JP6251316B2 - 低始動電力及び電圧を用いるdc−dc変換器 - Google Patents

低始動電力及び電圧を用いるdc−dc変換器 Download PDF

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Description

本発明は、超低始動電力及び電圧を用い、不連続モードで動作するDC−DC変換器に関する。DC−DC変換器は、電圧源である電源に接続した誘導器、誘導器に接続し制御装置によって制御するスイッチ、及び出力電圧を供給するために誘導器及びスイッチの接続ノードに接続したダイオード素子を含む。
本発明は、超低始動電力及び電圧を用いるDC−DC変換器の作動方法にも関する。
誘導ブーストDC−DC変換器は、一般に、入力電圧よりも大きい出力電圧を供給するために低電力電子回路内で使用する。しかし、入力電圧が非常に低い場合、入力変圧器を使用しない限り、変換は可能ではないため、DC−DC変換器の費用は高く、そのようなDC−DC変換器の製造を著しく複雑にする。したがって、あらゆる現況技術のDC−DC変換器では、電圧源からの超低電圧及び電力をベースとして、回路の電子構成要素に電力供給するのに十分な出力電圧を供給するという単純な方法を想定することは可能ではない。
従来のブーストDC−DC変換器に関して、入力電圧は、一般に、十分な出力電圧を供給するために、0.6Vよりも高くなければならない。そのようなDC−DC変換器は、スイッチとして作用するPMOSトランジスタのドレイン及びNMOSトランジスタのドレインに接続した誘導器を含むことができる。PMOSトランジスタ及びNMOSトランジスタは、変換器出力端子と接地端子との間に直列に接続する。誘導器Lは、連続電圧源の正端子と、変換器の2つのトランジスタのドレイン端子の接続ノードとの間に配設する。NMOSトランジスタのソース端子は、接地端子に接続する一方で、PMOSトランジスタのソース端子は、出力電圧を供給する出力端子に接続する。
PMOSトランジスタ及びNMOSトランジスタは、それぞれのゲート端子を通るそれぞれの制御信号によって交互に動作する。まず、第1の段階において、NMOSトランジスタを導電性にして誘導器内の電流を線形に増大させる一方で、第1の段階に続く第2の段階において、PMOSトランジスタを導電性にして変換器出力に向かう誘導器内の電流を減少させてゼロ値にし、こうして連続出力電圧を供給する。
従来のDC−DC変換器は、動作に少なくとも0.6Vの供給電圧を必要とする電流源又は比較器又は増幅器等の構成要素を含む。この種の変換器は、変換器の構成要素に直接電力供給するためにも使用できる超低入力電圧では始動、動作できず、このことは欠点である。
「エネルギー・ハーベスタ及びエネルギー処理回路(Energy Harvesters and Energy Processing Circuits)」と題する論文、Yogesh Ramadass著、Texas Instruments、2013年チュートリアルT3、2013年2月17日、ペンシルバニア大学電気電子技術者協会ISSCCをこの点について引用できる。当該論文は、61から68頁で、一種の超低電圧冷始動DC−DC変換器を記載している。この変換器は、連続電圧源により供給する入力電圧によって直接電力供給できる。しかし、入力インピーダンスは、変換器内で制御されず、特に入力電圧が降下するとより低い電圧での始動を可能にしないため、このことは欠点である。更に、この変換器は、超低電力始動も実現しないため、このことも欠点である。
「エネルギー・ハーベスタ及びエネルギー処理回路(Energy Harvesters and Energy Processing Circuits)」と題する論文、Yogesh Ramadass著、Texas Instruments、2013年チュートリアルT3、2013年2月17日、ペンシルバニア大学電気電子技術者協会ISSCC
したがって、低始動電力及び電圧を用いるDC−DC変換器の提供によって、現況技術の欠点を克服することが本発明の目的であり、このDC−DC変換器は、電源出力が超低電力源である場合、電源出力での過剰な電圧降下を防止するように入力インピーダンスを適合させることができる。
この目的で、本発明は、低始動電力及び電圧を用い、独立請求項1で定義する特徴を含む上述のDC−DC変換器に関する。
DC−DC変換器の特定の実施形態は、従属請求項2から19で定義する。
本発明のDC−DC変換器の1つの利点は、DC−DC変換器が、約200mVから少なくとも約300mVとすることができる低入力電圧を出力電圧に変換でき、この出力電圧を使用して約1.5Vから3Vの従来の電子回路に電力供給できることにある。2つの磁気結合誘導器を有し一定の変圧比率を有する変圧器を使用せずに、単一の誘導器を使用する。このことは、入力電圧源によって送出できる最大電力が低い場合でさえ達成できる。DC−DC変換器に接続した連続電圧源は、熱電発電器であっても、単一の接合光電池であってもよい。光電池は、低照明条件下、電子回路の電力供給を増大できる。
有利には、DC−DC変換器は、入力インピーダンスを整合でき、したがって電力を自動的に調節し、超低入力電圧を、回路の電子構成要素に電力供給するのに十分な出力電圧に変換するようにする。したがって、DC−DC変換器は、MOSトランジスタを制御する制御装置を含む。このMOSトランジスタは、単一の入力誘導器に直列に接続でき、入力誘導器は、入力電圧源である電力源に直接接続する。制御装置は、入力電圧源によって直接電力供給する。DC−DC変換器は、ショットキー・ダイオード等のダイオード素子も含み、ダイオード素子は、誘導器とMOSトランジスタとの間の接続ノードに接続し、DC−DC変換器に出力電圧を供給する。したがって、制御装置は、第1の期間Tnの第1の段階でMOSトランジスタを導電性にし、第1の期間Tnの後、切替えサイクル期間Tが終了するまで非導電性にする。第1の期間Tnとサイクル期間Tとの間のデューティ・サイクル又はサイクル比率dは、入力電圧が超低電圧に降下する一方でDC−DC変換器の入力インピーダンスが増大した場合、減少する。
有利には、制御装置は、入力電圧源によって直接電力供給する。制御装置構成に関する他の分極電流は必要としない。DC−DC変換器は、低電圧で動作できる単純な要素で構成されるため、従来のMPPT(最大出力追従制御)アルゴリズムの使用を想定することは可能ではない。
有利には、DC−DC変換器の制御装置は、リング発振器等の発振器を含み、発振器の発振信号は、1つの切替えサイクル期間Tを決定する発振周期を有する。制御装置は、単安定素子も含み、単安定素子は、発振器に接続し、トランジスタのための制御信号を決定し、第1の期間Tnの間、各切替えサイクルでトランジスタを導電性にする。サイクル期間Tは、入力電圧が降下した場合、第1の期間Tnよりも迅速に増大し、低入力電圧でのデューティ・サイクルd=Tn/Tの減少をもたらし、このことは、本発明のDC−DC変換器では望ましい。したがって、DC−DC変換器は、入力電圧源の出力電力によって変わる平衡動作点で動作し、入力電圧は、低電圧とすることができる。
この目的で、本発明は、独立請求項20で定義する特徴を含むDC−DC変換器の作動方法にも関する。
方法の特定のステップは、従属請求項21及び22で定義する。
低始動電力及び電圧を用いるDC−DC変換器、並びにDC−DC変換器の作動方法の目的、利点及び特徴は、少なくとも1つの非限定的な実施形態を参照して行い、図面に示す以下の説明においてより明らかになるであろう。
本発明によるブーストDC−DC変換器の回路図である。 出力電圧を負荷に供給するために電源に接続した本発明によるDC−DC変換器の動作図であり、曲線は、出力電圧及び平衡点に対する平均入力電流の関数として示す。 電源からの平均電流のその出力電圧に対する示す曲線と、DC−DC変換器の平均入力電流と出力電圧と入力電力との間の関係を示す曲線との間の平衡点を示す図である。 DC−DC変換器の一実施形態の図であり、本発明による入力電圧に応じた入力インピーダンス整合のための制御装置構成要素を有する。 本発明によるDC−DC変換器制御装置の発振器の一実施形態の図である。 本発明によるDC−DC変換器制御装置の単安定素子の一実施形態の図である。 本発明によるDC−DC変換器制御装置の段階生成器の一実施形態の図である。 本発明によるDC−DC変換器制御装置の内部電荷ポンプの一実施形態の図である。 本発明によるDC−DC変換器制御装置の様々な構成要素における信号のグラフ、及び各切替えサイクルの1回の期間にわたって誘導器を通る電流のグラフである。 切替えサイクル期間Tの第1の期間Tnの変動、及び本発明によるDC−DC変換器の入力電圧に対するデューティ・サイクルdの変動を表す曲線図である。
以下の説明では、当業者に周知のDC−DC変換器の全ての要素は、簡略的にのみ説明する。DC−DC変換器は、超低入力電圧を、回路の電子構成要素に電力供給するのに十分な出力電圧に変換するように構成する。
図1は、DC−DCブースト変換器1、即ち連続入力電圧レベルVinよりも高い出力電圧レベルVoutを有する電圧ブースト変換器の概略図を示す。このDC−DC変換器は、超低入力電圧及び超低電力で不連続モードにて始動又は動作できる。入力インピーダンス整合は、以下で説明するようにDC−DC変換器の出力電圧に応じて実施する。インピーダンスは、入力電圧が減少すると増大する。
DC−DC変換器は、まず、主要変換器ブロック内には示さない誘導器L3を含み、誘導器3は、変換器の他の電子構成要素と統合しないことを仮定する。使用する単一誘導器Lは、一方の側で連続電圧源である電源2に接続し、もう一方の側でスイッチ11に接続し、このスイッチ11は、好ましくは主要変換器ブロック内のMOSトランジスタ11である。MOSトランジスタ11は、好ましくはNMOSトランジスタであり、NMOSトランジスタのソースは、接地端子VSSに接続し、NMOSトランジスタのドレインは、主要DC−DC変換器ブロック1の誘導器端子LXによって誘導器Lに接続する。
DC−DC変換器1は、NMOSトランジスタのゲートを通じてNMOSトランジスタ11を制御する制御装置10、及びダイオード素子12も含み、ダイオード素子12は、好ましくはショットキー・ダイオードとすることができる。このダイオード素子12は、誘導器3とNMOSトランジスタ11との間の接続ノードに接続して、出力端子Voutを通じて出力電圧を供給する。当然、ダイオード12は、正電流loutを負荷6に供給するように、即ち出力Voutの方向で蓄積コンデンサ5Coutに平行に配設する。ダイオード12は、電流が出力VoutからDC−DC変換器に再び入るのを防止し、蓄積コンデンサ5Coutの放電を防ぐ。変換器1のコンデンサCoutも主要変換器ブロックの外側に配置し、変換器1のコンデンサCoutは、前記主要ブロックの他の電子構成要素と統合しないことを仮定し、このことは、ショットキー・ダイオード12の場合もそうである。
入力電圧Vinが低下した際にDC−DC変換器1の入力インピーダンスを増大させるために、図4から図10を参照して以下で説明するように、NMOSトランジスタ11には、NMOSトランジスタの切替えサイクル期間Tに対して制御されるスイッチオン期間Tnがある。このことは、DC−DC変換器に流れる平均電流Iinを定義する。入力電圧Vinが低下すると、デューティ・サイクルd=Tn/Tは、少なくとも低入力電圧範囲Vin内、とりわけ第1の電圧閾値を超えて低下する。デューティ・サイクルdが低下すると、本発明が得ようとする、入力インピーダンスの増大が得られる。したがって、変換器1に流れる平均電流Iinは、電源2が送出できる電流に適合する。
DC−DC変換器1は、電圧源2の出力に接続した、例えば約10μFの大規模な入力コンデンサCinを含み、電圧源2の出力は、主要DC−DC変換器ブロック1の入力端子Vinにも接続することにも留意すべきである。この入力変換器Cinは、NMOSトランジスタ11を切り替える間、誘導器3を通る電流ILの流れの電流変動をフィルタ処理できる。これにより、比較的一定の入力電圧Vin及び規定の平均入力電流Iinを維持する。したがって、制御装置10は、電圧源2が供給する入力電圧Vinによって直接電力供給される。制御装置10に含まれる構成要素は、超低電圧、例えば200mVから、好ましくは少なくとも300mVで動作でき、且つ超低電力、例えば1μワット未満でも動作できるが、このことは、出力負荷を有する回路全体が3μワットで始動できることを仮定とする。
主要DC−DC変換器ブロック1の構成要素は、有利には、0.18μm(ALP)CMOS技術で1つの集積回路内に作製する。図4を参照して以下で詳細に説明する制御装置10の様々な要素は、この技術で得られるPMOS、NMOSトランジスタ、抵抗器及びコンデンサから形成し、トランジスタの寸法は、入力電圧が降下した際に変換器の入力インピーダンスが増大するように適合させる。
図2は、DC−DC変換器1の動作図を示し、DC−DC変換器1は、入力で電源2に接続し、本発明に従って出力電圧Vout及び出力電流loutを負荷6に供給する。平均電流Iinは、好ましくは電圧源である電源2から出力し、DC−DC変換器で入力電圧Vinを伴う。電源は、熱電発電器であっても、単一の接合光電池であってもよい。
熱電発電器等の電源2に関して、モデル動作は、内部抵抗器(図示せず)に接続した内部電圧源によりもたらすことができ、内部抵抗器を通すと、電源出力電圧Vinは低下し、出力電流Iinは増大する。電源は、約0.35Vの負荷電圧を例えば約2kオームの内部抵抗で供給できる。この場合、関数Iin=f(Vin)の第1の曲線は、電源電圧Vinに対する電流Iinの変動を示すように示される。
逆に、DC−DC変換器1の動作に関連する関数Iin=f(Vin)の第2の曲線は、入力電圧Vinが低下すると平均入力電流Iinが非線形に減少することを示す。電流Iinの急激な減少は、第1の電圧閾値Vth1である閾値を下回る入力電圧Vinの低下と共に生じる。電流Iinのこの急激な減少は、図3に示すように、少なくとも平衡点の入力電圧Vin、及び第2の閾値Vth2近傍の入力電圧Vinまで生じる。より小さな電流Iinの減少は、第1の低電圧閾値Vth1を上回る入力電圧Vin、及び平衡点を下回る入力電圧Vinの低下と共に生じる。このことは、本発明が予期するように、平衡点に向かう入力電圧Vinの降下がある場合に、DC−DC変換器1の入力インピーダンスが増大することを意味する。したがって、DC−DC変換器は、入力供給電圧Vinが低下すると、要求される平均入力電流Iinを自動的に減少させることになる。
図2の最後のグラフの2つの曲線の組合せにより示すように、電源2及びDC−DC変換器1から形成した組立体は、これら2つの曲線の交点における平衡動作点で安定することになる。このことは、電源出力電力によって異なり、この電源出力電力は、低い電力でDC−DC変換器を動作できる。
図3により詳細に示すように、電源及びDC−DC変換器の2つの関数曲線Iin=f(Vin)を示す。DC−DC変換器を超低電圧及び電力で動作するように構成した場合、2つの曲線の交点における平衡点は、例えば約0.33Vの入力電圧値Vin及び約10μAの平均入力電流に位置することに留意されたい。このことは、約3μワットの入力電力ももたらす。したがって、この入力電力は、非常に低い電力でDC−DC変換器を動作でき、本発明が予期するものである。
当然、上に示した数値は、本発明のDC−DC変換器1の例として提供するにすぎない。より高い又はより低い入力値Vin及びより高い又はより低い平均電流Iinにおける平衡点は、本発明の範囲を限定することなく想定できる。
特に図1及び図9を参照すると、ここでは本発明のDC−DC変換器1の不連続モードでの動作が示されている。第1の期間又は第1の時間Tnの第1の段階では、スイッチ11、即ちNMOSトランジスタは、制御装置10によって導電性にする。これにより、DC−DC変換器の誘導器3を通る電流が生じる。電源2からの電流は、第1の期間Tn全体を通じて誘導器中でIpkとして定義したピーク値まで増加することになる。理想的なケースでは、電流は、第1の期間Tnの間、線形に増大する。この第1の期間Tnが終了すると、NMOSトランジスタは、制御装置10によって制御し、切替えサイクル期間Tの終了まで非導電性にする。
NMOSトランジスタ11を非導電性にする、第1の段階に続く第2の段階では、誘導器3内に誘導された電流は、出力電流loutとして、好ましくはショットキー・ダイオードであるダイオード素子12を介して負荷6及び蓄積コンデンサ5Cout内に伝達される。第2の期間又は第2の時間Tpのこの第2の段階では、誘導器中の電流は、出力電圧Voutを得るために電流がショットキー・ダイオード12を通って流れるにつれて減少する。この第2の期間Tpが終了すると、誘導器を通る電流は、ゼロになる。出力電圧Voutは、安定した出力電圧が得られるまで増大させる。この安定した出力電圧は、いくつかの切替えサイクルの後に得られる。したがって、この出力電圧Voutは、入力電圧Vinよりも高い。
誘導器3内の電流がゼロになると、第3の段階を開始する。この第3の段階は、DC−DC変換器に出入りする電流がなく、中性であると考慮できる。ショットキー・ダイオード12は、負荷6及び蓄積コンデンサ5がDC−DC変換器の方に電源2の入力を放電しないようにする。したがって、3つの段階の期間は、切替えサイクル周期又は期間Tを定義する。いくつかの連続切替えサイクルは、安定した出力電圧Voutを得るために、このように無期限に繰り返される。しかし、出力電圧Voutが安定し、DC−DC変換器に接続した回路に電力供給するのに十分であると、外部ユニットは、DC−DC変換器1の入力DISの作動によって前記DC−DC変換器を停止できる。したがって、作動後にMPPTアルゴリズムの実行を可能にする別のより効率的なDC−DC変換器の使用の想定が可能である。
切替えサイクル周期Tと第1の期間Tnとの間の比率は、電源2からDC−DC変換器1の出力で負荷6に伝達されることになる平均電流Iinに影響を及ぼすために本質的なものである。この比率をデューティ・サイクルd=Tn/Tと呼ぶ。平均入力電流Iinは、主に、誘導器3内を流れる電流であるが、制御装置10のわずかな程度の動作電流にも関係する。平均電流Iinは、主に、図9に示すように、1つの切替えサイクルの全期間Tによって分割した第1の期間Tn及び第2の期間Tpの間に誘導器3を通る電流ILの三角形曲線下面によって定義する。
したがって、第1の式は、
Iin=Ipk・(Tn+Tp)/(2・T)
として定義できる。
第1の期間Tnの第1の段階の間、誘導器3内に誘導されたピーク電流Ipkは、以下の第2の式:
Ipk=Vin・Tn/L
に示すように、誘導器Lの固有値、時間Tn、及び入力電圧Vinによって変わる。
第2の期間Tpは、ピーク電流Ipk、誘導器Lの値、及び出力電圧Voutと入力電圧Vinと更にはショットキー・ダイオード12を通じた電圧降下Vdも考慮した差によって変わる。第3の式は、
Tp=Ipk・L/(Vout−Vd−Vin)
として定義できる。
第2の式を第3の式に挿入すると、第4の式:
Tp=Vin・Tn/(Vout−Vd−Vin)
が得られる。
第2の式及び第4の式を第1の式に挿入すると、第5の式:
Iin=(Vin・Tn2/(2・L・T))・(1+(Vin/(Vout−Vd−Vin)))
が得られる。
デューティ・サイクルdは、Tn/Tと等しいので、最後に第6の式:
Iin=(Vin・d・Tn/(2・L))・(1+(Vin/(Vout−Vd−Vin)))
が得られる。
平均電流Iinは、電源2からDC−DC変換器1に流れる電流である。したがって、平均電流Iinは、入力電圧Vin、デューティ・サイクルdによって変わり、デューティ・サイクルdは、図4から図6を参照してより詳細に説明する制御装置構成要素、第1の期間Tn、誘導器3の値L、出力電圧Vout、及びショットキー・ダイオード12を通る電圧降下Vdによって変わる。したがって、第1の期間Tn及びデューティ・サイクルdは、平均電流Iinを、電源2が送出できる電流に適合させるのに重要であり、このためにDC−DC変換器が超低電圧及び電力で動作可能になることがわかる。
図3に示すように、制御装置10のために、電源2からDC−DC変換器1に流れる電流Iinは、電源2が送出した電圧が少なくとも低入力電圧Vinの領域及び定義した第1の電圧閾値Vth1で降下すると、急激に下がる。このことは、完全に崩壊せず依然として変換用電力を送出する電源2を得ることを可能にする。本発明によれば、DC−DC変換器は、入力インピーダンス整合を実施するように構成する。入力インピーダンスは、入力電圧が特に第1の電圧閾値を超えて降下又は低下すると増大する。デューティ・サイクルdも、この第1の電圧閾値により減少する。
図4は、DC−DC変換器1の制御装置10の一実施形態を示す。制御装置10は、主に、発振器102、単安定素子103、段階生成器104及び内部電荷ポンプ105を含み、内部電荷ポンプ105は、制御信号CTRLを介してNMOSトランジスタ11を制御する。これらの構成要素の全ては、内部入力電圧Vin_intによって直接電力供給され、内部入力電圧Vin_intは、好ましくはPMOSトランジスタである入力スイッチ100を導電性にすると電源から直接電力供給される入力電圧Vinである。したがって、PMOSトランジスタ100のゲートに接続した入力DISは、接地VSSにある外部ユニットによって、PMOSトランジスタ100を導電性にし、制御装置10を適切に動作するように制御しなければならない。
制御装置10を停止させるには、入力DISは、入力電圧Vinに設定するか又はVinよりも一層高い電圧で設定し、PMOSトランジスタ100を休止モードで非導電性にしなければならない。更に、内部入力電圧線Vin_intと接地VSSとの間に接続した第1のNMOSトランジスタ101、及びNMOSトランジスタ11のゲートと接地VSSとの間に接続した第2のNMOSトランジスタ106を導電性にする。このことを達成するには、NMOSトランジスタ101及び106のゲートは、入力DISに接続し、入力DISは、入力電圧Vinに接続するか又はVinよりも一層高い電圧に接続する。
制御装置の発振器102は、NMOSトランジスタ11の切替えサイクル周期Tを規定する一方で、単安定素子103は、第1の期間Tnを規定し、この第1の期間Tnの間、NMOSトランジスタ11を導電性にする。このことは、デューティ・サイクルd=Tn/Tを規定し、DC−DC変換器に流れる平均電流Iinを決定する。したがって、発振器102は、周期Tの発振信号OSCを単安定素子103に供給し、単安定素子103が第1の期間Tnを決定することを可能にする。単安定素子103は、制御信号MONOを介して段階生成器104を制御し、段階生成器104は、2つの段階信号PHI1及びPHI2を従来の様式でもたらし、内部電荷ポンプ105を制御する。2つの重複しない段階信号PHI1及びPHI2に基づき、電荷ポンプ105は、NMOSトランジスタ11のゲートの制御信号CTRLのピーク電圧を乗算し、第1の期間Tnの間、NMOSトランジスタ11の適切な導電率を保証する。図9は、DC−DC変換器の様々な信号、及び内部電荷ポンプ105の様々な電圧レベルVA、VB、VCも正確に表す。
図5は、制御装置発振器102の一実施形態を示す。この発振器は、好ましくは、1つ又は複数の逆変換器の切替え時間に基づく、リング発振器である。このことを達成するために、リング発振器は、奇数N個の連続する逆変換器段1020から1024を含む。各段は、全体として、対応する逆変換器に接続した抵抗器R102及びコンデンサC102を有するRCネットワークから形成する。したがって、切替えサイクル周期Tの発振器出力で発振信号OSCを得ることが可能である。当然、RCネットワークに接続した各逆変換器の切替え期間は、DC−DC変換器の技術的統合パラメータによって変わる。
したがって、上記のように、発振器102は、互いに連続して接続したN個の逆変換器段1020、1021、1022、1023及び1024を含み、最後の逆変換器段1024の出力は、最初の逆変換器段1020の入力に接続してループを閉鎖する。当然、N個の逆変換器段は、リング発振器を動作させるために奇数の整数でなければならない。この数字Nは、5に等しくてもよいが、所望の発振周期に従って別の値を有してもよい。周期Tの発振信号OSCは、最後の逆変換器段1024の出力に接続した出力逆変換器1025の出力に供給する。逆変換器1020から1025の全ては、内部入力電圧Vin_intによって直接電力供給され、内部入力電圧Vin_intは、DC−DC変換器が動作する間、入力電圧Vinに一致する。
発振器102の段1020から1024の各逆変換器は、従来のようにPMOSトランジスタP102から形成し、PMOSトランジスタP102は、内部入力電圧端子Vin_intと接地端子VSSとの間で、NMOSトランジスタN102と直列に組み付ける。抵抗器R102は、1つ前の逆変換器の出力とトランジスタP102のゲートとトランジスタN102のゲートとを接続する。各逆変換器の出力は、トランジスタP102及びN102のドレインの接続ノードである。コンデンサC102も、トランジスタP102及びN102の接続したゲートと接地端子VSSとの間に接続し、抵抗器R102を有するRCネットワークを規定する。
したがって、抵抗器R102及びコンデンサC102から形成したRCネットワークを有する全ての逆変換器1020から1024は、遅延を発生し、こうした遅延の和により、発振信号OSCの発振周期Tを決定する。内部入力電圧Vin_intが高い場合、PMOSトランジスタP102及びNMOSトランジスタN102の抵抗率は、コンデンサC102を有するRCネットワークの抵抗器R102に対して無視できる。したがって、発振Tは、トランジスタP102及びN102の抵抗率によって変化しない。しかし、内部入力電圧が低下すると、PMOSトランジスタP102及びNMOSトランジスタN102の抵抗率は増大し、特に低入力電圧の領域、図10に示すように例えば約0.45Vとすることができる第1の電圧閾値Vth1を超える領域で抵抗器R102に対して優勢になる。したがって、発振周期Tは、低電圧では増加する。
図6は、発振器の発振信号OSCによって制御する単安定素子103の一実施形態を示す。単安定素子は、主に、順に接続した一定数Mの遅延段1030、1031、1032を含み、図4に示す変換器のNMOSトランジスタ11の第1の作動期間Tnを決定する。遅延段の数Mは、1を超えるか又は1と等しい整数である。この数字Mは、3に等しくてもよいが、当然、図4に示すNMOSトランジスタ11の所望の作動期間Tnに応じて、より多い又はより少ない数の段を提供できる。
各遅延段は、従来のようにPMOSトランジスタP103から形成した逆変換器、及び入力RCネットワークを含み、PMOSトランジスタP103は、内部入力電圧端子Vin_intと接地端子VSSとの間で、NMOSトランジスタN103と直列に組み付ける。RCネットワークに関して、抵抗器R103は、各段の入力と、トランジスタP103及びN103の接続したゲートとの間に設置する。各逆変換器の出力は、トランジスタP103及びN103のドレインの接続ノードである。コンデンサC103も、トランジスタP103及びN103の接続したゲートと接地端子VSSとの間に接続し、抵抗器R103を有するRCネットワークを規定する。
最初の遅延段1030は、発振器から入力逆変換器1034を通じて発振信号OSCを受信する。発振信号OSCは、RSフリップフロップ1033の第1の入力にも直接供給される一方で、RSフリップフロップの第2の入力は、中間非逆変換器1035を介して最後の遅延段1032の出力に接続する。RSフリップフロップは、例えば2つのNOR論理ゲートから形成する。RSフリップフロップ1033の出力は、非逆変換出力1036を介して制御信号MONOを供給する。
図9にも示すように、単安定素子103のRSフリップフロップ1033は、発振信号OSCの立上り縁部で、強制的に制御信号MONOを論理レベル「1」にする。同時に、発振信号OSCは、RCネットワーク逆変換器である遅延段1030から1032を通じて伝播する。逆変換器1030から1032の遅延の和、並びに後に続く段階生成器及び電荷ポンプに関連するあらゆる遅延は、図4に示すNMOSトランジスタ11の第1の作動期間Tnを規定する。最後の遅延段1032からRSフリップフロップ1033の第2の入力への命令の後、制御信号MONOは、第1の期間Tnが終了すると、発振信号OSCの周期Tによって規定した1つの切替えサイクル周期Tの終了まで論理レベルを「0」に変更する。
発振器を参照して上記で説明したように、内部入力電圧Vin_intが高い場合、PMOSトランジスタP102及びNMOSトランジスタN102の抵抗率は、RCネットワークの抵抗器R103に対して無視できる。したがって、各遅延段1030、1031及び1032の遅延は、トランジスタP103及びN103の抵抗率よって変化しない。しかし、内部入力電圧が低下すると、PMOSトランジスタP103及びNMOSトランジスタP103の抵抗率は増大し、特に低入力電圧の領域、図10にも示すように例えば約0.3Vとすることができる第2の電圧閾値Vth2を超える領域で抵抗器R103に対して優勢になる。したがって、第1の期間Tnは、低電圧、特に0.3V未満では増大することになる。
デューティ・サイクルd=Tn/Tは、図10に示すように、少なくとも第1の電圧閾値Vth1を超え、第2の電圧閾値Vth2を下回ると、急激に低下することを留意されたい。
図7は、単安定素子からの制御信号MONOによって制御する段階生成器104の一実施形態を示す。この周知の生成器の構成要素も、内部入力電圧Vin_intによって直接電力供給する。
生成器104は、まず、入力1040に、単安定素子から制御信号MONOを受信する非逆変換器を含む。非逆変換器の出力1040は、一方でNANDゲート1041の第1の入力に接続し、他方でNORゲート1042の第1の入力に接続する。NANDゲート1041の出力は、逆変換器1044を介してNORゲート1042の第2の入力に接続する。NORゲート1042の出力は、逆変換器1043を介してNANDゲート1041の第2の入力に接続する。NORゲート1042の出力は、非逆変換器の出力1046を通じて信号を供給し、これにより、第1の段階信号PHI1を供給する。最後に、NANDゲートの出力は、非逆変換器の出力1045を通じて信号を供給し、これにより、第2の段階信号PHI2を供給する。
図9に示すように、第1の段階信号PHI1は、制御信号MONOが論理状態「1」に変化すると、発振器の発振信号OSCの立上り縁部で論理状態「1」から論理状態「0」に変化する。第1の段階信号PHI1のこの論理状態「0」は、第2の段階の終了時に第2の期間Tpが終わると終了する。第2の段階信号PHI2は、図4のNMOSトランジスタ11への導通開始時、及び前記NMOSトランジスタ11の作動期間Tn全体を通じて、論理状態「0」から論理状態「1」に変化する。
図8は、段階生成器からの2つの段階信号PHI1及びPHI2によって制御する内部電荷ポンプ105を示す。入力電圧Vin_intを基準とする3つのブースト段は、図4のNMOSトランジスタ11を制御するために、接地VSSを基準とする制御信号CTRLの供給前に配置する。各段は、コンデンサと直列に組付けた2つのNMOSトランジスタ、及びPMOSトランジスタを含む。この電荷ポンプの信号VA、VB、VC、CTRLを図9に表す。
第1のブースト段は、第1のPMOSトランジスタP105Aを含み、第1のPMOSトランジスタP105Aのソースは、内部入力電圧Vin_intに接続する。トランジスタP105Aのゲートは、入力逆変換器を通じて第2の段階信号PHI2を受信する。トランジスタP105Aのドレインは、第1のコンデンサC105Aの第1の電極、及び第1のNMOSトランジスタN105Aのドレインに接続し、第1のNMOSトランジスタN105Aのソースは、接地端子VSSに直接接続する。コンデンサC105Aの第2の電極は、第2のNMOSトランジスタNAT105Aのソースに接続し、第2のNMOSトランジスタNAT105Aのドレインは、内部入力電圧Vin_intに直接接続する。このNMOSトランジスタNAT105Aを「ネイティブ」と呼ぶ。というのは、NMOSトランジスタNAT105Aの切替え閾値が0Vであるためである。NMOSトランジスタNAT105Aは、NMOSトランジスタNAT105AのゲートとNMOSトランジスタNAT105Aのソースとの間の電圧が0Vを超えるか又は0Vと等しい場合、導電性である。NMOSトランジスタNAT105Aを非導電性にするには、ゲート−ソースに負電圧を印加しなければならない。トランジスタN105A及びNAT105Aのゲートは、第1の段階信号PHI1によって制御する。第1のコンデンサC105Aと第2のトランジスタNAT105Aとの間の接続ノードは、第1の期間Tnの間、内部入力電圧の約2倍と等しい値とすることができる電圧VAを供給し、第1の期間Tnは、論理状態「1」にある第2の段階信号PHI2に対応する。
第2のブースト段は、第1のPMOSトランジスタP105Bを含み、第1のPMOSトランジスタP105Bのソースは、第1のブースト段の出力電圧VAに接続する。トランジスタP105Bのゲートは、入力逆変換器を通じて第2の段階信号PHI2を受信する。トランジスタP105Bのドレインは、第2のコンデンサC105Bの第1の電極、及び第1のNMOSトランジスタN105Bのドレインに接続し、第1のNMOSトランジスタN105Bのソースは、接地端子VSSに直接接続する。コンデンサC105Bの第2の電極は、第2のネイティブNMOSトランジスタNAT105Bのソースに接続し、第2のネイティブNMOSトランジスタNAT105Bのドレインは、内部入力電圧Vin_intに直接接続する。トランジスタN105B及びNAT105Bのゲートは、第1の段階信号PHI1によって制御する。第2のコンデンサC105Bと第2のネイティブ・トランジスタNAT105Bとの間の接続ノードは、第1の期間Tnの間、内部入力電圧の約3倍と等しい値とすることができる電圧VBを供給し、第1の期間Tnは、論理状態「1」にある第2の段階信号PHI2に対応する。
第3のブースト段は、第1のPMOSトランジスタP105Cを含み、第1のPMOSトランジスタP105Cのソースは、第2のブースト段の出力電圧VBに接続する。トランジスタP105Cのゲートは、入力逆変換器を通じて第2の段階信号PHI2を受信する。トランジスタP105Cのドレインは、第3のコンデンサC105Cの第1の電極、及び第1のNMOSトランジスタN105Cのドレインに接続し、第1のNMOSトランジスタN105Cのソースは、接地端子VSSに直接接続する。コンデンサC105Cの第2の電極は、第2のネイティブNMOSトランジスタNAT105Cのソースに接続し、第2のネイティブNMOSトランジスタNAT105Cのドレインは、内部入力電圧Vin_intに直接接続する。トランジスタN105C及びNAT105Cのゲートは、第1の段階信号PHI1によって制御する。第3のコンデンサC105Cと第2のネイティブ・トランジスタNAT105Cとの間の接続ノードは、第1の期間Tnの間、内部入力電圧の約4倍と等しい値とすることができる電圧VCを供給し、第1の期間Tnは、論理状態「1」にある第2の段階信号PHI2に対応する。
最後に、制御信号CTRLを供給するために、PMOSトランジスタP105Dを設け、PMOSトランジスタP105Dのソースは、第3のコンデンサC105Cと第3のブースト段の第2のネイティブ・トランジスタNAT105Cとの間の接続ノードに接続する。このPMOSトランジスタP105Dのドレインは、NMOSトランジスタ105Dのドレインに接続し、NMOSトランジスタ105Dのソースは、接地端子VSSに直接接続する。トランジスタP105Dのゲートは、入力逆変換器を通じて第2の段階信号PHI2を受信する一方で、トランジスタN105Dのゲートは、第1の段階信号PHI1を受信する。トランジスタP105DとトランジスタN105Dとの間の接続ノードは、図4の逆変換器のNMOSトランジスタ11への導通を制御する制御信号CTRLに、入力電圧Vinの約4倍である値の電圧を供給する。したがって、制御信号CTRLは、第1の期間Tn全体を通して論理状態「1」にある。
また、図10は、本発明によるDC−DC変換器の入力電圧Vinに対する第1の期間Tnの変動、切替えサイクル期間Tの変動及びデューティ・サイクルdの変動を表す曲線を示す。この図では、周期Tは、入力電圧Vinが第1の電圧閾値Vth1を下回ると増大すること、及び第1の期間Tnは、入力電圧Vinが第1の閾値Vth1よりも低い第2の電圧閾値Vth2を下回ると増大することに留意されたい。したがって、デューティ・サイクルdは、第2の電圧閾値Vth2を下回る低い値では安定する前に、第1の電圧閾値Vth1を超えると急激に低下する。このことは、デューティ・サイクルdが減少すると、DC−DC変換器の入力インピーダンスが増大することも意味しており、低電力でも動作させるために望ましい。
第1の閾値Vth1は、例えば約0.45Vであってもよい一方で、第2の閾値Vth2は、例えば約0.3Vとすることができる。したがって、デューティ・サイクルdは、入力電圧Vinが超低電圧に向かう傾向があると、急激に減少する。
第1の期間Tn及び切替え周期Tを決定するために、図6の単安定素子のNMOSトランジスタN103は、図5の発振器のNMOSトランジスタN102よりも幅広でなければならない。同様に、単安定素子103のPMOSトランジスタP103は、発振器のPMOSトランジスタP102よりも幅広でなければならない。したがって、以下のパラメータを非限定的な例として提案できる:
発振器102のNMOS N102:W/L=2μm/1μm
発振器102のPMOS P102:W/L=2μm/1μm
発振器102の抵抗器R102:R=100kオーム
発振器102のコンデンサC102:C=6.1pF
単安定素子103のNMOS N103:W/L=50μm/0.25μm
単安定素子103のPMOS P103:W/L=50μm/0.25μm
単安定素子103の抵抗器R103:R=100kオーム
単安定素子103のコンデンサC103:C=1pF
但し、Wは、ゲート幅を規定し、Lは、ゲート長さを規定する。これらのパラメータは、0.18μm(ALP)CMOS集積回路技術と共に規定する。
直前に示した説明より、特許請求の範囲により規定する本発明の範囲から逸脱することなく、当業者は、不連続導通モードのDC−DC変換器のいくつかの変形形態を考案することができる。ショットキー・ダイオードではなく、単一出力ダイオードを提供できるが、その電圧降下はより大きい。発振器内の逆変換器の数及び/又は単安定素子内の遅延段の数を増大させて、デューティ・サイクルを増大又は減少させることが可能である。
1 DC−DC変換器
2 電源
3 誘導器
10 制御装置
11 スイッチ
12 ダイオード素子
100 入力スイッチ
101 第1のNMOSトランジスタ
102 発振器
103 単安定素子
104 段階生成器
105 電荷ポンプ
106 第2のNMOSトランジスタ

Claims (22)

  1. 低始動電力及び電圧を用い、不連続モードで動作するDC−DC変換器(1)であって、前記変換器は、変換すべき入力電圧(Vin)を供給する電源(2)に接続した誘導器(3)、前記誘導器に接続し制御装置(10)によって制御するスイッチ(11)、並びに出力電圧(Vout)を供給するために前記誘導器及び前記スイッチの接続ノードに接続したダイオード素子(12)を含む、DC−DC変換器(1)において、
    前記制御装置(10)は、前記電源(2)が供給する前記入力電圧(Vin)によって電力供給する少なくとも1つの発振器(102)及び単安定素子(103)を含むこと、
    前記発振器(102)は、発振信号(OSC)を供給するように構成し、前記発振信号(OSC)の発振周期は、前記スイッチ(11)の1つの切替えサイクル周期Tを決定すること、
    前記単安定素子(103)は、前記スイッチ(11)の第1の導通期間Tnを決定するために、前記発振器(102)から前記発振信号(OSC)を受信するように構成し、前記第1の導通期間Tnの間、増大した電流(IL)が前記誘導器(3)を通って流れること、並びに
    前記発振器(102)の構成要素及び前記単安定素子(103)の構成要素に応じて、前記入力電圧が低下し前記DC−DC変換器の入力インピーダンスが増大すると、前記スイッチの前記第1の導通期間Tnと前記発振器の前記発振周期との間のデューティ・サイクルd=Tn/Tは減少することを特徴とする、DC−DC変換器(1)。
  2. 前記発振器(102)は、リング発振器であり、前記リング発振器は、N個の連続する逆変換器段を含み、但し、Nは1を超える奇数であり、最後の前記逆変換器段は、最初の前記逆変換器段にループ状に接続することを特徴とする、請求項1に記載のDC−DC変換器(1)。
  3. 前記N個の逆変換器段は、5と等しいこと、及び出力逆変換器(1025)は、前記発振信号(OSC)を供給するために最後の前記逆変換器段(1024)に接続することを特徴とする、請求項2に記載のDC−DC変換器(1)。
  4. 各前記逆変換器段は、RCネットワークを含み、前記RCネットワークは、対応する逆変換器に接続した抵抗器(R102)及びコンデンサ(C102)から形成することを特徴とする、請求項2に記載のDC−DC変換器(1)。
  5. 各前記逆変換器は、PMOSトランジスタ(P102)を含み、前記PMOSトランジスタ(P102)は、前記発振器の内部入力電圧端子(Vin_int)と接地端子(VSS)との間でNMOSトランジスタ(N102)と直列に組み付けること、前記抵抗器は、一方で、同じ前記逆変換器段の前記PMOSトランジスタ及び前記NMOSトランジスタのゲートに接続し、もう一方で、1つ前の前記逆変換器段の前記PMOSトランジスタ及び前記NMOSトランジスタのドレインに接続すること、並びに前記コンデンサは、前記PMOSトランジスタ及び前記NMOSトランジスタの前記ゲート並びに前記接地端子との間に接続することを特徴とする、請求項4に記載のDC−DC変換器(1)。
  6. 前記単安定素子(103)は、M個の連続遅延段(1030、1031、1032)を含み、前記スイッチ(11)の前記第1の導通期間Tnを決定し、Mは、1を超えるか又は1と等しい整数であることを特徴とする、請求項1に記載のDC−DC変換器(1)。
  7. 前記M個の遅延段は、3と等しいことを特徴とする、請求項6に記載のDC−DC変換器(1)。
  8. 各前記遅延段は、PMOSトランジスタ(P103)から形成した逆変換器及びRCネットワークを含み、前記PMOSトランジスタ(P103)は、前記単安定素子(103)の内部入力電圧端子(Vin_int)と接地端子(VSS)との間でNMOSトランジスタ(N103)と直列に組み付けること、並びに前記RCネットワークは、各段の入力と、前記PMOSトランジスタ及び前記NMOSトランジスタのゲートとの間の抵抗器(R103)、並びに前記PMOSトランジスタ及び前記NMOSトランジスタの前記ゲートに接続し前記接地端子に接続したコンデンサ(C103)を含むこと、並びに各前記段の出力は、前記PMOSトランジスタ及び前記NMOSトランジスタのドレインの接続ノードであることを特徴とする、請求項6に記載のDC−DC変換器(1)。
  9. 各前記遅延段は、RSフリップフロップ(1033)を更に含み、前記RSフリップフロップ(1033)は、第1の入力で、前記発振器(102)から前記発振信号(OSC)を受信し、第2の入力で、最後の前記遅延段(1032)から出力信号を受信し、出力で制御信号(MONO)を供給し前記第1の導通期間Tnを決定するようにすることを特徴とする、請求項6に記載のDC−DC変換器(1)。
  10. 最初の前記遅延段(1030)は、前記発振器(102)から入力逆変換器(1034)を介して前記発振信号(OSC)を受信すること、前記RSフリップフロップの前記第2の入力は、中間非逆変換器(1035)を介して最後の前記遅延段(1032)から出力信号を受信すること、及び前記制御信号(MONO)は、前記単安定素子出力で、前記RSフリップフロップ出力から非逆変換器(1036)の出力を介して供給することを特徴とする、請求項9に記載のDC−DC変換器(1)。
  11. 前記スイッチ(11)は、前記誘導器(3)と接地端子(VSS)との間に接続したNMOSトランジスタ等のMOSトランジスタであり、前記MOSトランジスタのゲートは、前記制御装置(10)から制御信号(CTRL)を受信し前記MOSトランジスタの前記第1の導通期間Tnを制御すること、及び前記ダイオード素子(12)は、前記誘導器(3)の接続ノード及び前記MOSトランジスタ(11)の接続ノードと、前記DC−DC変換器の出力端子(Vout)との間に接続したショットキー・ダイオードであることを特徴とする、請求項1に記載のDC−DC変換器(1)。
  12. 前記制御装置(10)は、前記単安定素子(103)からの制御信号(MONO)によって制御する段階生成器(104)及び内部電荷ポンプ(105)を含み、前記内部電荷ポンプ(105)は、前記段階生成器(104)からの2つの段階信号(PHI1、PHI2)によってクロック制御し、制御信号(CTRL)を介してMOSトランジスタである前記スイッチ(11)を制御することを特徴とする、請求項1に記載のDC−DC変換器(1)。
  13. 前記制御装置(10)は、PMOSトランジスタである入力スイッチ(100)、前記単安定素子(103)、前記段階生成器(104)及び前記電荷ポンプ(105)を含み、前記PMOSトランジスタのソースは、前記電源から前記入力電圧を受け取るために前記変換器の入力電圧端子(Vin)に接続し、前記PMOSトランジスタのドレインは、前記発振器(102)のための内部入力電圧(Vin_int)を供給すること、前記PMOSトランジスタ(100)のゲートは、外部ユニットからの入力信号(DIS)によって前記制御装置の入力端子(DIS)から制御して、前記PMOSトランジスタを導電性にし前記制御装置を動作させるようにするか、又は前記PMOSトランジスタを前記制御装置の休止モードで非導電性にすることを特徴とする、請求項12に記載のDC−DC変換器(1)。
  14. 前記制御装置(10)は、内部入力電圧線(Vin_int)と接地端子(VSS)との間に接続した第1のNMOSトランジスタ(101)、及び前記第1のNMOSトランジスタ(11)のゲートと前記接地端子(VSS)との間に接続した第2のNMOSトランジスタ(106)も含むこと、並びに前記第1のNMOSトランジスタ及び前記第2のNMOSトランジスタのゲートは、前記PMOSトランジスタのゲートに接続し、前記PMOSトランジスタが非導電性である場合、前記外部ユニットからの前記入力信号(DIS)によって導電性にするようにし、前記PMOSトランジスタが導電性である場合、前記外部ユニットからの前記入力信号(DIS)によって非導電性にするようにすることを特徴とする、請求項13に記載のDC−DC変換器(1)。
  15. 前記DC−DC変換器の主要ブロックの少なくとも前記制御装置(10)及び前記スイッチ(11)は、CMOS技術で同じ集積回路内に作製することを特徴とする、請求項1に記載のDC−DC変換器(1)。
  16. 前記入力電圧(Vin)が第1の電圧閾値(Vth1)を下回って降下した場合、前記スイッチ(11)の前記第1の導通期間Tnと前記発振器(102)の前記発振周期Tとの間の前記デューティ・サイクルd=Tn/Tは減少し、前記周期Tは増大することを特徴とする、請求項1から15のうちいずれか一項に記載のDC−DC変換器(1)。
  17. 前記第1の導通期間Tnは、前記入力電圧(Vin)が前記第1の電圧閾値(Vth1)よりも低い第2の電圧閾値(Vth2)を下回って降下した場合、増大することを特徴とする、請求項16に記載のDC−DC変換器(1)。
  18. 前記第1の電圧閾値(Vth1)は、約0.45Vであること、及び前記第2の電圧閾値(Vth2)は、約0.3Vであることを特徴とする、請求項17に記載のDC−DC変換器(1)。
  19. 前記単安定素子(103)の前記トランジスタ(N103、P103)は、より低い入力電圧(Vin)で前記第1の導通期間Tnの増大及び前記発振周期Tの増大を得るために、前記発振器(102)の前記トランジスタ(N102、P102)よりも幅広い寸法で作製することを特徴とする、請求項17に記載のDC−DC変換器(1)。
  20. 請求項1から19のうちいずれか一項に記載のDC−DC変換器(1)の作動方法であって、低始動電力及び電圧を用いる前記変換器は、不連続モードで動作し、変換すべき入力電圧(Vin)を供給する電源(2)に接続した誘導器(3)、前記誘導器に接続し制御装置(10)によって制御するスイッチ(11)、並びに出力電圧(Vout)を供給するために前記誘導器の接続ノード及び前記スイッチの接続ノードに接続したダイオード素子(12)を含み、前記方法は、
    −前記誘導器(3)内に増大した電流(IL)を得るため、前記制御装置の前記単安定素子(103)によって決定した第1の導通期間Tnの間の第1の段階において、前記制御装置(10)からの制御信号(CTRL)によって、前記スイッチ(11)への導通を制御するステップ、
    −前記誘導器(3)内に減少した電流(IL)を誘導するため、第2の期間Tpの間の第2の段階において、前記スイッチ(11)への導通を中断するステップであって、前記減少した電流(IL)により、前記ダイオード素子を通じて伝達し出力電圧(Vout)を供給する、ステップ、及び
    −前記誘導器(3)内の電流がゼロになった後、前記スイッチの切替えサイクル周期Tが終了するまで、前記DC−DC変換器を出入りする電流のない第3の中性段階を開始するステップ
    を含む方法において、前記スイッチの前記第1の導通期間Tnと、前記発振器の前記発振周期Tとの間の前記デューティ・サイクルd=Tn/Tは、前記入力電圧(Vin)が低下すると減少し、前記DC−DC変換器の前記入力インピーダンスの増大を得るようにすることを特徴とする、方法。
  21. 前記デューティ・サイクルdは、前記入力電圧(Vin)が第1の電圧閾値(Vth1)を下回って降下し前記発振周期Tが増大し前記第1の導通期間Tnの変動がない場合、減少することを特徴とする、請求項20に記載の方法。
  22. 前記第1の導通期間Tnは、前記入力電圧(Vin)が前記第1の電圧閾値(Vth1)よりも低い第2の電圧閾値(Vth2)を下回って降下した場合、増大することを特徴とする、請求項21に記載の方法。
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