JP6241561B1 - 建設現場用敷き鉄板のジョイント - Google Patents

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Abstract

【課題】ベース部の交換頻度を低減し、資源の節約を図ることができる建設現場用敷き鉄板のジョイントを提供する。【解決手段】ナット装着用凹部13は、ベース部10の下側の中央部に形成されている。第一孔部14は、ナット装着用凹部13の上面においてベース部10の中心部を貫通するように形成されている。ナット40は、ベース部10の下面側からナット装着用凹部13に交換可能に嵌装される。例えば、ナット40として座金部41を有する座付きナットを用いる場合、ナット40はその座金部41を下に向けた状態でベース部10の下面側からナット装着用凹部13に嵌装される。カップ部20をベース部10に被せたときに、ボルト30が、カップ部20の上面側から第二孔部22及び第一孔部14を介してナット40にねじ込まれる。【選択図】図3

Description

本発明は、少なくとも二枚の敷き鉄板を挟み込んでつなぐために用いられる建設現場用敷き鉄板のジョイントに関するものである。
通常、建設現場では、資材搬入路の確保や作業場の養生等のために敷き鉄板が利用されている。近年、敷き鉄板同士を固定するジョイントとして、例えば特許文献1に記載されたものが広く利用されている。このジョイントは、上部プレートであるカップ部と、下部プレートであるベース部と、四本のピンと、ボルトとを備えている。カップ部及びベース部の中心部には、貫通孔が形成されている。ベース部の貫通孔には、タップを使ってネジを立てている。また、各ピンは、カップ部の底面に設けられている。隣り合う敷き鉄板をカップ部及びベース部で上下から挟み込んだ後、ボルトをカップ部の貫通孔に挿入し、ベース部の貫通孔に立てたネジにねじ込む。これにより、カップ部とベース部が敷き鉄板をしっかり挟み込むと共に各ピンが敷き鉄板に食い込むので、敷き鉄板の上下方向のずれ又は横方向のずれを確実に防止することができる。
特開2000−352124号公報
従来のジョイントでは、カップ部及びベース部は鋳物であるのに対し、ボルトとしては高張力の鋼で作製された強度の高いものを用いている。ボルトを締め付けると、ベース部のネジにボルトの締付けによる引張荷重がかかるが、ベース部はボルトに比べて強度の点で弱いので、ベース部のネジは損傷しやすい。このため、従来は、ネジが損傷する度に、ベース部全体を交換しなければならず、無駄が多いという問題があった。
本発明は上記事情に基づいてなされたものであり、ベース部の交換頻度を低減し、資源の節約を図ることができる建設現場用敷き鉄板のジョイントを提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するための本発明は、少なくとも二枚の敷き鉄板を挟み込んでつなぐために用いられる建設現場用敷き鉄板のジョイントであって、(1)略円板状に形成されたものであり、その上面の中心位置から両側へ等間隔をおいた位置に上面から突出するように形成された突起部と、下側の中央部に形成された第一凹部と、第一凹部の上面において中心部を貫通するように形成された第一孔部とを有するベース部と、(2)略円板状に形成されたものであり、その中心部を貫通するように形成された第二孔部と、下面の中心位置から前後左右方向へ所定間隔をおいた位置に形成された第二凹部と、略円錐形状の先端部が下面から突出するように第二凹部に嵌合された金属製のピンとを有するカップ部と、(3)ベース部の下面側から第一凹部に交換可能に嵌装されたナットと、(4)第二孔部が第一孔部と一致するようにカップ部をベース部に被せたときにカップ部の上面側から第二孔部及び第一孔部を介してナットにねじ込むためのボルトと、を備えることを特徴とするものである。
本発明の建設現場用敷き鉄板のジョイントでは、ベース部の下側の中央部に第一凹部を形成し、ナットをその第一凹部に交換可能に嵌装したことにより、ナットが損傷した場合、その損傷したナットを新たなものに交換することができるので、ベース部全体を交換する必要がなく、資源の節約を図ることができる。
また、本発明の建設現場用敷き鉄板のジョイントでは、ナットとして座金部を有する座付きナットが用いられ、ナットは座金部を下に向けた状態でベース部の下面側から第一凹部に嵌装されることが望ましい。このようにナットとして座付きナットを用いたことにより、ベース部とカップ部との間に敷き鉄板を挟み込んだ後、ボルトをナットにねじ込み、ボルトとナットでベース部とカップ部とを締め付ける際に、ナットはボルトの締付けによる引張荷重を座金部で受けることができるので、ナットがベース部の第一孔部内に引き込まれてしまうような事態が発生するのを回避することができる。
また、本発明の建設現場用敷き鉄板のジョイントでは、二つの突起部を結ぶ直線によってベース部の上面を二つの表面領域に区分したときにその二つの表面領域のうち一方の表面領域の所定箇所において、磁石をその表面がベース部の上面から突出しないように固定することが望ましい。これにより、最初の敷き鉄板を地面に敷いた後、ベース部をその敷き鉄板の下に差し込む際に、磁石を固定した表面領域がその敷き鉄板の下に位置するようにベース部を配置すれば、磁石がその敷き鉄板にくっ付いて、ベース部をその敷き鉄板にしっかりと固定することができる。このため、例えば軟弱な地面の上に敷き鉄板を敷くような場合でも、最初の敷き鉄板の下に差し込まれたベース部は、軟弱な地面の中に沈み込んでしまうことがないので、本発明のジョイントの取付け作業を容易に行うことができる。
更に、本発明の建設現場用敷き鉄板のジョイントでは、突起部よりも高さの低い壁部を二つの突起部の間に二つの突起部と一体的に形成することが望ましい。このように壁部を設けたことにより、第一孔部に対応するベース部の部分が厚くなり、当該部分の強度の向上を図ることができるので、たとえボルトとナットでベース部とカップ部とをより強い力で締め付けても、ベース部やナットはそのナットの締付けによる引張荷重に十分耐えることができる。
本発明の建設現場用敷き鉄板のジョイントでは、ベース部の下側の中央部に第一凹部を形成し、ナットをその第一凹部に交換可能に嵌装したことにより、ナットが損傷した場合、ベース部全体を交換するのではなく、その損傷したナットだけを新たなものに交換することができるので、ベース部の交換頻度を低減し、資源の節約を図ることができる。
図1は本発明の一実施形態である建設現場用敷き鉄板のジョイントの概略斜視図である。 図2(a)は本実施形態の建設現場用敷き鉄板のジョイントの概略平面図、図2(b)はその建設現場用敷き鉄板のジョイントの概略側面図である。 図3は本実施形態の建設現場用敷き鉄板のジョイントのA−A矢視方向概略断面図である。 図4(a)は本実施形態の建設現場用敷き鉄板のジョイントにおけるベース部の概略平面図、図4(b)はそのベース部の概略側面図である。 図5(a)は図4に示すベース部の概略底面図、図5(b)はそのベース部のB−B矢視方向概略断面図である。 図6(a)は本実施形態の建設現場用敷き鉄板のジョイントにおけるカップ部の概略平面図、図6(b)はそのカップ部の概略側面図である。 図7(a)は図6に示すカップ部の概略底面図、図7(b)はそのカップ部のC−C矢視方向概略断面図である。 図8は本実施形態の建設現場用敷き鉄板のジョイントにおけるピンの概略側面図である。 図9(a)は本実施形態の建設現場用敷き鉄板のジョイントにおけるボルトの概略斜視図、図9(b)はそのボルトの概略平面図、図9(c)はそのボルトの概略側面図である。 図10(a)は本実施形態の建設現場用敷き鉄板のジョイントにおけるナットの概略斜視図、図10(b)はそのナットの概略平面図、図10(c)はそのナットの概略側面図である。 図11は本実施形態の建設現場用敷き鉄板のジョイントの取付け方法を説明するための図である。
以下に、図面を参照して、本願に係る発明を実施するための形態について説明する。図1は本発明の一実施形態である建設現場用敷き鉄板のジョイントの概略斜視図である。図2(a)は本実施形態の建設現場用敷き鉄板のジョイントの概略平面図、図2(b)はその建設現場用敷き鉄板のジョイントの概略側面図である。図3は本実施形態の建設現場用敷き鉄板のジョイントのA−A矢視方向概略断面図である。
本実施形態の建設現場用敷き鉄板のジョイント(以下、単にジョイントとも称する。)は、少なくとも二枚の敷き鉄板を挟み込んでつなぐために用いられるものであり、図1乃至図3に示すように、つなごうとする敷き鉄板の端部を載置するベース部10と、ベース部10を上から覆うように配置されるカップ部20と、ベース部10とカップ部20とを連結するボルト30及びナット40とを備える。
まず、ベース部10について説明する。図4(a)は本実施形態の建設現場用敷き鉄板のジョイントにおけるベース部10の概略平面図、図4(b)はそのベース部10の概略側面図である。図5(a)はそのベース部10の概略底面図、図5(b)はそのベース部10のB−B矢視方向概略断面図である。ベース部10は、略円板状に形成された金属製のものである。このベース部10は、図1、図3、図4及び図5に示すように、その上面の所定位置に形成された二つの突起部11,11と、二つの突起部11,11の間に形成された壁部12と、ナット40を装着するためのナット装着用凹部(第一凹部)13と、ベース部10の中心部を貫通するように形成された第一孔部14と、二つの磁石15,15とを有する。本実施形態では、このベース部10は、磁石15,15を除き、例えば鋳物で一体的に形成されている。
ベース部10の直径は約140mmである。図4(b)及び図5(a)に示すように、ベース部10の下面には三つのリブ17,17,17が形成されている。本実施形態では、これらのリブ17,17,17が互いに平行に形成されており、このうち真ん中のリブ17がベース部10の下面の中心位置を通っている。リブ17を含めたベース部10の厚さは約18mmである。一方、図4に示すように、ベース部10の上面には二つの突起部11,11が形成されている。突起部11,11は、ベース部10の上面の中心位置から両側へ等間隔をおいた位置に、ベース部10の上面から突出するように形成されている。各突起部11は、つなごうとする敷き鉄板の位置決めをするために利用されるテーパーを付けた両側面部110,110を有している。突起部11の高さは約28mmである。また、突起部11の底面における横幅は約27mmである。尚、各突起部11の上面には、目立つ色のペイントや、蛍光色を発するペイントが塗布されている。
また、本実施形態では、突起部11よりも高さの低い壁部12を、二つの突起部11,11の間に設けている。この壁部12は二つの突起部11,11と一体的に形成されている。具体的に、壁部12の高さは約20mmである。このため、ベース部10全体では、その中心部の厚さが約38mmとなる。壁部12の両側面部120,120にも、突起部11の両側面部110,110と同じテーパーが付けられており、壁部12の両側面部120,120のテーパーも敷き鉄板の位置決めをする際に利用することができる。尚、突起部11の両側面部110,110と壁部12の両側面部120,120とは連なるように一体的に形成されている。
ナット装着用凹部13は、図3及び図5に示すように、ベース部10の下側の中央部に形成されている。このナット装着用凹部13の形状は、ナット40を嵌め込むことができるようにナット40の形状と略同じ形状となっている。第一孔部14は、ボルト30を通すためのものであり、ナット装着用凹部13の上面においてベース部10(壁部12)の中心部を貫通するように形成されている。具体的に、第一孔部14の直径は約17mmである。
二つの磁石15,15は、図1及び図4(a)に示すように、二つの突起部11,11を結ぶ直線によってベース部10の上面を二つの表面領域に区分したときにその二つの表面領域のうち一方の表面領域に設けられている。具体的に、当該一方の表面領域の所定箇所には所定深さの二つの段差部16が形成されており、磁石15は各段差部16に入れられている。また、磁石15はビス18で固定されている。これは磁石15の紛失を防止するためである。ここで、段差部16の深さは、ベース部10の上面から磁石15が突出しないような深さになっている。実際、各段差部16の底面の中央部にはネジ孔19が形成されており、磁石15を介してビス18をこのネジ孔19にねじ込むことにより、磁石15がベース部10に固定される。本実施形態では、磁石15として、株式会社マグファイン製のネオジムφ18mm×φ4.3mm×5mm/M4を用いている。
尚、本実施形態では、磁石15をビス18で固定しているが、磁石15の固定方法はこれに限定されない。例えば、磁石15及びカップ部20にそれぞれ貫通穴を形成しておき、リベットをそれらの貫通穴に差し込み、専用の工具でかしめることにより、磁石15をカップ部20に固定するようにしてもよい。これにより、ネジを切る工程を省くことができるので、製造コストの低減を図ることができる。しかも、磁石15を交換する必要が生じた場合、リベットの頭部或いはカシメ部をサンダー等で削り取ることにより、リベットを容易に取り外すことができるというメリットがある。
次に、カップ部20について説明する。図6(a)は本実施形態の建設現場用敷き鉄板のジョイントにおけるカップ部20の概略平面図、図6(b)はそのカップ部20の概略側面図である。図7(a)は図6に示すカップ部の概略底面図、図7(b)はそのカップ部のC−C矢視方向概略断面図である。カップ部20は、略円板状に形成された金属製のものである。このカップ部20は、図1乃至図3、図6及び図7に示すように、その上側の中央部に形成されたボルト用凹部21と、カップ部20の中心部を貫通するように形成された第二孔部22と、カップ部20の下面の所定位置に形成された四つの穴部(第二凹部)23と、各穴部23に嵌合された四つの金属製のピン24とを有する。本実施形態では、このベース部10は、ピン24を除き、例えば鋳物で一体的に形成されている。また、ピン24としては鋼鉄製のものを用いている。
カップ部20の上面の周端部には丸みが付けられている。本実施形態では、このカップ部20の直径をベース部10の直径よりも若干小さくしている。例えば、カップ部20の直径は約125mm、その厚さは約25mmである。但し、一般に、カップ部20の直径は、ベース部10の直径と同じ又は大きくてもよい。また、第二孔部22は、ボルト30のネジ部を通すためのものであり、ボルト用凹部21の底面においてカップ部20の中心部を貫通するように形成されている。ボルト用凹部21の径は第二孔部22の径よりも大きい。例えば、ボルト用凹部21の直径は約40mm、第二孔部22の直径は約18mmである。ボルト用凹部21は、ボルト30の上部に成形されているネジ頭部を格納する役割を果たす。このため、ボルト用凹部21の径を、ボルト30のネジ頭部をボルト用凹部21に格納した状態でそのネジ頭部にレンチをはめることができるような大きさに設計している。
鋼鉄製のピン24,24,24,24は、図7(a)に示すように、カップ部20の下面の中心位置から左斜め上方向、右斜め上方向、左斜め下方向、右斜め下方向へ所定間隔、本実施形態では等間隔をおいた位置に設けられている。具体的に、ピン24が設けられている位置は、カップ部20の中心位置から約50mm離れている。各ピン24の一方の端部は略円錐状に形成され、その他の部分は略円筒状に形成されている。カップ部20の下面の所定位置には、図7(b)に示すように、略円筒状に形成されたピン24の端部を嵌め込むための穴部(第二凹部)23が形成されている。略円筒状に形成されたピン24の端部をその穴部23に嵌合した後、図7(a)に示すように、当該ピン24の周囲におけるカップ部20の3箇所にポンチ打ち27を施すことにより、当該ピン24はカップ部20にしっかり固定される。このとき、図6(b)に示すように、略円錐状に形成されたピン24の先端はカップ部20の下端面よりも下側に約4mm程度突出している。尚、ピン24を嵌め込む穴部23の上側には、貫通孔25が形成されている。この貫通孔25は当該ピン24を抜く際に利用される。
ここで、本実施形態で使用するピン24について詳細に説明する。図8は本実施形態の建設現場用敷き鉄板のジョイントにおけるピン24の概略側面図である。このピン24は、略円錐状に形成されたピン下部24aと、略円筒状に形成されたピン上部24bとから構成される。ピン上部24bの長さは約9.3mm、ピン全体の長さは約14mmである。ピン下部24aの半頂角は約46度である。また、ピン上部24bの直径は約9.6mmであり、ピン上部24bとピン下部24aとのは間に約0.17mm程度の段差が設けられている。更に、ピン上部24bについては、その上面部の周囲が約30度に面取り加工されている。
ジョイントの使用時には、カップ部20をハンマーで叩いてピン24を敷き鉄板に刺す作業が行われる。しかしながら、従来のジョイントにおいては、ピンとして、全体の長さが約13mm、ピン上部の直径が約9mm、ピン下部の半頂角が約45度であるものを用いていた。このようなピンを用いると、ピンが敷き鉄板に刺さりすぎ、ピンの先端が欠けやすいという問題があった。本実施形態では、従来のピンに比べて、ピン下部の半頂角が約1度大きいピン24を用いたことにより、ピン24を敷き鉄板に刺す作業時にピン24の先端が欠けてしまうという状況の発生を低減することができる。また、本実施形態では、従来のピンに比べて、ピン全体の長さが約1mm長く、ピン上部の直径が約0.6mm太いピン24を用いたことにより、ピン24の強度の向上を図ることができる。
また、カップ部20の下面には、ピン上部24bを嵌め込むための穴部(第二凹部)23が形成されているが、この穴部23は、先端のテーパーが30度であるドリルで作製されている。従来のピンについては、その上面部の周囲に面取り加工が施されていなかったので、従来のピンを穴部23に嵌め込んだときに、穴部23の上側のテーパー部とピン上部の表面との間に大きな隙間が生じていた。このため、カップ部20をハンマーで叩いてピンを敷き鉄板に刺す作業を行うと、その衝撃荷重によりピンが穴部23の上側のテーパー部内に沈み込んでしまうという問題があった。本実施形態では、上述のように、ピン上部24bの上面部の周囲を約30度に面取り加工することにより、穴部23の上側のテーパー部の形状とピン上部24bの上面部の形状とを一致させているので、ピン24を穴部23に嵌め込んだときに、穴部23の上側のテーパー部とピン上部24bの上面部とが密着し、それらの間に隙間が生じないようにすることができる。したがって、ピン24を敷き鉄板に刺す作業時に、ピン24が沈んでしまうのを効果的に防止することができる。
また、図7(a)に示すように、カップ部20の下面において隣り合うピン24の間には、突起部11,11の上端部が入り込めるような突起部用凹部26,26,26,26が形成されている。このように四つの突起部用凹部26,26,26,26を形成したことにより、カップ部20の軽量化を図ることができる。
更に、図1、図2(a)、図3、図6(a)及び図7(b)に示すように、カップ部20の上面には、カップ部20の中央を中心とする円形の溝28が形成されている。この円形の溝28の直径は約80mmであり、その溝28の幅及び深さはともに約0.5mmである。この溝28は、雨天時におけるスリップ止めの役割を果たす。また、カップ部20の上面におけるボルト用凹部21の周端部には、ゲージ用溝29が形成されている。自動車等が本実施形態のジョイント上を何度も通過すると、カップ部20の上面が徐々に磨耗し、やがてカップ部20の上面がボルト30のネジ頭部と同じ高さになってしまう。その後も、そのジョイントを使用し続けると、ボルト30のネジ頭部が痛んだり、割れたりするおそれがある。これを回避するため、本実施形態では、ゲージ用溝29を利用して、カップ部20の使用限界を判断することにしている。すなわち、予めゲージ用溝29の深さを、そのゲージ用溝29の底面がボルト30のネジ頭部よりも上側に位置するような所定の値に設定しておく。そして、使用者は、ジョイントの使用中、定期的に、ゲージ用溝29を監視し、ゲージ用溝29が磨耗して無くなってしまったと判断したときに、カップ部20を交換する。
尚、本実施形態では、ベース部10とカップ部20には、ユニクロムメッキの表面処理を施している。
次に、ボルト30とナット40について説明する。図9(a)は本実施形態の建設現場用敷き鉄板のジョイントにおけるボルト30の概略斜視図、図9(b)はそのボルト30の概略平面図、図9(c)はそのボルト30の概略側面図である。図10(a)は本実施形態の建設現場用敷き鉄板のジョイントにおけるナット40の概略斜視図、図10(b)はそのナット40の概略平面図、図10(c)はそのナット40の概略側面図である。
ボルト30は、図9に示すように、ネジ部31と、ネジ部31の先端に形成されたネジ頭部32とを有する。ネジ頭部32の形状は例えば六角形である。すなわち、ボルト30として六角ボルトを用いている。具体的に、ボルト30の長さは約70mmである。また、ネジ頭部32の径は約27mm、その高さは約10mmである。一方、ナット40としては、図10に示すように、座付きナットを用いている。すなわち、このナット40の一方の端部には、座金部41が形成されている。ナット40の径は約27mmであり、座金部41の直径は約33mmである。尚、ボルト30及びナット40としては、高張力の鋼で作製された強度の高いものを用いている。
ナット40は、図3に示すように、ベース部10の下面側からナット装着用凹部13に交換可能に嵌装される。ナット装着用凹部13に嵌装されたナット40は、ベース部10と一体的になり自由に動いたり、外れたりすることはない。具体的に、本実施形態では、ナット40を、その座金部41を下に向けた状態で、ベース部10の下面側からナット装着用凹部13に嵌装している。このため、ナット40が損傷した場合等に、ナット40を、後述する方法により容易に交換することができる。ボルト30のネジ部31は、図3に示すように、第二孔部22と第一孔部14とが一致するようにしてカップ部20をベース部10の上に配置した状態で、カップ部20の上面側から第二孔部22及び第一孔部14を介してナット40にねじ込まれる。こうして、ボルト30をナット40にねじ込むと、ボルト30のネジ頭部32はボルト用凹部21に格納される。
次に、本実施形態の建設現場用敷き鉄板のジョイントの取付け方法について説明する。図11は本実施形態の建設現場用敷き鉄板のジョイントの取付け方法を説明するための図である。ここでは、本実施形態のジョイントを用いて、二枚の敷き鉄板を挟み込んでつなぐ場合を考える。通常、一枚の敷き鉄板のサイズは、縦6m、横1.5m、厚さ2.2mmであり、その重量は1620kgである。実際の建設現場では、複数枚の敷き鉄板を敷き詰めることになるが、この場合、隣り合う敷き鉄板については、本実施形態のジョイントを、長辺側に3個、短辺側に2個取り付けることになる。
まず、最初の敷き鉄板P1をクレーンで吊り上げ、建設現場の所定の位置に移動して地面に降ろす。次に、作業者は、その敷き鉄板P1の所定端部の近傍にベース部10を配置する。このとき、磁石15,15を固定した表面領域が敷き鉄板P1と対向するようにベース部10を配置する。そして、作業者は、ベース部10の側面をハンマーで叩くことにより、図11(a)に示すように、ベース部10を敷き鉄板P1の下に差し込んで、敷き鉄板P1の端縁を二つの突起部11,11及び壁部12に当接させる。これにより、磁石15,15が敷き鉄板P1にくっ付くので、ベース部10を敷き鉄板P1にしっかりと固定することができる。
次に、二枚目の敷き鉄板P2をクレーンで吊り上げ、ベース部10の上方に移動する。そして、その敷き鉄板P2を、最初の敷き鉄板P1が載せられている表面領域と反対側の表面領域において突起部11,11の側面部110,110及び壁部12の側面部120に接触させながら降下させる。その後、敷き鉄板P2の端縁を突起部11,11及び壁部12に当接させた状態のまま、敷き鉄板P2を地面に倒す。このとき、敷き鉄板P2が突起部11,11からずれたり、ベース部10から離れたりすることが起こり得る。そのような場合には、作業者がバールを敷き鉄板P2に差し込んで鉄板を持ち上げて滑らせることにより、敷き鉄板P2を突起部11,11に当接させるようにすればよい。本実施形態では、磁石15をベース部10の二つの表面領域の一方にのみ設けているが、これは二枚目の敷き鉄板P2の位置を容易に調整することができるようにするためである。すなわち、もし磁石をベース部の二つの表面領域のいずれにも設けたとすると、二枚目の敷き鉄板P2の位置をずらそうとしても、磁石が敷き鉄板P2にくっ付いているため、敷き鉄板P2をずらすことが困難になってしまう。こうして、図11(b)に示すように、二枚の敷き鉄板P1,P2は、ベース部10の突起部11,11を間に挟んだ状態で、一定間隔(約27mm)をもって配置される。尚、本実施形態では、各突起部11の上面に目立つ色のペイントや蛍光色を発するペイントを塗布しているので、作業者は夜間であっても突起部11,11の位置を確認しやすいという利点がある。
次に、作業者は、カップ部20を、図11(c)に示すように、第二孔部22が第一孔部14と一致するようにベース部10上に被せる。このとき、各ピン24の先端が二つの敷き鉄板P1,P2のいずれかの端部上面に突き当たるように、且つ、各突起部11の上端部が四つの突起部用凹部26,26,26,26のいずれかの下方に入り込むように、カップ部20の向きを調整する。その後、作業者は、ボルト30のネジ部31を、カップ部20の上面側から第二孔部22に入れる。ここで、ネジ部31には、ネジ頭部32の下面を受け止めるワッシャー50を挿入している(図3参照)。ワッシャー50としては、スプリングワッシャーや平ワッシャーを使用することができる。作業者は、ネジ頭部32にレンチをはめ込み、そのレンチを用いてボルト30をナット40にねじ込む。
次に、作業者は、ハンマーで各ピン24が設けられたカップ部20の部位を上から強く叩き、各ピン24を敷き鉄板P1,P2に食い込ませる。その後、再度、レンチを用いてボルト30をナット40にねじ込む。ここで、ボルト30を締め付けたときに、ナット40にはボルト30の締付けによる引張荷重がかかるが、本実施形態では、ベース部10に壁部12及びリブ17を設け、ベース部10の中心部の厚さを厚くしているので、ベース部10はその引張荷重に十分に耐えることができる。しかも、本実施形態では、ナット40として座付ナットを用いたことにより、ボルト30の締付けによる引張荷重をナット40の座金部41で受けることができるので、ナット40が第一孔部14内に入り込んでしまうような事態が発生するのを回避することができる。こうして、図11(d)に示すように、二枚の敷き鉄板P1,P2がカップ部20とベース部10によって締め付けられると共に各ピン24の先端が敷き鉄板P1,P2の端部上面に食い込むようになるので、二枚の敷き鉄板P1,P2をしっかりとつなぐことができる。尚、ジョイントの取付け完了後、敷き鉄板P1,P2上を車両等が何度も走行すると、図11(d)に示すように、ベース部10は地面に沈み込むようになる。
ところで、雨が降った翌日等では、敷き鉄板を敷設する地面が軟弱になっていることがある。このような状況でも、本実施形態では、ベース部10に磁石15,15を設けたことにより、最初の敷き鉄板の下にベース部10を差し込むと、磁石15,15がその敷き鉄板にくっ付き、ベース部10はその敷き鉄板にしっかりと固定される。これに対し、従来のジョイントでは、ベース部に磁石を設けていないので、最初の敷き鉄板の下にベース部を差し込むと、ベース部が地面に沈み込んでしまい、ベース部の表面と敷き鉄板との間に隙間が生じてしまう。しかも、二枚目の敷き鉄板の端縁を突起部に当接させた状態のまま、その敷き鉄板を地面に倒すと、ベース部はさらに地面に沈み込んでしまう。この場合、作業者は、カップ部の取付け作業やボルトの締め付け作業を行う際に、例えばバールをベース部の下に差し込んでベース部を持ち上げておかなければならず、作業性がとても悪かった。本実施形態のジョイントでは、ベース部10に磁石15,15を設けたことにより、最初の敷き鉄板にベース部10を固定することができるので、このような問題は生じない。また、最初の敷き鉄板においてベース部を置こうとする位置の下に空洞があるような場合、従来のジョイントでは、そもそもベース部を置くことすらできないが、本実施形態のジョイントでは、磁石を利用してベース部を敷き鉄板に固定することができるので、このような状況でも容易に二枚の敷き鉄板を挟み込んでつなぐことができる。
尚、四枚の敷き鉄板の角部が集まる箇所に本実施形態のジョイントを適用することも可能である。この場合、四つのピン24がそれぞれ、別の敷き鉄板に突き当たるようにカップ部20をベース部10上に被せることにより、本実施形態のジョイントで四枚の敷き鉄板を挟み込んでつなぐことができる。
次に、本実施形態の建設現場用敷き鉄板のジョイントにおいてナット40を交換する手順を説明する。
上述したように、本実施形態のジョイントで敷き鉄板を挟み込むと、ナット40にはボルト30の締付けによる大きな引張荷重がかかる。このため、本実施形態のジョイントを何度も使用していると、ナット40の内側のネジが損傷してしまうことがある。ナット40が損傷した場合には、作業者はナット40の交換作業を行うことになる。この交換作業では、まず、作業者は、ベース部10の第一孔部14にベース部10の上面側からボルト30を入れ、ボルト30をナット40にねじ込む。次に、作業者は、そのボルト30のネジ頭部32を上からハンマーで強く叩き、ナット40をベース部10から押し出す。その後、新たなナット40を、その座金部41を下に向けた状態で、ベース部10の下面側からナット装着用凹部13に圧入する。このように、ナット40の交換は誰でも容易に行うことができる。
本実施形態の建設現場用敷き鉄板のジョイントでは、ベース部にナット装着用凹部を設け、ナットをそのナット装着用凹部に交換可能に嵌装したことにより、ナットが損傷した場合、その損傷したナットを新たなものに交換することができるので、ベース部全体を交換する必要がなく、資源の節約を図ることができる。
また、本実施形態の建設現場用敷き鉄板のジョイントでは、ナットとして座金部を有する座付きナットを用い、そのナットを、座金部を下に向けた状態でベース部の下面側から第一孔部の下部に嵌装している。これにより、ベース部とカップ部との間に敷き鉄板を挟み込んだ後、ボルトをナットにねじ込み、ボルトとナットでベース部とカップ部とを締め付ける際に、ナットはボルトの締付けによる引張荷重を座金部で受けることができるので、ナットがベース部の第一孔部内に引き込まれてしまうような事態が発生するのを回避することができる。
また、本実施形態の建設現場用敷き鉄板のジョイントでは、二つの突起部を結ぶ直線によってベース部の上面を二つの表面領域に区分したときにその二つの表面領域のうち一方の表面領域の所定箇所において、磁石をその表面がベース部の上面から突出しないように固定している。これにより、最初の敷き鉄板を地面に敷いた後、ベース部をその敷き鉄板の下に差し込む際に、磁石を固定した表面領域がその敷き鉄板の下に位置するようにベース部を配置すれば、磁石がその敷き鉄板にくっ付いて、ベース部をその敷き鉄板にしっかりと固定することができる。このため、例えば軟弱な地面の上に敷き鉄板を敷くような場合でも、最初の敷き鉄板の下に差し込まれたベース部は、軟弱な地面の中に沈み込んでしまうことがないので、本実施形態のジョイントの取付け作業を容易に行うことができる。また、ベース部を置く位置の下側が空洞になっているような場合でも、磁石を用いてベース部を敷き鉄板に固定することができので、本実施形態のジョイントの取付け作業を容易に行うことができる。
更に、本実施形態の建設現場用敷き鉄板のジョイントでは、突起部よりも高さの低い壁部を二つの突起部の間に二つの突起部と一体的に形成したことにより、第一孔部に対応するベース部の部分が厚くなり、当該部分の強度の向上を図ることができるので、たとえボルトとナットでベース部とカップ部とをより強い力で締め付けても、ベース部やナットはそのナットの締付けによる引張荷重に十分耐えることができる。
尚、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内において種々の変形が可能である。
上記の実施形態では、ボルトとして六角ボルトを用いた場合について説明したが、ボルトとしては、ネジ頭部が特殊な形状を有するもの、例えば七角ボルト等を用いるようにしてもよい。この場合、そのボルトのネジ頭部を差し込むための専用の特殊ソケットを有するレンチ等を用いなければ、ボルトを回転することができないので、敷き鉄板の盗難を防止することができる。かかるボルトの例としては、実用新案登録第3202814号に係る盗難防止用ボルトを挙げることができる。
また、上記の実施形態では、ベース部に二つの磁石を設けた場合について説明したが、ベース部には、一つの磁石、又は三つ以上の磁石を設けるようにしてもよい。更に、ベース部には必ずしも磁石を設ける必要はない。
上記の実施形態では、カップ部の上面におけるボルト用凹部の周端部にゲージ用溝29を形成した場合について説明したが、ゲージ用溝29を形成する位置は、ボルト用凹部の周端部に限られるものではなく、カップ部の上面であればどの位置であってもよい。また、上記の実施形態では、ゲージ用溝29をリング状に形成した場合について説明したが、ゲージ用溝29の形状はこれに限られるものではない。例えば、ゲージ用溝29は、その平面形状が略方形状、略円形状又は略星形状等であるような溝であってもよい。更に、上記の実施形態では、カップ部の上面に、スリップ止め用の溝28とゲージ用溝29とを形成した場合について説明したが、溝28とゲージ用溝29のうち何れか一方だけを設けるようにしてもよい。この場合、その設けた方の溝が、設けなかった方の溝の役割をも果たすことができる。尚、溝28とゲージ用溝29の両方を省略することも可能である。
以上説明したように本発明の建設現場用敷き鉄板のジョイントでは、ベース部の下側の中央部に第一凹部を形成し、ナットをその第一凹部に交換可能に嵌装したことにより、ナットが損傷した場合、ベース部全体を交換するのではなく、その損傷したナットだけを新たなものに交換することができるので、ベース部の交換頻度を低減し、資源の節約を図ることができる。したがって、本発明のジョイントは、建設現場で敷設される敷き鉄板を堅結するための止め金具として用いるのに好適である。
10 ベース部
11 突起部
110 側面部
12 壁部
120 側面部
13 ナット装着用凹部(第一凹部)
14 第一孔部
15 磁石
16 段差部
17 リブ
18 ビス
19 ネジ孔
20 カップ部
21 ボルト用凹部
22 第二孔部
23 穴部(第二凹部)
24 ピン
24a ピン下部
24b ピン上部
25 貫通孔
26 突起部用凹部
27 ポンチ打ち
28 溝
29 ゲージ用溝
30 ボルト
31 ネジ部
32 ネジ頭部
40 ナット
41 座金部
50 ワッシャー


Claims (4)

  1. 少なくとも二枚の敷き鉄板を挟み込んでつなぐために用いられる建設現場用敷き鉄板のジョイントであって、
    略円板状に形成されたものであり、その上面の中心位置から両側へ等間隔をおいた位置に上面から突出するように形成された突起部と、下側の中央部に形成された第一凹部と、前記第一凹部の上面において中心部を貫通するように形成された第一孔部とを有するベース部と、
    略円板状に形成されたものであり、その中心部を貫通するように形成された第二孔部と、下面の中心位置から前後左右方向へ所定間隔をおいた位置に形成された第二凹部と、略円錐形状の先端部が下面から突出するように前記第二凹部に嵌合された金属製のピンとを有するカップ部と、
    前記ベース部の下面側から前記第一凹部に交換可能に嵌装されたナットと、
    前記第二孔部が前記第一孔部と一致するように前記カップ部を前記ベース部に被せたときに前記カップ部の上面側から前記第二孔部及び前記第一孔部を介して前記ナットにねじ込むためのボルトと、
    を備え
    前記ナットとして座金部を有する座付きナットが用いられ、前記ナットは前記座金部を下に向けた状態で前記ベース部の下面側から前記第一凹部に嵌装されることを特徴とする建設現場用敷き鉄板のジョイント。
  2. 二つの前記突起部を結ぶ直線によって前記ベース部の上面を二つの表面領域に区分したときにその二つの前記表面領域のうち一方の前記表面領域の所定箇所において、磁石をその表面が前記ベース部の上面から突出しないように固定したことを特徴とする請求項1記載の建設現場用敷き鉄板のジョイント。
  3. 前記突起部よりも高さの低い壁部を二つの前記突起部の間に二つの前記突起部と一体的に形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の建設現場用式鉄板のジョイント。
  4. 前記カップ部の上側の中央部には、前記ボルトのネジ頭部を格納するためのボルト用凹部が形成され、前記カップ部の上面には、底面が前記ボルトのネジ頭部よりも上側に位置するような深さを有するゲージ用溝が形成されていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の建設現場用鉄板のジョイント。
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