JP6229360B2 - 通信サーバ、通信システム、プログラム及び通信方法 - Google Patents

通信サーバ、通信システム、プログラム及び通信方法 Download PDF

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Description

本発明は、会議に参加している複数の通信端末と接続され、前記複数の通信端末間の通信を管理する通信サーバ、通信システム、プログラム及び通信方法に関する。
従来から、インターネット等の通信ネットワークを介して遠隔会議を行う会議システムが普及している。この会議システムでは、遠隔会議の出席者の一方がいる会議室において、遠隔会議システム用の端末装置により、会議室の映像や出席者の音声等の情報を収集し、収集した情報をデジタルデータに変換して相手方の遠隔会議システム用の端末装置に送信している。相手方の端末装置では、ディスプレイ等に映像等を表示し、スピーカ等により音声を出力する。従来の会議システムでは、このようにして実際の会議に近い状態で遠隔地との会議を行う。
また従来では、コンピュータの画面データを、会議システム用の端末装置を介して相手方の端末装置に送信し、相手方の会議室のディスプレイに表示する技術も知られている。
例えば特許文献1では、会議で用いる資料を共有する目的で、資料の表示データを会議の相手に送信し、自分側と同じ資料を参照させることが記載されている。
しかしながら上記従来の技術では、コンピュータに表示している画面を遠隔地にいる会議相手に見せることはできても、表示させたファイルそのものを共有することはできない。そのため、例えばコンピュータに表示させる画面を提供する側の操作により、画面のページをめくった際等に、会議参加者がそのページの前後のページを自由に確認することができない。
また従来の技術では、画面を会議相手に見せることはできても、ファイルそのものを会議相手に渡すことができない。このため、例えば会議を始める前に予め電子メール等でファイルを送付したり、別途ネットワークストレージ等で共有する必要があった。この場合には、例えば相手のメールアドレスを知る必要があったり、ネットワークストレージのアカウントを作成する必要があったりと、手配が煩雑になる。またインターネットを使った共有の場合はセキュリティ上の問題も考慮しなければならず、準備に時間がかかる。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、通信相手とデータを安全に共有することが可能な通信サーバ、通信システム、プログラム及び通信方法を提供することを目的としている。
本発明は、上記目的を達成すべく以下の如き構成を採用した。
本発明は、コンテンツデータを送受信する複数の通信端末と接続され、前記複数の通信端末間の通信を管理する通信サーバであって、前記複数の通信端末のそれぞれの端末を識別する情報と、前記複数の通信端末のそれぞれの属するグループを識別するグループ識別情報とを対応付けて管理する端末管理手段と、前記複数の通信端末のうち、第1の通信端末と第2の通信端末との間でコンテンツデータを送受信するためのセッションを確立する場合に、前記グループ識別情報に基づいて、前記セッションに関連付けられた前記第1及び前記第2の通信端末のそれぞれの前記グループ識別情報が同じか否か判断する判断手段と、前記判断手段によって同じと判断された場合に、前記セッションが確立されている間に前記第1及び前記第2の通信端末間で共有される共有記憶領域の場所を示す共有場所情報を前記セッションに関連付けられた前記第1及び前記第2の通信端末に通知する通知手段と、を有する。
本発明によれば、通信相手とデータを安全に共有することができる。
第一の実施形態の電子会議システムの構成を説明する図である。 第一の実施形態の電子会議システムにおける動作の概略を説明する図である。 本発明の電子会議用端末のハードウェア構成図である。 本発明の管理システムのハードウェア構成図である。 第一の実施形態における電子会議用端末と共有フォルダとの対応付けを説明する図である。 第一の実施形態の端末管理テーブルの一例を示す図である。 第一の実施形態の共有フォルダテーブルの一例を示す図である。 第一の実施形態の電子会議サーバの動作を説明するシーケンス図である。 第一の実施形態において作成する共有フォルダを決定する処理を説明するフローチャートである。 第一の実施形態における共有フォルダのマウントを模式的に説明する図である。 第一の実施形態において電子会議用端末が会議に途中参加する場合の作成する共有フォルダを決定する処理を説明するフローチャートである。 第一の実施形態における共有フォルダテーブルの更新を説明する図である。 グループ共有フォルダを削除するか否かを示すテーブルの一例を示す図である。 第二の実施形態の電子会議システムの構成を説明する図である。 第二の実施形態における電子会議用端末と共有フォルダとの対応付けを説明する図である。 第二の実施形態の実施形態の端末管理テーブルの一例を示す図である。 第二の実施形態のネットワーク管理テーブルの一例を示す図である。 第二の実施形態の電子会議サーバの動作を説明するシーケンス図である。 第二の実施形態において作成する共有フォルダを決定する処理を説明するフローチャートである。 第二の実施形態において電子会議用端末が会議に途中参加する場合の作成する共有フォルダを決定する処理を説明するフローチャートである。 第三の実施形態の電子会議システムの構成を説明する図である。 第三の実施形態の端末管理テーブルの一例を示す図である。
本発明は、電子会議に参加している端末において、同じグループの属する端末のみで共有されるグループ毎のフォルダの場所を各端末に通知することで、通信相手とデータを安全に共有する。
(第一の実施形態)
以下に図面を参照して本発明の第一の実施形態について説明する。図1は、第一の実施形態の電子会議システムの構成を説明する図である。
本実施形態の電子会議システム100は、電子会議サーバ200と、電子会議用端末300とPC(パーソナルコンピュータ)310とを1組として、2組以上の電子会議用端末300とPC(パーソナルコンピュータ)310と、を有する。尚本実施形態の電子会議システム100は、通信システムの一つである。
また本実施形態の電子会議サーバ200は通信サーバの一つであり、電子会議用端末300は、通信端末の一つである。また以下の説明では、2組以上の電子会議用端末300とPC310とを区別する場合、電子会議用端末300は電子会議用端末301,302,・・・とし、PC310をPC311,312,・・・と示す。2組以上の電子会議用端末300とPC310とを区別する必要がない場合には、電子会議用端末300、PC310として説明する。
本実施形態の電子会議サーバ200は、伝送管理システム(管理システム)210と、中継装置220とファイル一時保存装置230とを有する。管理システム210は、会議に参加している電子会議用端末300間の通信を管理するサービスを提供する。このため管理システム210は、例えば電子会議用端末300間で映像・音声等のコンテンツデータが通信されるセッションを識別するためのセッションIDを生成する。管理システム210は、セッションIDを生成する際に、セッションIDに対応するセッションに参加する電子会議用端末300同士を関連付ける。この関連付けにより、セッションIDに基づいて電子会議システム100においてファイルを共有する電子会議用端末300を特定することができる。尚本実施形態のコンテンツデータは、例えば映像データ、画像データ、音声データ及びテキストデータの少なくとも何れか1つを含むデータである。
中継装置220は、最適な経路を映像・音声が通過するように選択した経路で映像・音声を中継するサービスを提供する。このため本実施形態の中継装置220は、例えば遅延時間などを監視してコンテンツデータの中継経路、解像度等を最適化する。ファイル一時保存装置230は、会議に参加している電子会議用端末間でファイルを共有するサービスを提供する。
尚図1に示す電子会議サーバ200では、管理システム210、中継装置220及びファイル一時保存装置230を同一の情報処理装置が有する形態とし、この情報処理装置を電子会議サーバ200と称しているが、これに限定されない。管理システム210、中継装置220及びファイル一時保存装置230は、必ずしも1つの情報処理装置内に実装される必要はなく、物理的に別々の情報処理装置に実装されても良い。つまり、電子会議サーバ200は1以上の情報処理装置によって構成されていればよく、複数の情報処理装置で構成されていてもよい。また、電子会議サーバ200は、例えば管理システム210とファイル一時保存装置230の機能を有する1以上の情報処理装置とし、中継装置220は電子会議サーバ200とは別の構成としてもよい。
以下に図2を参照して、PC311のファイルを電子会議用端末302と電子会議用端末312が共有する際の動作を説明する。図2は、第一の実施形態の電子会議システムにおける動作の概略を説明する図である。
本実施形態の電子会議システム100では、会議が始まると、管理システム210がファイル一時保存装置230に共有フォルダを作成させる。ファイル一時保存装置230は、会議に参加する電子会議用端末300が共有するための共有フォルダを作成し、電子会議用端末301,302に共有フォルダURI(Uniform Resource Identifier)と後述するアカウント情報を通知する(ステップS10)。
続いて電子会議用端末301,302は、アカウント情報を使用して、共有フォルダURIにフォルダをマウントする(ステップS11)。尚本実施形態のマウントとは、ファイル一時保存装置230の共有フォルダを、電子会議用端末301,302が自機にあるフォルダと同様に使用できるようにすることを言う。
本実施形態の電子会議システム100において、例えば、PC311が電子会議用端末301にファイルを書き込むと、電子会議用端末1はファイルの書き込みを検出してファイル一時保存装置230にファイルを送信する(ステップS12)。このとき電子会議用端末301にはファイルは残らない。
続いてファイル一時保存装置230は、共有フォルダにファイルを記憶する(ステップS13)。続いてファイル一時保存装置230は、共有フォルダをマウントしている電子会議用端末302に、共有フォルダに記憶したファイル名を送信する(ステップS14)。尚本実施形態では、明示の要求があるまで、ファイルの実体は電子会議用端末302に送信されない。PC312のユーザは、ファイル名を目視して必要な場合に、ファイル一時保存装置230にファイルを要求できる。また本実施形態では、PC312はユーザ操作等があると、電子会議用端末302を介して共有フォルダからファイルの実体を取得しディスプレイなどに表示することができる。
以上のように本実施形態の電子会議システム100では、PC3111がファイルを電子会議用端末301に書き込むだけで、電子会議用端末301と電子会議用端末302が同じファイルを共有することができる。
また本実施形態の電子会議システム100では、コンテンツデータを送信する中継装置220とは別のサービスがファイルを共有するので、コンテンツデータの送受信に影響することなく電子会議用端末300同士がファイルを共有できる。さらに本実施形態のファイル一時保存装置230は、セッションIDに対応づけてファイルを管理する。したがって本実施形態では、管理システム210とは別のサービスであるファイル一時保存装置230がファイルの共有を管理することができる。
次に図3を参照して本実施形態の電子会議用端末300について説明する。図3は、本発明の電子会議用端末のハードウェア構成図である。
図3に示されているように、本実施形態の電子会議用端末300は、電子会議用端末300全体の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)101、端末用プログラムを記憶したROM(Read Only Memory)102、CPU101のワークエリアとして使用されるRAM(Random Access Memory)103、画像データや音声データ等の各種データを記憶するフラッシュメモリ104、CPU101の制御にしたがってフラッシュメモリ104に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するSSD(Solid State Drive)105、フラッシュメモリ等の記録メディア106に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ107、電子会議用端末300の宛先を選択する場合などに操作される操作ボタン108、電子会議用端末300の電源のON/OFFを切り換えるための電源スイッチ109、通信ネットワークを利用してデータ伝送をするためのネットワークI/F(Interface)111を備えている。
また電子会議用端末300は、CPU101の制御に従って被写体を撮像して画像データを得る内蔵型のカメラ112、このカメラ112の駆動を制御する撮像素子I/F113、音声を入力する内蔵型のマイク114、音声を出力する内蔵型のスピーカ115、CPU101の制御に従ってマイク114及びスピーカ115との間で音声信号の入出力を処理する音声入出力I/F116、CPU101の制御に従って外付けのディスプレイ120に画像データを伝送するディスプレイI/F117、各種の外部機器を接続するための外部機器接続I/F118、電子会議用端末300の各種機能の異常を知らせるアラームランプ119、及び上記各構成要素を図3に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスラインB1を備えている。
尚本実施形態では、カメラ112及びマイク114を内蔵型としたが、これに限定されない。本実施形態の電子会議用端末300は、カメラ112及びマイク114を有しておらず、カメラ112とマイク114が外付けの構成であっても良い。
また本実施形態の電子会議用端末300は、例えば一般的なコンピュータ等により実現可能であり、電子会議専用の端末である必要はない。本実施形態の電子会議用端末300は、例えばタブレット型の端末装置や、スマートフォン等の多機能型携帯端末等であっても良い。
ディスプレイ120は、被写体の画像や操作用アイコン等を表示する液晶や有機ELによって構成された表示部である。また、ディスプレイ120は、ケーブル120cによってディスプレイI/F117に接続される。このケーブル120cは、アナログRGB(VGA)信号用のケーブルであってもよいし、コンポーネントビデオ用のケーブルであってもよいし、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)やDVI(Digital Video Interactive)信号用のケーブルであってもよい。
カメラ112は、レンズや、光を電荷に変換して被写体の画像(映像)を電子化する固体撮像素子を含み、固体撮像素子として、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)や、CCD(Charge Coupled Device)等が用いられる。
外部機器接続I/F118には、電子会議用端末300の筐体の接続口(図示せず)に差し込まれたUSB(Universal Serial Bus)ケーブル等によって、外付けカメラ、外付けマイク、及び外付けスピーカ等の外部機器がそれぞれ電気的に接続可能である。外付けカメラが接続された場合には、CPU101の制御に従って、内蔵型のカメラ112に優先して、外付けカメラが駆動する。同じく、外付けマイクが接続された場合や、外付けスピーカが接続された場合には、CPU101の制御に従って、それぞれが内蔵型のマイク114や内蔵型のスピーカ115に優先して、外付けマイクや外付けスピーカが駆動する。
なお、記録メディア106は、電子会議用端末300に対して着脱自在な構成となっている。また、CPU101の制御にしたがってデータの読み出し又は書き込みを行う不揮発性メモリであれば、フラッシュメモリ104に限らず、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)等を用いてもよい。
更に、上記端末用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルによって、コンピュータで読み取り可能な記録媒体(記録メディア106等)に記録されて流通されるようにしてもよい。また、上記端末用プログラムは、フラッシュメモリ104ではなくROM102に記憶させるようにしてもよい。
次に、図4を参照して本実施形態の管理システム210について説明する。図4は、本発明の管理システムのハードウェア構成図である。
管理システム210は、管理システム210全体の動作を制御するCPU201、プログラムを記憶したROM202、CPU201のワークエリアとして使用されるRAM203、各種データを記憶するHD(Hard Disk)204、CPU201の制御にしたがってHD204に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するHDD(Hard Disk Drive)205、フラッシュメモリ等の記録メディア206に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ207、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示するディスプレイ208、通信ネットワークを利用してデータ伝送をするためのネットワークI/F209、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたキーボード211、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行うマウス212、着脱可能な記録媒体の一例としてのCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)213に対するデータの読み出し又は書き込みを制御するCD−ROMドライブ214、外部機器を接続するための外部機器I/F215、及び、上記各構成要素を図4に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスラインB2を備えている。
尚上記プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア206やCD−ROM213等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。
また本実施形態の中継装置220は、管理システム210と同様のハードウェア構成を有しているため、その説明を省略する。但し、ROM202には、中継装置220を制御するための中継装置用プログラムが記録されている。この場合も、中継装置用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア206やCD−ROM213等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。
本実施形態では、電子会議用端末300が複数のグループに分けられていた場合に、電子会議用端末300のグループ毎に、対応したファイルを共有させることができる。具体的には本実施形態では、同一グループの電子会議用端末300と、同一グループの電子会議用端末300に共有される共有フォルダとを対応付ける。
以下に図5を参照し、同一グループの電子会議用端末300と共有フォルダとの対応付けを説明する。図5は、第一の実施形態における電子会議用端末と共有フォルダとの対応付けを説明する図である。
図5では、電子会議用端末301〜305がセッションID(会議ID)01の会議に参加し、電子会議用端末306、307がセッションID02の会議に参加している場合を示している。
この場合本実施形態の電子会議サーバ200は、管理システム210により、ファイル一時保存装置230にセッションID01の会議に参加する全ての電子会議用端末301〜305に共有される共有フォルダ01_ALLを作成させる。また電子会議サーバ200は、管理システム210により、ファイル一時保存装置230にセッションID02の会議に参加する電子会議用端末306、307に共有される共有フォルダ02_ALLを作成させる。
また本実施形態では、電子会議用端末301〜306において2つのグループが形成されている。図5の例では、電子会議用端末301,302がグループA1とされ、電子会議用端末303、304がグループA2とされている。
本実施形態の電子会議サーバ200では、管理システム210が、ファイル一時保存装置230に各グループに対応する共有フォルダを作成させる。
具体的には例えば、本実施形態の電子会議サーバ200は、グループA1に属する電子会議用端末301,302のみに共有される共有フォルダ01_A1を作成する。また同様に本実施形態の電子会議サーバ200は、グループA2に属する電子会議用端末303,304にのみ共有される共有フォルダ01_A2を作成する。
本実施形態では、このように同一のセッション(会議)に参加した電子会議用端末300を複数のグループとしたとき、各グループに属する電子会議用端末300のみに共有される共有フォルダを作成する。
本実施形態では、これにより、同一のセッションに参加している電子会議用端末300間においても、セキュリティを維持しつつ必要なファイルを共有することができ、きめ細かくファイルの共有に係る管理を行うことができる。
尚本実施形態において、電子会議用端末300のグループ分けは、例えば予め電子会議用端末300に設定された電子会議用端末300の識別子に基づき行われても良い。また例えば電子会議用端末300に設定された情報に基づき行われても良い。
また本実施形態においてファイル一時保存装置230に作成される共有フォルダは、同一グループの電子会議用端末300に共有される記憶領域のことである。本実施形態では、この記憶領域を共有フォルダと呼ぶが、この記憶領域の呼び方は共有フォルダに限定されない。同一グループの電子会議用端末300に共有される記憶領域は、例えばディレクトリと呼ばれても良いし、単に記憶領域にファイルが格納されても良い。
以下に本実施形態の管理システム210によるグループ毎の共有フォルダの作成及び対応付けについて説明する。尚以下の説明では、グループ毎の共有フォルダをグループ共有フォルダと呼ぶ。
また本実施形態の管理システム210は、電子会議用端末300を管理する端末管理テーブルと、電子会議用端末300に対応付けられる共有フォルダの情報が格納された共有フォルダテーブルとを有する。
以下に本実施形態の管理システム210の機能を説明する。本実施形態の管理システム210は、端末管理部231、共有フォルダ管理部232、フォルダ作成部233、判断部234及び通知部235を有する。本実施形態の管理システム210が有する各部の機能は、例えばCPU201がROM202に格納されたプログラムを読み出して実行することで、実現される。
本実施形態の端末管理部231は、同一のセッション(会議)に参加した電子会議用端末300を複数のグループとしたとき、電子会議用端末300のそれぞれを識別する端末IDと、グループ名とを対応付けて管理する端末管理テーブルを生成する。
共有フォルダ管理部232は、ファイル一時保存装置230におけるグループ毎の共有フォルダの作成や、共有フォルダの削除等を含むフォルダの管理を行う。また本実施形態の共有フォルダ管理部232は、作成した共有フォルダと各グループとの対応付けを行う。
具体的には共有フォルダ管理部232は、会議に参加する複数の電子会議用端末300間の接続が確立すると、この会議に対応したセッションID(識別情報)を生成する。そして共有フォルダ管理部232は、セッションIDに端末ID、グループ名及び共有フォルダを特定する情報を含む情報を対応付けた共有フォルダテーブルを生成する。端末管理テーブルと共有フォルダテーブルの詳細は後述する。
フォルダ作成部233は、ファイル一時保存装置230にグループ毎の共有フォルダを作成する。
判断部234は、共有フォルダテーブルを参照し、同一のセッションに参加した複数の電子会議用端末300と対応するグループ名が同じか否かを判断する。すなわち判断部234は、同一のセッションに参加した複数の電子会議用端末300が同じグループか否かを判断する。
通知部235は、共有フォルダの場所をそれぞれの電子会議用端末300に通知する。
図6は、第一の実施形態の端末管理テーブルの一例を示す図である。図6に示す端末管理テーブル60は、電子会議用端末300のそれぞれを識別する端末IDと、各電子会議用端末300が属するグループ名とが対応付けられて管理されている。本実施形態の端末管理テーブル60は、例えば管理システム210の有する記憶領域であるROM202やRAM203等に予め格納されていても良い。
また端末管理テーブル60では、電子会議用端末300が所属するグループのグループ名が端末IDと対応付けられたものとしたが、これに限定されない。端末IDと対応付けられる情報は、例えば電子会議用端末300が属するグループを識別できる情報であれば良い。すなわち本実施形態の電子会議用端末300は、電子会議用端末300をグループに分ける際に、自機の属するグループを識別するグループ識別情報が付与されている。本実施形態のグループ名は、このグループ識別情報である。
図7は、第一の実施形態の共有フォルダテーブルの一例を示す図である。本実施形態の共有フォルダテーブル70は、セッションID、端末ID、グループ名、共有フォルダのURI、アカウント名、パスワードが対応付けられている。
セッションIDは、例えば会議が開催される度に管理システム210が自動的に付与しても良い。端末IDとグループ名は、図6で説明した通りである。共有フォルダURIは、ファイル一時保存装置230に作成される共有フォルダを特定する情報である。本実施形態では、共有フォルダの場所を示すURL(Uniform Resource Locator)を共有フォルダURIとした。
アカウント名とパスワードは、共有フォルダURIと共に共有フォルダを共有する電子会議用端末300へ通知されるアカウント情報である。アカウント情報は、例えば共有フォルダの作成時に予め設定されても良い。尚、共有フォルダURIやアカウント情報は、ユーザには見えない値であり機械的に扱われる情報であるため、ハッシュ値等の難読文字列にしても良い。
尚本実施形態では、端末管理テーブル60は、例えば管理システム210と電子会議用端末300とが接続されたとき、管理システム210の端末管理部231が電子会議用端末300から情報を読み取り、端末管理テーブルを作成しても良い。また端末管理テーブル60は、予め管理システム210に格納されていても良い。
本実施形態の管理システム210は、上述の端末管理テーブル60と共有フォルダテーブル70と、を用いて電子会議用端末300とグループ共有フォルダとの対応付けを行う。
以下に図8を参照して本実施形態の電子会議システム100における電子会議サーバ200と電子会議用端末300とのやり取りを説明する。図8は、第一の実施形態の電子会議サーバの動作を説明するシーケンス図である。
本実施形態の電子会議システム100において会議が開始されると、電子会議サーバ200の管理システム210は、会議に参加する電子会議用端末300間でコンテンツデータを送受信するためのセッションを確立させる(ステップS801)。続いて管理システム210は、共有フォルダ管理部232により、端末管理テーブル60を参照し、作成するグループ共有フォルダを決定する(ステップS802)。ステップS802の処理の詳細は後述する。
ステップS802において作成するグループ共有フォルダが決定されると、管理システム210は、共有フォルダ管理部232により、共有フォルダテーブル70を更新する(ステップS803)。続いて管理システム210は、フォルダ作成部233により、グループ共有フォルダのアカウントと、ファイル一時保持装置230内のグループ共有フォルダとを作成する(ステップS804)。また本実施形態では、ステップS804において、グループ共有フォルダと別に、同じ会議に参加している全ての電子会議用端末300に共有される共有フォルダをファイル一時保持装置230内に作成しても良い。
続いて管理システム210は、通知部235により、共有フォルダテーブル70を参照し、共有フォルダの共有フォルダURIと、グループ共有フォルダの共有フォルダURIと、共有フォルダにアクセスするためのアカウント情報と、を電子会議用端末300に通知する(ステップS805)。続いて電子会議用端末300は、ファイル一時保持装置230に共有フォルダとグループ共有フォルダとをマウントする(ステップS806)。共有フォルダのマウントの説明は後述する。また本実施形態では、グループ共有フォルダ以外に、同一の会議に参加している電子会議用端末300全てが共有する共有フォルダを作成するものとしているが、これに限定されない。本実施形態では、グループ共有フォルダのみが作成されても良い。
尚本実施形態では、ステップS803において共有フォルダテーブル70を更新してからステップS804において該当する共有フォルダを作成するものとしたが、ステップS803とステップS804の順序は逆であっても良い。例えば本実施形態では、共有フォルダとグループ共有フォルダとをファイル一時保持装置230に作成した後に、共有フォルダテーブル70を更新しても良い。
以下に図9を参照してステップS802の処理を説明する。図9は、第一の実施形態において作成する共有フォルダを決定する処理を説明するフローチャートである。
本実施形態では、会議の開始時には電子会議サーバ200に複数の電子会議用端末300がコンテンツデータを送受信可能なように接続される。本実施形態の管理システム210は、判断部234により端末管理テーブル60を参照し、同じ会議に参加している電子会議用端末300の中で、同一のグループの電子会議用端末300が存在するか否かを判断する(ステップS91)。ステップS91において同一グループの電子会議用端末300が存在する場合、フォルダ作成部233は、ファイル一時保持装置230にグループ共有フォルダを作成する(ステップS92)。ステップS91において同一グループの電子会議用端末300が存在しない場合、グループ共有フォルダは作成せず、処理を終了する。
以下に図5、図6を参照して図9の処理を具体的に説明する。例えば本実施形態においてセッションID01によって識別される会議に参加するために、電子会議サーバ200と電子会議用端末302とが接続された場合を説明する。尚このとき電子会議用端末301と電子会議用端末302との間ではコンテンツデータを送受信するためのセッションが、既に電子会議サーバ200によって確立されているものとする。
この場合管理システム210は、端末管理テーブル60を参照し、電子会議用端末302の端末ID0002と対応するグループ名を取得する。このグループ名はグループA1である。続いて管理システム210は、セッションID01に参加している電子会議用端末300においてグループA1に属する端末があるか否かを判断する。ここでは電子会議用端末301がグループA1に属する。
よって管理システム210は、ファイル一時保持装置230にグループA1の電子会議用端末300に共有されるグループ共有フォルダを作成する。そして管理システム210は、グループA1に属する電子会議用端末301、302に作成したグループ共有フォルダの共有フォルダURIとアカウント情報を通知する。
次に図10を参照して共有フォルダのマウントについて説明する。図10は、第一の実施形態における共有フォルダのマウントを模式的に説明する図である。
本実施形態において、ファイル一時保存装置230の共有フォルダURIが「http://kaigi.com/share/01_A1」であるとする。電子会議用端末301、302はこのURIを指定してグループ共有フォルダをマウントしたので、グループ共有フォルダが電子会議用端末301、302にマウントされる。例えば電子会議用端末301、302がDドライブをマウント先として指定すると、グループ共有フォルダがDドライブとしてマウントされる。
ファイル一時保存装置230のグループ共有フォルダに例えばファイル「file.txt」が記憶された場合、電子会議用端末301、302のDドライブに「file.txt」というファイル名が表示される。この場合にファイルの本体はファイル一時保持装置230内のグループ共有フォルダにある。
次に本実施形態の電子会議システム100において、電子会議用端末300が会議に途中から参加する場合について説明する。本実施形態の電子会議システム100において、電子会議用端末300が会議に途中参加する場合の処理は、図8のステップS802における処理の内容が異なる。またグループ共有フォルダを作成する必要がない場合、管理システム210は、ステップS803の共有フォルダ管理部232による共有フォルダテーブル70の更新のみを行う。
以下に、電子会議用端末300が会議に途中参加する際の処理を説明する。図11は、第一の実施形態において電子会議用端末が会議に途中参加する場合の作成する共有フォルダを決定する処理を説明するフローチャートである。
本実施形態の電子会議システム100において、会議に既に参加している電子会議用端末300と、会議に途中参加する電子会議用端末300との間でセッションが確立されると、電子会議サーバ200の管理システム210は、判断部234により、途中参加の電子会議用端末300と同じグループの電子会議用端末300が会議に参加しているか否かを判断する(ステップS1101)。具体的には管理システム210は、判断部234により、端末管理テーブル60と共有フォルダテーブル70とを参照し、途中参加の電子会議用端末300と同一グループの電子会議用端末300の有無を判断する。
ステップS1101において同一グループの電子会議用端末300が会議に参加していない場合、管理システム210は処理を終了する。ステップS1101において同一グループの電子会議用端末300が会議に参加していた場合、管理システム210は、途中参加の電子会議用端末300のグループと対応するグループ共有フォルダがファイル一時保持装置230内に作成されているか否かを判断する(ステップS1102)。
ステップS1102において対応するグループ共有フォルダがファイル一時保持装置230に存在する場合、管理システム210は処理を終了する。ステップS1102において対応するグループ共有フォルダがファイル一時保持装置230に存在しない場合、管理システム210は、フォルダ作成部233により、対応するグループ共有フォルダを作成する(ステップS1103)。
次に、図12を参照して、電子会議用端末300が会議に途中参加した際の共有フォルダテーブル70の更新について説明する。図12は、第一の実施形態における共有フォルダテーブルの更新を説明する図である。
図12の例では、電子会議用端末301〜303が参加しているセッションID01の会議に電子会議用端末304が途中参加した場合の例を示している。
図12に示す共有フォルダテーブル70Aは更新前のものであり、共有フォルダブル70Bは更新後のものである。
図12において、共有フォルダテーブル70Aでは、セッションID01の会議に参加している電子会議用端末300のうち、電子会議用端末301、302がグループA1に属している。よってファイル一時保持装置230には、セッションID01の会議に参加している全ての電子会議用端末300に共有される共有フォルダと、グループA1に対応するグループ共有フォルダが作成されている。
ここで電子会議用端末304が途中参加した場合、管理システム210は端末管理テーブル60を参照し、電子会議用端末304の属するグループを確認する。電子会議用端末304はグループA2に属している。
よって管理システム210は、電子会議用端末301〜303においてグループA2に属する端末が有るか否かを判断する。図12の例では、電子会議用端末303がグループA2に属している。よって管理システム210は、グループA2に対応するグループ共有フォルダを作成し、共有フォルダテーブル70Aを更新して共有フォルダテーブル70Bとする。
このような本実施形態では、電子会議用端末300が会議に途中参加した場合でも、途中参加した電子会議用端末300を含めたデータの共有について、細やかに制御することができる。
尚本実施形態においてファイル一時保持装置230に作成された共有フォルダ、グループ共有フォルダは、会議が終了した後に削除されても良いし、ファイル一時保持装置230内にそのまま保持していても良い。
図13は、グループ共有フォルダを削除するか否かを示すテーブルの一例を示す図である。
本実施形態の管理システム210は、例えばROM202やRAM203等に図13に示すテーブル80が予め格納されていても良い。本実施形態において、例えばセッションID01の会議が終了する際に、ファイル一時保持装置230にグループA1とグループA2に対応するグループ共有フォルダが作成されていたとする。この場合管理システム210は、共有フォルダ管理部232によりテーブル80を参照し、グループA1に対応するグループ共有フォルダは削除し、グループA2に対応するグループ共有フォルダはそのままファイル一時保持装置230内に保持しても良い。共有フォルダを削除することは、すなわちファイル一時保持装置230内において共有フォルダとしていた記憶領域を通常の記憶領域へ戻すことである。
(第二の実施形態)
以下に図面を参照して本発明の第二の実施形態について説明する。本発明の第二の実施形態では、グループ共有フォルダが電子会議サーバ200以外の装置に作成される点が第一の実施形態と相違する。よって以下の本発明の第二の実施形態の説明では、第一の実施形態との相違点についてのみ説明し、第一の実施形態と同様の機能構成を有するものには第一の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、その説明を省略する。
図14は、第二の実施形態の電子会議システムの構成を説明する図である。本実施形態の電子会議システム100Aでは、電子会議用端末301と電子会議用端末302は例えば社内LAN等のイントラネットにより接続されている。そして、社内に社内サーバ400が配置されており、中継装置410とファイル一時保存装置420とが社内に配置されている。尚社内サーバ400は、物理的に社内に配置されている必要はなく、VPN(Virtual Private Network)等のセキュアな回線でつながれた外部のサーバであってもよい。
図14に示す構成では、電子会議用端末301、302は中継装置として、プライベートネットワーク(イントラネット)内の映像・音声ルータを使用できるため、映像・音声が外部を一切通らずに会議を行うことができる。したがって、この場合、ファイル一時保存装置430も社内LANに配置することで、ファイル共有時のセキュリティを向上できる。
図15は、第二の実施形態における電子会議用端末と共有フォルダとの対応付けを説明する図である。
本実施形態の電子会議システム100Aでは、インターネット上に存在するファイル一時保持装置230と、イントラネット上に存在するファイル一時保持装置420とに共有フォルダを作成することができる。
図15の例では、電子会議用端末303、304の属するグループA2に対応するグループ共有フォルダが社内サーバ400のファイル一時保持装置420に作成されている。本実施形態では、例えば端末管理テーブルにおいて、電子会議用端末300を識別する端末IDと、電子会議用端末300の接続の種類とが対応付けられて管理されていても良い。
以下に図16を参照して本実施形態の端末管理テーブルを説明する。図16は、第二の実施形態の実施形態の端末管理テーブルの一例を示す図である。
図16に示す端末管理テーブル61は、電子会議用端末300のそれぞれを識別する端末IDと、電子会議用端末300が接続するネットワークの種類と、各電子会議用端末300が属するグループ名とが対応付けられて管理されている。すなわち本実施形態では、ネットワークの種類とグループ名とが電子会議用端末300に付与されたグループ識別情報となる。
次に図17を参照して本実施形態のネットワーク管理テーブル90を説明する。図17は、第二の実施形態のネットワーク管理テーブルの一例を示す図である。
本実施形態のネットワーク管理テーブル90では、イントラネットを識別するイントラネットIDと、各イントラネットの場所を特定する情報であるイントラネットURIとが対応付けられている。
本実施形態では、管理システム210は、端末管理テーブル61と、イントラネット管理テーブル90とを参照して、グループ共有フォルダを作成する。
以下に図18を参照して本実施形態の電子会議システム100Aにおける電子会議サーバ200と電子会議用端末300とのやり取りを説明する。図18は、第二の実施形態の電子会議サーバの動作を説明するシーケンス図である。
本実施形態の電子会議システム100Aにおいて会議が開始されると、電子会議サーバ200の管理システム210は、会議に参加する電子会議用端末300とセッションを確立させる(ステップS1801)。続いて管理システム210は、端末管理部231により、端末管理テーブル61を参照し、作成するグループ共有フォルダを決定する(ステップS1802)。ステップS1802の処理の詳細は後述する。
ステップS1802において作成するグループ共有フォルダが決定されると、管理システム210は、共有フォルダ管理部232により、共有フォルダテーブル70を更新する(ステップS1803)。続いて管理システム210は、フォルダ作成部233により、グループ共有フォルダのアカウントと、ファイル一時保持装置230内のグループ共有フォルダとを作成する(ステップS1804)。また本実施形態では、ステップS804において、グループ共有フォルダと別に、同じ会議に参加している全ての電子会議用端末300に共有される共有フォルダをファイル一時保持装置230内に作成しても良い。
さらに本実施形態のフォルダ作成部233は、グループ共有フォルダを作成する場所が社内サーバ400であった場合、社内サーバ400のファイル一時保持装置420内にグループ共有フォルダのアカウントと、グループ共有フォルダとを作成する(ステップS1805)。
続いて管理システム210は、通知部235により、共有フォルダテーブル70を参照し、共有フォルダの共有フォルダURIと、グループ共有フォルダの共有フォルダURIと、共有フォルダにアクセスするためのアカウント情報と、を電子会議用端末300に通知する(ステップS1806)。
続いて電子会議用端末300は、ファイル一時保持装置230に共有フォルダとグループ共有フォルダとをマウントする(ステップS1807)。また電子会議用端末300は、ファイル一時保持装置420にグループ共有フォルダをマウントする(ステップS1808)。
以下に図19を参照してステップS1802の処理を説明する。図19は、第二の実施形態において作成する共有フォルダを決定する処理を説明するフローチャートである。
本実施形態の管理システム210は、判断部234により、端末管理テーブル61を参照し、会議に参加している電子会議用端末300と同一のグループの電子会議用端末300が存在するか否かを判断する(ステップS191)。ステップS191において同一グループの電子会議用端末300が存在する場合、管理システム210は、端末管理テーブル61を参照し、同一グループの電子会議用端末300の接続するネットワークの種類が一致するか否かを判断する(ステップS192)。ステップS191において同一グループの電子会議用端末300が存在しない場合、グループ共有フォルダは作成せず、処理を終了する。
ステップS192において接続の種類がイントラネットであった場合、管理システム210は、フォルダ作成部233により、イントラネット上にグループ共有フォルダを作成する(ステップS193)。ステップS192において接続するネットワークの種類がインターネットであった場合、管理システム210は、インターネット上にグループ共有フォルダを作成する(ステップS194)。
以下に図7、図16、図17を参照して図19の処理を具体的に説明する。例えば本実施形態においてセッションID01の会議に参加するために、電子会議サーバ200によって電子会議用端末301と電子会議用端末302との間でコンテンツデータの送受信可能なように接続された場合を説明する。尚このとき電子会議用端末301と電子会議用端末302の間では既に電子会議サーバ200によってコンテンツデータを送受信可能なようにセッションが確立されているものとする。
この場合管理システム210は、端末管理テーブル61を参照し、電子会議用端末302の端末ID0002と対応するグループ名を取得する。このグループ名はグループA1である。続いて管理システム210は、セッションID01に参加する電子会議用端末300においてグループA1に属する端末があるか否かを判断する。ここでは電子会議用端末301がグループA1に属する。
よって管理システム210は、端末管理テーブル61を参照して電子会議用端末301と電子会議用端末302の接続の種類が一致するか否かを判断する。電子会議用端末301の接続の種類はインターネットであり、電子会議用端末302の接続の種類もインターネットであり、接続の種類は一致する。よって管理システム210は、ファイル一時保持装置230にグループA1の電子会議用端末300に共有されるグループ共有フォルダを作成する。そして管理システム210は、グループA1に属する電子会議用端末301、302に、作成したグループ共有フォルダの共有フォルダURIとアカウント情報を通知する。
次に本実施形態の電子会議システム100Aにおいて、電子会議用端末300が会議に途中から参加する場合について説明する。本実施形態の電子会議システム100Aにおいて、電子会議用端末300が会議に途中参加する場合の処理は、図18のステップS1802における処理の内容が異なる。またグループ共有フォルダを作成する必要がない場合、管理システム210は、ステップS1803の共有フォルダテーブル70の更新のみを行う。
以下に、電子会議用端末300が会議に途中参加する際の処理を説明する。図20は、第二の実施形態において電子会議用端末が会議に途中参加する場合の作成する共有フォルダを決定する処理を説明するフローチャートである。
本実施形態の電子会議システム100Aにおいて、会議に途中参加する電子会議用端末300と、会議に途中参加する電子会議用端末300との間でセッションが確立されると、電子会議サーバ200の管理システム210は、途中参加の電子会議用端末300と同じグループの電子会議用端末300が会議に参加しているか否かを判断する(ステップS2001)。具体的には管理システム210は、判断部234により、端末管理テーブル60と共有フォルダテーブル70とを参照し、途中参加の電子会議用端末300と同一グループの電子会議用端末300の有無を判断する。
ステップS2001において同一グループの電子会議用端末300が会議に参加していない場合、管理システム210は処理を終了する。ステップS2001において同一グループの電子会議用端末300が会議に参加していた場合、管理システム210は、途中参加の電子会議用端末300のグループと対応するグループ共有フォルダがファイル一時保持装置230内又はファイル一時保持装置420内に作成されているか否かを判断する(ステップS2002)。
ステップS2002において対応するグループ共有フォルダが存在する場合、管理システム210は処理を終了する。ステップS2002において対応するグループ共有フォルダが存在しない場合、管理システム210は、端末管理テーブル61を参照し、同一グループの電子会議用端末300の接続の種類がイントラネットであるか否かを判断する(ステップS2003)。
ステップS2003において、接続の種類がイントラネットであった場合、管理システム210はイントラネット上にグループ共有フォルダを作成する(ステップS2004)。ステップS2003において、接続の種類がイントラネットでなかった場合、管理システム210はインターネット上にグループ共有フォルダを作成する(ステップS2005)。
以上のように本実施形態では、電子会議用端末300とファイル一時保持装置との接続の種類に基づき同一グループの電子会議用端末300に共有されるグループ共有フォルダの作成場所を決定しても良い。本実施形態ではこの構成により、例えばイントラネット上の社内サーバ等にグループ共有フォルダを作成することができる。
よって例えば複数の異なる会社が電子会議システム100Aを用いて会議を行った場合等に、会社毎の電子会議用端末300を1つのグループとし、このグループと対応するグループ共有フォルダを社内サーバに作成することができる。また本実施形態では、例えば電子会議用端末300のグループを機密性の高いデータを扱うグループと、そうでないグループとに予め分けておき、前者と対応するグループ共有フォルダをイントラネット上に作成する、等とすることができる。
よって本実施形態によれば、データの共有に係るセキュリティを向上させることができる。
(第三の実施形態)
以下に図面を参照して本発明の第三の実施形態について説明する。本発明の第三の実施形態では、電子会議用端末300をPC310と一体化させた端末300Aとした点のみが第一の実施形態及び第二の実施形態と相違する。よって以下の本発明の第三の実施形態の説明では、第一の実施形態との相違点についてのみ説明し、第一の実施形態と同様の機能構成を有するものには第一の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、その説明を省略する。
図21は、第三の実施形態の電子会議システムの構成を説明する図である。本実施形態の電子会議システム100Bは、電子会議サーバ200と、2台以上の電子会議用端末300Aとを含む。
本実施形態の電子会議用端末300Aは、例えば一般のコンピュータに、マイク、スピーカ、カメラ等を設けた端末である。本実施形態では、電子会議用の端末を設けることなく、一般のコンピュータを電子会議用端末として使用する。尚一般のコンピュータには、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末等も含まれる。
また本実施形態では、電子会議用端末300Aの属性を示す情報により電子会議用端末300Aをグループ化する。すなわち本実施形態では、電子会議用端末300Aの属性を示す情報が電子会議用端末300Aに付与されたグループ識別情報である。
図22は、第三の実施形態の端末管理テーブルの一例を示す図である。
図22に示す端末管理テーブル62では、電子会議用端末300Aを識別する端末IDと、電子会議用端末300Aの第一の属性情報と、第二の属性情報とが対応付けられて管理されている。
本実施形態では、端末IDに電子会議用端末300Aに設定されたユーザIDが含まれるものとし、第一の属性をユーザIDと対応するユーザの所属する事業所名とし、第二の属性をユーザIDと対応するユーザの所属する部署名とした。
また本実施形態では、電子会議用端末300Aを特定できる情報であれば、端末IDの代わりの情報として用いることができる。すなわち電子会議用端末300Aを特定できる情報であれば、端末管理テーブル62において、キーとして第一の属性情報と第二の属性情報とを対応付けることができる。
具体的には例えば、管理システム210において、ユーザIDとユーザが利用する電子会議用端末300Aを識別する情報とが対応付けられて記憶されており、ユーザIDから電子会議用端末300Aを特定しても良い。電子会議用端末300Aを識別する情報は、例えば端末IDであってもよいし、端末の場所を示す情報(IPアドレス等)であってもよい。
本実施形態では、例えば管理システム210は、部署名が同一で且つ事業所名が同一の電子会議用端末300Aを1つのグループと見なしても良い。
例えば図22の例では、ユーザID1の電子会議用端末300Aと、ユーザID2の電子会議用端末300Aとが部署名が同一で且つ事業所名が同一である。よって管理システム210は、この2つの電子会議用端末300Aを1つのグループとし、対応するグループ共有フォルダを作成しても良い。
また本実施形態では、例えば部署名のみが同じ電子会議用端末300Aを1つのグループと見なしても良い。
以上のように本実施形態では、電子会議用端末300Aをグループ化するための情報を属性情報とし、この属性情報に基づきグループ共有フォルダを作成しても良い。
尚上記各実施形態における中継装置、管理システム、ファイル一時保存装置はそれぞれが単一のコンピュータによって構築されてもよいし、各部(機能又は手段)を分割して任意に割り当てられた複数のコンピュータ(情報処理装置)によって構築されていてもよい。また、上記各実施形態では、通信システムの一例として、テレビ会議システムの場合について説明したが、これに限定されない。上記各実施形態の通信システムは、IP(Internet Protocol)電話や、インターネット電話等の電話システムに適用されても良い。更に、上記各実施形態の通信システムは、携帯電話機の通信システムであっても良い。この場合、例えば、電子会議端用末は携帯電話機に相当する。
また、上記実施形態では、通信システムによってテレビ会議をする場合について説明したが、これに限るものではなく、打ち合わせ、家族間や友人間等の一般的な会話、又は一方向での情報の提示に使用されても構わない。
以上、各実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記実施形態に示した要件に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することができ、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
100、100A、100B 電子会議システム
200 電子会議サーバ
210 管理システム
220、410 中継装置
230、420 ファイル一時保存装置
231 端末管理部
232 共有フォルダ管理部
233 フォルダ作成部
234 判断部
235 通知部
300、300A 電子会議用端末
400 社内サーバ
特開2011‐254453号公報

Claims (8)

  1. コンテンツデータを送受信する複数の通信端末と接続され、前記複数の通信端末間の通信を管理する通信サーバであって、
    前記複数の通信端末のそれぞれの端末を識別する情報と、前記複数の通信端末のそれぞれの属するグループを識別するグループ識別情報とを対応付けて管理する端末管理手段と、
    前記複数の通信端末のうち、第1の通信端末と第2の通信端末との間でコンテンツデータを送受信するためのセッションを確立する場合に、前記グループ識別情報に基づいて、前記セッションに関連付けられた前記第1及び前記第2の通信端末のそれぞれの前記グループ識別情報が同じか否か判断する判断手段と、
    前記判断手段によって同じと判断された場合に、前記セッションが確立されている間に前記第1及び前記第2の通信端末間で共有される共有記憶領域の場所を示す共有場所情報を前記セッションに関連付けられた前記第1及び前記第2の通信端末に通知する通知手段と、
    を有する通信サーバ。
  2. 前記セッションを識別するセッション識別情報と、前記共有場所情報と、前記共有記憶領域を使用する前記第1及び前記第2の通信端末のそれぞれを特定する情報と、前記共有記憶領域を使用する前記第1及び前記第2の通信端末のそれぞれが属するグループ識別情報とを対応付けて管理する共有場所管理手段、を有する請求項1記載の通信サーバ。
  3. 前記グループ識別情報は、
    前記通信端末がインターネット又はイントラネットの何れに接続するか否かを示す接続の種類情報を含む請求項1又は2記載の通信サーバ。
  4. 前記共有記憶領域は、
    当該通信サーバと接続された記憶装置内に設けられる請求項1ないし3の何れか一項に記載の通信サーバ。
  5. 前記グループ識別情報と、前記共有記憶領域を前記記憶装置内から削除するか否かを示す情報とが対応付けられた削除テーブルを有し、
    前記セッションの終了に伴い前記セッションに参加している前記第1及び前記第2の通信端末との接続が切断されたとき、前記削除テーブルを参照して前記複数の通信端末において形成されたグループに対応する前記共有記憶領域を削除するか否かを判断する請求項4記載の通信サーバ。
  6. 会議に参加している複数の通信端末と接続され、前記複数の通信端末間の通信と前記複数の通信端末による記憶領域の共有を管理する通信システムであって、
    前記複数の通信端末のそれぞれの端末を識別する情報と、前記複数の通信端末のそれぞれの属するグループを識別するグループ識別情報とを対応付けて管理する端末管理手段と、
    前記複数の通信端末のうち、第1の通信端末と第2の通信端末との間でコンテンツデータを送受信するためのセッションを確立する場合に、前記グループ識別情報に基づいて、前記セッションに関連付けられた前記第1及び前記前記第2の通信端末のそれぞれの前記グループ識別情報が同じか否か判断する判断手段と、
    前記判断手段によって同じと判断された場合に、前記セッションが確立されている間に前記第1及び前記第2の通信端末間で共有される共有記憶領域の場所を示す共有場所情報を前記セッションに関連付けられた前記第1及び前記第2の通信端末に通知する通知手段と、
    を有する通信システム。
  7. 会議に参加している複数の通信端末と接続され、前記複数の通信端末間の通信を管理する通信サーバにおいて実行されるプログラムであって、
    前記通信サーバに、
    前記複数の通信端末のそれぞれの端末を識別する情報と、前記複数の通信端末のそれぞれの属するグループを識別するグループ識別情報とを対応付けて管理する端末管理ステップと、
    前記複数の通信端末のうち、第1の通信端末と第2の通信端末との間でコンテンツデータを送受信するためのセッションを確立する場合に、前記グループ識別情報に基づいて、前記セッションに関連付けられた前記第1及び前記前記第2の通信端末のそれぞれの前記グループ識別情報が同じか否か判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにおいて同じと判断された場合に、前記セッションが確立されている間に前記第1及び前記第2の通信端末間で共有される共有記憶領域の場所を示す共有場所情報を前記セッションに関連付けられた前記第1及び前記第2の通信端末に通知する通知ステップと、を実行させるプログラム。
  8. 会議に参加している複数の通信端末と接続され、前記複数の通信端末間の通信を管理する通信サーバによる通信方法であって、
    前記通信サーバによる、
    前記複数の通信端末のそれぞれの端末を識別する情報と、前記複数の通信端末のそれぞれの属するグループを識別するグループ識別情報とを対応付けて管理する端末管理手順と、
    前記複数の通信端末のうち、第1の通信端末と第2の通信端末との間でコンテンツデータを送受信するためのセッションを確立する場合に、前記グループ識別情報に基づいて、前記セッションに関連付けられた前記第1及び前記前記第2の通信端末のそれぞれの前記グループ識別情報が同じか否か判断する判断手順と、
    前記判断手順において同じと判断された場合に、前記セッションが確立されている間に前記第1及び前記第2の通信端末間で共有される共有記憶領域の場所を示す共有場所情報を前記セッションに関連付けられた前記第1及び前記第2の通信端末に通知する通知手順と、を有する通信方法。
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