JP6246000B2 - スプリンクラーヘッド - Google Patents
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Description
実施の形態.
図1は、本実施の形態に係るスプリンクラーヘッド100の外面図である。図2は、本実施の形態に係るスプリンクラーヘッド100の内部構成などの説明図である。図3は、本実施の形態に係るスプリンクラーヘッド100の感熱部70及び球状部80の説明図である。なお、図1(a)はスプリンクラーヘッド100を横側から見た外面図であり、図1(b)はスプリンクラーヘッド100を底部側から見た外面図である。また、図2(a)はスプリンクラーヘッド100の縦断面図であり、図2(b)は実線でスプリンクラーヘッド100の外面を示し、点線でスプリンクラーヘッド100の内部構成を示した図である。さらに、図3(a)は、感熱部70及び球状部80の一部の説明図であり、図3(b)は、円環状にする前の状態の帯状の感熱部70の説明図であり、図3(c)は、図3(b)の点線で示す部分の拡大図である。
スプリンクラーヘッド100は、消火水が流れる配管に接続される本体10と、本体10に接続されるフレーム20、本体10の放水口11Aを塞ぐ弁体30と、放水口11Aから放出される水を消火に適した大きさの水滴に変えるのに利用されるデフレクター40と、監視時はフレーム20内に収まり、弁体30などが所定の位置に移動するように補助するガイド部50とを備えている。さらに、スプリンクラーヘッド100は、監視時に弁体30の下側に設けられ、弁体30を支持するスライダー60と、火災の熱により溶ける半田を有する円環状の感熱部70と、監視時にスライダー60を支持する複数の球状部80とを備えている。
本体10は、消火水が流れる給水管に接続され、当該給水管から本体10を介してスプリンクラーヘッド100内に消火水が供給されるものである。本体10には、消火水を放水するのに利用される放水口11Aが形成された円筒状の放水口部11と、放水口部11の形成位置の下側に設けられた円筒状の放水筒部12とを有している。
フレーム20は、外周側が本体10のフランジ部14に固定され、スライダー60の一部などを収容する略円筒状部材である。フレーム20は、弁体30、デフレクター40及びガイド部50などの周囲を覆うように設けられている。このため、たとえば室内にて投げたものが当たるなどして、意に反してスプリンクラーヘッド100の下部に衝撃が加わっても、これらのフレーム20内のものが破損したり、設置位置がずれたりしてしまうことが抑制される。
弁体30は、監視時に本体10の放水口11Aから消火水が放出されることを防止するために本体10の弁座12A上に後述するスライダー60をフレーム20に固定することにより押しつけて、取り付けられているものである。弁体30には、弁体30を下側に押すように作用する皿ばね31が取り付けられている。このため、感熱部70の半田が溶けて、スライダー60が下側に移動すると、皿ばね31の作用により弁体30がすみやかに下側に移動して放水口11Aが開放される。
デフレクター40は、水を消火に適した大きさの水滴に変えるのに利用され、弁体30の下端側の外周部に取り付けられているものである。デフレクター40には、ガイド部50のガイドロッド51が挿入される挿入穴が設けられている。デフレクター40は、下面が弁体30の下面の高さ位置と一致するように弁体30に設けられている。なお、デフレクター40の設けられる高さ位置は、これに限定されるものではなく、弁体30の下面よりも上側であってもよい。監視時においては、デフレクター40は、ガイドロッド51における高さ方向の中間部分に位置しているが、感熱部70の半田が溶けて弁体30が外れて各種部材が下降すると、ガイドロッド51の下端側の位置に移動する(図7参照)。
ガイド部50は、スプリンクラーヘッド100が作動したときに、弁体30及びデフレクター40が所定の位置に移動するように補助するものである。ガイド部50は、監視時において凹状部15に収容されているストッパリング52と、上端側がストッパリング52に取り付けられているガイドロッド51とを有している。
なお、ストッパリング52の外周は円形に限定されるものではなく、ガイドロッド51を引っ掛ける挿入穴の部分が突出するように形成されていてもよい。
スライダー60は、監視時において、弁体30の下側に設けられ、弁体30を支持するのに利用されるものである。なお、スライダー60が本体10から外れて下方に落下すると、弁体30が弁座12Aから離脱して、スプリンクラーヘッド100が放水する。
スライダー60は、フレーム20の下側に設けられた平板状の平板部61と、平板部61の中央側から上側に突出し、弁体30を支持する中央凸部62と、平板部61のうちの中央凸部62の外側から上側に突出し、複数の球状部80と当接して複数の球状部80に支持される傾斜面67が形成された円筒状部63とを有するものである。スライダー60は、たとえば、樹脂で構成される。
感熱部70は、複数の感熱板及び半田73により構成されたものである。すなわち、感熱部70は、複数の感熱板を半田73で接合して円環の帯状に形成して構成されたものである。この感熱部70は、円環状に配置された複数の感熱板で構成された円環部71A及び円環部71Bを有している。
なお、感熱板を構成する素材としては、たとえば、黄銅で構成してもよいし、ステンレスで構成してもよい。また、鉛を含有する黄銅の代わりに銅を用いることもできる。
複数の球状部80は、監視時にフレーム20に設けられ、スライダー60を係止して支持するものである。球状部80は、窓部21に収容されている状態において、窓部21の底面、感熱部70の内周面及び円筒状部63の傾斜面67と当接しているものである。球状部80は、窓部21及び傾斜面67と当接している部分が球状に形成され、感熱部70と当接している部分が平坦状に形成されている。
なお、球状部80が完全な球であっても、本願の効果を充分に得ることができる。
図4は、感熱部70の半田が溶けていない状態におけるスプリンクラーヘッド100を示した図である。図5は、感熱部70の半田が溶けて感熱部70が解け、複数の球状部80が外径側に移動した状態などを示した図である。図6は、図5の状態からさらにスライダー60及び弁体30が下側に移動した状態などを示した図である。図7は、図6の状態からさらにガイド部50が下側に移動した状態などを示した図である。なお、図4(a)、図5(a)、図6(a)及び図7(a)は、スプリンクラーヘッド100の縦断面図であり、図4(b)、図5(b)、図6(b)及び図7(b)は、スプリンクラーヘッド100を底部側から見た図である。図4〜図7を参照してスプリンクラーヘッド100の動作について説明する。
本実施の形態に係るスプリンクラーヘッド100は、フレーム20に設けられた複数の球状部80の外側面と当接するように、円環状の感熱部70が設けられている。そして、この感熱部70は、フレーム20の周囲に沿うように設けられている。このように、感熱部70は、フレーム20の周囲に沿うように設けられているため、スプリンクラーヘッド100は、感熱部70とフレーム20とが一体的となるような構成となっており、耐衝撃性が高くなっている。
すなわち、感熱部70は、従来のスプリンクラーヘッドの感熱部のようにフレームから離間した下側に配置されておらず、感熱部70自体にものが当たって衝撃が加わっても内側のフレーム20の外周面が感熱部70を支えるため、破損しにくい。このように、本実施の形態に係るスプリンクラーヘッド100は、感熱部70を有するため、従来のものと比較すると耐衝撃性能が向上したものとなっている。
すなわち、本実施の形態に係るスプリンクラーヘッド100は、コンパクトな構造であって部品点数が抑制されているため、動作信頼性が高く、また、低コストで製造することができる。
Claims (7)
- 放水口が形成された本体と、
前記本体の前記放水口に取り付けられた弁体と、
前記弁体の下側に設けられ、前記弁体を支持するスライダーと、
前記本体に接続され、前記スライダーの少なくとも一部を収容するフレームと、
前記フレームに設けられ、前記スライダーを係止する複数の球状部と、
熱により溶ける半田を有し、前記フレーム及び前記複数の球状部の外側面と当接し、前記複数の球状部を支持する感熱部と、
を備えた
ことを特徴とするスプリンクラーヘッド。 - 前記感熱部は、
複数の感熱板を有し、
前記感熱板が前記半田で接合されて円環状に構成された
ことを特徴とする請求項1に記載のスプリンクラーヘッド。 - 前記感熱部は、
円環状に配置された複数の前記感熱板で構成された円環部を有し、
前記円環部が径方向に複数重ね合わされて構成された
ことを特徴とする請求項2に記載のスプリンクラーヘッド。 - 前記感熱部は、
隣接する前記円環部の間に前記半田が充填されて隣接する前記円環部が固定され、
前記円環部は、
隣接する前記感熱板の間に隙間が形成されている
ことを特徴とする請求項3に記載のスプリンクラーヘッド。 - 前記スライダーは、
前記フレームの下側に設けられた平板状の平板部と、
前記平板部の中央側から上側に突出し、前記弁体を支持する中央凸部と、
前記平板部のうちの前記中央凸部の外側から上側に突出し、前記複数の球状部に係止されて前記複数の球状部に支持される傾斜面が形成された円筒状部とを有する
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のスプリンクラーヘッド。 - 前記フレームは、
外周面側から内周面側に向かって開口形成され、前記球状部が収容される窓部を有し、
前記球状部は、
前記窓部に収容されている状態において、前記窓部の底面、前記感熱部の内周面及び前記円筒状部の前記傾斜面と当接している
ことを特徴とする請求項5に記載のスプリンクラーヘッド。 - 前記球状部は、
前記窓部及び前記傾斜面と当接している部分が球状に形成され、前記感熱部と当接している部分が平坦状に形成されている
ことを特徴とする請求項6に記載のスプリンクラーヘッド。
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Family
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Family Applications (1)
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2014
- 2014-01-21 JP JP2014008722A patent/JP6246000B2/ja active Active
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