JP6229175B2 - 生体由来物の検査デバイスおよび検査方法 - Google Patents

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Description

本技術分野は、細胞や、組織や、受精卵などの生体由来物の活動状態を検査、解析するために用いられる、生体由来物の検査デバイスに関する。
細胞や、組織や、受精卵などの生体由来物は、様々な物質を輸送して活動している。たとえば心筋細胞はKイオン、Naイオン、Caイオン等の輸送を行うことで電気信号や化合物による情報伝達を行い、心臓の脈動を制御している。また、受精卵は、周辺酸素を消費しながら、分割する。
生体由来物の活動状況を知るために、生体由来物を検査デバイスに保持し、生体由来物の周辺で発生する物理化学的変化を検出する方法がある。この方法は、モデル細胞による新薬候補化合物の薬理テストや、受精卵の活性を検査するために用いられている。
図12は、従来の生体由来物2の検査デバイス50の垂直断面図である。ここで生体由来物2は、例えば細胞である。検査デバイス50は、細胞の活動状況を検査する電気生理センサデバイスである。
生体由来物2は、貫通孔52に保持されている。貫通孔52は、測定対象である生体由来物2より小さく、たとえば直径2マイクロメートルである。
ダイアフラム51によって分割された2つの領域には、それぞれモニタ電極53と参照電極54が設置されている。検査デバイス50内には、培養液64が充填されている。
モニタ電極53と参照電極54の間を流れる電流や電位差などを計測することにより、細胞の電気的特性を調べ、細胞の活動状態を検査、解析できる。
図13Aは、従来の生体由来物2の検査デバイス60の垂直断面図である。図13Bは、従来の生体由来物2の検査デバイス60の水平断面図である。ここで生体由来物2は、例えば受精卵である。検査デバイス60は、受精卵周辺に溶存する酸素量を計測することにより、受精卵の活動状態を検査する受精卵モニタデバイスである。検査デバイス60において、生体由来物2を置くための基板61が容器63の底部に設置されている。また、基板61の上にモニタ電極62が設置されている。容器63内には受精卵を健康に保つ為の適切な培養液64が充填されている。培養液64内に参照電極65が設置されている。モニタ電極62と参照電極65との間の電位差や電流を計測することにより、溶存酸素量が測定される。溶存酸素量は受精卵が活動した結果として消費された酸素量と関係しているので、溶存酸素を測定することにより、受精卵の活動状態がわかる。
なお、この出願に関する先行技術文献としては、下記の特許文献及び非特許文献が挙げられる。
生体由来物の検査デバイスは、基板と、基板の第1面に設けられ、生体由来物を入れるためのウェルを形成する壁部と、ウェル内の基板の第1面に設けられ、生体由来物を設置するための設置箇所と、ウェル内の基板の前記第1面に形成された、第1のモニタ電極と第2のモニタ電極とを備える。設置箇所の中心から第1のモニタ電極までの最短の距離と、設置箇所の中心から第2のモニタ電極までの最短の距離とが異なる。
図1Aは、本実施の形態1における生体由来物の検査デバイスの垂直断面図である。 図1Bは、本実施の形態1における生体由来物の検査デバイスの水平断面図である。 図2Aは、本実施の形態2における生体由来物の検査デバイスの垂直断面図である。 図2Bは、本実施の形態2における他の生体由来物の検査デバイスの垂直断面図である。 図3は、本実施の形態2における他の生体由来物の検査デバイスの垂直断面図である。 図4Aは、本実施の形態3における生体由来物の検査デバイスの垂直断面図である。 図4Bは、本実施の形態3における生体由来物の検査デバイスの水平断面図である。 図5は、本実施の形態3における他の生体由来物の検査デバイスの垂直断面図である。 図6は、本実施の形態3における他の生体由来物の検査デバイスの水平断面図である。 図7は、本実施の形態3における他の生体由来物の検査デバイスの垂直断面図である。 図8は、本実施の形態3における他の生体由来物の検査デバイスの垂直断面図である。 図9は、本実施の形態4における生体由来物の検査デバイスの垂直断面図である。 図10は、本実施の形態4における他の生体由来物の検査デバイスの垂直断面図である。 図11は、本実施の形態5における生体由来物の検査デバイスの垂直断面図である。 図12は、従来の生体由来物の検査デバイスの垂直断面図である。 図13Aは、従来の他の生体由来物の検査デバイスの垂直断面図である。 図13Bは、従来の他の生体由来物の検査デバイスの水平断面図である。
従来の検査デバイス50、60は、生体由来物2の周辺に発生している物理化学的変化を空間的に分解して計測するには適していない。すなわち、従来の検査デバイス50は、モニタ電極53と参照電極54とが1対1の関係にある。そして、モニタ電極53から生体由来物2までの距離は一定である。また検査デバイス60において、複数のモニタ電極62から生体由来物2までの距離は一定である。
このため、空間的に分解して計測するためには、モニタ電極53、62を、測定対象である生体由来物2へ近づけたり遠ざけたりしなければならない。しかし、このようなことを行うと、生体由来物2をモニタ電極で傷つけたり、測定にバラツキが生じたりする場合がある。従って、慎重で高精度な操作が必要となる。そのため、電極の位置を制御するための高精度な装置が必要となり、これらの装置を扱う際に高度なスキルが要求される。
(実施の形態1)
図1Aは、本実施の形態1における生体由来物2の検査デバイス100の垂直断面図である。図1Bは、本実施の形態1における生体由来物2の検査デバイス100の水平断面図である。
生体由来物2の検査デバイス100は、基板101と、基板101の設置面104に設けられた、生体由来物2を設置するための設置箇所103と、第1のモニタ電極102aと、第2のモニタ電極102bとを備える。設置箇所103の中心から第1のモニタ電極102aまでの最短の距離と、設置箇所103の中心から第2のモニタ電極102bまでの最短の距離とが異なる。ここで、設置面104とは、生体由来物2が設置される基板101の第1面のことである。なお、検査デバイス100は、第3のモニタ電極102cを有していてもよい。すなわち、モニタ電極102は、2種類以上あればよい。
生体由来物2は、例えば、細胞や、組織や、受精卵などである。
基板101は、例えばガラスや、樹脂や、シリコンや、セラミックなどで形成されている。
ここで、設置箇所103として、例えば、基板101の設置面104の一部が凹部に加工されていてもよい。あるいは、設置面104をその中心部に向かって全体的に窪むような形状に加工することにより、設置箇所103を形成してもよい。設置面104の断面におけるテーパ角度が数度程度であっても検査デバイス100の設置箇所を特定できるので、窪みや凹部を形成するのが好ましい。なお、窪みや凹部は例えば、ドライエッチングにより形成される。
モニタ電極102a、102b、102cは、基板101の上に上面視で(すなわち第1面を臨む方向から見て)円形状に形成されている。モニタ電極102a、102b、102cは、生体由来物2の設置面104と同じ面に形成されている。複数のモニタ電極102a、102b、102cによりモニタ電極102が構成されている。モニタ電極102は、例えば白金や、金や、銀などの貴金属で構成するのが好ましい。さらに、モニタ電極102は、炭素や、コバルト酸リチウムなど、電池の電極材料として一般に使われている材料で構成してもよい。測定時の培養液130の組成、必要な電圧、電流等を考慮して、モニタ電極102の材料を選べばよい。
複数のモニタ電極102a、102b、102cは、それぞれ生体由来物2の設置箇所103からの距離が異なるように配置されている。ここで、距離とは、設置箇所103の中心からそれぞれのモニタ電極102a、102b、102cまでの最短距離である。すなわち、設置箇所103の中心からモニタ電極102aまでの最短の距離302aと、設置箇所103の中心からモニタ電極102bまでの最短の距離302bと、設置箇所103の中心からモニタ電極102cまでの最短の距離302cとが異なっている。本実施の形態では、設置箇所103の中心からの距離が短い方から順に、モニタ電極102a、モニタ電極102b、モニタ電極102cが形成されている。
モニタ電極102a、102b、102cは、それぞれ個別に計測アンプ(図示せず)につながっており、モニタ電極102a、102b、102cと参照電極120との間の電位差や電流などが個別に計測される。
また、基板101の上面の外周が、壁部105により囲まれていても良い。壁部105を形成することによって、壁部105の内部にウェル106が形成される。壁部105は、例えば、基板101と同様に、ガラスや、樹脂や、シリコンや、セラミック等で形成される。壁部105を形成することによって、生体由来物2を設置面104に固定させる時にガイドとなり、作業が行いやすくなる。なお、壁部105の内側面は、親水処理されていることが好ましい。壁部105の内側面が親水処理されていれば、ウェル106内に容易に溶液を注入できる。
さらに、壁部105は開口部の直径が底面部の直径よりも大きいテーパ形状であるのが好ましい。テーパ形状にすることにより、生体由来物2をより確実に設置できる。
次に検査デバイス100の動作を説明する。
ウェル106内に、生体由来物2を含む培養液130を注入し、生体由来物2として受精卵を設置箇所103に設置する。
参照電極120を培養液130の中に挿入する。なお、参照電極120としてAg/AgClや、Ptや、Au等が用いられる。
ここで、参照電極120は、壁部105の側面に設けられた機構(図示せず)により固定される。参照電極120を固定することで、参照電極120とモニタ電極102との位置関係が測定毎に変わること無く一定に保たれ、再現性良く測定できる。
基板101の上に、複数のモニタ電極102a、102b、102cが形成されている。モニタ電極102a、102b、102cと参照電極120との間を流れる電流を計測することにより、培養液130中の溶存酸素量が測定できる。溶存酸素量は受精卵が活動した結果として消費された酸素量と関係している。そのため、溶存酸素量を測定することにより、受精卵の活動状態がわかる。
モニタ電極102a、102b、102cは、受精卵(生体由来物2)からの距離が異なる。従って、従来のようにモニタ電極102を動かして計測する必要がなく、それぞれのモニタ電極102a、102b、102cの位置で物理化学的変化を測定できる。また、生体由来物2からの活性酸素や代謝物などは、放射状に濃度勾配が形成される。そのため、生体由来物2との距離が異なるそれぞれのモニタ電極102a、102b、102cと参照電極120との間を流れる電流から、溶存酸素量の濃度勾配が測定できる。その結果、生体由来物2の周辺を空間的に分解した物理化学的変化を容易に計測できる。
モニタ電極102a、102b、102cは、それぞれ計測アンプに接続されているので、それぞれの電流が同時に計測できる。これにより、生体由来物2の周辺で発生する物理化学的変化である溶存酸素量を同時に計測できる。また、スイッチやリレーを用いて一つの計測アンプに複数のモニタ電極102をつなげ、時間を分割(時分割)してもよい。スイッチング回路を用いて、複数のモニタ電極102を一つの計測アンプに接続することにより、装置を小型にできる。しかしこの場合、溶存酸素量の時間変化に対して十分に高速に動作するスイッチやリレーが必要である。
なお、基板101が導体あるいは半導体の場合、基板101とモニタ電極102との間
には絶縁層(図示せず)を設けることが好ましい。さらに、モニタ電極102が引き出され、電解液に接触する箇所は、絶縁層でモニタ電極102を被覆することが好ましい。また、モニタ電極102の上に微小孔を有する絶縁層を形成し、モニタ電極102が微小孔から露出するようにしてもよい。このようにすることで、電気化学反応による電流を、不要な位置で検出することが低減できる。そのため、生体由来物2の物理化学的変化をより正確に測定できる。
(実施の形態2)
以下、実施の形態2における検査デバイス200について図面を参照しながら説明する。実施の形態2において、実施の形態1と同様の構成については同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図2Aは実施の形態2における検査デバイス200の垂直断面図である。実施の形態2と実施の形態1との相違点は、生体由来物2が設置される基板101の設置箇所103に、第1の貫通孔108が形成されている点である。第1の貫通孔108は、基板101の生体由来物2の設置面104側から、その反対側の反対面107(第2面)まで貫通している。
第1の貫通孔108の直径は、生体由来物2の直径よりも小さくなるように、エッチングやレーザー加工などによって形成されている。
生体由来物2の設置箇所103として第1の貫通孔108を設けることによって、例えば、反対面107側を陰圧に、あるいは設置面104側を陽圧にすることにより、生体由来物2を第1の貫通孔108上に的確に設置できる。つまり、生体由来物2を容易に固定できる。
このように生体由来物2を固定した状態で、複数のモニタ電極102を用いて生体由来物2の周辺を空間的に分解して物理化学的変化を計測できる。そのため、生体由来物2の濃度勾配が容易に分かる。
なお、図2Bに示すように、検査デバイス210の第1の貫通孔108の大きさ(直径)は、設置面104側が反対面107側よりも大きい方が好ましい。このようにすることにより、生体由来物2が第1の貫通孔108の開口部に接触する際の損傷を防ぐことができる。
なお、第1の貫通孔108付近の乾燥を防ぐために、少なくとも第1の貫通孔108の周辺の反対面107は、培養液130で満たされていることが好ましい。
図3は実施の形態2における検査デバイス220の垂直断面図である。図2Aでは、生体由来物2の設置面104と同じ面上にモニタ電極102を形成したが、図3では、モニタ電極202は反対面107に形成されている。モニタ電極202はモニタ電極202a、202b、202c、202dで構成されている。
モニタ電極202a、202b、202c、202dは、第1の貫通孔108の近傍および周辺に複数配置されている。モニタ電極202a、202b、202c、202dは、それぞれ設置箇所103の中心までの距離が異なるように形成されている。すなわち、設置箇所103の中心からそれぞれのモニタ電極202a、202b、202c、202dまでの最短の距離が異なる。
設置面104側で発生する生体由来物2の活動による変化(例えば、培養液130中の
酸素濃度の変化)が、第1の貫通孔108を通して、反対面107にも発生する。酸素濃度の違いにより、それぞれのモニタ電極202a、202b、202c、202dと参照電極120との間の電流値および電位差が異なる。そのために、それぞれのモニタ電極202a、202b、202c、202dが設置された位置の酸素濃度が測定できる。
生体由来物2はタンパク質などの代謝物、老廃物を排出している。従って、モニタ電極202が形成される面が生体由来物2の設置面104と同じ面である場合、生体由来物2からの代謝物、老廃物がモニタ電極202に付着し、モニタ電極202が汚染される場合がある。
モニタ電極202が汚染されると、モニタ電極202の表面における電流が阻害され、正しい溶存酸素量が計測できなくなり、生体由来物2の消費酸素量が正しく測定できなくなる場合がある。
図3に示すように、モニタ電極202を基板101の生体由来物2の設置面104とは反対側の反対面107に形成することにより、生体由来物2からの代謝物などがモニタ電極202への付着するのを抑制できる。
モニタ電極202a、202b、202c、202dは、それぞれ個別に計測アンプへつながっており、モニタ電極202a、202b、202c、202dと参照電極120との間の電位差や電流を個別に計測できる。
なお、モニタ電極202を設置面104の反対面107に形成する場合、第1の貫通孔108の反対面107側の開口部は、第1の貫通孔108の中央部よりも大きい方が望ましい。実施の形態1で述べたように、第1の貫通孔108の大きさは、設置面104側が反対面107側よりも大きい方が好ましい。さらに、反対面107の開口部を中央部より大きくすることで、生体由来物2の活動によって発生する物理化学的変化は速やかに反対面107側にも拡散、派生する。そのために、モニタ電極202が生体由来物2の設置面104と反対側に形成されていても計測しやすくなる。
なお、本実施の形態においては、設置面104と接するように壁部105を形成した。しかし、設置面104と反対側の反対面107に壁部を形成してもよい。すなわち、設置面104側と反対面107側の両方に壁部105を形成してもよい。
モニタ電極202を反対面107に形成する場合、第1の貫通孔108の長さは短い方が好ましい。そして、第1の貫通孔108を短くするためには、基板101の厚みを薄くすることが望ましい。反対面107に壁部を形成することで基板101の厚みが薄い場合であっても、基板101の強度を確保できる。
(実施の形態3)
以下、実施の形態3における生体由来物の検査デバイス300について図面を参照しながら説明する。本実施の形態において、実施の形態1と同様の構成については同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図4Aは、本実施の形態3における生体由来物2の検査デバイス300の垂直断面図である。図4Bは、本実施の形態3における生体由来物2の検査デバイス300の水平断面図である。本実施の形態と実施の形態1との相違点は、生体由来物2の設置箇所103とは異なる場所に、少なくとも一つ以上の第2の貫通孔109が形成されている点である。第2の貫通孔109は、基板101の設置面104側からその面とは反対側の反対面107側までを貫通している。そして、複数の第2の貫通孔109が、生体由来物2の設置箇
所103から放射状に形成されている。
モニタ電極102は生体由来物2の設置面104と同じ面に形成されている。そして、設置箇所103の中心からそれぞれのモニタ電極102までの最短の距離が異なる。
生体由来物2の活動によって物理化学的変化が起こり、生体由来物2を中心として放射状に連続的に濃度勾配が形成される。仮に、生体由来物2が空中に設置された場合、生体由来物2を中心として理想的な濃度勾配が形成されると考えられる。しかしながら、生体由来物2が設置面104に設置されると、生体由来物2の濃度勾配が境界面である設置面104で乱れる場合がある。
しかし、本実施の形態では第2の貫通孔109が放射状に連続的に形成されているため、物理化学的変化による濃度勾配が、第2の貫通孔109を通して反対面107側に連続的に形成される。その結果、設置面104付近での濃度勾配がより正確に計測できる。
第2の貫通孔109の直径は、生体由来物2の直径より小さいことが望ましい。
図5は、本実施の形態における生体由来物2の検査デバイス320の垂直断面図である。
図5の検査デバイス320と図4A、図4Bの検査デバイス300との相違点は、生体由来物2が設置される基板101の設置箇所103に、第1の貫通孔108が形成されている点である。第2の貫通孔109の直径は、第1の貫通孔108の直径より小さいことが望ましい。第2の貫通孔109を第1の貫通孔108より小さくすることで、反対面107側を陰圧にした際に発生する培養液130の流速は、第1の貫通孔108内の方が、第2の貫通孔109内よりも大きくなる。そのため、第2の貫通孔109で発生する培養液130の流速が生体由来物2の固定を妨げることがない。なお、第2の貫通孔109の直径を第1の貫通孔108の直径よりも大きくしてもよい。しかし、その場合、反対面107側を陰圧にすると、第1の貫通孔108内よりも第2の貫通孔109内での培養液130の流速が速くなるので注意が必要である。
図6は、本実施の形態3における生体由来物2の検査デバイス330の水平断面図である。図6に示すように第2の貫通孔109の形状は、上面視で(すなわち第1面を臨む方向から見て)円形状ではなく、楕円形状であってもよい。また、モニタ電極202に沿って、三日月状であってもよい。
図7は、本実施の形態における生体由来物2の検査デバイス340の垂直断面図である。本実施の形態と実施の形態1との相違点は、生体由来物2の設置箇所103とは異なる場所に、少なくとも一つ以上の第2の貫通孔109が形成されている点である。さらに、モニタ電極202が、基板101の生体由来物2の設置面104とは反対側の反対面107に形成されている点である。設置箇所103の中心からそれぞれのモニタ電極202までの最短の距離が異なる。また、第2の貫通孔109は、基板101の設置面104側からその反対側の反対面107側までを貫通している。さらに、第2の貫通孔109は、設置箇所103から放射状に形成されている。この構成により、生体由来物2からの代謝物によるモニタ電極202の汚染を減少できる。また、第2の貫通孔109からの濃度勾配に応じた酸素濃度を測定できる。そのため活性酸素濃度をさらに効率よく測定できる。
なお、第2の貫通孔109とモニタ電極202の電極パターンは重なっていてもよい。生体由来物2の物理化学的変化に基づく濃度勾配は、設置面104に近い方が正確に測定できるので、モニタ電極202は第2の貫通孔109に近い場所の方が好ましいからであ
る。
図8は、本実施の形態における生体由来物2の検査デバイス360の垂直断面図である。
モニタ電極302は、第2の貫通孔109内にそれぞれ形成されている。すなわち、モニタ電極302は、第2の貫通孔109内の一部に埋め込まれている。あるいはモニタ電極302は、第2の貫通孔109が塞がるように、あるいは第2の貫通孔109を充填するように形成されている。設置箇所103の中心からそれぞれのモニタ電極302までの最短の距離が異なる。
以上の構成により、設置面104に近い箇所に形成されたモニタ電極302により、生体由来物2の物理化学的変化を計測できる。一方、設置面104に露出する電極面積が実施の形態1に比べて小さい。このため、生体由来物2の活動により発生する汚染物の影響を抑制できる。
ここで、モニタ電極302は導電性材料にて形成されている。なお、図7、図8において、生体由来物2が設置される基板101の設置箇所103に、第1の貫通孔108が形成されていてもよい。
(実施の形態4)
以下、本実施の形態4における生体由来物2の検査デバイス400について図面を参照しながら説明する。本実施の形態において、実施の形態1と同様の構成については同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図9は、本実施の形態における生体由来物2の検査デバイス400の垂直断面図である。本実施の形態と実施の形態1との相違点は、生体由来物2の設置箇所103の上方に、多孔質材料あるいは繊維材料からなるセパレータ110が設けられている点である。
多孔質材料としては、例えば、ハイドロゲルや、シリカゲルなどが用いられる。
繊維材料としては、例えば、グラスファイバや、無機系ナノファイバや、有機系ナノファイバや、ニトロセルロースなどが用いられる。
上記構成によって、生体由来物2が基板101の表面に直接接触するのをセパレータ110により防止できる。一方、生体由来物2を適切な状態に保つための培養液130は液体であるため、培養液130はセパレータ110内部を通過して生体由来物2の周辺へ滞りなく供給される。同様に、生体由来物2が代謝により発生する老廃物を生体由来物2の周辺から速やかに取り除ける。
図10は、本実施の形態における生体由来物2の検査デバイス420の垂直断面図である。多孔質材料あるいは繊維材料からなるセパレータ110は、生体由来物2が設置される設置箇所103の上方だけでなく、モニタ電極102の上方にも形成されている。
すなわち、モニタ電極102の上方が多孔質材料あるいは繊維材料にて覆われている。ここでセパレータ110は、内部に空隙を有するので、培養液130の浸透や生体由来物からの溶存酸素の拡散を妨げない。
また、上記構成によって、生体由来物2がモニタ電極102に直接接触するのを防いでいる。そのために、より正確に溶存酸素量が計測できると共に、生体由来物2からの老廃
物がモニタ電極102に付着することを抑制している。
(実施の形態5)
以下、本実施の形態5における生体由来物2の検査デバイス500について図面を参照しながら説明する。本実施の形態において、実施の形態1と同様の構成については同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図11は、本実施の形態における生体由来物2の検査デバイス500の垂直断面図である。本実施の形態と実施の形態1との相違点は、複数のモニタ電極102が、基板101の表面に形成されており、モニタ電極102の上方には、多孔質材料あるいは繊維材料からなるセパレータ110が設けられている点である。セパレータ110は、設置箇所103には接しておらず、モニタ電極102に接している。セパレータ110は、実施の形態4と同様であるので、その詳細な説明は省略する。
セパレータ110は、内部に空隙を有するので、培養液130の浸透や生体由来物2からの溶存酸素の拡散を妨げない。
上記構成によって、生体由来物2がモニタ電極102に直接接触してしまうことを抑制しながら、溶存酸素濃度が測定できる。本実施の形態においてのセパレータ110は生体由来物2の設置手段として用いず、生体由来物2がモニタ電極102へ接触するのを抑制するために用いている。
上記のように、本実施の形態では、複数のモニタ電極102、202、302は、生体由来物2からの距離が異なって配置されている。そのため、従来のようにモニタ電極を移動させて計測する必要がなく、それぞれのモニタ電極102、202、302の位置で、物理化学的変化を測定できる。その結果、生体由来物2の周辺を空間的に分解して物理化学的変化を容易に計測できる。
本実施の形態の生体由来物の検査デバイスは、細胞、組織、受精卵などに代表される生体由来物の活動状態を検査、解析するためのデバイスとして有用である。
2 生体由来物
100,200,210,220,300,320,330,340,360,400,420,500 検査デバイス
101 基板
102,102a,102b,102c,202,202a,202b,202c,202d,302 モニタ電極
103 設置箇所
104 設置面
105 壁部
106 ウェル
107 反対面
108 第1の貫通孔
109 第2の貫通孔
110 セパレータ
120 参照電極
130 培養液
302a,302b,302c 距離

Claims (18)

  1. 基板と、
    前記基板の第1面に設けられ、生体由来物を入れるためのウェルを形成する壁部と、
    前記ウェル内の前記基板の前記第1面に設けられ、前記生体由来物を設置するための設置箇所と、
    前記生体由来物の周囲の溶存酸素濃度を測定するために、前記ウェル内の前記基板の前記第1面における前記設置部と異なる位置に形成された第1のモニタ電極と
    前記生体由来物の周囲の溶存酸素濃度を測定するために、前記ウェル内の前記基板の前記第1面における前記設置部と異なる位置に形成された第2のモニタ電極とを備え、
    前記設置箇所の中心から前記第1のモニタ電極までの最短の距離と、前記設置箇所の前記中心から前記第2のモニタ電極までの最短の距離とが異なる、
    生体由来物の検査デバイス。
  2. 前記基板の前記第1面と、前記第1面と反対側の第2面とを貫通する第1の貫通孔が、前記設置箇所に形成されている、
    請求項1に記載の生体由来物の検査デバイス。
  3. 前記第1面と前記第2面とを貫通する複数の第2の貫通孔が、前記設置箇所以外で前記基板に形成されている、
    請求項2に記載の生体由来物の検査デバイス。
  4. 前記基板の前記第1面と、前記第1面と反対側の第2面とを貫通する複数の第2の貫通孔が、前記設置箇所以外で前記基板に形成されている、
    請求項1に記載の生体由来物の検査デバイス。
  5. 前記設置箇所の上に設けられ、多孔質材料もしくは繊維材料により形成されたセパレータをさらに備えた、
    請求項1に記載の生体由来物の検査デバイス。
  6. 前記セパレータは、前記第1のモニタ電極と前記第2のモニタ電極の上にも設置されて
    いる、
    請求項5に記載の生体由来物の検査デバイス。
  7. 前記第1のモニタ電極と前記第2のモニタ電極の上に設けられ、多孔質材料もしくは繊維材料により形成されたセパレータをさらに備えた、
    請求項1に記載の生体由来物の検査デバイス。
  8. 前記壁部は前記基板の外周を囲むように形成されている、
    請求項1に記載の生体由来物の検査デバイス。
  9. 前記第1のモニタ電極と前記第2のモニタ電極は、前記第1面を臨む方向から見て円形状に形成されている、
    請求項1に記載の生体由来物の検査デバイス。
  10. 基板と、
    前記基板の第1面に設けられ、生体由来物を入れるためのウェルを形成する壁部と、
    前記ウェル内の前記基板の前記第1面に設けられ、前記生体由来物を設置するための設置箇所と、
    前記基板の前記第1面と反対側の第2面に形成された、第1のモニタ電極と第2のモニタ電極とを備え、
    前記第1面と前記第2面を貫通する、前記設置箇所に形成された第1の貫通孔と、前記設置箇所以外で前記基板に形成された複数の第2の貫通孔とのうちの少なくとも一方が、前記基板に形成されており、
    前記設置箇所の中心から前記第1のモニタ電極までの最短の距離と、前記設置箇所の前記中心から前記第2のモニタ電極までの最短の距離とが異なる、
    生体由来物の検査デバイス。
  11. 前記壁部は前記基板の外周を囲むように形成されている、
    請求項10に記載の生体由来物の検査デバイス。
  12. 前記第1のモニタ電極と前記第2のモニタ電極は、前記第1面を臨む方向から見て円形状に形成されている、
    請求項10に記載の生体由来物の検査デバイス。
  13. 基板と、
    前記基板の第1面に設けられ、生体由来物を入れるためのウェルを形成する壁部と、
    前記ウェル内の前記基板の前記第1面に設けられ、前記生体由来物を設置するための設置箇所と、を備え、
    前記第1面と、前記第1面と反対側の第2面とを、貫通する複数の第2の貫通孔が、前記設置箇所以外で前記基板に形成されており、
    第1のモニタ電極と第2のモニタ電極が、前記複数の第2の貫通孔のうちの別々の貫通孔内に形成されており、
    前記設置箇所の中心から前記第1のモニタ電極までの最短の距離と、前記設置箇所の中心から前記第2のモニタ電極までの最短の距離とが異なる、
    生体由来物の検査デバイス。
  14. 前記第1面と前記第2面とを貫通する第1の貫通孔が、前記設置箇所に形成されている、
    請求項13に記載の生体由来物の検査デバイス。
  15. 前記壁部は前記基板の外周を囲むように形成されている、
    請求項13に記載の生体由来物の検査デバイス。
  16. 前記第1のモニタ電極と前記第2のモニタ電極は、前記第1面を臨む方向から見て円形状に形成されている、
    請求項13に記載の生体由来物の検査デバイス。
  17. 生体由来物の状態を検査する検査方法であって、
    基板の第1面に形成された設置箇所に前記生体由来物を配置し、
    前記生体由来物試料の周囲の溶存酸素量を、前記基板の前記設置箇所とは異なる位置に設けられる第1のモニタ電極で測定し、
    さらに、前記生体由来物の周囲の溶存酸素量を、前記基板の前記設置箇所とは異なる位置に設けられ、かつ、前記第1のモニタ電極と前記設置箇所との間の距離よりも前記設置箇所から遠い位置に設けられる第2のモニタ電極で測定し、
    前記第1のモニタ電極及び前記第2のモニタ電極で測定した前記生体由来物の周囲の溶存酸素量に基づいて、前記生体由来物の状態を検査する、
    生体由来物の検査方法。
  18. 前記第1のモニタ電極及び前記第2のモニタ電極で測定した前記生体由来物の周囲の溶存酸素量から、前記生体由来物の周囲に形成される溶存酸素の濃度勾配を算出することにより前記生体由来物の状態を測定する、
    請求項17に記載の生体由来物の検査方法。
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