JP6248200B2 - 情報処理装置およびその制御方法、制御プログラム、ならびに記録媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、タッチパネルを備えた情報処理装置に関する。
従来、タッチパネルを備え、かつ、ユーザが通話をするための通話機能を有する情報処理装置(例えばスマートホン)が知られている。ユーザは、そのような情報処理装置の通話機能を用いて通話するとき、該情報処理装置に顔を近接させる。そのため、通話中、ユーザの顔(特に耳や頬)が、タッチパネルに誤って接触(誤タッチ)する場合がある。この場合、情報処理装置は、ユーザの誤タッチをタッチ操作として受け付けて、ユーザが意図しない動作をする可能性がある。
上記の問題を解決するため、一般的には、近接センサーによって、ユーザの誤タッチを識別する方法が用いられる。しかしながら、近年、額縁が細いデザインの情報処理装置が登場している。このような情報処理装置の細い額縁に近接センサを配置することは困難である。また、コストの問題によって、近接センサを搭載することができない情報処理装置も存在する。そのため、近接センサを用いずに誤タッチを識別する、新たな方法が求められている。
特許文献1には、近接センサを用いずに誤タッチを識別する携帯電話機(情報処理装置)の一例が記載されている。上記携帯電話機は、互いに隣接する一定数以上の接触検出素子に対するタッチ(面タッチ)を検出した場合、その面タッチを、顔の接触であると判定し、タッチ操作として受け付けない。
日本公開特許公報「特開2014−53817号公報(2014年3月20日公開)」
しかしながら、特許文献1に記載の上記携帯電話機は、上記一定数よりも少ない数の接触検出素子に対するタッチ(点タッチ)を検出した場合、その点タッチを誤タッチでないと判定する。そのため、ユーザーが誤って点タッチをした場合、上記携帯電話機は、その点タッチをタッチ操作として受け付けて、ユーザが意図しない動作をする可能性がある。ここで、ユーザーが誤って点タッチをする状況として、例えば、ユーザが通話しているときに、ユーザーの耳の先端がタッチパネルに誤って接触する状況が考えられる。このような状況において、例えば、ユーザが点タッチしたタッチパネルの位置に、終話ボタンが表示されていた場合、ユーザが通話を終了する意図を持たないにもかかわらず、電話回線が切断される可能性がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、その目的は、近接センサを用いずに誤タッチを識別する情報処理装置において、該情報処理装置がユーザの意図しない動作をする可能性を低減することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る情報処理装置は、タッチパネルに対するユーザのタッチ操作に基づく情報処理を実行する情報処理装置であって、当該情報処理装置の所定の機能が実行されている間、上記タッチパネルの所定数を超える検出点に対するタッチである面タッチと、上記タッチパネルの上記所定数以下の検出点に対するタッチである点タッチと、を検出するタッチ検出部と、上記点タッチをタッチ操作として当該情報処理装置が受け付ける第1の状態であるときに、上記タッチ検出部により上記面タッチが検出された場合、当該情報処理装置の状態を、上記第1の状態から、上記点タッチをタッチ操作として当該情報処理装置が受け付けない第2の状態に切り替える状態切替部とを備え、上記状態切替部は、当該情報処理装置を上記第2の状態に切り替えた後に、上記タッチ検出部により上記面タッチおよび上記点タッチの少なくとも一方が検出されなくなった場合、当該情報処理装置の状態を、上記第2の状態から、所定のタッチ操作のみを受け付ける第3の状態に切り替える。
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る情報処理装置の制御方法は、タッチパネルに対するユーザのタッチ操作に基づく情報処理を実行する情報処理装置の制御方法であって、当該情報処理装置の所定の機能が実行されている間、上記タッチパネルの所定数を超える検出点に対するタッチである面タッチと、上記タッチパネルの上記所定数以下の検出点に対するタッチである点タッチと、を検出するタッチ検出ステップと、上記点タッチをタッチ操作として当該情報処理装置が受け付ける第1の状態であるときに、上記タッチ検出ステップにおいて、上記面タッチが検出された場合、当該情報処理装置の状態を、上記第1の状態から、上記点タッチをタッチ操作として当該情報処理装置が受け付けない第2の状態に切り替える状態切替ステップとを含み、上記状態切替ステップにおいて、当該情報処理装置を上記第2の状態に切り替えた後に、上記タッチ検出ステップにおいて上記面タッチおよび上記点タッチの少なくとも一方が検出されなくなった場合、当該情報処理装置の状態を、上記第2の状態から、所定のタッチ操作のみを受け付ける第3の状態に切り替える。
本発明の一態様によれば、近接センサを用いずに誤タッチを識別する情報処理装置において、該情報処理装置がユーザの意図しない動作をする可能性を低減することができる。
本発明の実施形態1に係る携帯電話機の構成を示すブロック図である。 実施形態1に係る携帯電話機の動作モードの遷移を説明する図である。 実施形態1に係る携帯電話機の制御部によって実行される動作モード制御方法の流れを示すフローチャートである。
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図3を用いて、詳細に説明する。
(通話装置1の構成)
図1を用いて、本実施形態に係る通話装置1(情報処理装置)の構成を説明する。図1は通話装置1の構成を示すブロック図である。図1に示すように、通話装置1は、通話部10、タッチパネル20、動作モード情報記憶部30、および制御部40を備えている。通話装置1は、ユーザがタッチパネル20に接触しながら行うタッチ操作を受け付けて、そのタッチ操作に基づく情報処理を実行する。通話装置1は、具体的には、スマートホン等の携帯電話機である。通話装置1は通話機能(所定の機能)を有している。通話機能は、通話装置1にインストールされたアプリケーション等によって提供される。
通話部10は、ユーザが通話装置1を介して通話する際に使用される音声入力装置および音声出力装置(受話手段)で構成される。通話部10は、受話手段として、レシーバ(受信機)、イヤホン、およびスピーカホンを含んでいる。なお、イヤホンは、通話装置1に着脱することができるように構成されていてもよい。
タッチパネル20は、タッチパネル20への接触(タッチ)を電気信号に変換する複数の検出点を有する。タッチパネル20の検出点は、具体的には、静電容量が配置された位置である。ユーザが、タッチパネル20にタッチしたとき、タッチパネル20は、タッチされた検出点で発生した電気信号を、制御部40に送信する。
動作モード情報記憶部30には、通話装置1の動作モードに関する情報が記憶されている。具体的には、動作モード情報記憶部30には、通話装置1の通常モード、タッチ操作受付モード(第1の状態)、画面消灯モード(第2の状態)、およびロックモード(第3の状態)における通話装置1の動作に関する情報が記憶されている。
通話装置1の動作モードのうち、画面消灯モード、ロックモード、およびタッチ操作受付モードは、いずれも、通話装置1の通話機能が使用されており、かつ、受話手段としてレシーバが使用されている場合の動作モードである。通常モードは、これ以外の場合の動作モードである。
画面消灯モードは、(その動作モードにある)通話装置1が、所定数を超える検出点に対するタッチを、タッチ操作として受け付けない動作モードである。通話装置1が画面消灯モードである間、制御部40は、表示部の画面をOFFにする(図2参照)。なお、画面消灯モードは、特許請求の範囲に記載の「第2の状態」の一例である。換言すれば、特許請求の範囲に記載の「第2の状態」は、画面消灯モードに限定されるものではない。
ロックモードは、(その動作モードにある)通話装置1が、所定の操作のみを受け付ける動作モードである。通話装置1がロックモードである間、制御部40は、表示部に、通話装置1がロックされていること、および、所定の操作を行うとロックが解除されることをユーザに知らせるメッセージ等を表示する(図2参照)。所定の操作は、例えばスライド操作である。
タッチ操作受付モードは、(その動作モードにある)通話装置1が、キーボタンを押下(選択)するなどのタッチ操作(タッチ選択操作)を受け付ける動作モードである。通話装置1がタッチ操作受付モードである間、制御部40は、表示部に、通話機能を終了するための「終話」ボタン等を表示する(図2参照)。
制御部40は、通話装置1の動作を統合的に制御する。特に、制御部40は、後で説明する動作モード制御方法を用いて、通話装置1の動作モードの切り替えを制御する。
(制御部40の詳細)
図1を用いて、上述した制御部40の詳細を説明する。図1に示すように、制御部40は、通話機能部41、タッチ検出部42(タッチ検出部)、および動作モード制御部43を備えている。
通話機能部41は、ユーザが通話装置1を介して通話することができるように、通話装置1を制御する。通話機能部41は受話手段判定部411および音声出力部412を含む。
受話手段判定部411は、ユーザがどの受話手段を使用して受話しているかを判定する。具体的には、受話手段判定部411は、受話音声がスピーカホンから出力されるように設定されている場合、スピーカホンが受話手段として使用されていると判定する。また、通話装置1が備えたイヤホンジャック(図示せず)にイヤホンのプラグが差し込まれている場合、イヤホンが受話手段として使用されていると判定する。上記以外の場合、レシーバが受話手段として使用されていると判定する。受話手段判定部411は、使用されている受話手段を判定した結果を、音声出力部412および動作モード制御部43に出力する。
音声出力部412は、通話装置1が通話先の装置(例えば、他の携帯電話機)から受信した受話音声データを、受話音声に変換して、通話部10から出力する。このとき、音声出力部412は、受話手段判定部411から入力された受話手段の判定結果に基づいて、通話部10のレシーバ、イヤホン、およびスピーカホンのうち、使用されている受話手段から、受話音声を出力する。
タッチ検出部42は、タッチパネル20に対するタッチを検出する。より詳細には、タッチ検出部42は、タッチパネル20から受信した電気信号に基づいて、タッチパネル20に対するタッチの位置および種類(スライド操作、タップ操作など)を判断する。そして、タッチ検出部42は、判断したタッチの位置および種類を、動作モード制御部43に通知する。
また、通話装置1の通話機能が使用されており、かつ、レシーバが受話手段として使用されている場合、タッチ検出部42は、タッチパネル20の所定数を超える検出点に対するタッチを、面タッチとして検出する。また、タッチパネル20の所定数以下の検出点に対するタッチを、点タッチとして検出する。そして、タッチ検出部42は、面タッチまたは点タッチを検出した場合、面タッチまたは点タッチを検出した旨を動作モード制御部43に通知する。
また、タッチ検出部42は、面タッチ(あるいは、面タッチおよび点タッチの少なくとも一方)を検出しなくなった場合、面タッチを不検出である旨を動作モード制御部43に通知する。より詳細には、タッチ検出部42は、面タッチを検出した後、所定時間ごとに、タッチされたタッチパネル20の検出点の数を計算し、タッチされたタッチパネル20の検出点の数が所定数未満となったとき、面タッチを検出しなくなったと判断する。また、タッチされたタッチパネル20の検出点の数が0となったとき、面タッチおよび点タッチを検出しなくなったと判断する。
動作モード制御部43は、通話装置1の動作モードを制御する。動作モード制御部43は、動作モード決定部431および動作モード切替部432(状態切替部)を含む。
動作モード決定部431は、(i)受話手段判定部411による受話手段の判定結果、および(ii)タッチ検出部42からの通知(タッチの位置および種類)に基づいて、通話装置1の動作モードを決定する。そして、動作モード決定部431は、決定された動作モードを、動作モード切替部432に通知する。
動作モード切替部432は、動作モード決定部431によって決定された動作モードに関する情報を、動作モード情報記憶部30から取得する。そして、通話装置1の動作モードを、動作モード決定部431によって決定された動作モードに切り替える。
(動作モードの制御方法)
図2を用いて、動作モード制御部43が、通話装置1の動作モードをどのように制御するかを具体的に説明する。図2は、通話装置1の動作モードの遷移を説明する図である。
図2に示すように、動作モード制御部43は、通話装置1がタッチ操作受付モードであるときに、面タッチを検出した旨の通知をタッチ検出部42から受けた場合、通話装置1を画面消灯モードに切り替える。また、通話装置1が画面消灯モードであるときに、面タッチ(あるいは、面タッチおよび点タッチの少なくとも一方)を不検出である旨の通知を受けた場合、通話装置1をロックモードに切り替える。
さらに、動作モード制御部43は、通話装置1がロックモードであるときに、上述した所定の操作(図2では、スライド操作)を検出した旨をタッチ検出部42から通知された場合、通話装置1をタッチ操作受付モードに切り替える。換言すれば、動作モード制御部43は、通話装置1の動作モードを、画面消灯モードからタッチ操作受付モードに復帰させる場合、通話装置1に必ずロックモードを経由させる。
加えて、動作モード制御部43は、通話装置1がロックモードであるときに、面タッチを検出した旨をタッチ検出部42から通知された場合、通話装置1を画面消灯モードに切り替えてもよい。また、動作モード制御部43は、通話装置1がタッチ操作受付モードであるときに、タッチ検出部42から何も通知を受けないまま(つまり、ユーザがタッチ操作をしないまま)、所定時間が経過した場合、通話装置1をロックモードに切り替えてもよい。上記所定時間は、例えば2秒であってよい。
なお、上記所定の操作は、スライド操作に限られないが、ユーザが誤ってその操作を行う可能性が低い操作であることが望ましい。換言すれば、ロックモードは、ユーザが意図的に所定の操作をしない限り、通話装置1のロックが解除されないようなモードであることが望ましい。所定の操作は、例えば、パスコードを入力する操作や、特定の軌跡パターンをタッチパネル20上に描く操作であってよい。
(動作モード制御方法の流れ)
図3を用いて、制御部40によって実行される動作モード制御方法の流れを説明する。図3は、動作モード制御方法の流れを示すフローチャートである。通話装置1の通話機能が使用されており(つまり、ユーザが通話しており)、かつ、受話手段としてレシーバが使用されている間、制御部40は、動作モード制御方法に基づいて、通話装置1の動作モードを制御する。なお、通話装置1は、最初、上述した通常モードであるとする。
図3に示すように、ユーザが、受話手段としてレシーバを使用して、通話を開始した場合、動作モード切替部432は、通話装置1を、タッチ操作受付モードに切り替える(S10)。
動作モード切替部432が、通話装置1をタッチ操作受付モードに切り替えた後(S10)、動作モード決定部431は、タッチ検出部42が面タッチを検出したか否かを判定する(S21、タッチ検出ステップ)。タッチ検出部42が面タッチを検出した場合(S21でYes)、動作モード切替部432は、通話装置1を画面消灯モードに切り替える(S30、第1の状態切替ステップ)。
一方、タッチ検出部42が面タッチを検出しなかった場合(S21でNo)、動作モード決定部432は、タッチ検出部42がタッチを検出しないまま、所定時間が経過したか否かを判定する(S22)。タッチ検出部42がタッチを検出しないまま、所定時間が経過した場合(S22でYes)、動作モード切替部432は、通話装置1をロックモードに切り替える(S50、第2の状態切替ステップ)。一方、タッチ検出部42がタッチを検出しないまま、所定時間が経過していない場合(S22でNo)、動作モード制御方法は、S21に戻る。
動作モード切替部432が、通話装置1を画面消灯モードに切り替えた後(S30)、タッチ検出部42が面タッチ(あるいは、面タッチおよび点タッチの少なくとも一方)を検出しなくなった場合(S40)、あるいは、タッチ検出部42が面タッチを検出した場合(S21でYes)、動作モード切替部432は、通話装置1をロックモードに切り替える(S50)。S30の後、タッチ検出部42が面タッチを検出し続けている間、動作モード制御部43は、通話装置1の動作モードを画面消灯モードのまま維持する。
動作モード切替部432が、通話装置1をロックモードに切り替えた後(S50)、動作モード決定部431は、タッチ検出部42が面タッチを検出したか否かを判定する(S61)。タッチ検出部42が面タッチを検出した場合(S61でYes)、動作モード制御方法は、S30に戻る。一方、タッチ検出部42が面タッチを検出していない場合(S61でNo)、動作モード決定部431は、ロックを解除する所定の操作(図2ではスライド操作)をタッチ検出部42が受け付けたか否かを判定する(S62)。
ロックを解除する所定の操作をタッチ検出部42が受け付けた場合(S62でYes)、動作モード制御方法は、S10に戻る。一方、ロックを解除する所定の操作をタッチ検出部42が受け付けていない場合(S62でNo)、動作モード制御方法は、S61に戻る。
通話機能が終了するまで、あるいは、受話手段として、レシーバとは別の受話手段(イヤホンまたはスピーカホン)が使用されていると受話手段判定部411が判定するまで、制御部40は、上述した動作モード制御方法を継続する。
〔ソフトウェアによる実現例〕
通話装置1の制御部40(特にタッチ検出部42および動作モード切替部432)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、通話装置1は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る情報処理装置(通話装置1)は、タッチパネル(20)に対するユーザのタッチ操作に基づく情報処理を実行する情報処理装置であって、当該情報処理装置の所定の機能が実行されている間、上記タッチパネルの所定数を超える検出点に対するタッチである面タッチと、上記タッチパネルの上記所定数以下の検出点に対するタッチである点タッチと、を検出するタッチ検出部(タッチ検出部42)と、上記点タッチをタッチ操作として当該情報処理装置が受け付ける第1の状態(タッチ操作受付モード)であるときに、上記タッチ検出部により上記面タッチが検出された場合、当該情報処理装置の状態を、上記第1の状態から、上記点タッチをタッチ操作として当該情報処理装置が受け付けない第2の状態(画面消灯モード)に切り替える状態切替部(動作モード切替部432)とを備え、上記状態切替部は、当該情報処理装置を上記第2の状態に切り替えた後に、上記タッチ検出部により上記面タッチおよび上記点タッチの少なくとも一方が検出されなくなった場合、当該情報処理装置の状態を、上記第2の状態から、所定のタッチ操作のみを受け付ける第3の状態(ロックモード)に切り替える。
上記の構成によれば、情報処理装置の所定の機能が実行されており、かつ、情報処理装置が点タッチ(タッチパネルの所定数以下の検出点に対するタッチ)によるタッチ操作を受け付ける第1の状態である間に、面タッチ(タッチパネルの所定数を超える検出点に対するタッチ)が検出された場合、情報処理装置は、第1の状態から、点タッチによるタッチ操作を受け付けない第2の状態に切り替えられる。
そして、情報処理装置が第2の状態に切り替えられた後(すなわち、ユーザが意図せずに面タッチをした後)で、面タッチおよび点タッチの少なくとも一方が検出されなくなったとき、情報処理装置は、第2の状態から、所定のタッチ操作のみを受け付ける第3の状態に切り替えられる。情報処理装置は、第3の状態である間、タッチが検出された場合であっても、そのタッチが所定のタッチ操作に相当しない限り、そのタッチをタッチ操作として受け付けない。これにより、情報処理装置がユーザの意図しない動作(すなわち、タッチ操作に応じた動作)を実行する可能性が低減される。
本発明の態様2に係る情報処理装置では、上記態様1において、上記状態切替部は、当該情報処理装置が上記第3の状態であるときに、上記面タッチ検出部によって上記面タッチが検出された場合、当該情報処理装置の状態を、上記第3の状態から上記第2の状態に切り替えてもよい。
上記の構成によれば、情報処理装置が所定の操作のみを受け付ける第3の状態である間に、面タッチが検出された場合、情報処理装置は、第3の状態から、タッチ操作を受け付けない第2の状態に切り替えられる。
そして、ユーザが意図せずに面タッチをした後で、さらに意図せずにタッチをした場合、そのタッチは、タッチ操作として情報処理装置に受け付けられることがない。特に、ユーザの意図しないタッチが、所定の操作に相当する場合であっても、そのタッチは、所定の操作として情報処理装置に受け付けられることがない。これにより、情報処理装置がユーザの意図しない動作(すなわち、所定の操作に応じた動作)を実行する可能性がより低減される。
本発明の態様3に係る情報処理装置では、上記態様1または2において、上記所定の機能は、当該情報処理装置が備えた受信機を用いてユーザが通話することを可能にする通話機能であってもよい。
上記の構成によれば、所定の機能は、情報処理装置が備えた受信機を用いてユーザが通話することを可能にする通話機能である。
ユーザは、(特に、情報処理装置の受信機を用いて通話する場合)情報処理装置の通話機能を使用して通話している間、情報処理装置に顔を近接させる。そのため、ユーザの顔の一部(例えば、耳、頬)が、情報処理装置のタッチパネルに、意図せず面タッチする可能性がある。しかしながら、上記の構成によれば、この面タッチがタッチ操作として情報処理装置に受け付けられないので、情報処理装置がユーザの意図しない動作を実行することが防止される。
本発明の態様4に係る情報処理装置(通話装置1)の制御方法は、タッチパネル(20)に対するユーザのタッチ操作に基づく情報処理を実行する情報処理装置の制御方法であって、当該情報処理装置の所定の機能が実行されている間、上記タッチパネルの所定数を超える検出点に対するタッチである面タッチと、上記タッチパネルの上記所定数以下の検出点に対するタッチである点タッチと、を検出するタッチ検出ステップと、上記点タッチをタッチ操作として当該情報処理装置が受け付ける第1の状態であるときに、上記タッチ検出ステップにおいて上記面タッチが検出された場合、当該情報処理装置の状態を、上記第1の状態から、上記点タッチをタッチ操作として当該情報処理装置が受け付けない第2の状態に切り替える第1の状態切替ステップとを含み、上記状態切替ステップにおいて、当該情報処理装置を上記第2の状態に切り替えた後に、上記タッチ検出ステップにおいて上記面タッチおよび上記点タッチの少なくとも一方が検出されなくなった場合、当該情報処理装置の状態を、上記第2の状態から、所定のタッチ操作のみを受け付ける第3の状態に切り替える第2の切り換えステップをさらに含む。
上記の構成によれば、本発明の態様1に係る情報処理装置と同様の効果を奏することができる。
本発明の態様5に係る情報処理装置(通話装置1)は、タッチパネル(20)に対するユーザのタッチ操作に基づく情報処理を実行する情報処理装置であって、当該情報処理装置の所定の機能が実行されている間、上記タッチパネルの所定数を超える検出点に対するタッチである面タッチを検出する面タッチ検出部(タッチ検出部42)と、当該情報処理装置がタッチ操作を受け付ける第1の状態(タッチ操作受付モード)であるときに、上記面タッチ検出部により上記面タッチが検出された場合、当該情報処理装置の状態を、上記第1の状態から、当該情報処理装置がタッチ操作を受け付けない第2の状態(画面消灯モード)に切り替える状態切替部(動作モード切替部432)とを備え、上記状態切替部により当該情報処理装置が上記第2の状態に切り替えられた後に、上記面タッチ検出部により上記面タッチが検出されなくなった場合、当該情報処理装置の状態を、上記第2の状態から上記第1の状態に切り替えるための、所定の操作を要求する画面を表示する操作要求画面表示部をさらに備えていてもよい。
本発明の各態様に係る情報処理装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記情報処理装置が備える各部として動作させることにより上記情報処理装置をコンピュータにて実現させる情報処理装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は、情報処理装置に利用することができる。
1 通話装置
20 タッチパネル
42 タッチ検出部(タッチ検出部)
432 動作モード切替部(状態切替部)

Claims (6)

  1. タッチパネルに対するユーザのタッチ操作に基づく情報処理を実行する情報処理装置であって、
    当該情報処理装置の所定の機能が実行されている間、上記タッチパネルの所定数を超える検出点に対するタッチである面タッチと、上記タッチパネルの上記所定数以下の検出点に対するタッチである点タッチと、を検出するタッチ検出部と、
    上記点タッチをタッチ操作として当該情報処理装置が受け付ける第1の状態であるときに、上記タッチ検出部により上記面タッチが検出された場合、当該情報処理装置の状態を、上記第1の状態から、上記点タッチをタッチ操作として当該情報処理装置が受け付けない第2の状態に切り替える状態切替部とを備え、
    上記状態切替部は、当該情報処理装置を上記第2の状態に切り替えた後に、上記タッチ検出部により上記面タッチおよび上記点タッチの少なくとも一方が検出されなくなった場合、当該情報処理装置の状態を、上記第2の状態から、所定のタッチ操作のみを受け付ける第3の状態に切り替えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 上記状態切替部は、当該情報処理装置が上記第3の状態であるときに、上記タッチ検出部によって上記面タッチが検出された場合、当該情報処理装置の状態を、上記第3の状態から上記第2の状態に切り替えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 上記所定の機能は、当該情報処理装置が備えた受信機を用いてユーザが通話することを可能にする通話機能であることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. タッチパネルに対するユーザのタッチ操作に基づく情報処理を実行する情報処理装置の制御方法であって、
    当該情報処理装置の所定の機能が実行されている間、上記タッチパネルの所定数を超える検出点に対するタッチである面タッチと、上記タッチパネルの上記所定数以下の検出点に対するタッチである点タッチと、を検出するタッチ検出ステップと、
    上記点タッチをタッチ操作として当該情報処理装置が受け付ける第1の状態であるときに、上記タッチ検出ステップにおいて、上記面タッチが検出された場合、当該情報処理装置の状態を、上記第1の状態から、上記点タッチをタッチ操作として当該情報処理装置が受け付けない第2の状態に切り替える第1の状態切替ステップとを含み、
    上記第1の状態切替ステップにおいて、当該情報処理装置を上記第2の状態に切り替えた後に、上記タッチ検出ステップにおいて上記面タッチおよび上記点タッチの少なくとも一方が検出されなくなった場合、当該情報処理装置の状態を、上記第2の状態から、所定のタッチ操作のみを受け付ける第3の状態に切り替える第2の状態切替ステップをさらに含むことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報処理装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、コンピュータを上記の各部として機能させるための制御プログラム。
  6. 請求項5に記載の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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