JPH0588779U - チップチェンジャ - Google Patents
チップチェンジャInfo
- Publication number
- JPH0588779U JPH0588779U JP3707592U JP3707592U JPH0588779U JP H0588779 U JPH0588779 U JP H0588779U JP 3707592 U JP3707592 U JP 3707592U JP 3707592 U JP3707592 U JP 3707592U JP H0588779 U JPH0588779 U JP H0588779U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tip
- shank
- chip
- sesame
- holding
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 溶接ガン装置のシャンクに新しいチップが取
付けられた後のシャンクを、ロボットにより水平方向に
導けるようにして、前記新たに取付けられたチップがシ
ャンクから抜け出さず、チップの取付けが確実に行われ
得るチップチェンジャを提供しようとするものである。 【構成】 チップ供給樋4,5の先端に板バネ23,2
4により両側板が接続されたチップ抑えゴマ21,22
が配置され、該チップ抑えゴマ内に垂直方向にあるチッ
プ9,11のシャンク挿入孔8,10側を垂直方向に開
放させ、他側のチップ先端部を当接体25,26に当接
させるようにしたチップチェンジャ。
付けられた後のシャンクを、ロボットにより水平方向に
導けるようにして、前記新たに取付けられたチップがシ
ャンクから抜け出さず、チップの取付けが確実に行われ
得るチップチェンジャを提供しようとするものである。 【構成】 チップ供給樋4,5の先端に板バネ23,2
4により両側板が接続されたチップ抑えゴマ21,22
が配置され、該チップ抑えゴマ内に垂直方向にあるチッ
プ9,11のシャンク挿入孔8,10側を垂直方向に開
放させ、他側のチップ先端部を当接体25,26に当接
させるようにしたチップチェンジャ。
Description
【0001】
この考案は、ロボット用溶接ガン装置のチップを自動的に該溶接ガンのシャン クに取付けるためのチップチェンジャに関するものである。
【0002】
ロボット用溶接ガン装置のチップは消耗あるいは破損した場合に該チップを取 り替える必要がある。そのため、溶接ガンに新たに取付けられるチップがチップ 供給樋内に配置されており、該樋内の先端の垂直状にあるチップのシャンク挿入 孔に向けて、ロボットによって溶接ガンのシャンクを垂直状に下降あるいは上昇 させて、チップのシャンク挿入孔にシャンクを挿入して該シャンクにチップを取 付け、しかる後にロボットによって溶接ガンのシャンクを垂直状に上昇あるいは 下降方向に戻すことによって新しいチップの取付けを完了していた。
【0003】
ところで、上記のような従来の技術においては、シャンクの挿入方向とシャン クにチップを取付けた後のシャンクの移動方向とが逆になっているため、折角シ ャンクに取付けられたチップが抜け出す虞れがあり、チップの取付けが確実に行 われない、という問題がある。
【0004】 この考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであ り、その目的とするところは、溶接ガン装置のシャンクにチップが取付けられた 後のシャンクを、ロボットにより水平方向に導けるようにして、新たに取付けら れたチップがシャンクから抜け出さず、チップの取付けが確実に行われ得るチッ プチェンジャを提供しようとするものである。
【0005】
上記目的を達成するために、この考案におけるチップチェンジャは、チップ供 給樋の先端に板バネにより両側板が接続されたチップ抑えゴマを配置し、該チッ プ抑えゴマ内に垂直方向にあるチップのシャンク挿入孔側を垂直方向に開放し、 他側のチップ先端部を当接体に当接させるようにしたことを特徴とするものであ る。
【0006】
新たに取付けられるチップは、チップ供給樋の先端に接続されたチップ抑えゴ マ内に垂直方向にシャンク挿入孔を向けて位置している。そして該挿入孔側は垂 直方向に開放されているので、該開放側からロボットにより溶接ガンのシャンク を垂直方向に移動させて、シャンク挿入孔にシャンクを挿入する。この際,チッ プの先端部は当接体に当接されているので、前記シャンクの挿入は充分且つ確実 に行われる。そして、シャンクにチップが取付けられた状態でロボットにより溶 接ガンのシャンクを水平方向に移動させる。この際,チップ抑えゴマの両側板は 板バネの力に抗してチップによって開き気味となるので、シャンクに取付けられ たチップはチップ抑えゴマから抜き出される。そして、該チップのチップ抑えゴ マからの抜き出し方向はシャンクの挿入方向に対して直角方向であるので、チッ プがシャンクから外れることはない。
【0007】
図1ないし図6を参照してこの考案の実施例について説明をする。 図において、1はチップチェンジャの基台であり、該基台1には2本の支柱2 ,3が立設されている。各支柱2,3にはそれぞれチップ供給樋4,5を保持す るブラケット6,7が取付けられている。
【0008】 前記チップ供給樋4,5は、前記支柱2,3間に平行に配置されており、供給 樋4内にはシャンク挿入孔8を下方に開放した多数のチップ9が1列に収納され ており、また供給樋5内にはシャンク挿入孔10を上方に開放した多数のチップ 11が1列に収納されている。そしてチップ9,11の各後端部には押体12ま たは13を介してスプリング14または15が配置され、各チップ9,11群は 該スプリング13または14によって前進可能に付勢されている。また、両供給 樋4,5の上面は塵の侵入を防止するため蓋16によって覆われており、該蓋1 6には前記押体12に設けたベアリング17の通路となる切欠き溝18と前記押 体13に設けたベアリング19の通路となる切欠き溝20が設けられている。
【0009】 各供給樋4,5の先端にはチップ抑えゴマ21,22が配置されており、供給 樋4の側板とチップ抑えゴマ21の側板とは板バネ23によって接続され、供給 樋5の側板とチップ抑えゴマ22の側板とは板バネ24によって接続されている 。また、前記支柱2の上端はチップ抑えゴマ21の上面側に向け屈折されており 、該屈折部によってチップ抑えゴマ21の上面を覆う当接体25を構成し、さら に前記支柱3の上端はチップ抑えゴマ22の下面側に向け屈折されており、該屈 折部によってチップ抑えゴマ22の下面を位置する当接体26を構成している。
【0010】 以上のような構成からなるチップチェンジャにおいて、チップ供給樋4内には シャンク挿入孔8を下方に開放した多数のチップ9が1列に収納され、またチッ プ供給樋5内にはシャンク挿入孔10を上方に開放した多数のチップ11が1列 に収納され、各チップ群がスプリング13または14によって前進可能に付勢さ れた状態にある。そして、チップ抑えゴマ21には最先端のチップ9がシャンク 挿入孔8を垂直方向に下方に開放して、またチップ抑えゴマ22には最先端のチ ップ11がシャンク挿入孔10を垂直方向に上方に開放して位置している。
【0011】 この状態で、ロボットにより溶接ガンを移動させて、例えば溶接ガンのシャン クの先端が上向きのものに新たにチップを取付ける場合には、該シャンクの先端 をチップ抑えゴマ21の下方に位置させ、次いで該シャンクを垂直方向に上昇さ せると、シャンクの先端はチップ抑えゴマ21内のチップ9のシャンク挿入孔8 に挿入される。この際,チップ9の先端部は当接体25に当接されているので、 前記シャンクの挿入は充分且つ確実に行われるのである。
【0012】 そして、シャンクにチップ9が取付けられた状態になると、ロボットにより溶 接ガンのシャンクを水平方向に移動させる。この際,チップ抑えゴマ21の両側 板は板バネ23の力に抗して抜き出されるチップ9によって開き気味となるので 、シャンクに取付けられたチップ9はチップ抑えゴマ21から抜き出される(図 5参照)。この時、チップ供給樋4内の最先端のチップ9はチップ抑えゴマ21 の側面後部が狭まっているので移動することはない。そして、前記チップ抑えゴ マ21内のチップ9のチップ抑えゴマ21からの抜き出し方向はシャンクの挿入 方向に対して直角方向であるので、チップがシャンクから外れることはない。
【0013】 そして、チップ供給樋4内に収納されているチップ9群は押板12を介してス プリング14によって押圧されているので、前記チップ抑えゴマ21内のチップ 9が抜き出されれた後、チップ抑えゴマ21の側面後部が元の状態に戻った時点 で、チップ供給樋4内の最先端のチップ9がチップ抑えゴマ21内に自動的に供 給されることになる(図6参照)。
【0014】 このようにして、溶接ガンのシャンクの先端が上向きのものには新たなチップ が取付けるられるが、シャンクの先端が下向きのものにはチップ供給樋5および チップ抑えゴマ22を用いて新たなチップの取付けを行うのである。そして両シ ャンクに新しいチップを付けることにより、溶接ガンのチップの取り替えが終了 する。
【0015】
この考案によると、チップのシャンク挿入孔にシャンクを挿入する際には、チ ップの先端部が当接体に当接されているので、該挿入が充分且つ確実に行われ得 るものである。また、シャンクの挿入方向とチップの抜き出し方向が直角方向に なるように構成されているので、シャンクに挿入されたチップが該シャンクから 抜け出される心配がないような優れたチップチェンジャである。
【図1】図1はこの考案に係るチップチェンジャの側面
図である。
図である。
【図2】図2はその平面図である。
【図3】図3はその正面図である。
【図4】図4はチップチェンジャの動作を説明するため
の要部の平面図である。
の要部の平面図である。
【図5】図5は図4の状態からチップを抜き出す状態を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図6】図6は図5の状態からチップのを抜き出した状
態を示す平面図である。
態を示す平面図である。
4,5 チップ供給樋 8,10 シャンク挿入孔 9,11 チップ 21,22 チップ抑えゴマ 23,24 板バネ 25,26 当接体
Claims (1)
- 【請求項1】 ロボット用溶接ガン装置のチップをシャ
ンクに取付けるためのチップチェンジャにおいて、チッ
プ供給樋の先端に板バネにより両側板が接続されたチッ
プ抑えゴマを配置し、該チップ抑えゴマ内に垂直方向に
あるチップのシャンク挿入孔側を垂直方向に開放し、他
側のチップ先端部を当接体に当接させるようにしたこと
を特徴とするチップチェンジャ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3707592U JPH0588779U (ja) | 1992-05-07 | 1992-05-07 | チップチェンジャ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3707592U JPH0588779U (ja) | 1992-05-07 | 1992-05-07 | チップチェンジャ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0588779U true JPH0588779U (ja) | 1993-12-03 |
Family
ID=12487437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3707592U Pending JPH0588779U (ja) | 1992-05-07 | 1992-05-07 | チップチェンジャ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0588779U (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005046897A (ja) * | 2003-07-30 | 2005-02-24 | Honda Motor Co Ltd | 溶接チップ交換工具 |
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-
1992
- 1992-05-07 JP JP3707592U patent/JPH0588779U/ja active Pending
Cited By (13)
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CN106457454A (zh) * | 2014-05-19 | 2017-02-22 | 崔光述 | 焊接机的焊嘴替换及供给装置 |
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