133A(132C、133C)の2つの組み合わせであってもよいし、遮蔽板133A、134A(133C、134C)の2つの組み合わせであってもよい。
(3)
上記実施の形態1〜5の連通部130A〜130Eは、円筒形状であるが、円筒形状であることに限らずに筒状であればよく、例えば、角筒形状であってもよい。この場合には、連通部をX軸方向から見たときに複数の遮蔽板が互いに重なるように形成されていればよいため、複数の遮蔽板の連通部の内周と接する部分の外周の形状が、連通部の内周の形状に合致する形状となる。
(4)
上記実施の形態1および3の複数の遮蔽板131A〜134A、131C〜134Cは、連通部130A、130Cの軸断面の略半分の領域を互い違いに塞ぐ形状となっているが、略半分の形状であることに限らない。つまり、この場合の複数の遮蔽板は、連通部をX軸方向から見たときに、互いに重なるように配置されていればよいため、例えば、1枚目の遮蔽板が連通路のY軸プラス方向側の1/3を塞ぐ形状とし、2枚目の遮蔽板が連通路のY軸マイナス方向側の残りの2/3を塞ぐ形状としてもよい。
(5)
上記実施の形態1〜4の複数の遮蔽板131A〜134A、131B、132B、131C〜134C、131D、132Dは、連通部130A〜130DをX軸方向から見たときに、互いに重なるように配置されているが、連通部130A〜130DをX軸方向から見たときに隙間なく配置されていれば直線的に侵入してくる水などの異物の侵入を阻止できるため、必ずしも重なっていなくてもよい。つまり、複数の遮蔽板131A〜134A、131B、132B、131C〜134C、131D、132Dは互いの自由端側の端縁が一致するような形状であってもよい。また、X軸方向から見た時に厳密に隙間なく配置されていなくてもよい。
(6)
上記実施の形態1〜5の連通部130A〜130Eは、外装体200の内部空間S1側には防水膜140が設けられているが、必ずしも防水膜140はなくてもよい。つまり、外装体200に防水膜140がない構成であっても、直線的に侵入してくる異物を複数の遮蔽板131A〜134A、131B、132B、131C〜134C、131D、132Dおよび遮蔽板131Eにより防ぐことができるため、有用である。
(7)
なお、本実施の形態の蓄電装置100では、外装体200は、複数の蓄電素子400を収納するが、これに限らずに、1つの蓄電素子400を収納する構成であってもよい。
(8)
上記実施の形態1〜5の連通路W11〜W15は、X軸方向に直線的に延びているが、これに限らずに、屈曲していてもよい。つまり、連通路が少なくとも延びている方向に、異物が移動することを妨げる遮蔽板が設けられていれば、屈曲している連通路であっても本発明に含まれる。なお、連通路が屈曲している構成の場合、連通路の屈曲している部分の角度は限定されない。
本発明は、ガスの排出を許容しつつ、かつ、水などの異物が内部に侵入することを防ぐことができる蓄電装置などとして有用である。
100 蓄電装置
110 外部正極端子
120 外部負極端子
130、130A〜130E 連通部
131A〜134A、131B、132B、131C〜134C、131D、132D、131E 遮蔽板
131Ba、131Da 円板部
131Bb、131Db 接続部
131Dc 突部
140 防水膜
200 外装体
210 蓋体
220 外装体本体
300 バスバー
310 回路基板
400 蓄電素子
410 容器
420 正極端子
430 負極端子
440 安全弁
500 排気ホース
S1 内部空間
S2 外部空間
W1、W11〜W15 導通路

Claims (8)

  1. 非水電解質を含む1以上の蓄電素子と、
    前記1以上の蓄電素子を収納する外装体と、
    を備え、
    前記外装体は、前記外装体の内部の空間と外部の空間とを連通しており、かつ、前記内部の空間から少なくとも第一方向の一方側突出する連通路を形成する筒状の連通部を有し、
    前記連通部は、前記連通路内の物質が前記第一方向の他方側に移動することを妨げ、かつ、前記内部の空間と前記外部の空間との前記連通路による連通が維持されるように配置される複数の遮蔽板からなる遮蔽部材を有し、
    前記複数の遮蔽板は、その自由端側が固定端側よりも前記第一方向の一方側に位置するように傾いて配置されており、かつ、第一遮蔽板および第二遮蔽板を含み、
    前記第一遮蔽板は、前記連通部を前記第一方向から見たときの前記連通路の領域のうちの一部の領域であって、前記第一方向に交差する第二方向の一方側の第一領域を埋めるように配置され、
    前記第二遮蔽板は、前記第一遮蔽板とは前記第一方向に異なる位置に配置され、かつ、前記連通路の領域のうちの一部の領域であって、前記第二方向の他方側の第二領域を埋めるように配置される
    蓄電装置。
  2. 非水電解質を含む1以上の蓄電素子と、
    前記1以上の蓄電素子を収納する外装体と、
    を備え、
    前記外装体は、前記外装体の内部の空間と外部の空間とを連通しており、かつ、前記内部の空間から少なくとも第一方向の一方側突出する連通路を形成する筒状の連通部を有し、
    前記連通部は、前記連通路を前記第一方向から見たときに隙間なく埋めるように配置され、かつ、複数の遮蔽板からなる遮蔽部材を有し、
    前記複数の遮蔽板は、その自由端側が固定端側よりも前記第一方向の一方側に位置するように傾いて配置されており、かつ、第一遮蔽板および第二遮蔽板を含み、
    前記第一遮蔽板は、前記連通部を前記第一方向から見たときの前記連通路の領域のうちの一部の領域であって、前記第一方向に交差する第二方向の一方側の第一領域を埋めるように配置され、
    前記第二遮蔽板は、前記第一遮蔽板とは前記第一方向に異なる位置に配置され、かつ、前記連通路の領域のうちの一部の領域であって、前記第二方向の他方側の第二領域を埋めるように配置される
    蓄電装置。
  3. 非水電解質を含む1以上の蓄電素子と、
    前記1以上の蓄電素子を収納する外装体と、
    を備え、
    前記外装体は、前記外装体の内部の空間と外部の空間とを連通しており、かつ、前記内部の空間から少なくとも第一方向の一方側に突出する連通路を形成する筒状の連通部を有し、
    前記連通部は、前記連通路内の物質が前記第一方向の他方側に移動することを妨げ、かつ、前記内部の空間と前記外部の空間との前記連通路による連通が維持されるように配置される複数の遮蔽板からなる遮蔽部材を有し、
    前記複数の遮蔽板は、第一遮蔽板および第二遮蔽板を含み、
    前記第一遮蔽板は、前記連通部を前記第一方向から見たときの前記連通路の領域のうちの一部の領域であって、前記連通路の中心軸を含む第一領域を埋めるように配置され、
    前記第二遮蔽板は、前記第一遮蔽板とは前記第一方向に異なる位置に配置され、かつ、前記連通路の領域のうちの一部の領域であって、前記第一領域の外側の領域である環状の第二領域を埋めるように配置される
    電装置。
  4. 非水電解質を含む1以上の蓄電素子と、
    前記1以上の蓄電素子を収納する外装体と、
    を備え、
    前記外装体は、前記外装体の内部の空間と外部の空間とを連通しており、かつ、前記内部の空間から少なくとも第一方向の一方側に突出する連通路を形成する筒状の連通部を有し、
    前記連通部は、前記連通路を前記第一方向から見たときに隙間なく埋めるように配置され、かつ、複数の遮蔽板からなる遮蔽部材を有し、
    前記複数の遮蔽板は、第一遮蔽板および第二遮蔽板を含み、
    前記第一遮蔽板は、前記連通部を前記第一方向から見たときの前記連通路の領域のうちの一部の領域であって、前記連通路の中心軸を含む第一領域を埋めるように配置され、
    前記第二遮蔽板は、前記第一遮蔽板とは前記第一方向に異なる位置に配置され、かつ、前記連通路の領域のうちの一部の領域であって、前記第一領域の外側の領域である環状の第二領域を埋めるように配置される
    蓄電装置。
  5. 非水電解質を含む1以上の蓄電素子と、
    前記1以上の蓄電素子を収納する外装体と、
    を備え、
    前記外装体は、前記外装体の内部の空間と外部の空間とを連通しており、かつ、少なくとも第一方向に延びる連通路を形成する連通部を有し、
    前記連通部は、前記連通路内の物質が前記第一方向に移動することを妨げ、かつ、前記内部の空間と前記外部の空間との前記連通路による連通が維持されるように配置される遮蔽部材を有し、
    前記遮蔽部材は、前記連通路の空間をらせん状に仕切るように形成されている遮蔽板である
    電装置。
  6. 非水電解質を含む1以上の蓄電素子と、
    前記1以上の蓄電素子を収納する外装体と、
    を備え、
    前記外装体は、前記外装体の内部の空間と外部の空間とを連通しており、かつ、少なくとも第一方向に延びる連通路を形成する連通部を有し、
    前記連通部は、前記連通路を前記第一方向から見たときに隙間なく埋めるように配置される遮蔽部材を有し、
    前記遮蔽部材は、前記連通路の空間をらせん状に仕切るように形成されている遮蔽板である
    蓄電装置。
  7. 前記連通部は、さらに、前記遮蔽部材よりも前記内部の空間側に設けられる防水膜を有する
    請求項1からのいずれか1項に記載の蓄電装置。
  8. 前記防水膜は、
    前記連通路を塞ぐことにより、前記外装体の前記内部の空間を密閉状態としており、
    前記外装体の内部の圧力が予め定められた圧力を超えた場合に、破損することにより前記連通路を連通状態とする
    請求項に記載の蓄電装置。
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