JP6236192B1 - スポット溶接用電極格納装置 - Google Patents

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Abstract

押圧ユニット(5)は、収容ケース(2)内部の収容通路(R1)に収容された複数の電極(10)を電極取出口(20)側に押圧する。レバー部材(3)は、一方側に揺動すると先端側が電極取出口(20)の一部を遮る第1姿勢(X1)になり、他方側に揺動すると先端側が電極取出口(20)を開放する第2姿勢(X2)になる。第1コイルバネ(4)は、レバー部材(3)の基端側と収容ケース(2)の第1側面部(21)との間に配設され、レバー部材(3)の基端側を収容ケース2から離れるように付勢する。

Description

本発明は、例えば、自動車生産ラインにおいて使用するスポット溶接用の電極を溶接ガンのシャンクに装着可能な状態で格納しておくスポット溶接用電極格納装置に関する。
従来より、自動車生産ラインでは、複数のプレス成形品をスポット溶接で繋ぐことで車体フレームが組み立てられ、このスポット溶接は、一般的に、産業用ロボットのアーム先端に取り付けられた溶接ガンで行われる。
ところで、溶接ガンのシャンクには、当該シャンクの先端が電極の嵌合凹部に嵌合することによって電極が装着される。そして、電極は、スポット溶接を繰り返し行うことで消耗するので、定期的に交換する必要がある。したがって、電極交換時において電極を効率よく溶接ガンのシャンクに装着するために、自動車生産ラインには、スポット溶接用の電極格納装置が設置されている。
例えば、特許文献1に開示されている電極格納装置は、収容通路を内部に有する角筒状の収容ケースを備え、収容通路には、電極をその中心軸と直交する方向に直線状に、且つ、嵌合凹部が同一方向に開口するように複数並設した状態で収容可能となっている。収容ケースの一端には、収容通路に連通する電極取出口が形成される一方、収容ケースの他端側内部には、収容通路に収容された1つ又は並設状態の複数の電極を収容通路の一端側にバネ力によって押圧する押圧ユニットが設けられている。収容ケースの一端側には、当該収容ケースの長手方向と直交する方向に移動可能な取出規制部材が配設されている。該取出規制部材は、コイルバネの付勢力によって一方側に移動した状態で電極取出口の一部を遮って電極の電極取出口からの取り出しを規制する一方、コイルバネの付勢力に抗して他方側に移動した状態で電極取出口を開放して電極の電極取出口からの取り出しを可能にするようになっている。そして、収容通路に並設された各電極のうちの取出規制部材に接する電極の嵌合凹部にシャンク先端を嵌合するとともにその電極を収容通路の一端側に移動させると、取出規制部材がコイルバネの付勢力に抗して他方側に移動することによって開放する電極取出口から電極が取り出され、その後、取り出された電極に隣り合う電極が押圧ユニットのバネ力によって収容通路の一端側に移動するとともに、コイルバネの付勢力によって一方側に移動した取出規制部材に接触して電極取出口からの取り出しが規制されるようになっている。
特表2013−514182号公報
ところで、特許文献1では、可動部分であるコイルバネを含む付勢機構が収容ケースの外面から外側方に飛び出すように取り付けられているので、他の機器や工具が不意に付勢機構に接触して取出規制部材が動かなくなってしまい、装置から電極を取り出せなくなってしまうというおそれがある。
また、特許文献1の電極格納装置は、コイルバネが収容ケースの側方の位置において剥き出しの状態になっているので、見栄えが悪いという問題もある。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、故障し難くて、しかも、高い意匠性を有するスポット溶接用電極格納装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、取出規制部材を揺動するレバー形状にするとともに、取出規制部材を付勢する付勢手段の配置に工夫を凝らしたことを特徴とする。
具体的には、スポット溶接用の電極を複数格納可能なスポット溶接用電極格納装置を対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、第1の発明では、上記電極をその中心軸と直交する方向に直線状に、且つ、溶接ガンのシャンク先端に嵌合する嵌合凹部が同一方向に開口するように複数並設した状態で収容可能な直線状の収容通路を内部に有し、当該収容通路に連通する電極取出口が一端に形成された収容ケースと、上記収容通路に収容された状態の1つ又は並設状態の複数の電極を上記収容通路の一端側に押圧する押圧手段と、上記収容通路に収容状態の上記電極の中心軸と同一方向に延びる揺動軸周りに揺動可能に上記収容ケースに支持され、一方側に揺動して先端側が上記電極取出口の一部を遮る第1姿勢と、他方側に揺動して先端側が上記電極取出口を開放する第2姿勢とに姿勢変更可能なレバー部材と、該レバー部材の基端側と上記収容ケースの一方の側面との間に配設され、上記レバー部材が一方側に揺動するように上記レバー部材の基端側を上記収容ケースから離れるように付勢する付勢手段とを備えていることを特徴とする。
第2の発明では、第1の発明において、上記収容ケースには、上記レバー部材を上記第1及び第2姿勢の間の姿勢において一方側に揺動しないよう規制する規制ピンを挿通可能なピン挿通孔が形成されていることを特徴とする。
第3の発明では、第1又は第2の発明において、上記収容ケースの一端側の側面には、上記揺動軸に沿う方向に対向するとともに上記収容ケースに沿って延びる一対の突出板部が形成され、上記レバー部材は、上記両突出板部の間に位置していることを特徴とする。
第4の発明では、第1から第3のいずれか1つの発明において、上記収容ケースを被取付体に取り付けるブラケットを備え、該ブラケットは、上記収容ケースを取付可能な取付凹部を有し、該取付凹部には、上記収容ケースを取り付ける際、当該収容ケースを案内する案内面が設けられ、該案内面及び上記収容ケースの一方には、上記収容ケースの上記取付凹部への取付方向に沿って延びる案内溝が設けられ、該案内面及び上記収容ケースの他方には、上記案内溝に嵌合可能な突条部が形成されていることを特徴とする。
第1の発明では、コイルバネがレバー部材の収容ケース側に位置しているので、もし仮に他の機器や工具が装置に接触するとしても、可動部分であるコイルバネに接触する前にレバー部材に接触するようになり、他の機器や工具がコイルバネに直接接触することでレバー部材が動かなくなってしまうといったことを防ぐことができる。また、コイルバネがレバー部材の外面側に位置しないので、装置全体の見栄えが良くなり、意匠性の高い装置にすることができる。
第2の発明では、レバー部材を第1姿勢にした時の電極取出口の開口面積よりも電極取出口の開口面積を広くした状態で維持できるようになる。したがって、使用前の電極を収容ケースの収容通路に作業者が電極取出口から手作業で収容する際、作業者の指にかかる負荷が減るので、電極の収容作業を容易に行うことができる。
第3の発明では、レバー部材が両突出板部に挟まれた位置となるので、もし仮に他の機器や工具が装置に接触するとしても、レバー部材に接触する前に両突出板部に接触するようになる。したがって、他の機器や工具が不意にレバー部材に接触して当該レバー部材が他方側に揺動してしまい、収容通路に位置する使用前の電極が押圧手段の押圧力によって電極取出口から飛び出してしまうといったことを確実に防ぐことができる。また、コイルバネが両突出板部に囲まれるようになるので、コイルバネに対するゴミ等の付着による故障の発生を減らすことができる。
第4の発明では、突条部を案内溝に対応させるとともに、収容ケースを突条部に沿って移動させると、突条部が案内溝に嵌合するとともに収容ケースがブラケットの取付凹部に取り付けられる。したがって、ブラケットに対する収容ケースの取付作業が簡単であるとともに、ブラケットに対する収容ケースの位置を正確に決めることができる。
本発明の実施形態に係るスポット溶接用電極格納装置の斜視図である。 図1のII矢視図である。 図1のIII−III線における断面図である。 図2のIV−IV線における断面図である。 図4のV−V線における断面図である。 レバー部材を第1姿勢と第2姿勢との間の姿勢にした状態の図4相当図である。 図6のVII−VII線における断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎない。
図1及び図2は、本発明の実施形態に係るスポット溶接用電極格納装置1を示す。この電極格納装置1は、自動車生産ラインにおける車体組立通路の側方に配置され、スポット溶接用の電極10を溶接ロボットが把持する溶接ガンのシャンク11(図5参照)に装着可能な姿勢で複数格納しておくものである。
電極格納装置1は、水平方向に直線状に延びる略角筒状の収容ケース2を備え、該収容ケース2は、当該収容ケース2の長手方向と直交する水平方向に互いに対向する第1側面部21及び第2側面部22と、該第1側面部21及び第2側面部22の各上端縁部を繋ぐ表面部23と、上記第1側面部21及び第2側面部22の各下端縁部を繋ぐ裏面部24とを有している。
第1側面部21、第2側面部22、表面部23及び裏面部24で囲まれる部分は、図5に示すように、電極10を複数収容可能な直線状の収容通路R1になっていて、図1に示すように、該収容通路R1の一端に電極取出口20が設けられている。
該収容通路R1の底面は、当該収容通路R1の延長方向に延びる帯状の平坦底面2aと、該平坦底面2aの両縁部から上方に行くにつれて次第に離間する一対の傾斜面2bとからなり、該両傾斜面2bは、電極10先端側のテーパ面10aに対応する角度になっている。
そして、収容通路R1は、電極10をその中心軸C1と直交する方向に直線状に、且つ、シャンク11先端に嵌合する嵌合凹部10bが同一方向に開口するように複数並設した状態で収容可能になっている。
第1側面部21の一端側上端縁部及び下端縁部寄りには、第1側面部21の長手方向に沿って延び、且つ、上下に対向する一対の突出板部21aが第2側面部22から離れる方向に突設され、各突出板部21aは、第1側面部21の一端に近づくにつれて水平方向の幅が次第に狭くなる形状をなしている。
第1側面部21の両突出板部21a間には、図4に示すように、収容通路R1に連通する長方形状の開口部21bが形成され、第1側面部21の開口部21bに対応する部分の下部中央には、図6及び図7に示すように、細棒状の規制ピンP1を挿通可能なピン挿通孔21dが上下に貫通形成されている。
また、第1側面部21の一端寄りの位置には、図4に示すように、第2側面部22の反対側に開口する底の浅い第1収容凹部21cが形成されている。
第2側面部22の上下方向中途部には、図4及び図5に示すように、当該第2側面部22の長手方向に沿って直線状に延びるスリット22aが形成され、該スリット22aは、収容通路R1に連通している。
表面部23の長手方向一端側には、図1に示すように、当該表面部23の長手方向一端に開放するように切り欠かれて上記電極取出口20に連続するシャンク出入口23aが形成されている。
また、表面部23の長手方向一端寄りの表面には、図2に示すように、位置決め凹部23bが形成されている。
裏面部24下面の長手方向一端側には、当該裏面部24の長手方向と直交する水平方向に延びる第1案内溝24a及び第2案内溝24bが裏面部24の長手方向に所定の間隔をあけて形成され、第1案内溝24aは、第2案内溝24bよりも溝幅が狭くなっている。
両突出板部21a間には、図4及び図5に示すように、収容ケース2の一端側に向かって延びるレバー部材3が配設されている。
該レバー部材3の先端側の収容通路R1側には、電極10の外周面に対応する湾曲面部3aが形成される一方、レバー部材3の基端側の第1収容凹部21cに対向する位置には、第2収容凹部3bが形成されている。
レバー部材3の中途部は、収容通路R1に収容状態の電極10の中心軸C1と同一方向に延びる揺動軸30によって支持され、レバー部材3は、揺動軸30周りに揺動可能になっている。
レバー部材3の基端側と第1側面部21との間には、第1コイルバネ4が配設されている。
第1コイルバネ4の一端側は、第1収容凹部21cに収容される一方、第1コイルバネ4の他端側は、第2収容凹部3bに収容されていて、第1コイルバネ4は、レバー部材3が一方側に揺動するようにレバー部材3の基端側を収容ケース2から離れるように付勢している。
レバー部材3は、第1コイルバネ4の付勢力によって一方側に揺動すると、図4及び図5に示すように、先端側が開口部21bを介して収容通路R1へと進入して電極取出口20の一部を遮る第1姿勢X1になるとともに湾曲面部3aが電極10を第2側面部22の内面に押し付ける一方、第1コイルバネ4の付勢力に抗して他方側に揺動すると、図6及び図7に示すように、先端側が収容通路R1から離間して電極取出口20を開放する第2姿勢X2になるとともに湾曲面部3aが電極10から離れるようになっている。
つまり、レバー部材3は、電極10の電極取出口20からの取り出しを規制する第1姿勢X1と電極10の電極取出口20からの取り出しを可能にする第2姿勢X2とに姿勢変更可能になっている。
また、レバー部材3を一方側に揺動させると、図4及び図5に示すように、レバー部材3の先端側がピン挿通孔21dの開口の一部を覆う一方、レバー部材3を他方側に揺動させると、図6及び図7に示すように、レバー部材3の先端側がピン挿通孔21dの開口を覆わない位置となるようになっている。
そして、レバー部材3を第1コイルバネ4の付勢力に抗して他方側に揺動させ、且つ、ピン挿通孔21dに規制ピンP1を下方から挿通させると、図6及び図7に示すように、規制ピンP1がレバー部材3を第1姿勢X1と第2姿勢X2との間の姿勢において一方側に揺動しないように規制するようになっている。
収容ケース2の長手方向他端側には、図3及び図4に示すように、押圧ユニット5(押圧手段)が設けられている。
該押圧ユニット5は、収容通路R1に配置されたブロック形状の押圧部材51を備え、該押圧部材51は、収容通路R1に沿って進退可能になっている。
また、押圧ユニット5は、有底円筒状の筒カバー52を備え、該筒カバー52の開口周縁が上記収容ケース2の長手方向他端に固定されている。
筒カバー52の内部には、収容ケース2側に開口する中空部52aが形成され、該中空部52aには、テレスコピック機構からなる伸縮ロッド53が配設されている。
該伸縮ロッド53の先端は、上記押圧部材51の後端面中央部分に固定され、当該押圧部材51が進退すると、伸縮ロッド53は、収容通路R1に沿って伸縮するようになっている。
また、筒カバー52の中空部52aには、第2コイルバネ54が配設され、該第2コイルバネ54は、伸縮ロッド53に巻装された状態となっている。
第2コイルバネ54は、一端が押圧部材51の後端に当接する一方、他端が筒カバー52の底面に当接していて、上記押圧部材51を前進方向に付勢している。
すなわち、押圧ユニット5は、収容通路R1に収容された状態の1つ又は複数の電極10を上記収容通路R1の一端側に押圧するようになっている。
上記収容ケース2は、図1に示すように、断面U字状のブラケット6を介してチップドレッサー7(被取付体)の一側面に取り付けられている。
ブラケット6は、チップドレッサー7に固定される固定板部61と、チップドレッサー7から離れるように固定板部61の上縁部及び下縁部から互いに平行に延びる上板部62及び下板部63とを備えている。
固定板部61、上板部62及び下板部63で囲まれる部分が本発明の取付凹部6aを構成しており、当該取付凹部6aに上記収容ケース2が取付可能となっている。
上記上板部62における長手方向一端寄りの位置には、インデックスプランジャ8が取り付けられている。
また、上記下板部63の上記上板部62に対向する面は、本発明の案内面64を構成している。
該案内面64には、図2に示すように、第1案内溝24a及び第2案内溝24bにそれぞれ嵌合可能な第1突条部64a及び第2突条部64bが形成され、第1突条部64aは、第2突条部64bよりも幅が狭い形状をなしている。
上記インデックスプランジャ8を引き上げた状態で、第1案内溝24a及び第2案内溝24bを第1突条部64a及び第2突条部64bにそれぞれ対応させるとともに、収容ケース2を案内面64に沿って移動させると、第1案内溝24a及び第2案内溝24bに第1突条部64a及び第2突条部64bがそれぞれ嵌合して取付凹部6aに収容ケース2が取り付くようになっている。
また、取付凹部6aに収容ケース2が取り付くと、表面部23の位置決め凹部23bがインデックスプランジャ8に対応するようになっていて、当該インデックスプランジャ8のピン8aを位置決め凹部23bに嵌め込むことにより、収容ケース2が取付凹部6aに固定されるようになっている。したがって、ブラケット6に対する収容ケース2の取付作業が簡単であるとともに、ブラケット6に対する収容ケース2の位置を正確に決めることができる。
尚、第1案内溝24a及び第2案内溝24bの幅寸法、及び、第1突条部64a及び第2突条部64bの幅寸法をそれぞれ異なったものに設定しているので、取付凹部6aに対する収容ケース2の取付方向の間違いを無くすことができる。
次に、電極格納装置1からの電極10の取出作業について詳述する。
まず、溶接ロボットが把持する溶接ガンを移動させて、当該溶接ガンのシャンク11の先端をシャンク出入口23aに対応させる。
次に、溶接ガンのシャンク11をシャンク出入口23aに向かって移動させる。すると、図5に示すように、レバー部材3に接触する電極10の嵌合凹部10bにシャンク11の先端が嵌合する。
しかる後、シャンク11の先端に装着された電極10が収容通路R1の一端側に移動するように溶接ガンを移動させる。すると、レバー部材3が第1コイルバネ4の付勢力に抗して他方側に揺動して電極取出口20が開放し、電極10が電極取出口20から取り出される。
シャンク11に装着された電極10が電極取出口20を通過すると、収容通路R1に並設されたその他の複数の電極10が押圧ユニット5のバネ力によって収容通路R1の一端側に移動する。
そして、レバー部材3が第1コイルバネ4の付勢力によって一方側に揺動して湾曲面部3aが取り出された電極10の次の電極10を第2側面部22の内面に押し付けるとともにレバー部材3の先端部分が電極取出口20の一部を遮って次の電極10の取り出しが可能な状態になる。
次に、収容ケース2の収容通路R1への電極10の収容作業について詳述する。
収容ケース2の収容通路R1に収容されている電極10の数が少なくなると、作業者は、レバー部材3を第1コイルバネ4の付勢力に抗して他方側に揺動させるとともに、図6及び図7に示すように、規制ピンP1をピン挿通孔21dに下方から挿通させる。すると、規制ピンP1がレバー部材3を第1姿勢X1と第2姿勢X2との間の姿勢において一方側に揺動しないように規制する。
しかる後、作業者は、使用前の電極10を電極取出口20から押圧ユニット5のバネ力に抗して収容通路R1内に向けて押し込む。すると、レバー部材3の先端部分が押し込む電極10の外周面に摺接しながらレバー部材3が第1コイルバネ4の付勢力に抗して他方側に揺動して電極取出口20が開放し、電極10が収容通路R1内に入り込む。
電極10が収容通路R1内に入り込むと、レバー部材3の先端部分が電極10の外周面を乗り越えるとともにレバー部材3が第1コイルバネ4の付勢力によって一方側に揺動して湾曲面部3aが使用前の電極10を第2側面部22の内面に押し付ける。
このように、電極10の押込作業を繰り返し行って収容通路R1内に複数の電極10を収容する。
以上より、本発明の実施形態によると、第1コイルバネ4がレバー部材3の収容ケース2側に位置しているので、もし仮に他の機器や工具が電極格納装置1に接触したとしても、可動部分である第1コイルバネ4に接触する前にレバー部材3に接触するようになり、他の機器や工具が第1コイルバネ4に直接接触することでレバー部材3が動かなくなってしまうといったことを防ぐことができる。
また、第1コイルバネ4がレバー部材3の外面側に位置しないので、電極格納装置1全体の見栄えが良くなり、意匠性の高い電極格納装置1にすることができる。
また、ピン挿通孔21dに規制ピンP1を挿通させると、レバー部材3を第1姿勢X1にした時の電極取出口20の開口面積よりも電極取出口20の開口面積を広くした状態で維持できるようになる。したがって、使用前の電極10を収容ケース2の収容通路R1に作業者が電極取出口20から手作業で収容する際、作業者の指にかかる負荷が減るので、電極10の収容作業を容易に行うことができる。
また、レバー部材3が両突出板部21aに挟まれた位置となるので、もし仮に他の機器や工具が電極格納装置1に接触するとしても、レバー部材3に接触する前に両突出板部21aに接触するようになる。したがって、他の機器や工具が不意にレバー部材3に接触して当該レバー部材3が他方側に揺動してしまい、収容通路R1に位置する使用前の電極10が押圧ユニット5のバネ力によって電極取出口20から飛び出してしまうといったことを確実に防ぐことができる。
また、第1コイルバネ4が両突出板部21aに囲まれるようになるので、第1コイルバネ4に対するゴミ等の付着による故障の発生を減らすことができる。
また、ブラケット6の第1突条部64a及び第2突条部64bを収容ケース2の第1案内溝24a及び第2案内溝24bに対応させるとともに、収容ケース2を第1突条部64a及び第2突条部64bに沿って移動させると、第1突条部64a及び第2突条部64bが第1案内溝24a及び第2案内溝24bに嵌合するとともに収容ケース2がブラケット6の取付凹部6aに取り付けられる。したがって、ブラケット6に対する収容ケース2の取付作業が簡単であるとともに、ブラケット6に対する収容ケース2の位置を正確に決めることができる。
尚、本発明の実施形態では、第1案内溝24a及び第2案内溝24bが収容ケース2に、第1案内溝24a及び第2案内溝24bにそれぞれ嵌合する第1突条部64a及び第2突条部64bがブラケット6に形成されているが、これに限らず、例えば、第1案内溝24a及び第2案内溝24bがブラケット6に形成され、第1案内溝24a及び第2案内溝24bにそれぞれ嵌合する第1突条部64a及び第2突条部64bが収容ケース2に形成されていてもよい。
本発明は、例えば、自動車生産ラインにおいて使用するスポット溶接用の電極を溶接ガンのシャンクに装着可能な状態で格納しておくスポット溶接用電極格納装置に適している。
1 スポット溶接用電極格納装置
2 収容ケース
3 レバー部材
4 第1コイルバネ(付勢手段)
5 押圧ユニット(押圧手段)
6 ブラケット
6a 取付凹部
7 チップドレッサー(被取付体)
10 電極
10b 嵌合凹部
11 シャンク
20 電極取出口
21a 突出板部
21d ピン挿通孔
24a 第1案内溝
24b 第2案内溝
30 揺動軸
64 案内面
64a 第1突条部
64b 第2突条部
P1 規制ピン
R1 収容通路
X1 第1姿勢
X2 第2姿勢

Claims (4)

  1. スポット溶接用の電極を複数格納可能なスポット溶接用電極格納装置であって、
    上記電極をその中心軸と直交する方向に直線状に、且つ、溶接ガンのシャンク先端に嵌合する嵌合凹部が同一方向に開口するように複数並設した状態で収容可能な直線状の収容通路を内部に有し、当該収容通路に連通する電極取出口が一端に形成された収容ケースと、
    上記収容通路に収容された状態の1つ又は並設状態の複数の電極を上記収容通路の一端側に押圧する押圧手段と、
    上記収容通路に収容状態の上記電極の中心軸と同一方向に延びる揺動軸周りに揺動可能に上記収容ケースに支持され、一方側に揺動して先端側が上記電極取出口の一部を遮る第1姿勢と、他方側に揺動して先端側が上記電極取出口を開放する第2姿勢とに姿勢変更可能なレバー部材と、
    該レバー部材の基端側と上記収容ケースの一方の側面との間に配設され、上記レバー部材が一方側に揺動するように上記レバー部材の基端側を上記収容ケースから離れるように付勢する付勢手段とを備えていることを特徴とするスポット溶接用電極格納装置。
  2. 請求項1に記載のスポット溶接用電極格納装置において、
    上記収容ケースには、上記レバー部材を上記第1及び第2姿勢の間の姿勢において一方側に揺動しないよう規制する規制ピンを挿通可能なピン挿通孔が形成されていることを特徴とするスポット溶接用電極格納装置。
  3. 請求項1又は2に記載のスポット溶接用電極格納装置において、
    上記収容ケースの一端側の側面には、上記揺動軸に沿う方向に対向するとともに上記収容ケースに沿って延びる一対の突出板部が形成され、
    上記レバー部材は、上記両突出板部の間に位置していることを特徴とするスポット溶接用電極格納装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1つに記載のスポット溶接用電極格納装置において、
    上記収容ケースを被取付体に取り付けるブラケットを備え、
    該ブラケットは、上記収容ケースを取付可能な取付凹部を有し、
    該取付凹部には、上記収容ケースを取り付ける際、当該収容ケースを案内する案内面が設けられ、
    該案内面及び上記収容ケースの一方には、上記収容ケースの上記取付凹部への取付方向に沿って延びる案内溝が設けられ、
    該案内面及び上記収容ケースの他方には、上記案内溝に嵌合可能な突条部が形成されていることを特徴とするスポット溶接用電極格納装置。
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