JP6230965B2 - 粒状物収納容器 - Google Patents

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Description

本発明は、粒状物を収納する粒状物収納容器に関するものである。
例えば球形状や扁平円形状をなす、菓子や薬剤等の粒状物を収納する粒状物収納容器として、特許文献1には、一対の側壁4を帯状連結壁5で連結するとともに帯状の窓孔6を穿設してなるケース本体2と、窓孔6においてケース本体2に回動可能に連結する蓋部3とを備え、ケース本体2に対して蓋部3を回動させることで取出口7を開放するものが示されている。
また特許文献2には、粒状物の収納部Aを有するケース本体2と、ケース本体2の頂部開口縁にヒンジ11を介して連結する蓋部3とを備え、ヒンジ11周りに蓋部3を回動させることで取出口6を開放するものが示されている。
特開2002−128118号公報 特開2005−053507号公報
このように従来の粒状物収納容器は、収納した粒状物を取り出すにあたり、容器の周壁側に配置される蓋体を容器の外側に飛び出させるように回動させる構成を採用することが一般的である。ところで市場では、分野を問わず新たな商品が常に求められていて、特に粒状物収納容器においては、粒状物を取り出す操作が従来のものとは大きく異なる一方、操作性は損なわれないものが強く求められている。
本発明は、このような点を解決することを課題とするものであり、粒状物を取り出す操作が従来のものとは大きく異なるうえ粒状物を簡単に取り出すことができる、新たな粒状物収納容器を提案するところにある。
本発明は、有底筒状をなしその内側に粒状物の収納空間を有するとともに該粒状物の排出口を有する中皿と、底壁に連結する外周壁を有し該外周壁の内側で該外周壁の軸線に沿って該中皿を移動可能に保持するとともに、該外周壁に該排出口に通じる取出口を有する容器本体とを備え、
前記容器本体は、前記軸線に対して傾いて延在する傾斜部を有し前記外周壁の内側から前記取出口を閉鎖する可動蓋部と、該可動蓋部と前記底壁とを弾性的に連結する弾性連結部とを有し、
前記中皿は、前記傾斜部に当接し、該中皿を前記底壁に向けて移動させることで前記可動蓋部を前記取出口から移動させて該取出口を開放する連係部を有する粒状物収納容器である。
前記中皿は、前記収納空間を覆い隠す蓋部を有することが好ましい。
前記底壁は、前記中皿を弾性的に支持する弾性支持部を有することが好ましい。
前記中皿は、前記外周壁の内面に向けて突出する突起を有し、前記容器本体は、前記突起の下方に位置して該中皿の該底壁に向かう移動を阻止する一方、該中皿を前記軸線周りに回動させることで該中皿の該底壁に向かう移動を許容するストッパーを有することが好ましい。
前記底壁は、その内側に前記排出口と前記取出口との間をつないで所定数の粒状物を収納する計量空間を有するとともに、前記中皿を前記底壁に向けて移動させることで該排出口を通して前記収納空間に入り込む仕切り壁を備えることが好ましい。
前記中皿は、該中皿を前記底壁に向けて移動させた際に前記計量空間内の粒状物に押し当たって撓み変形することで、該粒状物を挟持或いはその上方に移動させる弾性片を有することが好ましい。
前記弾性片は、前記中皿に連結する一端部と、該一端部に対して下方に位置する他端部とを有することが好ましい。
本発明によれば、蓋体を容器の周壁から外側に飛び出させるように回動させる従来のものとは異なり、中皿を容器本体の底壁に向けて押し込むことで、容器本体の取出口から粒状物を取り出すことができる。また、中皿を押し込む一度の操作で粒状物を取り出すことができるので、操作性が損なわれることはない。
中皿に、収納空間を覆い隠す蓋部を設ける場合は、埃等が収納空間に入り難くなるうえ、蓋部に指を押し当てて中皿を押し込むことができるので操作性が良くなる。
底壁に、中皿を弾性的に支持する弾性支持部を設ける場合は、押し込んだ中皿を元の位置へ自動的に戻すことができるので、操作性がより良くなる。
中皿に設けた突起に対し、この突起の下方に位置するストッパーを容器本体に設ける場合は、中皿が不用意に押し込まれて粒状物が意図せず取り出されてしまう不具合が有効に防止できる。また、中皿を回動させるだけの簡単な操作で中皿を押し込み可能とすることができるので、使い勝手の良さが維持される。
容器本体の底壁に、排出口と取出口との間をつないで所定数の粒状物を収納する計量空間を有するとともに、中皿を底壁に向けて移動させることで排出口を通して収納空間に入り込む仕切り壁を設ける場合は、計量空間に収納された粒状物だけが取り出されることになるので、所定数以上の粒状物が容器から出てしまうことがない。
中皿に、この中皿を底壁に向けて移動させた際に計量空間内の粒状物に押し当たって撓み変形することで、この粒状物を挟持或いはその上方に移動させる弾性片を設ける場合は、一旦計量空間に入った複数の粒状物のうち、弾性片によって挟持或いは弾性片の上方に移動する粒状物よりも下方に位置する粒状物のみが取り出されることになる。これにより、例えば取り出したい粒状物の数を1つ等の少量に設定する場合であっても、余剰となる粒状物の取り出しが遮られて所望したとおりの数量で粒状物を取り出すことができる。
弾性片が、中皿に連結する一端部と、この一端部に対して下方に位置する他端部とを備えるものである場合は、計量空間から取り除かれた余剰の粒状物は、その自重でもって弾性片から落下して弾性片上に留まることがなくなるので、全ての粒状物を取り出すことができる。
本発明に従う粒状物収納容器の第一実施形態につき、(a)は(b)に示すZ1−Z1に沿う断面図であり、(b)は(a)に示すX1−X1に沿う断面図である。 図1(a)に示すY1−Y1に沿う断面図である。 第一実施形態における中皿の斜視図である。 第一実施形態における容器本体の斜視図であって、外周壁の一部を破断させて容器本体の内側を示している。 (a)は、図1(a)に示す矢印Aに沿う矢視図であり、(b)は中皿を下方に向けて移動させた状態を示す矢視図である。 第一実施形態において中皿を下方に移動させた状態を示す、(a)は図1(a)に対応する図であり、(b)は図1(b)に対応する図である。 第一実施形態において中皿を下方に移動させた状態を示す、図2に対応する図である。 本発明に従う粒状物収納容器の第二実施形態につき、(a)は(b)に示すZ2−Z2に沿う断面図であり、(b)は(a)に示すX2−X2に沿う断面図である。 第二実施形態における突起及びストッパーの関係を示す、(a)は中皿の下方への移動が阻止される状態であり、(b)は中皿の下方への移動が許容される状態である。 第二実施形態において中皿を下方に移動させた状態を示す、(a)は図8(a)に対応する図であり、(b)は図8(b)に対応する図である。 本発明に従う粒状物収納容器の第三実施形態につき、(a)は(b)に示すZ3−Z3に沿う断面図であり、(b)は(a)に示すX3−X3に沿う断面図である。 第三実施形態における弾性片と粒状物との関係を示す、(a)は中皿が上方に位置する状態であり、(b)は中皿を下方に向けて移動させて弾性片が撓み変形した状態であり、(c)は撓み変形した弾性片が復元して粒状物が弾性片の上方に移動した状態である。 第三実施形態において中皿を下方に移動させた状態を示す、(a)は図11(a)に対応する図であり、(b)は図11(b)に対応する図である。
以下、図面を参照して、本発明をより具体的に説明する。なお、本明細書、特許請求の範囲、要約書において、「上」とは、容器本体の底壁に対して中皿が位置する側であり、「下」とは、その反対側である。また、後述する容器本体の外周壁における軸線(図1に符号Oで示す)の伸延する向きが、上下方向に一致する。
図1〜図7は、本発明に従う粒状物収納容器の第一実施形態を示す図である。本実施形態の粒状物収納容器1は、中皿2と、中皿2の上方に取り付けられる蓋部3と、中皿2を上下方向に移動可能に保持する容器本体4で構成されている。
中皿2は、有底筒状をなし、その内側に本実施形態では球状となる粒状物Tを収納するための収納空間Sを備えている(図1(b)参照)。具体的には、概略円板状をなすとともにその一部を上方に向けて扇形状に膨出させた膨出部20を有する底部21と、底部21において中心角が凹角(図示の例では約330度)になる扇形状部分の縁部から膨出部20の天面壁20aと同じ高さまで延在する下部周壁22a(図1(b)、図3参照)と、下部周壁22a及び天面壁20aから径方向外側に向かって延在する段差部22bと、段差部22bの縁部から上方に向けて延在する円筒状の上部周壁22cとを備えている。また底部21と下部周壁22aの一部は、図1(b)及び図3に示すように切り欠かれていて、ここが粒状物Tの排出口23となっている。
図1(b)及び図3に示すように、上部周壁22cの外周面には、径方向外側に向けて突出する爪部24(上面が水平方向に延在し、下面が径方向外側から内側に向かって下向きに傾斜している)が設けられている。図示した爪部24は環状であるが、間欠状であってもよい。また、上部周壁22cの上部における内周面には、凹部25が設けられている。また、下部周壁22aの外周面には、図1(a)及び図3に示すように径方向外側に向けて突出する突起26が設けられている(図示の例では合計3箇所)。
更に、図2及び図3に示すように膨出部20における天面壁20aの下面には、下方に向けて延在するとともに下端部に傾斜面を有する板状の連係部27が設けられている。連係部27の径方向内側には、補強リブ27aが設けられている。
蓋部3は、図1(b)及び図2に示すように、径方向外側から中央に向かうにつれて上方に向けてなだらかに突出する天板30を備えている。天板30の下面には、上部周壁22cの内周面に沿って下向きに延在する環状壁31が設けられていて、環状壁31の外周面には、凹部25に嵌合する爪状突起32が設けられている。これにより蓋部3は、中皿2に嵌合保持される。なお、中皿2と蓋部3とは、凹部25及び爪状突起32に代えてネジ等の既知の連結手段で結合させてもよい。また中皿2と蓋部3とは、取り外し不能に結合させても、或いは粒状物Tの詰替えが行えるように取り外し可能に結合させてもよい。更には、中皿2と蓋部3とをヒンジで連結し、蓋部3の開閉が簡単に行えるようにしてもよい。
容器本体4は、図1、図2及び図4に示すように、円板状となる底壁40と、底壁40に連結し、この底壁40の周囲を取り囲んで上方へ向けて延在する円筒状の外周壁41とを備えている。外周壁41には、この外周壁41を貫通するとともに、収納空間S内の粒状物Tを取り出すための取出口42が設けられている(図1(a)、(b)参照)。
また外周壁41の内側には、外周壁41と同心の円弧状をなすとともに、取出口42を閉鎖する可動蓋部43が設けられている。図4に示すように可動蓋部43には、外周壁41の軸線Oに対して傾いて延在する傾斜部44aと、傾斜部44aの下端から上方に向けて延在する垂直部44bとで構成される切り欠き部44が設けられている。なお、中皿2と容器本体4との位置関係は、中皿2の押し込み前の状態(図5(a)参照)において、連係部27の直下に傾斜部44aの上端付近が位置するようにしている。また図4に示すように可動蓋部43は、底壁40の中央部から突出する円柱部45に対し、径方向外側に向けて延在する薄板状の弾性連結部46を介して弾性的に連結している。
図1(a)、(b)に示すように底壁40には、排出口23に対応する部位において上方に向けて延在する仕切り壁47が設けられている。仕切り壁47は、取出口42に対向する側が開口しており、その内側には、排出口23と取出口42との間をつなぐとともに所定数の粒状物Tを収納する計量空間Kが形成されている。更に底壁40には、仕切り壁47の内側において、上方に向けて延在するリブ48が設けられている(本実施形態では合計2つ)。リブ48の上端は、取出口42の下端と略同じ高さになっている。
また底壁40には、上方に向けて湾曲しながら延在し、底部21の下面に当接して中皿2を弾性的に支持する弾性支持部49が設けられている。本実施形態の弾性支持部49は、軸線Oの周りに等間隔で合計3つ設けられている。
そして外周壁41の内面には、図1(a)に示すように、中皿2の突起26に対して周方向の両側に設けられる一対の案内リブ50が設けられている(本実施形態では合計3組)。これによって中皿2は、軸線O周りの回動が規制されている。更に外周壁41の上方には、中皿2の爪部24に連係して中皿2の上方への抜け出しを阻止する凹所51が設けられている(図1(b)、図2参照)。
このような構成となる粒状物収納容器1において、収納空間S内の粒状物Tは、排出口23を通して所定数のみが計量空間Kに移動することができる。ここで取出口42は、中皿2が上昇した状態においては可動蓋部43によって閉鎖されているので、粒状物収納容器1から外部に出てしまうことはない。
粒状物収納容器1から粒状物Tを取り出すに当たっては、指を蓋部3に押し当てて下方に向けて中皿2を押し込むように操作する。これにより、図5(a)、(b)に示すように連係部27が傾斜部44aに当接しながら下方に向けて移動するため、可動蓋部43は、図6(a)に示すように軸線Oに対して時計回りに移動する。これにより、取出口42が開放するため、計量空間K内の粒状物Tを取り出すことができる。なお、中皿2を押し込むことで、図6(b)に示すように仕切り壁47が排出口23を通して収納空間Sに入り込むため、収納空間S内の粒状物Tが計量空間K内に移動することはない。
粒状物Tを取り出した後に蓋部3への押圧を解除すると、中皿2は、弾性支持部49の弾性力でもって、図6、図7に示す状態から図1、図2に示す状態まで上昇する。また可動蓋部43は、弾性連結部46の弾性力でもって反時計回りに移動して取出口42を閉鎖する。このように、中皿2及び弾性連結部46は、粒状物Tを取り出した後は元の状態へ自動的に復帰するので、本実施形態の粒状物収納容器1によれば、良好な操作性を得ることができる。
次に、本発明に従う粒状物収納容器の第二実施形態について、図8〜図10を参照して説明する。なお、前述の粒状物収納容器1と同様の構成となる部位については、同一の符号を付して説明を省略する。
第二実施形態の粒状物収納容器10は、前述の案内リブ50の間隔を広げて中皿2を軸線Oの周りに回動可能にしたものである。また案内リブ50の間には、図9(a)に示すように、底壁40から突起26の下端部まで延在するストッパー52が設けられている。なお、本実施形態におけるストッパー52は、図9(a)に示すように軸線Oに対して反時計回り側の案内リブ50と一体に連結する一方、軸線Oに対して時計回り側の案内リブ50との間には、突起26が上下方向に移動できる隙間を備えている。更にストッパー52の上端には、中皿2を時計回りに回動させる際に突起26が乗り越える凸部53を設けている。
このように構成した粒状物収納容器10では、図8、図9(a)に示すように中皿2を反時計回り側に回動させた状態において、突起26の下方にはストッパー52が位置しているので、蓋部3を下方に押し込んでも中皿2が移動することがない。またストッパー52には凸部53を設けているので、所期しない中皿2の回動が有効に防止できる。このため、意図せずに粒状物Tが出てしまうことがなくなる。
粒状物収納容器10から粒状物Tを取り出すにあたっては、中皿2を軸線Oに対して時計回りに回動させる。この際、中皿2を回動させる力が若干大きくなっても、突起26が時計回り側の案内リブ50に当接するため、過剰に回動してしまうことがない。この状態において、図9(b)に示すように突起26は、ストッパー52と時計回り側の案内リブ50との隙間の上方に位置することになるので、蓋部3を下方に向けて押し込むことで、前述の粒状物収納容器1と同様に粒状物Tを取り出すことができる。
次に、本発明に従う粒状物収納容器の第三実施形態について、図11〜図13を参照して説明する。
第三実施形態の粒状物収納容器11は、第一実施形態の粒状物収納容器1に対して、中皿2に弾性片28を設けたものである。図11(b)に示すように、弾性片28は排出口23の上方に位置していて、段差部22bに連結して径方向内側に向けて延在している。弾性片28は、段差部22bに連結する一端部28aに対し、自由端となる他端部28bは下方に位置している。また、本実施形態では2つの弾性片28が設けられていて、図11(a)に示すように、弾性片28同士の間隔は、一端部28a側に対して他端部28b側が広くなるようにしている。また、図11(b)、図12(a)に示すように計量空間Kは、粒状物Tが上下に2つ入る大きさに設定されている。
このように構成した粒状物収納容器11では、図12(a)に示す状態(中皿2が上昇した状態)から蓋部3を下方に押し込んで行くと、図12(b)に示すように2つの弾性片28が上方の粒状物Tに押し当たって互いの間隔を広げる向きに撓み変形する。弾性片28が粒状物Tの最大径を越えた後は、粒状物Tは弾性片28の復元力でもって図12(c)に示すように弾性片28の上方に移動するため、下方の粒状物Tのみを取り出すことができる。なお、弾性片28は、粒状物Tを上方に移動させずともこれを弾性片28で挟持するように構成してもよい。
蓋部3への押圧を解除すると、上方に位置していた粒状物Tは弾性片28によって持ち上げられることになる。本実施形態においては、一端部28aに対し他端部28bは下方に位置しているので、持ち上げられた粒状物Tは自重でもって弾性片28から落下する。このため、粒状物Tが弾性片28上に残ってしまうことがない。
本発明に従う粒状物収納容器は、本実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に従う範囲で種々の変更が可能である。例えば上述したそれぞれの実施形態は、特許請求の範囲に記載した構成を複数含んだものとして説明しているが、必要な構成のみとしてもよい。また、上述した3つの実施形態において、一の実施形態の構成を他の実施形態に組み込んでもよい。更に、第三実施形態における弾性片28は1つであってもよく、この場合は、例えば容器本体4に設けた仕切り壁47との間で、粒状物Tを挟持或いは弾性片28の上方に移動させるように構成すればよい。
本発明によれば、粒状物を取り出す操作が従来のものとは大きく異なるうえ粒状物を簡単に取り出すことができる、新規の粒状物収納容器を提供することができる。
1、10、11:粒状物収納容器
2:中皿
3:蓋部
4:容器本体
20:膨出部
20a:天面壁
21:底部
22a:下部周壁
22b:段差部
22c:上部周壁
23:排出口
24:爪部
25:凹部
26:突起
27:連係部
27a:補強リブ
28:弾性片
28a:一端部
28b:他端部
30:天板
31:環状壁
32:爪状突起
40:底壁
41:外周壁
42:取出口
43:可動蓋部
44:切り欠き部
44a:傾斜部
44b:垂直部
45:円柱部
46:弾性連結部
47:仕切り壁
48:リブ
49:弾性支持部
50:案内リブ
51:凹所
52:ストッパー
53:凸部
K:計量空間
O:軸線
S:収納空間
T:粒状物

Claims (7)

  1. 有底筒状をなしその内側に粒状物の収納空間を有するとともに該粒状物の排出口を有する中皿と、底壁に連結する外周壁を有し該外周壁の内側で該外周壁の軸線に沿って該中皿を移動可能に保持するとともに、該外周壁に該排出口に通じる取出口を有する容器本体とを備え、
    前記容器本体は、前記軸線に対して傾いて延在する傾斜部を有し前記外周壁の内側から前記取出口を閉鎖する可動蓋部と、該可動蓋部と前記底壁とを弾性的に連結する弾性連結部とを有し、
    前記中皿は、前記傾斜部に当接し、該中皿を前記底壁に向けて移動させることで前記可動蓋部を前記取出口から移動させて該取出口を開放する連係部を有する粒状物収納容器。
  2. 前記中皿は、前記収納空間を覆い隠す蓋部を有する請求項1に記載の粒状物収納容器。
  3. 前記底壁は、前記中皿を弾性的に支持する弾性支持部を有する請求項1又は2に記載の粒状物収納容器。
  4. 前記中皿は、前記外周壁の内面に向けて突出する突起を有し、前記容器本体は、前記突起の下方に位置して該中皿の該底壁に向かう移動を阻止する一方、該中皿を前記軸線周りに回動させることで該中皿の該底壁に向かう移動を許容するストッパーを有する請求項1〜3の何れか一項に記載の粒状物収納容器。
  5. 前記底壁は、その内側に前記排出口と前記取出口との間をつないで所定数の粒状物を収納する計量空間を有するとともに、前記中皿を前記底壁に向けて移動させることで該排出口を通して前記収納空間に入り込む仕切り壁を備える請求項1〜4の何れか一項に記載の粒状物収納容器。
  6. 前記中皿は、該中皿を前記底壁に向けて移動させた際に前記計量空間内の粒状物に押し当たって撓み変形することで、該粒状物を挟持或いはその上方に移動させる弾性片を有する請求項5に記載の粒状物収納容器。
  7. 前記弾性片は、前記中皿に連結する一端部と、該一端部に対して下方に位置する他端部とを有する請求項6に記載の粒状物収納容器。
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