JP6245450B2 - 転写ユニット及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、転写ユニット及び画像形成装置に関し、特に、感光体表面を光照射によって除電する除電部を清掃する技術に関する。
一般的な画像形成装置としては、例えば、感光体を一様に帯電させ(帯電工程)、電荷を帯びた感光体表面にレーザー光を照射して、感光体表面に潜像を形成し(露光工程)、潜像をトナーで可視像化し(現像工程)、可視像化することによって形成されたトナー像を、転写ベルトに載置された用紙に転写し(転写工程)、転写したトナー像を用紙に定着させる(定着工程)、といった5つのプロセスからなる、ゼログラフィー(Xerography)方式と呼ばれる技術を採用したものがよく知られている。
そして、上記したように、感光体に形成されたトナー像を、転写ベルトに載置された用紙に直接転写させるのではなく、感光体に形成されたトナー像を、転写ベルトに一旦転写させて(一次転写)、転写ベルトに転写されたトナー像を用紙に二次転写させる方式もよく知られている。
これら方式を採用した画像形成装置では、帯電工程前の感光体表面における電位の乱れなどによって、画像形成結果にゴーストと呼ばれる残像などが入るおそれがある。感光体表面における電位の乱れの主たる原因は、画像形成時における電荷の残存にあるので、その解決策として、転写工程後や帯電工程前などに、感光体表面を除電するといったことが知られている。具体的には、感光体に対向する位置に、除電光としての光を照射する除電部を設け、この除電部をLED(Light Emitting Diode)などの光源に接続するといった方法が挙げられる。
ところが、画像形成装置を長期間にわたって使用していると、除電部の照射面にトナーなどが付着して汚れ、除電部から照射される除電光量が低下し、感光体表面を十分に除電することができないおそれがある。
このような問題の解決策として、例えば、下記の特許文献1には、除電光を照射する除電部と摺接するように設けられた清掃部を備え、感光体などから構成される画像形成ユニットの画像形成装置本体への着脱行為に合わせて、除電部の清掃を行うようにすることが開示されている。
特開2005−55677号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、画像形成ユニットの着脱時にしか、除電部は清掃されず、清掃頻度が少ないため、除電光量の低下を抑えることが難しいという問題があった。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであって、確実に除電部を清掃して除電光量の低下を的確に抑えることを目的とする。
本発明の一局面に係る転写ユニットは、前記転写ベルトを挟んで前記感光体に対向して配置された転写ローラーと、
前記感光体の表面に除電光としての光を照射する除電部の照射面と、当該除電部に対向して設けられた前記感光体の表面との間に配置されて前記照射面に接触可能な接触部とを有し、前記転写ベルト側に取り付けられた照射面清掃部と、を備え、
前記転写ベルト及び前記転写ローラーによる前記感光体に対して離間する方向への移動に伴う前記照射面清掃部の移動に合わせて、前記接触部が前記照射面を摺擦する構成とされたものである。
また、本発明の一局面に係る画像形成装置は、前記感光体と、前記除電部と、前記転写ユニットとを、画像形成部として備えるものである。
本発明によれば、照射面清掃部における接触部が、転写ベルト及び転写ローラーの感光体に対する接離方向における移動に合わせて、除電部の照射面を摺動するので、前記照射面に付着しているトナーなどの汚れが確実に掃きとられ、前記除電部からの除電光量の低下が的確に抑えられる。
なお、転写ユニットには、前記転写ベルトや前記転写ローラーを感光体に対して圧接又は離間する接離機構を備え、適当なタイミングで(例えば、画像形成の終了後に)、前記転写ベルトや前記転写ローラーを前記感光体から離間させるものがある。この場合には、前記転写ベルトや前記転写ローラーの移動が適宜行われるので、前記除電部を頻繁に清掃することが可能となる。
本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の構造を示した模式的な部分断面正面図である。 本発明の第1実施形態に係る転写ユニット及びその周辺部を模式的に示した正面透視図である。 (A)は、本発明の第1実施形態に係る照射面清掃部及びその周辺部を示した斜視図であり、(B)は、(A)におけるA方向から見た図である。 (A)は、本発明の第1実施形態に係る中間転写ベルトを感光体に対して圧接している状態を示した図であり、(B)は、中間転写ベルトを感光体から離間させている状態を示した図である。 (A)は、本発明の第1実施形態に係る照射面清掃部及びその周辺部を示した斜視図であり、(B)は、(A)におけるA方向から見た図である。
以下、本発明に係る転写ユニット及びこれを備えた画像形成装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の構造を示した模式的な部分断面正面図である。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置1は、例えば、コピー機能や、プリンター機能、スキャナー機能、ファクシミリ機能のような複数の機能を備えた複合機である。画像形成装置1は、装置本体11に、操作部47、原稿給送部6、及び原稿読取部5を含んで構成いる。
操作部47は、画像形成装置1が実行可能な各種動作及び処理について操作者から画像形成動作実行指示や原稿読取動作実行指示などの指示を受け付けるものであり、操作者への操作案内などを表示する表示部473を備えている。
画像形成装置1で原稿読取動作が行われる場合について説明する。原稿給送部6により給送されてくる原稿、又は原稿載置ガラス161に載置された原稿の画像を、原稿読取部5が光学的に読み取り、そして画像データを生成する。原稿読取部5により生成された画像データは、内蔵HDD(Hard Disk Drive)、又はネットワーク接続されたコンピューターなどに保存される。
画像形成装置1で画像形成動作が行われる場合について説明する。原稿読取動作により生成された画像データや、内蔵HDDに記憶されている画像データ、ネットワーク接続されたコンピューターから受信した画像データなどに基づいて、画像形成部12が、給紙部14から給紙される記録紙としての用紙Pにトナー像を形成する。
画像形成部12は、マゼンタ(M)用の画像形成ユニット12M、シアン(C)用の画像形成ユニット12C、イエロー(Y)用の画像形成ユニット12Y、及びブラック(Bk)用の画像形成ユニット12Bkを含んで構成され、これら画像形成ユニット12M,12C,12Y,12Bkはそれぞれドラム型の感光体121M,121C,121Y,121Bkを備え、感光体121M,121C,121Y,121Bkは、図中の反時計回りに回転駆動するようになっている。なお、これらドラム型の感光体121M,121C,121Y,121Bkは、特許請求の範囲における感光体の一例となる。画像形成部12は、転写ユニット120(図2)を含む。
転写ユニット120は、その外周面にトナー像が転写される中間転写ベルト125、駆動ローラー125A、従動ローラー125B、及び一次転写ローラー126を含んで構成されている。なお、転写ユニット120、中間転写ベルト125、一次転写ローラー126はそれぞれ、特許請求の範囲における転写ユニット、転写ベルト、転写ローラーの一例となる。
中間転写ベルト125は、駆動ローラー125Aと従動ローラー125Bとの間に張架され、感光体121M,121C,121Y,121Bkの周面に当接した状態で駆動ローラー125Aによって駆動され、感光体121M,121C,121Y,121Bkと同期しながら、無端走行する。
次に、カラー印刷が行われる場合について説明する。感光体121M,121C,121Y,121Bkの周囲が一様に帯電され(帯電工程)、電荷を帯びた感光体121M,121C,121Y,121Bkの表面に、画像データに基づいて、レーザー光が照射されて潜像が形成され(露光工程)、潜像がトナーで可視像化され(現像工程)、可視像化することによって形成されたトナー像が一次転写ローラー126によって中間転写ベルト125上に転写されるようになっている。
中間転写ベルト125上に転写される各色(マゼンタ、シアン、イエロー、ブラック)のトナー像は、転写タイミングを調整して中間転写ベルト125上で重ね合わされ、カラーのトナー像となる。
二次転写ローラー210は、中間転写ベルト125の表面に形成されたカラーのトナー像を、中間転写ベルト125を挟んだ、駆動ローラー125Aとのニップ部Nにおいて、給紙部14から搬送路190を搬送されてきた用紙Pに転写させるものである。なお、ここまで説明したのはカラー印刷の場合であり、モノクロ印刷の場合には、マゼンタ用、シアン用、及びイエロー用の感光体121M,121C,121Yは使用されず、ブラック用の感光体121Bkだけが使用されることになる。
定着部13は、熱圧着によりトナー像を用紙Pに定着させるものであり、定着処理が施されたカラー画像形成済みの用紙Pは、排出トレイ151に排出されることになる。
給紙部14は、複数の給紙カセット、及び各給紙カセットに収容された記録紙をピックアップするためのピックアップローラー145を含んで構成され、操作者による指示などで指定されたサイズの記録紙をピックアップするように、対応するピックアップローラー145を回転駆動させて、指定された記録紙をニップ部Nに向けて搬送するものである。
画像形成装置1で両面印刷が行われる場合について説明する。画像形成部12により一方の面に画像が形成された用紙Pを、排出ローラー対159に挟まれた状態とした後、用紙Pを排出ローラー対159によりスイッチバックさせて反転搬送路195に送り、搬送ローラー対19により用紙Pを搬送方向上流域へ再度搬送する。これにより、用紙Pのもう一方の面にも画像を形成することができる。
除電部50は、感光体121M,121C,121Y,121Bkの表面に残存する電荷を除去するためのものであり、画像形成ユニット12M,12C,12Y,12Bkによる画像形成後に、感光体121M,121C,121Y,121Bkの表面に除電光を照射するものである。なお、除電部50は、特許請求の範囲における除電部の一例となる。
図2は、本発明の第1実施形態に係る転写ユニット及びその周辺部を模式的に示した正面透視図である。図2に示すように、転写ユニット120は、上述した中間転写ベルト125、駆動ローラー125A、従動ローラー125B、及び一次転写ローラー126に加えて、一次転写ローラー126を保持する保持体127と、除電部50の照射面50aに接触可能な接触部128a及び接触部128aを支持する支持部128bを有する照射面清掃部128とを含んで構成されている。
接離機構129は、中間転写ベルト125又は一次転写ローラー126を、感光体121M,121C,121Y,121Bkに対して圧接又は離間するものである。なお、照射面清掃部128、接離機構129はそれぞれ、特許請求の範囲における照射面清掃部、接離機構の一例となる。
照射面清掃部128は、除電部50の照射面50aを清掃するものであり、照射面清掃部128の接触部128aは、除電部50の照射面50aと感光体121M,121C,121Y,121Bkの表面との間に配置される。図3(A)は、照射面清掃部128及びその周辺部を示した斜視図であり、図3(B)は、(A)における矢印A方向から見た図である。
図3に示したように、棒状の除電部50は、対応するドラム型の感光体121M,121C,121Y,121Bkと互いの軸が平行となるように、一定の距離を隔てて、対向する配置とされている。
照射面清掃部128は、除電部50の長手方向に延びる。照射面清掃部128は、接触部128aと、支持部128bとを含んで構成されている。
接触部128aは、中間転写ベルト125(図2)とは反対側となる照射面清掃部128端に設けられている。接触部128aは、除電部50の長手方向の軸と平行に、除電部50に対向して配置されている。すなわち、照射面清掃部128は、感光体121M,121C,121Y,121Bkの表面に対して、接触部128aが接触可能となる位置に配設されている。
支持部128bは、接触部128aを支持する一対の部材である。支持部128bは、その基端側で保持体127(図2)に接続されて下方に延び、先端側で接触部128aを支持する。
照射面清掃部128において、接触部128aと中間転写ベルト125(図2)との間となる部分には、空隙Sが形成されている。照射面清掃部128は、画像形成動作時における中間転写ベルト125及び一次転写ローラー126の配置状態では、空隙Sが、除電部50の照射面から照射された除電光が感光体121M,121C,121Y,121Bkに向かう位置に配置されている。これにより、除電部50から照射される除電光が感光体121M,121C,121Y,121Bkへ到達するのを妨げない。図3(A)(B)においては、接触部128aの上方であり、支持部128bに挟まれた領域が空隙Sとなる。
照射面清掃部128を構成する接触部128aは、不織布や弾性部材など、比較的高い柔軟性を有するもので構成されることが望ましいが、接触部128aの部材としては、これらに限定されるものではなく、除電部50の照射面50aを傷付けたりすることなく、照射面50aに付着している汚れなどを取れるものであればよい。
接離機構129(図2)は、画像形成が行われる時、中間転写ベルト125及び一次転写ローラー126を感光体121M,121C,121Y,121Bkに近接させるように動作し、画像形成が行われない時には、中間転写ベルト125及び一次転写ローラー126を感光体121M,121C,121Y,121Bkから離間させるように動作する。
図4(A)は、中間転写ベルト125を感光体121M,121C,121Y,121Bkに対して近接させている状態を示した図であり、図4(B)は、中間転写ベルト125を感光体121M,121C,121Y,121Bkから離間させている状態を示した図である。
接離機構129の一例について説明する。例えば、図2に示した駆動ローラー125Aとブラック用の感光体121Bkに対応する一次転写ローラー126との間と、従動ローラー125Bとマゼンタ用の感光体121Mに対応する一次転写ローラー126との間にそれぞれバックアップローラーを配設する、といった機構が挙げられる。
例えば、これらバックアップローラーを上方へ移動させると、これと共に、中間転写ベルト125及び一次転写ローラー126が持ち上がり、感光体121M,121C,121Y,121Bkから離間する方向に移動する。その逆に、バックアップローラーを下方へ移動させると、中間転写ベルト125及び一次転写ローラー126は感光体121M,121C,121Y,121Bkに対して近接する方向に移動する。
また、別の一例としては、図2に示した保持体127の上面に、偏心カムを当接し、偏心カムを回転させることによって、保持体127を上下に移動させ、一次転写ローラー126を感光体121M,121C,121Y,121Bkに対して近接させたり、離間させたりする、といった機構も採り得る。一次転写ローラー126が、感光体121M,121C,121Y,121Bkから離間すると、中間転写ベルト125にかかる張力が変化し、その結果として、中間転写ベルト125も感光体121M,121C,121Y,121Bkから離間する。
照射面清掃部128の支持部128bは、保持体127に接続されているので、図5(A)(B)に示すように、保持体127に保持されている一次転写ローラー126の移動に合わせて移動する。図5は、照射面清掃部128が上方に移動した状態を示し、図5(A)は、照射面清掃部128及びその周辺部を示した斜視図であり、図5(B)は、(A)における矢印A方向から見た図である。
このとき、図5(A)(B)に示すように、照射面清掃部128は、一次転写ローラー126の感光体121M,121C,121Y,121Bkに対する上記近接に合わせて下方に移動し、一次転写ローラー126の感光体121M,121C,121Y,121Bkに対する離間に合わせて上方に移動する。照射面清掃部128は画像形成動作時には、除電部50よりも下方に位置し、空隙Sが除電部50及び感光体121M,121C,121Y,121Bk間に位置している。ここから、照射面清掃部128が上記上方への動作を行ったときは、接触部128aは除電部50に接触して更に上方に位置するまで移動可能とされている。
これにより、除電部50の照射面50aに接触可能な接触部128aは、一次転写ローラー126の感光体121M,121C,121Y,121Bkに対する接触や離間に合わせて、除電部50の照射面50aを摺動する。
以上、上記実施形態では、照射面清掃部128の接触部128aが、一次転写ローラー126の移動に合わせて、除電部50の照射面50aを摺動し、照射面50aに付着しているトナーなどの汚れを掃きとり、除電部50からの除電光量の低下を確実に抑制可能である。また、接離機構129による一次転写ローラー126の移動は適宜行われることで、除電部50における照射面50aの清掃を頻繁に行うことができる。
中間転写ベルト125及び一次転写ローラー126を感光体121M,121C,121Y,121Bkに対して近接及び離間する接離機構129については、除電部50の照射面50aを清掃するため専用に新たに装備する必要はなく、中間転写ベルト125や一次転写ローラー126、感光体121M,121C,121Y,121Bk、その周りの部品などの交換を可能にする等のために装備された機構を適用可能である。これによりの複雑な機構の追加や、コスト増加を抑えることができる。
上記実施形態では、画像形成が行われる時に行われる、中間転写ベルト125や一次転写ローラー126の感光体121M,121C,121Y,121Bkに対する圧接や、画像形成が行われない時に行われる、中間転写ベルト125や一次転写ローラー126の感光体121M,121C,121Y,121Bkからの離間動作に合わせて、照射面清掃部128の接触部128aを除電部50の照射面50aに摺擦させる場合について説明しているが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
画像形成装置1には、モノクロ印刷時に、中間転写ベルト125や一次転写ローラー126を、画像形成に使用されないマゼンタ用、シアン用、及びイエロー用の感光体121M,121C,121Yから離間させる、いわゆる3色解除と呼ばれる機能を備えているものがある。
そこで、この機能を利用し、モノクロ印刷時に行われる、中間転写ベルト125や一次転写ローラー126の感光体121M,121C,121Yからの離間や、カラー印刷時に行われる、中間転写ベルト125や一次転写ローラー126の感光体121M,121C,121Yに対する圧接に合わせて、照射面清掃部128の接触部128aを除電部50の照射面50aに摺動させるようにしても良い。
また、接触部128aの照射面50aに対する摺動は、画像形成が行われる時などに行われる、中間転写ベルト125や一次転写ローラー126の感光体121M,121C,121Y,121Bkに対する近接や離間の場合だけでなく、転写ユニット120の着脱時にも行われる。そのため、転写ユニット120の着脱時にも、除電部50の照射面50aを清掃することができる。
また、上記実施形態では、照射面清掃部128は、接触部128aと中間転写ベルト125との間に空隙Sが形成されるような構成になっているが、照射面清掃部128の構成はこれに限定されるものではなく、除電部50の照射面50aを傷付けず、照射面50aから照射される除電光の感光体121M,121C,121Y,121Bkへの到達を妨げないような構成であれば、他の構成も採用し得る。例えば、アクリルなどの樹脂製の光透過部材から構成された透過部を、空隙Sとして、支持部128bの間に設けるようにしても良い。
なお、図1乃至図5を用いて上記各実施形態に示した構成及び処理は、本発明の一実施形態に過ぎず、本発明の構成及び処理はこれに限定されるものではない。
1 画像形成装置
50 除電部
50a 照射面
120 転写ユニット
121Bk,121C,121M,121Y 感光体
125 中間転写ベルト
126 一次転写ローラー
128 照射面清掃部
128a 接触部
129 接離機構

Claims (6)

  1. 複数のローラー間に張架されて走行し、感光体の周面に接触可能な無端状の転写ベルトと、
    前記転写ベルトを挟んで前記感光体に対向して配置された転写ローラーと、
    前記感光体の表面に除電光としての光を照射する除電部の照射面と、当該除電部に対向して設けられた前記感光体の表面との間に配置されて前記照射面に接触可能な接触部とを有し、前記転写ベルト側に取り付けられた照射面清掃部と、を備え、
    前記転写ベルト及び前記転写ローラーによる前記感光体に対して離間する方向への移動に伴う前記照射面清掃部の移動に合わせて、前記接触部が前記照射面を摺擦する構成とされ
    前記照射面清掃部は前記除電部の長手方向に延び、前記接触部は、前記転写ベルトとは反対側となる前記照射面清掃部端に設けられ、前記除電部の長手方向の軸と平行に、前記除電部に対向して配置され、
    前記照射面清掃部は、前記接触部から前記転写ベルトまでの間に透過部が形成され、画像形成動作時における前記転写ベルト及び前記転写ローラーの配置状態では、前記透過部が、前記除電部の照射面から照射された除電光が前記感光体に向かう位置に配置されている転写ユニット。
  2. 前記透過部が空隙とされている請求項に記載の転写ユニット。
  3. 前記透過部が光透過部材により形成されている請求項に記載の転写ユニット。
  4. 複数のローラー間に張架されて走行し、感光体の周面に接触可能な無端状の転写ベルトと、
    前記転写ベルトを挟んで前記感光体に対向して配置された転写ローラーと、
    前記感光体の表面に除電光としての光を照射する除電部の照射面と、当該除電部に対向して設けられた前記感光体の表面との間に配置されて前記照射面に接触可能な接触部とを有し、前記転写ベルト側に取り付けられた照射面清掃部と、を備え、
    前記転写ベルト及び前記転写ローラーによる前記感光体に対して離間する方向への移動に伴う前記照射面清掃部の移動に合わせて、前記接触部が前記照射面を摺擦する構成とされ、
    前記転写ベルト及び前記転写ローラーを前記感光体に対して接離させる接離機構を備え、
    前記転写ベルト及び前記転写ローラーの前記感光体に対する接離動作に伴って、前記接触部が前記照射面を摺擦する転写ユニット。
  5. 前記接触部は、不織布又は弾性部材からなる請求項1乃至請求項のいずれかに記載の転写ユニット。
  6. 前記感光体と、前記除電部と、請求項1乃至請求項のいずれかに記載の転写ユニットとを、画像形成部として備える画像形成装置。
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