JP6232907B2 - 融合細胞およびその作製方法 - Google Patents
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ところで、タンパク質の生産能の向上を目的としたものではないものの、他の細胞改変技術も知られている。このような技術としては、例えば、ポリエチレングリコール(PEG)を用いた細胞融合が知られている(非特許文献1)。
また、タンパク質の大量生産では、細胞の浮遊培養が採用されており、それ故、浮遊培養用に樹立された細胞株が適宜用いられている。これは、タンパク質の大量生産では、できるだけ多くの細胞を、限られた敷地面積において効率良く培養することが求められているためである。したがって、タンパク質の大量生産では、通常、細胞の接着培養は採用されておらず、接着培養に適した細胞株の開発は行われていない。
さらに、上述したタンパク質の大量生産に用いられている、浮遊培養用に樹立された細胞株は、血清含有培地を含む巨大な培養槽中で培養されており、それにより、高いタンパク質生産能を実現している。したがって、タンパク質を従来法で大量生産するためには、血清含有培地からタンパク質を精製する必要がある。タンパク質(例、抗体等のタンパク質医薬)の大量生産では、スケール・メリットの観点より、血清含有培地からタンパク質を精製する負担を軽減し得るが、種々のタンパク質を小規模で個別に生産することが求められる場合には、血清含有培地からのタンパク質の精製は、過度の負担になり、コストの上昇を招き易い。血清は高価であり、またロット間の品質の差異も大きいため、血清の使用の回避も求められている。したがって、無血清培地中で良好に培養可能な細胞株の開発が求められている。しかしながら、無血清培地中で浮遊・増殖する細胞は報告されているものの、無血清培地中で良好に接着・増殖する細胞は知られていない。
〔1〕同調化された細胞を人為的に融合させることを含む、融合細胞の作製方法。
〔2〕細胞を同調化させることをさらに含む、〔1〕の方法。
〔3〕細胞の同調化が、細胞周期のM期で細胞を停止させることにより行われる、〔2〕の方法。
〔4〕細胞の同調化が微小管阻害剤を用いて行われる、〔2〕または〔3〕の方法。
〔5〕微小管阻害剤がチューブリン重合阻害剤である、〔4〕の方法。
〔6〕以下の特性を有する、融合細胞:
a)融合に用いられた元の細胞に比し1.3倍のサイズ;
b)融合に用いられた元の細胞に比し1.3倍複雑な細胞内構造;および
c)融合に用いられた元の細胞に比し向上したタンパク質生産能。
〔7〕融合細胞が哺乳動物由来である、〔6〕の融合細胞。
〔8〕融合細胞が、無血清培地中で培養したときに扁平状に伸展した接着細胞として増殖する能力を有する細胞である、〔6〕または〔7〕の融合細胞。
〔9〕扁平状に伸展した接着細胞の長径が70μm以上である、〔8〕の融合細胞。
〔10〕融合細胞がチャイニーズハムスター卵巣細胞またはその亜株由来である、〔6〕〜〔9〕のいずれかの融合細胞。
〔11〕タンパク質の発現ベクターを含む、〔6〕〜〔10〕のいずれかの融合細胞。
〔12〕同調化された細胞を人為的に融合させることにより得られる細胞である、〔6〕〜〔11〕のいずれかの融合細胞。
〔13〕〔6〕〜〔12〕のいずれかの融合細胞を培地中で培養することを含む、タンパク質の製造方法。
〔14〕タンパク質が抗体である、〔13〕の方法。
〔15〕培地が無血清培地である、〔13〕または〔14〕の方法。
本発明の方法はまた、細胞融合の材料として接着細胞を用いた場合には、接着培養に適した細胞の作製に有用である。
本発明の方法はさらに、無血清培地中で良好に培養できる細胞、特に無血清培地中で良好に接着培養できる細胞の作製に有用である。
抗体を始めとする医薬タンパク質は主に、培養細胞を用いて生産されている。培養細胞によるタンパク質の生産量はコストに与える影響が大きいことから、タンパク質の高い生産能を有する培養細胞(細胞株)の樹立が試みられている。医薬タンパク質の生産では、CHO細胞が培養細胞として汎用されているが、CHO細胞は、タンパク質の高い生産能を有する細胞株の出現頻度が低い、および無血清培地中での接着培養が困難などの問題があった。そこで、タンパク質の高い生産能を有するCHO細胞株の解析を行った。
CO2インキュベーター(37℃、5% CO2)でF12培地(10% FBS添加)にてCHO細胞を培養した。80%コンフルエントに到達後、培地をF12培地(10% FBS、0.1μg/mL ノコダゾール添加)に交換し、さらに36時間培養することによって細胞周期をM期に同調させた。ノコダゾールの使用により、細胞周期を、M期で停止させることができる。同調させた細胞をPBS(−)で洗浄した後、trypsin溶液(0.25% trypsin 1mM EDTA−4Na)を添加し、次いでCO2インキュベーターで2分間放置した後、CHO細胞を剥離した。剥離したCHO細胞をF12培地(10% FBS添加)10mLに懸濁し、次いで遠心管に移した。遠心分離(1000rpm,5分)後、上清を除去し、次いで血清不含F12培地で2回洗浄した。血清不含F12培地10mLに懸濁したCHO細胞をカウントした。1x106の細胞を含むCHO細胞懸濁液を分取し、遠心分離(1000rpm,5分)の後、上清を除去した。
得られた細胞サンプルに、1mLのポリエチレングリコール1500を混ぜながらゆっくりと添加した。次に、血清不含F12培地13mLを細胞懸濁液と混ぜながらゆっくりと添加した。遠心分離(1000rpm,5分)し、上清を除去した後、10mLのF12培地(10% FBS添加)に懸濁し、これを、96ウェルプレートに1ウェル(100μL)に対して0.5個の細胞が含まれるように蒔いた。3日に一回培地を交換しながら融合細胞を増殖させた。増殖した融合細胞を6ウェルプレートに移し、次いで増殖させた。
次いで、得られた融合細胞を、Flow cytometer(FCM)により解析した。先ず、融合細胞の一部を採取し、70%エタノールで24時間固定した。遠心分離(1000rpm,5分)し、上清を除去した後、Propidium iodide(PI)溶液(4mM)を2mL添加し、氷上で2時間染色した。染色した細胞をFlow cytometer(FCM)で解析し、DNAの増幅について検討した。その結果、増幅した染色体を有する融合細胞の存在を確認することができた(図7)。DNAの増幅が見られるウェル中の細胞を選択した。DNAの増幅が認められたウェル中の細胞を、再度1ウェルに対して0.5個の細胞が含まれるように96ウェルプレートに蒔き、増殖させ、融合細胞を得た。
得られた融合細胞について、FCMによりFSおよびSSを測定した。その結果、融合細胞のサイズの拡大および細胞内構造の複雑さを確認することができた(図8、9)。以上より、得られた融合細胞は、染色体の増幅、大きな細胞サイズ、および複雑な細胞内構造を有していた。これらの特徴は概して、参考例1で確認された、タンパク質の高い生産能を有する細胞株(非融合細胞)のものと同様であった。具体的には、融合細胞は、融合に用いられた元のCHO細胞に比し、約1.5倍以上の染色体の増幅、約1.5倍以上の大きな細胞サイズ、および約1.5倍以上の複雑な細胞内構造を有していた。
なお、樹立された融合細胞を血清含有培地(10% FBS含有Ham’s F12倍地)中で継代培養したところ、融合細胞は、20回継代した後(26回の細胞分裂回数に相当)であっても、染色体の増幅、大きな細胞サイズ、および複雑な細胞内構造の特徴を保持していた。
実施例1で得られた融合細胞を、血清含有培地(10% FBS含有Ham’s F12倍地)、および無血清培地(ASF 培地104N)中で2日間培養した。コントロールとして、細胞融合に用いた通常のCHO細胞を同様に培養した。
その結果、CHO細胞および融合細胞の双方とも、血清含有培地中では、培養ディッシュ上に良好に接着し、伸展して扁平状の形態を呈した(図10)。一方、無血清培地中では、CHO細胞は、培養ディッシュ上に接触していたものの十分な接着性を示さず、丸い形態を呈した(図10)。一方、融合細胞は、無血清培地中でも、培養ディッシュ上に良好に接着し、伸展して扁平状の形態を呈した(図10)。したがって、融合細胞は、血清含有培地および無血清培地の双方において、良好な接着性を有することが示された。
また、接着した融合細胞のサイズは、FCM解析の結果と相関するように、血清含有培地中で接着したCHO細胞のサイズに比し、有意に大きかった(図10)。接着した融合細胞のサイズは、血清含有培地および無血清培地の双方で、伸展方向(長軸方向)において、多くの細胞が約70μm以上の長さを示したのに対し、血清含有培地中で接着したCHO細胞のサイズは概ね、伸展方向において、約50μm以下の長さであった(図10)。接着した融合細胞のサイズは、伸展方向と直行する方向(培養ディッシュの平面上における短軸方向)において、多くの細胞が約15μm以上の長さを示したのに対し、血清含有培地中で接着したCHO細胞のサイズは概ね、伸展方向と直行する方向において、約15μm未満の長さであった(図10)。
なお、樹立された融合細胞を上記無血清培地中で継代培養したところ、融合細胞は、20回継代した後(26回の細胞分裂回数に相当)であっても、染色体の増幅、大きな細胞サイズ、複雑な細胞内構造の特徴および良好な接着性を保持していた。
実施例1で得られた融合細胞によるタンパク質の生産能を検討した。タンパク質としては、融合細胞の内因性タンパク質の代わりに、FCMでの解析が容易である外来タンパク質hMGFP(Monster GFP)を指標とした。通常のCHO細胞(コントロール)および実施例1で得られた融合細胞にhMGFP発現ベクター(Promega社phMGFP vector:E6421からhMGFPをPCRで増幅し、Lifetechnologies社のpcDNA3.1(−):V795−20に導入したもの)を導入し、G418(3mg/mL)入り培地で一週間selectionをかけたものをFCMで解析し、hMGFPの発現量のパターンを、CHO細胞と融合細胞との間で比較した。
その結果、CHO細胞は、外来タンパク質の生産能を有する細胞数が少なく、また、陽性細胞の割合も低かった(図12、13、表1)。一方、融合細胞は、外来タンパク質の高い生産能を有する細胞数が多く、また、陽性細胞の割合も高かった(図11、13、表2)。
以上より、実施例1で得られた融合細胞は、タンパク質の高い生産能を有すること、および外来タンパク質の発現効率が良いことが示された。
実施例1で得られた融合細胞によるニワトリIgMの生産能を検討した。発現ベクターとしては、国際公開第2013/42426号公報に開示される方法により作製されたニワトリIgM軽鎖および重鎖の発現ベクターを利用した。CHO細胞(コントロール)および実施例1で得られた融合細胞に発現ベクターを導入し、G418(500μg/mL)およびハイグロマイシンB(500μg/mL)含有培地で一週間selectionしたものを限界希釈法にてクローニングし、分泌される抗体をELISAにより定量した。
その結果、融合細胞は、CHO細胞に比し、IgMの分泌能に優れる割合が高いことが確認された(図14)。
実施例1で得られた融合細胞によるマウスIgGの生産能を検討した。発現ベクターとしては、国際公開第2013/42426号公報に開示される方法により作製されたマウスIgG軽鎖および重鎖の発現ベクターを利用した。CHO細胞(コントロール)および実施例1で得られた融合細胞に発現ベクターを導入し、G418(500μg/mL)およびハイグロマイシンB(500μg/mL)含有培地で一週間selectionしたものを限界希釈法にてクローニングし、分泌される抗体をELISAにより定量した。
その結果、融合細胞は、CHO細胞に比し、IgGの分泌能に優れる割合が高いことが確認された(図15)。
非同調化された細胞の融合による融合細胞の調製は、同調化剤(ノコダゾール)処理をしなかった点を除き、実施例1と同様にして行った。その結果、得られた融合細胞は当初、染色体の増幅、大きな細胞サイズ、および複雑な細胞内構造を有していたが、血清含有培地(10% FBS含有Ham’s F12倍地)で継代培養したところ、融合細胞は、3回継代した後(約4回の細胞分裂回数に相当)、染色体の増幅、大きな細胞サイズ、複雑な細胞内構造および良好な接着性の特徴を保持できず、通常のCHO細胞と同様の特徴を示す細胞に復帰した。
CHO細胞以外の細胞を材料として用いて本発明の方法により調製される融合細胞が、上記特徴を有するかどうか、さらに検討した。CHO細胞以外の細胞としては、ヒト臍帯静脈内皮細胞(HUVEC)、およびベビーハムスター腎臓細胞(BHK)を用いた。融合細胞の調製は、異なる細胞を材料として用いたこと以外は、実施例1と同様に行った。その結果、本実施例で得られた融合細胞は、実施例1で得られた融合細胞と同様に、染色体の増幅、大きな細胞サイズ、複雑な細胞内構造の特徴、および良好な接着性を有していた。また、融合細胞は、比較例1で行われた継代数を超えた場合であっても、これらの特徴を安定的に保持しており、融合に用いたHUVECおよびBHKと同様の特徴を示す細胞に復帰しなかった。
Claims (8)
- 以下の特性を有する、チャイニーズハムスター卵巣細胞またはその亜株由来である融合細胞:
a)融合に用いられた元の細胞に比し細胞の表面積が1.3倍以上のサイズ;
b)融合に用いられた元の細胞に比しフローサイトメーターの側法散乱値が1.3倍以上の複雑な細胞内構造;および
c)融合に用いられた元の細胞に比し向上した外来タンパク質生産能。 - 融合細胞が、無血清培地中で培養したときに扁平状に伸展した接着細胞として増殖する能力を有する細胞である、請求項1記載の融合細胞。
- 扁平状に伸展した接着細胞の長径が70μm以上である、請求項2記載の融合細胞。
- タンパク質の発現ベクターを含む、請求項1〜3のいずれか一項記載の融合細胞。
- 同調化された細胞を人為的に融合させることにより得られる細胞である、請求項1〜4のいずれか一項記載の融合細胞。
- 請求項1〜5のいずれか一項記載の融合細胞を培地中で培養することを含む、タンパク質の製造方法。
- タンパク質が抗体である、請求項6記載の方法。
- 培地が無血清培地である、請求項6または7記載の方法。
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