JP6248656B2 - 現像カートリッジ - Google Patents

現像カートリッジ Download PDF

Info

Publication number
JP6248656B2
JP6248656B2 JP2014016753A JP2014016753A JP6248656B2 JP 6248656 B2 JP6248656 B2 JP 6248656B2 JP 2014016753 A JP2014016753 A JP 2014016753A JP 2014016753 A JP2014016753 A JP 2014016753A JP 6248656 B2 JP6248656 B2 JP 6248656B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
label
filling port
frame
developing cartridge
lid member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014016753A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015143749A (ja
Inventor
板橋 奈緒
奈緒 板橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2014016753A priority Critical patent/JP6248656B2/ja
Publication of JP2015143749A publication Critical patent/JP2015143749A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6248656B2 publication Critical patent/JP6248656B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Description

本発明は、電子写真方式が採用される画像形成装置に装着されるように構成される現像カートリッジに関する。
電子写真方式が採用される画像形成装置に装着されるように構成される現像カートリッジとして、内部に現像剤を収容し、現像ローラを回転可能に支持する筐体を備える現像カートリッジが知られている。現像ローラの動作中においては、筐体内の現像剤が随時現像ローラに供給され、これにより、現像ローラは現像剤を担持する。
このような現像カートリッジとして、筐体としてのフレームにおいて、現像剤としてのトナーを充填するためのトナー充填口を有している現像カートリッジが知られている。トナー充填時には、トナー充填口を介してフレーム内部にトナーが充填される。そして、トナー充填後は、トナー充填口にキャップが取り付けられ、これにより、トナー充填口が密閉される(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−203369号公報
しかるに、上記特許文献1に記載の現像カートリッジでは、トナー充填口をキャップで覆うのみであるため、トナー充填口の周辺にトナーが付着した場合に、トナーによる汚れが目立ってしまうおそれがある。特に、現像カートリッジを再利用する場合は、トナー充填作業を繰り返し行うため、トナー充填口の周辺、および、キャップが汚れやすい。
そこで、本発明の目的は、現像剤の充填に伴って発生する充填口周辺、および、蓋部材の汚れが視認されることを抑制できる現像カートリッジを提供することにある。
(1)上記目的を達成するために、本発明の現像カートリッジは、現像剤を充填するための充填口を有し、内部に現像剤を収容するように構成される筐体と、充填口に装着され、充填口を封止する蓋部材と、蓋部材の表面を覆うようにして筐体に貼着されるラベルと、を備える。充填口の貫通方向に投影したときに、ラベルが蓋部材の外周縁を覆っている。
このような構成によれば、充填口の貫通方向に投影したときに、ラベルが蓋部材の外周縁を覆っている。
そのため、ラベルによって、充填口の周り、および、蓋部材に付着した現像剤の汚れを覆うことができる。
その結果、現像剤の充填に伴って発生する充填口周辺、および蓋部材の汚れが視認されることを抑制できる。また、充填口周辺に付着した現像剤を清掃する必要がなく、現像カートリッジの解体時にラベルを剥がす際にもラベルにトナーが付着するため清掃が不要となる。
また、ラベルは、筐体に貼着されている。
そのため、ラベルを筐体から剥離し、新しいラベルを筐体に貼着することで、現像カートリッジを再利用できる。
その結果、現像カートリッジを再利用しやすくできる。
また、ラベルは一部蓋部材に貼り付けられているため、現像カートリッジの解体時にラベルを剥がしやすい。さらに、現像カートリッジの解体時などに筐体を傷つけた場合には、ラベルにより傷を隠すことができる。
(2)また、ラベルの表面は、現像カートリッジに関する情報が記載される情報記載部を有してもよい。
このような構成によれば、ラベルにより現像カートリッジに関する情報を発信できる。
(3)また、蓋部材は、充填口に対して離脱可能に装着されてもよい。
このような構成によれば、蓋部材を、充填口に装着または離脱できる。
そのため、現像カートリッジを回収した際は、蓋部材を離脱させて充填口を介して筐体内部に現像剤を充填できる。また、充填口に蓋部材を装着することで充填口を封止できる。
よって、現像カートリッジを一層再利用しやすくできる。
(4)また、蓋部材の材質は、筐体の材質と異なってもよい。
このような構成によれば、蓋部材からラベルを剥離する際に、ラベルを容易に剥離できる。
(5)また、蓋部材の表面は、複数の凹凸が形成されてもよい。
このような構成によれば、蓋部材とラベルとの間に微細な隙間を生じさせることができる。
そのため、蓋部材からラベルを剥離する際に、ラベルを一層容易に剥離できる。
(6)また、蓋部材の表面は、筐体の表面と面一であってもよい。
このような構成によれば、蓋部材の表面と筐体の表面との間で段差が生じることを抑制できる。
そのため、ラベルを貼着している際に、ラベルが筐体または蓋部材から剥がれること、および、ラベルが破れることを抑制できる。また、ラベルに文字が記載されている場合において、視認性を向上できる。
(7)また、筐体は、第1方向に間隔を隔てて位置する第1側壁および第2側壁を備える第1フレームと、第1側壁と第2側壁とを連結し、第1方向に延びる第2フレームとを備えてもよい。第2フレームが充填口を有してもよい。
このような構成によれば、筐体は、第1フレームと第2フレームとを備える。また、充填口は、第2フレームに位置している。
そのため、現像剤を充填する際に、充填作業を行いやすい。
(8)また、ラベルは、筐体に対して貼着されない非貼着部を有してもよい。
このような構成によれば、非貼着部を把持してラベルを剥離できる。
そのため、ラベルを筐体から剥離する際に、ラベルを剥離しやすい。
(9)また、筐体は、充填口の貫通方向に投影したときに、充填口を囲むベース部材をさらに備えてもよい。ラベルは、ベース部材に貼着されるものであってもよい。ベース部材は、充填口の貫通方向に投影したときに、少なくとも一部がラベルの外周縁よりも充填口側に位置してもよい。
このような構成によれば、ベース部材は、充填口の貫通方向に投影したときに、少なくとも一部がラベルの外周縁よりも充填口側に位置する。
そのため、ラベルにおいて、ベース部材と当接しない領域を形成することができる。
その結果、ラベルをベース部材から剥離する際に、ラベルを剥離しやすい。
(10)また、一端が蓋部材に連結され、他端が充填口の貫通方向に投影したときにラベルの外方に位置し、一端と他端との間の途中部分が、筐体とラベルとの間に位置する把持部材をさらに備えてもよい。
このような構成によれば、把持部材の一端は蓋部材に連結され、他端はラベルの外方に位置し、途中部は筐体とラベルとの間に位置する。
そのため、蓋部材を充填口から離脱させる際に、把持部材の他端を把持して蓋部材を離脱させることができる。
また、蓋部材を充填口から離脱させる際に、把持部材の途中部分により、ラベルを剥離できる。
(11)また、筐体は、充填口と連続し、把持部材を収容するように構成される溝を有してもよい。
このような構成によれば、把持部材は、筐体の溝に収容される。
そのため、把持部材が筐体の表面から膨出することを抑制できる。
その結果、ラベルを貼着している際に、ラベルが筐体または蓋部材から剥がれることを一層抑制できる。
本発明の現像カートリッジでは、現像剤の充填に伴って発生する充填口周辺、および、蓋部材の汚れが視認されることを抑制できる。
図1は、本発明の現像カートリッジの一実施形態を示す側断面図である。 図2は、図1に示す現像カートリッジの斜視図である。 図3は、図1に示す現像カートリッジの分解斜視図である。 図4Aは、図1に示す現像カートリッジにおいて、蓋部材が開放位置に位置する状態を示す斜視図であり、図4Bは、図1に示す現像カートリッジにおいて、蓋部材が閉鎖位置に位置する状態を示す斜視図である。 図5Aは、図1に示す現像カートリッジの第2実施形態を示す斜視図であって、充填口が開放した状態示す斜視図である。図5Bは、図1に示す現像カートリッジの第2実施形態を示す斜視図であって、ラベル貼着面にラベルを貼着した状態を示す斜視図である。 図6Aは、図1に示す現像カートリッジの第3実施形態を示す斜視図であって、スライド板が開放位置に位置する状態を示す斜視図である。図6Bは、図1に示す現像カートリッジの第3実施形態を示す斜視図であって、スライド板が閉鎖位置に位置する状態を示す斜視図である。図6Cは、図1に示す現像カートリッジの第3実施形態を示す斜視図であって、枠部材にラベルを貼着した状態を示す斜視図である。 図7Aは、図1に示す現像カートリッジの第4実施形態を示す斜視図であって、充填口が開放した状態を示す斜視図である。図7Bは、図1に示す現像カートリッジの第4実施形態において枠部材にラベルを貼着した状態の右壁の一部を示す平面図である。 図8Aは、図1に示す現像カートリッジの第5実施形態を示す斜視図であって、充填口から筒状部が進出し、かつ、投入口の開口面積が最大の状態を示す斜視図である。図8Bは、図1に示す現像カートリッジの第5実施形態を示す斜視図であって、充填口から筒状部が進出し、かつ、投入口の開口面積が最小の状態を示す斜視図である。図8Cは、図1に示す現像カートリッジの第5実施形態を示す斜視図であって、枠部材にラベルを貼着した状態を示す斜視図である。 図9Aは、図8Aに示す現像カートリッジのA−A断面図である。図9Bは、図8Bに示す現像カートリッジのB−B断面図である。図9Cは、図8Cに示す現像カートリッジのC−C断面図である。 図10Aは、図1に示す現像カートリッジの第6実施形態を示す斜視図であって、充填口からスライド部材が進出した状態を示す斜視図である。図10Bは、図1に示す現像カートリッジの第6実施形態を示す斜視図であって、充填口にスライド部材が退避した状態を示す斜視図である。図10Cは、図1に示す現像カートリッジの第6実施形態を示す斜視図であって、右壁および前壁にラベルを貼着した状態を示す斜視図である。 図11Aは、図1に示す現像カートリッジの第7実施形態のラベル貼着面を示す斜視図であって、充填口が開放した状態を示す斜視図である。図11Bは、図1に示す現像カートリッジの第7実施形態のラベル貼着面を示す斜視図であって、充填口が閉鎖した状態を示す斜視図である。
1.現像カートリッジの概略
図1に示すように、現像カートリッジ1は、筐体2と、アジテータ3と、供給ローラ4と、現像ローラ5と、層厚規制ブレード6とを備えている。
なお、以下の説明において、現像カートリッジ1の方向に言及するときには、現像カートリッジ1を水平に載置した状態を上下の基準とする。すなわち、図1の紙面上方が上方であり、紙面下方が下方である。また、図1の紙面右方が前方であり、図1の紙面左方が後方である。また、現像カートリッジ1を前方から見たときを左右の基準とする。すなわち、図1の紙面手前が左方であり、紙面奥が右方である。また、前後方向が第1方向の一例であり、左右方向が第2方向の一例であり、上下方向が第3方向の一例である。
筐体2は、左右方向に延びる略ボックス状であり、内部にトナーを収容している。また、筐体2の後端部は、前後方向に開放されている。
アジテータ3は、筐体2内の前方部分に位置している。アジテータ3は、筐体2に回転可能に支持されている。
供給ローラ4は、筐体2内において、アジテータ3の後下方に位置している。供給ローラ4は、筐体2に回転可能に支持されている。
現像ローラ5は、筐体2内において、供給ローラ4の後上方に位置しており、筐体2の後端部に位置している。現像ローラ5の前下端部は、供給ローラ4の後上端部と圧接している。現像ローラ5の後上方部分は、筐体2から露出している。現像ローラ5は、筐体2に回転可能に支持されている。
層厚規制ブレード6は、現像ローラ5の前上方に位置している。層厚規制ブレード6の下端部は、現像ローラ5の前端部に接触している。
2.現像カートリッジの詳細
図2および図3に示すように、現像カートリッジ1の筐体2は、ポリスチレンなどの樹脂からなり、第1フレーム31と、第2フレーム32とを備えている。なお、図2においては、現像カートリッジ1の筐体2には、後述する現像カバー52が取り付けられている。
(1)第1フレーム
図1および図3に示すように、第1フレーム31は、筐体2の下方部分を構成している。第1フレーム31は、第1側壁の一例としての左壁33と、第2側壁の一例としての右壁34と、前壁35と、底壁36とを一体的に備えている。
左壁33は、第1フレーム31の左端部に位置している。左壁33は、側面視略矩形の板形状を有している。
右壁34は、第1フレーム31の右端部に位置しており、左壁33に対して右方に間隔を隔てて位置している。また、右壁34は、左壁33と同様に、側面視略矩形の板形状を有している。
前壁35は、第1フレーム31の前端部に位置しており、左壁33および右壁34の前端部間に架設されている。前壁35は、左右方向に延びる正面視略矩形の板形状を有している。前壁35は、把持部40を備えている。
把持部40は、前壁35の左右方向中央部から前方に向かって突出している。
底壁36は、第1フレーム31の下端部に位置しており、左壁33および右壁34の下端部間に架設されている。底壁36の前端部は、前壁35の下端部に連続している。底壁36は、湾曲部37と、円弧部38と、リップ部39とを一体的に備えている。
湾曲部37は、底壁36の前方部分に位置している。湾曲部37は、前壁35の下端部から連続して後方に向かって延び、かつ、下方に向かって湾曲している。
円弧部38は、湾曲部37の後方に隣接するように位置している。円弧部38は、上方に向かって開放される側面視略半円弧形状を有している。円弧部38の前端部は、湾曲部37の後端部に接続している。
リップ部39は、円弧部38の後方に隣接するように位置しており、円弧部38の後端部から連続して後方に向かって延びている。
(2)第2フレーム
第2フレーム32は、第1フレーム31を上方から被覆している。第2フレーム32は、左右方向に延びる平面視略矩形の板状を有している。第2フレーム32は、前上壁45と、後上壁46とを一体的に備えている。
前上壁45は、第2フレーム32の前方部分であって、突出部47と、鍔部48とを有している。
図2および図3に示すように、突出部47は、左右方向に延び、下方が開放され、上方に突出する略ボックス形状を有している。突出部47の左方部分は、トナー充填領域61として区画されている。トナー充填領域61は、ラベル貼着面62を有している。
ラベル貼着面62は、左右方向に延びる平面視略矩形の平坦面であって、前方から後方に向けてやや上方に向かうように傾斜している。ラベル貼着面62は、突出部47の上面から下方に窪んだ位置に位置している。ラベル貼着面62が区画されている前上壁45は、充填口63と、充填凹部64とを有している。
充填口63は、左右方向に延びる平面視略矩形の開口であって、左右方向において、ラベル貼着面62の中央部分に位置している。充填口63は、前上壁45を上下方向に貫通している。充填口63は、上下方向に投影したときに、ラベル貼着面62に含まれており、つまり、充填口63の開口面積は、ラベル貼着面62の面積よりも小さい。
充填凹部64は、充填口63の左端縁に位置している。充填凹部64は、平面視略矩形状を有しており、ラベル貼着面62から下方に向かってわずかに窪んでいる。
また、ラベル貼着面62は、右端部の下面において、後述する蓋部材80の回転軸89を回転可能に支持する図示しない係止部を備えている。
鍔部48は、平面視において、突出部47を囲むように、突出部47に対して左右両方および前方に位置している。鍔部48は、後方に向かって開放される平面視略コ字状を有している。鍔部48の右方部分の左端部は、突出部47の右下端部に連続している。鍔部48の左方部分の右端部は、突出部47の左下端部に接続している。鍔部48の左右方向両端部以外の部分の後端部は、突出部47の前端部に連続している。
後上壁46は、突出部47の後下端部から後方に向かって延びている。後上壁46は、左右方向に延びる平面視略矩形の板形状を有している。図1に示すように、後上壁46の下面からは、3対の突出壁49が下方に向かって延びている。3対の突出壁49は、前後方向に間隔を隔てて位置している。
そして、図1および図3に示すように、第2フレーム32の鍔部48の左右方向両端部が、第1フレーム31の左壁33の上端部と右壁34の上端部とに溶着され、第2フレーム32の鍔部48の前端部が、第1フレーム31の前壁35の上端部に溶着されることで、第2フレーム32と第1フレーム31とが組み合わされて、現像カートリッジ1の筐体2が構成される。このとき、第2フレーム32は、第1フレーム31の左壁33と、第1フレーム31の右壁34とを連結している。
(3)現像室およびトナー収容室
図1に示すように、現像カートリッジ1内において、左壁33の後方部分と、右壁34の後方部分と、後上壁46と、底壁36の円弧部38およびリップ部39と、後方に位置する突出壁49とにより現像室50が区画されている。また、左壁33の前方部分と、右壁34の前方部分と、前壁35と、前上壁45と、底壁36の湾曲部37と、後方に位置する突出壁49とによりトナー収容室51が区画されている。現像室50とトナー収容室51とは前後方向に連通している。
現像室50には、現像ローラ5が回転可能に支持されている。現像ローラ5は、リップ部39の上方に間隔を隔てて位置している。また、現像室50において、現像ローラ5に対して前下方に供給ローラ4が位置している。供給ローラ4は、円弧部38に収容され、回転可能に支持されている。
トナー収容室51は、内部にトナーを収容している。トナー収容室51の中央部には、アジテータ3が回転可能に支持されている。トナー収容室51の左上方には、充填口63が位置している。
(4)トナー充填部
図3および図4Bに示すように、第2フレーム32の充填口63には、トナー充填部65が装着されている。トナー充填部65は、シール部材70と、蓋部材80とを備えている。
(4−1)シール部材
第2フレーム32の充填口63の内周縁部には、シール部材70が隙間なく取り付けられている。シール部材70は、わずかに厚みを有する平面視略矩形状の枠形状であって、ウレタンフォーム等の発泡材料からなる。シール部材70の左右方向の寸法は、充填口63の左右方向の寸法と略同一であり、シール部材70の前後方向の寸法は、充填口63の前後方向の寸法と略同一である。シール部材70は、シール凹部71を有している。
シール凹部71は、シール部材70の左端部であって、前後方向略中央部に位置している。シール凹部71は、平面視略矩形状を有しており、シール部材70の上面から下方に向かってわずかに窪んでいる。図4Aに示すように、シール部材70がラベル貼着面62の充填口63に取り付けられた状態において、シール凹部71は、ラベル貼着面62の充填凹部64と左右方向において隣接している。
(4−2)蓋部材
図3および図4Aに示すように、蓋部材80は、充填口63において、シール部材70の内方に位置している。蓋部材80は、正面視略三角形状、かつ、左方および下方が開放された左側面視略コ字形状を有しており、ポリスチレンなどの樹脂からなる。蓋部材80は、上壁81と、前壁82と、後壁83と、回転部84とを備えている。
上壁81は、左右方向に延びる平面視略矩形の板状を有している。上壁81の左右方向の寸法は、シール部材70の左右方向の寸法よりもわずかに短い。上壁81の前後方向の寸法は、シール部材70の前後方向の寸法よりもわずかに短い。
前壁82は、上壁81の前端縁から下方に向かって延びている。前壁82は、平面視三角形の板状を有している。正面視において、前壁82の下端縁と上壁81とがなす角度は鋭角であり、詳しくは、約30°である。
後壁83は、上壁81の後端縁から下方に向かって延びている。後壁83は、平面視略矩形の板状を有している。後壁83は、前壁82と略同一形状を有している。正面視において、後壁83の下端縁と上壁81とがなす角度は鋭角であり、詳しくは、約30°である。
蓋部材80を前後方向に延びる平面で切断したときの断面領域は、略矩形状であって、右方に向かうにつれて小さくなっている。
上壁81の左端部からは、上突起85が左方に突出しており、前壁82の左下端部からは、前突起86が前方に突出しており、後壁83の左下端部からは、後突起87が後方に突出している。上突起85、前突起86および後突起87は、平面視略矩形の板状を有している。
回転部84は、上壁81の右端部から下方に突出している。回転部84は、回転突起88と、回転軸89とを備えている。
回転突起88は、上壁81の右端縁から下方に向かって延びている。回転突起88は、側面視略矩形の板状を有している。
回転軸89は、回転突起88の下端部に位置している。回転軸89は、前後方向に延びる略円柱形状を有している。回転軸89の前後方向両端部は、平面視において、回転突起88の前後方向両端部から前後方向に突出している。回転軸89は、第2フレーム32のトナー充填領域61に回転可能に支持されている。詳しくは、回転軸89は、ラベル貼着面62の図示しない係止部に回転可能に支持されている。
3.蓋部材の第1フレームに対する組み付け
蓋部材80を第2フレーム32に組み付ける際は、まず、第2フレーム32の充填口63の内周縁部にシール部材70を隙間なく取り付ける。
そして、シール部材70の内方に、蓋部材80を位置させた状態で、蓋部材80の回転部84の回転軸89をラベル貼着面62の下面に位置する図示しない係止部に取り付ける。
このとき、蓋部材80の前壁82がシール部材70の前端部に当接し、蓋部材80の後壁83がシール部材70の後端部に当接し、蓋部材80の上壁81の上突起85は、ラベル貼着面62よりも上方に位置し、蓋部材80の前壁82の前突起86、および、後壁83の後突起87は、ラベル貼着面62よりも下方に位置する。
これにより、蓋部材80は、回転軸89を中心として略上下方向に沿って回動可能となる。
図4Aに示す状態においては、蓋部材80の前壁82の前突起86がシール部材70の前端部の下縁に係合し、蓋部材80の後壁83の後突起87がシール部材70の後端部の下縁に係合し、上壁81は、後上方から前下方に向かう方向に沿って位置している。このときの蓋部材80の位置が、開放位置である。
図4Bに示す状態においては、上壁81の上突起85が、ラベル貼着面62の充填凹部64、および、シール部材70のシール凹部71に係合している。上壁81は、水平方向に沿って位置している。上壁81の上面、シール部材70の上面、および、ラベル貼着面62の上面は面一となっている。上壁81の前端部は、シール部材70の前端部と密接しており、上壁81の後端部は、シール部材70の後端部と密接している。このときの蓋部材80の位置が、閉鎖位置である。
図4Aに示すように、蓋部材80が開放位置から閉鎖位置まで移動する間において、左方から見たときに、上壁81の左端縁と、前壁82の左端縁と、後壁83の左端縁と、シール部材70の左端部とにより区画される開口が投入口90である。投入口90は、蓋部材80の移動に伴って、その開口面積が変化する。詳しくは、投入口90の開口面積は、蓋部材80が閉鎖位置から開放位置に移動するときに大きくなり、蓋部材80が開放位置から閉鎖位置に移動するときに小さくなる。
4.トナーの充填方法
現像カートリッジ1内にトナーを充填する際は、作業者は、図4Aおよび4Bに示すように、図2に示す現像カートリッジ1の左壁33を上方に位置させ、現像カートリッジ1の右壁34を下方に位置させる。なお、以下の説明においては、現像カートリッジ1の左壁33が上方に位置し、現像カートリッジ1の右壁34が下方に位置する状態を基準として説明する。
そして、作業者は、図4Aに示すように、蓋部材80の上突起85を把持して、蓋部材80をラベル貼着面62から離れる方向に回転させて、開放位置に位置させる。このとき、投入口90が上方に向かって開放し、投入口90の開口面積が最大となる。また、蓋部材80の上壁81は、下方に向かうにつれてラベル貼着面62に近づくように傾斜している。
この状態において、作業者は、投入口90から下方に向けてトナーを投入する。
すると、トナーは、蓋部材80の内部を下方に移動した後、筐体2内のトナー収容室51に充填される。このとき、上壁81の内面に接触するトナーは、上壁81の内面により筐体2内部に向かうように案内されながら下方に移動する。
そして、トナー収容室51へのトナーの充填作業が完了すると、図4Bに示すように、作業者は、蓋部材80をラベル貼着面62に向けて回転させて、閉鎖位置に位置させる。このとき、投入口90は、筐体2内に収納される。すなわち、投入口90の開口面積は最小となる。より詳しくは、投入口90の開口面積はなくなる。
5.ラベルの貼着
トナー収容室51へトナーを充填し、蓋部材80を閉鎖位置に位置させた後、作業者は、ラベル95をラベル貼着面62に貼着する。
具体的には、ラベル95は、上下方向に延びる平面視略矩形状を有している。ラベル95の上下方向の寸法は、充填口63の上下方向の寸法、および蓋部材80の上下方向の寸法よりも長い。ラベル95の水平方向の寸法は、充填口63の水平方向の寸法、および蓋部材80の水平方向の寸法よりも長い。ラベル95の一端面は、ラベル95の貼着面であり、ラベル95の他端面は、情報記載部の一例としての印字面96である。印字面96には、印刷可能枚数などの現像カートリッジ1に関する情報が記載されている。
そして、作業者は、ラベル95を、蓋部材80を覆うようにしてラベル貼着面62に貼着する。このとき、図2に示すように、ラベル95の貼着面と直交する方向、すなわち上下方向に投影したときに、ラベル95は、蓋部材80の外周縁を覆っている。また、充填口63の全ての端縁がラベル95の外周縁よりも内側に位置する。
これにより、現像カートリッジ1が出荷可能な状態となる。
なお、現像カートリッジ1を出荷等する際は、現像カートリッジ1の筐体2に、現像カバー52が取り付けられる。現像カバー52は、筐体2の後方に取り付けられている。現像カバー52は、筐体2から露出している現像ローラ5の後方部分を覆っている。これにより、現像カートリッジ1の出荷中等に現像カートリッジ1の後方から干渉物が衝突しても、現像ローラ5は現像カバー52により保護される。
6.作用効果
(1)この現像カートリッジ1によれば、図2に示すように、ラベル95は、上下方向に投影したときに、蓋部材80の外周縁を覆っている。
そのため、ラベル95によって、充填口63の周り、および、蓋部材80に付着したトナーの汚れを覆うことができる。
その結果、トナーの充填に伴って発生する充填口63周辺、および、蓋部材80の汚れが視認されることを抑制できる。また、充填口63周辺に付着したトナーを清掃する必要がなく、現像カートリッジ1の解体時にラベル95を剥がす際にもラベル95にトナーが付着するため清掃が不要となる。
また、ラベル95は、筐体2に貼着されている。
そのため、ラベル95を筐体2から剥離し、新しいラベル95を筐体2に貼着することで、現像カートリッジ1を再利用できる。
その結果、現像カートリッジ1を再利用しやすくできる。
また、ラベル95は一部蓋部材80に貼り付けられているため、現像カートリッジ1の解体時にラベル95を剥がしやすい。さらに、現像カートリッジ1の解体時などに筐体2を傷つけた場合には、ラベル95により傷を隠すことができる。
(2)また、この現像カートリッジ1によれば、図2に示すように、ラベル95の印字面96には、現像カートリッジ1に関する情報が記載されている。
そのため、ラベル95により現像カートリッジ1に関する情報を発信できる。
(3)また、この現像カートリッジ1によれば、図4Bに示すように、蓋部材80の上壁81は、ラベル貼着面62と面一である。
そのため、蓋部材80の上壁81とラベル貼着面62との間で段差が生じることを抑制できる。
その結果、ラベル95がラベル貼着面62または蓋部材80から剥がれること、および、ラベル95が破れることを抑制できる。また、ラベル95に文字が記載されている場合において、視認性を向上できる。
(4)また、この現像カートリッジ1によれば、図3に示すように、筐体2は、第1フレーム31と第2フレーム32とを備えており、充填口63は、第2フレーム32に位置している。
そのため、トナーを充填する際に、充填作業を行いやすい。
7.変形例
図5A〜図11Bを参照して、現像カートリッジ1の変形例を説明する。なお、以下の変形例において、上記第1実施形態と同様の部材には同様の符号を付し、その説明を省略する。
(1)第2実施形態
(1−1)第2実施形態の現像カートリッジの詳細
上記第1実施形態では、蓋部材80が充填口63に装着される。蓋部材80の上壁81の表面には、ラベル95が貼着される。また、ラベル95の全領域が蓋部材80およびラベル貼着面62に貼着される。
対して、第2実施形態では、蓋部材80に替えて、充填口63には着脱蓋部材100が装着されている。また、着脱蓋部材100には、非貼着部111Aを有するラベル110が貼着される。
詳しくは、図5Aに示すように、着脱蓋部材100は、平面視略矩形の板状の部材であって、ポリスチレンなどの樹脂からなる。着脱蓋部材100は、蓋部101と、4つの係合爪102とを備えている。
蓋部101は、左右方向に延びる平面視略矩形の板状を有している。蓋部101の左右方向の寸法は、充填口63の左右方向の寸法よりもわずかに短い。蓋部101の前後方向の寸法は、充填口63の前後方向の寸法よりもわずかに短い。蓋部101の上面には、シボ加工が施されている。蓋部101の前後方向の両端部には、1対の係止部104が位置している。
1対の係止部104は、蓋部101の前後方向の両端部であって、左右方向の端部を除く部分から前後方向外方に向かってわずかに突出している。
4つに係合爪102は、蓋部101の4角の下面から下方に向かって突出している。4つに係合爪102のそれぞれの下端部は、鉤形状を有している。
着脱蓋部材100の左端部からは、把持部材103が、左上方に向かって突出している。
ラベル110は、左右方向に延びる平面視略矩形状を有している。ラベル110の左右方向の寸法は、充填口63の左右方向の寸法よりも長い。ラベル110の前後方向の寸法は、充填口63の左右方向の寸法よりも長い。ラベル110は、非貼着部111Aを有している。
非貼着部111Aは、ラベル110の4角のうちの1つの角部分である。詳しくは、ラベル110の前下方部分の角部分が非貼着部111Aである。非貼着部111Aの下面は、筐体2に接触した際は、筐体2に貼着しないように構成されている。
ラベル110の非貼着部111A以外の部分の下面が、ラベル11の貼着面である。
充填口63の前後方向両端部には、下方に向かってわずかに窪む1対の係止凹部115が位置している。1対の係止凹部115は、着脱蓋部材100の1対の係止部104と係合するように構成されている。
(1−2)着脱蓋部材の充填口に対する装着およびラベルの貼着
トナー充填作業の終了後、作業者は、着脱蓋部材100を充填口63の上方に位置させる。
そして、作業者は、着脱蓋部材100を下方に移動させる。
すると、着脱蓋部材100の1対の係止部104のそれぞれが、充填口63の1対の係止凹部115のそれぞれに係合する。また、着脱蓋部材100の蓋部101が、充填口63の内方に位置する。
このとき、4つの係合爪102のそれぞれは、第1フレーム31における充填口63の周縁部に係合しており、把持部材103は、充填口63に対して左上方に位置している。
この状態で、図5Bに示すように、作業者は、ラベル110を、着脱蓋部材100を覆うようにしてラベル貼着面62に貼着する。このとき、ラベル110の貼着面は、ラベル貼着面62および着脱蓋部材100の蓋部101の上面に貼着している。また、ラベル110の非貼着部111Aは、ラベル貼着面62および着脱蓋部材100のいずれにも貼着していない。
このとき、上下方向に投影すると、ラベル110は、着脱蓋部材100の外周縁を覆っている。
ラベル110を剥離させる際は、作業者は、非貼着部111Aを把持して、ラベル110をラベル貼着面62および着脱蓋部材100から剥離させる。
また、着脱蓋部材100を充填口63から離脱させる際は、作業者は、把持部材103を把持して、着脱蓋部材100を上方に向かって引き出す。
すると、4つの係合爪102のそれぞれの、第1フレーム31における充填口63の周縁部に対する係合状態が解除され、着脱蓋部材100が充填口63から離脱する。
(1−3)第2実施形態の作用効果
(1−3−1)第2実施形態の現像カートリッジ1によれば、図5Aに示すように、着脱蓋部材100は、充填口63に対して離脱可能に装着されている。
そのため、現像カートリッジ1を回収した際は、着脱蓋部材100を離脱させて充填口63を介して筐体2内にトナーを充填できる。また、充填口63に着脱蓋部材100を装着することで充填口63を封止できる。
(1−3−2)また、第2実施形態の現像カートリッジ1によれば、図5Aに示すように、着脱蓋部材100の蓋部101の上面には、シボ加工が施されている。
そのため、着脱蓋部材100とラベル110との間に微細な隙間を生じさせることができる。
その結果、着脱蓋部材100からラベル110を剥離する際に、ラベル110を容易に剥離できる。
よって、ラベル110を剥離した着脱蓋部材100に新しいラベル110を貼着することで、現像カートリッジ1を再利用することができる。
(1−3−3)また、第2実施形態の現像カートリッジ1によれば、図5Aに示すように、ラベル110は、筐体2および着脱蓋部材100に対して貼着されない非貼着部111Aを有している。
そのため、非貼着部111Aを把持してラベル110を剥離できる。
その結果、ラベル110を筐体2および着脱蓋部材100から剥離する際に、ラベル110を剥離しやすい。
よって、ラベル110を剥離した着脱蓋部材100に新しいラベル110を貼着することで、現像カートリッジ1を再利用することができる。
(2)第3実施形態
(2−1)第3実施形態の現像カートリッジの詳細
第3実施形態の説明においては、図2に示す現像カートリッジ1の右壁34が上方に位置し、現像カートリッジ1の左壁33が下方に位置し、現像カートリッジ1の前壁35が前方に位置し、現像カートリッジ1の底壁36が右方に位置し、現像カートリッジ1の第2フレーム32が左方に位置する状態を基準として説明する。
上記第1実施形態では、充填口63は、第2フレーム32に位置する。また、充填口63は、蓋部材80により封止される。
対して、第3実施形態では、第1フレーム31に充填口130が位置し、充填口130は、スライド板133によって封止される。
詳しくは、図6Aに示すように、充填口130は、第1フレーム31の右壁34の中央部に位置している。充填口130は、平面視略円形状を有しており、右壁34を上下方向に貫通している。
右壁34には、枠部材131が位置している。枠部材131は、前後方向に延びる平面視略矩形の枠形状を有している。上下方向に投影した状態において、枠部材131は、充填口130を囲んでいる。詳しくは、上下方向に投影した状態において、充填口130は、枠部材131の後方部分の内方に位置している。枠部材131は、左方に位置する左枠131Aと、右方に位置する右枠131Bと、前方に位置する前枠131Cと、後方に位置する後枠131Dとを備えている。枠部材131の内方には、スライド部材132が位置している。
スライド部材132は、枠部材131に沿って前後方向にスライド移動可能である。詳しくは、枠部材131は、図示しない1対の前後方向に延びるレールを備えており、スライド部材132は、このレールにスライド移動可能に係合している。スライド部材132は、スライド板133と、把持部134とを一体的に備えている。
スライド板133は、平面視略矩形の板状を有している。スライド板133の左右方向の寸法は、左枠131Aから右枠131Bまでの寸法と略同一である。スライド板133の前後方向の寸法は、前枠131Cから後枠131Dまでの寸法の約半分である。スライド板133の下面は、右壁34に沿っている。
把持部134は、スライド板133の後端部に位置している。把持部134は、左右方向に延びる角柱形状を有しており、スライド板133の後端部の上面から上方に突出している。
(2−2)スライド部材の移動およびラベルの貼着
図6Aに示す状態においては、充填口130は開放されている。すなわち、スライド部材132は、枠部材131内において前方に位置している。詳しくは、スライド部材132の前端部は、枠部材131の前枠131Cに当接している。このとき、スライド板133は開放位置に位置している。この状態で、作業者は、充填口130を介してトナーを筐体2内に充填する。
その後、充填口130を閉鎖させる際は、作業者は、把持部134を把持して、スライド板133の後端部が枠部材131の後枠131Dに当接するまで、スライド部材132を後方にスライド移動させる。
すると、図6Bに示すように、スライド部材132のスライド板133が、充填口130の後方に位置して、充填口130を閉鎖する。このとき、スライド板133は閉鎖位置に位置している。
なお、スライド板133が開放位置から閉鎖位置まで移動する間において、上方から見たときに、枠部材131の左枠131Aと、枠部材131の右枠131Bと、枠部材131の後枠131Dと、スライド板133の後端部とにより区画される開口が投入口135である。投入口135は、スライド部材132のスライド移動に伴って、その開口面積が変化する。詳しくは、投入口135の開口面積は、スライド板133が閉鎖位置から開放位置に移動するときに大きくなり、スライド板133が開放位置から閉鎖位置に移動するときに小さくなる。トナー充填作業においては、作業者は、投入口135を介して充填口130からトナーを筐体2内に投入する。
この状態で、作業者は、枠部材131にラベル140を貼着する。
ラベル140は、前後方向に延びる側面視略矩形状を有している。ラベル140の前後方向の寸法は、枠部材131の前枠131Cから後枠131Dまでの寸法よりもわずかに短い。ラベル140の左右方向の寸法は、枠部材131の左枠131Aから右枠131Bまでの寸法と略同一である。
図6Cに示すように、作業者は、ラベル140の前端部が枠部材131の前枠131Cと重なり、ラベル140の左端部が枠部材131の左枠131Aと重なり、ラベル140の右端部が枠部材131の右枠131Bと重なるようにして、ラベル140を枠部材131に貼着する。
このとき、ラベル140の後方部分は、スライド部材132のスライド板133に貼着している。また、上下方向に投影すると、ラベル140がスライド板133の外周縁を覆っている。また、充填口130の全ての端縁がラベル140の外周縁よりも内側に位置する。
(2−3)第3実施形態の作用効果
第3実施形態の現像カートリッジ1によれば、図6Aに示すように、スライド部材132をスライド移動することにより充填口130を開閉できる。
そのため、充填口130を容易に開閉させることができる。
(3)第4実施形態
(3−1)第4実施形態の現像カートリッジの詳細
第4実施形態の説明においては、図2に示す現像カートリッジ1の右壁34が上方に位置し、現像カートリッジ1の左壁33が下方に位置し、現像カートリッジ1の前壁35が前方に位置し、現像カートリッジ1の底壁36が右方に位置し、現像カートリッジ1の第2フレーム32が左方に位置する状態を基準として説明する。
上記第1実施形態では、充填口63は、第2フレーム32に位置する。また、充填口63は、ラベル95により覆われる。
対して、第4実施形態では、第1フレーム31に充填口160が位置し、充填口160は、ラベル180によって覆われる。
詳しくは、図7Aに示すように、充填口160は、第1フレーム31の右壁34の中央部に位置している。充填口160は、平面視略円形状を有しており、右壁34を上下方向に貫通している。
右壁34には、ベース部材の一例としての枠部材161が位置している。枠部材161は、平面視略正方形の枠形状を有している。上下方向に投影した状態において、枠部材161は、充填口160を囲んでいる。詳しくは、上下方向に投影した状態において、充填口160は、枠部材161の内方に位置している。枠部材161は、左方に位置する左枠161Aと、右方に位置する右枠161Bと、前方に位置する前枠161Cと、後方に位置する後枠161Dとを備えている。後枠161Dは、湾曲部161Eを有している。湾曲部161Eは、後枠161Dの後端部の左右方向中央部から前方に向かって湾曲している。
(3−2)ラベルの貼着
図7Aに示す状態においては、充填口160は開放されている。この状態で、作業者は、充填口160を介してトナーを筐体2内に充填する。
その後、充填口160を閉鎖させる際は、作業者は、充填口160にキャップ170を装着する。キャップ170は、ポリスチレンなどの樹脂からなり、平面視略円形状を有している。
そして、作業者は、枠部材161にラベル180を貼着する。
ラベル180は、平面視略正方形状を有している。ラベル180の前後方向の寸法は、枠部材161の前枠161Cから後枠161Dまでの寸法と略同一である。ラベル180の左右方向の寸法は、枠部材161の左枠161Aから右枠161Bまでの寸法と略同一である。
図7Bに示すように、作業者は、ラベル180の前端部が枠部材161の前枠161Cと重なり、ラベル180の後端部が枠部材161の後枠161Dと重なり、ラベル180の左端部が枠部材161の左枠161Aと重なり、ラベル180の右端部が枠部材161の右枠161Bと重なるようにして、ラベル180を枠部材161に貼着する。
このとき、上下方向に投影すると、ラベル180がキャップ170の外周縁を覆っている。また、充填口160の全ての端縁がラベル180の外周縁よりも内側に位置する。また、ラベル180の後端部であって、左右方向略中央部は、枠部材161の湾曲部161Eよりも後方に位置している。すなわち、上下方向に投影したときに、枠部材161の湾曲部161Eの一部は、ラベル180の後端縁よりも充填口160側に位置している。枠部材161の湾曲部161Eよりも後方に位置するラベル180の領域が非貼着部180Aである。非貼着部180Aは、枠部材161には接触していない。
ラベル180を剥離させる際は、作業者は、非貼着部180Aを把持して、ラベル180を枠部材161から剥離させる。
(3−3)第4実施形態の作用効果
第4実施形態の現像カートリッジ1によれば、図7Bに示すように、枠部材161の湾曲部161Eの左右方向略中央部は、上下方向に投影したときに、ラベル180の外周縁よりも充填口160側に位置する。
そのため、ラベル180において、非貼着部180Aを形成することができる。
その結果、ラベル180を枠部材161から剥離する際に、ラベル180を剥離しやすい。
(4)第5実施形態
(4−1)第5実施形態の現像カートリッジの詳細
第5実施形態の説明においては、図2に示す現像カートリッジ1の右壁34が上方に位置し、現像カートリッジ1の左壁33が下方に位置し、現像カートリッジ1の前壁35が前方に位置し、現像カートリッジ1の底壁36が右方に位置し、現像カートリッジ1の第2フレーム32が左方に位置する状態を基準として説明する。
上記第1実施形態では、充填口63は、第2フレーム32に位置する。また、充填口63には、蓋部材80が装着される。
対して、第5実施形態では、第1フレーム31に充填口200が位置し、充填口200には、筒状部211が装着される。
詳しくは、図8Bおよび図9Bに示すように、充填口200は、第1フレーム31の右壁34の前方部分に位置している。充填口200は、前後方向の寸法が長く、上下方向の寸法が短い平面視略矩形状を有しており、右壁34を上下方向に貫通している。右壁34には、充填口200の外縁に枠部材210が位置している。また、充填口200には筒状部211が上下方向に沿って進退移動可能に装着されている。
枠部材210は、前後方向に延びる平面視略矩形の枠形状を有している。枠部材210は、左方に位置する左枠210Aと、右方に位置する右枠210Bと、前方に位置する前枠210Cと、後方に位置する後枠210Dとを備えている。
左枠210Aは、左凹部210Eを有している。左凹部210Eは、左枠210Aの右端縁に位置している。左凹部210Eは、平面視略矩形状を有しており、左枠210Aから下方に向かってわずかに窪んでいる。
右枠210Bは、右凹部210Fを有している。右凹部210Fは、右枠210Bの左端縁に位置している。右凹部210Fは、平面視略矩形状を有しており、右枠210Bから下方に向かってわずかに窪んでいる。
筒状部211は、上下方向に延びる角筒形状を有しており、ポリスチレンなどの樹脂からなる。筒状部211は、本体部212と、1対の回動部213とを備えている。
本体部212は、上下方向に延びる略筒形状を有しており、充填口200の内方に位置している。本体部212は、本体筒部215と、1対の本体突出壁216とを備えている。
本体筒部215は、本体部212の下方部に位置しており、上下方向に延びる略角筒形状を有している。上下方向に投影した状態において、本体筒部215の前後方向の長さは、充填口200の前後方向の長さ略同一である。本体筒部215の左右方向の長さは、充填口200の左右方向の長さと略同一である。
1対の本体突出壁216のそれぞれは、本体筒部215の前後方向両端部から上方に向かって突出している。1対の本体突出壁216のそれぞれは、正面視略矩形の板状を有している。
1対の回動部213のそれぞれは、正面視略三角形状、かつ、平面視略コ字形状を有しており、ポリスチレンなどの樹脂からなる。詳しくは、1対の回動部213は、本体部212の左右方向両端部に位置しており、上方、および、互いに向き合う左右方向の一方が開放された平面視略コ字形状を有している。1対の回動部213のそれぞれは、傾斜壁220と、前壁221と、後壁222とを備えている。
傾斜壁220は、上下方向に延びる側面視略矩形の板状を有している。傾斜壁220の上下方向の寸法は、本体部212の上下方向の寸法と略同一である。傾斜壁220の前後方向の寸法は、本体部212の前後方向の寸法よりもわずかに短い。傾斜壁220は、上端部において左右方向外方に突出し、平面視略矩形の板状を有する係合突起223を備えている。なお、左方側の回動部213の傾斜壁220においては、係合突起223は、傾斜壁220の上端部から右方にも突出している。1対の回動部213の傾斜壁220の下端部は、本体部212の左右方向両端部に回動可能にそれぞれ取り付けられている。これにより、1対の回動部213の傾斜壁220は、前後方向に延びる軸線を中心として略左右方向に沿って回動可能である。
図8Aに示すように、前壁221は、傾斜壁220の前端縁から左右方向内方に向かって延びている。前壁221は、正面視三角形の板状を有している。正面視において、前壁221の下端部がなす角度は鋭角であり、詳しくは、約30°である。
後壁222は、傾斜壁220の後端縁から左右方向内方に向かって延びている。後壁222は、正面視三角形の板状を有している。正面視において、後壁222の下端部がなす角度は鋭角であり、詳しくは、約30°である。
本体部212の1対の本体突出壁216の上端部、1対の回動部213の傾斜壁220の上端部、1対の回動部213の前壁221の上端部、および、1対の回動部213の後壁222によって区画される領域が投入口230である。
(4−2)トナーの充填方法およびラベルの貼着
図8Aおよび図9Aに示す状態においては、筒状部211は、充填口200から上方に進出している。また、1対の回動部213のそれぞれは、本体部212に対して左右方向外方側に回転した状態を維持している。このとき、投入口230は、充填口200よりも上方に位置し、その開口面積は最大である。
この状態において、作業者は、投入口230から下方に向けてトナーを投入する。
すると、トナーは、筒状部211の内部を下方に移動した後、筐体2内に充填される。このとき、1対の回動部213のそれぞれの傾斜壁220に接触するトナーは、その左右方向の内方面により筐体2内部に向かうように案内されながら下方に移動する。
そして、筐体2内へのトナーの充填作業が完了すると、図8Bおよび図9Bに示すように、作業者は、1対の回動部213のそれぞれを左右方向内方に向かって回転させる。また、投入口230にキャップ240を装着する。この状態において、前後方向に投影すると、1対の回動部213のそれぞれの傾斜壁22は、本体部212の1対の本体突出壁216の左右方向外方側端縁と重なっている。このとき、投入口230の開口面積は最小となる。
次いで、作業者は、筒状部211を下方に移動させて、充填口200に退避させる。このとき、枠部材210の左凹部210E、および、右凹部210Fに、1対の回動部213の係合突起223が係合する。また、充填口200と投入口230とは重なっている。
この状態で、作業者は、図8Cおよび図9Cに示すように、枠部材210にラベル250を貼着する。
ラベル250は、前後方向に延びる平面視略矩形状を有している。ラベル250の前後方向の寸法は、枠部材210の前枠210Cから後枠210Dまでの寸法と略同一である。ラベル250の左右方向の寸法は、枠部材210の左枠210Aから右枠210Bまでの寸法と略同一である。
作業者は、ラベル250の前端部が枠部材210の前枠210Cと重なり、ラベル250の後端部が枠部材210の後枠210Dと重なり、ラベル250の左端部が枠部材210の左枠210Aと重なり、ラベル250の右端部が枠部材210の右枠210Bと重なるようにして、ラベル250を枠部材210に貼着する。
このとき、上下方向に投影すると、ラベル250は、筒状部211の外周縁を覆っている。また、充填口200の全ての端縁がラベル250の外周縁よりも内側に位置する。
(4−3)第5実施形態の作用効果
第5実施形態の現像カートリッジ1によれば、図8Aに示すように、筒状部211は充填口200から進退可能である。
そのため、充填口200から投入口230が間隔を隔てた状態において、トナーを充填することができる。
その結果、充填口200周辺にトナーが付着することを抑制できる。
また、投入口230の開口面積は、筒状部211が充填口200から進出した状態において最大にすることができる。
そのため、トナーを充填口200から離した位置から投入することができ、トナーの充填作業を容易に行うことができる。
(5)第6実施形態
(5−1)第6実施形態の現像カートリッジの詳細
第6実施形態の説明においては、図2に示す現像カートリッジ1の右壁34が上方に位置し、現像カートリッジ1の左壁33が下方に位置し、現像カートリッジ1の第2フレーム32が前方に位置し、現像カートリッジ1の前壁35が右方に位置する状態を基準として説明する。
上記第1実施形態では、充填口63は、第2フレーム32に位置する。また、充填口63は、蓋部材80により封止される。
対して、第6実施形態では、第1フレーム31に充填口280が位置し、充填口280は、スライド部材290によって封止される。
詳しくは、図10Aに示すように、充填口280は、第1フレーム31の右壁34および前壁35に連続して位置している。充填口280は、平面視および側面視において略矩形状、かつ、正面視略コ字形状を有している。
スライド部材290は、左右方向にスライド移動可能な状態で充填口280に装着されている。スライド部材290は、左方および上方が開放された略ボックス形状を有しており、ポリスチレンなどの樹脂からなる。スライド部材290は、傾斜壁291を備えている。
傾斜壁291は、スライド部材290の中央部に位置している。傾斜壁291は、側面視略矩形の板状を有している。傾斜壁291は、上方に向かうにつれて右方に向かうように傾斜している。
なお、充填口280、および、スライド部材290の上端部により囲まれる領域が投入口300である。
(5−2)スライド部材の移動およびラベルの貼着
図10Aに示す状態においては、充填口280に対してスライド部材290は、右方に位置している。すなわち、スライド部材290は、充填口280から右方に進出している。このとき、投入口300の開口面積は最大である。
この状態において、作業者は、投入口300から下方に向けてトナーを投入する。
すると、トナーは、スライド部材290の内部を下方に移動した後、筐体2内に充填される。このとき、スライド部材290の傾斜壁291に接触するトナーは、その左面により筐体2内部に向かうように案内されながら下方に移動する。
そして、トナーの充填作業が完了すると、図10Bに示すように、作業者は、スライド部材290を左方に向かって移動させる。すなわち、作業者は、スライド部材290を、充填口280に退避させる。また、投入口300にキャップ305を装着する。この状態において、上下方向に投影すると、充填口280とスライド部材290の外縁とは重なっている。このとき、投入口300の開口面積は最小である。
この状態で、作業者は、図10Cに示すように、右壁34および前壁35にラベル310を貼着する。
ラベル310は、正面視略コ字形状を有している。このとき、上下方向、および左右方向に投影すると、ラベル310がスライド部材290の外周縁を覆っている。また、充填口280の全ての端縁がラベル310の外周縁よりも内側に位置する。
(5−3)第6実施形態の作用効果
第6実施形態の現像カートリッジ1によれば、図10Aに示すように、スライド部材290は、左右方向にスライド移動可能である。また、スライド部材290は、傾斜壁291を備えている。
そのため、スライド部材290をスライド移動させることにより、容易にトナーの充填作業を行うことができる。
(6)第7実施形態
(6−1)第7実施形態の現像カートリッジの詳細
上記第1実施形態では、充填口63には、蓋部材80が装着される。
対して、第7実施形態では、充填口63に可撓性蓋部材340が装着される。
詳しくは、図11Aに示すように、ラベル貼着面62は、充填口63の左方において、充填口63と連続する溝330を有している。溝330は、平面視略矩形状であって、ラベル貼着面62の上面から下方に向かってわずかに窪んでいる。
可撓性蓋部材340は、平面視略矩形状を有し、可撓性を有する樹脂等からなる。可撓性蓋部材340は、蓋部341を備えている。
蓋部341は、平面視略矩形の板状を有している。蓋部341の左右方向の寸法は、充填口63の左右方向の寸法と略同一である。蓋部341の前後方向の寸法は、充填口63の前後方向の寸法と略同一である。蓋部341の左右方向の寸法は、充填口63の左右方向の寸法と略同一である。
蓋部341の左端部からは、把持部材342が左方に突出している。把持部材342は、水平部342Aと突出部342Bとを備えている。水平部342Aは、平面視略矩形状を有しており、蓋部341の左端部から左方に突出している。突出部342Bは、側面視略矩形状を有しており、水平部342Aの左端部から上方に突出している。すなわち、把持部材342の水平部342Aは、蓋部341から左方に突出する先端部部分までの途中部分である。
図11Bに示すように、可撓性蓋部材340が充填口63に装着された状態においては、蓋部341が充填口63を覆い、把持部材342の水平部342Aが溝330に嵌っている。
ラベル貼着面62にラベル95が貼着された状態において、上下方向に投影したときに、ラベル95は、可撓性蓋部材340の蓋部341の外周縁、および、把持部材342の水平部342Aを覆っている。また、把持部材342の突出部342Bは、ラベル95の外方に位置している。
そして、作業者が、把持部材342の突出部342Bを把持して上方に引っ張ると、把持部材342の水平部342Aによりラベル95の左方部分がラベル貼着面62から剥離される。
さらに、作業者が、把持部材342の突出部342Bを把持して上方に引っ張ると、可撓性蓋部材340が充填口63から離脱するとともに、ラベル95が可撓性蓋部材340とともにラベル貼着面62から剥離される。
(6−2)第7実施形態の作用効果
(6−2−1)第7実施形態の現像カートリッジ1によれば、図11Bに示すように、上下方向に投影したときに、可撓性蓋部材340の把持部材342の突出部342Bは、ラベル95の外方に位置している。
そのため、可撓性蓋部材340を充填口63から離脱させる際に、把持部材342の突出部342Bを把持して可撓性蓋部材340を離脱させることができる。
また、可撓性蓋部材340の把持部材342の水平部342Aは、溝330とラベル95との間に位置する。
そのため、可撓性蓋部材340を充填口63から離脱させる際に、把持部材342の水平部342Aにより、ラベル95を剥離できる。
(6−2−2)また、第7実施形態の現像カートリッジ1によれば、図11Bに示すように、把持部材342は、ラベル貼着面62の溝330に収容される。
そのため、把持部材342がラベル貼着面62の表面から膨出することを抑制できる。
その結果、ラベル95を貼着している際に、ラベル貼着面62および可撓性蓋部材340から剥がれることを一層抑制できる。
(6−2−3)また、第7実施形態の現像カートリッジ1によれば、図11Bに示すように、可撓性蓋部材340は、可撓性を有する樹脂等からなり、筐体2の材質とは異なる。
そのため、可撓性蓋部材340から容易にラベル95を剥離することができる。
1 現像カートリッジ
2 筐体
31 第1フレーム
32 第2フレーム
80 蓋部材
95 ラベル
96 ラベル上面
100 着脱蓋部材
110 ラベル
111 非貼着部
130 充填口
140 ラベル
160 充填口
161 枠部材
170 キャップ
180 ラベル
180A 非貼着部
200 充填口
211 筒状部
240 キャップ
250 ラベル
280 充填口
290 スライド部材
305 キャップ
310 ラベル
320 可撓性蓋部材
330 溝
340 可撓性蓋部材
342 把持部材
342A 水平部
342B 突出部

Claims (10)

  1. 現像剤を充填するための充填口を有し、内部に現像剤を収容するように構成される筐体であって、前記充填口の貫通方向に投影したときに、前記充填口を囲むベース部材をさらに備える筐体と、
    前記充填口に装着され、前記充填口を封止する蓋部材と、
    前記蓋部材の表面を覆うようにして前記ベース部材に貼着されるラベルと、を備え、
    前記充填口の貫通方向に投影したときに、前記ラベルが前記蓋部材の外周縁を覆っており、前記ベース部材の少なくとも一部が、前記ラベルの外周縁よりも前記充填口側に位置することを特徴とする、現像カートリッジ。
  2. 前記ラベルの表面は、前記現像カートリッジに関する情報が記載される情報記載部を有することを特徴とする、請求項1に記載の現像カートリッジ。
  3. 前記蓋部材は、前記充填口に対して離脱可能に装着されることを特徴とする、請求項1または2に記載の現像カートリッジ。
  4. 前記蓋部材の材質は、前記筐体の材質と異なることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか一項に記載の現像カートリッジ。
  5. 前記蓋部材の表面は、複数の凹凸が形成されることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか一項に記載の現像カートリッジ。
  6. 前記蓋部材の表面は、前記筐体の表面と面一であることを特徴とする、請求項1ないし5のいずれか一項に記載の現像カートリッジ。
  7. 前記筐体は、
    第1方向に間隔を隔てて位置する第1側壁および第2側壁を備える第1フレームと、
    前記第1側壁と前記第2側壁とを連結し、前記第1方向に延びる第2フレームとを備え、
    前記第2フレームが前記充填口を有していることを特徴とする、請求項1ないし6のいずれか一項に記載の現像カートリッジ。
  8. 前記ラベルは、前記筐体に対して貼着されない非貼着部を有することを特徴とする、請求項1ないし7のいずれか一項に記載の現像カートリッジ。
  9. 一端が前記蓋部材に連結され、他端が前記充填口の貫通方向に投影したときに前記ラベルの外方に位置し、前記一端と前記他端との間の途中部分が、前記筐体と前記ラベルとの間に位置する把持部材をさらに備えることを特徴とする、請求項1ないし8のいずれか一項に記載の現像カートリッジ。
  10. 前記筐体は、前記充填口と連続し、前記把持部材を収容するように構成される溝を有することを特徴とする、請求項9に記載の現像カートリッジ。
JP2014016753A 2014-01-31 2014-01-31 現像カートリッジ Active JP6248656B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014016753A JP6248656B2 (ja) 2014-01-31 2014-01-31 現像カートリッジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014016753A JP6248656B2 (ja) 2014-01-31 2014-01-31 現像カートリッジ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015143749A JP2015143749A (ja) 2015-08-06
JP6248656B2 true JP6248656B2 (ja) 2017-12-20

Family

ID=53888835

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014016753A Active JP6248656B2 (ja) 2014-01-31 2014-01-31 現像カートリッジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6248656B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2023037679A1 (ja) * 2021-09-08 2023-03-16

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09190135A (ja) * 1996-01-09 1997-07-22 Canon Inc プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JPH10250188A (ja) * 1997-03-10 1998-09-22 Canon Inc 画像形成装置
JP2003308018A (ja) * 2002-04-16 2003-10-31 Canon Inc 接着物分離機構
JP5168006B2 (ja) * 2007-09-27 2013-03-21 セイコーエプソン株式会社 消耗品カートリッジ及びそれを用いた画像形成装置
JP2011112732A (ja) * 2009-11-25 2011-06-09 Kyocera Mita Corp 現像装置及びそれを備えた画像形成装置
JP5887765B2 (ja) * 2011-08-30 2016-03-16 ブラザー工業株式会社 現像剤収容器の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015143749A (ja) 2015-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103676594B (zh) 被包装的盒、包装材料和盒
JP6116253B2 (ja) 現像剤収納ユニット、現像装置、プロセスカートリッジ及びこれらを備えた画像形成装置
JP6281344B2 (ja) 画像形成装置
TWI574892B (zh) 包裝構件及包裝在該包裝構件之匣
US20180052409A1 (en) Toner Cartridge Container and Seal
JP2014237472A (ja) 梱包部材、梱包部材に梱包されたカートリッジ
EP2562604A3 (en) Electrophotographic image forming apparatus and process cartridge
JP6248656B2 (ja) 現像カートリッジ
JP2010096827A (ja) トナーコンテナ
CN107797418B (zh) 操作引导标签
CN101147101A (zh) 色粉盒密封组件
JP2008299139A5 (ja)
JP4729317B2 (ja) 画像形成装置に着脱される交換用トナー容器の梱包材とトナー容器
JP2016142873A (ja) カートリッジおよびカバー
JP2000250300A5 (ja)
JP2007226139A (ja) 廃トナー回収装置
JP6171833B2 (ja) 画像形成装置
JP2011123361A (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP6303548B2 (ja) 現像カートリッジ
CN107643667B (zh) 一种处理盒以及处理盒的包装盒
JP4228142B2 (ja) カートリッジ及び消耗品の充填方法
JP2011221176A (ja) 現像装置及びプロセスカートリッジ
JP2018054749A (ja) トナーカートリッジ、試し印刷方法、画像形成装置、及びトナーカートリッジの再生方法
JP4850879B2 (ja) 現像カートリッジ及びプロセスカートリッジ
JP2003098815A (ja) トナー容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170124

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170830

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170905

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171012

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171024

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171106

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6248656

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150