JPH0676946U - リモートコントロール装置付きカメラ - Google Patents

リモートコントロール装置付きカメラ

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JPH0676946U
JPH0676946U JP022819U JP2281993U JPH0676946U JP H0676946 U JPH0676946 U JP H0676946U JP 022819 U JP022819 U JP 022819U JP 2281993 U JP2281993 U JP 2281993U JP H0676946 U JPH0676946 U JP H0676946U
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真也 鈴鹿
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    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
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    • G02B7/30Systems for automatic generation of focusing signals using parallactic triangle with a base line
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 カメラの操作者自身が被写体となる場合に、
操作者にピントをあわせ、カメラの撮影範囲内に収める
等のフレーミングを自動で、且つ、操作者の意図を尊重
した状態で行なうことができるズームレンズ内蔵型カメ
ラを提供する。 【構成】 カメラ本体には、リモートコントローラ20
からの光線を受光する受光部33,34と、この受光部
にて受光された光線の方位に基づいて、カメラ本体及び
リモートコントローラの間の距離に関する測距データを
算出する測距演算手段37bと、フレーミングモードを
選択する選択手段36,50と、測距演算手段での測距
データに基づいて、選択手段で選択されたフレーミング
モードに応じたズームレンズの焦点距離を演算する演算
手段38,39と、ズームレンズの現在設定されている
焦点距離を検出する検出手段40と、ズームレンズの焦
点距離を変更するズームレンズ駆動手段60とを備え
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、オートフレーミング機能を有すると共に、カメラ本体とは別体の レリーズ用信号を出力するリモートコントローラが備えられたリモートコントロ ール装置付きカメラに関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】
従来よりカメラには、予め設定された時間だけレリーズ動作を遅延させるセル フタイマ機構付きカメラ等、その操作者自身を被写体とした場合の撮影を可能と する機能を有するものが提供されている。この機能を有するカメラの1つとして 、カメラ本体とは別体に設けられ、被写体側で操作されてレリーズ用信号を出力 するリモートコントローラを備えたものがある。
【0003】 このようなカメラでは、上記リモートコントローラを用いてカメラの操作者自 身を被写体とした撮影を行なう場合、まずこの操作者が、適当な位置でカメラの ファインダを覗き、自身を被写体として位置させる場所を仮想し、この仮想した 位置において自身の像をどの程度の大きさで撮影したいかを決める。さらに操作 者はこの決定に応じて、カメラないしズームレンズの向きと該ズームレンズの焦 点距離とを調整操作し、これにより撮影範囲の決定、すなわちフレーミングを行 なう。次に、ズームレンズのピントが上記仮想位置にて合うように、操作者がフ ォーカスレンズ等を操作して合焦操作を行なう。続いて、操作者が上記仮想位置 に移動し、所持したリモートコントローラを操作してカメラに向けてレリーズ用 信号を出力させる。すると、このレリーズ用信号を受けたカメラ本体側では、レ リーズ動作がなされ、これにより操作者自身が被写体となった写真の撮影がなさ れる。
【0004】 上述したカメラは、単に、リモートコントローラからのレリーズ用信号を受け て自動でレリーズ動作を行なうものであったが、近年ではさらに、リモートコン トローラからのレリーズ用信号をカメラ本体側で受けたとき、このカメラ本体と 被写体との距離に関する測距データをカメラ本体側で自動で割り出し、その測距 データに基づいて上記フォーカスレンズの合焦操作を自動で行なうオートフォー カス装置、或は上記測距データに基づいて被写体の像がフィルムに対して一定の 大きさで撮影されるように上記ズームレンズの焦点距離を自動で調節する機構が 設けられたものも提供されている。
【0005】 リモートコントローラからのレリーズ用信号をカメラ本体側で受ける上記カメ ラは、該レリーズ用信号をカメラ本体側で受けたときに、カメラ本体側からズー ムレンズ系の光軸と平行な例えば赤外光等の光線を発し、その反射光を例えば非 走査型ポジションセンサ(Position Sensitive Device 、以下PSDと記す)等 のカメラ本体側の受光素子で受光し、その受光位置と上記光線の発光源の位置と に基づいて、所謂三角測距法によって上記測距データを割り出す。
【0006】 この種のカメラによれば、操作者が予めフレーミング操作を行なっておけば、 単に操作者が上記仮想位置に移動しリモートコントローラを操作してレリーズ用 信号を出力させるだけで、上記測距データに基づいてフォーカスレンズの合焦動 作をカメラ本体側にて自動で行なうことができる。また、焦点距離を自動で調節 する機構が設けられたカメラにおいては、上記測距データに基づいてズームレン ズの焦点距離が自動で調節され、その上でカメラ本体側がレリーズ動作を行なっ て、操作者自身が被写体となった写真の撮影がなされる。
【0007】 しかしながら、上述した従来のカメラにおいて、前者の場合には、操作者がフ レーミングを予め行なっておく必要があるので非常に面倒であり、また操作者が 撮影の際に、仮想位置からずれた場所に位置してしまった場合には、被写体とし ての操作者からピントがずれた状態で撮影がなされてしまう可能性があり、また カメラの撮影範囲外となって操作者が撮影されなくなる可能性がある等の問題が あった。他方、後者の場合には、操作者が被写体として位置する場所が上記測距 装置の測距可能範囲内にないときは、被写体としての操作者にピントがあった状 態での撮影が行なえない場合や、被写体としての操作者の像がフィルムに対して 一定の大きさで撮影されない場合があるという問題があった。
【0008】
【考案の目的】
この考案は、このような事情に鑑みてなされたもので、この考案の目的は、カ メラの操作者自身が被写体となる場合に、その被写体としての操作者にピントを あわせ、該被写体としての操作者をカメラの撮影範囲内に収める等のフレーミン グを自動で、且つ、撮影者の意図を尊重した状態で行なうことができるリモート コントロール装置付きカメラを提供することである。
【0009】
【考案の概要】
この考案に係わるリモートコントロール装置付きカメラは、請求項1の記載に よれば、カメラ本体と、このカメラ本体とは別体に設けられ、測距のための光線 を発するリモートコントローラと、前記カメラ本体に設けられ、このリモートコ ントローラからの光線を受光する受光部と、前記カメラ本体に設けられ、この受 光部にて受光された光線の方位に基づいて、前記カメラ本体及びリモートコント ローラの間の距離に関する測距データを算出する測距演算手段と、前記カメラ本 体に設けられ、フレーミングモードを選択する選択手段と、前記カメラ本体に設 けられ、前記測距演算手段での測距データに基づいて、前記選択手段で選択され たフレーミングモードに応じた前記ズームレンズの焦点距離を演算する演算手段 と、前記カメラ本体に設けられ、前記ズームレンズの現在設定されている焦点距 離を検出する検出手段と、前記カメラ本体に設けられ、前記ズームレンズの焦点 距離を変更するズームレンズ駆動手段と、前記カメラ本体に設けられ、前記検出 手段により検出された現在の焦点距離が、前記演算手段により演算された焦点距 離より広角側にある場合にはそのままレリーズ動作を実行させ、前記演算手段に より演算された焦点距離が、前記検出手段により検出された現在の焦点距離より も広角側にある場合には、前記ズームレンズ駆動手段を介して焦点距離を変更し た後、レリーズ動作を実行させる制御手段とを具備する事を特徴としている。
【0010】 また、この考案に係わるリモートコントロール装置付きカメラは、請求項2の 記載によれば、前記制御手段は、前記演算手段により演算された焦点距離が、前 記検出手段により検出された現在の焦点距離よりも広角側にある場合には、前記 演算手段により演算された焦点距離に一致するように、前記ズームレンズ駆動手 段を介して、前記ズームレンズの焦点距離を変更させる事を特徴としている。
【0011】 また、この考案に係わるリモートコントロール装置付きカメラは、請求項3の 記載によれば、前記選択手段は、前記リモートコントローラを持つ撮影者が画角 に入るように焦点距離を設定する第一のモードと、前記リモートコントローラを 持つ撮影者が一定の大きさになるように焦点距離を設定する第二のモードとの中 から選択されるように構成される事を特徴としている。 また、この考案に係わるリモートコントロール装置付きカメラは、請求項4の 記載によれば、前記選択手段は、更に、第一及び第二のモードで設定された焦点 距離を比較して、広角側の焦点距離を選択する第三のモードを含む中から選択さ れるように構成される事を特徴としている。
【0012】
【実施例】
以下に、この考案に係わるリモートコントロール装置付きカメラの一実施例の 構成を説明する。 図1は、この一実施例に係わるリモートコントロール装置付きカメラの内部の 要部構成と測距用赤外光の受光状態を示す図、および図2はカメラの使用状態を 示す模式図である。図1に示されるように、カメラ本体30は、フォーカスレン ズ95を備えたズームレンズ31と、このズームレンズ31の光軸Oと略平行な 通常測距用の赤外光(以下、通常測距光という)を投光する測距用投光部32と 、第一測距用受光部33と、第二測距用受光部34と、レリーズ用受光部35と を有している。
【0013】 第一測距用受光部33は、従来と同様の通常の測距時に測距用投光部32から 投光された通常測距光の反射光を受光すると共に、遠隔測距時にリモートコント ローラ(以下、リモコンという)20から投光された遠隔測距用の赤外光(以下 、遠隔測距光という)を受光する。第二測距用受光部34は、遠隔測距時にのみ 機能して、リモコン20からの遠隔測距光を受光する。レリーズ用受光部35は 、リモコン20からのレリーズ用の赤外光(以下、遠隔レリーズ光という)を受 光し、電磁シャッタ(図示せず)をレリーズする。
【0014】 カメラ本体30はさらに、モード選択スイッチ36、測距モード切換スイッチ 42、およびシャッタ釦51を有している。測距モード切換スイッチ42は、測 距用投光部32から通常測距光を被写体に向け投光して測距を行なう通常測距モ ードと、リモコン20から遠隔測距光をカメラに向け投光して測距を行なう遠隔 測距モードのうちのいずれか一に切り換える機能を有する。モード選択スイッチ 36は、ズームレンズ31の自動焦点の距離合わせに関する焦点距離モードを選 択するとき、およびズームレンズ31の焦点距離合わせ動作を自動で行なうか手 動で行なうかの撮影モードを選択するときに、操作者によって操作されるもので ある。
【0015】 この操作者が被写体10となる場合に所持するリモコン20は、カメラ本体3 0のレリーズを遠隔操作によって動作させる赤外光等の遠隔レリーズ光と、該遠 隔レリーズ光とは波長の異なる赤外光等の遠隔測距光を投光する投光部53を有 している。リモコン20はさらに、上記遠隔レリーズ光の投光操作を行なう操作 釦54aと、遠隔測距光の投光操作を行なう操作釦54bを有している。
【0016】 図1に示すように、測距用投光部32は、投光用レンズ32aと、通常測距光 を投光すべき発光素子32bとを有している。第一測距用受光部33と第二測距 用受光部34はそれぞれ、受光用レンズ33a、34a、およびリモコン20か らの遠隔測距光を受光するPSD(Position Sensitive Device )等の光入射位 置検出素子(図示せず)からなる受光素子33b、34bを有している。
【0017】 また図2に示すように、測距用投光部32、第一測距用受光部33および第二 測距用受光部34は、測距用投光部32と第一測距用受光部33とを結ぶ直線A と、第一測距用受光部33と第二測距用受光部34とを結ぶ直線Bとが直交する ように配置されている。受光素子34bを構成するPSD等の光入射位置検出素 子の配置方向は、受光素子33bと受光素子34bとを結ぶ直線Aの延出方向と 同一、即ち水平方向であり、受光素子33bを構成するPSD等の光入射位置検 出素子の配置方向は、測距用投光部32と第一測距用受光部33を結ぶ直線A、 および第一測距用受光部33と第二測距用受光部34とを結ぶ直線Bのそれぞれ に対して45゜の角度で斜交する方向とされている。
【0018】 カメラ本体30内に、測距部37a、およびこの測距部37aに接続された測 距演算部37bが設けられており、受光素子33b、34bは測距部37aに接 続されている。この測距部37aは、リモコン20から投光された遠隔測距光を 検出した上記光検出素子の位置に基づき、遠隔測距光の方位を、この遠隔測距光 の光軸に関するカメラ本体30前壁面の偏角、即ち図3に示す角度θ1 ,θ2 と して検出し、その検出データを測距演算部37bに出力する。受光素子33b、 34bがPSDから構成され、このPSDによる受光可能範囲が、リモコン20 からの遠隔レリーズ光を受けるレリーズ用受光部35の受光可能範囲より狭いこ と等によって生じる不都合を回避するため、測距開始と同時に1秒タイマのカウ ントを開始させ、該カウントが終了した時、警告手段59に出力して警告音(ま たは警告光)を出させ、操作者に注意を促すように構成されている。上記不都合 とは、例えば、リモコン20を所持する被写体10が受光素子33b、34bの 受光可能範囲外に位置し、カメラ側での測距が不可能な場合でも、その位置から 遠隔レリーズ光を投光すればレリーズを行なわせることができるということを示 している。
【0019】 測距演算部37bは、測距部37aからの検出データである角度θ1 ,θ2 に 基づいて、リモコン20までの距離、すなわち、カメラ本体30と操作者である 被写体10との間の距離に関する測距データを、次のようにして演算する。図3 に示されるように、ズームレンズ31の光軸Oの延長方向での、受光用レンズ3 3b、34bから被写体10(リモコン20)までの距離を撮影距離Dとし、ま た光軸Oに直交する直線上に被写体10の位置から垂線を引いたとき、該光軸O に直交する直線と該垂線との交点と、光軸Oとの間の距離を距離Wとする。この 場合、測距演算部37bは、撮影距離Dの算出において、 D=Ltan θ1 tan θ2 /(tan θ1 +tan θ2 ) の計算を行なう。また距離Wの算出においては、 W=D/tan θ1 −a すなわち、 W=Ltan θ2 /(tan θ1 +tan θ2 )−a の計算を行なう。但しaは、第一測距用受光部33の受光用レンズ33aの光軸 と光軸Oとの距離であり、Lは第一測距用受光部33の受光用レンズ33aの光 軸と、第二測距用受光部34の受光用レンズ34aの光軸との間の距離(基線長 )である。
【0020】 測距演算部37bは、上記式によって算出された測距データを、第一焦点距離 演算部38、第二焦点距離演算部39とAF演算部37cにそれぞれ出力する。 第一焦点距離演算部38では、測距演算部37bからの測距データに基づいて、 被写体10の位置がズームレンズ31の画角θ内に収まるような焦点距離f1 を 演算する(図4参照)。この場合、ズームレンズ31の画角θは、ズームレンズ 31の焦点距離f1 とフィルムFの撮影画面の幅方向の長さの半値mとで、 tan θ=m/f1 によって表わすことができ、これを撮影距離Dと距離Wとを用いて表わすと、 tan θ=W/Dr1 となる。よって、焦点距離f1 は、 f1 =mr1 D/W で表わすことができる。
【0021】 なお、上記式においてr1 は、距離Wを、カメラを水平に構えた状態での水平 方向の撮影可能範囲長さの半値X(図4)で除した比率であり、例えばカメラの 製造時に予め設定される値である。この値は本実施例では r1 =0.9 として ある。また本実施例では m=18 と設定してあり、これらを上式に代入する と焦点距離f1 は、f1 =16.2D/W によって演算することができる。
【0022】 他方、第二焦点距離演算部39は、測距演算部37bからの測距データに基づ いて、図5に示されるように、操作者である被写体10の像がフィルムFに対し て一定の大きさとなるためのズームレンズ31の焦点距離f2 を演算する。この 場合、被写体10の身長2Tを例えば1700mmであるとして固定し、フィルムF上 に写される被写体10の像を、その高さ方向において常に長さ2nで撮影される ように想定すると、ズームレンズ31の焦点距離f2 は、撮影距離D、被写体1 0の身長の半値T、およびフィルムF上に写される被写体10の像の高さ方向の 長さの半値nを用いて f2 =nr2 D/T ・・・・・(1) によって表わすことができる。
【0023】 なお、(1)式においてr2 は、長さ2nを、本実施例のカメラを水平に構え た状態での、ズームレンズ31のフィルム面における鉛直方向の撮影可能範囲長 さ2Yで除した比率で、例えばカメラの製造時に予め設定される値であり、本実 施例では r2 =0.9 としてある。例えば35mmフィルムの場合 Y=12 となるので、前述の通り 2T=1700 であることから(1) 式は f2 =0.013 D と表わすことができる。このため、第二焦点距離演算部39は、測距演算部37 bからの撮影距離Dの情報に基づいて、被写体10の像がフィルムFに対して一 定の大きさとなるためのズームレンズ31の焦点距離f2 を f2 =0.013 D によって演算する。この焦点距離f2 と撮影距離Dとの相関を示したのが図6で ある。AF演算部37cは、測距演算部37bからの測距データの撮影距離Dに 基づいて、フォーカスレンズ95の駆動量を演算し、この演算結果をフォーカス モータ駆動回路65に出力する。
【0024】 第一焦点距離演算部38と第二焦点距離演算部39において演算された焦点距 離f1 、f2 は、焦点距離選択手段としての焦点距離選択装置40と、焦点距離 モード選択手段および撮影モード選択手段としてのモード選択装置50に出力さ れる。焦点距離選択装置40では、焦点距離f1 、f2 のうちズームレンズ31 の画角が広角となる側の焦点距離を選択し、かつこの選択された焦点距離がズー ムレンズ31の焦点距離可変範囲外である場合には、範囲内に収まる焦点距離を 設定して、その結果をモード選択装置50に出力する。
【0025】 焦点距離選択装置40のズームレンズ31の焦点距離の設定動作とその周辺動 作について、図7のフローチャートを参照して詳説する。第一焦点距離演算部3 8および第二焦点距離演算部39において、測距演算部37bからの測距データ に基づいて、ズームレンズ31の2パターンの焦点距離f1 、f2 の演算がなさ れる(ステップS1)。続いて焦点距離選択装置40において、焦点距離f1 が 焦点距離f2 以上であるか否かを判断し(S2)、焦点距離f1 が焦点距離f2 以上である場合には、ズームレンズ31の画角が広角となる焦点距離f2 を焦点 距離f3 として選択し(S3)、また焦点距離f1 が焦点距離f2 より短い場合 は、ズームレンズ31の画角が広角となる焦点距離f1 を焦点距離f3 として選 択し(S4)、ともにS5に進む。
【0026】 焦点距離選択装置40において、この選択された焦点距離f3 がズームレンズ 31の最短焦点距離fMIN より短いか否かを判別し(S5)、焦点距離f3 が最 短焦点距離fMIN より長い場合には、焦点距離f3 がズームレンズ31の最長焦 点距離fMAX より長いか否かを判別し(S6)、焦点距離f3 が最短焦点距離f MIN より短い場合には最短焦点距離fMIN を焦点距離f3 として選択し直して( S7)リターンする。ステップS6で、焦点距離f3 が最長焦点距離fMAX より 長い場合には、最長焦点距離fMAX を焦点距離f3 として選択し直して(S8) リターンし、焦点距離f3 が最長焦点距離fMAX より短い場合には、そのままリ ターンする。このようにして、焦点距離選択手段40による焦点距離f3 の演算 がなされる。
【0027】 モード選択装置50には、第一焦点距離演算部38により演算されたf1 、第 二焦点距離演算部39により演算されたf2 、および焦点距離選択手段40によ り選択された焦点距離f3 が入力されており、かつモード選択スイッチ36が接 続されている。モード選択スイッチ36が被写体10によって操作されると、モ ード選択装置50は、ズームレンズ31の焦点距離を第一焦点距離演算部38に より演算された焦点距離f1 とするモード、ズームレンズ31の焦点距離を第二 焦点距離演算部39により演算された焦点距離f2 とするモード、およびズーム レンズ31の焦点距離を焦点距離選択装置40により選択された焦点距離f3 と するモードのうちいずれの焦点距離モードとするかを選択する。
【0028】 モード選択装置50は、操作者がモード選択スイッチ36を操作することによ って、焦点距離モードの選択の他に、手動でズームレンズ31をその光軸O方向 に駆動するモードを選択することができるようになっており、モード選択装置5 0が上述したいずれかの焦点距離モードを選択したときには、その選択された焦 点距離モードに対応するズームレンズ31の焦点距離を示すデータを、ズームレ ンズ駆動手段(図示せず)の一部をなすズームモータ駆動回路60に出力し、モ ード選択装置50がズームレンズ31を手動で光軸O方向に駆動する撮影モード を選択したときには、モード選択装置50からモータ駆動回路60への焦点距離 を示すデータの出力は行なわれない。すなわちモード選択装置50は、モータ駆 動回路60によってズームレンズ31をその光軸O方向に駆動するモードと、手 動でズームレンズ31をその光軸O方向に駆動するモードのうちから1つの撮影 モードを選択する撮影モード選択手段としての機能と、上記3つの焦点距離モー ドのうちから1つの焦点距離モードを選択する焦点距離モード選択手段としての 機能とを兼ね備えたものである。
【0029】 ズームモータ駆動回路60は、設定された焦点距離モードに対応するズームレ ンズ31の焦点距離を示すデータに基づいて、ズームモータ駆動回路60ととも にズームレンズ駆動手段の一部をなすズームモータ70を駆動してズームレンズ 31を光軸O方向に駆動する。フォーカスモータ駆動回路65は、AF演算部3 7cにて演算されたデフォーカス量に基づいてフォーカスモータ75を駆動し、 フォーカスレンズ95をその光軸方向(図示せず)に駆動する。なお、図中の8 0は自動露光機構(図示せず)用のAE測光部、90はズームレンズ31の駆動 状態を検出するためのエンコーダであり、AE測光部80は測距演算部37b、 第一焦点距離演算部38、第二焦点距離演算部39、焦点距離選択装置40、お よびモード選択装置50を有する中央処理装置Cに接続されている。エンコーダ 90は、ズームレンズ31の現在の焦点距離をフィードバックするために、ズー ムモータ駆動回路60に接続されている。
【0030】 次に、上記構成を有するカメラのズームレンズ31の駆動を測距データに基づ いて自動で行なう場合の撮影動作について、図8のフローチャートに沿って説明 する。まず、撮影に先立って、測距モード切換スイッチ42を操作して、遠隔測 距モードを選択し、設定しておく。被写体10となるべき操作者は、リモコン2 0を持って、ファインダ接眼窓を覗き込み予め見当を付けておいた位置に行く。 この位置で、カメラに向けてリモコン20を構え、操作釦54aを操作する。す ると、リモコン20から遠隔レリーズ光が投光され、この遠隔レリーズ光がレリ ーズ用受光部35により受光され(S9)、続いて操作釦54bを操作すること によりリモコン20から遠隔測距光が投光され、この遠隔測距光が、カメラ側の 第一測距用受光部33および第二測距用受光部34により受光される。
【0031】 そこで、測距部37aと測距演算部37bは、第一測距受光部33および第二 測距受光部34の受光素子33b、34bによる遠隔測距光の受光位置に基づい て上記測距データを算出し(S10)、この測距データを、第一焦点距離演算部 38および第二焦点距離演算部39にそれぞれ出力する。S11では、測距演算 部37bによる上記測距データの算出が適正に行なわれるか否かを判断し、適正 に行なわれればステップS12に進み、適正に行なわれない場合、つまり受光素 子33b、34bがリモコン20からの遠隔レリーズ光を受光できない等により 測距データの算出がされない場合は、測距開始からカウントがスタートされてい る1秒タイマのカウントが終了した時(S13)、警告手段59に出力して警告 音(または警告光)を出させる(S14)。ステップS12では、測距演算部3 7bから出力される測距データに基づき、第一焦点距離演算部38で焦点距離f 1 の、第二焦点距離演算部39で焦点距離f2 の、そして、焦点距離選択手段4 0で焦点距離f3 の夫々の演算を実行する。
【0032】 そして、S12において焦点距離演算がなされると、これら演算されたズーム レンズ31の焦点距離を示すデータがモード選択装置50に送られ、ここで、演 算された焦点距離f1 、f2 、f3 の中から選択されたモードに応じた焦点距離 faが選択される(S15)。さらに、現在設定されているズームレンズ31の 焦点距離fbをエンコーダ90により読み出し(モニターし)(S16)、この モニターされた現在のズームレンズ31の焦点距離fbと、モード選択装置50 において選択された焦点距離faとを比較して、現在の焦点距離fbが、選択さ れた焦点距離faよりも広角側(NO)にあると判断されると、AE測光部80 による測光を実行して(S19)、レリーズを許可し、この測距結果に基づいて 、予め定められた時間および開口で電磁シャッタのセクタを開くレリーズ動作を 行ない、一連の動作が終了する。
【0033】 一方、ステップS17で、選択された焦点距離faが現在の焦点距離fbより も広角側(YES)にあると判断されると、このままレリーズ動作したのでは、 被写体10がフレーム外にはみ出てしまうので(即ち、フレーミング不良を引き 起こすので)、ズームモータ駆動回路60乃至ズームモータ70によってズーム レンズ31の光軸O方向に沿って広角側への駆動を行ない(S18)、現在の焦 点距離fbが選択された焦点距離faと少なくとも同じになるまで駆動が継続さ れ、同じになった時点で、AE測光部80による測光を実行して(S19)、レ リーズを許可し、この測距結果に基づいて、予め定められた時間および開口で電 磁シャッタのセクタを開くレリーズ動作を行ない、一連の動作が終了する。
【0034】 なお、上記のように、本実施例のカメラは、フォーカスモータ75が設けられ ており、ズームモータ70によるズームレンズ31の光軸O方向の駆動を実行す る際には、フォーカスレンズ95の合焦動作が前もって実行されるが、この合焦 動作は、AF演算部37cにより算出された移動量に基づいてフォーカスモータ 駆動回路65がフォーカスモータ75を駆動し、初期状態では無限遠位置にある フォーカスレンズ95をその光軸方向に移動させることにより行なわれる。従っ て、被写体10をズームレンズ31の視野の中心以外に位置させて撮影する場合 でも、ズームレンズ31の視野に対する相対位置に拘わらず確実に被写体10に 関して測距し、適正に撮影することができる。
【0035】 他方、カメラ本体30の測距用投光部32からの通常測距光によって測距を行 なう場合には、モード選択スイッチ36を操作して予め通常測距モードを選択し 設定しておいた上で、被写体10が保持しているリモコン20を操作して遠隔レ リーズ光を投光させる。すると、これに呼応してカメラ本体30側の測距用投光 部32が、通常測距光を被写体10に向け投光する。
【0036】 この測距用投光部32から投光された通常測距光は被写体10に照射され、こ の被写体10からの反射光は第9図に示されるように、第一測距用受光部33に より受光される。そして、この第一測距用受光部33が通常測距光を検出した位 置と、第一測距用受光部33および測距用投光部32の間の距離(基線長)Lと に基づいて、測距部37aが、被写体10からの反射光の、光軸Oに対するカメ ラ本体30の前壁面の偏角を検出する。さらに、測距部37aはこれに基づいて 測距データを検出し、この検出データ(数値)を測距演算部37bに出力する。 そしてこの検出データに基づいて、測距演算部37bが、カメラ本体30と被写 体10間の距離を算出する。
【0037】 本実施例のカメラによれば、被写体10側から投光される光線に基づいて測距 することができるから、これに基づいてズームレンズ31の焦点距離を適確に調 節することができる。これにより、カメラの操作者が被写体10となる撮影を行 なう場合に、この被写体10に確実にピントをあわせ、さらに該被写体10がカ メラの撮影範囲内に収まるようなフレーミング、または被写体10の像がフィル ムに対して一定の大きさで撮影されるようなフレーミング、を自動で行なったり 、これらの2つのフレーミングのうち、ズームレンズ31の焦点距離が広角側と なるフレーミングを自動で行なうことができる。また上記2つのフレーミングと 、これらのうちズームレンズ31の焦点距離が広角側となるフレーミングの中か ら所望のフレーミングを選択することができ、さらに自動でズームレンズ31の 焦点距離を調節するモードと、操作者が手動でズームレンズ31の焦点距離を調 節するモードのうちの所望の撮影モードを選択することもできる。
【0038】 ここで、この一実施例においては、上述した3つのフレーミングモードから何 れのフレーミングモードを選択した場合においても、現在設定されている焦点距 離fbが、選択されたフレーミングモードに応じて選択された焦点距離faより も広角側にある場合には、このままレリーズ動作を実行しても、被写体10が小 さく写り、周囲の風景が大きく写し出される事となるだけで、何ら、フレーミン グミスが発生しないので、撮影者のそのような撮影意図を尊重して、そのままレ リーズ動作を実行する。一方、選択された焦点距離faが現在設定されている焦 点距離fbよりも広角側にある場合には、このままレリーズ動作を実行すると、 フレーミングミスが発生する虞があるので、ズームレンズ31の焦点距離を広角 側に移動して、選択された焦点距離faに実際の焦点距離を設定した上でレリー ズ動作を実行する。この様にして、この一実施例では、フレーミングミスが発生 しない限り、極力、撮影者の意図に応じた撮影が実行される事になる。
【0039】 この考案は、上述した一実施例の構成に限定されることなく、この考案の要旨 を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
【0040】 例えば、ズームレンズ31の光軸O方向の駆動を、全てズームモータ駆動回路 60によって行なうことも可能である。また、ズームレンズ31の光軸O方向の 駆動を、第一焦点距離演算部38により演算されたf1 にのみ基づいて行なう構 成、第二焦点距離演算部39により演算されたf2 にのみ基づいて行なう構成、 および焦点距離選択手段40により選択された焦点距離にのみ基づいて行なう構 成のうちのいずれかとすることも可能である。
【0041】 また、この一実施例では、リモコン20からの遠隔測距光を受光する測距用受 光部をカメラ本体30に2つ設けたが、3つ以上の測距用受光部を設ける構成と してもよい。また、遠隔測距光と遠隔レリーズ光とを別々としたが、遠隔レリー ズ光をそのまま遠隔測距光として用いることもできる。
【0042】
【発明の効果】
以上詳述したように、この考案に係わるリモートコントロール装置付きカメラ は、請求項1の記載によれば、カメラ本体と、このカメラ本体とは別体に設けら れ、測距のための光線を発するリモートコントローラと、前記カメラ本体に設け られ、このリモートコントローラからの光線を受光する受光部と、前記カメラ本 体に設けられ、この受光部にて受光された光線の方位に基づいて、前記カメラ本 体及びリモートコントローラの間の距離に関する測距データを算出する測距演算 手段と、前記カメラ本体に設けられ、フレーミングモードを選択する選択手段と 、前記カメラ本体に設けられ、前記測距演算手段での測距データに基づいて、前 記選択手段で選択されたフレーミングモードに応じた前記ズームレンズの焦点距 離を演算する演算手段と、前記カメラ本体に設けられ、前記ズームレンズの現在 設定されている焦点距離を検出する検出手段と、前記カメラ本体に設けられ、前 記ズームレンズの焦点距離を変更するズームレンズ駆動手段と、前記検出手段に より検出された現在の焦点距離が、前記演算手段により演算された焦点距離より 広角側にある場合には、そのままレリーズ動作を実行させ、前記演算手段により 演算された焦点距離が、前記検出手段により検出された現在の焦点距離よりも広 角側にある場合には、前記ズームレンズ駆動手段を介して焦点距離を変更した後 、レリーズ動作を実行させる制御手段とを具備する事を特徴としている。
【0043】 また、この考案に係わるリモートコントロール装置付きカメラは、請求項2の 記載によれば、前記制御手段は、前記演算手段により演算された焦点距離が、前 記検出手段により検出された現在の焦点距離よりも広角側にある場合には、前記 演算手段により演算された焦点距離に一致するように、前記ズームレンズ駆動手 段を介して、前記ズームレンズの焦点距離を変更させる事を特徴としている。
【0044】 また、この考案に係わるリモートコントロール装置付きカメラは、請求項3の 記載によれば、前記選択手段は、前記リモートコントローラを持つ撮影者が画角 に入るように焦点距離を設定する第一のモードと、前記リモートコントローラを 持つ撮影者が一定の大きさになるように焦点距離を設定する第二のモードとの中 から選択されるように構成される事を特徴としている。
【0045】 また、この考案に係わるリモートコントロール装置付きカメラは、請求項4の 記載によれば、前記選択手段は、更に、第一及び第二のモードで設定された焦点 距離を比較して、広角側の焦点距離を選択する第三のモードを含む中から選択さ れるように構成される事を特徴としている。
【0046】 従って、この考案によれば、カメラの操作者自身が被写体となる場合に、その 被写体としての操作者にピントをあわせ、該被写体としての操作者をカメラの撮 影範囲内に収める等のフレーミングを自動で、且つ、撮影者の意図を尊重した状 態で行なうことができるリモートコントロール装置付きカメラが提供される事に なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るリモートコントロール装置付き
カメラの一実施例の概略構成を示すブロック図である。
【図2】一実施例によるカメラの使用状態を示す模式図
である。
【図3】一実施例によるカメラの測距演算部がリモコン
からの遠隔測距光に基づいて算出する、測距データの算
出過程を説明する図である。
【図4】一実施例によるカメラの第1焦点距離演算部に
よる焦点距離の算出過程を説明する図である。
【図5】一実施例によるカメラの第2焦点距離演算部に
よる焦点距離の演算過程を説明する図である。
【図6】一実施例によるカメラの第2焦点距離演算部に
より演算された焦点距離と撮影距離との相関関係を示す
図である。
【図7】一実施例によるカメラの焦点距離選択装置によ
る焦点距離選択動作の流れを説明するフローチャートで
ある。
【図8】一実施例によるカメラの遠隔レリーズ光の受光
からレリーズ動作までのカメラ本体側での動作の流れを
示すフローチャートである。
【図9】一実施例によるカメラ本体内部の要部構成と遠
隔測距光の受光状態とを示す図である。
【図10】一実施例による一台のリモートコントローラ
を示す概略図である。
【符号の説明】
10 10a 10b 被写体 20 55A 55B リモートコントローラ 30 30′カメラ本体 31 ズームレンズ 32 測距用投光部 32a 53a 投光用レンズ 32b 53b 発光素子 33 第一測距用受光部 33a 52a 受光用レンズ 33b 34b 52b 受光素子 34 第二測距用受光部 35 レリーズ用受光部 36 モード選択スイッチ 37a 56 測距部 37b 57 測距演算部 37c 58 AF演算部 38 第一焦点距離演算部(焦点距離演算手段) 39 第二焦点距離演算部(第二焦点距離演算手段) 40 焦点距離選択装置 42 測距モード切換スイッチ 50モード選択装置 51 シャッタ釦 52 受光部 53 投光部 54a 54b 操作釦 59 警告手段 60 ズームモータ駆動回路 61 リモコン本体 62 投光制御部 63 受光信号演算処理部 64 演算制御回路 65 フォーカスモータ駆動回路 66 位置比較部 70 ズームモータ 75 フォーカスモータ 90 エンコーダ 95 フォーカスレンズ
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03B 13/36 17/00 B

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ズームレンズを備えたカメラ本体と、 このカメラ本体とは別体に設けられ、測距のための光線
    を発するリモートコントローラと、 前記カメラ本体に設けられ、このリモートコントローラ
    からの光線を受光する受光部と、 前記カメラ本体に設けられ、この受光部にて受光された
    光線の方位に基づいて、前記カメラ本体及びリモートコ
    ントローラの間の距離に関する測距データを算出する測
    距演算手段と、 前記カメラ本体に設けられ、フレーミングモードを選択
    する選択手段と、 前記カメラ本体に設けられ、前記測距演算手段での測距
    データに基づいて、前記選択手段で選択されたフレーミ
    ングモードに応じた前記ズームレンズの焦点距離を演算
    する演算手段と、 前記カメラ本体に設けられ、前記ズームレンズの現在設
    定されている焦点距離を検出する検出手段と、 前記カメラ本体に設けられ、前記ズームレンズの焦点距
    離を変更するズームレンズ駆動手段と、 前記カメラ本体に設けられ、前記検出手段により検出さ
    れた現在の焦点距離が、前記演算手段により演算された
    焦点距離より広角側にある場合には、そのままレリーズ
    動作を実行させ、前記演算手段により演算された焦点距
    離が、前記検出手段により検出された現在の焦点距離よ
    りも広角側にある場合には、前記ズームレンズ駆動手段
    を介して焦点距離を変更した後、レリーズ動作を実行さ
    せる制御手段とを具備する事を特徴とするリモートコン
    トロール装置付きカメラ。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、前記演算手段により演算
    された焦点距離が、前記検出手段により検出された現在
    の焦点距離よりも広角側にある場合には、前記演算手段
    により演算された焦点距離に一致するように、前記ズー
    ムレンズ駆動手段を介して、前記ズームレンズの焦点距
    離を変更させる事を特徴とする請求項1に記載のリモー
    トコントロール装置付きカメラ。
  3. 【請求項3】前記選択手段は、前記リモートコントロー
    ラを持つ撮影者が画角に入るように焦点距離を設定する
    第一のモードと、前記リモートコントローラを持つ撮影
    者が一定の大きさになるように焦点距離を設定する第二
    のモードとの中から選択されるように構成される事を特
    徴とする請求項1に記載のリモートコントロール装置付
    きカメラ。
  4. 【請求項4】前記選択手段は、更に、第一及び第二のモ
    ードで設定された焦点距離を比較して、広角側の焦点距
    離を選択する第三のモードを含む中から選択されるよう
    に構成される事を特徴とする請求項3に記載のリモート
    コントロール装置付きカメラ。
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