JP6237409B2 - 駆動装置、画像処理装置 - Google Patents

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本発明は、ワイヤーを用いる駆動装置、及びこれを備える画像処理装置に関する。
シートに画像を形成する画像形成部、又はシートから画像を読み取る画像読取部を備える画像処理装置には、ワイヤーを用いる駆動装置が設けられることがある。例えば、ワイヤーを用いる駆動装置は、画像読取部において、光源が搭載される読取ユニットを移動させるために用いられる(例えば、特許文献1参照)。また、ワイヤーを用いる駆動装置が、シートを載置するトレイを移動させるために用いられることもある(例えば、特許文献2参照)。
ところで、ワイヤーを用いる駆動装置では、ワイヤーを所定方向に押圧するテンションプーリーを用いてワイヤーに適正なテンションを与えることがある(例えば、特許文献1参照)。また、ワイヤーの一端をバネ等で引っ張る部材を備える構成も知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平11−72856号公報 特開2008−7231号公報
しかしながら、テンションプーリーを設ける構成、又はワイヤーの一端をバネ等で引っ張る構成では、そのために必要な部品点数が多くなり、その部品の設置スペースも必要になる。
本発明の目的は、少ない部品点数でワイヤーに適正なテンションを与えることができる駆動装置及びこれを備える画像処理装置を提供することにある。
本発明の一の局面に係る駆動装置は、第1ドラム、第2ドラム、ワイヤー、プーリー、及び弾性部材を備える。前記第1ドラム及び前記第2ドラムは、同軸上で回動可能に支持される。前記ワイヤーは、前記第1ドラム及び前記第2ドラムに巻回方向が相反するように接続されている。前記プーリーは、前記第1ドラム及び前記第2ドラムの間で前記ワイヤーを張架する。前記弾性部材は、前記第1ドラム及び前記第2ドラムに接触して前記第1ドラム及び前記第2ドラムを周方向又は軸方向の相反する方向に付勢する。
本発明の他の局面に係る画像処理装置は、駆動装置と、シートに画像を形成する画像形成部と、を備える。前記駆動装置は、第1ドラム、第2ドラム、ワイヤー、プーリー、及び弾性部材を備える。前記第1ドラム及び前記第2ドラムは、同軸上で回動可能に支持される。前記ワイヤーは、前記第1ドラム及び前記第2ドラムに巻回方向が相反するように接続されている。前記プーリーは、前記第1ドラム及び前記第2ドラムの間で前記ワイヤーを張架する。前記弾性部材は、前記第1ドラム及び前記第2ドラムに接触して前記第1ドラム及び前記第2ドラムを周方向又は軸方向の相反する方向に付勢する。
本発明の他の局面に係る画像処理装置は、駆動装置と、シートから像を読み取る画像読取部と、を備える。前記駆動装置は、第1ドラム、第2ドラム、ワイヤー、プーリー、及び弾性部材を備える。前記第1ドラム及び前記第2ドラムは、同軸上で回動可能に支持される。前記ワイヤーは、前記第1ドラム及び前記第2ドラムに巻回方向が相反するように接続されている。前記プーリーは、前記第1ドラム及び前記第2ドラムの間で前記ワイヤーを張架する。前記弾性部材は、前記第1ドラム及び前記第2ドラムに接触して前記第1ドラム及び前記第2ドラムを周方向又は軸方向の相反する方向に付勢する。
本発明によれば、少ない部品点数でワイヤーに適正なテンションを与えることができる駆動装置及びこれを備える画像処理装置が提供される。
図1は、本発明の実施形態に係る画像処理装置の構成を示す図である。 図2は、図1に示される光走査装置の内部構成を示す図である。 図3は、図1に示される光走査装置の清掃装置の構成を示す図である。 図4は、図3に示される清掃装置の駆動装置の一例を説明する図である。 図5は、図3に示される清掃装置の駆動装置の一例を説明する図である。 図6は、図3に示される清掃装置の駆動装置の一例を説明する図である。 図7は、図3に示される清掃装置の駆動装置の他の例を説明する図である。
以下添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
[第1実施形態]
まず、本発明の第1実施形態に係る画像処理装置10の概略構成について説明する。
[画像処理装置10の概略構成]
図1に示すように、画像処理装置10は、ADF1、画像読取部2、及び画像形成部3などを備える。画像処理成装置10は、プリント機能、ファクス機能、スキャン機能、及びコピー機能などを備える複合機である。なお、本発明は、スキャナー、プリンター、ファクシミリー、又はコピー機のような画像処理装置にも適用可能である。
ADF1は、原稿セット部に原稿として載置されたシートを画像読取部2による画像データの読取位置に通過させて搬送する自動原稿搬送装置である。画像読取部2は、コンタクトガラス上に原稿として載置されたシート、又はADF1により搬送されるシートから画像を読み取ることが可能である。具体的に、画像読取部2は、光源、ミラー、レンズ、及びCCDなどの各種光学系部材を備える。
そして、画像読取部2では、主走査方向に長尺上の光が前記光源から照射され、シートで反射した光が前記ミラー及び前記レンズを経て前記CCDに入射する。このとき、前記コンタクトガラスに載置されたシートから画像データが読み取られる場合は、不図示の移動機構によって、前記光源が搭載された読取ユニットが前記主走査方向に垂直な副走査方向に移動される。そして、前記CCDは、入射する光の受光量に応じた電気信号をシートから読み取られた画像データとして出力する。
画像形成部3は、複数の画像形成ユニット4と、中間転写ベルト5、光走査装置6、二次転写ローラー7、定着装置8、排紙トレイ9、複数のトナーコンテナ11、給紙カセット21、及び搬送経路22などを備える。そして、画像形成部3は、入力される画像データに基づいてシートにモノクロ画像又はカラー画像を形成する。前記シートは、紙、コート紙、ハガキ、封筒、及びOHPシートなどのシート材料である。
画像形成ユニット4各々は、感光体ドラム、帯電装置、現像装置、一次転写ローラー、除電装置、及びクリーニング装置などを備える電子写真方式の画像形成ユニットである。画像形成ユニット4各々は、中間転写ベルト5の走行方向に沿って並設されており、所謂タンデム方式の画像形成部を構成している。具体的に、各画像形成ユニット4では、C(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イエロー)、K(ブラック)に対応するトナー像が形成される。
中間転写ベルト5は、画像形成ユニット4各々の前記感光体ドラムに形成された各色のトナー像が中間転写される中間転写部材である。光走査装置6は、入力される各色の画像データに基づいてレーザー光を画像形成ユニット4各々の前記感光体ドラムに照射することにより前記感光体ドラム各々に静電潜像を形成する。
このように構成された画像形成部3では、給紙カセット21から搬送経路22に沿って供給されるシートに以下の手順でカラー画像が形成され、画像形成後のシートが排紙トレイ9に排出される。なお、搬送経路22には、給紙カセット21に積載されたシートを二次転写ローラー7及び定着装置8を経て排紙トレイ9に搬送する各種搬送ローラーが設けられている。
まず、画像形成ユニット4各々では、前記帯電装置により前記感光体ドラムが所定の電位に一様に帯電される。次に、光走査装置6により前記感光体ドラム各々の表面に画像データに基づくレーザー光が照射されることにより、前記感光体ドラム各々の表面に静電潜像が形成される。そして、前記感光体ドラム各々の静電潜像は前記現像装置各々によって各色のトナー像として現像(可視像化)される。なお、前記現像装置各々には、各色に対応する着脱可能なトナーコンテナ11からトナー(現像剤)が補給される。
続いて、画像形成ユニット4各々の前記感光体ドラムに形成された各色のトナー像は、前記一次転写ローラー各々によって中間転写ベルト5に順に重ね合わせて転写される。これにより、中間転写ベルト5に画像データに基づくカラー像が形成される。次に、中間転写ベルト5上のカラー像は、二次転写ローラー7により、給紙カセット21から搬送経路22を経て搬送されるシートに転写される。その後、前記シートに転写されたカラー像は、定着装置8で加熱されて前記シートに溶融定着する。なお、前記感光体ドラム各々の表面に残存した電荷は前記除電装置各々によって除電され、前記感光体ドラム各々の表面に残存したトナーは前記クリーニング装置各々で除去される。
また、画像形成部3には、画像形成ユニット1〜3各々の前記感光体ドラム及び前記一次転写ローラーと中間転写ベルト5とを接触及び離間させる離接機構(不図示)が設けられている。そして、画像形成部3においてモノクロ画像が印刷される場合には、前記離接機構により画像形成ユニット1〜3各々の前記感光体ドラム及び前記一次転写ローラーと中間転写ベルト5とが離間される。これにより、画像形成ユニット4から中間転写ベルト5にブラックのトナー像のみが転写され、中間転写ベルト5から前記シートにモノクロの画像が転写される。
[光走査装置6の構成]
次に、図2及び図3を参照しつつ、光走査装置6の詳細について説明する。
図2に示すように、光走査装置6は、ユニット筐体60、光源ユニット61、ポリゴンミラー62、及び出射ミラー63〜66などを備える。そして、光走査装置6では、画像形成ユニット4各々に対応するレーザー光が光源ユニット61から照射され、ポリゴンミラー62によって主走査方向D1に偏向走査される。ポリゴンミラー62で走査された光は、各種のレンズ又はミラーなどの光学部材を介して出射ミラー63〜66各々に導かれる。出射ミラー63〜66で反射するレーザー光は、画像形成ユニット4各々の前記感光体ドラムに照射される。
ここで、図2では、光走査装置6に着脱可能であって光走査装置6の上面を兼ねる後述の清掃装置67が取り外された状態が示されている。以下、図3〜図6を参照しつつ、清掃装置67について説明する。
図3に示すように、清掃装置67は、カバー部68、2つの清掃部材69、及び駆動装置70を備える。カバー部68は、清掃装置67が光走査装置6に装着されることにより光走査装置6の上面を構成する。また、カバー部68には、光走査装置6の出射ミラー63〜66各々から照射されるレーザー光を透過する複数の出射窓681が設けられている。
清掃部材69は、清掃対象である出射窓681に接触した状態で摺動することにより出射窓681を清掃する。具体的に、各清掃部材69は、2つの出射窓681に対応する2つの清掃部691を有する。そして、清掃装置67では、駆動装置70によって2つの清掃部材69が駆動されることにより、清掃部材69各々の清掃部691により4つの出射窓681が同時に清掃される。
駆動装置70は、ワイヤー71、ドラム72、複数のプーリー73、及びモーター74を備える。ワイヤー71は、両端がドラム72に接続されると共に、ドラム72から出てドラム72に戻る経路上に配置された複数のプーリー73によって張架されている。そして、ワイヤー71には2つの清掃部材69に締結されており、ワイヤー71の往復移動に伴って清掃部材69各々が往復移動する。
このようにワイヤー71を用いる駆動装置70では、ワイヤー71に適正なテンションを与えることが必要である。ここで、テンションプーリー等を設けること、又はワイヤーの一端をバネ等で引っ張ることも考えられるが、そのためには必要な部品点数が多くなり、その部品の設置スペースも必要となる。これに対し、本実施形態に係る駆動装置70では、少ない部品点数でワイヤーに適正なテンションが与えられる。
具体的に、図4〜図6に示すように、駆動装置70のドラム72は、第1ドラム701、第2ドラム702、及び弾性部材703を有する。第1ドラム701は、巻回部710、駆動軸711及び第1壁部712を有しており、第2ドラム702は、巻回部720、開口部721及び第2壁部722を有する。なお、図4では、第2ドラム702の内部構成を示すため一部が切り取られた状態が示されている。また、図5は、第1ドラム701の構成を示す図であり、図6は、第1ドラム701及び第2ドラム702の装着前の状態を側方から見た模式図である。
図4及び図6に示すように、第1ドラム701の駆動軸711は、一端が第1ドラム701に固定されており、他端が第2ドラム702の開口部721に挿通される。そして、駆動軸711は、開口部721に挿通された状態で、カバー部68に設けられる不図示の軸受けによって回動可能に支持される。
また、第1ドラム701には、モーター74に連結されたウォームギア(不図示)に連結された駆動ギア(不図示)が設けられており、モーター74の駆動力が前記ウォームギア(不図示)及び前記駆動ギア(不図示)を介して第1ドラム701に伝達される。具体的に、第1ドラム701は、モーター74が正転駆動及び逆転駆動することにより駆動軸711を中心に時計回り及び反時計回りに回動する。即ち、モーター74は、第1ドラム701を正転及び逆転させる駆動源である。
一方、第2ドラム702は、開口部721に駆動軸711が挿通されることにより、第1ドラム701と同軸上で回動可能に支持される。但し、第2ドラム702は、第1ドラム701の駆動軸711を軸として回動自在であって、駆動軸711から第2ドラム702には駆動力が直接伝達されない。
そして、駆動装置70では、ワイヤー71の両端が、第1ドラム701及び第2ドラム702に接続されている。ここで、ワイヤー71は、第1ドラム701及び第2ドラム702に対して巻回方向が相反するように接続されている。即ち、第1ドラム701及び第2ドラム702が同じ方向に回転する場合、ワイヤー71は、第1ドラム701及び第2ドラム702の一方から引き出され、他方に巻回される。具体的に、図4に示すように、ワイヤー71は、第1ドラム701及び第2ドラム702に相反する方向から接続されている。
また、第1ドラム701の第1壁部712は、駆動軸711の外周面から半径方向に立設されている。一方、第2ドラム702の巻回部720の内部には、第1ドラム701の第1壁部712及び弾性部材703が挿入可能な空間723が形成されている。また、第2ドラム702の第2壁部722は、第1ドラムの駆動軸711が開口部721に挿通されたときに、第1壁部712との間で弾性部材703を挟持可能な位置において半径方向に立設されている。
そして、弾性部材703は、第1壁部712及び第2壁部722の間に介在し、第1壁部712及び第2壁部722を周方向の相反する方向に付勢する圧縮バネである。なお、弾性部材703は圧縮バネに限らず、第1ドラム701及び第2ドラム702を周方向に相反する方向に付勢力を作用させることが可能であれば引っ張りバネなどであってもよい。
このように構成された駆動装置70では、第1ドラム701が反時計回りに回転すると、ワイヤー71が、第2ドラム702の巻回部720から引き出されて第1ドラム701の巻回部710に巻回される。なお、このとき第2ドラム702は、ワイヤー71に引っ張られることにより第1ドラム701と同じ反時計回りに回転する。
一方、第1ドラム701が時計回りに回転すると、第1ドラム701の第1壁部712が弾性部材703を介して第2ドラム702の第2壁部722を押圧しながら回転することにより第2ドラム702が第1ドラム701と同じ時計回りに回転する。これにより、ワイヤー71が、第1ドラム701の巻回部710から引き出されて第2ドラム702の巻回部720に巻回される。
従って、駆動装置70では、第1ドラム701及び第2ドラム702が同じ方向に回動し、ワイヤー71の第1ドラム701及び第2ドラム702による巻回量が相対的に変化することによってワイヤー71が移動する。
そして、このように構成された駆動装置70では、第1ドラム701の第1壁部712と第2ドラム702の第2壁部722との間に介在する弾性部材703により、第1ドラム701及び第2ドラム702に周方向の相反する方向の付勢力が作用する。具体的に、図4に示す例では、第1ドラム701が反時計回り方向に付勢され、第2ドラム702が時計回り方向に付勢される。
即ち、駆動装置70では、第1ドラム701及び第2ドラム702が、弾性部材703によって常に周方向に捩れる力を受けた状態で回動するため、ワイヤー71に適正なテンションを与えることが可能である。そして、駆動装置70では、弾性部材703で第1ドラム701及び第2ドラム702を相互に付勢することによりワイヤー71に適正なテンションを与えることが可能であるため部品点数の省減及び構成の簡素化が可能である。また、駆動装置70では、ワイヤー71にテンションを与えるための構成がドラム72に収められているため、ワイヤー71の張架経路上にワイヤー71にテンションを与えるための構成部品が配置される構成に比べて必要なスペースも省減される。
[第2実施形態]
前記第1実施形態では、弾性部材703が、第1ドラム701及び第2ドラム702を周方向の相反する方向に付勢することによりワイヤー71に適正なテンションを与えることが可能な構成について説明した。
一方、第1ドラム701及び第2ドラム702を軸方向の相反する方向に付勢することによりワイヤー71に適正なテンションを与える構成も考えられる。ここでは、図7を参照しつつ、この種の構成例について説明する。なお、前記第1実施形態で説明した駆動装置70と同様の構成については説明を省略する。
図7に示すように、本実施形態に係る駆動装置70では、弾性部材703に代えて、弾性部材704が設けられている。弾性部材704は、第1ドラム701の回動軸711に外嵌される圧縮バネである。また、本実施形態に係る駆動装置70では、第1ドラム701及び第2ドラム702には第1壁部712及び第2壁部722が不要である。
一方、第2ドラム702は、第1ドラム701側の背面であって、弾性部材703によって押圧される第3壁部724を有する。ここで、第2ドラム702の開口部721に形成されている開口は、回動軸711を挿通可能であるが、弾性部材704よりも小径である。ここで、第1ドラム701及び第2ドラム702は、第1ドラム701の回動軸711が第2ドラム702の開口部721に挿通された状態で軸方向に予め設定された揺動範囲で揺動可能である。
そして、第1ドラム701の回動軸711が第2ドラム702の開口部721に挿通されると、弾性部材704が第1ドラム701と第2ドラム702の第3壁部724と間に介在する。これにより、第1ドラム701及び第2ドラム702各々は、弾性部材704によって軸方向に離反する方向に付勢され、第1ドラム701及び第2ドラム702に張架されたワイヤー71が軸方向に引っ張られる。
従って、本実施形態に係る駆動装置70についても、第1実施形態に係る駆動装置70と同様に、第1ドラム701及び第2ドラム702によって張架されるワイヤー71に適正なテンションを与えることが可能である。
ところで、前記第1実施形態及び前記第2実施形態では、光走査装置6の清掃装置67において清掃部材69を駆動させるために用いられる駆動装置70を例に挙げて説明したが、これに限らない。例えば、駆動装置70が、画像読取部2に設けられ、ワイヤー71が前記読取ユニットに締結されることにより、前記読取ユニットが移動可能な構成が考えられる。
6 :光走査装置
10:画像処理装置
67:清掃装置
68:カバー部
69:出射窓
70:駆動装置
71:ワイヤー
72:ドラム
701:第1ドラム
710:巻回部
711:駆動軸
712:第1壁部
702:第2ドラム
720:巻回部
721:開口部
722:第1壁部
703:弾性部材
703:弾性部材

Claims (4)

  1. 駆動軸を有する第1ドラムと、
    前記駆動軸が挿通される開口部を有し、前記駆動軸上で回動可能に支持される第2ドラムと、
    前記第1ドラム及び前記第2ドラムに巻回方向が相反するように接続されたワイヤーと、
    前記第1ドラム及び前記第2ドラムの間で前記ワイヤーを張架するプーリーと、
    前記駆動軸に外嵌され、前記第1ドラム及び前記第2ドラムの間に介在し、前記第1ドラム及び前記第2ドラムに接触して前記第1ドラム及び前記第2ドラムを周方向又は軸方向の相反する方向に付勢する圧縮バネと、
    を備える駆動装置。
  2. 清掃対象に接触し、前記ワイヤーに締結された清掃部材と、
    前記第1ドラムを正転及び逆転させる駆動源と、
    を備える請求項1に記載の駆動装置。
  3. 請求項1又は2に記載の駆動装置と、シートに画像を形成する画像形成部と、を備える画像処理装置。
  4. 請求項1又は2に記載の駆動装置と、シートから画像を読み取る画像読取部と、を備える画像処理装置。
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