JPH0749676Y2 - 円盤状記録媒体再生装置 - Google Patents
円盤状記録媒体再生装置Info
- Publication number
- JPH0749676Y2 JPH0749676Y2 JP13147889U JP13147889U JPH0749676Y2 JP H0749676 Y2 JPH0749676 Y2 JP H0749676Y2 JP 13147889 U JP13147889 U JP 13147889U JP 13147889 U JP13147889 U JP 13147889U JP H0749676 Y2 JPH0749676 Y2 JP H0749676Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disc
- recording medium
- shaped recording
- light guide
- insertion opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、円盤状記録媒体再生装置に係るもので、特に
CDプレーヤのディスク挿入口構造の改良に関するもので
ある。
CDプレーヤのディスク挿入口構造の改良に関するもので
ある。
[考案の概要] 本考案は、CDプレーヤのディスク挿入口に組み付けるデ
ィスクガイドの取付け精度の向上を図ったものである。
ィスクガイドの取付け精度の向上を図ったものである。
[従来の技術] 従来、CDプレーヤのディスク挿入口構造として、第4図
および第5図に示す構造が知られている。
および第5図に示す構造が知られている。
即ち、フロントパネル1のディスク挿入口2の内側周囲
に溶着用ピン3が設けられ、この溶着用ピン3に、フロ
ントパネルの後側から合成皮革製の防塵部材4、押え板
5、ディスクガイド6を順に組み合せ、最後に溶着用ピ
ン3を溶着して固定する構造である。4aは防塵部材のデ
ィスク挿入スリットであり、7は化粧板である。
に溶着用ピン3が設けられ、この溶着用ピン3に、フロ
ントパネルの後側から合成皮革製の防塵部材4、押え板
5、ディスクガイド6を順に組み合せ、最後に溶着用ピ
ン3を溶着して固定する構造である。4aは防塵部材のデ
ィスク挿入スリットであり、7は化粧板である。
しかし、上記ディスク挿入口構造にあっては、合成皮革
製の防塵部材4はその厚み寸法が特定できるものでな
く、外圧によって変化するため、溶着用ピン3を溶着し
ても、ディスクガイド6に力が加わると、防塵部材4の
厚み寸法が変化し、ディスクガイド6の取付け状態が変
化する。
製の防塵部材4はその厚み寸法が特定できるものでな
く、外圧によって変化するため、溶着用ピン3を溶着し
ても、ディスクガイド6に力が加わると、防塵部材4の
厚み寸法が変化し、ディスクガイド6の取付け状態が変
化する。
上記ディスクガイド6は、挿入されたディスクを再生機
構部の中心に正確に導くための部材であり、この部材の
取付け精度が不安定化することは、CD再生機構部に対し
てディスクの位置決めが正確になされてないこととな
り、CDプレーヤの動作不安定要因の一因となり得る また、ディスク挿入口構造として、第6図および第7図
に示すように、夜間、ディスク挿入口に照明を行えるも
のがある。
構部の中心に正確に導くための部材であり、この部材の
取付け精度が不安定化することは、CD再生機構部に対し
てディスクの位置決めが正確になされてないこととな
り、CDプレーヤの動作不安定要因の一因となり得る また、ディスク挿入口構造として、第6図および第7図
に示すように、夜間、ディスク挿入口に照明を行えるも
のがある。
即ち、フロントパネル1と合成皮革製防塵部材4との間
に、樹脂製の導光部材8を挟持させたものである。9は
照明用電球である。
に、樹脂製の導光部材8を挟持させたものである。9は
照明用電球である。
しかし、上記ディスク挿入口構造にあっては、付加され
た導光部材8の寸法分だけ、セット本体は大きくなる。
また、第7図に示すように、ディスク挿入口2の上側
に、前記導光部材8と同じ厚さのスペーサ部1aを設ける
必要があるが、このスペーサ部1aの厚さと導光部材8の
厚さの寸法精度による差は、その後に組み付けられるデ
ィスクガイド6の取付け精度に直接影響してくる。
た導光部材8の寸法分だけ、セット本体は大きくなる。
また、第7図に示すように、ディスク挿入口2の上側
に、前記導光部材8と同じ厚さのスペーサ部1aを設ける
必要があるが、このスペーサ部1aの厚さと導光部材8の
厚さの寸法精度による差は、その後に組み付けられるデ
ィスクガイド6の取付け精度に直接影響してくる。
[考案が解決しようとする課題] 前述した従来のCDプレーヤのディスク挿入口構造は、デ
ィスクガイドの取付け精度に不安定要因をもっているの
で、それを除去しなければならない。
ィスクガイドの取付け精度に不安定要因をもっているの
で、それを除去しなければならない。
[考案の目的] 本考案は、前記ディスクガイドを他の部材の取付け状態
等に影響されることなく、正確に位置づけることのでき
る円盤状記録媒体再生装置を提供することを主たる目的
としているものである。
等に影響されることなく、正確に位置づけることのでき
る円盤状記録媒体再生装置を提供することを主たる目的
としているものである。
[課題を解決するための手段] 本考案による円盤状記録媒体再生装置は、円盤状記録媒
体挿入口を有するパネルの該挿入口背後に一体的に設け
られた円盤状記録媒体ガイド部と、円盤状記録媒体の直
径より大きいスリットを有する可撓性の防塵部材と、円
盤状記録媒体挿入口を有し、前記防塵部材を前記パネル
の挿入口前面に固定する押え部材とを備えることを特徴
としているものである。
体挿入口を有するパネルの該挿入口背後に一体的に設け
られた円盤状記録媒体ガイド部と、円盤状記録媒体の直
径より大きいスリットを有する可撓性の防塵部材と、円
盤状記録媒体挿入口を有し、前記防塵部材を前記パネル
の挿入口前面に固定する押え部材とを備えることを特徴
としているものである。
[作用] 上記構成の円盤状記録媒体再生装置においては、円盤状
記録媒体を再生機構部の中心に導くためのガイド部はパ
ネルと一体的に形成されているので、位置関係に変化を
生じることはない。
記録媒体を再生機構部の中心に導くためのガイド部はパ
ネルと一体的に形成されているので、位置関係に変化を
生じることはない。
[実施例] 第1図ないし第3図は、本考案をCDプレーヤのディスク
挿入口構造に実施した場合を示したものである。
挿入口構造に実施した場合を示したものである。
同図において、10はフロントパネル、11は化粧パネル、
12は乳白色等の樹脂材で成形された照明用導光部材、13
は合成皮革製の防塵部材、14はフロントパネル10の裏面
側に一体に成形されたディスクガイド部である。
12は乳白色等の樹脂材で成形された照明用導光部材、13
は合成皮革製の防塵部材、14はフロントパネル10の裏面
側に一体に成形されたディスクガイド部である。
前記化粧パネル11には、ディスク挿入口11aが設けられ
ている。
ている。
前記導光部材12には、中央にディスク挿入口12aが形成
され、裏面左右に位置決めよう凸部12bが設けられ、ま
た、中央に導光部12cが設けられている。
され、裏面左右に位置決めよう凸部12bが設けられ、ま
た、中央に導光部12cが設けられている。
前記防塵部材13は前記導光部材12の背面に貼り付けられ
るもので、導光部材12と同じ外径寸法を有し、ディスク
挿入スリット13aのほかに、前記導光部材13の凸部12bに
対応する位置決め用孔13bが設けられ、また中央部位に
前記導光部12cをよけるための切欠部13cが設けられてい
る。
るもので、導光部材12と同じ外径寸法を有し、ディスク
挿入スリット13aのほかに、前記導光部材13の凸部12bに
対応する位置決め用孔13bが設けられ、また中央部位に
前記導光部12cをよけるための切欠部13cが設けられてい
る。
前記防塵部材13を貼り付けられた導光部材12は、フロン
トパネル10のディスク挿入口10aの周囲に形成された凹
部10bに組み込まれる。この凹部10bの下辺には、前記導
光部材12の導光部12cをフロントパネルの前側に露出さ
せるための角孔10cが設けられており、導光部材12はフ
ロントパネル内の電球15より導光部12cを経由して光を
得て、化粧パネル11のディスク挿入口11aを照明できる
ようになっている。前記凹部10bの底面には、前記導光
部材12の凸部12bに対応する部位に受孔10dがあり、導光
部材12との位置決めに用いられている。ディスクガイド
14は前記凹部10bの裏面に一体に成形されている。
トパネル10のディスク挿入口10aの周囲に形成された凹
部10bに組み込まれる。この凹部10bの下辺には、前記導
光部材12の導光部12cをフロントパネルの前側に露出さ
せるための角孔10cが設けられており、導光部材12はフ
ロントパネル内の電球15より導光部12cを経由して光を
得て、化粧パネル11のディスク挿入口11aを照明できる
ようになっている。前記凹部10bの底面には、前記導光
部材12の凸部12bに対応する部位に受孔10dがあり、導光
部材12との位置決めに用いられている。ディスクガイド
14は前記凹部10bの裏面に一体に成形されている。
前記防塵部材13を貼り付けた導光部材12をフロントパネ
ルの凹部10bに組み込んだあと、その前面に化粧パネル1
1が貼り付けられる。
ルの凹部10bに組み込んだあと、その前面に化粧パネル1
1が貼り付けられる。
上記構成によれば、ディスクガイド部14はフロントパネ
ル10と一体に成形されているため、位置関係に変化を生
じることは全くない。即ち、前述した従来のデイスク挿
入口構造にみられるような不具合を発生することなく、
ディスクを正確に再生機構部の中心へ導くことが可能で
ある。
ル10と一体に成形されているため、位置関係に変化を生
じることは全くない。即ち、前述した従来のデイスク挿
入口構造にみられるような不具合を発生することなく、
ディスクを正確に再生機構部の中心へ導くことが可能で
ある。
更に、従来のディスク挿入口構造においては、外部から
ディスク挿入口へ異物が強制的に圧入された場合、溶着
ピンが折損して構造部品がバラバラになるおそれがある
が、前記構成によれば、導光部材等がフロントパネル10
の凹部10bの底面に圧接されるのみで、フロントパネル
と一体化されたディスクガイド部が脱落するようなこと
は起こらない。
ディスク挿入口へ異物が強制的に圧入された場合、溶着
ピンが折損して構造部品がバラバラになるおそれがある
が、前記構成によれば、導光部材等がフロントパネル10
の凹部10bの底面に圧接されるのみで、フロントパネル
と一体化されたディスクガイド部が脱落するようなこと
は起こらない。
また、前述した従来のディスク挿入口構造では、基本構
成要素として、化粧パネル、フロントパネル、導光部
材、防塵部材、押え板、デイスクガイドの6部品を要し
たのに対し、前記構成によるものは、化粧パネル、フロ
ントパネル、導光部材、防塵部材の4部品ですむので、
量産においては、金型費の消減、管理・組立て工数の消
減が可能となり、製品の単価をより安く設定することが
可能である。
成要素として、化粧パネル、フロントパネル、導光部
材、防塵部材、押え板、デイスクガイドの6部品を要し
たのに対し、前記構成によるものは、化粧パネル、フロ
ントパネル、導光部材、防塵部材の4部品ですむので、
量産においては、金型費の消減、管理・組立て工数の消
減が可能となり、製品の単価をより安く設定することが
可能である。
上記実施例では、防塵部材を直接に押えるのが導光部材
で、その導光部材を押える化粧パネルが別に設けられて
いるが、防塵部材のための押え部材は存在すればよく、
それが導光部材でも化粧パネルでも、また双方でもかま
わないし、また他の部材であってもよい。
で、その導光部材を押える化粧パネルが別に設けられて
いるが、防塵部材のための押え部材は存在すればよく、
それが導光部材でも化粧パネルでも、また双方でもかま
わないし、また他の部材であってもよい。
[考案の効果] 以上に述べたように、本考案によれば、ディスクガイド
をフロントパネルと一体的に形成するとともに、防塵部
材をディスクガイドの前方から押えて固定する構成とし
ているので、ディスクガイドの取付け精度の向上および
脱落防止、ならびに部品点数の削減等の顕著な効果が得
られる。
をフロントパネルと一体的に形成するとともに、防塵部
材をディスクガイドの前方から押えて固定する構成とし
ているので、ディスクガイドの取付け精度の向上および
脱落防止、ならびに部品点数の削減等の顕著な効果が得
られる。
第1図は本考案の一実施例を示すCDプレーヤのディスク
挿入口構造の分解斜視図、第2図は導光部材と防塵部材
を反対側でみた分解斜視図、第3図は組み付けられたデ
ィスク挿入口構造の縦断面図、第4図は従来のディスク
挿入口構造の分解斜視図、第5図は組み付けられた状態
の縦断面図、第6図は従来のCDプレーヤのディスク挿入
口部分の斜視図、第7図はディスク挿入口構造の縦断面
図である。 10……フロントパネル、10a……ディスク挿入口、10b…
…凹部、10c……角孔、10d……受孔、11……化粧パネ
ル、11a……ディスク挿入口、12……導光部材、12a……
ディスク挿入口、12b……凸部、12c……導光部、13……
防塵部材、13a……ディスク挿入スリット、13b……孔、
13c……切欠部、14……ディスクガイド、15……電球。
挿入口構造の分解斜視図、第2図は導光部材と防塵部材
を反対側でみた分解斜視図、第3図は組み付けられたデ
ィスク挿入口構造の縦断面図、第4図は従来のディスク
挿入口構造の分解斜視図、第5図は組み付けられた状態
の縦断面図、第6図は従来のCDプレーヤのディスク挿入
口部分の斜視図、第7図はディスク挿入口構造の縦断面
図である。 10……フロントパネル、10a……ディスク挿入口、10b…
…凹部、10c……角孔、10d……受孔、11……化粧パネ
ル、11a……ディスク挿入口、12……導光部材、12a……
ディスク挿入口、12b……凸部、12c……導光部、13……
防塵部材、13a……ディスク挿入スリット、13b……孔、
13c……切欠部、14……ディスクガイド、15……電球。
Claims (1)
- 【請求項1】円盤状記録媒体挿入口を有するパネルの該
挿入口背後に一体的に設けられた円盤状記録媒体ガイド
部と、 円盤状記録媒体の直径より大きいスリットを有する可撓
性の防塵部材と、 円盤状記録媒体挿入口を有し、前記防塵部材を前記パネ
ルの挿入口前面に固定する押え部材とを備えていること
を特徴とする円盤状記録媒体再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13147889U JPH0749676Y2 (ja) | 1989-11-10 | 1989-11-10 | 円盤状記録媒体再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13147889U JPH0749676Y2 (ja) | 1989-11-10 | 1989-11-10 | 円盤状記録媒体再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0371488U JPH0371488U (ja) | 1991-07-19 |
JPH0749676Y2 true JPH0749676Y2 (ja) | 1995-11-13 |
Family
ID=31678985
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13147889U Expired - Lifetime JPH0749676Y2 (ja) | 1989-11-10 | 1989-11-10 | 円盤状記録媒体再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0749676Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5787443B2 (ja) * | 2011-09-15 | 2015-09-30 | アルプス電気株式会社 | インジケータの均一照光 |
JP6249877B2 (ja) * | 2014-05-19 | 2017-12-20 | 三菱電機株式会社 | メディアスロット保持構造 |
-
1989
- 1989-11-10 JP JP13147889U patent/JPH0749676Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0371488U (ja) | 1991-07-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |