JP6249877B2 - メディアスロット保持構造 - Google Patents

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この発明は、SDカードなどの記録メディアを挿抜するメディアスロットの保持構造に関する。
車載用の電子機器などのメディアスロットにおいては、車両内が暗い場合であっても、記録メディアを的確に挿入できるようにするため、暗所でメディア挿入口を照明してその位置を示す導光部や、メディア挿入口から挿入された記録メディアをメディアスロットに誘い込む誘い込み部が設けられる場合が多い。
また、電子機器内の基板に取り付けられたメディアスロットは、一般的に、保持部材に覆われて保持されている。保持部材は、主に基板を伝ってメディアスロットに加わる応力を緩和するためものであるが、その材質を選択することによりメディアスロットから放出された電磁波を遮蔽する役割を持たせることもできる。
例えば、特許文献1には、板金製の保持部材でメディアスロットを保持する構造が開示されている。この保持部材(特許文献1のカバー部材12)は、板金の折り曲げによって形成されており、メディア挿入口から挿入された記録メディアをメディアスロットに誘い込む誘い込み部(特許文献1のガイド部材25)が一体に形成された構造となっている。
特開2011−233076号公報
従来のメディアスロット保持構造では、一般的に、メディアスロットを保持する構造、誘い込み部および導光部がそれぞれ別々の部品で構成されている。このため、部品点数が多くなり、製造工程が繁雑になるという課題があった。
また、各部品の寸法ばらつきにより組み立ての際に部品間に位置ずれが発生する可能性があった。さらに、別々の部品を組み合わせた構造体においては、各部品に振動が加わると、部品間に異音が発生する場合がある。
一方、特許文献1に開示される保持部材には、誘い込み部が一体に形成されている。
しかしながら、特許文献1では、保持部材と導光部が別々の部品であるため、保持部材と導光部との間には、上述した不具合が発生する可能性がある。
特に、導光部は、光源との位置関係がずれると光源の光を適切に外部に導光することができなくなるため、組み立てにおける位置ずれの要因を極力減らす必要がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、部品点数を削減し、組み立てにおける位置ずれを低減することができるメディアスロット保持構造を得ることを目的とする。
この発明に係るメディアスロット保持構造は、電子機器の筐体の外面の一部に形成されたメディア挿入口を介して記録メディアが挿抜されるメディアスロットの保持構造であって、メディアスロットを覆って保持し、メディア挿入口に対向する開口部を有する保持部材を備え、保持部材は、メディア挿入口から開口部に挿入された記録メディアをメディアスロットに誘い込む誘い込み部と、メディア挿入口の開口縁部から一部が外部に露出して、この露出部分に光源の光を導く導光部とが一体に形成され
この発明によれば、部品点数を削減し、組み立てにおける位置ずれを低減することができるという効果がある。
メディア挿入口が形成された意匠パネルを示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係るメディアスロット保持構造の分解斜視図である。 実施の形態1に係るメディアスロット保持構造の側方断面図である。 実施の形態1に係るメディアスロット保持構造の露光照明部の部分断面図である。
実施の形態1.
図1は、メディア挿入口が形成された意匠パネルを示す斜視図である。図1に示すように、本発明のメディアスロット保持構造は、例えば、意匠パネル1の一部にメディア挿入口2が形成され、メディア挿入口2の開口縁部に露光照明部3が設けられた構造体として実現される。なお、本発明において、メディア挿入口2が形成される部分は、電子機器の筐体の外面部分であればよく、意匠パネル1に限定されるものではない。
また、図1では、記録メディアの挿入により内開きするシャッターをメディア挿入口2に設けた構成を示したが、本発明は、シャッターのない構成であってもよい。
露光照明部3は、外部に露出した導光部の一部である。導光部については図2を用いて後述する。また、露光照明部3は、暗所で発光してメディア挿入口2の位置を的確に示すため、メディア挿入口2の開口縁部に設けられる。図1の例は、露光照明部3をメディア挿入口2の開口縁部の左右両端部に設けた場合を示している。
ただし、本発明では、露光照明部3を左右一方に設けてもよく、開口縁部の中央部などのように側方でなくてもよい。
図2は、この発明の実施の形態1に係るメディアスロット保持構造の分解斜視図である。図3は、実施の形態1に係るメディアスロット保持構造の側方断面図である。図4は、実施の形態1に係るメディアスロット保持構造の露光照明部の部分断面図である。
図2に示す基板7は電子機器の筐体内に配設されており、メディアスロット8は、電子機器の筐体内において、図1に示したメディア挿入口2にスロット口8aが対向するように基板7に実装される。
図2に示すように、メディアスロット保持部4は、底面と前面部が開口した箱状の部材であり、破線の矢印で示すように基板7に取り付けられる。
このようにメディアスロット保持部4がメディアスロット8を覆って保持することで、基板7を伝ってメディアスロット8に加わる応力が緩和される。
また、メディアスロット保持部4の前面部に形成された開口部5は、内部に保持されたメディアスロット8のスロット口8aと連通している。
開口部5の内側面には、図3に示すように、開口径が外方から内部のスロット口8aへ向けて滑らかに縮径するようにテーパ状の誘い面5aが形成されている。メディア挿入口2から挿入された記録メディア10は、テーパ状の誘い面5aを伝ってスロット口8aに導かれる。すなわち、テーパ状の誘い面5aは、本発明の誘い込み部として機能する。
導光部6は、図2に示すようにメディアスロット保持部4の両側面に形成されたL字状の導光部材であり、開口部5側に屈曲した部分の端面部が、メディア挿入口2の開口縁部から外部に露出する露光照明部3となる。また、導光部6は、図4に示すように、基板7に実装された光源9の光を、露光照明部3となる端面まで導光する。
本発明における特徴的な構成として、メディアスロット保持部4は、誘い込み部であるテーパ状の誘い面5aと露光照明部3まで光源9の光を導光する導光部6とに一体に形成されている。例えば、誘い面5aを含むメディアスロット保持部4に非透光性の樹脂材(黒色樹脂など)を使用し、導光部6に透光性の樹脂材(透明または乳白色の樹脂)を使用した、樹脂の二色成形により作製する。
このように構成することで、従来では、保持部材、誘い込み部、導光部がそれぞれ別々の部品であったところ、これらを1つの部品とすることができる。これにより、部品点数が大幅に削減される。これにより個々の部品の寸法ばらつきを考慮する必要がなく、組み立てにおける位置ずれを格段に低減することができる。
導光部6において、メディアスロット保持部4の側面部から開口部5側に屈曲した部分は、端面部(露光照明部3)を残して、意匠パネル1を組み付けたときに意匠パネル1によって隠れる部分である。
一方、導光部6において、図4で符号Aを付した範囲にある部分は、電子機器の筐体内に位置する部分である。この部分が光源9の光で発光すると、露光照明部3以外の部分、例えば、メディア挿入口2のシャッターの隙間などから光漏れが発生し、意匠の観点から好ましくない。
そこで、実施の形態1では、図4に示すように、導光部6における電子機器の筐体内に位置する部分を非透光性の樹脂材のメディアスロット保持部4で覆っている。このようにすることで、電子機器の筐体内で発光する部分が隠されて、露光照明部3以外の部分から光漏れが発生することを防止できる。
また、上記説明では、誘い面5aを含むメディアスロット保持部4に非透光性の樹脂材を用いる場合を示したが、例えば、黒色のカーボンフィラーを含有させた樹脂材を用いてもよい。この場合、メディアスロット保持部4が非透光性かつ導電性を有するので、内部に保持したメディアスロット8から放出される電磁波を遮蔽することが可能となる。
以上のように、この実施の形態1によれば、メディアスロット8を覆って保持し、メディア挿入口2から挿入された記録メディア10をメディアスロット8に誘い込むテーパ状の誘い面5aと、メディア挿入口2の開口縁部に一部が露出して、この露出部分(露光照明部3)に光源9の光を導く導光部6とが一体に形成されたメディアスロット保持部4を備える。このように誘い込み部と導光部と保持部材の全てが1つの部品となるので、従来と比較して部品点数を大幅に削減することができる。また、個々の部品の寸法ばらつきを考慮する必要がないため、組み立てにおける位置ずれを格段に低減することができる。
これにより、製造工程を簡易化でき、振動が加わっても異音が発生することがない。
また、この実施の形態1によれば、誘い込み部は、メディア挿入口2に対向するメディアスロット保持部4の開口部5に形成されたテーパ状の誘い面5aである。
このように構成することで、メディア挿入口2から挿入された記録メディア10を的確にメディアスロット8のスロット口8aに誘い込むことができる。
さらに、この実施の形態1によれば、メディアスロット保持部4は、非透光性の樹脂材から形成されており、導光部6は、電子機器の筐体内に位置する部分がメディアスロット保持部4に覆われている。このように構成することで、導光部6における電子機器の筐体内で発光する部分が隠されるため、露光照明部3以外の部分から光漏れが発生することを防止できる。
さらに、この実施の形態1によれば、メディアスロット保持部4は導電性の樹脂材から形成される。このように構成することで、メディアスロット8から放出される電磁波を遮蔽することができる。
なお、本発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
1 意匠パネル、2 メディア挿入口、3 露光照明部、4 メディアスロット保持部、5 開口部、5a テーパ状の誘い面、6 導光部、7 基板、8 メディアスロット、8a スロット口、9 光源、10 記録メディア。

Claims (4)

  1. 電子機器の筐体の外面の一部に形成されたメディア挿入口を介して記録メディアが挿抜されるメディアスロットの保持構造であって、
    前記メディアスロットを覆って保持し、前記メディア挿入口に対向する開口部を有する保持部材を備え、
    前記保持部材は、
    前記メディア挿入口から前記開口部に挿入された前記記録メディアを前記メディアスロットに誘い込む誘い込み部と、
    前記メディア挿入口の開口縁部から一部が外部に露出して、この露出部分に光源の光を導く導光部とが一体に形成され
    ことを特徴とするメディアスロット保持構造。
  2. 前記誘い込み部は、前記開口部に形成されたテーパ状の誘い面であることを特徴とする請求項1記載のメディアスロット保持構造。
  3. 前記保持部材は、非透光性の樹脂材から形成されており、
    前記導光部は、前記電子機器の筐体内に位置する部分が前記保持部材に覆われていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のメディアスロット保持構造。
  4. 前記保持部材は、導電性の樹脂材から形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載のメディアスロット保持構造。
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