JP6232411B2 - 収納ケース - Google Patents

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Description

本発明は、物体を収納する収納ケースに関する。
従来、対向する二つのシートの三辺をマチによって連結した収納用ケースが提案されている(例えば特許文献1参照)。二つのシートの残余の一辺にはファスナが設けられている。該ファスナは、前記残余の一辺にそれぞれ取り付けられた二つのレールと、該二つのレールを摺動し、二つのレールの係合又は分離を行うスライダとを備える。収納用ケースは、マチの無い収納用ケースに比べて、より厚みの大きい物体を収容することができる。
特許第4809879号公報
スライダは、レールに沿って、前記他の一辺の両端間を移動する。スライダを一方向に移動させて、ファスナを全開にした場合、スライダは前記他の一辺の上に位置する。即ち、ファスナを全開した場合、前記他の一辺に平行な方向(横方向)において、ファスナの開口の横幅は、前記他の一辺の横幅(シートの横幅)よりも小さい。そのため、シートの横幅と略同じ大きさの物体を収納用ケースに収納することは難しい。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、シート幅と略同じ大きさの物体を収納することができる収納ケースを提供することを目的とする。
本発明に係る収納ケースは、四角形状をなし、対向する二つのシートと、該二つのシートにおける三辺をそれぞれ接続する三つのマチと、前記二つのシートにおける残余の一辺に取り付けられたファスナとを備える収納ケースにおいて、前記ファスナは、前記二つのシートそれぞれの前記残余の一辺に取り付けられた二つのレールと、該二つのレールに沿って摺動し、前記二つのレールの結合又は分離を行うスライダとを有し、前記二つのレールそれぞれの一端部は前記シートの外側に突出しており、前記二つのレールそれぞれの他端部は非連結であり、いずれか一方の前記レールの一端部及び該いずれか一方の前記レールが取り付けられた前記シートに補強板が連結していることを特徴とする。
本発明においては、レールの一端部がシートよりも外側に突出している。一方、レールの他端部は連結されていない。ファスナを開く場合、ユーザはスライダを前記一端部側に移動させる。ファスナを全開させた場合に、スライダは前記一端部よりも外側に位置し、開口の横幅をシートの横幅よりも大きくさせることができる。またレールの他端部は連結されていないので、レールの他端部において、二つのシートを対向方向に離間させることができる。
本発明においては、補強板によって、シートの外側に位置するレールの一端部が安定し、二つのレールの結合又は分離を円滑に行うことができる。
本発明に係る収納ケースは、前記補強板に貫通孔が設けられていることを特徴とする。
本発明においては、貫通孔にフック等を挿入し、収納ケースを引っ掛けて保管することができる。
本発明に係る収納ケースにあっては、レールの一端部がシートの外側に突出している。一方、レールの他端部は連結されていない。ファスナを開く場合、ユーザはスライダを前記一端部側に移動させる。ファスナを全開にした場合に、スライダはシートよりも外側に位置し、またレールの他端部は連結されていないので、シートの横幅全体に亘って、二つのシートは対向方向に離間する。すなわち、ファスナを全開にした場合に、開口の横幅を少なくともシートの横幅と同じにし、シートの横幅と略同じ大きさの物体を収納することができる。
ファスナを開き且つ第1マチ部〜第3マチ部を展開した収納ケースを略示する正面図である。 ファスナを開き且つ第1マチ部〜第3マチ部を展開した収納ケースを略示する斜視図である。 ファスナを閉じ且つ第1マチ部〜第3マチ部を折り畳んだ収納ケースを略示する斜視図である。
以下本発明を実施の形態に係る収納ケースを示す図面に基づいて説明する。図1は、ファスナを開き且つ第1マチ部〜第3マチ部を展開した収納ケースを略示する正面図、図2は、ファスナを開き且つ第1マチ部〜第3マチ部を展開した収納ケースを略示する斜視図である。
収納ケースは、横長矩形の第1シート1と、該第1シート1に対向する横長矩形の第2シート2とを備える。第1シート1の縦横寸法と第2シート2の縦横寸法とは略同じである。第1シート1は、第1長辺1aと、第2長辺1bと、第1短辺1cと、第2短辺1dとを備える。第2シート2は、第3長辺2aと、第4長辺2bと、第3短辺2cと、第4短辺2dとを備える。第1長辺1aと第3長辺2aとは互いに対向しており、第1マチ部11によって連結されている。第1マチ部11は、第1シート1及び第2シート2の長手方向に延びた矩形のシート状をなす。第1マチ部11の二つの長辺は、第1長辺1a及び第3長辺2aにそれぞれ連結している。
第1短辺1cと、第3短辺2cとは互いに対向しており、第2マチ部12によって連結されている。第2マチ部12は、第1短辺1c及び第3短辺2cに平行な方向に延びた矩形のシート状をなす。第2マチ部12の二つの長辺は、第1短辺1c及び第3短辺2cにそれぞれ連結している。第2マチ部12の一方の短辺は、第1マチ部11の一方の短辺に連結している。
第2短辺1dと、第4短辺2dとは互いに対向しており、第3マチ部13によって連結されている。第3マチ部13は、第2短辺1d及び第4短辺2dに平行な方向に延びた矩形のシート状をなす。第3マチ部13の二つの長辺は、第2短辺1d及び第4短辺2dにそれぞれ連結している。第3マチ部13の一方の短辺は、第1マチ部11の他方の短辺に連結している。
第1マチ部11〜第3マチ部13には折り目15がそれぞれ設けられており、第1マチ部11〜第3マチ部13は、折り目15に沿って内側に折り畳まれる(後述する図3参照)。
第2長辺1b及び第4長辺2bにはファスナ20が設けられている。ファスナ20は、第1レール21、第2レール22及びスライダ23を備える。第1レール21及び第2レール22は、第2長辺1b及び第4長辺2bにそれぞれ設けられている。第1レール21及び第2レール22は第2長辺1b及び第4長辺2bに沿って延びている。
第1レール21の第2マチ部12側の端部は第2マチ部12よりも外側に突出している(以下、第1レール21における第2マチ部12よりも外側に突出した部分を第1突出部21aという)。第1突出部21aの長さ寸法は、例えば第1レール21の長さ寸法の1/13程度である。
第1短辺1c及び第1突出部21aに四角形状をなす補強板26が連結している。補強板26の二辺が前記短辺のファスナ20側端部及び第1突出部21aにそれぞれ連結している。補強板26は、前記第1突出部21aの略全幅に亘って、前記第1突出部21aに連結し、且つ、第1短辺1cの一部に連結している。第1短辺1cの一部は、例えば第1短辺1cの寸法の1/11程度の長さに相当する部分である。補強板26には貫通孔26aが設けられている。
第1レール21における第3マチ部13側の端部21bは、第1シート1から外側に、ほとんど突出していない。前記端部21b及び第1突出部21aの先端部分それぞれに抜け止め25が設けられている。抜け止め25は、第1シート1に垂直な方向において、第1レール21から外向きに僅かに突出している。
第2レール22における第2マチ部12側の端部は第2マチ部12よりも外側に突出している(以下、第2レール22における第2マチ部12よりも外側に突出した部分を第2突出部22aという)。第2突出部22aの長さ寸法は、第1突出部21aの長さ寸法と略同じである。第1突出部21a及び第2突出部22aそれぞれの先端部分は一体的に連なっている。第2レール22の第3マチ部13側の端部22bは、第1シート1から外側に、ほとんど突出していない。
第1レール21の第2レール22に対向する部分に、第1レール21に沿った凹溝(図示略)が形成されている。第2レール22の第1レール21に対向する部分には、第2レール22に沿った凸条(図示略)が形成されている。凸条が凹溝に嵌合することによって、ファスナ20が閉じられる。なお突条を第1レール21に形成し、凹溝を第2レール22に形成してもよい。スライダ23は第1レール21及び第2レール22に摺動可能に設けられている。
図3は、ファスナ20を閉じ且つ第1マチ部11〜第3マチ部13を折り畳んだ収納ケースを略示する斜視図である。スライダ23が、第1レール21及び第2レール22を、第1突出部21a及び第2突出部22aの反対側に移動した場合、凸条が凹溝に嵌合し、ファスナ20が閉じられる。第1レール21の端部21bに抜け止め25が設けられているので、スライダ23は第1レール21及び第2レール22から抜けない。
なお図3において、第1マチ部11〜第3マチ部13が折り畳まれているが、物体を収容して、ファスナ20を閉じる場合には、第1マチ部11〜第3マチ部13が展開した状態で、ファスナ20を閉じることができる。
スライダ23が、第1レール21及び第2レール22を、第1突出部21a及び第2突出部22a側に移動した場合、図1に示すように、凸条と凹溝との嵌合が解除され、ファスナ20が開き、物体を収納するか又は取り出すための開口30が形成される。第1突出部21aに抜け止め25が設けられているので、スライダ23は第1レール21及び第2レール22から抜けない。
実施の形態に係る収納ケースにあっては、ファスナ20を全開にした場合に、スライダ23は第1突出部21a及第2突出部22aに位置する。換言すれば、スライダ23は第1シート1及び第2シート2の外側に位置する。また、第3マチ部13側において、第1レール21の端部21b及び第2レール22の端部22bは連結されていない。
そのため、ファスナ20を全開にした場合に、第1シート1及び第2シート2の横幅全体に亘って、第1シート1及び第2シート2を対向方向に、容易に離間させることができる。すなわち、ファスナ20を全開にした場合に、開口30の横幅を少なくとも第1シート1及び第2シート2の長辺1a、1b、2a、2bと同じ寸法にし、第1シート1及び第2シート2の長辺寸法と略同じ寸法を有する物体を収納することができる。
また補強板26によって、第1突出部21aが安定する。そのため、第1レール21及び第2レール22が結合した場合には、第1突出部21aに結合した第2突出部22aも安定する。ファスナ20を開く場合においても、第1突出部21a及び第2突出部22aが安定しているので、円滑に第1レール21及び第2レール22を分離させることができる。
第1突出部21a及び第2突出部22aは、第1シート1及び第2シート2の外側に位置し、補強板26が無い場合、不安定になり易い。第1突出部21a及び第2突出部22aが不安定になっている場合、第1レール21及び第2レール22が結合されていても、不安定な部分、すなわち、第1突出部21a及び第2突出部22aが分離し、ファスナ20が意図せずに開くおそれがある。補強板26を設けることによって、ファスナ20が意図せずに開くことを防止することができる。
また補強板26に設けた貫通孔26aにフック等を挿入することによって、収納ケースを引っ掛けて保管することができる。
実施の形態においては、第1レール21の端部21b及び第1突出部21aに抜け止め25を設けているが、第2レール22の端部22b及び第2突出部22aに抜け止め25を設けてもよい。
実施の形態においては、第1レール21及び第1シート1に補強板26を設けているが、第2レール22及び第2シート2に補強板26を設けてもよい。また第1レール21及び第1シート1と、第2レール22及び第2シート2とに二つの補強板26をそれぞれ設けてもよい。この場合、二つの補強板26は、第2マチ部12の展開及び折り畳みを実行できるように、互いに独立して設けられる。
また第1シート1及び第2シート2の形状は横長矩形に限定されず、縦長矩形又は正方形でもよい。
今回開示した実施の形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。各実施例にて記載されている技術的特徴は互いに組み合わせることができ、本発明の範囲は、特許請求の範囲内での全ての変更及び特許請求の範囲と均等の範囲が含まれることが意図される。
1 第1シート
2 第2シート
11 第1マチ部
12 第2マチ部
13 第3マチ部
20 ファスナ
21 第1レール
21a 第1突出部(レールの一端部)
21b 端部(レールの他端部)
22 第2レール
22a 第2突出部(レールの一端部)
22b 端部(レールの他端部)
23 スライダ
26 補強板
26a 貫通孔

Claims (2)

  1. 四角形状をなし、対向する二つのシートと、該二つのシートにおける三辺をそれぞれ接続する三つのマチと、前記二つのシートにおける残余の一辺に取り付けられたファスナとを備える収納ケースにおいて、
    前記ファスナは、
    前記二つのシートそれぞれの前記残余の一辺に取り付けられた二つのレールと、
    該二つのレールに沿って摺動し、前記二つのレールの結合又は分離を行うスライダと
    を有し、
    前記二つのレールそれぞれの一端部は前記シートの外側に突出しており、
    前記二つのレールそれぞれの他端部は非連結であり、
    いずれか一方の前記レールの一端部及び該いずれか一方の前記レールが取り付けられた前記シートに補強板が連結していること
    を特徴とする収納ケース。
  2. 前記補強板に貫通孔が設けられていること
    を特徴とする請求項に記載の収納ケース。
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