JP2000233332A - ワーク受駒 - Google Patents

ワーク受駒

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JP2000233332A
JP2000233332A JP11035673A JP3567399A JP2000233332A JP 2000233332 A JP2000233332 A JP 2000233332A JP 11035673 A JP11035673 A JP 11035673A JP 3567399 A JP3567399 A JP 3567399A JP 2000233332 A JP2000233332 A JP 2000233332A
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JP
Japan
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work
plate
needle
reset
movable plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP11035673A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumiki Mizusako
文樹 水迫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 種々の形状のワークに対して共通に使用可能
なワーク受駒を提供する。 【解決手段】 先端部でワーク1を支持する複数のニー
ドル19と、それぞれを隙間を置いて挿通させるニード
ル挿通孔11を備えた位置固定の固定プレート10と、
ニードル19を挿通させるテーパ状ゴム製のブッシュ2
2が装着された孔がニードル挿通孔11にそれぞれ対向
する位置に形成されて昇降する可動プレート20と、そ
の下側で昇降し、上昇したリセット位置でニードル19
の下端を揃えるリセットプレート30と、このリセット
プレートをリセット位置に上昇させて通常位置の可動プ
レート20のブッシュ22でニードル19を保持させた
後に、ワーク1の想定される形状に対応した下方の通常
位置に下降させるエアシリンダ39と、載置されたワー
ク1に応じて下降させられたニードル19をブッシュ2
2の隙間への圧入で拘束するように、可動プレート20
をその通常位置から固定プレート10へ向けて上昇させ
るエアシリンダ29とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークを載置させ
てそのフランジ部を下方から受けた状態で上方から移動
してくるクランプ具でフランジ部をクランプさせるワー
ク受駒に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の例えば図5に示すワーク受駒
は、ワーク1をセットさせてそのフランジ部1aを上方
から回動してくるクランプ具3とワーク受駒2とで挟持
して加工している。そして、このワーク受駒は、クラン
プ具3と共にワーク1の形状に対応し得るようにワーク
ごとに専用に用意されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
点に鑑みて、種々の形状のワークに対して共通に使用可
能なワーク受駒を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、この目的を達
成するために、請求項1により、ワークを載置させてそ
のフランジ部を下方から受けた状態で上方から移動して
くるクランプ具でフランジ部をクランプさせるワーク受
駒において、縦横にそれぞれ複数列に配列されて先端部
でワークを支持する複数個の互いに同一長のニードル
と、それぞれのニードルを隙間を置いて挿通させるニー
ドル挿通孔を備えた位置固定の固定プレートと、ニード
ルを挿通させるテーパ状のゴム製ブッシュが装着された
孔がニードル挿通孔にそれぞれ対向する位置に形成さ
れ、かつ固定プレートの下側で昇降する可動プレート
と、この可動プレートの下側で昇降し、かつ上昇したリ
セット位置でニードルの下端に当接してこの下端を同一
面状に揃えるリセットプレートと、このリセットプレー
トをリセット位置に上昇させて通常位置に在る可動プレ
ートのゴム製ブッシュの摩擦力でニードルを保持させた
後に、ニードルに載置されるワークの想定される形状に
対応した下方の通常位置に下降させるリセットプレート
用アクチュエータと、ニードルに正規のワークセット位
置を占めるようにワークを載置させることによりその形
状に応じて下降させられたニードルをゴム製ブッシュの
隙間への圧入で拘束するように、可動プレートをその通
常位置から固定プレートへ向けて上昇させる可動プレー
ト用アクチュエータと、を備えたことを特徴とする。
【0005】リセットプレートがリセット位置へ上昇し
た後に通常位置に下降することにより、ニードルはその
上端は同一面状に揃った状態にブッシュの摩擦力で保持
される。ニードル上端群で形成されたワークセット領域
における正規のワークセット位置へワークを載置させる
ことによりワークの底面形状に応じてニードルを下降さ
せた状態で、可動プレートを上昇させることによりブッ
シュをニードル挿通孔のニードル周辺との隙間へ圧入さ
せて、ニードルをクランプ力に耐え得るように、フラン
ジ部を含めたワーク形状に対応する位置に保持して、ワ
ークセット面を形成する。
【0006】
【発明の実施の形態】図1乃至図3を基に本発明の実施
の形態の一例によるワーク受駒を説明する。図1におい
て、両側の周辺フレーム9に、ワークセット領域を形成
するように縦横にそれぞれ複数列に配列されて先端部で
ワーク1を支持する複数個のニードル19を挿通させる
ニードル挿通孔11が形成された固定プレート10が固
定されている。ニードル19は例えば直径3mmで、互
いに同一長であり、図3に示すように、例えば1cm平
方の領域に6本程度の密度で30cm平方の固定プレー
ト10に配列されている。
【0007】固定プレート10の下側には、図2に示す
ように、ニードル19を挿通させるテーパ状のゴム製ブ
ッシュ22が装着され、かつニードル挿通孔11にそれ
ぞれ対向する孔21が形成された可動プレート20が配
置されている。この可動プレートの両側の裏面には、進
退駆動用アクチュエータとしてのエアシリンダ29が配
置され、そのシリンダロッド29aの先端部に支持され
て固定プレート10へ向けて駆動される。ニードル挿通
孔11の周囲とニードル19間には、隙間11aが形成
され、その下方部分は、ゴム製ブッシュ22に対応した
形状の円錐台状周面12として形成されている。
【0008】可動プレート20の下側には、ニードル1
9の下端に当接して同一面状に揃えるリセット位置にニ
ードル19をセットするためのリセットプレート30が
配置されている。このリセットプレートの両側の裏面に
は、進退駆動用アクチュエータとしてのエアシリンダ3
9が配置され、そのシリンダロッド39aの先端部に支
持されて可動プレート20に近接したリセット位置及び
下方の通常位置間でリセットプレート30を昇降駆動す
る。リセット位置及び通常位置間の距離は、ワーク1の
形状の想定される高さ幅よりも長く設定されている。
【0009】このように構成されたワーク受駒の動作は
次の通りである。図1においてリセットプレート30が
リセット位置へ上昇することによりニードル19の下端
が揃ったリセット位置にセットされる。次いで、リセッ
トプレート30が、通常位置に下降した状態(図4参
照)で、ニードル19はブッシュ22の摩擦力により全
てのニードル19の先端の高さ位置が揃った浮上状態に
保持される。
【0010】ワーク1を例えばロボットにより把持して
ニードル先端群で形成されるワークセット領域における
正規のワークセット位置へセットさせると、ニードル1
9はその底面形状に応じて図4に示すように下降し、ニ
ードル19の先端でフランジ部1aを含むワーク特有の
形状に対応したワークセット面が形成される。このよう
にワーク1がワークセット位置にロボットで保持された
状態で、各ニードル19は可動プレート20のブッシュ
22の摩擦力で保持される(図2A参照)。可動プレー
ト20を固定プレート10の近接位置に上昇させること
により、ブッシュ22をニードル挿通孔11のニードル
19間の隙間11aへ圧入させてブッシュ22のフラン
ジ部22aがニードル挿通孔11の入口周辺に圧接した
状態でニードル19の周囲をさらに挟圧する(図2B参
照)。したがって、クランプ具がワーク1のフランジ部
1aをクランプした状態でもワークセット面を形成した
各ニードル19は、例えば30kgfのクランプ力にも
耐え得るように保持される。
【0011】これにより、ロボットにより形状設定用ワ
ーク1を撤去した状態で、ニードル19のテーパ状の先
端で形成された高い位置精度のワークセット面にワーク
1を順にセットし、その都度クランプ具でクランプした
状態でワーク1の加工或は組み付けを行わせる。
【0012】別の形状のワークをクランプする場合に
は、可動プレート20を通常位置に下降させてブッシュ
22をニードル挿通孔11から下方へ離脱させ、次いで
リセットプレート30をリセット位置に上昇させてニー
ドル先端を揃えて新たなワーク形状に応じたワークセッ
ト面を設定させる。
【0013】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、一面に配列さ
れたニードル群の先端が種々のワーク形状に応じた安定
したワークセット面を形成することにより、ワーク形状
に応じた専用の受駒を用意することが不要となる。ニー
ドル挿通孔に可動プレートに支持されたゴム製ブッシュ
を圧入することにより、クランプ時にもワークセット面
の形状が確保される。請求項2の発明によれば、通常の
幅寸法が数十cmのワークが曲面状であっても高精度で
ワークセット面を形成可能となる。請求項3の発明によ
れば、可動プレート及びリセットプレートが工場の設備
エアを利用して容易に可動される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるワーク受駒の概略構
成を説明する側面図である。
【図2】同ニードルの拘束状態を説明する断面図であ
り、同図Aは可動プレートの通常位置、同図Bはその上
昇位置の状態を示す。
【図3】同ワーク受駒のニードルの配列状態を説明する
平面図である。
【図4】同ワーク受駒の動作を説明する側面図である。
【図5】従来のワーク受駒を例示する側面図である。
【符号の説明】
1 ワーク 1a フランジ部 10 固定プレート 11 ニードル挿通孔 11a 隙間 19 ニードル 20 可動プレート 22 ゴム製ブッシュ 29、39 エアシリンダ 30 リセットプレート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを載置させてそのフランジ部を下
    方から受けた状態で上方から移動してくるクランプ具で
    フランジ部をクランプさせるワーク受駒において、 縦横にそれぞれ複数列に配列されて先端部でワークを支
    持する複数個の互いに同一長のニードルと、それぞれの
    前記ニードルを隙間を置いて挿通させるニードル挿通孔
    を備えた位置固定の固定プレートと、前記ニードルを挿
    通させるテーパ状のゴム製ブッシュが装着された孔が前
    記ニードル挿通孔にそれぞれ対向する位置に形成され、
    かつ前記固定プレートの下側で昇降する可動プレート
    と、この可動プレートの下側で昇降し、かつ上昇したリ
    セット位置で前記ニードルの下端に当接してこの下端を
    同一面状に揃えるリセットプレートと、このリセットプ
    レートを前記リセット位置に上昇させて通常位置に在る
    可動プレートのゴム製ブッシュの摩擦力でニードルを保
    持させた後に、前記ニードルに載置されるワークの想定
    される形状に対応した下方の通常位置に下降させるリセ
    ットプレート用アクチュエータと、前記ニードルに正規
    のワークセット位置を占めるようにワークを載置させる
    ことによりその形状に応じて下降させられた前記ニード
    ルを前記ゴム製ブッシュの前記隙間への圧入で拘束する
    ように、前記可動プレートをその前記通常位置から前記
    固定プレートへ向けて上昇させる可動プレート用アクチ
    ュエータと、を備えたことを特徴とするワーク受駒。
  2. 【請求項2】 ニードルが、その断面直径を2乃至5m
    mにすると共に先端部をテーパ状に形成したことを特徴
    とする請求項1のワーク受駒。
  3. 【請求項3】 固定プレートが、周辺フレームに支持さ
    れると共に、リセットプレートを駆動するリセットプレ
    ート用アクチュエータとしてのエアシリンダと、可動プ
    レートの周辺部を駆動する可動プレート用アクチュエー
    タとしてのエアシリンダが周辺フレームの内側に配置さ
    れていることを特徴とする請求項1のワーク受駒。
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