JP4846622B2 - 錠剤ケース - Google Patents
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Description
また、ケース本体内の選別室を二つ形成し、上壁の開口を二つ形成することにより、スライドキャップを左右どちらかにスライドさせることによって、どちらかの選別室から異なる数量の錠剤を選択して出すことができる。
図1において、Aはケース本体、Bはケ−ス本体Aの上部にスライド自在に装着されるスライドキャップ、Pはケース本体A内に収納される錠剤である。
本実施形態では、後ケースA1と前ケースA2とをヒンジA3を介して一体成形しているが、後ケースA1と前ケースA2とを別体で形成して、重ね合わせて係合するようにしてもよい。
上壁3の両側と周壁2の両側端部内方との間には、ほぼ錠剤P一個分の幅、またはそれ以上の幅を有する開口6a、6bが形成されている。
周壁2の先端の内方部には、係合段部8が凹設されている。
選別ストッパー11は、斜面部11aと斜面部11bにより中央部11cが山形に突出するように形成されている。
錠剤P二個分の幅の開口13が切込まれている。
スライド突部5の後壁1側面上部には、係合突部14が設けられている。
周壁16の先端面には、後ケースA1の周壁2の係合段部8に係合する係合突部19が突設されている。
スライド突部17の前壁15側面上部には、係合突部20が設けられている。
中板30の幅は、スライドキャップBをケース本体Aに装着した際に、後ケースA1のスライド突部5内面と前ケースA2のスライド突部17内面に当接しない幅で形成されている。
係合凹部32には、後ケースA1の押上部10の押込み突部12と対応する位置に切込まれたテーパー面33と、テーパー面33を挟んで下面32a、32bとが形成されている。
テーパー面33は、斜面部33aと斜面部33bにより中央部33cが山形に凹むように形成されている。
本実施例の錠剤ケースの組立は、まず、錠剤Pを収納した後ケースA1に前ケースA2を装着してケース本体Aを形成する。
次に、ケース本体Aの上側にスライドキャップBを装着して、図1に示すように、錠剤Pを収納した錠剤ケースを得ることができる。
その際、ケース本体Aの上壁3の押上部10の選別ストッパー11の中央部11cを境に、錠剤Pは開口13より傾斜部11aおよび傾斜部11bの面上を介して選別室Saおよび選別室Sbに振り分けられる。
スライド前には、ケース本体Aの上壁3の押上部10の押込み突部12の先端は、スライドキャップBの中板30の係合凹部32のテーパー面33の中央部33cに位置している。
そして、スライドキャップBの左側壁28内面に、ケース本体Aのスライド突部5、およびスライド突部17の左側面が当接し、スライドが止められる。
また、後ケースA1の上壁3の選別ストッパー11、および中壁4の開口13の配置位置を変えることにより、選別室Saおよび選別室Sbに収納される錠剤Pの個数を調整することもできる。
A1 後ケース
A2 前ケース
A3 ヒンジ
B スライドキャップ
P 錠剤
Sa、Sb 選別室
1 後壁
2、16 周壁
3 上壁
3a、3b 壁基部
4 中壁
5、17 スライド突部
6a、6b 開口
7 係合筒部
8 係合段部
9 切込み
10 押上部
11 選別ストッパー
11a、11b、33a、33b 傾斜部
11c、33c 中央部
12 押込み突部
13 開口
14、19、20 係合突部
15 前壁
18 嵌合突部
25 頂壁
26 前側壁
27 後側壁
28 左側壁
29 右側壁
30 中板
30a、30b 下端面
31a、31b 係合部
32 係合凹部
32a、32b 下面
33 テーパー面
Claims (4)
- 錠剤を収納するケース本体と、ケース本体の上部にスライド自在に装着されるスライドキャップとからなる錠剤ケースであって、
ケース本体は、後ケースと前ケースとからなり、
後ケースは、後壁と、後壁の下側および両側端縁から立設された周壁と、後壁の上側端縁の中央部に立設された上壁と、後壁の所定の位置に立設された中壁とを具え、
周壁の両側端部内面と上壁との間には、錠剤の開口が形成されており、
上壁には、上下に弾性変形可能な押上部が形成され、該押上部の先端部には、選別ストッパーと、押込み突部が設けられており、
中壁には、押上部の選別ストッパーと対応する位置に、一定幅の開口が設けられ、ケース本体内の上壁と中壁との間に、選別室が形成されており、
スライドキャップは、頂壁と、頂壁のそれぞれの端縁から垂設された側壁と、頂壁の下面に垂設された中板とを具え、
中板の下端部の所定の位置には、係合凹部が形成され、該係合凹部には、ケース本体の押上部の押込み突部と対応する位置に、テーパー面と、テーパー面を挟む下面が形成されていることを特徴とする錠剤ケース。 - 後ケースは、後壁の上端面にスライド突部を具え、
前ケースは、前壁の上側端面にスライド突部を具え、
スライドキャップは、前側壁と後側壁の内面下端部にケース本体のそれぞれのスライド突部と係合する係合部が配設されるとともに、中板が、それぞれのスライド突部の間でスライド可能な幅で形成されていることを特徴とする請求項1記載の錠剤ケース。 - 押上部の選別ストッパーは、中央部が山形に突出するように傾斜部が形成されていることを特徴とする請求項1、2記載の錠剤ケース。
- ケース本体内の、上壁と中壁との間に、押上部の選別ストッパーを境に、選別室が二つ形成されていることを特徴とする請求項1〜3記載の錠剤ケース。
Priority Applications (1)
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JP2007049623A JP4846622B2 (ja) | 2007-02-28 | 2007-02-28 | 錠剤ケース |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007049623A JP4846622B2 (ja) | 2007-02-28 | 2007-02-28 | 錠剤ケース |
Publications (2)
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JP2008213841A JP2008213841A (ja) | 2008-09-18 |
JP4846622B2 true JP4846622B2 (ja) | 2011-12-28 |
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Family Applications (1)
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4846622B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH09226855A (ja) * | 1996-02-22 | 1997-09-02 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 錠剤収納容器 |
JP2005015007A (ja) * | 2003-06-27 | 2005-01-20 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 粒状内容物定数取出容器 |
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2007
- 2007-02-28 JP JP2007049623A patent/JP4846622B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2008213841A (ja) | 2008-09-18 |
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