JP6237712B2 - 開閉ルーフ車 - Google Patents
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Description
上記開閉ルーフが開いた際とは、例えば、車両後方に折り畳むように格納される開閉ルーフにおいて、フロントヘッダ部から開閉ルーフの前端が離間開始した状態をいう。
上記車幅方向の所定範囲は、車幅方向におけるデフレクタ本体の長さと略同等の長さの範囲、あるいは車幅方向における下面装着部の長さと略同等の長さの範囲などとすることができる。
上記点ファスナーは、フロントヘッダ部または下面装着部のいずれか一方に開口した開口孔と、開口孔に嵌合する樹脂製や金属製クリップとで構成した点ファスナー、あるいは雌雄嵌合するスナップボタンで構成した点ファスナーなどとすることができる。
具体的には、保持手段が収容部材を保持する保持力よりも略車両下方への荷重が小さい場合、開閉ルーフ車は、保持手段によってデフレクタ機構部の脱落を阻止することができる。
これにより、例えば、略車両下方への荷重によって収容部材もしくはデフレクタ機構部が破損する荷重と略同等の保持力で収容部材を保持する構成とした場合、保持手段は、意図しない略車両下方への荷重による収容部材、及びデフレクタ機構部の破損を防止することができる。
具体的には、デフレクタ機構部に意図しない略車両下方への荷重が加わった際、略車両下方への荷重は、デフレクタ機構部における車幅方向の限られた範囲に対して加わることとなる。
具体的には、デフレクタ機構部に略車両下方への荷重が加わった際、デフレクタ装着部に近接しているため、後部保持手段には、略車両下方への荷重が加わることになる。
具体的には、収容部材を直接的にヘッダパネルに取付けた場合、収容部材の有無によって、トリム部材の形状を異ならせる必要があり、部品点数が増加するおそれがあった。
加えて、収容部材がトリム部材から離脱する際、開閉ルーフ車は、ヘッダパネルの変形などの問題が生じることを防止することができる。
まず、本実施形態における車両1について、図1から図6を用いて詳しく説明する。
より詳しくは、開閉ルーフ20は、図3に示すように、乗員の操作によって、車両後方上方へデッキカバー23が移動したのち、車両前後方向に分離したルーフ前部21、及びルーフ後部22が、リヤウインドウガラス24とともに折り畳まれるようにして車両後方の格納空間に格納される構成である。
加えて、フロントヘッダ12には、図2及び図4に示すように、車両前方からの走行風を整流する左右一対のデフレクタ装置30を、ロック受け部と位置決め台座13との間に配置している。
ヘッダトリム16は、図5に示すように、車両前後方向において、フロントウインドウガラス9の上端近傍からヘッダパネル14の後端に至る範囲の車両下方側を、車両下方から一体的に覆うように形成している。
なお、位置決め台座13、及びロック受け部は、ヘッダパネル14に対してボルトなどの適宜の方法で装着固定しているものとする。
より詳しくは、ベース基部331には、車両前後方向に開口した略円形状の円形孔331a、及び車幅方向に長い略長楕円状の長楕円孔331bを一組として、車幅方向に所定間隔を隔てて三組の円形孔331a及び長楕円孔331bを開口形成している。
さらに、前壁部332の上端には、図5に示すように、車両後方へ向けて延設するとともに、展開位置においてデフレクタ35(後述する前方突出部分351a)と車両上下方向で当接する前側規制部分332aを形成している。
弾性部材36は、EPDMなどの合成ゴムであって、車両前後方向を軸方向とするボビン形状に形成している。
トリム装着部分324は、ヘッダトリム16の下面に対して対向するとともに、車幅方向に長い略矩形の平板状に形成している。
なお、図7は脱落過程における第1段階のA−A矢視断面図を示し、図8は脱乱過程における第2段階のA−A矢視断面図を示している。
このようにして、樹脂クリップ37、下部面ファスナー19b、及び位置決めピン38が最終的に全て離脱すると、ヘッダトリム16からデフレクタ装置30が落下する。
従って、車両1の整流構造は、ヘッダトリム16に収容部材32を装着する構成により、部品点数の増加を抑制するとともに、フロントヘッダ12に対するデフレクタ機構部31の組付け性を向上することができる。
この発明のフロントピラー部は、実施形態のフロントピラー11に対応し、
以下同様に、
フロントヘッダ部は、フロントヘッダ12に対応し、
デフレクタ本体は、デフレクタ35に対応し、
開閉ルーフ車は、車両1に対応し、
下面装着部は、トリム装着部分324に対応し、
保持手段は、樹脂クリップ37及びクリップ嵌合孔163、並びに面ファスナー19に対応し、
前部保持手段は、面ファスナー19に対応し、
後部保持手段、及び点ファスナーは、樹脂クリップ37及びクリップ嵌合孔163に対応し、
トリム部材は、ヘッダトリム16に対応するが、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
また、車両後部7の格納区画に折り畳むように格納される開閉ルーフ20としたが、これに限定せず、車体に対して着脱自在の開閉ルーフとしてもよい。
また、デフレクタ機構部31に前壁部332を備え、収容部材32に後壁部321を備えた構成としたが、これに限定せず、前壁部332及び後壁部を一体的に備えたデフレクタ機構部31としてもよい。
このような構成とした場合であっても、車両1の整流構造は、上述した実施形態と同様の効果を奏することができる。
11…フロントピラー
12…フロントヘッダ
14…ヘッダパネル
16…ヘッダトリム
19…面ファスナー
20…開閉ルーフ
31…デフレクタ機構部
32…収容部材
35…デフレクタ
37…樹脂クリップ
163…クリップ嵌合孔
164…嵌合孔
165…係止孔
323…デフレクタ装着部分
324…トリム装着部分
326…嵌合部
327…係止爪
Claims (2)
- 車両上部の開口を開閉自在に覆う開閉ルーフと、
左右一対のフロントピラー部の上端同士を車幅方向で連結するとともに、前記開閉ルーフの前端が当接するフロントヘッダ部と、
車両上下方向に出没可能に構成するとともに、前記開閉ルーフが開いた際、車両上方へデフレクタ本体が上昇するデフレクタ機構部と、
前記フロントヘッダ部に装着されるとともに、前記フロントヘッダ部よりも車両後方側で前記デフレクタ機構部を収容保持する収容部材とを備えた開閉ルーフ車であって、
前記収容部材を、
前記デフレクタ機構部が装着されるデフレクタ装着部と、
該デフレクタ装着部の前端から車両前方に向けて延設するとともに、前記フロントヘッダ部の下面に対して装着する下面装着部とで構成し、
前記フロントヘッダ部の下面と前記収容部材の前記下面装着部とを連結保持する保持手段を備え、
該保持手段を、
前記下面装着部の前部を保持する前部保持手段と、
前記下面装着部の後部を保持する後部保持手段とで構成し、
前記前部保持手段が、
車幅方向の所定範囲において、前記下面装着部と前記フロントヘッダ部との間に介在する面ファスナー、または両面テープで構成され、
前記後部保持手段が、
車両上下方向で雌雄嵌合する点ファスナーで構成された
開閉ルーフ車。 - 前記フロントヘッダ部を、
車幅方向に延びるヘッダパネルと、
該ヘッダパネルの下面に装着固定されるトリム部材とで構成し、
前記収容部材の下面装着部を、
前記トリム部材の下面に装着する構成とした
請求項1に記載の開閉ルーフ車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015124533A JP6237712B2 (ja) | 2015-06-22 | 2015-06-22 | 開閉ルーフ車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015124533A JP6237712B2 (ja) | 2015-06-22 | 2015-06-22 | 開閉ルーフ車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017007490A JP2017007490A (ja) | 2017-01-12 |
JP6237712B2 true JP6237712B2 (ja) | 2017-11-29 |
Family
ID=57762805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015124533A Active JP6237712B2 (ja) | 2015-06-22 | 2015-06-22 | 開閉ルーフ車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6237712B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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Family Cites Families (2)
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-
2015
- 2015-06-22 JP JP2015124533A patent/JP6237712B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2017007490A (ja) | 2017-01-12 |
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