JP6226581B2 - 照明装置およびその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、光照射方向を変更して撮影対象である被写体をバウンス照明することが可能な照明装置(ストロボ装置)に関し、特に光照射方向(バウンス角度)を自動的に設定するオートバウンス機能を備えた照明装置に関する。
上記のような照明装置において、オートバウンス機能によりバウンス角度、つまりはストロボヘッド部等と称される発光部の回動位置を自動設定するには、被写体までの距離や照明光が反射される天井や壁等のバウンス面までの距離を計測する必要がある。そして、バウンス面までの距離を計測する際には、発光部を、例えばその光照射方向が撮像装置の撮像光軸方向に平行となる回動位置(正面位置)から真上を向く回動位置、さらには被写体側とは反対側を向く回動位置まで回動させる場合がある。
ただし、このように回動する発光部が障害物に接触(干渉)するおそれがある。また、発光部の光射出面が上方を向いた状態で発光する際に、撮影者の髪の毛や撮影者が被っている帽子により光が遮られるおそれもある。
このような不都合を回避するための方法に関連する技術として、特許文献1には、撮影画像の露出がアンダーで、かつストロボ発光量が最大でない場合に、ストロボの光射出面に撮影者の指等の障害物が掛かっていたものして警告を行う技術が開示されている。また、特許文献2には、撮影レンズの前面にタッチセンサを備え、該レンズ前面に物体が触れたことを検出したときに撮像を禁止したり撮影画像内の該物体の像を削除する画像処理を行ったりする技術が開示されている。
特開2000−292838号公報 特開2009−139427号公報
しかしながら、特許文献1にて開示された技術では、撮像を行った後で障害物があったことを認識するため、撮像前(照明装置の発光前)に障害物を回避することができない。また、特許文献2にて開示された技術におけるレンズ前面を照明装置の光射出面に替えたとしても、障害物が光射出面に触れるまでこれを検出することができないため、発光部の障害物に対する接触を回避することはできない。
本発明は、オートバウンス機能により回動する発光部が障害物に接触したり障害物により照明光が遮られたりすることをより確実に防止できるようにした照明装置を提供する。
本発明の一側面としての照明装置は、撮像装置に外付け装着又は一体に設けられて被写体の照明に用いられる。該照明装置は、発光部と、該発光部をその向きが変化するように回動させる駆動手段と、発光部を被写体を向く第1の回動位置から被写体をバウンス照明する際のバウンス面を向く第2の回動位置に向かって回動させて取得した複数の情報を用いて、バウンス照明を行うための前記発光部の向きであるバウンス角度を算出するバウンス角度算出手段とを有する。該照明装置は、駆動手段によって発光部を前記バウンス角度に対応する回動位置に回動させて該発光部のバウンス発光制御を行うことでバウンス照明を行う。該照明装置は、さらに、第1の回動位置から第2の回動位置に向かって回動する発光部が接近する障害物を検出する障害物検出手段と、該障害物検出手段によって前記障害物が検出された場合に、駆動手段により、発光部を、障害物検出手段によって障害物が検出されない範囲で第1の回動位置から第2の回動位置側への回動角度が最大となる許容回動位置に回動させる障害物回避制御手段とを有することを特徴とする。
また、本発明の他の一側面としての制御方法は、発光部と該発光部をその向きが変化するように回動させる駆動手段とを有し、撮像装置に外付け装着され又は一体に設けられて被写体の照明に用いられる照明装置に適用される。該制御方法は、発光部に設けられた距離測定手段により、発光部を被写体を向く第1の回動位置から被写体をバウンス照明する際のバウンス面を向く第2の回動位置に向かって回動させて取得した複数の情報を用いて、バウンス照明を行うための発光部の向きであるバウンス角度を算出し、駆動手段によって発光部をバウンス角度に対応する回動位置に回動させて該発光部のバウンス発光制御を行うことでバウンス照明を行う。該制御方法は、さらに、照明装置に設けられた障害物検出手段を用いて、第1の回動位置から第2の回動位置に向かって回動する発光部が接近する障害物が検出された場合に、駆動手段により、発光部を、障害物検出手段によって障害物が検出されない範囲で第1の回動位置から第2の回動位置側への回動角度が最大となる許容回動位置に回動させることを特徴とする。
本発明によれば、オートバウンス機能において回動する発光部が障害物に接触する前に該障害物の存在を検出することができるので、発光部が障害物に接触したり発光部からの照明光が障害物によって遮られたりすることを、より確実に防止することができる。
本発明の実施例1であるストロボ装置の動作を示すフローチャート。 実施例1のストロボ装置が含まれるカメラシステムの構成を示すブロック図。 本発明の実施例2であるストロボ装置の動作を示すフローチャート。 本発明の実施例3であるストロボ装置の動作を示すフローチャート。 本発明の実施例4であるストロボ装置の動作を示すフローチャート。 実施例のストロボ装置に設けられたバウンスエンコーダの構成と出力信号の組み合わせを示す図。 実施例における垂直方向でのバウンス角度の説明図。 実施例におけるバウンス撮影判定結果の表示例を示す図。 実施例における被写体距離と最小バウンス角度および基準バウンス角度との関係を示す図。 実施例における最適バウンス角度の説明図。 実施例における最適バウンス角度での配光を示す図。 実施例における許容最大バウンス角度での配光を示す図。 実施例における許容最大バウンス角度および配光角の変更を示す図。 バウンス撮影が可能である場合の配光角と撮像画角との関係を示す図。 バウンス撮影が可能でない場合の配光角と撮像画角との関係を示す図。 ストロボズーム位置と垂直方向での照射角度の関係を示す図。 レンズ焦点距離と垂直方向での撮像画角との関係を示す図。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図2には、本発明の実施例1である照明装置としてのストロボ装置300を含むカメラシステムの構成を示している。100は撮像装置としてのカメラ本体(以下、単にカメラという)であり、200はカメラ100に対して着脱が可能な交換レンズである。ストロボ装置300は、カメラ100の上部に外付け装着されている。
まず、カメラ100の構成について説明する。101はカメラ100全体(さらにはカメラシステム全体)の動作を制御するカメラ制御手段としてのマイクロコンピュータ(以下、カメラマイコンという)である。カメラマイコン101は、CPU、ROM、RAM、入出力コントロール回路、マルチプレクサ、タイマ回路、EEPROM、A/DコンバータおよびD/Aコンバータ等を含む。カメラマイコン101(CPU)は、カメラ100の動作の制御をソフトウェアであるカメラ制御プログラムに従って行う。
102はCCDセンサやCMOSセンサ等により構成され、赤外カットフィルタやローパスフィルタ等の光学フィルタを含む撮像素子である。撮像素子102は、交換レンズ200内の撮影光学系により形成された被写体像を電気信号に変換する。103はシャッターであり、撮像素子102の露光量を制御する。
104は主ミラー(ハーフミラー)であり、撮影光学系から撮像素子102に向かう光路内に配置された状態で撮影光学系からの光の一部をピント板105に向けて反射する。ピント板105上には被写体像が形成され、この被写体像は、ペンタプリズム114および不図示の接眼レンズを通して撮影者が視認することができる。ピント板105、ペンタプリズム114および接眼レンズによりファインダー光学系が構成される。
106は測光センサを含む測光回路であり、ピント板105上に被写体像を形成した光を、ペンタプリズム114を介して受光する。測光センサは、撮影光学系を通して撮影が可能な撮影範囲を複数の領域に分割して各分割領域での測光を行う。107は焦点検出センサを含む焦点検出回路であり、主ミラー104を透過してサブミラー115で反射した撮影光学系からの光を用いて、撮影範囲内に設けられた複数の焦点検出領域にて撮影光学系の焦点状態を検出する。
108は撮像素子102の電気信号の増幅のゲインを切換えるためのゲイン切換え回路である。ゲインの切換えは、撮影条件や撮影者による入力等に応じてカメラマイコン101により行われる。109は撮像素子102からの電気信号をデジタル信号に変換するA/D変換器である。110は撮像素子102からの電気信号の入力とA/D変換器109のA/D変換タイミングとを同期させるためのタイミングジェネレータ(TG)である。111はA/D変換器109でのデジタル変換により生成された画像データに対して、所定の現像パラメータに従って画像処理を行う信号処理回路である。
SCはカメラ100とストロボ300間およびカメラ100と交換レンズ200間に設けられたインタフェース用信号通信ラインであり、カメラマイコン101をホストとしてデータの交換やコマンドの伝達を相互に行うために用いられる。これにより、カメラマイコン101からストロボ300に対して発光開始信号を送信したり、カメラマイコン101と後述するレンズマイコンやストロボマイコンとの間での通信を行ったりすることができる。
112はカメラ入力部であり、撮影者の操作により撮影モードの選択や撮像素子102の電気信号の増幅のゲイン設定等の各種カメラ設定を行うことができる。113は設定された撮影モードやその他の撮影情報を表示する表示部であり、LCD等の表示素子を含む。
160は3軸加速度センサ等により構成されるカメラ姿勢センサ(姿勢検出手段)であり、その出力はカメラマイコン101に入力される。カメラマイコン101はカメラ姿勢センサ160の出力からカメラ100の姿勢(以下、カメラ姿勢という)を検出する。本実施例では、後述する交換レンズ200(撮影光学系)の光軸方向をカメラ100の撮像光軸方向といい、カメラ姿勢を、重力方向に対して撮像光軸方向がなす角度が90度である状態、つまりは撮像光軸方向が水平である状態を基準として表す。
次に、交換レンズ200の構成について説明する。201は交換レンズ200の動作を制御するマイクロコンピュータLPU(以下、レンズマイコンという)である。レンズマイコン201は、CPU、ROM、RAM、入出力コントロール回路、マルチプレクサ、タイマ回路、EEPROM、A/DコンバータおよびD/Aコンバータ等を含む。レンズマイコン201(CPU)は、交換レンズ200の動作の制御をソフトウェアであるレンズ制御プログラムに従って行う。
202は撮影光学系を構成する複数のレンズ群である。203は撮影光学系のうちフォーカシングレンズ群を移動させるレンズ駆動部である。フォーカシングレンズ群の移動量は焦点検出回路107の出力に基づいてカメラマイコン101により算出され、その情報が通信ラインSCを介してレンズマイコン201に送られる。レンズマイコン201は、その移動量だけフォーカシングレンズ群が移動するように、フォーカスエンコーダ204によりフォーカスレンズ群の位置を検出しながらレンズ駆動部203を制御する。これにより、撮影光学系の合焦状態が得られる。
205は撮影光学系に含まれる絞りであり、その駆動は絞り制御回路206を介してレンズマイコン201により制御される。撮影光学系の焦点距離は固定であってもよいし、可変であってもよい。
次に、ストロボ300の構成について説明する。ストロボ300は、カメラ100に装着される本体部370と、該本体部370(つまりは本体部370が装着されたカメラ100)に対して垂直方向および水平方向に向きが変わるように回動が可能な主発光部としてのストロボヘッド部350とを有する。ストロボヘッド部350の向きとは、ストロボヘッド部350からの光照射方向(または光の照射軸方向)である。そして、撮像光軸方向に対して光照射方向がなす光照射角度をバウンス角という。
本体部370において、310はストロボ300の動作を制御するストロボ制御手段としてのマイクロコンピュータFPU(以下、ストロボマイコンという)である。ストロボマイコン310は、CPU、ROM、RAM、入出力コントロール回路、マルチプレクサ、タイマ回路、EEPROM、A/DおよびD/Aコンバータ等を含む。ストロボマイコン310(CPU)は、ストロボ300の動作の制御をソフトウェアであるストロボ制御プログラムに従って行う。
301はストロボ電源(VBAT)となる電池である。302は電池301の電圧を所定の電圧に昇圧する昇圧回路であり、不図示のメインコンデンサを充電する。メインコンデンサに充電された電圧は、不図示の電圧検出回路により分圧され、分圧された電圧はストロボマイコン310のA/D変換端子に入力される。
一方、ストロボヘッド部350において、306はトリガー回路である。307は光源としての放電発光管であり、トリガー回路306から印加されたパルス電圧をトリガーとしてメインコンデンサに充電されたエネルギーを放電させることにより発光する。308はトリガー回路306と共に放電発光管307の発光を開始させ、さらに発光を停止させる制御を行う発光制御回路である。
323は放電発光管307からの発光量を検出する光量センサとしてのフォトダイオードであり、放電発光管307からの光を直接またはグラスファイバーを介して受光する。
本体部370において、309はフォトダイオード323から出力された電流を積分する積分回路である。積分回路309からの出力は、コンパレータ312の反転入力端子とストロボマイコン310のA/Dコンバータ端子に入力される。コンパレータ312の非反転入力は、ストロボマイコン310内のD/Aコンバータ出力端子に接続され、コンパレータ312の出力はANDゲート311の入力端子に接続される。ANDゲート311のもう一方の入力は、ストロボマイコン310の発光制御端子と接続され、ANDゲート311の出力は発光制御回路308に入力される。
また、ストロボヘッド部350において、315は放電発光管307から上下および後方(光照射方向とは反対方向)に射出された光を前方(光照射方向)に反射させるとともに集光する反射傘である。316は光学パネル等の光学部材により構成され、ストロボ300からの照射光の配光角(以下、ストロボ配光角という)を変更する配光角変更手段としてのズーム光学系である。ズーム光学系316と反射傘315との距離を変更することにより、ストロボ照射角と明るさ(ガイドナンバー)を変化させることができる。314はズーム光学系316の位置(以下、ストロボズーム位置という)を検出するエンコーダ等のストロボズーム位置検出器であり、その出力はストロボマイコン310のズーム位置信号端子に入力される。
本体部370において、313はズームモータおよびそのドライバ回路により構成され、ズーム光学系316を移動させるズーム駆動部である。ストロボマイコン310のズーム制御端子からの信号を受けたズーム駆動部313は、ズームモータを駆動してズーム光学系316を移動させる。ストロボマイコン310は、レンズマイコン201からカメラマイコン101を介して撮影光学系の焦点距離の情報を受けとり、該焦点距離に対応したストロボ照射角が得られるようにズーム光学系316の位置を算出する。
ストロボマイコン310は、算出したズーム光学系316を移動させるべき位置と位置信号端子を通じて検出したズーム光学系316の位置とから求められた移動量分だけズーム光学系316が移動するようにズーム駆動部313のアクチュエータを制御する。
また、本体部370において、351はバウンスモータ(アクチュエータ)およびそのドライバ回路により構成され、ストロボヘッド部350を回動させるバウンス駆動部である。352はストロボヘッド部350の垂直方向での向き(光照射方向)に相当する回動位置(バウンス発光する際のバウンス角度に相当し、以下、垂直バウンス角度という)を検出するエンコーダ等の垂直バウンス角度検出器である。垂直バウンス角度検出器352の出力は、ストロボマイコン310の垂直バウンス角度信号端子に入力される。
なお、図示はしないが、ストロボヘッド部350の水平方向での向きに相当する回動位置(水平バウンス角度)を検出するエンコーダ等の水平バウンス角度検出器(向き検出器)も設けられている。該水平バウンス角度検出器の出力は、ストロボマイコン310の水平バウンス角度信号端子に入力される。ストロボマイコン310のバウンス制御端子からの信号を受けたバウンス駆動部351は、各バウンス角度検出器を通じて検出したストロボヘッド部350の垂直および水平バウンス角度がそれぞれ目標バウンス角度となるようにバウンスモータを駆動する。これにより、ストロボヘッド部350を回動させる。
図6(c)には垂直バウンス角度検出器(エンコーダ)352の構成例を示している。不図示の基板上に円弧形状の導通パターン(グランドパターン)401,402,403が形成されており、それぞれはGNDに接続されている。ストロボヘッド部350の垂直方向での回動に伴ってグランドパターン401,402,403上を摺動する摺動切片405,406,407はそれぞれ、信号線bit3,bit2,bit1を介してストロボマイコン310の信号入力端子に接続されている。さらに、信号線bit3,bit2,bit1はそれぞれ、抵抗453,452,451を介して電源VDDに接続されている。
信号線bit3,bit2,bit1は、摺動切片405,406,407がグランドパターン401,402,403に接触している状態ではいずれもLoとなり、グランドパターン401,402,403に対して非接触となるといずれもHiとなる。グランドパターン401,402,403の円弧長がそれぞれ異なることで、ストロボヘッド部350の垂直バウンス角度に応じて摺動切片405,406,407とグランドパターン401,402,403との接触/非接触が変化する。これにより、図6(a)に示すように、ストロボヘッド部350の垂直バウンス角度(例えば、後述する0度、60度、75度および90度の角度)に応じて信号線bit3,bit2,bit1におけるLo(0)とHi(1)の組み合わせが変化する。ストロボマイコン310は、このLo(0)とHi(1)の組み合わせから垂直バウンス角度を検出することができる。
図7(a)〜(d)には、垂直バウンス角度が0度、60度、75度および90度の位置である場合のカメラ100、交換レンズ200およびストロボ300(ストロボヘッド部350)を示している。以下の説明において、交換レンズ200(撮影光学系)の光軸方向を、カメラ100の撮像光軸方向と称する。
図7(a)では、ストロボヘッド部350の向き(光照射方向)がカメラ100の撮像光軸方向に平行である。このときのストロボヘッド部350の垂直バウンス角度を0度とする。また、図6(a)において、垂直バウンス角度検出器352の信号線の出力は、(bit3,bit2,bit1)=(0,0,0)となる。
図7(b)では、ストロボヘッド部350の向きがカメラ100の撮像光軸方向に対して上側に60度をなす。このときのストロボヘッド部350の垂直バウンス角度を60度とする。また、図6(a)において、垂直バウンス角度検出器352の信号線の出力は、(bit3,bit2,bit1)=(0,0,1)となる。
図7(c)では、ストロボヘッド部350の向きがカメラ100の撮像光軸方向に対して上側に75度をなす。このときのストロボヘッド部350の垂直バウンス角度を75度とする。また、図6(a)において、垂直バウンス角度検出器352の信号線の出力は、(bit3,bit2,bit1)=(0,1,1)となる。
図7(d)では、ストロボヘッド部350の向きがカメラ100の撮像光軸方向に対して上側に90度をなす。このときのストロボヘッド部350の垂直バウンス角度を90度とする。また、図6(a)において、垂直バウンス角度検出器352の信号線の出力は、(bit3,bit2,bit1)=(1,1,1)となる。
図6(c)には、垂直バウンス角度検出器352の信号線をbit4,bit3,bit2,bit1と4つに増やした場合の信号線の出力の組み合わせとそれにより検出される垂直バウンス角度とを示している。4つの信号線bit4,bit3,bit2,bit1を用いることで、3つの信号先線を用いる場合に比べてより細かく(10度や5度刻みで)垂直バウンス角度を検出することができる。
また、水平バウンス角度検出器(エンコーダ)も、垂直バウンス角度検出器352の仕組みと基本的に同じ仕組みでストロボマイコン310に水平バウンス角度を検出させる。
また、図2中のストロボ300(本体部370)において、360は3軸加速度センサ等により構成されるストロボ姿勢センサ(姿勢検出手段)であり、その出力はストロボマイコン310に入力される。ストロボマイコン310はストロボ姿勢センサ360の出力から、重力方向に対するストロボ300の姿勢(以下、ストロボ姿勢という)を検出する。
320は本体部370の側面や背面等に設けられたスイッチを含むストロボ入力部であり、撮影者がズーム情報その他のストロボ発光に関する情報を入力することができる。321はストロボ300の状態を表示する表示部であり、LCD等により構成されている。322はスイッチ等で構成されるストロボ300のバウンス状態を検出するバウンス検出回路である。バウンス検出回路322は、ストロボヘッド部350の水平バウンス位置及び垂直バウンス位置がともに0度の状態から、ストロボヘッド部350の水平バウンス位置または垂直バウンス位置を変更したことを検出する。なお、バウンス検出回路322は、垂直バウンス位置検出器352の検出可能な角度よりも小さい角度への変更も検出可能であるため、例えば、撮影者が垂直バウンス位置を60度未満の角度に手動で変更したとしてもバウンス検出回路322で検出できる。
391はIRLEDと受光センサとにより構成される障害物検出手段としての近接センサである。近接センサ391は、ストロボヘッド部350の回動方向の先に障害物が存在する場合に、該障害部に接近した状態で(接触する前に)IRLEDから射出されて障害物で反射された光を受光センサで受光することで、障害物の存在を示す信号を出力する。近接センサ391の出力はストロボマイコン310に入力される。これにより、ストロボマイコン310は、障害物がストロボヘッド部350の近くに存在することを検出することができる。
392は距離計(距離測定手段)であり、オートバウンス機能において、ストロボ300から被写体までの距離を測定したり、ストロボ300からバウンス照明を行うときに光を反射させる天井や壁等のバウンス面(反射面)までの距離を測定したりする。距離計392として、レーザを用いた光学距離計を用いると、数mmの高い精度で上記距離を測定することができる。一方、ストロボ300から射出されてバウンス面で反射した光を受光素子で受光し、その受光出力から距離を測定する方式の距離計を採用してもよい。
次に、カメラマイコン101およびストロボマイコン310の動作について、図1のフローチャートを用いて説明する。カメラ100に設けられた不図示の電源スイッチが撮影者によりオンされると、カメラマイコン101が動作を開始する。カメラマイコン101は、図1のステップS100において、カメラマイコン101内のメモリやポートの初期化を行う。また、カメラマイコン101は、カメラ入力部112のスイッチの状態や予め設定された入力情報を読み込んで、シャッタースピード優先モードや絞り優先モード等の撮影モードを設定する。
次にステップS101では、カメラマイコン101は、撮影者による不図示のシャッターボタンの半押し操作によって撮像準備スイッチSW1がONになったか否かを判別する。撮像準備スイッチSW1がOFFのときはこのステップを繰り返し、ONのときはステップS102に進む。
ステップS102では、ストロボマイコン310は、バウンス駆動部351を駆動して、ストロボヘッド部350を垂直バウンス角度および水平バウンス角度がいずれも0度である正面位置(被写体を向く第1の回動位置)になるように回動させる。
次にステップS103では、ストロボマイコン310は被写体までの距離である被写体距離を測定するため、距離計392を動作させる。
さらに、ステップS104では、ストロボマイコン310は、バウンス面までの距離であるバウンス面距離を測定するため、バウンス駆動部351を駆動してストロボヘッド部350の正面位置から90度の垂直バウンス角度(第2の回動位置)までの回動を開始する。
続いてステップS105では、ストロボマイコン310は、ストロボヘッド部350が90度の垂直バウンス角度に向かって回動している間に、近接センサ391を通じて障害物を検出したか否かを判定する。障害物を検出することなくストロボヘッド部350が90度の垂直バウンス角度まで回動した場合はステップS115に進み、ステップS119までの動作を行う。
ステップS115では、ストロボマイコン310は、ストロボヘッド部350が90度の垂直バウンス角度まで回動した状態で距離計392を動作させ、バウンス面距離を測定する。
次にステップS116では、ストロボマイコン310は、ステップS103で測定した被写体距離とステップS115で測定したバウンス面距離とを用いて、すなわちストロボヘッド部350を回動させて得た複数の情報を用いて最適バウンス角度θを算出する。このようにストロボマイコン310は、バウンス角度算出手段として機能する。最適バウンス角度(第2のバウンス角度)θは、被写体をバウンス照明して撮影する、つまりはバウンス撮影を行うために最適なストロボヘッド部350の垂直バウンス角度である。最適バウンス角度θは、例えば被写体距離をD1、バウンス面距離をD2としたとき、式(1)に示すように、バウンス面のうちストロボ300(カメラ100)からの水平距離がD1/2である領域に光照射方向を向ける垂直バウンス角度である。
θ=tan−1[D2/(D1/2)] (1)
次にステップS117では、ストロボマイコン310は、バウンス駆動部351を駆動して、ステップS116で算出された垂直バウンス角度にストロボヘッド部350を回動させる。
さらにステップS118では、ストロボマイコン310は、表示部321に「最適角度でバウンス撮影が可能です。」等と表示をさせ、通常のバウンス撮影が可能であることを撮影者に知らせる。
その後、ステップS119では、カメラマイコン101は、撮影者によるシャッターボタンの全押し操作によって撮像開始スイッチSW2がONになったか否かを判別する。ONであれば、カメラマイコン101は撮像動作を行い、ストロボマイコン310はステップS116にて算出された最適垂直バウンス角度にてストロボヘッド部350から発光させる(つまりはストロボ発光制御を行う)。これにより、バウンス撮影が行われる。
一方、ステップS105にて近接センサ391を通じて障害物が検出された場合は、ストロボマイコン310はステップS106に進む。
次にステップS106では、ストロボマイコン310は、バウンス駆動部351を駆動して、近接センサ391によって障害物が検出されない範囲で最大の垂直バウンス角度(以下、許容最大バウンス角という)θ1にストロボヘッド部350を回動させる。これにより、ストロボヘッド部350が障害物に接触(干渉)することを回避する。許容最大バウンス角度θ1は、言い換えれば、上述した第1の回動位置からの第2の回動位置側への回動角度が最大となる許容回動位置である。また、光照射角度が最大となる許容回動位置である。このようにストロボマイコン310は、障害物回避制御手段として機能する。
次にステップS107では、ストロボマイコン310は、距離計392を動作させてストロボヘッド部350が許容最大バウンス角度(すなわち障害物が検出されたときの第2の回動位置)θ1にある状態でバウンス面距離D3を測定する。
そして、ステップS108では、ストロボマイコン310は、ステップS103で測定した被写体距離とステップS107で測定したバウンス面距離D3とを用いて、すなわちストロボヘッド部350を回動させて得た複数の情報を用いて最適バウンス角度θを算出する。最適バウンス角度θを算出する際、まずはバウンス面距離の位置までの垂直距離であるD2を算出する。D2は許容最大バウンス角度θ1とバウンス面距離D3とから以下の式(2)により算出される。式(2)また、前述した式(1)と(2)の演算結果から、最適バウンス角度θを算出する。
D3sinθ1=D2 (2)
θ=tan−1[D2/(D1/2)] (1)
また、ストロボマイコン310は、バウンス撮影が可能な最小の垂直バウンス角度である最小バウンス角度(第1のバウンス角度)θ2を算出する。最小バウンス角度θ2は、ストロボヘッド部350(光照射方向)が被写体の真上にあるバウンス面を向くバウンス角度である。被写体距離D1とバウンス面距離D2を用いると、最小バウンス角度θ2は以下の式(3)のようになる。なお、最適バウンス角度θは、最小バウンス角度θ2よりも大きいバウンス角度である。
θ2=tan−1[D2/D1] (3)
ステップS109では、バウンス撮影判定手段としてのストロボマイコン310は、許容最大バウンス角度θ1でのバウンス撮影が可能か否かを判定するために、ステップS108で算出した最小バウンス角度θ2と許容最大バウンス角度θ1とを比較する。
ステップS110では、ストロボマイコン310は、ステップS109での比較の結果がθ2>θ1である場合は、ストロボマイコン310はバウンス撮影が可能ではないと判定してステップS120に進む。一方、θ2≦θ1(許容最大バウンス角度θ1が第1のバウンス角度以上)である場合は、バウンス撮影が可能と判定してステップS111に進む。
ステップS120では、ストロボマイコン310は、表示部321に、「障害物があり、バウンス撮影できません。」等というように、障害物の存在によりバウンス撮影ができない旨を表示させる。この表示は、先に説明したステップS118、後述するステップS113およびステップS123での表示とともに、撮影者に障害物によるバウンス撮影の可否やバウンス撮影が可能である場合に自動設定されるバウンス角度を区別可能とする目的で行われる。
そして、ステップS121では、ストロボマイコン310は、バウンス駆動部351を駆動してストロボヘッド部350を0度の垂直バウンス角度(正面位置)に回動させる。
さらに、ステップS122では、カメラマイコン101は、シャッターボタンの全押し操作(撮像開始スイッチSW2のON)に応じて撮影動作を行う。このとき、ストロボマイコン310は、正面位置にあるストロボヘッド部350から被写体を直接照明するための発光制御を行う。これにより、通常のストロボ撮影が行われる。このように、ストロボヘッド部350と障害物との接触(干渉)のおそれによりバウンス撮影ができなくても、通常のストロボ撮影を行うことができる。
一方、ステップS111では、ストロボマイコン310は、最適バウンス角度θと許容最大バウンス角度θ1とを比較する。θ>θ1である場合は、ストロボマイコン310はステップS123に進み、表示部321に最適バウンス角度では撮影ができないがバウンス撮影は可能である旨の表示を行わせる。このときの表示は、「障害物があり、最適角度ではありませんがバウンス撮影が可能です。」等である。
その後、ステップS124では、カメラマイコン101は、シャッターボタンの全押し操作(撮像開始スイッチSW2がON)に応じて撮像動作を行う。このとき、ストロボマイコン310は、許容最大バウンス角度にあるストロボヘッド部350からバウンス発光させる(つまりはバウンス発光制御を行う)。これにより、バウンス撮影が行われる。このように、ストロボヘッド部350が障害物に接触(干渉)しない範囲でバウンス撮影を行うことができる。
さらに、ステップS111でθ≦θ1である場合は、ストロボマイコン310はステップS112に進み、バウンス駆動部351を駆動して、ストロボヘッド部350を最適バウンス角度θに回動させる。
そして、ステップS113では、ストロボマイコン310は、表示部321に、障害物を検出したが最適バウンス角度でバウンス撮影が可能である旨を表示する。このときの表示は、図8に示すように「障害物を検出しましたが最適角度でバウンス撮影可能です。」等である。
その後、ステップS114では、カメラマイコン101は、シャッターボタンの全押し操作(撮像開始スイッチSW2がON)に応じて撮像動作を行う。このとき、ストロボマイコン310は、最適バウンス角度にあるストロボヘッド部350からバウンス発光させる(つまりはバウンス発光制御を行う)。これにより、バウンス撮影が行われる。このように、障害物が存在しても最適なバウンス角度でバウンス撮影を行うことができる。
本実施例によれば、ストロボマイコン310がストロボヘッド部350の回動時に障害物の存在(接近)を検出した場合は、障害物に接触(干渉)しない安全なバウンス角度までストロボヘッド部350を退避させたり、障害物に接触しないことを確認したりする。そして、それらの退避または確認の後に良好なバウンス撮影を行うことができる。したがって、ストロボヘッド部350が障害物に接触したり発光部からの照明光が障害物によって遮られたりすることを、より確実に防止することができる。
また、障害物を検出しない許容最大バウンス角度を用いてバウンス撮影が可能か否かを判断するので、無駄なバウンス撮影を未然に回避することができる。さらに、最適バウンス角度でのバウンス撮影が可能か否かを被写体距離とバウンス面距離とを用いて算出した最小バウンス角度との比較により判定し、最小バウンス角度でのバウンス撮影も許容する。つまり、障害物の存在により即バウンス撮影が禁止されることなく、バウンス撮影を行いたい撮影者の意思を対応することができる。
なお、ステップS113、S118、S120およびS123では各状況を示す文字を表示させているが、各状況が区別可能であればどのような表示形態でもよく、各状況でそれぞれ異なる指標を表示させたり、それぞれ異なる色を表示させたりしてもよい。
本発明の実施例2におけるカメラ(カメラマイコン101)およびストロボ(ストロボマイコン310)の動作について、図3のフローチャートを用いて説明する。本実施例におけるカメラシステムの構成は実施例1と同じであり、共通する構成要素には実施例1と同符号を付す。
ステップS200からステップS205までは、実施例1(図1)にて説明したステップS100からステップS105と同じである。ステップS205において障害物を検出することなくストロボヘッド部350が90度の垂直バウンス角度まで回動した場合は、ストロボマイコン310はステップS213に進み、ステップS217までの動作を行う。ステップS213からステップS217は、実施例1(図1)にて説明したステップS115からステップS119と同じである。
ステップS205にて近接センサ391を通じて障害物が検出された場合は、ストロボマイコン310はステップS206に進む。
ステップS206では、ストロボマイコン310は、実施例1のステップS106と同様に、バウンス駆動部351を駆動して、近接センサ391によって障害物が検出されない範囲での許容最大バウンス角度θ1にストロボヘッド部350を回動させる。
次にステップS207では、ストロボマイコン310は、予めストロボマイコン310内に記憶されたバウンス撮影判定テーブルを参照する。このバウンス撮影判定テーブルには、バウンス撮影が可能なストロボヘッド部350の最小の垂直バウンス角度である最小バウンス角度θminが被写体距離D1ごとに示されている。そして、ストロボマイコン310は、バウンス撮影判定テーブルからステップS203で測定した被写体距離D1に対応する最小バウンス角度θminを読み出し、該最小バウンス角度θminと許容最大バウンス角度θ1を比較してバウンス撮影可能か否かを判定する。
バウンス撮影判定テーブルの例を図9(a)に示す。例えば、被写体距離D1が0.5mより長く1.0m以下である場合の最小バウンス角度θminは45°であり、被写体距離D1が2.0mより長く3.0m以下である場合の最小バウンス角度θminは18°である。ストロボマイコン310は、ステップS208においてθ1≧θminである場合はバウンス撮影が可能と判定し、ステップS209に進む。一方、θ1<θminである場合はバウンス撮影が可能ではないと判定し、ステップS218に進んでステップS220までの動作を行う。例えば、D1が0.6mでθ1が60°である場合は、θ1≧θmin(45°)であるので、ストロボマイコン310はバウンス撮影が可能と判定する。一方、D1が0.6mでθ1が40°である場合は、θ1<θmin(45°)であるので、ストロボマイコン310はバウンス撮影が可能ではないと判定する。
ステップS218からステップS220までの動作は、実施例1(図1)にて説明したステップS120からステップS122までの動作と同じである。これにより、ストロボヘッド部350と障害物との接触(干渉)のおそれによりバウンス撮影ができなくても、通常のストロボ撮影を行うことができる。
ステップS209では、ストロボマイコン310は予めストロボマイコン310内に記憶されているバウンス撮影基準角度テーブルを参照する。このバウンス撮影基準角度テーブルには、バウンス撮影のための基準バウンス角度(言い換えれば最適なバウンス角度)θtypが被写体距離D1ごとに示されている。そして、ストロボマイコン310は、バウンス撮影基準角度テーブルからステップS203で測定した被写体距離D1に対応する基準バウンス角度θtypを読み出し、この基準バウンス角度θtypと許容最大バウンス角度θ1とを比較する。
バウンス撮影基準角度テーブルの例を図9(b)に示す。例えば、被写体距離D1が0.5mより長く1.0m以下である場合は、基準バウンス角度θtypは63°であり、被写体距離D1が2.0mより長く3.0m以下である場合の基準バウンス角度θtypは26°である。ストロボマイコン310は、θ1≧θtypである場合はステップS210に進む。一方、θ1<θtypである場合はステップS221に進む。例えば、D1が0.6mでθ1が75°である場合は、θ1≧θtyp(63°)であるのでステップS210に進む。一方、D1が0.6mでθ1が40°である場合は、θ1<θtyp(63°)である場合はステップS221に進む。
ステップS221では、ストロボマイコン310は、バウンス駆動部351を駆動して、ストロボヘッド部350を許容最大バウンス角度θ1に回動させる。
そして、ステップS222では、ストロボマイコン310は、表示部321に基準バウンス角度では撮影ができないがバウンス撮影は可能である旨の表示を行わせる。このときの表示は、「障害物があり、最適角度ではありませんがバウンス撮影が可能です。」等である。
その後、ステップS223では、カメラマイコン101は、実施例1のステップS124と同様に、シャッターボタンの全押し操作に応じて撮像動作を行い、ストロボマイコン310は許容最大バウンス角度にあるストロボヘッド部350からバウンス発光させる。このように、ストロボヘッド部350が障害物に接触(干渉)しない範囲でバウンス撮影を行うことができる。
一方、ステップS210では、ストロボマイコン310は、バウンス駆動部351を駆動して、被写体距離D1に応じた基準バウンス角度θtypにストロボヘッド部350を回動させる。
次にステップS211では、ストロボマイコン310は、表示部321に、障害物を検出したが最適バウンス角度(基準バウンス角度)でバウンス撮影が可能である旨を表示する。このときの表示は、図8に示すように「障害物を検出しましたが最適角度でバウンス撮影可能です。」等である。
その後、ステップS212では、カメラマイコン101は、シャッターボタンの全押し操作に応じて撮像動作を行い、ストロボマイコン310は基準バウンス角度にあるストロボヘッド部350からバウンス発光させる。このように、障害物が存在しても最適なバウンス角度でバウンス撮影を行うことができる。
本実施例によれば、実施例1と同様の効果が得られる。しかも、本実施例では、障害物を検出した場合のバウンス撮影が可能か否かの判定を予め記憶されたバウンス撮影判定テーブル(被写体距離ごとの最小バウンス角度)を用いて行う。このため、バウンス面に対して斜めの方向から距離計392による距離測定を行うことで距離の測定精度が低下する場合でも、良好なバウンス撮影の可否判定を行うことができる。
本発明の実施例2におけるカメラ(カメラマイコン101)およびストロボ(ストロボマイコン310)の動作について、図4のフローチャートを用いて説明する。本実施例におけるカメラシステムの構成は実施例1と同じであり、共通する構成要素には実施例1と同符号を付す。
ステップS400からステップS405までは、実施例1(図1)にて説明したステップS100からステップS105と同じである。ステップS405において障害物を検出することなくストロボヘッド部350が90度の垂直バウンス角度まで回動した場合は、ストロボマイコン310はステップS411に進み、ステップS415までの動作を行う。ステップS411からステップS415までは、実施例1(図1)にて説明したステップS115からステップS119と同じである。
ステップS405にて近接センサ391を通じて障害物が検出された場合は、ストロボマイコン310はステップS406に進み、バウンス駆動部351を駆動して、実施例1と同様に許容最大バウンス角度θ1にストロボヘッド部350を回動させる。
次にステップS407では、ストロボマイコン310はバウンス撮影が可能な否かを判定する。本実施例では、予め決められて記憶されたバウンス撮影が可能な所定バウンス角度(所定角度)θ0と許容最大バウンス角度θ1との比較によりバウンス撮影の可否判定を行う。ここでは、所定角度θ0を45°とする。
ステップS408では、ストロボマイコン310は、ステップS407での比較の結果がθ0>θ1である場合はバウンス撮影が可能ではないと判定し、ステップS416に進む。一方、θ1≧θ0である場合はバウンス撮影が可能と判定して、ステップS409に進む。
ステップS416からステップS418までの動作は、実施例1(図1)のステップS120からステップS122までの動作と同じである。これにより、ストロボヘッド部350と障害物との接触(干渉)のおそれによりバウンス撮影ができなくても、通常のストロボ撮影を行うことができる。
ステップS409およびステップS410では、ストロボマイコン310は、表示部321に、障害物を検出したがバウンス撮影が可能である旨を表示する。このときの表示は、「障害物を検出しましたがバウンス撮影可能です。」等である。
その後、ステップS410では、カメラマイコン101は、シャッターボタンの全押し操作に応じて撮像動作を行い、ストロボマイコン310は許容最大バウンス角度θ1にあるストロボヘッド部350からバウンス発光させる。このように、障害物が存在してもバウンス撮影を行うことができる。
本実施例では、障害物を検出するとその障害物が検出されない許容最大バウンス角度までストロボヘッド部350が回動し、その許容最大バウンス角度が所定バウンス角度以上であればバウンス撮影を行う。このため、障害物を回避しつつバウンス撮影が可能となる。しかも、所定バウンス角度は固定値として決められた値であるので、ストロボマイコン310は簡単にバウンス撮影の可否を判定することが可能である。
本発明の実施例4におけるカメラ(カメラマイコン101)およびストロボ(ストロボマイコン310)の動作について、図5のフローチャートを用いて説明する。本実施例におけるカメラシステムの構成は実施例1と同じであり、共通する構成要素には実施例1と同符号を付す。なお、本実施例では、交換レンズ200は焦点距離(以下、レンズ焦点距離という)が可変であるズームレンズである場合について説明する。
また、図5に示すステップS100からステップS122までは、実施例1(図1)にて説明したステップS100からステップS122と同じである。
ステップS111にてストロボマイコン310が、許容最大バウンス角θ1が最適バウンス角θ以上である(θ≦θ1)と判定した場合はステップS112に進むが、θ>θ1と判定した場合はステップS523に進む。
ステップS523では、ストロボマイコン310はストロボズーム位置を変更し、ストロボ配光角を変更することで、バウンス撮影時の被写体照明条件をより好適にできるか否かを判定する。すなわち、ストロボ配光角拡大判定を行う。
図10には、カメラシステムの位置(撮影位置)Aと被写体の位置Bとバウンス面である天井での反射位置Cとの関係を示している。ここでも、最適バウンス角度θは、被写体距離をD1とし、バウンス面距離をD2とすると、式(1)により算出されるものとする。
θ=tan−1[D2/(D1/2)] (1)
ステップS111で許容最大バウンス角度θ1が最適バウンス角度θより小さいと判定され、またステップS110でバウンス撮影は可能と判定されている。このため、許容最大バウンス角度θ1での反射位置は、最適バウンス角度θでの反射位置Cと被写体位置Bの真上の天井面位置B1との間になる。
図11には、ストロボ配光角θsを示す。ストロボヘッド部350はその光射出面の向きに対して垂直方向にθsの角度幅を持って発光している。この配光角は、レンズ焦点距離に合わせて撮像画角内で配光むらが生じないようにストロボズーム位置を変更することにより調整することができる。
図11に示す例では、ストロボヘッド部350は最適バウンス角度θに設定されており、バウンス面で反射したバウンス光のうちその配光角における中央の部分が被写体に照射されている。すなわち、バウンス撮影に好適なバウンス照明がなされている。
図12には、障害物を検出したために最適バウンス角度θよりも小さい許容最大バウンス角度θ1に回動されたストロボヘッド部350からのストロボ配光角θsを示している。バウンス光のうちその配光角における中央の部分は被写体に照射されておらず、被写体に到達する光の割合が図11の場合に比べて少ない。ただし、この場合であってもストロボ配光角θsのうち最大角度で反射したバウンス光が被写体に照射されているため、バウンス撮影は可能である。
図13には、図12と同様に、障害物を検出したために最適バウンス角度θよりも小さい許容最大バウンス角度θ1に回動されたストロボヘッド部350からのストロボ配光角θsを示している。図12の場合と同様にバウンス光のうちその配光角の中央の部分が被写体に照射されていないが、ストロボ配光角θsのうち最大角度で反射したバウンス光が被写体の手前(被写体位置Bの撮影位置Aとの間)に到達し、被写体に照射されるバウンス光の角度分布が広い。このため、図12の場合よりも良好なバウンス撮影画像を得ることが可能である。
次に、ストロボ配光角と、レンズ焦点距離から決定される撮像画角との関係について説明する。図16には、ストロボズーム位置と垂直方向での照射角度の関係を示す。ここで垂直方向での照射角度の光の一部がレンズ焦点距離より決まる撮像画角内に入った場合、撮像画角内の被写体の一部にストロボ300からの直接光が照射され、ストロボ撮影画像としては良好でない画像が取得される。垂直方向での照射角度と、レンズ焦点距離から決まる撮像画角とが重ならなければこのような問題は発生しない。
図14および図15には、ストロボ配光角と、レンズ焦点距離から決まる撮像画角θcとの関係を示している。図14の例では、ストロボ配光角θsと撮像画角θcとが重ならないため、ストロボ300からの直接光が撮像画角内には入らない。一方、図15の例では、ストロボ配光角θsが撮像画角θcと重なっているために、撮像画角の一部にストロボ300からの直接光が入ってしまい、画面の上部だけが不自然に明るい撮影画像が取得される。
このような問題が発生しないようにするためには、ストロボ配光角θsを次式(4)の条件を満足する値(好ましくは最大値)に設定すればよい。
θ1−(θs/2) > (θc/2) (式4)
ただし、θ1は許容最大バウンス角であり、θsはストロボ配光角である。
ストロボ配光角拡大判定では、ストロボマイコン310は、式(4)と図16に示す垂直方向でのストロボ配光角の関係と図17に示すレンズ焦点距離と垂直方向での撮像画角との関係からストロボズーム位置を変更する。そして、ストロボ配光角を拡大可能であるか否かを判定する。
ステップS524では、ストロボマイコン310は、ストロボ配光角拡大判定により拡大可能と判定した場合はステップS525に進み、拡大可能と判定しなかった場合はステップS526に進む。
ステップS525では、ストロボマイコン310は、ズーム光学系316をステップS524で決定したストロボズーム位置に変更して垂直方向のストロボ配光角を拡大する。
一方、ステップS526では、ストロボマイコン310は、表示部321に、障害物があり最適バウンス角度ではないがバウンス撮影が可能である旨を表示する。例えば「障害物があり、最適角度ではありませんがバウンス撮影が可能です。」等である。
そして、ステップS527では、カメラマイコン101は、シャッターボタンの全押し操作に応じて撮像動作を行い、ストロボマイコン310は基準バウンス角度にあるストロボヘッド部350からバウンス発光させる。
本実施例によれば、障害物を検出したためにバウンス角度が最適バウンス角度より小さくなっても、ストロボ配光角を適切に変更することで、ストロボ300からの直接光が撮像画角内に入らず、良好なバウンス撮影画像が得られる。
以上説明した各実施例では、垂直方向でのストロボ300のヘッド部位置に応じてバウンス発光(バウンス撮影)に適するか否かを判定する場合について説明したが、水平方向でのヘッド部位置に応じてバウンス発光に適するか否かを判定してもよい。
また、上記各実施例では、外付けストロボ300がカメラ100装着される場合およびカメラ100がレンズ交換型である場合について説明したが、ストロボはカメラに一体に設けられ(内蔵され)ていてもよく、またカメラはレンズ一体型であってもよい。この場合、上記各実施例にて説明したカメラマイコン101とストロボマイコン310をカメラに別々に搭載してもよいし、ストロボマイコン310の機能をカメラマイコン101に併せ持たせてもよい。
また、上記各実施例では、被写体距離およびバウンス面距離を測定し、測定された被写体距離およびバウンス面距離を用いてバウンス角度を算出する例を説明したが、その他の方法によりバウンス角度を算出するようにしてもよい。例えば、距離計392に変えて測光センサを設け、ストロボヘッド部350を垂直方向の向きを変えてそれぞれの向きで照射させ、各光照射方向において測光を行い、得られた複数の情報(測光結果)に基づいてバウンス角度を算出する方法でもよい。この算出方法において、ストロボヘッド部350を被写体を向く第1の回動位置から被写体をバウンス照明する際のバウンス面を向く第2の回動位置に向かって回動させて複数の情報を用いて得る場合に、本発明を適用できる。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
良好なバウンス撮影を行うことが可能な照明装置を提供できる。
101 カメラマイコン
300 ストロボ
310 ストロボマイコン
350 ストロボヘッド部
391 近接センサ
392 距離計

Claims (13)

  1. 撮像装置に外付け装着され又は一体に設けられて被写体の照明に用いられる照明装置であり、
    発光部と、
    該発光部をその向きが変化するように回動させる駆動手段と、
    前記発光部を前記被写体を向く第1の回動位置から前記被写体をバウンス照明する際のバウンス面を向く第2の回動位置に向かって回動させて取得した複数の情報を用いて、前記バウンス照明を行うための前記発光部の向きであるバウンス角度を算出するバウンス角度算出手段とを有し、
    前記駆動手段によって前記発光部を前記バウンス角度に対応する回動位置に回動させて該発光部のバウンス発光制御を行うことで前記バウンス照明を行う照明装置であって、
    前記第1の回動位置から前記第2の回動位置に向かって回動する前記発光部が接近する障害物を検出する障害物検出手段と、
    該障害物検出手段によって前記障害物が検出された場合に、前記駆動手段により、前記発光部を、前記障害物検出手段によって前記障害物が検出されない範囲で前記第1の回動位置から前記第2の回動位置側への回動角度が最大となる許容回動位置に回動させる障害物回避制御手段とを有することを特徴とする照明装置。
  2. 前記発光部に設けられ、該発光部が前記第1の回動位置にあるときに該照明装置から前記被写体までの距離である被写体距離を測定し、該発光部が前記第2の回動位置にあるときに該照明装置から前記バウンス面までの距離であるバウンス面距離を測定する距離測定手段を有し、
    前記バウンス角度算出手段は、前記被写体距離および前記バウンス面距離を用いて前記バウンス角度を算出することを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記許容回動位置においてバウンス撮影が可能か否かを判定するバウンス撮影判定手段を有し、
    該バウンス撮影判定手段により前記バウンス撮影が可能であると判定された場合に、該許容回動位置にて前記バウンス発光制御を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の照明装置。
  4. 前記バウンス撮影判定手段により前記バウンス撮影が可能でないと判定された場合に、前記発光部を前記第1の回動位置に回動させ、前記被写体を直接照明するための前記発光部の発光制御を行うことを特徴とする請求項3に記載の照明装置。
  5. 前記許容回動位置においてバウンス撮影が可能か否かを判定するバウンス撮影判定手段を有し、
    前記バウンス撮影判定手段は、前記許容回動位置と、前記被写体距離および前記バウンス面距離に応じて前記バウンス撮影が可能な最小の前記バウンス角度が得られる前記発光部の回動位置とを比較して前記バウンス撮影が可能か否かを判定することを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
  6. 前記バウンス撮影判定手段は、前記許容回動位置と予め記憶された前記バウンス撮影が可能な前記発光部の回動位置とを比較して前記バウンス撮影が可能か否かを判定することを特徴とする請求項3または4に記載の照明装置。
  7. 前記障害物検出手段によって前記障害物が検出された場合は、前記距離測定手段は、前記発光部が前記許容回動位置にある状態で前記バウンス面距離を測定することを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
  8. 前記バウンス撮影判定手段により前記バウンス撮影が可能であると判定された場合に、前記バウンス角度算出手段は、前記バウンス撮影が可能な最小の前記バウンス角度である第1のバウンス角度と該第1のバウンス角度よりも大きい前記バウンス角度である第2のバウンス角度とを算出し、前記許容回動位置に対応する前記バウンス角度が前記第1のバウンス角度以上であり、かつ前記第2のバウンス角度より小さい場合は、前記許容回動位置にて前記バウンス発光制御を行うことを特徴とする請求項3から6のいずれか一項に記載の照明装置。
  9. 前記発光部から照射される光の配光角を変更する配光角変更手段を有し、
    前記許容回動位置にて前記バウンス発光制御を行う場合は、該配光角変更手段により前記配光角を前記第1および第2のバウンス角度での前記配光角に対して変更することを特徴とする請求項8に記載の照明装置。
  10. 前記撮像装置に設けられた撮影光学系の焦点距離が可変であり、
    前記配光角変更手段は、前記撮像装置から受け取った前記焦点距離の情報を用いて、該焦点距離に応じた撮像画角に前記発光部から照射された光が直接には入らないように前記配光角を変更することを特徴とする請求項9に記載の照明装置。
  11. 前記配光角変更手段は、前記配光角をθsとし、前記焦点距離に応じた前記撮像画角をθcとし、前記許容回動位置に対応する前記バウンス角度をθ1とするとき、
    θ1−(θs/2)>(θc/2)
    なる条件を満足するθsに前記配光角を変更することを特徴とする請求項10に記載の照明装置。
  12. 前記障害物が検出されることなく測定された前記バウンス面距離に応じて算出された前記バウンス角度が設定された場合と、前記障害物が検出されてバウンス撮影が可能であると判定されたことにより前記許容回動位置に対応する前記バウンス角度が設定された場合と、前記障害物が検出されて前記バウンス撮影が可能でないと判定されたことにより前記発光部が前記第1の回動位置に回動された場合とを区別可能に表示する表示手段を有することを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
  13. 発光部と該発光部をその向きが変化するように回動させる駆動手段とを有し、撮像装置に外付け装着され又は一体に設けられて被写体の照明に用いられる照明装置の制御方法であって、
    前記発光部を前記被写体を向く第1の回動位置から前記被写体をバウンス照明する際のバウンス面を向く第2の回動位置に向かって回動させて取得した複数の情報を用いて、前記バウンス照明を行うための前記発光部の向きであるバウンス角度を算出し、
    前記駆動手段によって前記発光部を前記バウンス角度に対応する回動位置に回動させて該発光部のバウンス発光制御を行うことで前記バウンス照明を行い、
    前記照明装置に設けられた障害物検出手段を用いて、前記第1の回動位置から前記第2の回動位置に向かって回動する前記発光部が接近する障害物が検出された場合に、前記駆動手段により、前記発光部を、前記障害物検出手段によって前記障害物が検出されない範囲で前記第1の回動位置から前記第2の回動位置側への回動角度が最大となる許容回動位置に回動させることを特徴とする照明装置の制御方法。
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