JP6235975B2 - 遊技機 - Google Patents
遊技機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6235975B2 JP6235975B2 JP2014197048A JP2014197048A JP6235975B2 JP 6235975 B2 JP6235975 B2 JP 6235975B2 JP 2014197048 A JP2014197048 A JP 2014197048A JP 2014197048 A JP2014197048 A JP 2014197048A JP 6235975 B2 JP6235975 B2 JP 6235975B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable body
- movable
- operating
- decorative body
- decorative
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
動作により演出を行う可動演出装置(50)を備えた遊技機において、
前記可動演出装置(50)は、
駆動手段(59)の駆動によって待機位置と作動位置との間を揺動する可動体(69)と、
前記可動体(69)に配設され、該可動体(69)の揺動に伴って作動する作動機構(88)によって可動体(69)の揺動軸線の延在方向と交差する方向に往復移動される作動部材(89)と、
前記可動体(69)に支持されて該可動体(69)の揺動軸線と平行な軸回りに回動自在な装飾体(73,80)と、
前記作動部材(89)と装飾体(73,80)とを連繋し、該作動部材(89)の往復移動に伴って装飾体(73,80)を回転させる姿勢維持機構(92)とを備え、
前記姿勢維持機構(92)は、前記可動体(69)が揺動する際に、前記装飾体(73,80)が姿勢を一定に維持するように該装飾体(73,80)を可動体(69)に対して回転させるよう構成され、
前記作動機構(88)は、前記可動体(69)の揺動に伴って該可動体(69)に対して相対的に回転する作動歯車(90)と、前記作動部材(89)に設けられて該作動歯車(90)と噛合する作動ラック部(91)とを備えて、作動歯車(90)と作動ラック部(91)との噛合作用下に可動体(69)の揺動に伴って作動部材(89)を往復移動するよう構成され、
前記姿勢維持機構(92)は、前記装飾体(73,80)に一体回転可能に設けられた回転用歯車(76,83)と、前記作動部材(89)に設けられて該回転用歯車(76,83)と噛合する回転用ラック部(93,94)とを備えて、回転用歯車(76,83)と回転用ラック部(93,94)との噛合作用下に作動部材(89)の往復移動に伴って前記可動体(69)に対して装飾体(73,80)を回転するよう構成され、
前記作動歯車(90)と作動ラック部(91)および回転用歯車(76,83)と回転用ラック部(93,94)は、前記可動体(69)の揺動に際して該可動体(69)の回転方向とは反対方向に同一角度で前記装飾体(73,80)を回転するよう構成されたことを要旨とする。
また、作動機構および姿勢維持機構として歯車機構を用いたので、簡単な構成で装飾体を適正な姿勢に維持し得る。
動作により演出を行う可動演出装置(50)を備えた遊技機において、
前記可動演出装置(50)は、
駆動手段(59)の駆動によって待機位置と作動位置との間を揺動する可動体(69)と、
前記可動体(69)に配設され、該可動体(69)の揺動に伴って作動する作動機構(88)によって可動体(69)の揺動軸線の延在方向と交差する方向に往復移動される作動部材(89)と、
前記可動体(69)に支持されて該可動体(69)の揺動軸線と平行な軸回りに回動自在な装飾体(73,80)と、
前記作動部材(89)と装飾体(73,80)とを連繋し、該作動部材(89)の往復移動に伴って装飾体(73,80)を回転させる姿勢維持機構(92)とを備え、
前記姿勢維持機構(92)は、前記可動体(69)が揺動する際に、前記装飾体(73,80)が姿勢を一定に維持するように該装飾体(73,80)を可動体(69)に対して回転させるよう構成され、
前記可動体(69)に、前記作動部材(89)の延在方向に離間して2つの前記装飾体(73,80)が支持され、
前記可動体(69)の待機位置において2つの装飾体(73,80)は前記作動部材(89)の延在方向と交差する斜めに並ぶように位置し、前記可動体(69)の作動位置への移動に伴って2つの装飾体(73,80)の相対位置が変化して作動位置において2つの装飾体(73,80)が前記作動部材(89)の延在方向に沿って直線状に並んで一連の図柄を形成し得るよう構成されたことを要旨とする。
請求項2の発明によれば、揺動する可動体に、該可動体の揺動に伴って回転する装飾体を配設したので、可動体の動作による演出効果を向上することができる。しかも、装飾体の姿勢は、可動体の揺動によって変化しないので、該装飾体に施す意匠の自由度が増し、装飾性を高めることができる。
また、斜めの関係で位置する2つの装飾体が直線状に並ぶように変化するインパクトのある動作演出によって興趣をより向上し得る。
前記2つの装飾体(73,80)は、前記可動体(69)の待機位置において斜めに並んでいる状態で、直線状に並んだときと同じ一連の図柄を形成していることを要旨とする。
この構成によれば、待機位置および作動位置で2つの装飾体により形成される図柄は同じであるので、可動体を動作することで2つの装飾体により形成される図柄を強調することができ、興趣を高め得る。
前記可動体(69)に固定的に設けられ、前記作動位置において2つの前記装飾体(73,80)の間に臨む固定装飾体(95)を備えたことを要旨とする。
この構成によれば、可動体の揺動に伴う姿勢変化がない装飾体と姿勢変化がある固定装飾体との組み合わせによって装飾性を高めることができる。
実施例に係るパチンコ機10は、図1に示すように、矩形枠状に形成されて遊技店の図示しない設置枠台に固定される固定枠としての外枠11の開口前面側に、後述する遊技盤20(図2参照)を着脱可能に保持する本体枠としての中枠12が開閉および着脱可能に組み付けられると共に、遊技盤20の後側に、図柄を変動表示可能な表示装置17(図3参照)が着脱し得るよう配設されている。また、中枠12の前面側には、遊技盤20を透視可能に保護する透明部材13aを窓部に備えた装飾枠としての前枠13が開閉可能に組み付けられると共に、該前枠13の下方にパチンコ球を貯留する下球受け皿15が開閉可能に組み付けられる。なお、実施例では、前枠13の下部位置に、パチンコ球を貯留する上球受け皿14が一体的に組み付けられており、前枠13の開閉に合わせて上球受け皿14も一体的に開閉するよう構成される。
前記遊技盤20は、アクリルやポリカーボネート等の合成樹脂材等からなる透明な平板状の板部材であって、該遊技盤20の裏側に、合成樹脂材により前方へ開口した箱状に形成されて遊技盤20との間に収容空間27を画成する設置部材22が配設されている(図3参照)。前記遊技盤20と設置部材22との間の収容空間27には、動作により演出を行う可動演出装置50(後述)や発光により演出を行う発光演出装置(図示せず)等が設置されており、透明な遊技盤20を介して該遊技盤20の前面側から当該収容空間27内の可動演出装置50を遊技者が目視し得るよう構成されている。なお、前記表示装置17は、設置部材22の裏側に取り付けられて、後述するように設置部材22に設けた開口部(可視部)22aおよび枠状装飾体42(後述)の開口部42aを介して遊技盤20の前側に視認可能に臨むよう構成される。遊技盤20は、木材板の表面に各種絵柄等が描かれた合成樹脂シート等を貼付けて装飾したものであってもよい。
次に、前記枠状装飾体42について説明する。前記枠状装飾体42は、図2,図3に示す如く、前記遊技盤20に開設された枠状装飾体42が配設される装着口21の内側に沿って延在する環状に形成された枠状基部43と、該枠状基部43に設けられて前記遊技盤20の前面より前方に突出し、前記遊技領域28と表示装置17の表示部17aを区切る庇状部44と、該庇状部44の後縁から外方に延出する薄板状の台板部45とを備える。そして、前記枠状基部43を装着口21に挿入すると共に台板部45を遊技盤20の前面に当接した状態で、該台板部45をネジ等の固定手段で遊技盤20に固定することで、枠状装飾体42が遊技盤20に取り付けられて、該枠状装飾体42の外側、具体的には庇状部44と案内レール23との間にパチンコ球が流下する遊技領域28が画成されるようになっている。なお、枠状装飾体42を遊技盤20に取り付けた状態で、庇状部44の後端縁から外方に延出する台板部45が遊技盤20の前面に沿って延在して、該台板部45の前側をパチンコ球が通り得るよう構成される。また、枠状装飾体42は、全体が透明な合成樹脂製とされており、透明な遊技盤20の前側に台板部45を重ねた状態で、該台板部45および遊技盤20を介して裏側を透視可能に構成されている。
前記設置部材(設置部)22は、図3,図4に示す如く、前記遊技盤20の外郭形状より小さい略矩形状に形成された背面板40と、該背面板40の外周縁部から前方に突出する画壁部41とから前方に開口した箱状に形成されて、該画壁部41の開口前端部を遊技盤20の裏面に当接させた状態で、当該遊技盤20と設置部材22とがネジ止め固定される。そして、前記設置部材22において前記遊技盤20との間に画成される収容空間27に、動作により演出を行う可動演出装置50が設置されて、設置部材22を基材とする1つのユニットとして扱い得るようになっている。前記設置部材22の背面板40には、前記枠状装飾体42の開口部42aと前後に整列する位置に、略矩形状の開口部22aが前後に開口するよう開設される。そして、背面板40の裏面に配設した前記表示装置17の表示部17aが、前記開口部22aおよび開口部42aを介して遊技盤20の前側に臨むようになっている。なお、以下の説明では、設置部材22の背面板40について、開口部22aに対する上下左右の各部位を、上板部,下板部,左板部,右板部と指称して区別する場合もある。
図4に示す如く、前記設置部材22における背面板40の上板部に前記可動演出装置50が配設されている。可動演出装置50は、装飾体73,80,95が配設された可動体69を備え、該可動演出装置50は、可動体69を、装飾体73,80,95が上板部の前側で前記表示装置17の表示部17aの上辺側に位置する待機位置(図2)と、該装飾体73,80,95が表示部17aの前側に重なる作動位置(図17)との間で移動させる動作により演出を行い得るよう構成されている。実施例では、可動体69の待機位置において装飾体73,80,95は前記枠状装飾体42における庇状部44内の右上隅部位置し、可動体69の作動位置において装飾体73,80,95は枠状装飾体42の開口部42aの左右方向の中央に位置するようになっている。
前記可動演出装置50は、該可動演出装置50を構成する部材の設置基盤となるベース部材51と、所定の演出動作を行う前記可動体69と、この可動体69を動作させる駆動機構58と、可動体69に動作可能に配設された可動装飾体73,80と、該可動装飾体73,80を可動体69の動作に伴って回転させる姿勢維持機構92とを備えている。前記ベース部材51は、前記背面板40における上板部の前側で左右方向に延在する長尺な部材であって、該ベース部材51が上板部にネジ止め固定されている。また、ベース部材51は、図8,図9に示す如く、平板状の前壁51aの周縁に後方に突出する側壁51bを設けて後側に開放する箱状に形成されている。ベース部材51の形状を具体的に説明すると、該ベース部材51は、右端部に上下方向の寸法が大きく設定された駆動機機取付部52が形成されると共に、該駆動機機取付部52より上下方向の寸法が小さく設定された横支持部53が駆動機構取付部52から左方向に所定長さで延在するよう形成されている。そして、駆動機構取付部52および横支持部53に設けられた複数の固定部51cを、前記上板部(背面板40)にネジ止め固定することで、可動演出装置50が設置部材22に位置決め固定される。すなわち、可動演出装置50は、設置部材22に対してベース部材51を介して着脱可能なユニット構造になっている。
前記駆動機構58は、図8,図9に示す如く、前記ベース部材51の駆動機構取付部52の前壁51aの裏側に配設されて出力軸を前壁51aから前側に突出させた駆動モータ(駆動手段)59と、ベース部材51に配設されて駆動モータ59の回転力を前記可動体69に伝達する伝達機構60とを備える。伝達機構60は、前記駆動モータ59の出力軸に連結された駆動歯車61と、該駆動歯車61に噛合する減速歯車62と、該減速歯車62と噛合する揺動用歯車63と、該揺動用歯車63に長手方向の一端部が連繋された作動アーム64とを備える。なお、減速歯車62および揺動用歯車63は、駆動機構取付部52の前壁51aから前側に所定間隔離間して配設された歯車支持部材65と該前壁51aとの間に回動自在に支持されている。減速歯車62は、大径歯車62aと、該大径歯車62aより小径の小径歯車62bとを軸方に一体形成した歯車であって、大径歯車62aが駆動歯車61に噛合すると共に、小径歯車62bが揺動用歯車63に噛合している。また、揺動用歯車63は、セクター歯車であって、該揺動用歯車63には、回転軸を挟んで歯部が形成された部分とは反対側に延出する連繋部63aが設けられており、該連繋部63aに前記作動アーム64が連繋されている。この作動アーム64は、図7,図8,図9に示す如く、前記ベース部材51に沿って延在する左右方向に長尺な部材であって、長手方向の一端部(右端部)が揺動用歯車63の連繋部63aに回動自在に連繋されると共に、長手方向の他端部(左端部)が前記可動体69の後述する連繋部69aに回動自在に連繋されている。すなわち、駆動モータ59を正転方向および逆転方向に回転駆動することで、揺動用歯車63の回転によって作動アーム64が左右方向に移動するのに伴って可動体69が揺動軸70(揺動軸線)を中心として揺動するよう構成される。なお、駆動モータ59の回転方向について、可動体69を待機位置から作動位置へ移動させる方向を正転方向、可動体69を作動位置から待機位置へ移動させる方向を逆転方向と指称する場合もある。
前記可動体69は、待機位置において左右方向に延在する長尺な部材であって、図12に示す如く、長手方向の一端部(待機位置の左端部)が前記ベース部材51と軸支持部材57との間に配設された前記揺動軸70に回動自在に支持されて、該可動体69は揺動軸70(揺動軸線)を中心として揺動可能に構成される。可動体69には、揺動軸70による支持部から径方向に離間するように延出する連繋部69aが形成されており、該連繋部69aに、前記作動アーム64の左端部(他端部)が回動自在に連繋されている。そして、前記駆動機構58の作動アーム64が左右方向に往復移動するのに伴って可動体69は、長手方向が左右に延在する待機位置(図5,図6参照)と、該長手方向が上下に延在する作動位置(図18,図19参照)との間を揺動するよう構成される。なお、可動体69は、待機位置において作動アーム64の下側に略重なるように位置している(図14〜図16参照)。
前記可動体69には、図8,図10,図15に示す如く、前記第1前壁69cに円筒状の第1軸支部75が設けられており、該第1軸支部75に、第1可動装飾体73の裏側に設けた第1回転軸(回転軸)74が前側から挿通されて回動自在に支持されている。また、第1軸支部75から後側に突出する第1回転軸74の端部に、後述する第1回転用ラック部93に噛合する第1回転用歯車(回転用歯車)76が一体で回転するよう固定されると共に、該第1回転用歯車76によって第1回転軸74の第1軸支部75からの抜け止めがなされている。
前記可動体69には、図12に示す如く、前記第2前壁69cに第2軸支部81aが設けられており、該第2軸支部81aに支持されて後方に突出する第2回転軸(回転軸)81に、第2可動装飾体80の裏側に配設された保持部材82の長手方向の一端部が回動自在に支持されている。保持部材82は、図16に示す如く、一端に第2回転軸81が回動可能に挿通される通孔82aが形成されると共に第2前壁69cと平行に延在する延在部82bと、該延在部82bの延出端部に形成されて前側に延在する保持部82cとからなり、該保持部82cに第2可動装飾体80が一体的に移動するように配設されている。また、保持部材82の延在部82bには、第2回転軸81と同軸で、後述する第2回転用ラック部94に噛合する第2回転用歯車(回転用歯車)83が一体に設けられている。
前記可動体69の前壁69cに、該可動体69の長手方向に離間して複数の案内部87が形成されており、前壁69cの裏側において該前壁69cに沿って延在する長尺な作動部材89が、該案内部87を介して可動体69の長手方向に移動自在に支持されている。案内部87は、図10,図11に示す如く、可動体69の長手方向に延在する長孔であって、作動部材89に設けた案内部材89aを対応する長孔に摺動自在に挿通することで、作動部材89は長孔(案内部87)に沿って可動体69の長手方向に移動し得るよう構成される(図13参照)。
前記作動部材89に、図6に示す如く、前記第1可動装飾体73と一体的に回転する前記第1回転用歯車76と噛合する第1回転用ラック部(回転用ラック部)93が、作動部材89の長手方向に所定長さで形成されている。そして、可動体69の揺動に伴って前記作動機構88によって作動部材89が往復移動することで、第1回転用ラック部93と第1回転用歯車76との噛合作用下に可動体69に対して第1可動装飾体73が回転するよう構成される。第1回転用ラック部93に噛合する第1回転用歯車76は、作動部材89の往復移動時には可動体69の回転方向とは反対方向に同一角度で第1可動装飾体73を回転するよう設定されており、可動体69が待機位置と作動位置との間を揺動する間に亘って第1可動装飾体73と可動体69との相対的な回転によって第1可動装飾体73の姿勢が一定に維持されるようになっている(図5,図18参照)。すなわち、実施例では第1回転用ラック部93と第1回転用歯車76とによって、作動部材89の往復移動に伴って第1可動装飾体73を回転させる姿勢維持機構92が構成される。
前記可動体69における前記第2前壁69cの前面に、固定装飾体95が配設されている。この固定装飾体95は、可動体69に対して相対的な位置が変わらないように固定されており、可動体69の回転に伴って前側から見える姿勢が変化するようになっている。固定装飾体95は、図12,図16に示す如く、前記第1および第2可動装飾体73,80と干渉しないように両可動装飾体73,80より後側に位置すると共に、両可動装飾体73,80の一部が前側に重なる位置関係に設定されている(図5参照)。また、固定装飾体95は、可動体69の待機位置において、第1可動装飾体73の右側で第2可動装飾体80の上側に位置し(図5参照)、可動体69の作動位置では上下に並ぶ第1および第2可動装飾体73,80の間に位置するようになっている(図17,図18参照)。なお、可動体69の待機位置において、固定装飾体95における可動体69から上方に延出する部分が、前記作動アーム64における後偏倚部64bの前側に画成されているアーム側収容部66に収容されている。
次に、前述した実施例に係るパチンコ機10の作用につき説明する。
本願発明は、前述した実施例の構成に限定されるものではなく、その他の構成を適宜に採用することができる。
(1) 実施例では、可動体に対して回動自在な可動装飾体を2つ配設したが、該可動装飾体は1つあるいは3つ以上であってもよい。
(2) 実施例では、可動演出装置を設置部材の上板部に配設して、可動体を上下方向に揺動させるよう構成したが、可動演出装置を下板部に配設してもよい。また、可動演出装置を左板部または右板部に配設し、可動体を左右方向に揺動させる構成を採用し得る。
(3) 実施例では、装飾体の姿勢維持機構として歯車とラック部とを組み合わせた歯車機構を採用したが、プーリとベルトやワイヤ等の索体とを組み合わせた機構やリンク機構等、その他公知の各種機構を採用し得る。
(4) 実施例では、可動体の待機位置で2つの可動装飾体(装飾体)を斜めに並ぶように配置したが、左右方向に並ぶように配置し、可動体が作動位置に移動したときに上下方向に並ぶようにする構成としてもよい。
(5) 実施例では、可動体を揺動する駆動機構(駆動手段)を、待機位置において可動体の延出端部側に配置したが、支持端部側に配置するようにしてもよい。
(6) 可動体に対して可動装飾体(装飾体)を回動自在に支持する構造に関しては、実施例における第1可動装飾体を可動体に回動自在に支持する構造を、第2可動装飾体(保持部材)を可動体に回動自在に支持する構造として採用したり、逆に第2可動装飾体(保持部材)を可動体に回動自在に支持する構造を、第1可動装飾体を可動体に回動自在に支持する構造として採用することができる。
(7) 遊技機としては、パチンコ機に限られるものではなく、アレンジボール機やピンボール機、あるいは遊技媒体としてパチンコ球やメダルを用いたスロットマシン等、その他各種の遊技機であってもよい。
59 駆動モータ(駆動手段)
69 可動体
73 第1可動装飾体(装飾体)
76 第1回転用歯車(回転用歯車)
80 第2可動装飾体(装飾体)
83 第2回転用歯車(回転用歯車)
88 作動機構
89 作動部材
90 作動歯車
91 作動ラック部
92 姿勢維持機構
93 第1回転用ラック部(回転用ラック部)
94 第2回転用ラック部(回転用ラック部)
Claims (2)
- 動作により演出を行う可動演出装置を備えた遊技機において、
前記可動演出装置は、
駆動手段の駆動によって待機位置と作動位置との間を揺動する可動体と、
前記可動体に配設され、該可動体の揺動に伴って作動する作動機構によって可動体の揺動軸線の延在方向と交差する方向に往復移動される作動部材と、
前記可動体に支持されて該可動体の揺動軸線と平行な軸回りに回動自在な装飾体と、
前記作動部材と装飾体とを連繋し、該作動部材の往復移動に伴って装飾体を回転させる姿勢維持機構とを備え、
前記姿勢維持機構は、前記可動体が揺動する際に、前記装飾体が姿勢を一定に維持するように該装飾体を可動体に対して回転させるよう構成され、
前記作動機構は、前記可動体の揺動に伴って該可動体に対して相対的に回転する作動歯車と、前記作動部材に設けられて該作動歯車と噛合する作動ラック部とを備えて、作動歯車と作動ラック部との噛合作用下に可動体の揺動に伴って作動部材を往復移動するよう構成され、
前記姿勢維持機構は、前記装飾体に一体回転可能に設けられた回転用歯車と、前記作動部材に設けられて該回転用歯車と噛合する回転用ラック部とを備えて、回転用歯車と回転用ラック部との噛合作用下に作動部材の往復移動に伴って前記可動体に対して装飾体を回転するよう構成され、
前記作動歯車と作動ラック部および回転用歯車と回転用ラック部は、前記可動体の揺動に際して該可動体の回転方向とは反対方向に同一角度で前記装飾体を回転するよう構成された
ことを特徴とする遊技機。 - 動作により演出を行う可動演出装置を備えた遊技機において、
前記可動演出装置は、
駆動手段の駆動によって待機位置と作動位置との間を揺動する可動体と、
前記可動体に配設され、該可動体の揺動に伴って作動する作動機構によって可動体の揺動軸線の延在方向と交差する方向に往復移動される作動部材と、
前記可動体に支持されて該可動体の揺動軸線と平行な軸回りに回動自在な装飾体と、
前記作動部材と装飾体とを連繋し、該作動部材の往復移動に伴って装飾体を回転させる姿勢維持機構とを備え、
前記姿勢維持機構は、前記可動体が揺動する際に、前記装飾体が姿勢を一定に維持するように該装飾体を可動体に対して回転させるよう構成され、
前記可動体に、前記作動部材の延在方向に離間して2つの前記装飾体が支持され、
前記可動体の待機位置において2つの装飾体は前記作動部材の延在方向と交差する斜めに並ぶように位置し、前記可動体の作動位置への移動に伴って2つの装飾体の相対位置が変化して作動位置において2つの装飾体が前記作動部材の延在方向に沿って直線状に並んで一連の図柄を形成し得るよう構成された
ことを特徴とする遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014197048A JP6235975B2 (ja) | 2014-09-26 | 2014-09-26 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014197048A JP6235975B2 (ja) | 2014-09-26 | 2014-09-26 | 遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016067395A JP2016067395A (ja) | 2016-05-09 |
JP6235975B2 true JP6235975B2 (ja) | 2017-11-22 |
Family
ID=55865176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014197048A Active JP6235975B2 (ja) | 2014-09-26 | 2014-09-26 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6235975B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7186992B2 (ja) * | 2017-09-27 | 2022-12-12 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 遊技機 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4269208B2 (ja) * | 2002-02-18 | 2009-05-27 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP5313734B2 (ja) * | 2009-03-18 | 2013-10-09 | 日本ぱちんこ部品株式会社 | 遊技機用可動演出装置及びそれを備えた遊技機 |
JP5800615B2 (ja) * | 2011-07-14 | 2015-10-28 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
-
2014
- 2014-09-26 JP JP2014197048A patent/JP6235975B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016067395A (ja) | 2016-05-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2015029849A (ja) | 遊技機 | |
JP6227468B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6180973B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6227503B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5422540B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6235975B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6076869B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5905793B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6167078B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6284845B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6284844B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6199123B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6249922B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6228721B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6265867B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6730242B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6227504B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6678146B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6416816B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6227467B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2019136590A (ja) | 遊技機 | |
JP2018050999A (ja) | 遊技機 | |
JP5980748B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6039521B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2019072100A (ja) | 遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160928 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170630 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170711 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170911 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20171010 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20171027 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6235975 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |