JP6248553B2 - ループヒートパイプ及び情報処理装置 - Google Patents

ループヒートパイプ及び情報処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6248553B2
JP6248553B2 JP2013230695A JP2013230695A JP6248553B2 JP 6248553 B2 JP6248553 B2 JP 6248553B2 JP 2013230695 A JP2013230695 A JP 2013230695A JP 2013230695 A JP2013230695 A JP 2013230695A JP 6248553 B2 JP6248553 B2 JP 6248553B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protrusion
steam pipe
pipe
groove
loop heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013230695A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015090247A (ja
Inventor
朋美 佐藤
朋美 佐藤
勉 小室
勉 小室
千香良 西尾
千香良 西尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2013230695A priority Critical patent/JP6248553B2/ja
Publication of JP2015090247A publication Critical patent/JP2015090247A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6248553B2 publication Critical patent/JP6248553B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本願の開示する技術は、ループヒートパイプ及び情報処理装置に関する。
従来、蒸発部及び凝縮部と、蒸発部と凝縮部とを接続し蒸発部から凝縮部に気化冷媒を搬送する蒸気管と、凝縮部と蒸発部とを接続し凝縮部から蒸発部に液化冷媒を搬送する液管とを備えたループヒートパイプがある。
特開2005−229102号公報 実用新案登録第3169381号公報 特公平6−3354号公報
上記ループヒートパイプでは、蒸気管を流れる気化冷媒が熱損失により液化する場合がある。この蒸気管の内部にて液化された冷媒は、蒸気管の内壁に付着して成長し蒸気管を塞ぐ液溜りになる虞がある。このような蒸気管を塞ぐ液溜りが発生すると、蒸気管の内部において気化冷媒の流れが液溜りにより阻害されるため、冷媒による熱輸送性能が低下する虞がある。従って、ループヒートパイプの冷却性能を維持するためには改善の余地がある。
そこで、本願の開示する技術は、一つの側面として、ループヒートパイプの冷却性能を維持できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本願の開示する技術によれば、蒸発部及び凝縮部と、蒸発部と凝縮部とを接続する蒸気管と、前記蒸気管の長さ方向に延びる板状に形成され、蒸気管の内壁から蒸気管の中心へ突出する突起と、を備えたループヒートパイプが提供される。
本願の開示する技術によれば、ループヒートパイプの冷却性能を維持することができる。
第一実施形態に係るループヒートパイプを備えた情報処理装置を示す図である。 図1に示されるループヒートパイプにおける蒸気管側の構成を示す断面図である。 図2に示される蒸気管の突起周辺部の拡大図である。 図3のF4−F4線断面図である。 図3のF5−F5線断面図である。 図3のF6−F6線断面図である。 図1に示されるループヒートパイプにおいて蒸気管に液溜りが発生した状態を示す図である。 図7に示される蒸気管において液溜りが突起により破壊される様子を説明する図である。 第二実施形態の第一の例における蒸気管の突起周辺部の断面図である。 図9のF10−F10線断面図である。 第二実施形態の第二の例における蒸気管の突起周辺部の断面図である。 第三実施形態における蒸気管の突起周辺部の断面図である。 第四実施形態の第一の例における蒸気管の突起周辺部の断面図である。 第四実施形態の第二の例における蒸気管の突起周辺部の断面図である。 第五実施形態の第一の例における蒸気管の突起周辺部の断面図である。 第五実施形態の第二の例における蒸気管の突起周辺部の断面図である。 第六実施形態における蒸気管の断面図である。 図17に示される第一管の斜視図である。 図18に示される第一管の正面図である。 図19のF20−F20線断面図である。 図17に示される第二管の斜視図である。 図21に示される第二管の断面図である。
[第一実施形態]
図1に示されるように、情報処理装置1は、第一実施形態に係るループヒートパイプ10を備える。このループヒートパイプ10は、ループ管12、蒸発部14、及び、凝縮部16を有する。ループ管12の内部には、例えば水やアルコール等の冷媒が封入される。蒸発部14は、情報処理装置1に設けられた発熱体18と熱的に接続されており、発熱体18の熱によって冷媒を気化させる。凝縮部16は、例えば熱交換器やヒートシンク等であり、気化された冷媒を液化させる。
ループ管12における蒸発部14から凝縮部16に至る部分は、蒸発部14と凝縮部16とを接続する蒸気管20であり、蒸発部14にて気化された冷媒は、蒸気管20を通じて凝縮部16へ移送される。一方、ループ管12における凝縮部16から蒸発部14に至る部分は、凝縮部16と蒸発部14とを接続する液管22である。凝縮部16にて液化された冷媒は、蒸発部14へ還流される。蒸発部14が凝縮部16より高い位置にある場合には、液管22の内部に毛細管力を作用させるウィックなどを設けることがある。ウィックによる毛細管力によって、凝縮部16にて液化された冷媒は、凝縮部16より高い位置にある蒸発部14に到達することができる。そして、このループヒートパイプ10では、蒸発部14と凝縮部16との間を蒸気管20及び液管22を通じて循環する冷媒によって蒸発部14にて発熱体18から熱が吸収されると共にこの熱が凝縮部16にて放出されることにより発熱体18が冷却される。
このループヒートパイプ10を備えた情報処理装置1は、例えば、ノート型のパーソナルコンピュータ、デスクトップ型のパーソナルコンピュータ、表示器一体型などのパーソナルコンピュータ、及び携帯電話の基地局等に適用される。また、この情報処理装置1は、スマートフォン、タブレット型のコンピュータ、携帯電話機、及び、携帯端末機等に適用される。発熱体18は、例えば情報処理装置1に搭載されたCPU(Central Processing Unit)等の発熱する部品である。
ところで、この情報処理装置1に設けられたループヒートパイプ10では、蒸気管20を流れる気化冷媒が熱損失により液化する場合がある。そして、図7に示されるように、蒸気管20の内部にて液化された冷媒40は、蒸気管20の内壁20Aに付着して成長し、蒸気管20を塞ぐ液溜り42になる虞がある。このように蒸気管20を塞ぐ液溜り42が発生すると、蒸気管20の内部において気化冷媒の流れが液溜り42により阻害されるため、冷媒による熱輸送性能が低下する虞がある。
そこで、このループヒートパイプ10では、図2に示されるように、上述の液溜りを破壊させるための突起24が蒸気管20の内部に設けられる。この突起24は、図3に示されるように、蒸気管20の長さ方向に延びる板状に形成されており、側面視において三角形状である。また、この突起24は、蒸気管20の内壁20Aから蒸気管20の中心へ突出しており、蒸気管20の内側の半径に相当する高さを有する。この突起24の基端部24Aは、蒸気管20の内壁20Aとの接続側の部分であり、蒸気管20の長さ方向に延びる。
一方、この突起24の先端部24B(先端を含む先端側の部分)は、先細り状であり、より具体的には、側面視において鋭角を成す。突起24は、上述の通り蒸気管20の内側の半径に相当する高さを有しており、突起24の先端部24Bは、側面視において蒸気管20の中心軸26と接する。また、この突起24の先端部24Bは、突起24の基端部24Aよりも蒸気管20の上流側に位置しており、突起24における蒸気管20の上流側の端部は、突起24の先端部24Bによって形成される。また、この突起24の全体は、図2に示されるように、蒸気管20の長さ方向の中央部よりも蒸気管20の下流側に配置される。
図3に示されるように、突起24における両側の側面24Cには、複数の第一溝28が形成される(図4も参照)。この複数の第一溝28は、それぞれ直線状に形成されており、突起24の先端部24Bと、蒸気管20の内壁20Aとを繋いでいる。この複数の第一溝28の一端部は、突起24の先端部24Bにおいて互いに合流されており、この複数の第一溝28の他端部は、突起24の基端部24Aにおいて蒸気管20の長さ方向に離間する。この複数の第一溝28は、後述する如く突起24に接触した液化冷媒に対して毛細管力を作用し得る程度の細さを有する細溝によって形成される。
図5,図6に示されるように、蒸気管20の内壁20Aには、第二溝30が形成される。この第二溝30は、図6に示されるように、一対の分岐溝32と、主溝34とを有する。一対の分岐溝32は、突起24の両側の側面24Cに沿って蒸気管20の長さ方向に延びる。一対の分岐溝32の一端部は、突起24よりも蒸気管20の上流側において互いに接続されており、一対の分岐溝32の他端部は、突起24よりも蒸気管20の下流側において後述する主溝34に接続される。この一対の分岐溝32には、上述の第一溝28が連通される。
図6に示されるように、主溝34は、突起24よりも蒸気管20の下流側に形成されており、突起24の高さ方向から見た場合に突起24の延在方向の延長上に位置する。この主溝34における蒸気管20の下流側の端部は、図7に示されるように凝縮部16に達する。つまり、上述の第一溝28と凝縮部16とは、第二溝30によって繋がれる。
また、図3に示されるように、上述の複数の第一溝28は、それぞれ蒸気管20の上流側から下流側に向かうに従って蒸気管20の内壁20Aに近づくように蒸気管20の長さ方向に対して傾斜する。そして、この複数の第一溝28は、いずれも突起24の側面視(図3に示されるように側面24Cの法線方向から見た場合)において第二溝30と鈍角を成す。
また、図4〜図6に示されるように、第二溝30は、第一溝28よりも溝幅が狭い。すなわち、第一溝28の溝幅を幅W1、第二溝30のうちの分岐溝32の溝幅を幅W2、第二溝30のうちの主溝34の幅をW3とすると、幅W2,W3は、いずれも幅W1よりも狭い。なお、幅W2及び幅W3は、同じでも良いが、より好ましくは、幅W3は、幅W2よりも狭くされる。また、この第一溝28及び第二溝30の内壁には、より好ましくは冷媒親和性処理が施される。この冷媒親和性処理としては、例えば、微小な凹凸構造や、コーティング剤によるドライ又はウェットの成膜等が用いられる。
続いて、蒸気管20に発生した液溜りを突起24により破壊する過程について説明する。
上述のように、このループヒートパイプ10では、蒸気管20を流れる気化冷媒が熱損失により液化する場合がある。そして、図7に示されるように、蒸気管20の内部にて液化された冷媒40は、蒸気管20の内壁20Aに付着して成長し、蒸気管20を塞ぐ液溜り42になる虞がある。
図8の過程Aに示されるように、蒸気管20内に形成された液溜り42は、表面張力により安定して存在する。このとき、液溜り42は、その中心部の厚さが最も薄い状態にある。この液溜り42は、蒸気管20を流れる気化冷媒の圧力により蒸気管20の下流側に移動し、やがて、液溜り42は、突起24の先端部24Bに接触する。
図8の過程Bに示されるように、液溜り42が突起24の先端部24Bに接触すると、突起24の側面24Cに形成された複数の第一溝28において毛細管力が発生する。そして、この複数の第一溝28を通じて液溜り42の冷媒が液溜り42の中心部から蒸気管20の内壁20Aに向かって移動する。
このようにして複数の第一溝28を通じて液溜り42の冷媒が蒸気管20の内壁20Aに向かって移動すると、図8の過程Cに示されるように、液溜り42の体積が減少する。また、蒸気管20の内壁20Aに到達した液溜り42の冷媒は、蒸気管20の内壁20Aに形成された第二溝30を通じて排水される(図7に示される凝縮部16側へ搬送される)。このとき、第二溝30においても、第一溝28と同様に、毛細管力が発生する。
そして、液溜り42の体積が減少すると、液溜り42の中心部の厚さがさらに薄くなり、やがて液溜り42が表面張力を保てなくなる。その結果、図8の過程Dに示されるように、液溜り42は、蒸気管20を塞ぐ状態を保てなくなり、破壊される。以上の要領で、液溜り42は、突起24により破壊される。なお、液溜り42が破壊された後に残存する冷媒は、図8の過程Dにおいて示されるように、安定な形状の液滴44となって蒸気管20の内壁20Aに付着する。
続いて、第一実施形態の作用及び効果について説明する。
以上詳述したように、第一実施形態によれば、ループヒートパイプ10には、蒸気管20の内壁20Aから蒸気管20の中心へ突出する突起24が設けられる。従って、図7に示されるように、例えば、蒸気管20の内部にて液化された冷媒40が成長して蒸気管20を塞ぐ液溜り42が発生した場合でも、この液溜り42の蒸気管20の下流側への移動に伴い液溜り42を突起24により破壊することができる。これにより、蒸気管20の内部における気化冷媒の流れを確保することができるので、冷媒による熱輸送性能を確保することができる。この結果、ループヒートパイプ10の冷却性能を維持することができる。
また、突起24は、蒸気管20の長さ方向に延びる板状に形成される。従って、蒸気管20の内部における気化冷媒の流れを阻害することを抑制しつつ、液溜り42を突起24により破壊することができる。
また、突起24の先端部24Bは、側面視において蒸気管20の中心軸26と接する。従って、液溜り42のうち最も厚さの薄い中心部に突起24の先端部24Bを接触させることができるので、液溜り42を突起24により効率良く破壊することができる。
また、突起24の先端部24Bは、突起24の基端部24Aよりも蒸気管20の上流側に位置する。従って、この突起24の先端部24Bで液溜り42の中心部を突き破ることができるので、液溜り42を効率良く分散させることができる。しかも、突起24の先端部24Bは、先細り状であるので、液溜り42の分散効率をより向上させることができる。
また、突起24は、蒸気管20の長さ方向の中央部よりも蒸気管20の下流側に配置される。従って、蒸気管20における上流側の端部から長さ方向の中央部に至る区間にて発生した液溜り42を、この区間よりも蒸気管20の下流側に配置された突起24によって効果的に破壊することができる。しかも、蒸気管20における上流側の端部から突起24までの距離を、突起24から蒸気管20における下流側の端部までの距離よりも短くすることができるので、蒸気管20における突起24よりも下流側において液溜りが発生することも抑制することができる。
また、突起24には、突起24の先端部24Bと蒸気管20の内壁20Aとを繋ぐ第一溝28が形成される。そして、図8に示されるように、液溜り42が突起24の先端部24Bに接触すると、第一溝28において毛細管力が発生し、この第一溝28を通じて液溜り42の冷媒を液溜り42の中心部から蒸気管20の内壁20Aに向けて移動させることができる。これにより、液溜り42の体積を減少させることができるので、液溜り42を効果的に破壊することができる。
また、突起24における両側の側面24Cには、上述の第一溝28が複数形成される。従って、液溜り42の冷媒を、複数の第一溝28を通じて液溜り42の中心部から蒸気管20の内壁20Aに向けて迅速に移動させることができる。
また、蒸気管20の内壁20Aには、複数の第一溝28と凝縮部16とを繋ぐ第二溝30が形成される。従って、複数の第一溝28を通じて蒸気管20の内壁20Aに到達した液溜り42の冷媒を、第二溝30を通じて蒸気管20の下流側(図7に示される凝縮部16側)へ搬送させることができる。
しかも、この第二溝30の溝幅は、第一溝28の溝幅よりも狭い(図4〜図6参照)。従って、第一溝28よりも第二溝30の方において毛細管力が強まるので、複数の第一溝28を通じて蒸気管20の内壁20Aに到達した液溜り42の冷媒を、第二溝30を通じて蒸気管20の下流側へより迅速に搬送させることができる。これにより、複数の第一溝28における毛細管力を維持することができるので、このことによっても、液溜り42の冷媒を、複数の第一溝28を通じて液溜り42の中心部から蒸気管20の内壁20Aに向けて迅速に移動させることができる。
また、複数の第一溝28は、それぞれ突起24の側面視において第二溝30と鈍角を成す。従って、複数の第一溝28と第二溝30とがなだらかに接続されるので、複数の第一溝28から第二溝30に円滑に液溜り42の冷媒を搬送することができる。
なお、複数の第一溝28及び第二溝30の内壁に冷媒親和性処理が施されると、複数の第一溝28及び第二溝30によって液溜り42の冷媒をより円滑に搬送することができる。
続いて、第一実施形態の変形例について説明する。
上述の第一実施形態において、突起24は、蒸気管20の長さ方向に延びる板状に形成される。しかしながら、突起24は、蒸気管20の内壁20Aから蒸気管20の中心へ突出する形状であれば、例えばピン状や柱状などの板状以外の形状で形成されても良い。
また、突起24は、側面視において三角形状に形成される。しかしながら、突起24は、側面視において例えば半円形状や多角形状や四角形状などの三角形状以外の形状に形成されても良い。
また、突起24は、蒸気管20の内側の半径に相当する高さを有し、突起24の先端部24Bは、側面視において蒸気管20の中心軸26と接する。しかしながら、突起24は、蒸気管20の内側の半径に相当する高さよりも高く形成され、突起24の先端部24Bは、側面視において蒸気管20の中心軸26と交わっても良い。つまり、突起24の先端部24Bは、側面視において蒸気管20の中心軸26を超えた位置で中心軸26の付近に配置されても良い。
また、突起24は、蒸気管20の内側の半径に相当する高さよりも低く形成され、突起24の先端部24Bは、側面視において蒸気管20の中心軸26と近接しても良い。つまり、突起24の先端部24Bは、側面視において蒸気管20の中心軸26よりも低い位置で中心軸26の付近に配置されても良い。
また、突起24は、蒸気管20の長さ方向の中央部よりも蒸気管20の下流側に配置される。しかしながら、突起24は、蒸気管20の長さ方向の中央部に配置されても良く、また、蒸気管20の長さ方向の中央部よりも蒸気管20の上流側に配置されても良い。
また、複数の第一溝28は、突起24における両側の側面24Cに形成される。しかしながら、複数の第一溝28は、突起24における片方の側面24Cにのみ形成されても良い。
また、突起24の先端部24Bは、側面視において鋭角を成す形状(鋭角を成す一対の直線状の縁部を有する形状)である。しかしながら、突起24の先端部24Bは、先細り状であれば、側面視において鋭角を成す形状以外の形状(例えば、先細り形状を成す一対の湾曲縁部を有する形状)でも良い。
また、突起24には、複数の第一溝28が形成される。しかしながら、突起24には、第一溝28が一つだけ形成されても良い。
また、突起24には、より好ましくは第一溝28が形成されるが、突起24には、第一溝28が形成されなくても良い。
また、突起24が板状以外の形状に形成された場合に、第一溝28は、突起24における蒸気管20の上流側の端部と蒸気管20の内壁20Aとを繋ぐのであれば、突起24のどの場所に形成されても良い。
また、蒸気管20の内壁20Aには、より好ましくは第二溝30が形成されるが、蒸気管20の内壁20Aには、第二溝30が形成されなくても良い。
また、第二溝30を形成する分岐溝32及び主溝34は、いずれも第一溝28よりも溝幅が狭いが、第二溝30を形成する分岐溝32及び主溝34の溝幅と第一溝28の溝幅とは、同一でも良い。
また、複数の第一溝28は、突起24の側面視において第二溝30と鈍角を成すが、複数の第一溝28は、突起24の側面視において第二溝30と直角又は鋭角を成しても良い。
また、好ましくは、第一溝28及び第二溝30の両方の内壁に冷媒親和性処理が施されるが、第一溝28及び第二溝30のうちいずれか一方の内壁のみに冷媒親和性処理が施されても良い。また、第一溝28及び第二溝30の両方の内壁には、冷媒親和性処理が施されなくても良い。
[第二実施形態]
図9,図10に示されるように、第二実施形態では、蒸気管20の内部に複数の突起24が設けられる。この複数の突起24の数量は、一例として4個である。この複数の突起24は、一体に形成されており、蒸気管20の周方向に等間隔に並んで配置される。この複数の突起24の各々は、互いに一体に形成される以外は、上述の第一実施形態の突起24と同様に形成される。この複数の突起24の先端部24Bは、蒸気管20の中心軸26上で接続されており、先細り状を成す。
また、蒸気管20の内壁20Aには、複数の突起24に対応して複数の第二溝30が形成される。各第二溝30は、上述の第一実施形態の第二溝30と同様に形成されており、一対の分岐溝32及び主溝34を有する。この第二実施形態において、上記以外の構成は、上述の第一実施形態と同様である。
この第二実施形態のように、蒸気管20の内部に複数の突起24が設けられると、この複数の突起24で液溜りを複数の液滴に分解することができる。また、この複数に分解された液滴を複数の第一溝28及び複数の第二溝30で排水することができる。以上により、液溜りを効率的に除去することができる。
なお、この第二実施形態において、複数の突起24の数量は、4個以外でも良い。
また、複数の突起24は、互いに別体とされても良い。つまり、複数の突起24の先端部24Bは、互いに接続されなくても良い。
また、複数の突起24が互いに別体とされた場合に、複数の突起24の先端部24Bは、側面視において蒸気管20の中心軸26と近接しても良い。
また、複数の突起24は、蒸気管20の周方向に並んで配置されるが、図11に示されるように、複数の突起24は、蒸気管20の長さ方向に並んで配置されても良い。このように複数の突起24が蒸気管20の長さ方向に並んで配置されると、例えば、蒸気管20の上流側に位置する突起24で破壊した液溜りが再び液溜りとして形成されることを蒸気管20の下流側に位置する突起24で抑制することができる。また、蒸気管20の上流側に位置する突起24で液溜りを破壊しきれなかった場合でも、蒸気管20の下流側に位置する突起24で破壊することができる。
なお、複数の突起24は、互いに蒸気管20の長さ方向及び周方向にずれて配置されても良い。また、例えば、複数の突起24が互いに蒸気管20の長さ方向及び周方向にずれて配置された場合に、複数の突起24の先端部24Bは、側面視において蒸気管20の中心軸26と接するか又は交わるか若しくは近接しても良い。
[第三実施形態]
図12に示される第三実施形態では、突起24の側面視における外形形状が次の通りとされる。つまり、角度θ1は、突起24の側面視において、突起24の高さ方向に延びる一対の辺部24D,24Eのうち蒸気管20の上流側に位置する辺部24Dと、蒸気管20の直径方向に延びる線46との成す角度である。一方、角度θ2は、液溜り42の側面視において、液溜り42の中心42Aと蒸気管20の内壁20Aに接触する液溜り42の周縁部42Bとを結ぶ線48と、中心42Aを通り蒸気管20の直径方向に延びる線50との成す角度である。この角度θ2は、例えば、冷媒の材質、冷媒の温度、及び、蒸気管20の直径などに基づいて算出される。
そして、角度θ1及び角度θ2を上記のように定義した場合に、角度θ1は、角度θ2よりも大とされる。この第三実施形態において、上記以外の構成は、上述の第一実施形態と同様である。
この第三実施形態のように、角度θ1が角度θ2よりも大となるように突起24の側面視における外形形状が設定されると、突起24の一方の辺部24Dが液溜り42に接触するよりも先に突起24の先端部24Bが液溜り42の中心部に接触する。従って、液溜り42をその中心部から効率良く破壊することができる。
[第四実施形態]
図13,図14に示される第四実施形態では、突起24の先端部24Bの側面視における形状が次の通りとされる。つまり、図13に示される第四実施形態の第一の例において、突起24の先端部24Bは、側面視において突起24の高さ方向に延びる辺部24Fを有する矩形状とされる。一方、図14に示される第四実施形態の第二の例において、突起24の先端部24Bは、側面視において蒸気管20の上流側に凸を成す丸形状とされる。
この図13,図14のいずれの例においても、突起24の先端部24B(先端を含む先端側の部分)は、側面視において蒸気管20の中心軸26と接する。また、この突起24の先端部24Bは、突起24の基端部24Aよりも蒸気管20の上流側に位置し、突起24における蒸気管20の上流側の端部を形成している。
また、複数の第一溝28の一端は、突起24の先端部24Bにおいて互いに独立する。つまり、複数の第一溝28の一端は、一例として、突起24の高さ方向に並んでいる。この第四実施形態において、上記以外の構成は、上述の第一実施形態と同様である。
この第四実施形態のように、突起24の先端部24Bが側面視において矩形状又は丸形状とされていても、この突起24の先端部24Bが液溜りと接触することにより、液溜りを破壊することができる。
また、複数の第一溝28の一端は、突起24の先端部24Bにおいて互いに独立する。従って、突起24の先端部24Bが液溜りと接触した状態では、複数の第一溝28で毛細管力を発生させることができるので、液溜りの冷媒をすばやく吸収することができる。
なお、突起24の先端部24Bは、側面視において矩形状及び丸形状以外の形状とされても良い。
また、突起24の先端部24Bは、側面視において蒸気管20の中心軸26と交わるか又は近接しても良い。
[第五実施形態]
図15,図16に示される第五実施形態では、突起24の側面視における外形形状が次の通りとされる。つまり、図15に示される第五実施形態の第一の例において、突起24の側面視における外形形状は、突起24の高さ方向に延びる一対の辺部24D,24Eのうち蒸気管20の上流側に位置する辺部24Dが蒸気管20の内壁20Aと直角を成す三角形状である。
一方、図16に示される第五実施形態の第二の例において、突起24の側面視における外形形状は、突起24の基端部24A側に位置する一対の角部24G,24Hがいずれも鋭角を成す三角形状である。
また、この図15,図16のいずれの例においても、突起24は、蒸気管20の内側の半径に相当する高さを有し、突起24の先端部24Bは、側面視において蒸気管20の中心軸26と接する。また、突起24における蒸気管20の上流側の端部は、一対の辺部24D,24Eのうち一方の辺部24Dによって形成される。そして、突起24の先端部24Bは、蒸気管20の長さ方向に突起24の基端部24Aとオーバーラップする。つまり、突起24の先端部24Bは、蒸気管20の長さ方向における突起24の基端部24Aの範囲A内に位置する。
また、図15,図16のいずれの例においても、複数の第一溝28は、一方の辺部24Dと蒸気管20の内壁20Aとを繋いでいる。また、この複数の第一溝28の一端は、一方の辺部24Dにおいて互いに独立する。つまり、複数の第一溝28の一端は、一例として、一方の辺部24Dの長さ方向に並んでいる。この第五実施形態において、上記以外の構成は、上述の第一実施形態と同様である。
この第五実施形態では、突起24の先端部24Bが蒸気管20の長さ方向に突起24の基端部24Aとオーバーラップしており、突起24における蒸気管20の上流側の端部は、一方の辺部24Dによって形成される。従って、液溜りが突起24に近づいた場合には、第一実施形態のように突起24の先端部24Bが初めに液溜りに接触するのではなく、一方の辺部24Dが初めに液溜りに接触する。そして、この一方の辺部24Dから他方の辺部24E側に順に突起24が液溜りに入り込むことにより、液溜りを突起24の板厚方向の両側に分断して破壊することができる。
なお、突起24の側面視における外形形状は、上記形状以外でも良い。
また、突起24の先端部24Bは、側面視において蒸気管20の中心軸26と交わるか又は近接しても良い。
[第六実施形態]
図17に示される第六実施形態では、蒸気管20が第一管52と一対の第二管54を有する。第一管52は、図18〜図20に示されるように、突起24と、第二溝30のうちの一対の分岐溝32とを有する。この第一管52は、樹脂製又は金属製とされる。第一管52が樹脂製とされた場合、突起24は、好ましくは第一管52と一体に形成される。一方、第一管52が金属製とされた場合、突起24は、第一管52と別体に形成された上で、第一管52に例えば溶接等により固定される。一対の分岐溝32は、一例として、第一管52の長さ方向の全長に亘って形成される。この第一管52は、図17に示されるように、蒸気管20のうち突起24が配置された区間を形成する。
一方、一対の第二管54は、蒸気管20のうち第一管52に対する両側の区間を形成する。この一対の第二管54は、一例として、互いに同一の形状とされる。各第二管54における第一管52側の部分には、凹状の嵌合部56が形成される。図22に示される嵌合部56の内径R1は、第一管52の外径r1(図20参照)と略同一に設定されており、第二管54の内径R2は、第一管52の内径r2と略同一に設定される。また、嵌合部56の長さL1は、第一管52の全長の略半分に設定される。そして、図17に示されるように、この各嵌合部56の内側に第一管52の一端側及び他端側がそれぞれ嵌合されることにより、一対の第二管54は、第一管52の軸方向両側から第一管52に接続される。
また、第二管54の内壁には、第二溝30のうちの主溝34が形成される。各主溝34は、図17に示されるように一対の第二管54が第一管52と接続された状態において、一対の分岐溝32とそれぞれ連通される。
この第六実施形態のように、蒸気管20が、突起24が配置された区間を形成する第一管52と、この第一管52に対する両側の区間を形成する一対の第二管54を有すると、突起24を含む蒸気管20の製造を容易にすることができる。
なお、蒸気管20は、第一管52及び一対の第二管54以外にその他の管を有しても良い。
以上、本願の開示する技術の一例として、第一乃至第六実施形態について説明したが、第一乃至第六実施形態のうち組み合わせ可能な実施形態は、適宜、組み合わされて実施されても良い。また、本願の開示する技術は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
なお、上述の本願の開示する技術の一態様に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
蒸発部及び凝縮部と、
前記蒸発部と前記凝縮部とを接続する蒸気管と、
前記蒸気管の内壁から前記蒸気管の中心へ突出する突起と、
を備えたループヒートパイプ。
(付記2)
前記突起は、前記蒸気管の長さ方向に延びる板状に形成される、
付記1に記載のループヒートパイプ。
(付記3)
前記突起の先端部は、側面視において前記蒸気管の中心軸と接するか又は交わるか若しくは近接する、
付記1又は付記2に記載のループヒートパイプ。
(付記4)
前記突起の先端部は、前記突起の基端部よりも前記蒸気管の上流側に位置する、
付記1〜付記3のいずれか一項に記載のループヒートパイプ。
(付記5)
前記突起は、側面視において三角形状である、
付記1〜付記4のいずれか一項に記載のループヒートパイプ。
(付記6)
前記突起の先端部は、先細り状である、
付記1〜付記5のいずれか一項に記載のループヒートパイプ。
(付記7)
前記突起の先端部は、側面視において鋭角を成す、
付記1〜付記6のいずれか一項に記載のループヒートパイプ。
(付記8)
前記突起の先端部は、側面視において矩形状である、
付記1〜付記4のいずれか一項に記載のループヒートパイプ。
(付記9)
前記突起の先端部は、側面視において丸形状である、
付記1〜付記4のいずれか一項に記載のループヒートパイプ。
(付記10)
前記突起を複数備えた、
付記1〜付記9のいずれか一項に記載のループヒートパイプ。
(付記11)
複数の前記突起は、前記蒸気管の周方向に並んで配置される、
付記10に記載のループヒートパイプ。
(付記12)
複数の前記突起は、前記蒸気管の長さ方向に並んで配置される、
付記10に記載のループヒートパイプ。
(付記13)
前記突起の先端部は、前記蒸気管の長さ方向に前記突起の基端部とオーバーラップする、
付記1〜付記3のいずれか一項に記載のループヒートパイプ。
(付記14)
前記突起は、前記蒸気管の長さ方向の中央部よりも前記蒸気管の下流側に配置される、
付記1〜付記13のいずれか一項に記載のループヒートパイプ。
(付記15)
前記突起には、前記突起における前記蒸気管の上流側の端部と前記蒸気管の内壁とを繋ぐ溝が形成される、
付記1〜付記14のいずれか一項に記載のループヒートパイプ。
(付記16)
前記突起における前記蒸気管の上流側の端部は、前記突起の先端部である、
付記15に記載のループヒートパイプ。
(付記17)
前記溝は、細溝である、
付記15又は付記16に記載のループヒートパイプ。
(付記18)
前記突起は、前記蒸気管の長さ方向に延びる板状に形成され、
前記溝は、前記突起における両側の側面のうち少なくとも一方の側面に形成される、
付記15〜付記17のいずれか一項に記載のループヒートパイプ。
(付記19)
前記突起における両側の側面のうち少なくとも一方の側面には、前記溝が複数形成される、
付記18に記載のループヒートパイプ。
(付記20)
複数の前記溝の一端は、前記突起における前記蒸気管の上流側の端部において互いに独立する、
付記19に記載のループヒートパイプ。
(付記21)
前記突起には、前記溝としての第一溝が形成され、
前記蒸気管の内壁には、前記第一溝と前記凝縮部とを繋ぐ第二溝が形成される、
付記15〜付記20のいずれか一項に記載のループヒートパイプ。
(付記22)
前記第二溝は、前記第一溝よりも溝幅が狭い、
付記21に記載のループヒートパイプ。
(付記23)
前記突起は、前記蒸気管の長さ方向に延びる板状に形成され、
前記第一溝は、前記突起における両側の側面のうち少なくとも一方の側面に形成されると共に、前記突起の側面視において前記第二溝と鈍角を成す、
付記21又は付記22に記載のループヒートパイプ。
(付記24)
前記第一溝及び前記第二溝のうち少なくとも一方の内壁には、冷媒親和性処理が施される、
付記21〜付記23のいずれか一項に記載のループヒートパイプ。
(付記25)
前記蒸気管は、前記突起を有する第一管と、前記第一管の軸方向両側から前記第一管に接続された一対の第二管とを有する、
付記1〜付記24のいずれか一項に記載のループヒートパイプ。
(付記26)
蒸発部及び凝縮部と、前記蒸発部と前記凝縮部とを接続する蒸気管と、前記蒸気管の内壁から前記蒸気管の中心へ突出する突起とを有するループヒートパイプを備えた情報処理装置。
(付記27)
前記ループヒートパイプは、付記1〜付記25のいずれか一項に記載のループヒートパイプである、
付記26に記載の情報処理装置。
10 ループヒートパイプ
14 蒸発部
16 凝縮部
18 発熱体
20 蒸気管
20A 内壁
22 液管
24 突起
24A 基端部
24B 先端部
24C 側面
26 中心軸
28 第一溝
30 第二溝
32 分岐溝
34 主溝
42 液溜り
52 第一管
54 第二管
56 嵌合部

Claims (9)

  1. 蒸発部及び凝縮部と、
    前記蒸発部と前記凝縮部とを接続する蒸気管と、
    前記蒸気管の長さ方向に延びる板状に形成され、前記蒸気管の内壁から前記蒸気管の中心へ突出する突起と、
    を備えたループヒートパイプ。
  2. 前記突起の先端部は、側面視において前記蒸気管の中心軸と接するか又は交わるか若しくは近接する、
    請求項1に記載のループヒートパイプ。
  3. 前記突起の先端部は、前記突起の基端部よりも前記蒸気管の上流側に位置する、
    請求項1又は請求項2に記載のループヒートパイプ。
  4. 前記突起の先端部は、先細り状である、
    請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のループヒートパイプ。
  5. 前記突起は、前記蒸気管の長さ方向の中央部よりも前記蒸気管の下流側に配置される、
    請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のループヒートパイプ。
  6. 前記突起には、前記突起における前記蒸気管の上流側の端部と前記蒸気管の内壁とを繋ぐ溝が形成される、
    請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のループヒートパイプ。
  7. 前記突起における両側の側面のうち少なくとも一方の側面には、前記溝が複数形成される、
    請求項6に記載のループヒートパイプ。
  8. 前記突起には、前記溝としての第一溝が形成され、
    前記蒸気管の内壁には、前記第一溝と前記凝縮部とを繋ぐ第二溝が形成される、
    請求項6又は請求項7に記載のループヒートパイプ。
  9. 蒸発部及び凝縮部と、前記蒸発部と前記凝縮部とを接続する蒸気管と、前記蒸気管の長さ方向に延びる板状に形成され、前記蒸気管の内壁から前記蒸気管の中心へ突出する突起とを有するループヒートパイプを備えた情報処理装置。
JP2013230695A 2013-11-06 2013-11-06 ループヒートパイプ及び情報処理装置 Active JP6248553B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013230695A JP6248553B2 (ja) 2013-11-06 2013-11-06 ループヒートパイプ及び情報処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013230695A JP6248553B2 (ja) 2013-11-06 2013-11-06 ループヒートパイプ及び情報処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015090247A JP2015090247A (ja) 2015-05-11
JP6248553B2 true JP6248553B2 (ja) 2017-12-20

Family

ID=53193865

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013230695A Active JP6248553B2 (ja) 2013-11-06 2013-11-06 ループヒートパイプ及び情報処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6248553B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6451860B2 (ja) 2015-09-03 2019-01-16 富士通株式会社 ループヒートパイプ及びその製造方法並びに電子機器
CN111928704B (zh) * 2020-08-06 2022-03-29 中国航空工业集团公司沈阳飞机设计研究所 一种两相流体复合换热系统

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61115867U (ja) * 1984-12-28 1986-07-22
JPH0526589A (ja) * 1991-04-08 1993-02-02 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> スパイラル型ヒートパイプを具備する冷却装置
JPH072767U (ja) * 1993-06-10 1995-01-17 株式会社フジクラ ループ型サーモサイフォン
JP5678662B2 (ja) * 2008-11-18 2015-03-04 日本電気株式会社 沸騰冷却装置
JP6119525B2 (ja) * 2013-09-24 2017-04-26 富士通株式会社 冷却装置、情報処理装置および冷却方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015090247A (ja) 2015-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5637216B2 (ja) ループ型ヒートパイプ及び電子機器
JP5938021B2 (ja) 熱交換用二重管
US11614286B2 (en) Un-finned heat exchanger
JP6248553B2 (ja) ループヒートパイプ及び情報処理装置
US10697709B2 (en) Heat-exchange apparatus
CN105190151A (zh) 中间介质式气化器
EP3249333A1 (en) Refrigerant heat exchanger
US20190285354A1 (en) Loop heat pipe
US20220146206A1 (en) Cooling module
US20190024963A1 (en) Heat exchanger for refrigerator and refrigerator having the same
JP4073850B2 (ja) 熱交換器
JP2021067370A (ja) ループ型ヒートパイプ及びその製造方法
JP6067094B2 (ja) 熱交換器、及び、それを用いた冷凍サイクル装置
JP2007163076A (ja) 蒸発器及び熱輸送装置
US20130233520A1 (en) Flat heat pipe
US20130037241A1 (en) Heat pipe with unequal cross-sections
JP7353132B2 (ja) ループ型ヒートパイプ及びその製造方法
JP2014115074A (ja) 空調システムの内部熱交換器
JP6156142B2 (ja) 冷却装置の配管構造、その製造方法、及び配管接続方法
JP2016211767A (ja) 熱交換器、蒸発体、および電子機器
JP6152755B2 (ja) ループヒートパイプ
JP2012127541A (ja) プレート式熱交換器
JP2010032128A (ja) 熱交換器用チューブ
KR101518781B1 (ko) 열교환기
JP6991567B2 (ja) 二重管式熱交換器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160705

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170413

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170418

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170601

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171024

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171106

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6248553

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150