JP6242767B2 - 蒸発燃料処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料タンク内で発生した蒸発燃料を処理する蒸発燃料処理装置に関する。
従来、蒸発燃料処理装置として、キャニスタと称される装置が知られている。キャニスタは、燃料タンク内で発生したガソリンベーパ(蒸発燃料)を吸着し、所定条件で吸着したガソリンベーパを脱離させてエンジン側に送る。このキャニスタは、概略、容器としてのケースと、ケース内に充填される吸着材とを備える。また、ケースには、ガソリンベーパが送られるためのタンクポートと、ガソリンベーパを送るためのパージポートと、大気を出入可能とする大気ポートと、が設けられている。なお、吸着材には、ガソリンベーパに対して吸着脱離作用を有する活性炭等が用いられている。
ところで、上記したケースの外周には適宜のリブが設けられている。このリブは、キャニスタの持ち運ぶ際の手のかかる箇所として設定されるほか、ケースの剛性を高めるためやケース自体の外気との熱交換性を高めるためなどの観点から設定される。このため、このようなリブは、ケースの外周面に多く設けるようにしておきたい(例えば下記特許文献1参照)。
特開2013−249752号公報
ところで、ケースの外周面に多くのリブが設けられることとなると、リブによって格子形に区画された箇所が生じることがある。このように区画された箇所がケースの上面として配置されていると、この区画された箇所に水が溜まってしまう。このように溜まった水は、ケースを劣化させる要因となり得るものであり、特に融雪剤などの塩化カルシウムが溜まった水に含まれていると、ケースの劣化は著しく進んでしまう。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであって、本発明が解決しようとする課題は、車両に搭載されて該車両の燃料タンク内にて発生した蒸発燃料を処理する蒸発燃料処理装置において、ケースの外周面に水が溜まってしまうことによるケースの劣化を抑えることにある。
上記した課題を解決するにあたって、本発明に係る蒸発燃料処理装置は次の手段をとる。すなわち、本発明の第1の発明に係る蒸発燃料処理装置は、車両に搭載されて該車両の燃料タンク内にて発生した蒸発燃料を処理する蒸発燃料処理装置であって、前記蒸発燃料を吸着脱離する吸着材が内部に充填される内部中空のケースを有し、前記ケースの外周面の一面には、互いに交わることなく線条に張り出される複数の並列リブと、隣り合う前記並列リブの双方に連接されながら線条に張り出される交差リブとが設けられており、前記交差リブは、隣り合う前記並列リブ同士の間に1つ以下にて設定される、という構成である。
この第1の発明に係る蒸発燃料処理装置によれば、隣り合う並列リブの双方に連接されながら線条に張り出される交差リブとが設けられている。ここで、交差リブは、隣り合う並列リブ同士の間に1つ以下にて設定されるので、複数の並列リブと1つ以下の交差リブとは、ケースの外周面の一面を囲うように区画することがなくなる。これによって、このケースの外周面の一面に水が滴り落ちることがあったとしても、この滴り落ちた水は、このケースの外周面の一面に留まることなく流れ落ちてしまう。なお、このような水の流れ落ちは、車両のエンジン振動や走行振動などを受けることによって、より流れ落ち易いものとなっている。したがって、ケースの外周面の一面に水が溜まってしまうことを防いで、このケースの外周面の一面に溜まった水でケースを劣化させてしまうことを抑えることができる。
また、第2の発明に係る蒸発燃料処理装置は、前記第1の発明に係る蒸発燃料処理装置において、前記並列リブ同士の間に設定される前記交差リブの全てが連なっている、という構成である。この第2の発明に係る蒸発燃料処理装置によれば、並列リブ同士の間に設定される交差リブの全てが連なっているので、交差リブの剛性を高めることができる。これによって、ケースの剛性を高めることができる。
また、第3の発明に係る蒸発燃料処理装置は、前記第1または前記第2の発明に係る蒸発燃料処理装置において、蒸発燃料処理装置を車両に搭載した際の上面の位置が、前記ケースの外周面の前記一面として配置されるように該蒸発燃料処理装置が設定される、という構成である。この第3の発明に係る蒸発燃料処理装置によれば、蒸発燃料処理装置を車両に搭載した際の上面の位置がケースの外周面の一面として配置されるように該蒸発燃料処理装置が設定されるので、ケースの外周面の一面に水が溜まってしまうことを良好に防ぐことができる。
また、第4の発明に係る蒸発燃料処理装置は、前記第3の発明に係る蒸発燃料処理装置において、前記ケースの外周面の前記一面とは反対側面となる前記ケースの外周面の他面には、格子形に張り出される格子形リブが設けられている、という構成である。この第4の発明に係る蒸発燃料処理装置によれば、ケースの外周面の他面には格子形に張り出される格子形リブが設けられているので、ケースの剛性を高めることができつつケースの外気との熱交換性を高めることができる。
また、第5の発明に係る蒸発燃料処理装置は、前記第3または前記第4の発明に係る蒸発燃料処理装置において、前記ケースには、前記蒸発燃料が送られるためのタンクポートと、前記蒸発燃料を送るためのパージポートと、大気を出入可能とする大気ポートとが、共に同じ方向に向いて設けられており、前記交差リブは、前記タンクポートと前記パージポートと前記大気ポートとが向いている方向と同じ方向に延びている、という構成である。この第5の発明に係る蒸発燃料処理装置によれば、ケースにはタンクポートとパージポートと大気ポートとが共に同じ方向に向いて設けられている。ここで、交差リブは、これらのポートが向いている方向と同じ方向に延びているので、最も長く設定可能なリブを交差リブとすることができる。逆に、最も長い範囲に並列リブを複数設けることができる。これによって、ケースの外周面の一面に複数の並列リブと1つ以下の交差リブとを設けるにあたって、この一面になるべく多くのリブを設定することができる。したがって、ケースの外周面の一面に水が溜まってしまうことを防ぎながら、ケースの剛性を高めつつケースの外気との熱交換性を高める。
また、第6の発明に係る蒸発燃料処理装置は、前記第3から前記第5のいずれかの発明に係る蒸発燃料処理装置において、前記ケースの外周面は、前記一面と、前記他面と、該一面と該他面とを連接する側面とを有する、という構成である。この第6の発明に係る蒸発燃料処理装置によれば、ケースの外周面は、一面と、他面と、一面と他面とを連接する側面を有する。ここで、一面は、蒸発燃料処理装置を車両に搭載した際の上面の位置に配置される。これによって、他面と側面とには水が溜まらずに流れ落ちることとなり、水が溜まってしまうことによるケースの劣化を抑えることができる。
また、第7の発明に係る蒸発燃料処理装置は、前記第6の発明に係る蒸発燃料処理装置において、前記ケースの前記側面には、前記格子形リブと連なって形成される側面リブが設けられている、という構成である。この第7の発明に係る蒸発燃料処理装置によれば、ケースの側面には側面リブが設けられているので、ケースの剛性を高めることができつつケースの外気との熱交換性を高めることができる。また、この側面リブは、格子形リブと連なって形成されるので、側面リブの連なり方向へ剛性を高めることができる。これによって、ケースの剛性をより高めることができる。
また、第8の発明に係る蒸発燃料処理装置は、前記第1から前記第7のいずれかの発明に係る蒸発燃料処理装置において、前記並列リブ、前記交差リブ、前記格子形リブ、および前記側面リブは、前記ケースの外周面と連なる根元部分に向かうにしたがって、線条の厚み幅が厚くなるように設定されている、という構成である。この第8の発明に係る蒸発燃料処理装置によれば、ケースの外周面と連なる根元部分に向かうにしたがって線条の厚み幅が厚くなるように設定されているのでリブとしての剛性を高めることができる。
また、第9の発明に係る蒸発燃料処理装置は、前記第1から前記第8のいずれかの発明に係る蒸発燃料処理装置において、前記並列リブ、前記格子形リブ、および前記側面リブのいずれかは、互いに隣り合うリブ同士の間の距離が、7mm以上に設定されている、という構成である。この第9の発明に係る蒸発燃料処理装置によれば、互いに隣り合うリブ同士の間の距離が7mm以上に設定されているので、リブを成形する成形型の剛性を確保することができて安定して成形することができる。
第1の実施の形態のキャニスタの上面側の斜視図である。 キャニスタの下面側の斜視図である。 キャニスタの上面を示す平面図である。 キャニスタの下面を示す平面図である。 キャニスタの右側面を示す平面図である。 キャニスタの左側面を示す平面図である。 キャニスタの前面を示す平面図である。 キャニスタの後面を示す平面図である。 リブの直交断面を示す断面図である。 第2の実施の形態のキャニスタの上面側の斜視図である。 第3の実施の形態のキャニスタの上面側の斜視図である。
[第1の実施の形態]
以下に、本発明に係る蒸発燃料処理装置を実施するための第1の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1〜図8にて蒸発燃料処理装置としての第1の実施の形態となるキャニスタ10が図示されている。このキャニスタ10は、車両としての自動車に搭載される自動車用キャニスタであり、自動車に搭載される燃料タンク内にて発生したガソリンベーパを処理する。なお、ガソリンベーパは本発明に係る蒸発燃料に相当する。図中のキャニスタ10は、図面に記載のとおりの方向で自動車に横置きで搭載される。すなわち、図中に記載の上下の方向は、自動車に搭載されたキャニスタ10の上下方向を示しており、自動車の上下方向に基づいて規定される。また、図中に記載の前後の方向は、自動車に搭載されたキャニスタ10の前後方向を示しており、自動車の前進後進方向に基づいて規定される。また、図中に記載の左右の方向は、自動車に搭載されたキャニスタ10の左右方向を示しており、自動車の左右方向に基づいて規定される。
上記したように自動車に横置きで搭載されるキャニスタ10は、図1〜図8に示す外観のとおりで構成される。図1および図2はキャニスタ10の斜視図であり、図3〜図8はキャニスタ10の六面図となる平面図である。具体的には、図1はキャニスタ10の上面側斜視を示し、図2はキャニスタ10の下面側斜視を示している。図3はキャニスタ10の上面を示し、図4はキャニスタ10の下面を示している。図5はキャニスタ10の右側面を示し、図6はキャニスタ10の左側面示している。図7はキャニスタ10の前面を示し、図8はキャニスタ10の後面を示している。キャニスタ10は、内部中空のケース20を有する。ケース20の内部には、不図示の吸着材が充填される。吸着材は、活性炭などの粒状部材により形成される。吸着材は、ガソリンベーパを吸着脱離する性質を有する。このため、ケース20は、吸着材を充填可能に内部中空の容器状に形成される。
ところで、ケース20には、ケース20の内外を連通するポートが3つ設けられている。すなわち、ケース20には、ガソリンベーパが送られるためのタンクポート61と、ガソリンベーパを送るためのパージポート62と、大気を出入可能とする大気ポート63と、が設けられている。具体的には、タンクポート61は、不図示のホースを介して燃料タンク側に接続され、燃料タンク内にて発生したガソリンベーパをキャニスタ10内に導入するポートとなっている。また、パージポート62は、不図示のホースを介してエンジン側に接続され、キャニスタ10内にて発生したガソリンベーパを外部に排出するポートとなっている。また、大気ポート63は、不図示のホースを介して外気通気口側に接続され、キャニスタ10内に大気を出入可能とするポートとなっている。
上記した3つのポート61,62,63の開口方向は、共に同じ方向となる前側を向いて設定される。すなわち、ケース20は、タンクポート61およびパージポート62が設けられる主室ケース体21と、大気ポート63が設けられる副室ケース体25とを有する。このキャニスタ10は、U字フロー構造を有して構成されている。すなわち、キャニスタ10は、ケース20の内部を前後方向でU字形にガソリンベーパを流すことによってガソリンベーパの吸着脱離を行う。具体的には、図3における流れ方向F1に示すとおり、ガソリンベーパを吸着させるにあたっては、タンクポート61から送られるガソリンベーパは、主室ケース体21の内部を前から後に流され、この後に副室ケース体25の内部を後から前に流され、大気ポート63から排気される。また、図4における流れ方向F2に示すとおり、ガソリンベーパを脱離させるにあたっては、大気ポート63から送られた大気は、副室ケース体25の内部を前から後に流され、この後に主室ケース体21の内部を後から前に流され、パージポート62から排気される。つまり、タンクポート61、パージポート62、大気ポート63は、前後方向でU字形に流されるガソリンベーパの流れに沿った方向でケース20に設けられている。
上記したように、主室ケース体21と副室ケース体25とを有するケース20は、これら主室ケース体21と副室ケース体25とを一体にするように成形される。ケース20は、熱伝導性に優れた樹脂を材料として、主室ケース体21と副室ケース体25とを一体にして成形されている。なお、主室ケース体21と副室ケース体25との間には、主室ケース体21と副室ケース体25との両方に連接される連接部27が設けられている。具体的には、主室ケース体21は内部中空の略矩形に成形され、副室ケース体25は内部中空の略円筒形に成形されている。ここで、主室ケース体21のうち外部に面する露出面が、主室ケース体21の外周面210として設定される。この主室ケース体21の外周面210は、図示されるように、上面211、下面212、左側面213、右側面214の4つの面を有する。また、3つのポート61,62,63が設けられる面が前面215となっており、その反対側が後面216となっている。これに対し、副室ケース体25は、円筒外周面251が設けられている。なお、主室ケース体21の上面211が本発明に係るケースの外周面の一面に相当する。また、主室ケース体21の下面212が、本発明に係るケースの外周面の他面に相当する。つまり、主室ケース体21の下面212は、主室ケース体21の上面211とは反対側面となっている。
上記した主室ケース体21には、キャニスタ10を自動車に搭載する場合にキャニスタ10を固定するための2つのブラケット固定部22,23が設けられている。この2つのブラケット固定部22,23は、車体フレームに支持されるブラケット(不図示)に対して固定される部分である。具体的には、主室ケース体21の上面211には、前側ブラケット固定部22が設けられている。また、主室ケース体21の後面216には、後側ブラケット固定部23が設けられている。前側ブラケット固定部22は、主室ケース体21の前面215に近接した上面211に設けられている。つまり、前側ブラケット固定部22は、タンクポート61およびパージポート62に接近している。また、後側ブラケット固定部23は、主室ケース体21の後面216の略中央箇所に設けられている。このようにキャニスタ10は、主室ケース体21に設けられる前側ブラケット固定部22と後側ブラケット固定部23とを、車体フレームに支持されるブラケットに固定することにより、車体フレームに2点で支持を受けて自動車に搭載される。
次に、ケース20に設けられるリブ30について説明する。リブ30は、主室ケース体21の外周面210に設定される。具体的には、リブ30は、主室ケース体21の外周面210のうち、上面211、下面212、右側面214、後面216の4つの面に設定されている。なお、このリブ30は、上記もしたが、キャニスタ10の持ち運ぶ際の手のかかる箇所として設定されるほか、ケース20の剛性を高めるためや、ケース20自体の外気との熱交換性を高めるためなどの観点から設定される。以下、主室ケース体21の4つの面211,212,214,216に設定されるリブ30について説明する。
図1および図3に示すように、主室ケース体21の上面211には並列リブ31および交差リブ35の2種類のリブ30が設けられている。すなわち、並列リブ31は、左右方向に延びるリブ30として、主室ケース体21の上面211に複数本となる9本が等間隔で並べられて形成されている。この並列リブ31は、主室ケース体21の上面211において、線条に外側となる上側に張り出されている。この並列リブ31は、主室ケース体21の上面211において左右両側端まで延ばされている。つまり、並列リブ31は、主室ケース体21の上面211において左右範囲の全てに亘って設けられている。この並列リブ31は、主室ケース体21の上面211において前後方向の略中央箇所に偏って設けられている。9本の並列リブ31は、互いに平行に並列されている。つまり、これら並列リブ31は、互いに交わることなく9本全て同方向となる左右方向に延びている。この並列リブ31が延びる左右方向は、上記したタンクポート61とパージポート62と大気ポート63とが向く方向と直交する方向である。つまり、並列リブ31が延びる左右方向は、ガソリンベーパの流れ方向F1,F2とも直交する方向である。
交差リブ35は、前後方向に延びるリブ30として、主室ケース体21の上面211に連なる1つだけ形成されている。つまり、交差リブ35は、隣り合う並列リブ31の双方に連接されながら線条に張り出されている。ここで交差リブ35は、隣り合う並列リブ31同士の間に、1つ以下にて設定されている。また、この交差リブ35は、9本の並列リブ31の全てに跨るように連なる1本にて設定されている。つまり、交差リブ35は、一直線で連なるように設定されている。この連なる1つの交差リブ35は、上記した9本の並列リブ31に対して全て直交にて交差している。なお、この交差リブ35は、上記した並列リブ31と延びる方向が相違するだけで、リブとしての形状やリブとしての大きさについては略同一に設定される。この交差リブ35も、主室ケース体21の上面211において、線条に外側となる上側に張り出されている。この交差リブ35は、主室ケース体21の上面211において、後端から前側ブラケット固定部22の後側まで延ばされている。つまり、交差リブ35は、主室ケース体21の上面211において、前側ブラケット固定部22を除いた前後範囲の全てに亘って設けられている。つまり、この前後方向に延びる交差リブ35は、上記したタンクポート61とパージポート62と大気ポート63とが向く方向と同じ方向に延びている。言い換えれば、この前後方向に延びる交差リブ35は、ガソリンベーパの流れ方向F1,F2と同じ方向に延びている。この交差リブ35は、主室ケース体21の上面211において前側ブラケット固定部22と後側ブラケット固定部23との間に位置するように配置されている。この連なる1つの交差リブ35は、9本の並列リブ31の全てと直交して交わっているので、この連なる1つの交差リブ35と9本の並列リブ31との間に9個の十字形交点37が等間隔で設けられるものとなっている。
図2および図4に示すように、主室ケース体21の下面212には格子形リブ41が設けられている。この格子形リブ41は、主室ケース体21の下面212において、格子形に外側となる下側に張り出されるリブ30である。この格子形リブ41は、左右方向に等間隔に延びる9本の左右線条リブ43を有する。具体的には、格子形リブ41は、前後方向に等間隔に延びる4本の前後線条リブ44を有する。これら9本の左右線条リブ43と4本の前後線条リブ44とは、互いに交わることにより格子形をなしている。なお、9本の左右線条リブ43は、上記した並列リブ31と略同様に形成されるリブ30となっている。また、4本の前後線条リブ44のうち中間に位置する図示符号441の前後線条リブ44は、上記した交差リブ35と略同様に形成されたリブ30となっている。このため、9本の左右線条リブ43と4本の前後線条リブ44との間には、9個の4配列となる合計36個の十字形交点45が等間隔で設けられるものとなっている。なお、図示符号442の前後線条リブ44は、図示符号441の前後線条リブ44と比較して前後方向の長さが短くなっている。
図5に示すように、主室ケース体21の右側面214には側面リブ47が設けられている。側面リブ47は、上下方向に延びるリブ30として、主室ケース体21の右側面214に複数本となる9本が等間隔で並べられて形成されている。この側面リブ47は、主室ケース体21の右側面214において、線条に外側となる右側に張り出されている。この側面リブ47は、主室ケース体21の右側面214において上下両側端まで延ばされている。つまり、側面リブ47は、主室ケース体21の右側面214において上下範囲の全てに亘って設けられている。9本の側面リブ47は、互いに平行に並列されている。つまり、これら側面リブ47は、互いに交わることなく9本全て同方向となる上下方向に延びている。この側面リブ47が延びる上下方向は、上記したタンクポート61とパージポート62と大気ポート63とが向く方向と直交する方向である。つまり、この側面リブ47が延びる上下方向は、ガソリンベーパの流れ方向F1,F2とも直交する方向である。なお、この9本の側面リブ47は、主室ケース体21の上面211の9本の並列リブ31と、主室ケース体21の下面212の9本の左右線条リブ43とを連接する。つまり、この9本の側面リブ47は、9本の並列リブ31と9本の左右線条リブ43との両方に連なって形成されている。
図8に示すように、主室ケース体21の後面216のうち、後側ブラケット固定部23を除いた左右範囲の全てに亘って設けられている後面リブ49は、左右方向に延びるリブ30として形成されている。この後面リブ49は、主室ケース体21の後面216に複数本となる5本が等間隔で並べられて形成されている。この後面リブ49は、主室ケース体21の後面216において、線条に外側となる後側に張り出されている。この後面リブ49は、主室ケース体21の後面216において左右両側端まで延ばされている。つまり、後面リブ49は、主室ケース体21の後面216において左右範囲の全てに亘って設けられている。5本の後面リブ49は、互いに平行に並列されている。つまり、これら後面リブ49は、互いに交わることなく5本全て同方向となる左右方向に延びている。
図9は、リブ30が延びる方向と直交する方向でリブ30を切って、この断面を視たリブ30の直交断面図である。このリブ30は、並列リブ31、交差リブ35、格子形リブ41、側面リブ47、および後面リブ49を総じて含むものであり、図9に示す断面形状を有して形成される。すなわち、リブ30は、主室ケース体21の外周面210と連なる根元部分51に向かうにしたがって、線条の厚み幅Tが厚くなるように設定されている。具体的には、図9に示すように、線条の根元部分51の厚み幅T2は、線条の先端52の厚み幅T1と比較して厚くなるように設定されている。また、このリブ30は、互いに隣り合うリブ30,30同士の間の距離が、7mm以上となる10mmに設定されている。
上記したように構成されるキャニスタ10によれば、次のような作用効果を奏することができる。すなわち、上記したキャニスタ10によれば、主室ケース体21の上面211には、9本の並列リブ31と連なる1つの交差リブ35とが設けられている。これら9本の並列リブ31と連なる1つの交差リブ35とは、主室ケース体21の上面211を囲うように区画することはない。これによって、9本の並列リブ31の間に水が滴り落ちることがあったとしても、この滴り落ちた水は、主室ケース体21の上面211に留まることなく、並列リブ31が延びる左右方向に流れることが可能である。つまり、9本の並列リブ31の間の水は、車両のエンジン振動や走行振動などを受けることによって流れ落とすことができる。ここで、水が溜まることがあり得るのは、この主室ケース体21の上面211のみである。つまり、ケース20の外周面である主室ケース体21の下面212、左側面213、右側面214、前面215、後面216、副室ケース体25の円筒外周面251には、水が溜まることがない。したがって、主室ケース体21の上面211に水が溜まってしまうことを防いで、この主室ケース体21の上面211に溜まった水でケース20を劣化させてしまうことを抑えることができる。なお、上記した交差リブ35は、9本の並列リブ31の全てに跨るように連なる。つまり、交差リブ35は、並列リブ31同士の間に設定される全てが連なる1本にて構成されているので、交差リブ35としての剛性を高めることができる。これによって、ケース20の剛性を高めることができる。
また、上記したキャニスタ10によれば、主室ケース体21の下面212には格子形に張り出される格子形リブ41が設けられているので、主室ケース体21を含むケース20の剛性を高めることができつつケース20の外気との熱交換性を高めることができる。また、上記したキャニスタ10によれば、キャニスタ10を自動車に搭載した際の上面の位置に主室ケース体21の外周面210の上面121が配置されるようにキャニスタ10が設定されるので、主室ケース体21の上面211に水が溜まってしまうことを良好に防ぐことができる。また、上記したキャニスタ10によれば、ケース20にはタンクポート61とパージポート62と大気ポート63とが共に同じ方向に向いて設けられており、交差リブ35は、これらのポート61,62,63が向いている方向と同じ方向に延びているので、長い範囲に設定可能なリブ30を連なる1つの交差リブ35とすることができる。逆に、最も長い範囲に並列リブ31を複数設けることができる。これによって、主室ケース体21の上面211に9本の並列リブ31と連なる1つの交差リブ35とを設けることができる。したがって、主室ケース体21の上面211に水が溜まってしまうことを防ぎながら、主室ケース体21を含むケース20の剛性を高めつつ、主室ケース体21を含むケース20の外気との熱交換性を高める。
また、上記したキャニスタ10によれば、主室ケース体21の右側面214には側面リブ47が設けられているので、主室ケース体21の剛性を高めることができつつ主室ケース体21の外気との熱交換性を高めることができる。また、この9本の側面リブ47は、9本の並列リブ31と9本の左右線条リブ43との両方に連なって形成されているので、側面リブ47の連なり方向へ剛性を高めることができる。これによって、主室ケース体21の剛性をより高めることができる。また、上記したキャニスタ10によれば、主室ケース体21の外周面210と連なる根元部分51に向かうにしたがって線条の厚み幅T1が厚くなるように設定されているのでリブ30としての剛性を高めることができる。また、上記したキャニスタ10によれば、互いに隣り合うリブ30同士の間の距離が7mm以上である10mmに設定されているので、このリブ30を成形する成形型の剛性を確保することができて安定して成形することができる。
なお、上記した主室ケース体21の外周面210に設けられるリブ30にあっては、左右の方向に延びる並列リブ31および左右線条リブ43については、主室ケース体21の外周面210の全ての範囲(100%)に亘る長さに設定されている。また、前後の方向に延びる交差リブ35および前後線条リブ44については、主室ケース体21の外周面210の半分以上の範囲(50%)に亘る長さに設定されている。このように設定されるリブ30は、主室ケース体21を含むケース20の剛性を十分に高めることができつつ、ケース20自体の外気との熱交換性を高めることができる。
[第2の実施の形態]
次に、上記した第1の実施の形態の変形例となる第2の実施の形態について説明する。なお、以下に説明する第2および第3の実施の形態のキャニスタ10A,10Bにあっては、上記した第1の実施の形態のキャニスタ10と比較して、交差リブ35についてのみが相違する。このため、以下に説明する第2および第3の実施の形態のキャニスタ10A,10Bにあっては、この交差リブ35に関する箇所についてを説明し、そのほかの第1の実施の形態のキャニスタ10と同一に構成される箇所については同一の符号を図面に付して説明を省略する。図10は、第2の実施の形態のキャニスタ10Aの上面側の斜視図である。すなわち、図1に示す第1の実施の形態の交差リブ35は、9本の並列リブ31の全てに跨るように連なる1本にて設定されていた。これに対して、図10に示す第2の実施の形態の交差リブ70は、上記した第1の実施の形態の交差リブ35のように連なる1本ではなく、隣り合う並列リブ31同士の間ごとで分断されて配置される例となっている。具体的には、第2の実施の形態の交差リブ70は、前側交差リブ71と、後側交差リブ72と、並列間リブ73とを有する。
前側交差リブ71および後側交差リブ72は、上記した第1の実施の形態の交差リブ35の一部と同様に構成される。具体的には、前側交差リブ71は、交差リブ35のうち、並列される並列リブ31の前側の区間と同一に構成される。具体的には、後側交差リブ72は、交差リブ35のうち、並列される並列リブ31の後側の区間と同一に構成される。また、並列間リブ73こそが、上記もしたが、隣り合う並列リブ31の双方に連接されながら線条に張り出されており、隣り合う並列リブ31同士の間に1つ以下に設定されている。この並列間リブ73は、左側に配置される左側並列間リブ75と、右側に配置される右側並列間リブ76とを有する。この左側並列間リブ75と右側並列間リブ76とは、左右で交互に千鳥状にずらされて配置されている。なお、第2の実施の形態の交差リブ70の並列間リブ73にあっても、第1の実施の形態の交差リブ35と同様に、隣り合う並列リブ31の双方に連接されながら線条に張り出され、隣り合う並列リブ31同士の間に1つ以下にて設定されている。このため、この第2の実施の形態の交差リブ70にあっても、上記した第1の実施の形態の交差リブ35と略同様の作用効果を奏することができる。
[第3の実施の形態]
図11は、第3の実施の形態のキャニスタ10Bの上面側の斜視図である。すなわち、図11に示す第3の実施の形態の交差リブ80は、上記した第1の実施の形態の交差リブ35のように連なる1本ではなく、前範囲交差リブ81と、後範囲交差リブ82とを有する。前範囲交差リブ81と後範囲交差リブ82とは、並列リブ31のうち中間並列リブ311の境にした前側範囲と後側範囲とで区分けされている。ここで、前範囲交差リブ81と後範囲交差リブ82との間の関係では、上記した第1の実施の形態の交差リブ35とは違って一直線状に連なっていない。ただ、前範囲交差リブ81の中では一直線状に連なっており、後範囲交差リブ82の中でも一直線状に連なっている。前範囲交差リブ81は左側に配置されており、後範囲交差リブ82は右側に配置されている。つまり、前側範囲の前範囲交差リブ81と後側範囲の後範囲交差リブ82とは、左右に分けて配置されるように分断されている。なお、この第3の実施の形態の交差リブ80にあっても、第1の実施の形態の交差リブ35と同様に、隣り合う並列リブ31の双方に連接されながら線条に張り出され、隣り合う並列リブ31同士の間に1つ以下にて設定されている。このため、この第3の実施の形態の交差リブ80にあっても、上記した第1の実施の形態の交差リブ35と略同様の作用効果を奏することができる。
なお、本発明に係る蒸発燃料処理装置にあっては、上記した実施の形態に限定されるものではなく、次のように適宜個所を変更して構成するようにしてもよい。すなわち、上記した実施の形態のケース20にあっては、主室ケース体21と副室ケース体25とを有し、ポート61,62,63の開口方向は共に同じ方向で設定され、ガソリンベーパが前後方向でU字形に流されるものとなっていた。しかしながら、本発明に係るケースは、上記した実施の形態の例に限定されることなく、適宜の構成を選択することができる。すなわち、ガソリンベーパが前後方向でI字形に流されるように、主室ケース体21と副室ケース体25とを直列に接続するものであってもよい。また、主室ケース体21にあっては、副室ケース体25のように内部中空の略円筒形に構成されるものであってもよいし、内部中空の略三角筒形に構成されるものであってもよい。このような場合にあっても、本発明に係るケースの外周面の一面は、発燃料処理装置を車両に搭載した際の上面の位置に配置される面として特定される面となっている。
また、このようなケースに設けられるタンクポート、パージポート、大気ポートの配設位置などについても、適宜の位置を選択することができる。すなわち、これらのポートの設定要件は、ガスベーパの流れ方向やケースの形状選択に基づいて選択されることが多いが、本発明に係るポートの設定要件は適宜に特定されるものであってよい。また、並列リブ31の本数としては、上記した9本に限定されることなく適宜の本数を選択することができる。また、本発明に係る並列リブの配置関係としては、互いに交わることなく配置されていればよいものであり、上記した実施の形態のように互いに平行に配置されることに限定されない。また、本発明に係る交差リブの配置関係としては、並列リブに交わるように配置されていればよいものであり、上記した実施の形態のように並列リブに直交して交わる配置に限定されない。なお、本発明に係る交差リブの実施の形態としては、隣り合う並列リブの双方に連接されながら線条に張り出され、隣り合う並列リブ同士の間に1つ以下にて設定されていればよく、この構成としては適宜の形態を選択することができる。
10 キャニスタ(蒸発燃料処理装置)
20 ケース
21 主室ケース体
210 外周面
211 上面(一面)
212 下面(他面)
213 左側面
214 右側面
215 前面
216 後面
22 前側ブラケット固定部
23 後側ブラケット固定部
25 副室ケース体
251 円筒外周面
27 連接部
30 リブ
31 並列リブ
35,70,80 交差リブ
37 十字形交点
41 格子形リブ
43 左右線条リブ
44 前後線条リブ
45 十字形交点
47 側面リブ
49 後面リブ
51 根元部分
52 先端
61 タンクポート
62 パージポート
63 大気ポート
F1 ガソリンベーパを吸着させる際の流れ方向
F2 ガソリンベーパを吸着させる際の流れ方向
T 線条の厚み幅
T1 線条の根元部分の厚み幅
T2 線条の先端の厚み幅

Claims (7)

  1. 車両に搭載されて該車両の燃料タンク内にて発生した蒸発燃料を処理する蒸発燃料処理装置であって、
    前記蒸発燃料を吸着脱離する吸着材が内部に充填される内部中空のケースを有し、
    前記ケースの外周面の一面には、互いに交わることなく線条に張り出される複数の並列リブと、隣り合う前記並列リブの双方に連接されながら線条に張り出される交差リブとが設けられており、
    前記交差リブは、隣り合う前記並列リブ同士の間に1つ以下にて設定されており、
    前記ケースの外周面の前記一面とは反対側面となる前記ケースの外周面の他面には、格子形に張り出される格子形リブが設けられており、
    前記ケースの外周面の前記一面が、前記蒸発燃料処理装置を車両に搭載した際の上面として配置される、蒸発燃料処理装置。
  2. 請求項1に記載の蒸発燃料処理装置において、
    前記並列リブ同士の間に設定される前記交差リブの全てが連なっている、蒸発燃料処理装置。
  3. 請求項または請求項に記載の蒸発燃料処理装置において、
    前記ケースには、前記蒸発燃料が送られるためのタンクポートと、前記蒸発燃料を送るためのパージポートと、大気を出入可能とする大気ポートとが、共に同じ方向に向いて設けられており、
    前記交差リブは、前記タンクポートと前記パージポートと前記大気ポートとが向いている方向と同じ方向に延びている、蒸発燃料処理装置。
  4. 請求項から請求項のいずれかに記載の蒸発燃料処理装置において、
    前記ケースの外周面は、前記一面と前記他面とを連接する側面有する、蒸発燃料処理装置。
  5. 請求項に記載の蒸発燃料処理装置において、
    前記ケースの前記側面には、前記格子形リブと連なって形成される側面リブが設けられている、蒸発燃料処理装置。
  6. 請求項に記載の蒸発燃料処理装置において、
    前記並列リブ、前記交差リブ、前記格子形リブ、および前記側面リブは、前記ケースの外周面と連なる根元部分に向かうにしたがって、線条の厚み幅が厚くなるように設定されている、蒸発燃料処理装置。
  7. 請求項5または請求項に記載の蒸発燃料処理装置において、
    前記並列リブ、前記格子形リブ、および前記側面リブのいずれかは、互いに隣り合うリブ同士の間の距離が、7mm以上に設定されている、蒸発燃料処理装置。
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