JP6226565B2 - モータ制御装置及びそれを備えた建設機械 - Google Patents

モータ制御装置及びそれを備えた建設機械 Download PDF

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Description

本発明は、モータ制御装置及びそれを備えた建設機械に関する。
従来、駆動機構の一部を電動化した作業機械等において、メンテナンス性の確保に関する様々な技術が提案されている。例えば、特許文献1に記載されている作業機械は、運転が停止した際、スイッチ動作によってバッテリを直流母線から切り離し、直流母線に接続されたコンデンサの電荷を利用して冷却装置用のモータのみを駆動する。これにより、エンジン用のモータを回転させることなくコンデンサの放電が行われ、直流母線の電圧は、メンテナンスを行う作業者が接触しても問題がない程度にまで低下する。
しかしながら、上述のような技術では、冷却装置用のモータが故障した場合には放電を行うことはできず、また、冷却装置を備えない作業機械には適用することができない。これに対して、特許文献2には、冷却装置用のモータではなく、車両走行用のモータを利用してバッテリの放電を行う技術が記載されている。特許文献2においては、車両走行用のモータの電気角に基づいて所定のd軸電流を決定し、d軸電流のみをモータに供給することによって、モータを停止させた状態でバッテリの放電が行われる。
特開2010−202135号公報 特許第3225771号公報
ところで、前記特許文献2においては、バッテリの放電に際し、d軸電流のみがモータに供給されるよう電流が制御されているが、d軸電流の位相が本来の位相に対してずれることによって、モータが回転してしまう場合がある。また、検出されるモータの電気角の精度によっても、モータが回転する可能性がある。
そこで、本発明は、蓄電装置の放電時においてモータの回転を抑制可能なモータ制御装置、及びそれを備えた建設機械を提供することを課題とする。
本発明に係るモータ制御装置は、蓄電装置からモータに供給される電流を制御する電流制御部と、モータの回転を検出する回転検出部と、を備える。電流制御部は、放電指令に応じてモータにd軸電流のみを供給するとともに、蓄電装置の放電時に回転検出部によってモータの回転が検出された場合には、モータの回転を抑制するようにd軸電流を制御する。
上記モータ制御装置では、蓄電装置の放電が行われている間に回転検出部がモータの回転を検出した場合には、電流制御部がモータの回転を抑制するようにd軸電流を制御する。このように、上記モータ制御装置は、モータの回転を監視しながらモータに供給されるd軸電流を制御するため、モータが回転するのを抑制することができる。ここで、抑制とは、メンテナンスの際、メンテナンス作業に支障が生じない程度にモータの回転数を小さくすること、又はモータの回転を停止させることを意味する。
上記モータ制御装置において、電流制御部は、蓄電装置の放電時に回転検出部によってモータの回転が検出された場合、モータの回転が停止するように、d軸電流をモータの回転が検出された時点のd軸電流よりも小さくするよう構成されていてもよい。この構成によれば、モータが回転しない大きさにd軸電流を維持することができるため、モータを回転させることなく、蓄電装置を効率よく放電させることができる。
また、上記モータ制御装置において、電流制御部は、蓄電装置の放電時において、回転検出部によってモータの回転が検出された場合には、d軸電流の大きさをゼロとする一方、回転検出部によってモータの回転が検出されない場合には、d軸電流を増加させるように構成されていてもよい。この構成によれば、モータを極力回転させないようにしながら、蓄電装置の放電を行うことができる。
あるいは、電流制御部は、蓄電装置の放電時に回転検出部によってモータの回転が検出された場合には、モータの回転が停止するまで、d軸電流を減少させるように構成されていてもよい。この構成によれば、d軸電流をモータが回転しない最大限の大きさに維持することができるため、モータの回転を抑制しつつ、蓄電装置の放電を効率よく行うことができる。
本発明に係る建設機械は、モータと、モータに電流を供給する蓄電装置と、上記モータ制御装置と、を備える。
上記建設機械は、上記モータ制御装置を備えているため、このモータ制御装置によって、モータの回転を監視しながらモータに供給されるd軸電流を制御することができる。これにより、蓄電装置の放電中にモータが回転して車体が移動したり旋回したりするのを防止することができる。
本発明の第1及び第2実施形態に係るモータ制御装置の機能ブロック図である。 第1実施形態に係るモータ制御装置における電流制御部の機能ブロック図である。 第1実施形態に係るモータ制御装置の処理内容を示すフローチャートである。 第1実施形態に係るモータ制御装置において、バッテリ放電時におけるモータ制御装置及びバッテリの作動を示すタイミングチャートである。 第2実施形態に係るモータ制御装置における電流制御部の機能ブロック図である。 第2実施形態に係るモータ制御装置の処理内容を示すフローチャートである。 第1実施形態の変形例に係るモータ制御装置の処理内容を示すフローチャートである。 第2実施形態の変形例に係るモータ制御装置の処理内容を示すフローチャートである。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照しつつ説明する。
第1実施形態に係るモータ制御装置10の機能ブロック図を図1に示す。モータ制御装置10は、蓄電装置E、及びモータMを備える建設機械に設けられ、エンジンの駆動や車体の旋回等に用いられるモータMの回転を制御する。モータ制御装置10は、特に、蓄電装置Eの放電時に、モータMの回転を抑制することによって、建設機械が移動したり旋回したりするのを防止する。なお、蓄電装置Eは、特に限定されるものではないが、バッテリ、キャパシタ、一次電池、又は二次電池等であってもよい。また、モータMは、特に限定されるものではないが、例えば、IPMモータであってもよい。
モータ制御装置10は、図1に示すように、蓄電装置EからモータMに供給される電流を制御する電流制御部1と、モータMの回転を検出する回転検出部2と、を備えている。また、モータ制御装置10は、PI制御部3A、3B、2相3相変換部4、PWM制御部5、主回路6、電流検出部7、3相2相変換部8、及び速度検出部9も備えている。
電流制御部1は、図1に示すように、上位コントローラ等からトルク指令Tref又は放電指令Drefが入力され、入力された指令に応じた電流指令を生成して出力する。この電流制御部1は、図2に示すように、電流指令算出部11と、符号変換部12と、q軸電流指令選択部13と、を備えている。また、電流制御部1は、d軸電流指令生成部14と、d軸電流指令選択部15と、を備えている。
電流指令算出部11には、図2に示すように、モータMの通常制御時に上位コントローラ等から出力されるトルク指令Tref、及び速度検出部9によって検出されたモータMの回転角速度ωが入力される。電流指令算出部11は、このトルク指令Tref及び回転角速度ωに応じた通常時q軸電流指令Iq1及び通常時d軸電流指令Id1を公知の方法で算出する。電流指令算出部11は、通常時q軸電流指令Iq1を符号変換部12に出力し、通常時d軸電流指令Id1をd軸電流指令選択部15に出力する。
符号変換部12は、図2に示すように、通常時q軸電流指令Iq1がトルク指令Trefと同じ符号になるように通常時q軸電流指令Iq1を変換し、変換後の通常時q軸電流指令Iq1を変換後q軸電流指令Iq2としてq軸電流指令選択部13に出力する。より詳細には、符号変換部12には、トルク指令Tref、通常時q軸電流指令Iq1、及び通常時q軸電流指令Iq1に“−1”を乗じた信号が入力される。符号変換部12は、トルク指令Trefが正の場合は通常時q軸電流指令Iq1を、トルク指令Trefが負の場合は通常時q軸電流指令Iq1に“−1”を乗じた信号を選択し、選択した信号を変換後q軸電流指令Iq2としてq軸電流指令選択部13に出力する。
q軸電流指令選択部13には、図2に示すように、変換後q軸電流指令Iq2が入力される。また、上位コントローラ等から蓄電装置Eの放電指令Drefが出力された場合、q軸電流指令選択部13には放電指令Dref、及び“0”の信号が入力される。なお、“0”の信号は、放電指令Drefに応じて、ゼロ信号出力部16からq軸電流指令選択部13に出力される。q軸電流指令選択部13は、モータMの通常制御時は、変換後q軸電流指令Iq2をq軸電流指令Iqrefとして選択し、放電指令Drefが入力された場合は、“0”の信号をq軸電流指令Iqrefとして選択する。q軸電流指令選択部13は、図1に示すように、q軸電流指令IqrefをPI制御部3Aに出力する。
d軸電流指令生成部14には、図1及び図2に示すように、回転検出部2が出力する後述の回転検出信号Sが入力される。また、上位コントローラ等から蓄電装置Eの放電指令Drefが出力された場合、d軸電流指令生成部14には放電指令Drefが入力される。d軸電流指令生成部14は、放電指令Drefが入力された場合、回転検出信号Sを参照して放電時d軸電流指令Id1’を算出し、d軸電流指令選択部15に出力する。放電時d軸電流指令Id1’の算出方法については、後で詳細に説明する。
d軸電流指令選択部15には、図2に示すように、放電時d軸電流指令Id1’、及び電流指令算出部11が算出した通常時d軸電流指令Id1が入力される。また、上位コントローラ等から蓄電装置Eの放電指令Drefが出力された場合、d軸電流指令選択部15には放電指令Drefが入力される。d軸電流指令選択部15は、モータMの通常制御時は、通常時d軸電流指令Id1をd軸電流指令Idrefとして選択し、放電指令Drefが入力された場合は、放電時d軸電流指令Id1’をd軸電流指令Idrefとして選択する。d軸電流指令選択部15は、図1に示すように、d軸電流指令IdrefをPI制御部3Bに出力する。
回転検出部2は、モータMの回転を検出し、回転検出信号Sを速度検出部9及び3相2相変換部8に出力する。回転検出信号Sは、本実施形態においてはモータMの回転角度θとする。しかしながら、回転検出信号Sは、モータMの回転に関する信号であれば特に限定されず、例えば、回転数等を含むモータMの回転量、及びモータMに生じるトルク等を示す信号であってもよい。また、回転検出部2としては、レゾルバ、ロータリエンコーダ、及び磁気センサ等、種々のものを採用することができる。
PI制御部3A、3Bは、PI制御方式でモータMの回転速度を制御するための電圧指令を算出する。より詳細には、図1に示すように、PI制御部3Aには、3相2相変換部8から現在のq軸電流Iが入力され、PI制御部3Aは、このq軸電流Iとq軸電流指令Iqrefとの偏差、比例ゲイン、及び積分ゲインに基づいてq軸電圧指令Vqrefを算出する。PI制御部3Bには、3相2相変換部8から現在のd軸電流Iが入力され、PI制御部3Bは、このd軸電流Iとd軸電流指令Idrefとの偏差、比例ゲイン、及び積分ゲインに基づいてd軸電圧指令Vdrefを算出する。PI制御部3A、3Bは、それぞれ、q軸電圧指令Vqref及びd軸電圧指令Vdrefを2相3相変換部4に出力する。
2相3相変換部4には、図1に示すように、q軸電圧指令Vqref及びd軸電圧指令VdrefがPI制御部3A、3Bから入力され、モータMの回転角度θが3相2相変換部8から入力される。2相3相変換部4は、モータMの回転角度θに基づき、q軸電圧指令Vqref及びd軸電圧指令Vdrefを3相電圧指令Vuref、Vvref、Vwrefに変換する。
PWM制御部5は、3相電圧指令Vuref、Vvref、Vwrefに応じたPWM制御信号Spwmを生成して主回路6に出力する。主回路6は、このPWM制御信号Spwmに基づいて蓄電装置Eの直流電圧を交流電圧に変換し、モータMに3相の交流電流を供給する。
電流検出部7は、図1に示すように、モータMに流れるU相電流I、W相電流Iを検出し、3相2相変換部8に出力する。また、検出されたU相電流I、W相電流IからはV相電流Iが算出され、V相電流Iも3相2相変換部8に出力される。
3相2相変換部8には、図1に示すように、U相電流I、W相電流I、V相電流I、及びモータMの回転角度θが入力される。3相2相変換部8は、モータMの回転角度θに基づき、U相電流I、W相電流I、及びV相電流Iをq軸電流I及びd軸電流Iに変換する。上述したように、q軸電流I及びd軸電流Iは、それぞれ、PI制御部3A、3Bにおける電圧指令の算出に用いられる。
速度検出部9は、モータMの回転角度θを時間で微分して回転角速度ωを算出し、この回転角速度ωを電流制御部1に出力する。上述したように、回転角速度ωは、電流制御部1における電流指令の算出に用いられる。
次に、モータ制御装置10、特に電流制御部1の処理内容について図3及び図4を参照しつつ説明する。
モータ制御装置10に放電指令Drefが入力されていない場合(ステップS11でNOの場合)には、モータ制御装置10はモータMの通常制御を行う(ステップS12)。通常制御時は、モータ制御装置10には上位コントローラ等からトルク指令Trefが入力されており、モータ制御装置10は、トルク指令Trefに応じてモータMの回転を制御する。
すなわち、モータ制御装置10において、電流制御部1は、トルク指令Tref及び回転角速度ωに基づいて算出した変換後q軸電流指令Iq2及び通常時d軸電流指令Id1を、それぞれ、q軸電流指令Iqref及びd軸電流指令Idrefとして出力する(図2)。モータMは、既に説明したように、このq軸電流指令Iqref及びd軸電流指令Idrefに応じて駆動される。
一方、上位コントローラ等からモータ制御装置10に放電指令Drefが入力された場合、モータ制御装置10は、この放電指令Drefに応じて、以下に述べるように蓄電装置Eの放電を開始する。
モータ制御装置10に放電指令Drefが入力された場合(ステップS11でYESの場合)、まず、放電指令Drefが電流制御部1のq軸電流指令選択部13、d軸電流指令生成部14、及びd軸電流指令選択部15に入力される。このとき、図2に示すように、q軸電流指令選択部13には“0”の信号が入力され、q軸電流指令選択部13は、この“0”の信号をq軸電流指令Iqrefとして出力する(ステップS13)。すなわち、q軸電流指令Iqrefは、以下の式(1)で表される。
Figure 0006226565
ここで、nは、モータ制御装置10に放電指令Drefが入力された後に電流制御部1が電流指令を出力した回数であり、Iqref(n)は、n回目に出力されたq軸電流指令を意味する。なお、nの初期値は“1”とし、電流指令の最初の出力は1回目の出力とする。
d軸電流指令生成部14は、前回出力されたd軸電流指令Idrefに定数cを加算することで放電時d軸電流指令Id1’を算出し、d軸電流指令選択部15は、放電時d軸電流指令Id1’をd軸電流指令Idrefとして出力する(ステップS13)。ただし、放電時d軸電流指令Id1’の初期値は“0”とする。すなわち、d軸電流指令Idrefは、以下の式(2−1)、(2−2)、(3−1)、及び(3−2)で表される。なお、Idref(n)は、n回目に出力されたd軸電流指令を意味する。定数cは、適宜決定すればよく、例えば、“1”(lsb)とすることができる。
Figure 0006226565
Figure 0006226565
このように、モータ制御装置10に放電指令Drefが入力された場合、q軸電流指令Iqrefを“0”、d軸電流指令Idrefを所定の値に設定することによって、モータMにはd軸電流のみが供給される。これにより、モータMが回転することなく蓄電装置Eの放電が行われる。
ただし、d軸電流指令Idrefの大きさやモータMの電気角の検出精度等によってはモータMが回転する可能性がある。このため、ステップS13の処理の後、d軸電流指令生成部14には、図2に示すように、回転検出部2が検出したモータMの回転角度θが入力され、回転角度θが監視される。d軸電流指令生成部14は、回転角度θが変化した場合(ステップS14においてYESの場合)、つまりモータMが回転した場合は、放電時d軸電流指令Id1’を“0”に設定する。d軸電流指令選択部15は、この放電時d軸電流指令Id1’をd軸電流指令Idrefとして出力し(ステップS15)、これにより、モータMの回転が停止する。q軸電流指令選択部13が出力するq軸電流指令Iqrefは、“0”のままである(ステップS15)。このときのq軸電流指令Iqref及びd軸電流指令Idrefは、以下の式(4)及び(5)で表される。
Figure 0006226565
Figure 0006226565
ステップS13の処理の後、d軸電流指令生成部14においてモータMの回転角度θの変化が確認されなかった場合(ステップS14においてNOの場合)、モータ制御装置10は、蓄電装置Eの電圧を確認する(ステップS16)。モータ制御装置10は、蓄電装置Eの電圧が規定値以下になっている場合(ステップS16においてYESの場合)は、蓄電装置Eの放電を終了する(END)。モータ制御装置10は、蓄電装置Eの電圧が規定値まで低下していない場合(ステップS16においてNOの場合)は、ステップS11に戻って上述した処理を繰り返す。
このように、第1実施形態に係るモータ制御装置10は、蓄電装置Eの放電に際し、電流制御部1によって、モータMにd軸電流のみを供給するとともに、このd軸電流を徐々に増加させる。そして、図4に示すように、回転検出部2によってモータMの回転角度θの変化が検出された場合には、電流制御部1は、d軸電流指令Idrefを“0”としてモータMの回転を停止させる。すなわち、電流制御部1は、蓄電装置Eの放電時において、回転検出部2によってモータMの回転が検出された場合にd軸電流の大きさをゼロとする一方、回転検出部2によってモータMの回転が検出されない場合には、d軸電流を増加させる。このため、モータMを極力回転させないようにしながら、蓄電装置Eの放電を行うことができる。
また、上記モータ制御装置10によれば、蓄電装置Eの放電のための抵抗を別途設けたり、冷却装置等を駆動するモータ等を利用したりすることなく、蓄電装置Eの放電を安全且つ高速に行うことができる。
(第2実施形態)
以下、本発明の第2実施形態について図5及び図6を参照しつつ説明する。第1実施形態において既に説明した構成及びこれに相当する構成については、同じ符号を付して説明を省略する。
第2実施形態に係るモータ制御装置は、電流制御部1Aのd軸電流指令生成部14A(図5)における放電時d軸電流指令Id1’の算出方法が第1実施形態に係るモータ制御装置10と異なるが、その他の構成は第1実施形態に係るモータ制御装置10と同様である。具体的には、第2実施形態に係るモータ制御装置は、蓄電装置Eの放電時にモータMが回転した場合、放電時d軸電流指令Id1’を“0”とするのではなく、放電時d軸電流指令Id1’をモータMが回転しない最大限の値に設定する。
第2実施形態におけるモータ制御装置の処理内容を図6に示す。なお、図6において、ステップS21〜S24、及びS26の処理は、第1実施形態のS11〜S14、及びS16の処理(図3)と同様であるので詳細な説明を省略し、以下では、主にステップS25の処理について説明を行う。
d軸電流指令生成部14Aは、ステップS23の処理の後、第1実施形態と同様に、回転検出部2が検出したモータMの回転角度θを監視する(ステップS24)。d軸電流指令生成部14Aは、回転角度θが変化した場合(ステップS24においてYESの場合)、前回出力されたd軸電流指令Idrefを放電時d軸電流指令Id1’とし、電流指令選択部15は、この放電時d軸電流指令Id1’をd軸電流指令Idrefとして出力する(ステップS25)。すなわち、電流指令選択部15が出力するd軸電流指令Idrefは、以下の式(6)及び(7)で表される。なお、以下の式(6)及び(7)における変数kの初期値はnである。
Figure 0006226565
Figure 0006226565
ここで、d軸電流指令Idrefは、上述したように、初期値が“0”であり、ステップS23の処理が行われる毎に定数cが加算されるものであるから、上記式(7)におけるIdref(k−1)はIdref(n)よりも必ず小さくなる。すなわち、ステップS25においては、モータMが回転した場合に、このモータMの回転を抑制するようにd軸電流の大きさを低下させる処理が行われている。
ステップS25の処理の後、d軸電流指令生成部14Aは、モータMの回転角度θを確認し(ステップS24)、回転角度θが変化している場合(ステップS24においてYESの場合)は、再度ステップS25の処理を行う。このとき、d軸電流指令生成部14は、前々回に出力されたd軸電流指令Idrefを放電時d軸電流指令Id1’とし、電流指令選択部15は、この放電時d軸電流指令Id1’をd軸電流指令Idrefとして出力する(ステップS25)。すなわち、上記と同様に式(6)及び(7)によってd軸電流指令Idrefが算出されるが、ステップS25の処理を行う毎に上記式(6)及び(7)におけるkはデクリメントされる。
一方、d軸電流指令生成部14Aにおいて回転角度θの変化が検出されず、モータMを回転させない程度までd軸電流が小さくなった場合(ステップS24においてNOの場合)、ステップS26の処理が行われる。蓄電装置Eの電圧が規定値まで低下しておらず(ステップS26においてNOの場合)、且つ放電指令Drefが入力されている場合(ステップS21においてYESの場合)は、再びステップS23の処理を行ってd軸電流指令Idrefを増大させる。
このように、第2実施形態に係るモータ制御装置の電流制御部1Aは、蓄電装置Eの放電に際し、回転検出部2によってモータMの回転角度θの変化が検出された場合には、モータMが回転しない程度にまでd軸電流を低下させる。すなわち、電流制御部1Aは、蓄電装置Eの放電時に回転検出部2によってモータMの回転が検出された場合には、モータMの回転が停止するまで、d軸電流を減少させる。このため、d軸電流をモータが回転しない最大限の大きさに維持することができ、モータMの回転を抑制しつつ、蓄電装置Eの放電を効率よく行うことができる。
また、第2の実施形態に係るモータ制御装置は、モータMを回転させない最大限の値となるようにd軸電流を制御しているため、より高速に蓄電装置Eの放電を行うことができる。
なお、第2実施形態では、ステップS25の処理によってモータMを回転させないようなd軸電流の値になった後、蓄電装置Eの電圧が規定値まで低下しておらず(ステップS26においてNOの場合)、且つ放電指令Drefが入力されている場合(ステップS21においてYESの場合)は、再びステップS23の処理を行ってd軸電流指令Idrefを増大させる。しかしながら、ステップS25の処理によってモータMを回転させないようなd軸電流の値になった後には、ステップS23の処理を行わず、このときのd軸電流指令Idrefを維持するように構成することもできる。
以上、本発明の第1及び第2実施形態について説明したが、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。
例えば、上記各実施形態において、モータ制御装置には、上位コントローラ等から明確な放電指令Drefが入力されていたが、図7及び図8に示すように、蓄電装置Eや主回路6等が収納されているケーシング(図示省略)が開けられたことを検出して(ステップS31においてYESの場合)、蓄電装置Eの放電を開始してもよい。この場合、上記ケーシングが開けられたことを検出したことが、本発明の「放電指令」に相当する。上記ケーシングには、CDS光センサや接点センサ等を設けておけばよい。なお、図7及び図8におけるステップS31以外の処理は、図3及び図6において同一符号が付与された処理と同一である。
また、上記各実施形態では、モータMの回転が検出された際、モータMに供給されるd軸電流が小さくなるようにd軸電流指令Idrefを制御していたが、モータMの回転を抑制することができれば特にこれに限定されない。例えば、d軸電流指令Idrefの符号を交互に変化させ、モータMに流れるd軸電流の向きを交互に変化させることでモータMの回転を抑制するように構成してもよい。これにより、より高速に蓄電装置Eを放電させることができる。
また、上記各実施形態に係るモータ制御装置は、放電指令Drefが入力された際に、ゼロ信号出力部16からq軸電流指令選択部13に“0”の信号が入力されるよう構成されていたが、“0”の信号が常にq軸電流指令選択部13に入力されるよう構成されていてもよい。この場合も、q軸電流指令選択部13は、モータMの通常制御時は、変換後q軸電流指令Iq2をq軸電流指令Iqrefとして出力し、放電指令Drefが入力された場合は、“0”の信号をq軸電流指令Iqrefとして出力する。
また、上記各実施形態に係るモータ制御装置は、建設機械に適用されていたがこれに限定されず、建設機械以外の機器に用いてもよい。
また、上記各実施形態で説明した方法以外の方法によってd軸電流のみを生成し、モータMに供給してもよい。
また、上記各実施形態では、モータMは、IPMモータであったが、これに限定されるものではなく、例えば、SPMモータ、又は交流モータ等であってもよい。
10 モータ制御装置
1,1A 電流制御部
2 回転検出部
M モータ
E 蓄電装置

Claims (5)

  1. 蓄電装置からモータに供給される電流を制御する電流制御部と、
    前記モータの回転を検出する回転検出部と、
    を備え、
    前記電流制御部は、前記蓄電装置の電圧が規定値以下になるまで放電指令に応じて前記モータにd軸電流のみを供給するとともに、前記蓄電装置の放電時に、回転停止していた前記モータの回転検出信号の変化前記回転検出部によって検出された場合には、前記モータの回転を抑制するように前記d軸電流を制御する、モータ制御装置。
  2. 請求項1に記載のモータ制御装置であって、
    前記電流制御部は、前記蓄電装置の放電時に、回転停止していた前記モータの回転検出信号の変化前記回転検出部によって検出された場合には、前記モータの回転が停止するように、前記d軸電流を前記モータの回転が検出された時点のd軸電流よりも小さくする、モータ制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載のモータ制御装置であって、
    前記電流制御部は、前記蓄電装置の放電時において、回転停止していた前記モータの回転検出信号の変化前記回転検出部によって検出された場合には、前記d軸電流の大きさをゼロとする一方、回転停止していた前記モータの回転検出信号の変化前記回転検出部によって検出されない場合には、前記d軸電流を増加させる、モータ制御装置。
  4. 蓄電装置からモータに供給される電流を制御する電流制御部と、
    前記モータの回転を検出する回転検出部と
    を備え、
    前記電流制御部は、前記蓄電装置の電圧が規定値以下になるまで放電指令に応じて前記モータにd軸電流のみを供給するとともに、前記蓄電装置の放電時に、回転停止していた前記モータの回転検出信号の変化前記回転検出部によって検出された場合には、前記d軸電流を、前記モータを回転させない最大限の値に減少させる、モータ制御装置。
  5. モータと、
    前記モータに電流を供給する蓄電装置と、
    請求項1から4のいずれか1項に記載のモータ制御装置と、
    を備える、建設機械。
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