JP6228393B2 - メータユニット - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、水道の使用量を計量するための水道用メータ取付け用のメータユニットであって、特に、圧着固定式のメータユニットの1次側の機構部分に関する。
近年、水道用メータ用のメータユニットとして、水道用メータを芯出し状態で圧着して固定する圧着固定式のメータユニットが利用されることが多い。圧着固定式メータユニットとしては、スライド側の圧着面が回転しながら圧着固定するものがあり、このメータユニットは、スライド側の圧着面が非回転の状態で圧着固定するものに比較して、回転防止機構を有しないことから構造がシンプルで、コストの点でも有利になっている。
この種のメータユニットとして、例えば、特許文献1の水道配管機器の取付ユニットが開示されている。このようなメータユニットでは、一次側接続部となる圧接継手がベース体に設けられ、この圧接継手は、継手本体、スピンドル部を有し、継手本体に螺入されたスピンドル部が回転しながら軸方向に進退して水道用メータを着脱可能になっている。圧接継手近傍のベース上には水道用メータを受けながら芯出しする受け台が設けられ、この受け台は、圧接継手とは別体にスピンドル部のスライド量の分だけ継手本体から軸方向に離されて配設されている。この場合、受け台は、スピンドル部の抜け出しを防止するストッパ機能も発揮する必要があることから、通常はベース体に固定されている。
ところで、水道用メータは8年ごとの交換が義務付けられ、この水道用メータと同様に、メータユニットのスピンドル部の内部に装着されたOリングについてもメンテナンス時等に交換が必要になっている。その際、作業者は各戸に設置された水道用メータの交換時に、スピンドル部を継手本体から外してOリングを交換する必要が生じる。
特許第4585432号公報
しかしながら、特許文献1のように受け台がベース体側に固定されている場合には、Oリングの交換のためにスピンドル部を水道用メータ圧着方向にスライドさせたとしても、スピンドル部が受け台に接触してそれ以上抜出し方向にスライドさせることはできない。そのため、このような受け台が一体化された圧着固定式のメータユニットでは、ベース体から圧接継手(メータユニットの一次側支持部)を取り外し、この圧接継手からスピンドル部を抜き出してOリングを交換する必要があった。これにより、圧接継手に接続された1次側の管路もさらに取り外す必要が生じることもあり、交換作業が非常に面倒になって時間もかかることになる。
本発明は、上記の課題点を解決するために開発したものであり、その目的とするところは、水道用メータを芯出しながら圧着固定でき、1次側圧着部位のストッパ機能を有する圧着固定式のメータユニットであり、ベース体から1次側支持機構全体を着脱することなく圧着部位のみを取り外してシール用Oリングを交換できるメータユニットを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、ベース体の長手方向に、水道用メータを圧着固定する圧着部材を有する1次側取付部材と逆止弁が内蔵された2次側取付部材とを配設し、前記1次側取付部材に螺合した前記圧着部材をメータ圧着方向に沿って進退自在に設け、前記圧着部材と前記ベース体上面との間で、かつ前記圧着部材がメータの圧着固定位置を超えて前進操作されることを阻止する位置にメータの一次側を支受けする支受部材を設け、前記支受部材の固定位置からの後退方向への移動量Dよりも前記圧着部材の後退時のストロークSを移動量D<ストロークSの関係に設定すると共に、前記圧着部材を後退させた状態で前記支受部材が後退方向側にスライド移動され、かつ前記支受部材がスライド方向と交叉する上方側へ引き抜く状態にしてこの支受部材を着脱可能に設けたメータユニットである。
請求項2に係る発明は、ベース体上面の長手方向に長尺状の保持帯を載置し、この保持帯に支受部材を交換可能に装着したメータユニットである。
請求項3に係る発明は、前記保持帯の上面側に設けた嵌合突部に板ばね部を介して係止凸部を設け、前記支受部材の底面側に設けた嵌合溝に前記支受部材の進退移動により前記係止凸部が係止可能な係止凹部を設けたメータユニットである。
請求項4に係る発明は、前記嵌合突部は、前記支受部材の後退方向側の前記嵌合突部の幅Uとし、前進方向側の前記嵌合突部の幅Wとした場合、幅U>幅Wの関係に設定したメータユニットである。
請求項1に係る発明によると、支受部材で支受けして芯出ししながら圧着部材を前進させて水道用メータを圧着固定できると同時に、圧着部材のメータの圧着固定位置を超えた前進を防いでこの圧着部材の抜け出しを防止するストッパ機能を発揮できる。特に、支受部材の移動量よりも圧着部材のストロークを大きくして支受部材を後退方向に引き抜き可能に設けていることで、圧着部材を後退させ、支受部材を後退方向にスライドさせ上方へ引き抜くことによりこの支受部材を着脱可能となるため、1次側取付部材をベース体から取外すことなく、圧着部材を支受部材に干渉させずに取外しでき、この圧着部材に装着されたシール用Oリングを簡単に交換できる。
請求項2に係る発明によると、ベース体に保持帯を載置し、この保持帯に支受部材を交換可能に装着していることにより、保持帯や支受部材の適宜の組み合わせにより面間寸法の異なる水道用メータにも対応でき、ベース体の共通化を図りつつ正確に水道用メータを取付けでき、全体を軽量化・コンパクト化できる。部品を共通化することで部品管理を簡略化可能となる。
請求項に係る発明によると、保持帯に対して支受部材をスライドさせることで係止凸部と係止凹部との係止により支受部材を所定位置に固定でき、この支受部材により水道用メータユニットの面間寸法に対応して所定位置を支受けし、圧着部材の必要以上の前進を防止しながら水道用メータを圧着固定できる。支受部材をスライド構造により着脱できるため、支受部材が不用意にずれたり外れたりすることがなく、支受部材の紛失等も防がれる。係止凸部と係止凹部との係止によりスナップ嵌合が発揮されるため、作業者がそのクリック感により適切な状態に組み込んだことを確認できる。また、請求項4に係る発明によると、支受部材をベース体に取付ける場合、支受部材が後退方向側と前進方向側に誤って設置されることが防止され、誤配置装着を回避できる。
本発明におけるメータユニットの一実施形態を示す断面図である。 図1のメータユニットの要部拡大斜視図である。 図2におけるハンドルを抜き出した状態を示す要部拡大斜視図である。 (a)は支受部材の取付け状態を示す拡大側面図である。(b)は(a)の平面図である。 (a)は図4の支受部材を取外し方向にスライドさせた状態を示す拡大側面図である。(b)は(a)の平面図である。 (a)は図5の支受部材をさらに取外し方向にスライドさせた状態を示す拡大側面図である。(b)は(a)の平面図である。 (a)は支受部材を保持帯から取外した状態を示す拡大側面図である。(b)は(a)の平面図である。
本発明におけるメータユニットの実施形態を図面に基づいて説明する。図1においては、本発明のメータユニットの一実施形態を示しており、図2、図3には、図1におけるメータユニット本体の1次側取付部材付近を示している。
図において、メータユニット本体1は、ベース体2、1次側取付部材3、2次側取付部材4、ベース体2の上に設けられる保持帯5を有し、この保持帯5には支受部材6が設けられている。メータユニット本体1には、水道用メータ8が圧着固定可能になっている。
ベース体2は、例えば、鋼材等の金属製板材からプレス絞り成形加工により長尺状に形成される。このベース体2は、下向きに開口し、両側垂下面10、10と上面11とを有する断面略コ字形状のベース部12と、このベース部12両側のフランジ部13、13とを有している。ベース部12の長手方向の両側、すなわち、上面11の両側には案内レール14、14が突設形成され、これら案内レール14、14の間の上面11に保持帯5を載置可能になっている。案内レール14は、上面11に載置された保持帯5を保持する案内部となる。
案内レール14は、ベース部12の長手方向に細長く突出形成される。この案内レール14はビードレールとも称されており、このビードレール構造により、ベース体2の上からの圧縮荷重や幅方向の曲げ荷重に対する強度が向上される。ベース体2の上面11の両端近傍位置には、ボルト挿入用の挿通孔15が2個ずつ形成され、フランジ部13の外端の中央位置には、アンカーボルト固定用の切欠溝16が形成されている。
なお、一般的に絞り加工とは、平面を縮めて継ぎ目のない容体形状を形成するプレス加工のことをいう。ベース体2は、案内レール14に代えて上面11に部分的に突部を有し、この突部により保持帯5を保持する構造であってもよい。
図1において、1次側取付部材3、2次側取付部材4は、水道用メータ8の圧着固定用として配設され、このうち、1次側取付部材3は、図2に示すように基部20と、圧着部材21と、ハンドル22と、配管23とを有している。
基部20は、例えば鋳造によって適宜の金属で成形され、その軸方向に圧着部材21を螺着により取付け可能な雌ネジ部24が形成されている。基部20のベース体2側には、挿通孔15と連通する雌ねじ25が設けられ、この雌ねじ25に例えば六角穴付きバルトなどのボルト26を螺着することで基部20、ベース体2、保持帯5が一体化される。さらに、1次側の雌ねじ25においては、この雌ねじ25から延長して嵌着穴27が貫通形成され、この嵌着穴27に平行ピン28が嵌合可能になっている。
圧着部材21は、水道用メータ8の一次側を圧着するために設けられ、この圧着部材21の外周側には雌ネジ部24に螺着する雄ネジ部30が形成され、これら雄ネジ部30と雌ねじ部24との螺合を介して基部20に挿入されて、メータ圧着方向に進退自在になっている。圧着部材21の水道用メータ8との圧接側には雄ネジ部30よりも拡径した略円筒型の圧着部31が設けられ、圧着部31の水道用メータ8との対向面には圧着面32、外周には例えば六角形からなる多角形部33が形成されている。
一方、圧着部材21の基部20への挿入側にはシール用のOリング35が装着され、このOリング35を介して圧着部材21が基部20に取付けられた配管23に挿入される。
ハンドル22は、多角形部33に嵌合可能な六角形状部位が内周側に形成され、この六角形状部位に多角形部33を嵌合することで圧着部材21に一体化される。これにより、ハンドル22を回転操作して圧着部材21にその回転力を伝達可能になり、ハンドル22の回転により圧着部材21が進退される。ハンドル22は、例えば、ポリアセタール等の樹脂製により形成され、多角形部33にプレスフィット嵌合で取り付けられて圧着部材21に強固に一体化される。
配管23は、図示しない外部流路と接続可能なエルボ状に形成され、この配管23の基部20への挿入側外周には環状の凹状溝40が形成されている。配管23は、基部20の1次側から挿入され、基部20の嵌着穴27に嵌合固定された平行ピン28と、基部20の上方側に形成されたメネジ41に螺合された固定ボルト42とによって凹状溝40に取付けられ、基部20に対して回転可能に設けられる。
1次側取付部材3は、上述した構造によってハンドル22の回動操作により圧着部材21が回動し、この回動により圧着部材21が基部35に対して進退して水道用メータ8の1次側を圧着又は圧着解除することができ、圧着解除時において水道用メータ8を着脱可能になっている。
一方、2次側取付部材4は、基部50と、固着部材51と、逆止弁52とを有している。基部50は、1次側の基部20と同様に例えば鋳造により成形され、ベース体2の挿通孔15と連通する雌ねじ53が設けられ、この雌ねじ53にボルト26を螺着することで基部50、ベース体2、保持帯5が一体化される。
固着部材51は略筒状に形成され、外周側のおねじ部55と、水道用メータ8の二次側と圧接する圧着面56を有する圧着部57とを有している。逆止弁52は適宜の内部構造に設けられ、二次側からの逆流を防ぐことが可能になっている。
2次側取付部材4においては、逆止弁52が基部50に内蔵され、この上から固着部材51のおねじ部55が基部50の当該位置に形成されためねじ部58に螺合されて一体化される。
図1〜図3における保持帯5は、例えば、ABS樹脂、ポリアセタール等の弾性を有する樹脂によりベース体2の長手方向に長尺状に形成され、ベース体2の案内レール14、14の間の上面11に載置可能な幅に形成される。
保持帯5の上面側には支受部材6が水道用メータ8の一次側の支受け用として設けられ、二次側にも水道用メータ8の二次側の支受け用となる支受部60が設けられる。
図2〜図7に示すように、保持帯5の1次側において、支受部材6が装着される位置にはレール部61が設けられ、このレール部61の上面側に板ばね部70を介して係止凸部71が設けられている。さらに、レール部61の上部の両側の一、二次側には嵌合突部72、72が形成されている。保持帯5の両端近傍において、ベース体2の挿通孔15が対向する位置には、ボルト26固定用の貫通孔73、及び突部74がそれぞれ形成される。貫通孔73は、挿通孔15の位置に合わせて各端部側に2個ずつ設けられる。突部74は位置決め用として設けられ、ベース体2に保持帯5を載置したときにこの突部74が挿通孔15に挿入されることで、保持帯5がベース体2に位置決めされる。
図2に示すように、支受部材6は保持帯5の上面側に取付けられ、上部に略円弧状の載置部80が形成されている。載置部80には、水道用メータ8の一次側が載置されて支受け可能になっている。
図4〜図7において、二点鎖線は支受部材6の底面側を示している。図に示すように、支受部材6の底面側には、保持帯5の係止凸部71が係止可能な係止凹部82が形成されている。支受部材6は保持帯5に対して進退可能であり、この支受部材6を前進させて係止凹部82が係止凸部71の位置に到達したときには、係止凹部82に板ばね部70により弾発した係止凸部71がスナップ嵌合し、支受部材6が保持帯5の長手方向の所定位置に固着される。このようにして支受部材6は保持帯5に対して交換可能に装着される。
支受部材6の嵌合突部72の対応する位置には嵌合溝83が形成されており、この嵌合溝83に嵌合突部72が遊嵌しながら長手方向に移動することで、支受部材6のスライド時には長手方向に交差する方向への動きが規制される。
保持帯5に形成される嵌合突部72は、図4にも示すように後退方向側の嵌合突部72aの幅U、前進方向側の嵌合突部72bの幅Wとした場合、幅U>幅Wの関係に設定される。この関係により、支受部材6の後退方向側と前進方向側とが誤って逆に設置されることが防止される。
支受部材6は、圧着部材21とベース体2上面の保持帯5との間で、かつ圧着部材21が水道用メータ8の圧着固定位置を超えて前進操作されることを阻止する位置に設けられ、上記した係止凹部71と係止凸部82とによって圧着部材21の後退方向に着脱可能に設けられる。
この場合、図1において、支受部材6の固定位置における後退方向側端面6aを基準とし、支受部材6の固定位置からの後退方向への移動量Dよりも、圧着部材21の後退時のストロークSが大きく設けられ、支受部材6が圧着部材21の後退方向に引き抜き可能に設けられている。上記の係止凹部82と係止凸部71とは、この条件を満足する位置に形成される。
支受部材6は、上記のように保持帯5に設けられる以外にも、例えば、保持帯5を設けることなくベース体2の上に直接交換可能に着脱されていてもよい。
さらに、保持帯5の2次側においてもレール部85が設けられており、このレール部85の上面側には板バネ部86を介して係止突部87が形成されている。この2次側には、1次側と同様に嵌合突部72、貫通孔73、突部74が設けられている。これら二次側の板バネ部86や嵌合突部72の幅は、一次側の板ばね部70や嵌合突部72の幅と異なる寸法に設定されており、一次側の支受部材6と二次側に取付けられる支受部60との誤装着が防止されている。
保持帯5の2次側に取付けられる支受部60は、支受部材6と同様に上部に略円弧状の載置部80が形成され、この載置部80に水道用メータ8の二次側を載置して支受け可能になっている。支受部60の載置部80よりも一次側には溝状のリブ受け部88が長手方向に形成され、このリブ受け部88は、載置部80から軸方向に離間するように設けられる。支受部60は、支受部材6と同様の取付構造により保持帯5に装着される。
支受部60は、保持帯5に対してスライドして着脱可能であり、支受部60を1次側にスライド移動させると逆止弁51を取り出すスペースが確保され、2次側取付部材4の逆止弁52を点検・交換可能となる。さらに、このスライド構造によって支受部60は保持帯5から外れにくくなり紛失等が防がれる。支受部60を保持帯5に対して逆止弁52側にスライドさせることで支受部材6との面間寸法を変更することもできる。
支受部60に水道用メータ8を載置させると、リブ受け部88の間にこの水道用メータ8の底面側に形成されたリブ8aが嵌まることで、水道用メータ8の適切な装着向きを確認できこの水道用メータ8の逆方向の設置を防止できる。しかも、リブ8aとリブ受け部88の嵌合により、水道用メータ8の回転も防がれる。
上述したメータユニット本体1を組み立てる場合には、ベース体2に1次側取付部材3、2次側取付部材4、支受部材6と支受部60とが装着された保持帯5を組み付ける。この場合、各取付部材3、4を、保持帯5を介してベース体2の上面に載置し、ベース体2の挿通孔15と保持帯5の貫通孔73と合わせ、これら挿通孔15、貫通孔73にボルト26を挿入してこのボルト26を雌ねじ53に螺着する。これにより、各取付部材3、4、保持帯5がベース体2上面の所定位置に位置決め固定される。保持帯5は案内レール14によって長手方向に位置決めされて軸心が保持された状態で上面11に取付けられる。
メータユニット本体1に水道用メータ8を圧着する場合、図1に示すように水道用メータ8を支受部材6、支受部60に載置し、図2においてハンドル22を左回転させる。このハンドル22の回転で圧着部材21がハンドル22とともに回転しながら圧着方向に進み、支受部材6、支受部60に載置された水道用メータ8を、調心状態を確保しながらこれらの間に圧着固定できる。この場合、圧着面32、56により密封シール性を確保しつつ水道用メータ8を圧着でき、ハンドル22を必要以上に回転操作しようとしたときには、係止凸部71と係止凹部82との係止で前進が防がれている支受部材6にハンドル22と圧着部材21とが接触し、これらの前進操作が確実に阻止される。
メンテナンス時等において、圧着部材21のOリング35を交換する場合には、先ず、図2の矢印に示すようにハンドル22を右回転させ、圧着解除の方向に圧着部材21を後退させる。
次いで、図2、図4(a)、図4(b)において支受部材6を保持帯5に対して矢印の左方向にスライドさせる方向に力を加える。その際、係止凸部71が板ばね部70の弾性力により支受部材6の底面に沿って曲がり、図5(a)、図5(b)に示すように係止凹部82からの係止が外れ、支受部材6が嵌合突部72と嵌合溝83との遊嵌を介して長手方向にスライド可能になる。
支受部材6は、図1に示した移動量Dでスライド可能であり、この移動量Dまでスライドさせ、図6(a)、図6(b)の状態になったときに嵌合突部72が嵌合溝83から外れる。このとき、図6(a)において支受部材6を矢印の上方に引き抜くようにすれば、図7(a)、図7(b)に示すように、保持帯5からの支持部材6の取り外しが可能となる。
この場合、前述したように、支受部材6の固着位置からの後退方向への移動量Dよりも、圧着部材21の後退時のストロークSを大きくして、支受部材6を圧着部材21の後退方向に引き抜き可能に設けていることで、支受部材6に圧着部材21が干渉することなく支受部材6を保持帯5に着脱できる。
支受部材6の取外し後には、図2においてハンドル22を右回転すれば、図3に示すようにこのハンドル22と圧着部材21とを基部20に対して前進させて取外しでき、圧着部材21に装着されたOリング35を交換できる。
このように、支受部材6を圧着部材21の後退方向に着脱可能に設けていることで、水道用メータ8の圧着固定時には、圧着部材21の前進方向への抜け出しを防ぎながら水道用メータ8を芯出しして1次側取付部材3と2次側取付部材4との間に取付けでき、一方、支受部材6をベース体2から簡単に取外しできることで、基部20をベース体2からから取外したり1次側の管路を外すことなく圧着部材21のOリング35の交換等のメンテナンスを簡単に実施できる。
支受部材21を保持帯5に装着する際には、上述した取り外しの場合と逆の手順により所定の状態に簡単に支受部材21を取付けできる。
1 メータユニット本体
2 ベース体
3 1次側取付部材
4 2次側取付部材
5 保持帯
6 支受部材
8 水道用メータ
21 圧着部材
70 板ばね部
71 係止凸部
82 係止凹部
D 移動量
S ストローク

Claims (4)

  1. ベース体の長手方向に、水道用メータを圧着固定する圧着部材を有する1次側取付部材と逆止弁が内蔵された2次側取付部材とを配設し、前記1次側取付部材に螺合した前記圧着部材をメータ圧着方向に沿って進退自在に設け、前記圧着部材と前記ベース体上面との間で、かつ前記圧着部材がメータの圧着固定位置を超えて前進操作されることを阻止する位置にメータの一次側を支受けする支受部材を設け、前記支受部材の固定位置からの後退方向への移動量Dよりも前記圧着部材の後退時のストロークSを移動量D<ストロークSの関係に設定すると共に、前記圧着部材を後退させた状態で前記支受部材が後退方向側にスライド移動され、かつ前記支受部材がスライド方向と交叉する上方側へ引き抜く状態にしてこの支受部材を着脱可能に設けたことを特徴とするメータユニット。
  2. 前記ベース体上面の長手方向に長尺状の保持帯を載置し、この保持帯に前記支受部材を交換可能に装着した請求項1に記載のメータユニット。
  3. 前記保持帯の上面側に設けた嵌合突部に板ばね部を介して係止凸部を設け、前記支受部材の底面側に設けた嵌合溝に前記支受部材の進退移動により前記係止凸部が係止可能な係止凹部を設けた請求項2に記載のメータユニット。
  4. 前記嵌合突部は、前記支受部材の後退方向側の前記嵌合突部の幅Uとし、前進方向側の前記嵌合突部の幅Wとした場合、幅U>幅Wの関係に設定した請求項3に記載のメータユニット。
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