JP6247594B2 - 作業台の手摺枠 - Google Patents

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本発明は、作業床の外周に設けられる作業台の手摺枠に関するものである。
作業台の作業床の外周に、両端部に縦枠杆を有する手摺枠が設けられたものがあり、この種の従来の作業台の手摺枠は、一対の縦枠杆の上部に上桟が連結固定され、梯子の上方に位置する上桟の下方が作業床に乗り込むための昇降口とされていた(例えば特許文献1)。
特開2012−7372号公報
従来の場合、上桟の下方に一対の縦枠杆の中途部を連結する中桟がなかったため、手摺枠の強度が弱くなるという問題があった。
そこで、中桟を設けることが考えられるが、中桟を上桟の下方に単に設けたのでは、上桟の下方の昇降口が狭くなって作業床への昇降がしにくくなるという問題を生じる。
本発明は上記問題点に鑑み、中桟を設けることによって手摺枠の強度を十分に高めると共に、上桟の下方の昇降口から作業床に容易に昇降できるようにした作業台の手摺枠を提供することを目的としている。
本発明における課題解決のための具体的手段は、次の通りである。
この技術的課題を解決する本発明の技術的手段は、作業台1の作業床3の外周に設置されていて、一対の縦枠杆21とこの一対の縦枠杆21の上部に連結された上桟22と上桟22の下方に配置された中桟23とを有し、上桟22の下方が作業床3に乗り込むための昇降口25とされた作業台の手摺枠であって、
一対の縦枠杆21に、中桟23が上桟22に近づいて昇降口25を狭くする閉鎖姿勢Xと上桟22から下方に離間して昇降口25を広くする開口姿勢Yとに姿勢変更自在に連結されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、中桟23の両端部に一対の支持腕部41を有し、中桟23が前記閉鎖姿勢Xと開口姿勢Yとに姿勢変更するように、一対の支持腕部41が縦枠杆21にそれぞれ中桟23と平行な枢支軸42廻りに上下揺動自在に連結されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、一対の縦枠杆21にそれぞれ支持部材37が設けられ、支持部材37は作業床3の内外方向の内方に向けて開口した平面視でコ字状の支持凹部39を有しており、この支持凹部39に支持腕部41が嵌合されると共に、支持腕部41と支持部材37とに前記枢支軸42が挿通されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、中桟23を閉鎖姿勢Xに保持するように作業床3の内外方向の内側から縦枠杆21に着脱自在に把持固定される把持部材45が中桟23の昇降口25側端部に設けられている点にある。
本発明によれば、中桟で一対の縦枠杆の中途部を連結して手摺枠の強度を十分に高めることができる。しかも、作業床に昇降する際には、中桟を開口姿勢に姿勢変更して昇降口を広くすることにより、作業者は作業床に容易に昇降することができる。また、作業床で作業等をする際には、中桟を閉鎖姿勢に姿勢変更することにより、昇降口を狭くしておくことができる。
本発明の一実施形態を示す作業台の全体斜視図である。 同作業台の上部の斜視図である。 同作業台の上部の正面図である。 同作業台の上部の側面図である。 同作業台の上部の要部の拡大斜視図である。 同手摺枠及び幅木の端部の正面図である。 同手摺枠及び幅木の端部の側面図である。 図6のA−A線断面図である。 図6のB−B線断面図である。 図6のC−C線断面図である。 第1幅木及び第2幅木を内側から見た側面図である。 第1幅木及び第2幅木の正面図である。 中枠の把持部材側の平面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図13は本発明の一実施形態を示している。図1において、組み立て式作業台1は、上下方向に長い直方体形状に枠組み形成された本体フレーム2と、本体フレーム2の上端部に設けられた矩形状の水平な作業床3とを備えている。
本体フレーム2は、下端部にキャスター5を有する4本の支柱6と、各支柱6の下部に取り付けられたジャッキ付きのアウトリガー7とを有している。各支柱6は複数の縦パイプを上下方向に着脱自在に接続して構成されている。
この本体フレーム2は、2本の支柱6を横杆10で連結しかつ梯子11を設けた枠体を、2組対向させて多数本の交叉筋交い9で連結しており、枠体の幅を幅方向、枠体の対向方向を長手方向と称し、長手方向は交叉筋交い9及び作業床3を変更することにより長さ変更可能になっている。
図1〜図4において、作業床3は、長手方向に対向する一対の支持杆13と、幅方向に水平状に並べて配置した複数のアルミ製の布板14とを備えてなり、支持杆13は作業床3の幅方向に対応する支柱6の上端部にそれぞれ連結固定されている。布板14にはその4角部に係合具15がそれぞれ突設されており、各係合具15を一対の支持杆13に上側から係合固定することにより、布板14は一対の支持杆13に着脱自在に連結固定されている。
作業者が枠体の梯子11を登って乗り上がる作業床3の長手方向の両端部に一対の手摺枠17が対向して設けられ、作業床3の幅方向の両端部に一対の布枠18が対向して設けられている。従って、対向する手摺枠17の端部間にそれぞれ布枠18が配置されており、作業床3の外周は一対の手摺枠17と一対の布枠18とで取り囲まれている。
図2〜図5において、対向する手摺枠17は作業台1の作業床3の外周に立設されており、両端部に一対の縦枠杆21を有すると共に、一対の縦枠杆21の上部に連結された上桟22と上桟22の下方に配置された中桟23とを有し、上桟22の下方であって前記梯子11に対応する側が作業床3に乗り込むための昇降口25とされている。
4本の縦枠杆21の下部は、それぞれ本体フレーム2の各支柱6の上端部に着脱自在に連結固定されている。
図6及び図7に示すように、縦枠杆21の下部に接続筒体27が下方突出状に内嵌されて、ボルトナット28により締め付け固定されている。接続筒体27の内部に上側が逆U字状に湾曲されたスプリング板29が収納され、スプリング板29の上部に突設した一対の操作ピン30が縦枠杆21の下部に設けた切欠凹部31から外方突出され、スプリング板29の下部に突設した係合ピン32が接続筒体27から外方突出されており、係合ピン32と同一側の操作ピン30を径方向内方に押圧操作することによって、係合ピン32が接続筒体27内に後退するように構成されている。
縦枠杆21は接続筒体27を支柱6の上端開口から内嵌挿入すると、係合ピン32が一旦没入した後に支柱6の係止孔33から外方突出して、接続筒体27が支柱6から上方に抜脱しないように係合する。これにより、縦枠杆21を支柱6に上方突出状で回動したり抜脱したりしないように簡単に連結固定できる。
また、接続筒体27の下端が支柱6に挿通保持した受止ピン34に上側から接当して縦枠杆21の荷重を受けるようになっている。
図1〜図9において、一対の縦枠杆21にそれぞれ支持部材37が設けられている。支持部材37は縦枠杆21に固定された二叉状の固定部38と、中桟23の後述する支持腕部41を支持する凹状支持部39とを有し、固定部38が縦枠杆21の上下中途部の外周面に溶接等により固着されて、支持部材37は縦枠杆21から手摺枠17の長手方向の内方に突設されている。
凹状支持部39は支持部材37の先端側にあって作業床3の内外方向の内方に向けて開口した凹部39aを有して、平面視でコ字状に形成されている。
中桟23はその両端部に一対の支持腕部41を有し、支持部材37の凹状支持部39の凹部39aに支持腕部41が嵌合されると共に、支持腕部41と支持部材37とに枢支軸42が中桟23と平行に挿通されている。これにより、一対の支持腕部41が縦枠杆21にそれぞれ中桟23と平行な枢支軸42廻りに上下揺動自在に連結され、その揺動は中桟23が作業床3の内外方向の内側を通って揺動する範囲に規制されている。
図8に示すように、前記枢支軸42はボルト43のボルト軸により構成され、凹状支持部39の固定部38側に筒状のナット嵌合部44が設けられ、ボルト43が凹状支持部39と支持腕部41とに固定部38とは反対側から挿通され、ボルト43に螺合したナット46がナット嵌合部44に内嵌されて廻り止めされている。
而して、中桟23は、手摺枠17の一対の縦枠杆21に、上桟22に近づいて昇降口25を狭くする閉鎖姿勢Xと上桟22から下方に離間して昇降口25を広くする開口姿勢Yとに姿勢変更自在に連結され、作業床3の内外方向の内側を通って閉鎖姿勢Xと開口姿勢Yとに姿勢変更するようになっている。なお、中桟23は開口姿勢Yのとき、後述する幅木61の上に載置される。
中桟23を閉鎖姿勢Xに保持するように作業床3の内外方向の内側から縦枠杆21に着脱自在に把持固定される把持部材45が、中桟23の昇降口25側端部(梯子11側端部)に設けられている。
図13に示すように、把持部材45は、円弧状に湾曲した部材本体47と、部材本体47の基部に横軸48廻りに揺動自在でかつ長孔49の範囲で移動自在に保持されたロック体50とを備え、ロック体50は部材本体47との間で縦枠杆21を挟持固定する挟持姿勢Kとその挟持固定を解除する解除姿勢Lとに姿勢変更自在とされている。部材本体47の基部内にロック体50を付勢するバネ51が設けられ、バネ51はロック体50が挟持姿勢Kになったときにロック体50を挟持姿勢K側に付勢し、解除姿勢Lになったときにロック体50を解除姿勢L側に付勢するように構成されている。
中桟23を開口姿勢Yから閉鎖姿勢Xに移動して、部材本体47を縦枠杆21に外嵌させたときにロック体50の内端部が縦枠杆21に押圧されてロック体50が挟持姿勢Kに姿勢変更して部材本体47との間で縦枠杆21を挟持固定し、このときにバネ51がロック体50を挟持姿勢K側に付勢して縦枠杆21を挟持固定した状態に保持する。
中桟23は閉鎖姿勢Xの状態からバネ51の付勢に抗してロック体50の外端部を矢印a方向に押圧しながら部材本体47を矢印b方向に引っ張り又は押すことによって、把持部材45の縦枠杆21への嵌合を外すことができるようになっている。
図2〜図5において、布枠18は、上横枠杆55と下横枠杆56とこれらを連結する一対の連結縦杆54とを有している。上横枠杆55及び下横枠杆56の両端部に前記中桟23の把持部材45と同様の把持部材58が設けられており、上横枠杆55及び下横枠杆56は把持部材58によって対向する手摺枠17の縦枠杆21にそれぞれ把持固定され、これにより布枠18は対向する手摺枠17の縦枠杆21に着脱自在に連結されている。
上横枠杆55の両端の把持部材58は、縦枠杆21に取り付けたボルトナット57によって上下位置が保持されている。
図1〜図5において、対向する手摺枠17の縦枠杆21の下部間にそれぞれ第1幅木61A(幅木61)が配置固定され、各手摺枠17の縦枠杆21の下部間にそれぞれ第2幅木61B(幅木61)が配置固定されている。従って、第1幅木61Aは作業床3の長手
方向に沿って配置され、第2幅木61Bは第1幅木61Aと直交する方向にあって、作業床3の幅方向に沿って配置され、一対の第1幅木61Aと一対の第2幅木61Bとで作業床3の四片を取り囲んでいる。
図11及び図12に示すように、第1幅木61Aは、正面視略横長の矩形状の外壁a1と、外壁a1の上縁の上壁a2と、外壁a1の下縁の下壁a3とを有し、長手方向両端下部にくぼみa4を形成しており、作業床3の内外方向の内側が開口した箱形に形成され、上壁a2の内端部から下方突出した上内壁a5と、下壁a3の内端部から上方突出した下内壁a6とが設けられている。
第1幅木61Aの長手方向の両端部に上壁a1をコの字状に切欠すると共に上内壁a5と下内壁a6とを切欠してなる取付凹部63が形成されている。
第2幅木61Bは、正面視略横長の矩形状の外壁b1と、外壁b1の上縁の上壁b2と、外壁b1の下縁の下壁b3と、長手方向一対の側壁b4とを有しており、作業床3の内外方向の内側が開口した箱形に形成され、上壁a2の内端部から下方突出した上内壁b5と、下壁b3の内端部から上方突出した下内壁b6とが設けられている。
図1〜図7、図10〜図12において、対向する手摺枠17の縦枠杆21の各下部に、第1幅木61Aの端部を固定する第1幅木固定具65A(幅木固定具65)が固着され、対向する第1幅木61Aの両端部に、第2幅木61Bの端部を固定する第2幅木固定具65B(幅木固定具65)がそれぞれ固着されている。
第1幅木固定具65Aは、縦枠杆21に対して直接固定された具本体67A(具本体67)と、具本体67Aに取り付けられた規制部材68A(規制部材68)とを備え、具本体67Aは、第1幅木61Aの端部を上側から嵌脱自在に嵌合する凹状嵌合部69A(凹状嵌合部69)と、規制部材68Aを支持する支持部70A(支持部70)と、縦枠杆21の下部に固定された取付部71とを有している。
具本体67Aの取付部71は、縦枠杆21の外面に添う円弧状に形成されて、縦枠杆21の下部に溶接等により添設固定されている。
凹状嵌合部69Aは、取付部71から作業床3の幅方向内方に突出されていて、平面視で作業床3の長手方向内方に開口した溝69aを有してコの字状に形成されており、対向する手摺枠17の縦枠杆21にそれぞれ固定した第1幅木固定具65Aの凹状嵌合部69A同士が作業床3の長手方向に対向しており、この対向する凹状嵌合部69Aの溝69aに第1幅木61Aの両端部を上側から嵌合することによって、第1幅木61Aが作業床3の幅方向外端(外周)に沿って起立状に保持されている。
支持部70Aは凹状嵌合部69Aの開口端側に設けられ、上下方向の角筒状に形成され、その中央部に上下方向の支持孔73が貫通状に形成されている。支持部70Aの上端部にくぼみ形状の第1係合凹部74と第2係合凹部75とが直線上に形成されている。
規制部材68Aは、凹状嵌合部69Aに嵌合した第1幅木61Aの端部が抜脱しないようにその上方移動を規制するものであり、1本の棒材を屈曲して、上下方向の支持軸部77と支持軸部77の上端部から水平方向に折曲した規制部78とをL字状に備え、規制部78が凹状嵌合部69Aの上方に位置する規制位置Pと凹状嵌合部69Aの上方から外れる退避位置Rとに移動するように、規制部材68Aの支持軸部77が支持部70Aの支持孔73に挿入されて軸心廻りに回動自在に支持されている。
規制部材68Aの支持軸部77の下部は支持部70Aから下方に突出され、その突出端部に雄ねじが形成されていてナット81が螺合されている。支持軸部77の下部の支持部70Aとナット81と間に付勢部材であるコイルバネ82が外嵌され、コイルバネ82の両端は支持軸部77に外嵌した座金83を介して支持部70Aとナット81とに接当されており、コイルバネ82は支持部70Aに対して支持軸部77を下方に付勢している。
而して、コイルバネ82の付勢によって、規制部材68Aの規制部78が規制位置Pに移動したときに第1係合凹部74に係合保持され、退避位置Rに移動したときに第2係合凹部75に係合保持されるようになっている。
第2幅木固定具65Bは、第1幅木61Aを介して縦枠杆29に対して固定されるものであって、具本体67B(具本体67)と、具本体67Bに取り付けられた規制部材68B(規制部材68)とを備えている。具本体67Bは、第2幅木61Bの端部を上側から嵌脱自在に嵌合する凹状嵌合部69B(凹状嵌合部69)と、規制部材68Bを支持する支持部70B(支持部70)と、第1幅木61Aに没設された固定部85とを有している。
具本体67Bの固定部85は、凹状嵌合部69Bの外面側で形成されており、第1幅木61Aの取付凹部63に嵌合固定されている。
具本体67Bの凹状嵌合部69Bは、平面視で作業床3の幅方向内方に開口した溝69bを有してコの字状に形成されており、対向する第1幅木61Aの端部にそれぞれ固定した第2幅木固定具65Bの凹状嵌合部69B同士が作業床3の幅方向に対向し、この対向する凹状嵌合部69Bに上側から第2幅木61Bの両端部を嵌合することによって、第2幅木61Bが作業床3の幅方向に沿って起立状に保持されている。
支持部70Bは凹状嵌合部69Bの開口端側に設けられ、前記第1幅木固定具65Aの支持部70Aと同様に、上下方向の角筒状に形成され、上下方向に支持孔73が形成されると共にその上部にくぼみ形状の第1係合凹部74と第2係合凹部75とが直線上に形成されている。
規制部材68Bは、前記第1幅木固定具65Aの規制部材68Aと同様に、支持軸部77と規制部78とをL字状に備え、規制部78が規制位置Pと退避位置Rとに移動するように規制部材68Bの支持軸部77が軸心廻りに回動自在に支持されている。また、ナット81と座金83とが設けられ、付勢部材であるコイルバネ82が支持部70Bに対して支持軸部77を下方に付勢している。
前記実施形態によれば、作業者が作業台1の作業床3に昇る場合、作業者は梯子11を登って、中桟23の把持部材45の縦枠杆21への挟持固定を解除した後、中桟23を枢支軸42廻りに図7及び図9に示すc方向に揺動して、作業床3の内外方向の内側を通して閉鎖姿勢Xから開口姿勢Yに姿勢変更させる。これにより昇降口25が広がり、この広がった昇降口25から作業床3に楽に乗り込むことができる。
作業床3に乗り込んだ後、開口姿勢Yの中桟23を把持して、中桟23を枢支軸42廻りに図7及び図9に示すd方向に揺動して、作業床3の内外方向の内側を通って閉鎖姿勢Xに姿勢変更させ、中桟23の把持部材45の部材本体47を縦枠杆21に外嵌させれば、把持部材45で縦枠杆21を把持固定し、中桟23は閉鎖姿勢Xに保持される。これにより作業床3上で作業等をする際に昇降口25を狭くしておくことができる。
従って、中桟23で一対の縦枠杆21の中途部を連結して手摺枠17の強度を十分に高めることができる。しかも、作業床3に昇降する際には、中桟23を開口姿勢Yに姿勢変更して昇降口25を広くすることにより、作業者は作業床3に容易に昇降することができる。また、作業床3で作業等をする際には、中桟23を閉鎖姿勢Xに姿勢変更して昇降口25を狭くしておくことができる。
また、前記実施形態によれば、作業床3の外周に幅木61を配置固定する場合、予め、作業床3に一対の手摺枠17を立設し、手摺枠17同士を一対の布枠18で連結しておく、各手摺枠17の縦枠杆21の下部には第1幅木固定具65Aが設けられているので、一対の対向する第1幅木固定具65Aの嵌合凹部69Aに、上側から第1幅木61Aの両端部を挿入して嵌合し、規制部材68Aをやや上方に引っ張って規制部78の第2係合凹部75への係合を解除した後、規制部材68Aを支持軸部77の軸心廻りに矢印e方向に回動して規制部材68Aの規制部78を規制位置Pに移動する。これにより、規制部78がコイルバネ82の付勢によって規制位置Pで第1係合凹部74に係合保持され、嵌合凹部69Aに嵌合した第1幅木61Aの端部が規制部材68Aによって抜け止めされ、第1幅木61Aが対向する手摺枠17の縦枠杆21の下部間に配置固定される。
また、作業床3の外周に第2幅木61Bを配置固定する場合、一対の縦枠杆21に対して第1幅木61Aが固定されるので、縦枠杆21に対して幅木固定具65が固定されることになり、図10〜図12に示すように、一対の対向する第1幅木61Aの端部に固着した第2幅木固定金具65Bの嵌合凹部69Bに上側から第2幅木61Bの両端部を嵌合し、規制部材68Bをやや上方に引っ張って規制部78の第2係合凹部75への係合を解除
した後、規制部材68Bを支持軸部77の軸心廻りに矢印g方向に回動して規制部材68Bの規制部78を規制位置Pに移動する。これにより、規制部78がコイルバネ82の付勢によって規制位置Pで第1係合凹部74に係合保持され、嵌合凹部69Bに嵌合した第2幅木61Bの端部が規制部材68Bによって抜け止めされ、第2幅木61Bが対向する第1幅木61Aの端部間に配置固定される。
また、作業床3から第1幅木61A及び第2幅木61Bを取り外す場合も、手摺枠17が立設されている状態のままで、第1幅木61A及び第2幅木61Bを簡単に取り外すことができる。
なお、前記実施形態では、一対の支持腕部41が縦枠杆21にそれぞれ枢支軸42廻りに上下揺動自在に連結されているが、支持腕部41を割愛して、中桟23を縦枠杆21に対して直接上下揺動自在に支持して、中桟23を閉鎖姿勢Xと開口姿勢Yとに姿勢変更するようにしてもよい。
1 作業台
3 作業床
17 手摺枠
21 縦枠杆
22 上桟
23 中桟
25 昇降口
37 支持部材
39 支持凹部
41 支持腕部
42 枢支軸
45 把持部材
61 幅木
61A 第1幅木
61B 第2幅木
65 幅木固定具
65A 第1幅木固定具
65B 第2幅木固定具
67 具本体
67A 具本体
67B 具本体
68 規制部材
68A 規制部材
68B 規制部材
69 嵌合凹部
69A 嵌合凹部
69B 嵌合凹部
70 支持部
70A 支持部
70B 支持部
71 取付部
73 支持孔
74 第1係合凹部
75 第2係合凹部
77 支持軸部
78 規制部
82 コイルバネ(付勢部材)
85 固定部
X 閉鎖姿勢
Y 開口姿勢
P 規制位置
R 退避位置

Claims (4)

  1. 作業台(1)の作業床(3)の外周に設置されていて、一対の縦枠杆(21)とこの一対の縦枠杆(21)の上部に連結された上桟(22)と上桟(22)の下方に配置された中桟(23)とを有し、上桟(22)の下方が作業床(3)に乗り込むための昇降口(25)とされた作業台の手摺枠であって、
    一対の縦枠杆(21)に、中桟(23)が上桟(22)に近づいて昇降口(25)を狭くする閉鎖姿勢(X)と上桟(22)から下方に離間して昇降口(25)を広くする開口姿勢(Y)とに姿勢変更自在に連結されていることを特徴とする作業台の手摺枠。
  2. 中桟(23)の両端部に一対の支持腕部(41)を有し、中桟(23)が前記閉鎖姿勢(X)と開口姿勢(Y)とに姿勢変更するように、一対の支持腕部(41)が縦枠杆(21)にそれぞれ中桟(23)と平行な枢支軸(42)廻りに上下揺動自在に連結されていることを特徴とする請求項1に記載の作業台の手摺枠。
  3. 一対の縦枠杆(21)にそれぞれ支持部材(37)が設けられ、支持部材(37)は作業床(3)の内外方向の内方に向けて開口した平面視でコ字状の支持凹部(39)を有しており、この支持凹部(39)に支持腕部(41)が嵌合されると共に、支持腕部(41)と支持部材(37)とに前記枢支軸(42)が挿通されていることを特徴とする請求項2に記載の作業台の手摺枠。
  4. 中桟(23)を閉鎖姿勢(X)に保持するように作業床(3)の内外方向の内側から縦枠杆(21)に着脱自在に把持固定される把持部材(45)が中桟(23)の昇降口(25)側端部に設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の作業台の手摺枠。
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