JP6249877B2 - メディアスロット保持構造 - Google Patents
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また、電子機器内の基板に取り付けられたメディアスロットは、一般的に、保持部材に覆われて保持されている。保持部材は、主に基板を伝ってメディアスロットに加わる応力を緩和するためものであるが、その材質を選択することによりメディアスロットから放出された電磁波を遮蔽する役割を持たせることもできる。
また、各部品の寸法ばらつきにより組み立ての際に部品間に位置ずれが発生する可能性があった。さらに、別々の部品を組み合わせた構造体においては、各部品に振動が加わると、部品間に異音が発生する場合がある。
しかしながら、特許文献1では、保持部材と導光部が別々の部品であるため、保持部材と導光部との間には、上述した不具合が発生する可能性がある。
特に、導光部は、光源との位置関係がずれると光源の光を適切に外部に導光することができなくなるため、組み立てにおける位置ずれの要因を極力減らす必要がある。
図1は、メディア挿入口が形成された意匠パネルを示す斜視図である。図1に示すように、本発明のメディアスロット保持構造は、例えば、意匠パネル1の一部にメディア挿入口2が形成され、メディア挿入口2の開口縁部に露光照明部3が設けられた構造体として実現される。なお、本発明において、メディア挿入口2が形成される部分は、電子機器の筐体の外面部分であればよく、意匠パネル1に限定されるものではない。
また、図1では、記録メディアの挿入により内開きするシャッターをメディア挿入口2に設けた構成を示したが、本発明は、シャッターのない構成であってもよい。
ただし、本発明では、露光照明部3を左右一方に設けてもよく、開口縁部の中央部などのように側方でなくてもよい。
図2に示す基板7は電子機器の筐体内に配設されており、メディアスロット8は、電子機器の筐体内において、図1に示したメディア挿入口2にスロット口8aが対向するように基板7に実装される。
このようにメディアスロット保持部4がメディアスロット8を覆って保持することで、基板7を伝ってメディアスロット8に加わる応力が緩和される。
開口部5の内側面には、図3に示すように、開口径が外方から内部のスロット口8aへ向けて滑らかに縮径するようにテーパ状の誘い面5aが形成されている。メディア挿入口2から挿入された記録メディア10は、テーパ状の誘い面5aを伝ってスロット口8aに導かれる。すなわち、テーパ状の誘い面5aは、本発明の誘い込み部として機能する。
このように構成することで、従来では、保持部材、誘い込み部、導光部がそれぞれ別々の部品であったところ、これらを1つの部品とすることができる。これにより、部品点数が大幅に削減される。これにより個々の部品の寸法ばらつきを考慮する必要がなく、組み立てにおける位置ずれを格段に低減することができる。
一方、導光部6において、図4で符号Aを付した範囲にある部分は、電子機器の筐体内に位置する部分である。この部分が光源9の光で発光すると、露光照明部3以外の部分、例えば、メディア挿入口2のシャッターの隙間などから光漏れが発生し、意匠の観点から好ましくない。
これにより、製造工程を簡易化でき、振動が加わっても異音が発生することがない。
このように構成することで、メディア挿入口2から挿入された記録メディア10を的確にメディアスロット8のスロット口8aに誘い込むことができる。
Claims (4)
- 電子機器の筐体の外面の一部に形成されたメディア挿入口を介して記録メディアが挿抜されるメディアスロットの保持構造であって、
前記メディアスロットを覆って保持し、前記メディア挿入口に対向する開口部を有する保持部材を備え、
前記保持部材は、
前記メディア挿入口から前記開口部に挿入された前記記録メディアを前記メディアスロットに誘い込む誘い込み部と、
前記メディア挿入口の開口縁部から一部が外部に露出して、この露出部分に光源の光を導く導光部とが一体に形成される
ことを特徴とするメディアスロット保持構造。 - 前記誘い込み部は、前記開口部に形成されたテーパ状の誘い面であることを特徴とする請求項1記載のメディアスロット保持構造。
- 前記保持部材は、非透光性の樹脂材から形成されており、
前記導光部は、前記電子機器の筐体内に位置する部分が前記保持部材に覆われていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のメディアスロット保持構造。 - 前記保持部材は、導電性の樹脂材から形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載のメディアスロット保持構造。
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