JP4795150B2 - プロセスカートリッジ、画像形成装置 - Google Patents
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また、請求項2の発明は、請求項1のプロセスカートリッジにおいて、上記クリーニング手段が1つ以上のブラシローラを有しており、該クリーニング手段における上記サブモジュールには、該1つ以上のブラシローラが設けられていることを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1または2のプロセスカートリッジにおいて、上記クリーニング手段における上記サブモジュールが、上記トナー回収部の近傍に回動可能に軸支されており、該サブモジュールは、上記トナー架橋防止部材が上記トナー搬送スクリュウから離間するように該サブモジュールを回動させた後、該クリーニング手段から取り出し可能であることを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、潜像担持体と、該潜像担持体に作用する1つ以上のプロセス手段とを一体にし、画像形成装置本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジを備える画像形成装置において、該プロセスカートリッジとして、請求項1、2または3のプロセスカートリッジを備えることを特徴とするものである。
図2は、本実施形態に係る複写機全体の概略構成図である。
この複写機は、複写機本体100と、この複写機本体を載置する給紙テーブル200と、その複写機本体上に取り付けるスキャナ300と、このスキャナの上部に取り付けられる原稿自動搬送装置(ADF)400とから構成されている。
複写機本体100には、中間転写ベルト10が設けられている。この中間転写ベルト10は、3つの支持部材である支持ローラ14,15,16に張架された状態で、図3中時計回り方向に回転駆動される。支持ローラのうちの第1支持ローラ14と第2支持ローラ15との間のベルト張架部分には、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4つの画像形成ユニット18Y,18C,18M,18BKが並んで配置されている。これらの画像形成ユニット18Y,18C,18M,18BKの上方には、図2に示すように、露光装置21が設けられている。この露光装置21は、スキャナ300で読み取った原稿の画像情報に基づいて、各画像形成ユニットに設けられる潜像担持体としての感光体3Y,3C,3M,3BK上に静電潜像を形成するためのものである。また、支持ローラのうちの第3支持ローラ16に対向する位置には、2次転写装置22が設けられている。この2次転写装置22は、2つのローラ23a,23b間に表面移動部材としての転写部材である無端ベルト状の2次転写ベルト24が張架した構成を有する。そして、中間転写ベルト10上のトナー像を記録材としての転写紙上に2次転写する際には、2次転写ベルト24を第3支持ローラ16に巻き付いた中間転写ベルト10部分に押し当てて2次転写を行う。なお、2次転写装置22は、2次転写ベルト24を用いた構成でなくても、例えば転写ローラを用いた構成としてもよい。また、中間転写ベルト10の支持ローラのうちの第2支持ローラ15に対向する位置には、ベルトクリーニング装置17が設けられている。このベルトクリーニング装置17は、転写紙に中間転写ベルト10上のトナー像を転写した後に中間転写ベルト10上に残留する残留トナーを除去するためのものである。また、複写機本体100には、転写紙上に転写されたトナー像を転写紙に定着させる定着装置27も設けられている。
このような動作の繰り返しにより、現像装置内のトナー濃度が薄くなると、それをトナー濃度センサが検出し、その検出結果に基づいて現像装置内にトナーが補給される。
上記構成をもつ複写機を用いて原稿のコピーをとる場合、まず、原稿自動搬送装置400の原稿台30に原稿をセットする。または、原稿自動搬送装置400を開いてスキャナ300のコンタクトガラス32上に原稿をセットし、原稿自動搬送装置400を閉じてそれで押さえる。その後、ユーザーが図示しないスタートスイッチを押すと、原稿自動搬送装置400に原稿をセットしたときには、原稿がコンタクトガラス32上に搬送される。そして、スキャナ300が駆動して第1走行体33および第2走行体34が走行を開始する。これにより、第1走行体33からの光がコンタクトガラス32上の原稿で反射し、その反射光が第2走行体34のミラーで反射されて、結像レンズ35を通じて読取センサ36に案内される。このようにしいて原稿の画像情報を読み取る。
図5は本発明の一実施形態であるプロセスカートリッジ1の構造を示す概略図である。
図4及び図5に示すように、プロセスカートリッジ1は、プロセスカートリッジ枠体(以下、「枠体」と記すことがある。)2に潜像担持体である感光体3と各プロセス手段として帯電手段である帯電モジュール4、現像手段である現像モジュール5、クリーニング手段であるクリーニングモジュール6を備えることができる。なお、プロセスカートリッジ1そのものも交換可能であり、プロセスカートリッジ1を画像形成装置100本体から取り外した状態で、感光体3、帯電モジュール4、現像モジュール5、クリーニングモジュール6は、モジュール単位で新しいものと交換可能である。また、各モジュールはそれ自体でサービスマン、ユーザによる取り扱いが可能である。
また、本実施形態によれば、上記ブラシモジュール6aが上記トナー回収部83の近傍に回動可能に軸支されており、該ブラシモジュール6aは、上記トナー架橋防止部材69が上記搬送オーガ65から離間するように該ブラシモジュール6aを回動させた後、上記クリーニングモジュール6から取り出し可能である。これにより、簡単な構成でクリーニングモジュール6からブラシモジュール6aを取り出すときに、トナーをまき散らすことを抑制することができる。
2 プロセスカートリッジ枠体
2a 第1のプロセスカートリッジ枠体
2b 第2のプロセスカートリッジ枠体
3 感光体
6 クリーニングモジュール
6a ブラシモジュール
6a−1 ブラシ保持部材
6a−2 フリッカー
64 トナー除去ブラシ
65 搬送オーガ
66 回収・塗布ブラシ
69 トナー架橋防止部材
Claims (4)
- 潜像担持体と、
該潜像担持体に作用する1つ以上のプロセス手段と、
該潜像担持体と該プロセス手段とをそれぞれ個別に着脱可能なように一体に支持する開放移動可能な、第1の枠体と第2の枠体とからなるプロセスカートリッジ枠体とを備え、かつ、画像形成装置本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、
該プロセス手段は、該プロセス手段が有する交換時期が略同一の複数の部材を一体に設けたサブモジュールを備えており、該サブモジュールは、該プロセス手段に対して着脱可能であり、
該プロセス手段には、トナー回収部と、回収したトナーの架橋を防止するトナー架橋防止部材とを少なくとも有するクリーニング手段が含まれており、
該クリーニング手段における該サブモジュールには、少なくとも該トナー架橋防止部材が設けられており、
該クリーニング手段は該トナー回収部に、回収したトナーを搬送するトナー搬送スクリュウを有しており、
該トナー架橋防止部材は、該トナー搬送スクリュウに接触するように設けられており、
該クリーニング手段における該サブモジュールを該クリーニング手段から取り出すときに、該トナー架橋防止部材が、該トナー搬送スクリュウから離間するように設けられていることを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 請求項1のプロセスカートリッジにおいて、
上記クリーニング手段が1つ以上のブラシローラを有しており、該クリーニング手段における上記サブモジュールには、該1つ以上のブラシローラが設けられていることを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 請求項1または2のプロセスカートリッジにおいて、
上記クリーニング手段における上記サブモジュールが、上記トナー回収部の近傍に回動可能に軸支されており、該サブモジュールは、上記トナー架橋防止部材が上記トナー搬送スクリュウから離間するように該サブモジュールを回動させた後、該クリーニング手段から取り出し可能であることを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 潜像担持体と、
該潜像担持体に作用する1つ以上のプロセス手段とを一体にし、画像形成装置本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジを備える画像形成装置において、
該プロセスカートリッジとして、請求項1、2または3のプロセスカートリッジを備えることを特徴とする画像形成装置。
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