JP6249478B2 - 送風機 - Google Patents

送風機 Download PDF

Info

Publication number
JP6249478B2
JP6249478B2 JP2013250749A JP2013250749A JP6249478B2 JP 6249478 B2 JP6249478 B2 JP 6249478B2 JP 2013250749 A JP2013250749 A JP 2013250749A JP 2013250749 A JP2013250749 A JP 2013250749A JP 6249478 B2 JP6249478 B2 JP 6249478B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
end side
lid portion
flanges
lid
flange
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013250749A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015108311A (ja
Inventor
成広 古田
成広 古田
山口 一広
一広 山口
田中 悟
悟 田中
圭介 日下部
圭介 日下部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fulta Electric Machinery Co Ltd
Original Assignee
Fulta Electric Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fulta Electric Machinery Co Ltd filed Critical Fulta Electric Machinery Co Ltd
Priority to JP2013250749A priority Critical patent/JP6249478B2/ja
Priority to CN201410729738.1A priority patent/CN104696242B/zh
Publication of JP2015108311A publication Critical patent/JP2015108311A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6249478B2 publication Critical patent/JP6249478B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D25/00Pumping installations or systems
    • F04D25/02Units comprising pumps and their driving means
    • F04D25/08Units comprising pumps and their driving means the working fluid being air, e.g. for ventilation
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/002Details, component parts, or accessories especially adapted for elastic fluid pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/40Casings; Connections of working fluid
    • F04D29/52Casings; Connections of working fluid for axial pumps
    • F04D29/522Casings; Connections of working fluid for axial pumps especially adapted for elastic fluid pumps

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Ventilation (AREA)

Description

本発明は、製品の冷却、又は乾燥用、或いは高温空気・ガス等の給気、又は排気用等のダクトに介在されるダクトファン、或いは空気・ガス等の給気、又は排気用等のダクトに介在されるダクトファン等の送風機に関する。
従来の送風機(図10−1に示した、ダクトファンとする)では、筐体の可動側筐本体は、筐体の略180度(半円形状)を開閉する構成で、かつ可動側筐本体の一つの基端側を、固定側筐本体の一つの自由端側に枢着するとともに、固定側筐本体の外周面に設ける構成である。半円形状を開閉する構造では、可動側筐本体を、閉じる直前で(固定側筐本体の他の一つの自由端側に接触する直前で)で(図10−2参照)、筐体の環状枠体の上半分に開設した開口部を囲繞するシールパッキンの一部、例えば、円周方向の横側にずれて(擦れるようにして)閉じる(図10−3参照)。これにより、シールパッキンに傷が付くことと、損傷すること、また、シールパッキンがずれ易くなること、等の弊害があった。そこで、本発明は、この半円形状を開閉する構造における弊害解消を目的とする。また、本発明は、必要により、第一繋目を、軸芯に近づけることで、可動側筐本体の開閉動作と、この動作時の負荷軽減を図ることを意図する。
尚、可動側筐本体は、観音開きの、少なくとも、二分割の扉で、分割された扉の横幅が大小でなる構成に関しては、この送風機の分野では、見当たらない。そこで、家具、機器等の分野で検討すると、例えば、特開2008−51486号公報の冷蔵庫、又は特開平7−298931号公報の化粧用ワゴンの発明がある。しかし、これらの発明は、単に、観音開きの二分割の扉で、この扉を大小とする構成に関して、類似点があるが、目的と構成、並びに効果(特徴)に関しても、本発明と、全く相違する。
特開2008−51486号公報 特開平7−298931号公報
前述の課題を解決することを意図する。その要点は、可動側筐本体を、観音開きの、少なくとも、二分割の可動側筐本体の一方蓋部と他方蓋部で、分割された一方蓋部と他方蓋部の円周方向の寸法を大小とする構成と、パッキンの保護、及び必要により、この一方蓋部とパッキンとに対して、開閉動作の負荷軽減を図ること、等にある。
上記の課題解決を意図し、本発明は、請求項1〜を提供する。
請求項1では、筐体の環状枠体の下半分と一体構成する固定側筐本体の一方端側の円周方向と直交する方向に延設した第一フランジと、第三フランジとを枢着した第一繋目は、水平部より上方(Q1)に位置するとともに、固定側筐本体の他方端側の円周方向と直交する方向に延設した第二フランジと、第四フランジとを枢着した第二繋目は、水平部より下方(Q2)に位置する構成としたので、少なくとも、一方蓋部の開閉動作の負荷軽減が図れる。また、請求項1では、一方蓋部の円周方向の長さに対して、他方蓋部の円周方向の長さを小さくする構成としたことで、パッキンの保護、及び必要により、この一方蓋部とパッキンとに対して、開閉動作の負荷軽減が図れる。
固定側筐本体と、固定側筐本体に接離する可動側筐本体とで構成する両側面が開口する筐体と、筐体に設けたファンと、ファンを可動するモータとを備えた送風機において、
筐体の環状枠体の下半分と一体構成する固定側筐本体の一方端側に、一方蓋部の放射方向に立設し、かつ一方端側の円周方向と直交する方向に延設した第一フランジと、筐体の環状枠体の上半分に開設した開口部を閉塞する一方蓋部の基端側に、基端側の放射方向に立設し、かつ基端側の円周方向と直交する方向に延設した第三フランジとを枢着した第一繋目は、送風機の据付状態で、水平部より上方(Q1)に位置するとともに、固定側筐本体の他方端側に、他方端側の放射方向に立設し、かつ他方端側の円周方向と直交する方向に延設した第二フランジと、筐体の環状枠体の上半分に開設した開口部を閉塞する他方蓋部の基端側に、基端側の放射方向に立設し、かつ基端側の円周方向と直交する方向に延設した第四フランジとを蝶番手段を介して枢着した第二繋目は、送風機の据付状態で、水平部より下方(Q2)に位置する構成とし、併せて、一方蓋部の円周方向の長さに対して、他方蓋部の円周方向の長さを小さくする構成とし、モータの軸芯を、送風機の鉛直線上にセットする構成とした。
請求項2では、請求項1の目的を達成するに適する筐体の構造を提供する。
この請求項2は、筐体の環状枠体の下半分と一体構成する固定側筐本体と、筐体の環状枠体の上半分に開設した開口部の一部を閉塞し、かつ固定側筐本体の一方端側に、基端側を枢着した一方蓋部、及び、開口部の他の一部を閉塞し、かつ固定側筐本体の他方端側に、基端側を枢着した他方蓋部でなる可動側筐本体とで構成してなり、一方蓋部と、他方蓋部の両自由端側が接離する構成とした。
請求項では、請求項1の目的を達成するに適する筐体であって、その可動側筐本体の一方蓋部と他方蓋部とのシールパッキンの構造を提供する。
この請求項は、一方蓋部、及び他方蓋部の各自由端側には、一方蓋部、及び他方蓋部の放射方向に立設し、かつ一方蓋部、及び他方蓋部の円周方向と直交する方向に延設した第五・第六フランジを設け、第五・第六フランジは、一方蓋部、及び他方蓋部の閉塞時に接触するとともに、第五・第六フランジの何れか一方の取付側にシールパッキンを設け、シールパッキンは、直交する方向に延設する構成とした。
請求項では、請求項1の目的を達成するに適する筐体であって、その可動側筐本体の一方蓋部、及び他方蓋部と、固定側筐本体の一方端側、及び他方端側のフランジとシールパッキンの構造を提供する。
この請求項は、一方蓋部の基端側に設けた第三フランジ、及び他方蓋部の基端側に設けた第四フランジは、一方蓋部、及び他方蓋部の閉塞時において、固定側筐本体の一方・他方端側に設けた第一・第二フランジに接触するとともに、第一・第二フランジに設けたシールパッキンで、第三フランジ、及び第四フランジと第一・第二フランジとの気密を確保する構成とした。
請求項では、請求項1の目的を達成するに適する筐体であって、その可動側筐本体の一方蓋部、及び他方蓋部のフランジと、固定側筐本体の一方端側、及び他方端側のフランジの枢着位置の構造を提供する。
この請求項は、第一・第二フランジと、第三・第四フランジの枢着位置は、第一・第二フランジに、第三・第四フランジが接触した状態において、第一・第二フランジの放射方向にある外側と、第三・第四フランジの放射方向にある外側とする構成とした。
請求項では、パッキンの保護、及び一方蓋部とパッキンとに対して、開閉動作の負荷軽減を図る構造を提供する。
この請求項では、第一・第二フランジの立設長さ(L)と、第三・第四フランジの立設長さ(L1)との関係を、(L)>(L1)とする構成とした
本発明の第1実施例の全体を示した正面斜視図 第1実施例の正面図 図2の右側より見た一方蓋部を除いた断面図 図1の要部であって、可動側本体の一方蓋部と他方蓋部を開放した状態の俯瞰斜視図 第1実施例の可動側筐本体の一方蓋部と他方蓋部を開放した状態の正面図 図5の要部であって、可動側筐本体の一方蓋部と他方蓋部とを、順次、閉塞する過程を示した状態の正面模式図 図6−1のA部の拡大模式図 図6−1がさらに進み、可動側筐本体の一方蓋部と他方蓋部とを、接触する直前の状態を示した正面模式図 図7−1のB部の拡大模式図 可動側筐本体の一方蓋部と他方蓋部とが、固定側筐本体の一方端側と他方端側とに接触した(可動側筐本体の可動が終了し、固定側筐本体に閉塞した)状態を示した正面模式図 図8−1のC部の拡大模式図 図8−1のD部の拡大模式図 図8−1のE部の拡大模式図 本発明の第2実施例であって、可動側筐本体の一方蓋部と他方蓋部を開放した状態の正面図 本発明の第2実施例であって、可動側筐本体の一方蓋部と他方蓋部を閉塞した状態の正面図 従来の可動側筐本体を開放した状態の正面図 図10−1がさらに進み、可動側筐本体の蓋部端側が、固定側筐本体の他の一つの自由端側に接触する直前の状態を示した正面模式図 図10−2のF部の拡大模式図
1はダクトファン(送風機の一種)で、このダクトファン1は、図1〜図3と、図5等に示す一例の如く、適宜、間隔をおいて対に設けた環状枠体2、2(対の例では、一つの符号とし、一方側のみの説明とする)と、この環状枠体2間の下半分2−1の底部となる、環状枠体2の内面側に一体構成する固定側筐本体3、及びこの環状枠体2間の上半分2−2の蓋部となる、環状枠体2の内面側に開閉自在に設けられ、かつこの上半分2−2に開口した開口部5を閉塞する可動側筐本体6でなる筐体7と、この筐体7の可動側筐本体6に設けてなる後述するプーリーカバーに止め具8a支持したフランジ形状の軸受8と、この軸受8に回転自在に貫設した軸9aと、この軸9aに設け、かつ筐体7に内設したファン9と、このファン9用のモータ10と、図示しないプーリー、ベルトを囲繞し、かつ可動側筐本体6の鉛直線Zに設けたプーリーカバー11と、このプーリ―カバー11に連設したベルトカバー11aとで構成する。尚、この筐体7の左右側は、空気、ガス等が流通する開口7a、7bを備える。
固定側筐本体3と可動側筐本体6との構成を説明する。図2と図5等に示す一例の如く、可動側筐本体6の一方蓋部60の基端側60aは、固定側筐本体3の一方端側30aに枢着されて第一繋目(イ)となり、また、可動側筐本体6の他方蓋部61の基端側61aは、固定側筐本体3の他方端側30bに枢着されて第二繋目(ロ)となる。
この第一繋目(イ)は、固定側筐本体3の一方端側30aには、固定側筐本体3の放射方向の矢視Xに立設し、かつこの一方端側30aの円周方向と直交する方向に延設した第一フランジ300と、可動側筐本体6の一方蓋部60の基端側60aには、一方蓋部60の放射方向の矢視Xに立設し、かつこの一方蓋部60の円周方向と直交する方向に延設した第三フランジ600とを蝶番12(蝶番には、図示しないが、例えば、一方・他方蓋部60、61に架承等した筒体と、この筒体に差入れた固定側筐本体3に架承等した支持軸等の蝶番手段、或いは、固定側筐本体3に筒体を架承等し、一方・他方蓋部60、61に支持軸を架承等した逆の構造の蝶番手段、等を含む。以下同じ「蝶番手段」)を介して枢着する(図1等参照)。この第一繋目(イ)は、図5に示す如く、第一・第三フランジ300、600の放射方向端部(筐体7の外周面700の外側700a)にある。そして、この第一繋目(イ)を支点として、可動する一方蓋部60は、この外側700aに設けた第三フランジ600の立設長さ(L1)分だけ、異なる軌跡(ハ)をもって、筐体7の外周面700に被さっていき、最終的には、環状枠体2の上半分2−2に添接する。
また、この第二繋目(ロ)は、固定側筐本体3の他方端側30bには、固定側筐本体3の放射方向の矢視Yに立設し、かつこの他方端側30bの円周方向Oと直交する方向に延設した第二フランジ310と、可動側筐本体6の他方蓋部61の基端側61aには、他方蓋部61の放射方向の矢視Yに立設し、かつこの他方蓋部61の円周方向Oと直交する方向に延設した第四フランジ610とを蝶番13(前記蝶番手段と同じ)を介して枢着する(図5参照)。この第二繋目(ロ)は、図5に示す如く、第二・第四フランジ310、610の放射方向端部(筐体7の外周面700の外側)にある。そして、この第二繋目(ロ)を支点として、可動する他方蓋部61は、この外側700aに設けた第四フランジ610の立設長さ(L1)分だけ、前記と同じ軌跡(ニ)をもって、筐体7の外周面700に被さっていき、最終的には、環状枠体2の上半分2−2に添接する。
尚、第三・第四フランジ600、610の立設長さ(L1)は、第一・第二フランジ300、310の立設長さ(L)より短い構造である。
そして、図1〜図3と、図5等に示す如く、第1実施例では、第一繋目(イ)は、このダクトファン1の据付状態で、水平部Qより上方Q1に位置するとともに、第二繋目(ロ)は、このダクトファン1の据付状態で、水平部Qより下方Q2に位置する。この例では、開閉時において、可動側筐本体6の重心(第一繋目(イ))が、水平部Qより上方にあり、開閉動作の負荷の軽減化が図れる。また、図9−1、9−2に示す如く、第2実施例では、第一繋目(イ)は、このダクトファン1の据付状態で、水平部Qに位置するとともに、第二繋目(ロ)は、このダクトファン1の据付状態で、水平部Qに位置する。この例では、従来と同様な操作が可能となる。尚、この据付状態では、モータ10の軸芯1000を、ダクトファン1の鉛直線Z上にセットされる。また、可動側筐本体6を分割することで、軸芯90方向の横ずれ防止に有効である。
前記第一フランジ300と第三フランジ600との間の取付側の下端にシールパッキン15を設け、このシールパッキン15は、前記直交する方向に延設する。この下端にシールパッキン15を設ける際に、このシールパッキン15の略1/2が陥没して設け、第一・第三フランジ300、600の接触時に、それぞれの表面が確実に接触するとともに、シールパッキン15で密着される構造とし、漏洩防止を図る(図8−2参照)。
また、この第二フランジ310と第四フランジ610との間の取付側の下端にシールパッキン16を設け、このシールパッキン16は、前記直交する方向に延設する。この下端にシールパッキン16を設ける際に、このシールパッキン16の略1/2が陥没して設け、第二・第四フランジ310、610の接触時に、それぞれの表面が確実に接触するとともに、シールパッキン16で密着される構造とし、漏洩防止を図る(図8−4参照)。
次に、図1〜図9−2等に示す如く、一方蓋部60、及び他方蓋部61の各自由端側60b、61bには、一方蓋部60、及び他方蓋部61の放射方向に立設し、かつこの一方蓋部60、及びこの他方蓋部61の円周方向Oと直交する方向に延設した第五・第六フランジ601、611を設け、第五・第六フランジ601、611は、一方蓋部60、及び他方蓋部61の閉塞時に接触するとともに、この第五・第六フランジ601、611の何れか一方の取付側の下端にシールパッキン17を設け、このシールパッキン17は、前記直交する方向に延設する。この下端にシールパッキン17を設ける際に、このシールパッキン17の略1/2が陥没して設け、第五・第六フランジ601、611の接触時に、それぞれの表面が確実に接触するとともに、シールパッキン17で密着される構造とし、漏洩防止を図る(図8−3参照)。
前記環状枠体2の上半分2−2に設けた開口部5の円周方向Oの両側周辺板部には、断面方形状のシールパッキン18が設けられており、図8−2〜図8−4に示す如く、一方蓋部60、及び他方蓋部61を閉塞した状態において、圧縮され、他のシールパッキン15〜17と併せて、固定側筐本体3と可動側筐本体6との密着が確保される。
続いて、図1の固定側筐本体3と可動側筐本体6とが閉塞状態(密着状態)より、図5の開放状態に至り、その後、図6−1〜図7−2を経由し、図8−1〜図8−4に至り、最初の閉塞状態に戻る経過を説明する。図1に示した、固定側筐本体3と可動側筐本体6との閉塞状態から、図5に示した開放状態を説明すると、固定側筐本体3と可動側筐本体6との閉塞状態から、開放するには、可動側筐本体6の一方蓋部60と他方蓋部61の取手20、21を持って、それぞれ可動する。例えば、一方蓋部60は、固定側筐本体3の第一フランジ300の蝶番12(筐体7の外周面700の外側700a)を支点として、第三フランジ600とともに時計方向に可動して開放するとともに、他方蓋部61は、固定側筐本体3の第二フランジ310の蝶番13(筐体7の外周面700の外側700a)を支点として、第四フランジ610とともに反時計方向に可動することで、同図の如く、開放される。
この開放状態の作業の一例を説明すると、ファン9、軸受8等が外部に開放状態であり、清掃、又は補修が容易にできる。また、固定側筐本体3内部の清掃等において、有益性がある。また、この例の如く、一方蓋部60と他方蓋部61とを、個別、及び/又は、同時に開放でき重宝することと、前記清掃においても、ファン9等の略半分以上が開放されており、有益性がある。
そして、開放状態から、最初の閉塞状態となるのを、図6−1〜図7−2をもとに説明する。先ず、図6−1と図6−2の如く、可動側筐本体6の一方蓋部60と他方蓋部61の取手20、21を持って、それぞれ可動する。例えば、一方蓋部60は、固定側筐本体3の第一フランジ300の蝶番12を支点として、第三フランジ600とともに反時計方向に可動して閉塞状態に移行するとともに、他方蓋部61は、固定側筐本体3の第二フランジ310の蝶番13を支点として、第四フランジ610とともに時計方向に可動して閉塞状態に、向かって移行する。この移行では、各シールパッキン15〜18に対する強圧と、ずれによる損傷はない。
続いて、図7−1と図7−2の如く、可動側筐本体6の一方蓋部60と他方蓋部61の取手20、21を持って、図6−1と図6−2の状態より、さらに、それぞれ可動する。例えば、図6−1と図6−2と同様に、一方蓋部60は、蝶番12を支点として、第三フランジ600とともに反時計方向に可動し、同様に、他方蓋部61は、蝶番13を支点として、第四フランジ610とともに時計方向に可動して閉塞状態に、順次、近づくように移行する。この状態では、一方蓋部60と他方蓋部61は、共に環状枠体2の開口部5に設けたシールパッキン18を押圧し、後述する、押圧されるシールパッキン17の逃げ代30を確保する。この例では、一方蓋部60の押圧は、第一繋目(イ)が外側700aにあること、及び第三フランジ600の長さL1により、一方蓋部60の自由端側60bは、筐体7の外周面700の円弧とは異なる軌跡(ハ)を辿っていくが、最終的には、押圧とともに、後述するように、図8−1の如く、環状枠体2の上半分2−2の一方側に添接される。尚、他方蓋部61の押圧は、第二繋目(ロ)が外側700aにあること、及び第四フランジ610の長さL1により、他方蓋部61の自由端側61bは、筐体7の外周面700の円弧とは異なる軌跡(ニ)を辿っていくが、最終的には、押圧とともに、後述するように、図8−4の如く、環状枠体2の上半分2−2の他方側に添接される。
図8−1〜図8−4は、前記図7−1と図7−2とが進捗した状況であって、一方蓋部60と他方蓋部61とが、上半分2−2に添接された、所謂、閉塞状態である。この閉塞状態の特徴は、第一フランジ300の取付側の下端の略1/2(以下同じ、省略する)に設けたシールパッキン15を、第三フランジ600の外側で押圧しているとともに、第二フランジ310の取付側の下端のシールパッキン16を、第四フランジ610の外側で押圧している。従って、図8−2と図8−4の如く、第一フランジ300と第三フランジ600、及び第二フランジ310と第四フランジ610とは、密着されている。これと同時に、一方蓋部60の基端側60aと固定側筐本体3の一方端側30aとが密着されるとともに、他方蓋部61の基端側61aと固定側筐本体3の他方端側30bとが密着される。この密着状態が確保された際には、図8−3の如く、第五フランジ601と第六フランジ611とは、密着されるとともに、一方蓋部60の自由端側60bと他方蓋部61の自由端側61bとが密着される。また、一方蓋部60の自由端側60bに設けたシールパッキン17は、他方蓋部61の自由端側61bにより押圧されるが、逃げ代30により、強圧より解放される。この密着状態では、シールパッキン15〜17を押圧するのみであり、強圧する構造でないので、損傷、及び/又は、劣化等は、略ないことが特徴である。
そして、閉塞状態から、開放状態にするには、前述の操作の逆であり、説明は割愛する。
前述した各構造は、本発明の好ましい一例の説明である。従って、本発明は上述した各実施例に限定されるものではなく、発明の趣旨の範囲において構成の一部を変更する構造とか、同じ特徴と効果を達成できる構造、等は、本発明の範疇である。
1 ダクトファン
2 環状枠体
2−1 下半分
2−2 上半分
3 固定側筐本体
30a 一方端側
30b 他方端側
300 第一フランジ
310 第二フランジ
5 開口部
6 可動側筐本体
60 一方蓋部
60a 基端側
60b 自由端側
600 第三フランジ
601 第五フランジ
61 他方蓋部
61a 基端側
61b 自由端側
610 第四フランジ
611 第六フランジ
7 筐体
7a 開口
7b 開口
700 外周面
700a 外側
8 軸受
8a 止め具
9 ファン
9a 軸
90 軸芯
10 モータ
1000 軸芯
11 プーリーカバー
11a ベルトカバー
12 蝶番
13 蝶番
15 シールパッキン
16 シールパッキン
17 シールパッキン
18 シールパッキン
20 取手
21 取手
30 逃げ代
(イ) 第一繋目
(ロ) 第二繋目
(ハ) 軌跡
(ニ) 軌跡
X 矢視
Y 矢視
Z 鉛直線
O 円周方向
Q 水平部
Q1 上方
Q2 下方
L 長さ
L1 長さ

Claims (6)

  1. 固定側筐本体と、この固定側筐本体に接離する可動側筐本体とで構成する両側面が開口する筐体と、この筐体に設けたファンと、このファンを可動するモータとを備えた送風機において、
    前記筐体の環状枠体の下半分と一体構成する固定側筐本体の一方端側に、可動側筐本体の一方蓋部の放射方向に立設し、かつ該一方端側の円周方向と直交する方向に延設した第一フランジと、この筐体の環状枠体の上半分に開設した開口部を閉塞する一方蓋部の基端側に、この基端側の放射方向に立設し、かつ該基端側の円周方向と直交する方向に延設した第三フランジとを枢着した第一繋目は、この送風機の据付状態で、水平部より上方(Q1)に位置するとともに、この固定側筐本体の他方端側に、この他方端側の放射方向に立設し、かつこの他方端側の円周方向と直交する方向に延設した第二フランジと、この筐体の環状枠体の上半分に開設した開口部を閉塞する他方蓋部の基端側に、この基端側の放射方向に立設し、かつこの基端側の円周方向と直交する方向に延設した第四フランジとを蝶番手段を介して枢着した第二繋目は、この送風機の据付状態で、水平部より下方(Q2)に位置する構成とし、併せて、前記一方蓋部の円周方向の長さに対して、前記他方蓋部の円周方向の長さを小さくする構成とし、前記モータの軸芯を、前記送風機の鉛直線上にセットする構成とした送風機。
  2. 前記筐体の環状枠体の下半分と一体構成する固定側筐本体と、この筐体の環状枠体の上半分に開設した開口部の一部を閉塞し、かつこの固定側筐本体の一方端側に、基端側を枢着した一方蓋部、及び、前記開口部の他の一部を閉塞し、かつこの固定側筐本体の他方端側に、基端側を枢着した他方蓋部でなる前記可動側筐本体とで構成してなり、前記一方蓋部と、前記他方蓋部の両自由端側が接離する構成とした請求項1に記載の送風機。
  3. 前記一方蓋部、及び前記他方蓋部の各自由端側には、この一方蓋部、及びこの他方蓋部の放射方向に立設し、かつ該一方蓋部、及び該他方蓋部の円周方向と直交する方向に延設した第五・第六フランジを設け、この第五・第六フランジは、該一方蓋部、及び該他方蓋部の閉塞時に接触するとともに、この第五・第六フランジの何れか一方の取付側にシールパッキンを設け、このシールパッキンは、前記直交する方向に延設する構成とした請求項に記載の送風機。
  4. 前記一方蓋部の基端側に設けた第三フランジ、及び他方蓋部の基端側に設けた第四フランジは、該一方蓋部、及び該他方蓋部の閉塞時において、前記固定側筐本体の一方・他方端側に設けた第一・第二フランジに接触するとともに、この第一・第二フランジに設けたシールパッキンで、前記第三フランジ、及び前記第四フランジとこの第一・第二フランジとの気密を確保する構成とした請求項に記載の送風機。
  5. 前記第一・第二フランジと、第三・第四フランジの枢着位置は、この第一・第二フランジに、この第三・第四フランジが接触した状態において、該第一・第二フランジの放射方向にある外側と、この第三・第四フランジの放射方向にある外側とする構成とした請求項、又は請求項に記載の送風機。
  6. 前記第一・第二フランジの立設長さ(L)と、第三・第四フランジの立設長さ(L1)との関係を、(L)>(L1)とする構成とした請求項1に記載の送風機。
JP2013250749A 2013-12-04 2013-12-04 送風機 Active JP6249478B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013250749A JP6249478B2 (ja) 2013-12-04 2013-12-04 送風機
CN201410729738.1A CN104696242B (zh) 2013-12-04 2014-12-04 鼓风机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013250749A JP6249478B2 (ja) 2013-12-04 2013-12-04 送風機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015108311A JP2015108311A (ja) 2015-06-11
JP6249478B2 true JP6249478B2 (ja) 2017-12-20

Family

ID=53343688

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013250749A Active JP6249478B2 (ja) 2013-12-04 2013-12-04 送風機

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6249478B2 (ja)
CN (1) CN104696242B (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111336120B (zh) * 2020-03-13 2021-01-22 淄博金河风机有限公司 一种即插式管道内置风机及其使用方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5242042Y2 (ja) * 1974-06-11 1977-09-22
JPS5417512A (en) * 1977-07-11 1979-02-08 Hitachi Ltd Axial blower
JPH0631693B2 (ja) * 1985-06-06 1994-04-27 松下電器産業株式会社 熱交換型送風機
FR2685394A1 (fr) * 1991-12-24 1993-06-25 Valeo Thermique Habitacle Boitier de pulseur d'air, en particulier pour une installation de chauffage et de ventilation d'un vehicule automobile.
CN202789598U (zh) * 2012-06-06 2013-03-13 东莞市麦凯通风设备有限公司 一种方便清洁油漆渣的水洗台风机

Also Published As

Publication number Publication date
CN104696242B (zh) 2019-03-08
CN104696242A (zh) 2015-06-10
JP2015108311A (ja) 2015-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7871137B2 (en) Switchgear enclosure door seal
EP2937641B1 (en) Air conditioner
JP6249478B2 (ja) 送風機
JP2009275468A (ja) 回転部材ヒンジ装置
JP3798986B2 (ja) 圧力容器の蓋急速開閉装置
CN1888364B (zh) 顶开门式电冰箱铰接装置
JP4619343B2 (ja) 折り畳み式携帯端末機
JP5199818B2 (ja) 車両用空調装置
JP2020133945A (ja) 扉のヒンジ構造
KR20170119910A (ko) 틈새 차단기능을 구비한 폴딩도어
CN202353126U (zh) 桌用电线套
JP4134092B2 (ja) 集塵装置
JP2006342998A (ja) 冷蔵庫
KR102614950B1 (ko) 모터타입 멀티 힌지
JP6739763B2 (ja) 回転式熱処理炉における扉の開閉機構
JP6629126B2 (ja) 冷却貯蔵庫の扉装置
US1028948A (en) Controller.
JP2006298220A (ja) 車両用温冷ボックス構造
JP5417381B2 (ja) 筐体の持出し回転型ヒンジ
JP2015085880A (ja) 電気転てつ機用回路制御器
CN104948051B (zh) 一种门轴机构
JP2010189985A (ja) 折り戸
JP2007145284A (ja) 冷却空気のリサーキュレーション防止構造および建設機械
JP2009061998A (ja) 自動車サイドアのトリム構造
KR101424765B1 (ko) 차량 적재함 커버의 개폐 구조

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170807

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170810

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170830

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171116

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171116

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6249478

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250