JP6237993B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に係り、更に詳しくは、多色のカラー画像を形成する画像形成装置に関する。
近年、画像形成装置の進歩に伴って画質に対する要求も高くなっている。そこで、画質向上のため、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック(YMCK)の4色を用いた画像形成装置に対して、色数を増加させて5色以上にした電子写真方式の画像形成装置が提案されている。例えば、特許文献1(特開2007−171498号公報)や特許文献2(特開2007−316313号公報)参照) では、6色の画像形成装置が提案されている。
このような5色以上の画像形成装置は、基本色と呼ばれるイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色トナーに、淡色のトナー(例えば、ライトシアンやライトイエロー)や、透明度の高いトナー(例えば、透明トナー)などを加えている。このような追加の色は、用途に応じて、画質向上、光沢性向上又は色再現性向上を図ることから「補助色」と呼ばれる。
淡色のトナーは、出力画像の粒状性を低減させて高画質化を図るのに用いられ、透明度の高いトナーは、光沢性を向上させるのに用いられる。また、イエロー、マゼンタ、シアンの混色では再現が困難な色が補助色として用いられる場合もある。また、印刷機のようにイエロー、マゼンタ、シアンの混色では再現が困難な色を特色として形成する場合もある。
ところで、カラー画像形成装置は、中間転写ベルトを使用したタンデム式が一般的である。このタンデム式は、トナー色に対応した複数の像担持体にそれぞれ異なる分光特性の現像剤を装填した現像器を対応させ、当該像担持体を直列に配置したものである。この方式はプリント生産性を4色の画像形成装置と同じにできる特長がある。
タンデム式画像形成装置では各色間で色ずれを防止するために各色の光学系をブラックを基準として同じにすることが行われている。このため、従来のタンデム式画像形成装置を4色から例えば5色にする場合、画像形成部および光走査装置が必要とするスペースは、4色に比べて25%増となる。
25%のスペース増を抑制するためには、感光ドラム、現像器、クリーナ等の小型化や形状変更等で画像形成部同士の間隔を小さくすることが考えられる。しかし、光走査装置は所定の光路長を有するため、小型化には限界がある。
そこで、補助色用の光走査装置を小型化するために、偏光器としてのポリゴンミラー以降の光学系レイアウトにおいて、光路折り返し用ミラーを設けて折り返し回数を増やすことで光路長を稼ぐ工夫が考えられる。しかし、この方法では、ミラーの反斜率によって偏光器前光学系の光利用効率が低下する。また、ミラーの配置により他の光学素子の配置や光線レイアウトが変わることから、経時(特に温度による特性変動)での走査線の初期特性、温度特性が基本4色と異なる傾向となって補助色の色ずれが大きくなる。
従って、特に高画質の画像形成装置においては、複数の光走査装置間に温度差が生じた場合、色ずれ補正動作が頻繁に行われることになる。色ずれ補正動作は画像形成時とは異なるタイミングで行われるため、補正頻度を上げると生産性が低下する。つまり、ユーザの待ち時間が長くなり、使い勝手が非常に悪くなる。
そこで本発明は、基本4色に対する補助色の色ずれを低減すると共に、補助色用の光走査装置を小型化することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの基本4色のトナー及び当該基本4色以外の少なくとも1つの補助色のトナーにより多色画像を形成する画像形成装置であって、各色に対応した複数の光源からの光束を、光走査装置の偏光器によって走査することで、各色に対応した複数の像担持体に潜像を形成するようにした画像形成装置において、前記光走査装置が、ブラックとブラック以外の基本1色用の2つの光源からの光束を光学的に対称に走査する第1偏光器を回転自在に搭載し前記画像形成装置の本体フレームに対して着脱自在な第1光学ハウジングと、残りの基本2色用の2つの光源からの光束を光学的に対称に走査する第2偏光器を回転自在に搭載し前記本体フレームに対して着脱自在な第2光学ハウジングと、前記補助色用の光源からの光束を走査する第3偏光器を回転自在に搭載し前記本体フレームに対して着脱自在な第3光学ハウジングを有し、前記補助色用の光源から前記第3偏光器に至る光路を除いて、前記基本4色と補助色用の各光源から像担持体に至る光学系を同一に構成し、前記補助色用の光源から前記第3偏光器に至る光路に1又は2以上の折り返し用ミラーを配設し、当該光路をその光路長を前記基本4色の光学系の対応する光路の光路長と同じにしたまま前記ミラーで折り返すことにより前記補助色用の光源を前記基本4色の光学系の光源よりも前記第3偏光器に接近させると共に、当該光路の光利用効率をブラックの対応する光路の光利用効率と同一としたことを特徴とする画像形成装置である。
本発明によれば、補助色用光走査装置の偏光器前光路を折り返しミラーで折り返して補助色用光源を基本4色の光学系の光源よりも偏光器に接近させたので補助色用光走査装置の小型化を図ることができる。また、補助色の光利用効率をブラックの光利用効率と同一とすることで折り返しミラーによる色ずれ発生を抑制することができる。また、色ずれ補正動作回数を低減することができるのでユーザの待ち時間低減も可能となる。
本発明の一実施形態に係るカラープリンタの概略構成を示す図である。 マーク位置検出器を説明するための図である。 光走査装置2010A1を説明するための図(その1)である。 光走査装置2010A1を説明するための図(その2)である。 光走査装置2010A1を説明するための図(その3)である。 光走査装置2010A1を説明するための図(その4)である。 光走査装置2010A1における光源を説明するための図である。 図7における面発光レーザ素子を説明するための図である。 光走査装置2010A2を説明するための図(その1)である。 光走査装置2010A2を説明するための図(その2)である。 光走査装置2010A2を説明するための図(その3)である。 光走査装置2010A2を説明するための図(その4)である。 光走査装置2010Tを説明するための図である。 光走査装置2010Tの変形例を説明するための図である。 光走査装置2010Tの変形例を説明するための図である。 光走査装置2010Tの走査光学系を説明するための図である。 光走査装置2010Tの光学ハウジングを説明するための図である。 光走査装置2010A1と2010A2の光学ハウジングを説明するための図である。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図16に基づいて説明する。図1に、一実施形態に係るカラープリンタ2000の概略構成が示されている。このカラープリンタ2000は、4つの基本色(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー)と補助色とを重ね合わせてフルカラーの画像を形成するタンデム式の多色カラープリンタである。
カラープリンタ2000は3つの光走査装置(2010A1、2010A2、2010T)、5つの感光体ドラム(2030K、2030M、2030Y、2030C、2030T)を有する。また、カラープリンタ2000は5つのドラムクリーニング装置(2031K、2031M、2031Y、2031C、2031T)、5つの帯電装置(2032K、2032M、2032Y、2032C、2032T)、5つの現像装置(2033K、2033M、2033Y、2033C、2033T)を有する。
また、カラープリンタ2000は転写ベルト2040、定着装置2050、レジストローラ対2056、排紙ローラ2058、給紙トレイ2060、排紙トレイ2070を有する。カラープリンタ2000は、さらに、通信制御装置2080、ベルトクリーニング装置2085、マーク位置検出器2245及び前記各部を統括的に制御するプリンタ制御装置2090などを備えている。
カラープリンタ2000は、原稿の読取装置も備えており、コピー機能も有している。なお、本明細書では、XYZ3次元直交座標系において、各感光体ドラムの長手方向に沿った方向をY軸方向、各感光体ドラムの配列方向に沿った方向をX軸方向として説明する。
通信制御装置2080は、ネットワークなどを介した上位装置(例えばパソコン)との双方向の通信を制御する。
各感光体ドラムはいずれも、その表面に感光層が形成されている。すなわち、各感光体ドラムの表面がそれぞれ被走査面である。なお、各感光体ドラムは、不図示の回転機構により、図1における面内で矢印方向に回転するものとする。
感光体ドラム2030Kの表面近傍には、感光体ドラム2030Kの回転方向に沿って、帯電装置2032K、現像装置2033K、ドラムクリーニング装置2031Kが配置されている。
感光体ドラム2030K、帯電装置2032K、現像装置2033K、及びドラムクリーニング装置2031Kは、組として使用され、ブラックの画像を形成する画像形成ステーション(以下では、便宜上「Kステーション」ともいう)を構成する。
感光体ドラム2030Cの表面近傍には、感光体ドラム2030Cの回転方向に沿って、帯電装置2032C、現像装置2033C、ドラムクリーニング装置2031Cが配置されている。
感光体ドラム2030C、帯電装置2032C、現像装置2033C、及びドラムクリーニング装置2031Cは、組として使用され、シアンの画像を形成する画像形成ステーション(以下では、便宜上「Cステーション」ともいう)を構成する。
感光体ドラム2030Mの表面近傍には、感光体ドラム2030Mの回転方向に沿って、帯電装置2032M、現像装置2033M、ドラムクリーニング装置2031Mが配置されている。
感光体ドラム2030M、帯電装置2032M、現像装置2033M、及びドラムクリーニング装置2031Mは、組として使用され、マゼンタの画像を形成する画像形成ステーション(以下では、便宜上「Mステーション」ともいう)を構成する。
感光体ドラム2030Yの表面近傍には、感光体ドラム2030Yの回転方向に沿って、帯電装置2032Y、現像装置2033Y、ドラムクリーニング装置2031Yが配置されている。
感光体ドラム2030Y、帯電装置2032Y、現像装置2033Y、及びドラムクリーニング装置2031Yは、組として使用され、イエローの画像を形成する画像形成ステーション(以下では、便宜上「Yステーション」ともいう)を構成する。
感光体ドラム2030Tの表面近傍には、感光体ドラム2030Tの回転方向に沿って、帯電装置2032T、現像装置2033T、ドラムクリーニング装置2031Tが配置されている。
感光体ドラム2030T、帯電装置2032T、現像装置2033T、及びドラムクリーニング装置2031Tは、組として使用され、補助色の画像を形成する画像形成ステーション(以下では、便宜上「Tステーション」ともいう)を構成する。
各帯電装置は、対応する感光体ドラムの表面をそれぞれ均一に帯電させる。
光走査装置2010A1は、プリンタ制御装置2090からのシアン画像情報に基づいて変調された光束を、帯電された感光体ドラム2030Cの表面に照射する。また、光走査装置2010A1は、ブラック画像情報に基づいて変調された光束を、帯電された感光体ドラム2030Kの表面に照射する。これにより、感光体ドラム2030C及び感光体ドラム2030Kの表面では、光が照射された部分だけ電荷が消失し、画像情報に対応した潜像が感光体ドラム2030C及び感光体ドラム2030Kの表面にそれぞれ形成される。ここで形成された潜像は、感光体ドラムの回転に伴って対応する現像装置の方向に移動する。
光走査装置2010A2は、プリンタ制御装置2090からのイエロー画像情報に基づいて変調された光束を、帯電された感光体ドラム2030Yの表面に照射する。また、光走査装置2010A2は、マゼンタ画像情報に基づいて変調された光束を、帯電された感光体ドラム2030Mの表面に照射する。これにより、感光体ドラム2030Y及び感光体ドラム2030Mの表面では、光が照射された部分だけ電荷が消失し、画像情報に対応した潜像が感光体ドラム2030Y及び感光体ドラム2030Mの表面にそれぞれ形成される。ここで形成された潜像は、感光体ドラムの回転に伴って対応する現像装置の方向に移動する。
なお、以下では、光走査装置2010A1と光走査装置2010A2を区別する必要がない場合は、便宜上、「光走査装置2010A」と総称する。また、ポリゴンミラー2104A1とポリゴンミラー2104A2を区別する必要がない場合は、便宜上、「ポリゴンミラー2104A」と総称する。
光走査装置2010Tは、補助色が付加される色の画像情報に基づいて変調された光束を、帯電された感光体ドラム2030Tの表面に照射する。これにより、感光体ドラム2030Tの表面では、光が照射された部分だけ電荷が消失し、画像情報に対応した潜像が感光体ドラム2030Tの表面にそれぞれ形成される。ここで形成された潜像は、感光体ドラム2030Tの回転に伴って対応する現像装置の方向に移動する。
なお、各光走査装置の構成については後述する。
各現像装置は、対応する感光体ドラムの表面に形成された潜像にトナーを付着させて顕像化させる。なお、以下では、便宜上、トナーが付着した像を「トナー画像」という。
各トナー画像は、対応する感光体ドラムの回転に伴って転写ベルト2040の方向に移動する。そして、各トナー画像は、所定のタイミングで転写ベルト2040上に順次転写され、重ね合わされる。
給紙トレイ2060には記録紙が格納されている。この給紙トレイ2060の近傍には給紙コロ(不図示)が配置されており、該給紙コロは、記録紙を給紙トレイ2060から1枚ずつ取り出し、レジストローラ対2056に搬送する。該レジストローラ対2056は、所定のタイミングで記録紙を転写ベルト2040と転写ローラ2041との間隙に向けて送り出す。
そして、転写ベルト2040上で重ね合わされたトナー画像が記録紙に転写される。ここで転写された記録紙は、定着装置2050に送られる。
定着装置2050では、熱と圧力とが記録紙に加えられ、これによってトナーが記録紙上に定着される。ここで定着された記録紙は、排紙ローラ2058を介して排紙トレイ2070に送られ、排紙トレイ2070上に順次スタックされる。
各ドラムクリーニング装置は、対応する感光体ドラムの表面に残ったトナー(残留トナー)を除去、回収する。残留トナーが除去された感光体ドラムの表面は、再度対応する帯電装置に対向する位置に戻る。ベルトクリーニング装置2085は、記録紙へのトナー画像の転写後に転写ベルト2040上に残っているトナーを除去する。
マーク位置検出器2245は、転写ベルト2040の−X側端部近傍に配置されている。このマーク位置検出器2245は、一例として図2に示されるように、3つの光学センサ(2245a、2245b、2245c)を有している。光学センサ2245a及び光学センサ2245cは、転写ベルト2040の幅方向(Y軸方向)の両端部近傍に対向する位置に配置されている。また、光学センサ2245bは、転写ベルト2040の幅方向の中心部近傍に対向する位置に配置されている。
各光学センサは、転写ベルト2040に向けて光を射出する光源、及び転写ベルト2040で反射された光を受光する受光素子などを有し、転写ベルト2040に転写されたマークの位置情報をプリンタ制御装置2090に通知する。
次に、前記光走査装置2010A1の構成について説明する。光走査装置2010A1は、一例として図3〜図6に示されるように、2つの光源(2200a、2200b)、2つのカップリングレンズ(2201a、2201b)、2つの開口板(2202a、2202b)、2つの線像形成レンズ(2204a、2204b)、ポリゴンミラー2104A1、2つの偏光器側走査レンズ(2105a、2105b)、2つの像面側走査レンズ(2107a、2107b)、4枚の折り返しミラー(2106a、2106b、2108a、2108b)、2つの光検知センサ(2205a、2205b)、2つの集光レンズ(2206a、2206b)、4枚の光検知用ミラー(2207a1、2207a2、2207b1、2207b2)、及び不図示の走査制御装置などを備えている。そして、これらは、図16を参照して後述する光学ハウジング2210CKの所定位置に組み付けられている。なお、以下では、便宜上、主走査方向に対応する方向を「主走査対応方向」と略述し、副走査方向に対応する方向を「副走査対応方向」と略述する。
光源2200aと光源2200bは、Z軸方向からみたときに、X軸方向に関して離れた位置に配置されている。各光源2200a、2200bは、一例として図7に示されるように、面発光レーザチップ10、該面発光レーザチップ10を保持するパッケージ部材11、面発光レーザチップ10を保護するカバーガラス14を有する。
パッケージ部材11は回路基板12の表側に実装されている。回路基板12の裏側に、面発光レーザチップ10を駆動する駆動用チップ13が実装されている。なお、面発光レーザチップ10とパッケージ部材11は、図示しないボンディングワイヤで電気的に接続されている。
面発光レーザチップ10は、一例として図8に示されるように、2次元的に配列された40個の発光部が1つの基板上に形成された面発光レーザアレイ(VCSEL:Vertical Cavity Surface Emitting Laser)である。各発光部は、発振波長が780nm帯の垂直共振器型とすることができる。40個の発光部は、すべての発光部をZ軸方向に伸びる仮想線上に正射影したときに、等間隔dとなるように配置されている。なお、本明細書では、「発光部間隔」とは2つの発光部の中心間距離をいう。
図3、図4のカップリングレンズ2201aは、光源2200aから射出された光束の光路上に配置され、該光束を略平行光束とする。図3、図5のカップリングレンズ2201bは、光源2200bから射出された光束の光路上に配置され、該光束を略平行光束とする。各カップリングレンズは、各光源から射出された光束に対する屈折率が約1.5である。
開口板2202aは、開口部を有し、カップリングレンズ2201aを介した光束を整形する。開口板2202bは、開口部を有し、カップリングレンズ2201bを介した光束を整形する。各開口部は、主走査対応方向の幅が約5.5mm、副走査対応方向の幅が約1.18mmの矩形状である。そして、各開口板は、開口部の中心がカップリングレンズの焦点位置又はその近傍に位置するように配置されている。
線像形成レンズ2204aは、開口板2202aの開口部を通過した光束を、ポリゴンミラー2104A1の偏光反射面近傍にZ軸方向に関して結像する。線像形成レンズ2204bは、開口板2202bの開口部を通過した光束を、ポリゴンミラー2104A1の偏光反射面近傍にZ軸方向に関して結像する。線像形成レンズ2204a、2204bとポリゴンミラー2104A1との間には、図示していないが光利用効率を調節するためのNDフィルタが配置されている。各線像形成レンズは、第1面(入射側の面)が副走査対応方向に関して屈折力を有し、第2面(射出側の面)が主走査対応方向に関して屈折力を有するアナモルフィックレンズである。
カップリングレンズ2201aと開口板2202aと線像形成レンズ2204aとからなる光学系は、Cステーションの偏光器前光学系である。カップリングレンズ2201bと開口板2202bと線像形成レンズ2204bとからなる光学系は、Kステーションの偏光器前光学系である。
ポリゴンミラー2104A1は、Z軸に平行な軸まわりに回転する4面鏡を有し、各鏡がそれぞれ偏光反射面となる。ここでは、4面鏡に内接する円の半径は約7mmである。そして、線像形成レンズ2204aからの光束はポリゴンミラー2104A1の−X側に偏光され、線像形成レンズ2204bからの光束はポリゴンミラー2104A1の+X側に偏光される。
図6の偏光器側走査レンズ2105aは、ポリゴンミラー2104A1の−X側に配置され、偏光器側走査レンズ2105bは、ポリゴンミラー2104A1の+X側に配置されている。折り返しミラー2106a及び折り返しミラー2108aは、偏光器側走査レンズ2105aを介した光束の光路を感光体ドラム2030Cに向かう方向に折り返す。折り返しミラー2106b及び折り返しミラー2108bは、偏光器側走査レンズ2105bを介した光束の光路を感光体ドラム2030Kに向かう方向に折り返す。
像面側走査レンズ2107aは、折り返しミラー2108aを介した光束の光路上に配置されている。像面側走査レンズ2107bは、折り返しミラー2108bを介した光束の光路上に配置されている。ポリゴンミラー2104A1で偏光された線像形成レンズ2204aからの光束は、偏光器側走査レンズ2105a、折り返しミラー2106a、折り返しミラー2108a、及び像面側走査レンズ2107aを介して、感光体ドラム2030Cに照射され、光スポットが形成される。
この光スポットは、ポリゴンミラー2104A1の回転に伴って感光体ドラム2030Cの長手方向に移動する。すなわち、感光体ドラム2030C上を走査する。このときの光スポットの移動方向が、感光体ドラム2030Cでの「主走査方向」であり、感光体ドラム2030Cの回転方向が、感光体ドラム2030Cでの「副走査方向」である。
また、ポリゴンミラー2104A1で偏光された線像形成レンズ2204bからの光束は、偏光器側走査レンズ2105b、折り返しミラー2106b、折り返しミラー2108b、及び像面側走査レンズ2107bを介して、感光体ドラム2030Kに照射され、光スポットが形成される。この光スポットは、ポリゴンミラー2104A1の回転に伴って感光体ドラム2030Kの長手方向に移動する。すなわち、感光体ドラム2030K上を走査する。このときの光スポットの移動方向が、感光体ドラム2030Kでの「主走査方向」であり、感光体ドラム2030Kの回転方向が、感光体ドラム2030Kでの「副走査方向」である。なお、各折り返しミラーは、ポリゴンミラー2104A1から各感光体ドラムに至る各光路長が互いに一致するとともに、各感光体ドラムにおける光束の入射位置及び入射角がいずれも互いに等しくなるように、それぞれ配置されている。
ポリゴンミラー2104A1と各感光体ドラムとの間の光路上に配置される光学系は、走査光学系とも呼ばれている。ここでは、偏光器側走査レンズ2105aと2枚の折り返しミラー(2106a、2108a)と像面側走査レンズ2107aとからCステーションの走査光学系が構成されている。また、偏光器側走査レンズ2105bと2枚の折り返しミラー(2106b、2108b)と像面側走査レンズ2107bとからKステーションの走査光学系が構成されている。CステーションとKステーションの2つの走査光学系は対称に構成され、ポリゴンミラー2104A1が各ステーションの光源からの光束を光学的に対称に走査する。
光検知センサ2205aには、ポリゴンミラー2104A1で偏光され、偏光器側走査レンズ2105aを介した光束のうち書き込み開始前の光束の一部が、2枚の光検知用ミラー(2207a1、2207a2)と集光レンズ2206aを介して入射する。光検知センサ2205bには、ポリゴンミラー2104A1で偏光され、偏光器側走査レンズ2105bを介した光束のうち書き込み開始前の光束の一部が、2枚の光検知用ミラー(2207b1、2207b2)と集光レンズ2206bを介して入射する。各光検知センサはいずれも、受光量に応じた信号を出力する。前記走査制御装置は、各光検知センサの出力信号(同期検知信号)に基づいて対応する感光体ドラムでの書込開始タイミングを検出する。
次に、前記光走査装置2010A2の構成について説明する。光走査装置2010A2は、一例として図9〜図12に示されるように、2つの光源(2200c、2200d)、2つのカップリングレンズ(2201c、2201d)、2つの開口板(2202c、2202d)、2つの線像形成レンズ(2204c、2204d)、ポリゴンミラー2104A2、2つの偏光器側走査レンズ(2105c、2105d)、2つの像面側走査レンズ(2107c、2107d)、4枚の折り返しミラー(2106c、2106d、2108c、2108d)、2つの光検知センサ(2205c、2205d)、2つの集光レンズ(2206c、2206d)、4枚の光検知用ミラー(2207c1、2207c2、2207d1、2207d2)、及び不図示の走査制御装置などを備えている。そして、これらは、図16を参照して後述する光学ハウジング2210YMの所定位置に組み付けられている。
光源2200cと光源2200dは、Z軸方向からみたときに、X軸方向に関して離れた位置に配置されている。各光源は、前述した光走査装置2010A1における各光源と同様な光源である。
カップリングレンズ2201cは、光源2200cから射出された光束の光路上に配置され、該光束を略平行光束とする。カップリングレンズ2201dは、光源2200dから射出された光束の光路上に配置され、該光束を略平行光束とする。各カップリングレンズは、各光源から射出された光束に対する屈折率が約1.5である。
開口板2202cは、開口部を有し、カップリングレンズ2201cを介した光束を整形する。開口板2202dは、開口部を有し、カップリングレンズ2201dを介した光束を整形する。各開口部は、主走査対応方向の幅が約5.5mm、副走査対応方向の幅が約1.18mmの矩形状である。そして、各開口板は、開口部の中心がカップリングレンズの焦点位置又はその近傍に位置するように配置されている。
線像形成レンズ2204cは、開口板2202cの開口部を通過した光束を、ポリゴンミラー2104A2の偏光反射面近傍にZ軸方向に関して結像する。線像形成レンズ2204dは、開口板2202dの開口部を通過した光束を、ポリゴンミラー2104A2の偏光反射面近傍にZ軸方向に関して結像する。線像形成レンズ2204c、2204dとポリゴンミラー2104A2との間には、図示していないが光利用効率を調節するためのNDフィルタが配置されている。各線像形成レンズは、第1面(入射側の面)が副走査対応方向に関して屈折力を有し、第2面(射出側の面)が主走査対応方向に関して屈折力を有するアナモルフィックレンズである。
カップリングレンズ2201cと開口板2202cと線像形成レンズ2204cとからなる光学系は、Yステーションの偏光器前光学系である。カップリングレンズ2201dと開口板2202dと線像形成レンズ2204dとからなる光学系は、Mステーションの偏光器前光学系である。
ポリゴンミラー2104A2は、Z軸に平行な軸まわりに回転する4面鏡を有し、各鏡がそれぞれ偏光反射面となる。ここでは、4面鏡に内接する円の半径は約7mmである。そして、線像形成レンズ2204cからの光束はポリゴンミラー2104A2の−X側に偏光され、線像形成レンズ2204dからの光束はポリゴンミラー2104A2の+X側に偏光される。
図9の偏光器側走査レンズ2105cは、ポリゴンミラー2104A2の−X側に配置され、偏光器側走査レンズ2105dは、ポリゴンミラー2104A2の+X側に配置されている。
折り返しミラー2106c及び折り返しミラー2108cは、偏光器側走査レンズ2105cを介した光束の光路を感光体ドラム2030Yに向かう方向に折り返す。折り返しミラー2106d及び折り返しミラー2108dは、偏光器側走査レンズ2105dを介した光束の光路を感光体ドラム2030Mに向かう方向に折り返す。
像面側走査レンズ2107cは、折り返しミラー2108cを介した光束の光路上に配置されている。像面側走査レンズ2107dは、折り返しミラー2108dを介した光束の光路上に配置されている。
そこで、ポリゴンミラー2104A2で偏光された線像形成レンズ2204cからの光束は、偏光器側走査レンズ2105c、折り返しミラー2106c、折り返しミラー2108c、及び像面側走査レンズ2107cを介して、感光体ドラム2030Yに照射され、光スポットが形成される。この光スポットは、ポリゴンミラー2104A2の回転に伴って感光体ドラム2030Yの長手方向に移動する。すなわち、感光体ドラム2030Y上を走査する。このときの光スポットの移動方向が、感光体ドラム2030Yでの「主走査方向」であり、感光体ドラム2030Yの回転方向が、感光体ドラム2030Yでの「副走査方向」である。
また、ポリゴンミラー2104A2で偏光された線像形成レンズ2204dからの光束は、偏光器側走査レンズ2105d、折り返しミラー2106d、折り返しミラー2108d、及び像面側走査レンズ2107dを介して、感光体ドラム2030Mに照射され、光スポットが形成される。この光スポットは、ポリゴンミラー2104A2の回転に伴って感光体ドラム2030Mの長手方向に移動する。すなわち、感光体ドラム2030M上を走査する。このときの光スポットの移動方向が、感光体ドラム2030Mでの「主走査方向」であり、感光体ドラム2030Mの回転方向が、感光体ドラム2030Mでの「副走査方向」である。
なお、各折り返しミラーは、ポリゴンミラー2104A2から各感光体ドラムに至る各光路長が互いに一致するとともに、各感光体ドラムにおける光束の入射位置及び入射角がいずれも互いに等しくなるように、それぞれ配置されている。
ポリゴンミラー2104A2と各感光体ドラムとの間の光路上に配置される光学系は、走査光学系とも呼ばれている。ここでは、偏光器側走査レンズ2105cと2枚の折り返しミラー(2106c、2108c)と像面側走査レンズ2107cとからYステーションの走査光学系が構成されている。
また、偏光器側走査レンズ2105dと2枚の折り返しミラー(2106d、2108d)と像面側走査レンズ2107dとからMステーションの走査光学系が構成されている。YステーションとMステーションの2つの走査光学系は対称に構成され、ポリゴンミラー2104A1が各ステーションの光源からの光束を光学的に対称に走査する。CステーションとTステーションの2つの走査光学系の組み合わせと、YステーションとMステーションの2つの走査光学系の組み合わせは、光学的に互いに同一の組み合わせに構成することができる。
光検知センサ2205cには、ポリゴンミラー2104A2で偏光され、偏光器側走査レンズ2105cを介した光束のうち書き込み開始前の光束の一部が、2枚の光検知用ミラー(2207c1、2207c2)と集光レンズ2206cを介して入射する。光検知センサ2205dには、ポリゴンミラー2104A2で偏光され、偏光器側走査レンズ2105dを介した光束のうち書き込み開始前の光束の一部が、2枚の光検知用ミラー(2207d1、2207d2)と集光レンズ2206dを介して入射する。各光検知センサはいずれも、受光量に応じた信号を出力する。走査制御装置は、各光検知センサの出力信号(同期検知信号)に基づいて対応する感光体ドラムでの書込開始タイミングを検出する。
(光走査装置2010T)
次に、補助色用の前記光走査装置2010Tの構成について説明する。光走査装置2010Tは、一例として図13A、図13B、図14に示されるように、光源2200T、カップリングレンズ2201T、NDフィルタ2208T、開口板2202T、折り返しミラー2203T、線像形成レンズ2204T、ポリゴンミラー2104Tを有する。光源2200Tは、図7の面発光レーザチップ10と同じ構成である。
カップリングレンズ2201Tは、光源2200Tから射出された光束の光路上に配置され、該光束を略平行光束とする。この実施形態ではカップリングレンズ2201Tの後段にNDフィルタ2208Tを配置している。このNDフィルタ2208Tは光利用効率を調節するためのもので、1ドットを形成する光エネルギを光走査装置2010Aと略等しくする。本実施形態では線像形成レンズ2204Tとポリゴンミラー2104Tの間にNDフィルタ2208Tを配置している。このNDフィルタ2208Tは他の位置に配置してもよく、例えば図13Cのようにカップリングレンズ2201Tと開口板2202Tの間に配置してもよい。なお、NDフィルタは、光源2200Tへの戻り光を防ぎ、光源2200Tを安定させるため、光束に対して傾けて配置することが望ましい。この実施形態ではNDフィルタを、ブラックを含む基本色用の光源から偏光器に至る光路と、補助色用の光源から偏光器に至る光路の両方に配設したが、光利用効率を各光路で同一にできればよいので、当該NDフィルタを少なくとも1方の光路にのみ配設することも可能である。
開口板2202Tは、開口部を有し、カップリングレンズ2201Tを介した光束を整形する。開口部は、主走査対応方向の幅が約5.5mm、副走査対応方向の幅が約1.18mmの矩形状である。そして、開口板2202Tは、開口部の中心がカップリングレンズ2201Tの焦点位置又はその近傍に位置するように配置されている。
開口板2202Tの先に折り返しミラー2203Tが配設されている。この折り返しミラー2203Tによって光源2200Tからの光を約90度で曲げ、線像形成レンズ2204Tに導入している。折り返しミラー2203Tを使わない場合、図中破線で示すように光源2200Tがポリゴンミラー2104TからZ軸に垂直な方向で遠く離れてしまうので、光走査装置2010Tを小型化するのが難しい。この実施形態では光源2200Tからポリゴンミラー2104Tに至る光路長を、前述した光走査装置2010A1、2010A2の光源2200a〜2200dからポリゴンミラー2104A1、2104A2に至る光路長と同じ長さに維持しつつ、折り返しミラー2203Tを使用することで光源2200TをZ軸に垂直な方向(X方向及びY方向)で従来の基本4色の光学系の光源よりもポリゴンミラー2104Tに近付けている。なお、折り返しミラー2203Tは図13Bのように、走査光学系を横断するように光源2200Tと反対側に配置してもよい。こうすることでより光走査装置をより小型化することができる。なお、折り返しミラー2203Tは、図示例のように1つだけ設ける他に、2以上設けてもよい。
従来の画像形成装置では、補助色用の光走査装置にNDフィルタを設けたものはあるが(特許文献1の特開2011−253132の図22のNDフィルタ2203e)、折り返しミラーを設けてスペース的に小型化を図ったものはない。基本4色の光走査装置2010Aにない折り返しミラー2203Tを、補助色用の光走査装置に設けると、ミラーの配置により他の光学素子の配置や光線レイアウトが変わることから、経時(特に温度による特性変動)でのその走査線の初期特性、温度特性が基本4色(YMCK)と異なる傾向となってしまい、補助色の色ずれが大きくなる。
この実施形態では折り返しミラー2203Tで補助色用の光走査装置2010Tの小型化を図ると共に、それによる初期特性や温度特性等の変化をNDフィルタ2208Tの光透過率調節で補償する構成である。光利用効率の調節はNDフィルタ2208Tに限られない。光源からポリゴンミラー2104Tに至る光路に配設された既設の光学素子の反射率又は透過率を変えればよい。従って、一例として、カップリングレンズ2201Tや線像形成レンズ2204Tの表面のコーティング条件を変えることで、光利用効率を調節してもよい。
線像形成レンズ2204Tは、開口板2202Tの開口部を通過した光束を、ポリゴンミラー2104Tの偏光反射面近傍にZ軸方向に関して結像する。カップリングレンズ2201Tと開口板2202Tと線像形成レンズ2204Tとからなる光学系は、Tステーションの偏光器前光学系である。線像形成レンズ2204Tは、第1面(入射側の面)が副走査対応方向に関して屈折力を有し、第2面(射出側の面)が主走査対応方向に関して屈折力を有するアナモルフィックレンズである。
ポリゴンミラー2104Tは、Z軸に平行な軸まわりに回転する6面鏡を有し、各鏡がそれぞれ偏光反射面となる。ここでは、6面鏡に内接する円の半径は約25mmである。線像形成レンズ2204Tからの光束はポリゴンミラー2104Tの−X側に偏光される。
ポリゴンミラー2104Tの−X側に、図13A、図14のように、偏光器側走査レンズ2105T、像面側走査レンズ2107T、2枚の折り返しミラー(2106T、2108T)、光検知センサ2205T、光検知用ミラー2207T1、2207T2、及び走査制御装置(図示省略)などが配設されている。折り返しミラー2106Tは、偏光器側走査レンズ2105Tを介した光束の光路を感光体ドラム2030Tに向かう方向に折り返す。偏光器側走査レンズ2105Tと2枚の折り返しミラー(2106T、2108T)と像面側走査レンズ2107Tによって、Tステーションの走査光学系が構成されている。このTステーションの走査光学系は、前述した基本4色の光走査装置2010AのK、C、M、Yステーションの走査光学系とまったく同じである。
偏光器側走査レンズ2105Tは、ポリゴンミラー2104Tで偏光された光束の光路上に配置されている。折り返しミラー2106T及び折り返しミラー2108Tは、偏光器側走査レンズ2105Tを介した光束の光路を感光体ドラム2030Tに向かう方向に折り返す。像面側走査レンズ2107Tは、折り返しミラー2108Tを介した光束の光路上に配置されている。この像面側走査レンズ2107Tは、副走査対応方向に関して正の屈折率を有するレンズである。
そこで、ポリゴンミラー2104Tで偏光された線像形成レンズ2204Tからの光束は、偏光器側走査レンズ2105T、折り返しミラー2106T、折り返しミラー2108T、及び像面側走査レンズ2107Tを介して、感光体ドラム2030Tに照射され、光スポットが形成される。この光スポットは、ポリゴンミラー2104Tの回転に伴って感光体ドラム2030Tの長手方向に移動する。すなわち、感光体ドラム2030T上を走査する。このときの光スポットの移動方向が、感光体ドラム2030Tでの「主走査方向」である。また、感光体ドラム2030Tの回転方向が、感光体ドラム2030Tでの「副走査方向」である。
光検知センサ2205Tには、ポリゴンミラー2104Tで偏光され、偏光器側走査レンズ2105Tを介した光束のうち書き込み開始前の光束の一部が光検知用ミラー2207T1、2207T2を介して入射する。光検知センサ2205Tは、受光量に応じた信号を出力する。走査制御装置は、光検知センサ2205Tの出力信号(同期検知信号)に基づいて感光体ドラム2030Tでの書込開始タイミングを検出する。
Tステーションの走査光学系は、図15に示す第3光学ハウジング2210Tの中の所定位置に組み付けられている。また、K、Cステーションの走査光学系は、図16に示す第1光学ハウジング2210CKの中の所定位置に組み付けられている。M、Yステーションの走査光学系も、図16と同じように、第2光学ハウジング2210YMの中の所定位置に組み付けられている。第2光学ハウジング2210YMは第1光学ハウジング2210CKと形状と構造がまったく同じなので、図16は第1光学ハウジング2210CKのみを示す。
各光学ハウジング2210T、2210CK、2210YMは、図1の画像形成装置の図示しない本体フレームに対して着脱自在に装着されるようになっている。この本体フレームには、各光学ハウジングを位置決めするために、主基準ピン用の穴部と従基準ピン用の穴部が形成されている。これら本体フレームの穴部に、各光学ハウジングの主基準としての主基準ピン2212T、2212CKと、従基準としての従基準ピン2213T、2213CKが係合するようになっている。主基準ピン用の穴部(本体フレームの主基準)は決め穴で丸穴とされ、従基準ピン用の穴部(本体フレームの従基準)は長穴で構成されている。そして熱膨張等による従基準ピン2213T、2213CKの移動が当該長穴で許容されるようになっている。
主基準ピン2212T、2212CKと従基準ピン2213T、2213CKに対して、所定の相対位置関係で、ポリゴンミラーの回転中心が定められている。すなわち、図15の第3光学ハウジング2210Tにポリゴンミラー2104Tの回転中心2211Tが定められている。また、図16の第1光学ハウジング2210CK(第2光学ハウジング2210YM)にポリゴンミラー2104A1(2104A2)の回転中心2211CKが定められている。
従って、主基準ピン2212T、2212CK、従基準ピン2213T、2213CK及び回転中心2211T、2211CKで、第1辺A、第2辺B及び第3辺Cを有する所定形状の三角形2214T、2214CKが形成される。この三角形2214T、2214CKは、第1ハウジングから第3ハウジングで同一の大きさと形状である。また、回転中心2211T、2211CKを基準とした主基準ピン2212T、2212CKと従基準ピン2213T、2213CKまでの縦横の寸法D、E、Fも同一である。
各光学ハウジング2210T、2210CK、2210YMに搭載されたポリゴンミラー2104A1、2104A2、2104Tは、回転し始めてからしばらくすると、熱を発生する。そして、当該熱によって光学ハウジング自体が熱を帯びて膨張することで、図示しない同期検知板の位置がずれる状態が生じる。この同期検知板は画像書出し位置のタイミング制御等を行うもので、その位置ずれが各色の光ビーム走査位置の位置ずれを引き起こし、転写ベルト2040上に形成したカラー画像に色ずれが発生し、画像品質が低下する原因となる。
そこで、この実施形態では、前述のように3つの光学ハウジングで本体フレームに対する位置決め条件を共通化している。これにより、熱膨張等により生じる3つの光学ハウジング間の変形量の差を少なくすることができ、当該変形量の差により生ずる色ずれを抑制することができる。
特に、ブラック用の光走査装置は図1右端の第1光学ハウジング2210CKの右端に配設され、補助色用の光走査装置は図1左端の第3光学ハウジング2210YMの左端に配設されることが多い。このような配置では、ブラック用と補助色用の光走査装置の相互間距離が大きく開き、両装置間で環境温度条件等が大きく異なる可能性がある。しかし、前述したように、3つの光学ハウジングで本体フレームに対する位置決め条件を共通化することで、各ハウジング間の変形量の差を縮小して色ずれを抑制することが可能である。
また、3つの光学ハウジングで主基準ピンと従基準ピンの位置がそれぞれ同じ位置にあることにより、各光走査装置の治具設備を共通化することができ、製造コストの低減が可能になるというメリットもある。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。例えば前記実施形態では、ブラック→シアン→マゼンタ→イエロー→補助色の順にトナー像が重ねられる場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、シアン→イエロー→マゼンタ→ブラック→補助色の順にトナー像が重ねられても良い。
また、前記実施形態では、補助色が1色の場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えばライトシアンとライトイエローの淡色トナー2色を補助色としてもよい。この場合、これら2色に対応した2つの光源からの光束を光学的に対称に走査する第3偏光器を、第3光学ハウジングに回転自在に搭載する。また、補助色は2色以上とすることも可能である。
10…面発光レーザチップ(面発光レーザアレイ)、2000…カラープリンタ(画像形成装置)、2010A1,2010A2,2010T…光走査装置、2030C,2030K,2030M,2030T,2030Y…感光体ドラム(像担持体)、2033C,2033K,2033M,2033T,2033Y…現像装置、2090…プリンタ制御装置(補正装置)、2104A1…ポリゴンミラー(第1偏光器),2104A2…ポリゴンミラー(第2偏光器)、2104T…ポリゴンミラー(第3偏光器)、2200a,2200b,2200c,2200d,2200T…光源、2203T…折り返しミラー、2205a,2205b,2205c,2205d,2205T…光検知センサ、2207a1,2207a2…光検知用ミラー、2207b1,2207b2…光検知用ミラー、2207c1,2207c2…光検知用ミラー、2207d1,2207d2…光検知用ミラー、2207T…光検知用ミラー、2245a,2245b,2245c…光学センサ、2203T…折り返しミラー、2208T…NDフィルタ、2210CK…第1光学ハウジング、2210YM…第2光学ハウジング、2210T…第3光学ハウジング。
特開2007−171498号公報 特開2007−316313号公報

Claims (4)

  1. イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの基本4色のトナー及び当該基本4色以外の少なくとも1つの補助色のトナーにより多色画像を形成する画像形成装置であって、各色に対応した複数の光源からの光束を、光走査装置の偏光器によって走査することで、各色に対応した複数の像担持体に潜像を形成するようにした画像形成装置において、
    前記光走査装置が、ブラックとブラック以外の基本1色用の2つの光源からの光束を光学的に対称に走査する第1偏光器を回転自在に搭載し前記画像形成装置の本体フレームに設けられた第1光学ハウジングと、残りの基本2色用の2つの光源からの光束を光学的に対称に走査する第2偏光器を回転自在に搭載し前記本体フレームに設けられた第2光学ハウジングと、前記補助色用の光源からの光束を走査する第3偏光器を回転自在に搭載し前記本体フレームに設けられた第3光学ハウジングを有し、
    前記第1、第2及び第3光学ハウジングと、前記本体フレームに、両者の位置決め基準として主基準と従基準をそれぞれ設け、当該主基準と従基準は、各光学ハウジングの偏光器の回転中心からの距離が光学ハウジング同士で同一となるように配設され、前記主基準、前記従基準同士の係合により、前記第1、第2及び第3光学ハウジングが、前記本体フレームに対して位置決めされ、
    前記補助色用の光源から前記第3偏光器に至る光路に1又は2以上の折り返し用ミラーを配設し、当該光路をその光路長を前記基本4色の光学系の対応する光路の光路長と同じにしたまま前記ミラーで折り返すことにより前記補助色用の光源を前記基本4色の光学系の光源よりも前記第3偏光器に接近させると共に、当該光路の光利用効率をブラックの対応する光路の光利用効率と同一としたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1、第2及び第3光学ハウジングにおいて、前記主基準、前記従基準及び前記偏光器の回転中心によって同一の大きさと形状の三角形が形成されることを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  3. 前記光利用効率を、ブラックを含む基本色用の光源から偏光器に至る光路に配設された光学素子又は補助色用の光源から偏光器に至る光路に配設された光学素子の少なくとも1方の反射率又は透過率を調節することで同一としたことを特徴とする請求項1又は2の画像形成装置。
  4. 前記光源から偏光器に至る光路に配設された光学素子がNDフィルタであることを特徴とする請求項の画像形成装置。
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