JP6237080B2 - 包装袋 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の包装袋の一例を模式的に正面で示した説明図である。
を天シール部2dに渡って設け、この斜めシール部2cに口栓4を取り付けた口栓付きスタンディングパウチである。尚、底シール部2eは船底型にシールしている。
ィルム10にあらかじめ塗布しておいて設ける。
二軸延伸ナイロンフィルム15μmに2液硬化型ウレタン系接着剤を塗布し、アルミニウム蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム12μmのポリエチレンテレフタレートフィルム面とドライラミネーションにより貼り合わせ基材フィルム10とした。
幅は22mm、独立気室3は短径8mm、長径180mmの縦長の楕円形で設け、独立気室3に空気を封入して膨らませ、実施例1の包装袋を得た。
接着層30のアンカーコート剤に、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)のビュレット体を溶剤で希釈して用い、乾燥塗布量が0.5g/m2になるように設けた以外は、実施例1と同様にして、実施例2の包装袋を得た。
接着層30のアンカーコート剤に、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)のトリマー体を溶剤で希釈して用い、乾燥塗布量が0.5g/m2になるように設けた以外は、実施例1と同様にして、実施例3の包装袋を得た。
接着層30のアンカーコート剤に、キシリレンジイソシアネート(XDI)のアダクト体と、イソホロンジイソシアネート(IPDI)のトリマー体を重量比1:1で混合して、溶剤で希釈して用い、乾燥塗布量が0.5g/m2になるように設けた以外は、実施例1と同様にして、実施例4の包装袋を得た。
接着層30のアンカーコート剤に、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)のビュレット体と、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)のトリマー体を、重量比1:1で混合して、溶剤で希釈して用い、乾燥塗布量が0.5g/m2になるように設けた以外は、実施例1と同様にして、実施例5の包装袋を得た。
接着層30のアンカーコート剤に、キシリレンジイソシアネート(XDI)のアダクト体と、イソホロンジイソシアネート(IPDI)のアダクト体を重量比1:1で混合して、溶剤で希釈して用い、乾燥塗布量が0.5g/m2になるように設けた以外は、実施例1と同様にして、実施例6の包装袋を得た。
二軸延伸ナイロンフィルム15μmに2液硬化型ウレタン系接着剤を塗布し、アルミニウム箔7μmをドライラミネーションにより貼り合わせ、更に、アルミニウム箔面に2液硬化型ウレタン系接着剤を塗布し、両面コロナ処理の二軸延伸ナイロンフィルム15μmをドライラミネーションにより貼り合わせて基材フィルム10とした。
二軸延伸ナイロンフィルム15μmに2液硬化型ウレタン系接着剤を塗布し、アルミニウム箔7μmをドライラミネーションにより貼り合わせ、更に、アルミニウム箔面に2液硬化型ウレタン系接着剤を塗布し、ポリエチレンテレフタレートフィルム12μmをドライラミネーションにより貼り合わせて基材フィルム10とした。
シーラント層を直鎖状低密度ポリエチレンフィルム100μmとして、アンカーコート剤を用いたサンドイッチラミネーションではなく、基材フィルム10の蒸着面に、2液硬化型ウレタン系接着剤を塗布してドライラミネーションにより貼り合わせて、積層フィルムを得た。これ以外は、実施例1と同様にして、比較例1の包装袋を得た。
独立気室3に空気などの気体を封入せず、膨らませなかった以外は、実施例1と同様にして、比較例2の包装袋を得た。
実施例と比較例の包装袋に、パーマ液400mlを充填し、下記の方法で比較評価した。
パーマ液400mlを充填した実施例と比較例の包装袋を40℃75%の恒温恒湿室で6ヶ月保存し(室温3年を想定)、デラミネーションの発生の有無を確認した。デラミネーションの発生したものを×とし、発生しなかったものを○として評価し、その結果を表1にまとめた。
保存性評価した実施例と比較例の包装袋の持ちやすさ、および、パーマ液の注ぎ易さを官能評価した。その結果を表1にまとめた。
上記実施例1から8の本発明の包装袋は、パーマ液を充填して、40℃75%の恒温恒湿室で6ヶ月保存しても、デラミネーションの発生もなく保存性は良好であった。また、機能性についても形状維持性があり、独立気室を持つことで持ちやすく、注ぎやすく良好であった。
1・・・底フィルム
2・・・周縁シール部
2a・・・サイドシール部
2b・・・サイドシール部
2c・・・斜めシール部
2d・・・天シール部
2e・・・底シール部
3・・・独立気室
4・・・口栓
200・・・積層フィルム
10・・・基材フィルム
20・・・シーラント層
30・・・接着層
Claims (3)
- 外側の基材フィルムと内側のシーラント層からなる積層フィルムを、該シーラント層同士を対向させ、周縁シール部を設け、該周縁シール部に設けた未シール部に気体を封入して楕円形の独立気室を設け、形状維持性を付与した包装袋であって、前記基材フィルムと前記シーラント層とを接着する接着層が設けられていて、該接着層がジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)、トリレンジイソシアネート(TDI)、イソホロンジイソシアネート(IPDI)、キシリレンジイソシアネート(XDI)のいずれか1種以上のジイソシアネート単量体を三官能化したアダクト体、ビュレット体、トリマー体のいずれかであることを特徴とする包装袋。
- 前記包装袋が、スタンディングパウチであることを特徴とする請求項1に記載の包装袋。
- 前記未シール部が、前記周縁シール部のうちのサイドシール部の一方または両方に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の包装袋。
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