JP3225771B2 - 電気自動車用バッテリ放電装置 - Google Patents

電気自動車用バッテリ放電装置

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JP3225771B2
JP3225771B2 JP01117595A JP1117595A JP3225771B2 JP 3225771 B2 JP3225771 B2 JP 3225771B2 JP 01117595 A JP01117595 A JP 01117595A JP 1117595 A JP1117595 A JP 1117595A JP 3225771 B2 JP3225771 B2 JP 3225771B2
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気自動車に搭載され
るバッテリを完全放電するためのバッテリ放電装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】NiMH(ニッケル金属化水素)電池等
のアルカリ電池においては、メモリ効果とよばれる現象
が発生する。メモリ効果が生じると、電池の電流電圧特
性が一時的に悪化し所期の放電出力を得ることができな
くなる。このメモリ効果は、一旦完全に放電すれば解消
できる。従って、アルカリ電池を使用するに当たって
は、メモリ効果への対策として、適当な頻度で電池を強
制的に完全放電させる。
【0003】完全放電の方法としては、まず、放電抵抗
その他の回路を使用して電池を完全放電させる方法があ
る。しかし、この方法は、放電抵抗等を設ける必要があ
るため回路規模が大きくなり、装置寸法の大型化、回路
部品の点数増加、コストデメリット等の問題を招く。こ
のような問題が生じにくい方法としては、例えば、特開
平4−109831号公報に開示されている方法があ
る。この方法では、完全放電に至らないまま充放電が繰
り返された結果電池の残存容量が低下した場合に、電池
の負荷であるモータに微小な電流を流し、電池を自動的
に完全放電させる。従って、この方法は、モータの駆動
電流制御により、言い換えればモータを放電負荷として
使用しながら、完全放電を実施する方法であるから、モ
ータの駆動制御手順の改良のみで実施でき、回路規模の
増大等の不具合は生じない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電気自動車
に搭載され車両走行用モータに駆動電力を供給するバッ
テリとしても、NiMH電池等のアルカリ電池を使用す
ることができる。従って、電気自動車用バッテリに関し
ても、充電等の際にそれに先立ち完全放電制御を実施で
きるようにするのが好ましい。しかし、上述の方法は弱
電機器であるシェーバー用充電装置に関して提案された
ものであり、電気自動車に単純に適用することはできな
い。
【0005】まず、上述の方法では完全放電実施中にモ
ータが回転する。従って、上述の方法を電気自動車に単
純適用すると、車両操縦者が走行を望んでいない状況
(例えば路側や車庫の充電設備の近傍に車両を停めてい
る状況)でモータが回転するといった事態が生じ得るた
め、車両操縦者の不安を招く。特に、モータと駆動輪の
間にクラッチを設けていない場合には、状況によっては
車両が動き始める可能性がある。また、電気自動車のよ
うに大電力(例えば15kW以上)のモータを使用する
用途に上述の方法を適用すると、完全放電実施中のモー
タ回転により、無視できない程、回転系(例えばモータ
から駆動輪への動力伝達系)が劣化する。
【0006】本発明は、このような問題点を解決するこ
とを課題としてなされたものであり、モータが停止して
いる状態を維持しながらかつ放電抵抗等を付設しないで
完全放電を実施することにより、車両操縦者が不安を抱
くことがなく、小型、低価格でかつ回転系の劣化の少な
い電気自動車用バッテリ放電装置を提供することを目的
とする。本発明は、また、インバータ等の電力変換回路
がフェイルした場合にも好適に対処可能にすることを目
的とする。本発明は、完全放電を好適なタイミングで実
施可能にすることを目的とする。本発明は、完全放電を
迅速化することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の第1の構成は、メモリ効果を発生さ
せる性質を有するバッテリ、バッテリから駆動電力の供
給を受ける車両走行用のモータ及び駆動電力を制御する
駆動用電力変換回路を備える車両に搭載されるバッテリ
放電装置において、モータ及び駆動用電力変換回路を放
電負荷として使用しながら、メモリ効果が解消されたと
見なせる程度までバッテリを強制放電させる手段と、上
記強制放電の際、モータが停止状態を維持するよう駆動
用電力変換回路を制御する手段と、を備えることを特徴
とする。
【0008】本構成は、さらに、モータが、駆動用電力
変換回路を介してバッテリから電流の供給を受ける誘導
モータであり、上記強制放電の際、モータに流れる電流
が励磁電流のみとなるよう駆動用電力変換回路を制御す
ることにより、モータの停止状態を維持させることを特
徴とする。本構成は、あるいは、モータが、駆動用電力
変換回路を介してバッテリから電流の供給を受ける巻線
及び界磁束を発生させる永久磁石を有する同期モータで
あり、上記強制放電の際、永久磁石により発生する界磁
束と巻線により発生する磁束の合成ベクトルがロータの
半径方向を向くよう駆動用電力変換回路を制御すること
により、モータの停止状態を維持させることを特徴とす
る。本構成は、また、パーキングブレーキが投入されて
いるか否かを判定する手段と、パーキングブレーキが投
入されていない場合に上記強制放電を禁止する手段と、
を備えることを特徴とする。
【0009】本発明の第2の構成は、メモリ効果を発生
させる性質を有しかつ車両外部の充電用電源から供給さ
れる充電電力により充電され車載のモータに対してその
放電電力を供給するバッテリ、及び充電電力を制御する
充電用電力変換回路を備える車両に搭載されるバッテリ
放電装置において、充電用電力変換回路及びバッテリを
み上記モータを含まない閉ループを上記車両内に形成
させる手段と、上記閉ループを放電負荷として使用しな
がら、メモリ効果が解消されたと見なせる程度までバッ
テリを強制放電させる手段と、を備えることを特徴とす
る。
【0010】本発明は、また、所定条件が成立したとき
に上記強制放電を許容する手段を備え、上記強制放電を
許容する条件として、充放電履歴から見てバッテリにメ
モリ効果が発生したと見なせること、バッテリの充電状
態(SOC)が所定程度以下に至ったこと、並びに使用
者が放電要求を発したこと、のうち少なくともいずれか
を含むことを特徴とする。
【0011】本発明は、上記強制放電を実行する際、駆
動用又は充電用電力変換回路における電力変換効率を強
制的に低下させる手段を備えることを特徴とする。本発
明は、さらに、駆動用又は充電用電力変換回路が、バッ
テリ又は充電用電源から供給される電流をスイッチング
する所定個数のスイッチング素子を含み、スイッチング
素子の駆動周波数、電圧又は入力抵抗の制御によって、
駆動用又は充電用電力変換回路における電力変換効率を
強制的に低下させることを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明の第1の構成においては、メモリ効果が
解消されたと見なせる程度までバッテリを強制放電させ
る際、すなわちバッテリを完全放電させる際、モータ及
び駆動用電力変換回路が放電負荷として使用される。従
って、放電抵抗等を付設する必要がないから、小型かつ
低価格の電気自動車用バッテリ放電装置が得られる。さ
らに、完全放電の際には、モータが停止状態を維持する
よう駆動用電力変換回路が制御される。モータとして例
えば誘導モータを使用している場合には、完全放電の
際、モータに流れる電流が励磁電流のみとなるよう駆動
用電力変換回路が制御される。また、モータとして例え
ば永久磁石型同期モータを使用している場合には、完全
放電の際、永久磁石により発生する界磁束と巻線により
発生する磁束の合成ベクトルがロータの半径方向を向く
よう駆動用電力変換回路が制御される。従って、完全放
電実施中にモータが回転することがないため、車両操縦
者が不安を抱くことがなく、また回転系の劣化も少な
い。本構成においては、また、パーキングブレーキが投
入されているか否かが判定され、その結果投入されてい
ないとされた場合には完全放電が禁止される。従って、
駆動用電力変換回路、例えばインバータがフェイルして
いる状況下で完全放電制御が実施された場合であって
も、車両が動き出すことはない。
【0013】本発明の第2の構成においては、完全放電
の際、まず充電用電力変換回路及びバッテリを含む閉ル
ープが形成され、この閉ループを放電負荷として使用し
ながら完全放電が実施される。従って、放電抵抗等を付
設する必要がないから、小型かつ低価格の電気自動車用
バッテリ放電装置が得られる。さらに、完全放電の際に
モータに通電していないから、完全放電実施中にモータ
が回転することがないため、車両操縦者が不安を抱くこ
とがなく、また回転系の劣化も少ない。
【0014】本発明においては、バッテリにメモリ効果
が発生したとみなせるか否かが充放電履歴に基づき判定
され、メモリ効果が発生したと見なせる場合に完全放電
が実施される。従って、完全放電を好適なタイミングで
実施可能となる。また、本発明においては、バッテリの
SOCが所定程度以下に至った場合に完全放電が実施さ
れる。従って、完全放電にさほど時間が必要でない状況
下で完全放電が実施されるため、短時間で完全放電を終
了できる。本発明においては、さらに、使用者から放電
要求が与えられた場合に完全放電が実施される。従っ
て、完全放電を任意のタイミングで実施可能となる。
【0015】本発明においては、完全放電の際、駆動用
又は充電用電力変換回路における電力変換効率が強制的
に低下制御される。すなわち、駆動用又は充電用電力変
換回路における損失が増大制御される。例えば、駆動用
又は充電用電力変換回路を構成するスイッチング素子の
駆動周波数、電圧又は入力抵抗の制御によって、駆動用
又は充電用電力変換回路における電力変換効率を強制的
に低下させる。このような制御を実行することにより、
完全放電の際により能率的にかつ迅速にバッテリを放電
させることが可能になる。特に、駆動用電力変換回路に
おける電力変換効率を低下させ放電電力消費を分担する
ようにした場合、モータにおける発熱が少なくなる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について図面に
基づき説明する。
【0017】第1実施例.図1には、本発明の第1実施
例に係る電気自動車のシステム構成が示されている。こ
の実施例においては、車両走行用のモータとして三相交
流モータ10が使用されている。モータ10を駆動する
ための電力は車載のバッテリ12から供給される。バッ
テリ12としては、NiMH、NiCd等のアルカリ電
池が使用される。バッテリ12の放電出力は、その後段
のインバータ14により直流から三相交流に変換された
上で、モータ10に駆動電力として供給される。
【0018】インバータ14は、三対のスイッチング素
子(この図ではIGBT:Insulated Gate Bipolar Tra
nsistor )Q1〜Q6及びこれらIGBTのコレクタエ
ミッタ間に接続されたダイオードD1〜D6から構成さ
れている。モータ10の出力は、IGBTQ1〜Q6の
ゲート電圧を制御することにより、制御できる。この制
御は、インバータ制御部16及びコントローラ18によ
り行われている。
【0019】コントローラ18は、車両操縦者によるア
クセルペダルやブレーキペダルの踏込み量を示す信号を
入力する一方で、回転センサ20によりモータ10のロ
ータ位置(ロータの電気角)を検出し、これらに基づ
き、モータ10から出力させるべきトルクの値(トルク
指令)を決定する。トルク指令を決定した後、コントロ
ーラ18は、このトルク指令を実現するのに必要なトル
ク電流成分Iqを決定する。コントローラ18は、決定
したトルク電流成分Iqと、所定のまたはモータ回転数
に応じて定めた励磁電流成分Idとを用いて、モータ電
流値(電流指令)I
【数1】I=(Id+Iq1/2 の式に基づき決定する。コントローラ18は、電流指令
の他、設計的に定まるモータ10の同期角周波数ω
rや、モータ10の負荷により定まるすべり角周波数ω
sを、インバータ制御部16に信号として供給する。
【0020】インバータ制御部16は、図2に示される
ように、指令波発振部22、搬送波発振部24、演算増
幅器26、コンパレータ28u〜28w、反転回路Gu
〜Gw及びドライバ回路30Q1〜30Q6から構成さ
れている。指令波発振部22は、電流指令I、同期角
周波数ωr及びすべり角周波数ωsを用いて、U相電流
指令Iu及びW相電流指令Iwを
【数2】Iu=Isin{(ωr+ωs)t+α} Iw=Isin{(ωr+ωs)t+α−2π/3} の式に基づき決定する。但し、αは初期値である。演算
増幅器26は、U相電流指令Iu及びW相電流指令Iw
を加算することによりV相電流指令Iv=Isin
{(ωr+ωs)t+α−π/3}を求める。一方で、
搬送波発振部24は、三角波、ノコギリ波等の波形を有
する所定周波数のキャリアを発生させる。コンパレータ
28u〜28wは、それぞれ、キャリアを対応する相の
電流指令と比較しその結果得られるパルス幅変調波形を
出力する。反転回路Gu〜Gwは、それぞれ、コンパレ
ータ28u〜28wの出力を論理反転させる。ドライバ
回路30Q1〜30Q6はそれぞれIGBTQ1〜Q6
に対応している。ソース側のIGBTQ1、Q3、Q5
に対応するドライバ回路30Q1、30Q3、30Q5
は対応するコンパレータ28u〜28wの出力に応じ、
シンク側のIGBTQ2、Q4、Q6に対応するドライ
バ回路30Q2、30Q4、30Q6は対応する反転回
路Gu〜Gwの出力に応じ、対応するIGBTQ1〜Q
6のゲートを電圧駆動する。なお、これに先立ち、ジャ
ンクションボックス42中に設けられているリレー44
をオンさせ、バッテリ12とインバータ14を接続する
必要がある。
【0021】この実施例では、さらに、オンボードチャ
ージャ32が使用されている。オンボードチャージャ3
2は車載の充電器であり、その入力端子は充電用のコネ
クタ34に、出力端子はバッテリ12の正負両端子に、
それぞれ接続されている。オンボードチャージャ32
は、充電用のコネクタ34が車外の交流電源36に接続
されている状態で、コントローラ18からの指令に応
じ、交流電源36から供給される例えば交流200Vの
電力を直流電力に変換し、この直流電力を用いてバッテ
リ12を充電する。コントローラ18は、その際、電圧
センサ38及び電流センサ40を用いてバッテリ12の
端子電圧VB及び充電電流IBを監視する。コントロー
ラ18は、多段定電流充電等所定のシーケンスに準拠し
ながら、これら端子電圧VB及び充電電流IBに応じオ
ンボードチャージャ32を制御し、バッテリ12を充電
させる。
【0022】この実施例では、さらに、所定条件が成立
した場合にバッテリ12を強制的かつ自動的に完全放電
させる。そのため、コントローラ18は、パーキングブ
レーキの状態を示すパーキングスイッチ46、車両操縦
者からの充電要求を示す充電スイッチ48、車両操縦者
からの完全放電許可を示す放電許可スイッチ50等の状
態を監視している。
【0023】図3には、この実施例におけるコントロー
ラ18の動作、特にバッテリ12の充電に関する動作の
一部が示されている。この図に示されるように、コント
ローラ18は、車両操縦者により充電スイッチ48がオ
ンされており(100)かつパーキングブレーキが投入
されている(パーキングスイッチ46がオンしている)
場合に(102)、リレー44をオフさせた上で(10
4)オンボードチャージャ32をオンさせる(10
6)。コントローラ18は、この後、所定のシーケンス
に準拠してバッテリ12を充電させる。
【0024】コントローラ18は、所定の条件が成立し
ている場合、オンボードチャージャ32をオンさせるの
に先立ち、バッテリ12を完全放電させる。すなわち、
バッテリ12としてアルカリ電池を用いているため、完
全放電に至らないまま充電する動作を繰り返していると
メモリ効果が顕在化し、バッテリ12の電圧電流特性が
一時的に悪化する。これを防ぐべく、本実施例では、ま
ず、メモリ効果が顕在化しつつあると見なせる場合に
(108)、完全放電を実行する。メモリ効果が顕在化
しつつあることは、ステップ102実行毎にインクリメ
ントされ(110)完全放電実行毎に0にリセット(1
12)される変数n、すなわち前回完全放電終了後の充
電回数nが所定値n0以上となったこととして検出でき
る。
【0025】本実施例では、さらに、完全放電が容易な
場合にも(114)、完全放電を実行する。例えば、S
OCが所定値SOC0、例えば30%以下となった時点
で完全放電を実行すると、短時間で完全放電を終了する
ことができる。なお、そのために必要となるSOCは、
電流センサ40の出力を時系列的に監視することにより
得られる(116)。
【0026】本実施例では、また、車両操縦者が要求し
ている場合(118)、すなわち放電許可スイッチ50
がオンしている場合にも、完全放電を実行する。これに
より、任意の時点で完全放電を実施できる。
【0027】ステップ108、114及び118のいず
れかの条件が成立すると、コントローラ18は、nを0
にリセットすると共にリレー44をオンさせ、バッテリ
12をインバータ14に接続する(112)。コントロ
ーラ18は、その後、モータ10を停止状態に制御し
(120)、モータ10の巻線やインバータ14を放電
負荷としてバッテリ12を放電させる。モータ10とし
て例えば誘導モータを使用している場合には、トルク
流成分Iqを0として電流指令I*を決定し、またイン
バータ制御部16に与える同期角周波数ωr及びすべり
角周波数ωsを0とすることにより、モータ10を停止
状態に制御することができる。すなわち、Iq=0の条
件下ではI*Idであるからωr=ωs=0とすると
【数3】 Iu=Idsinα Iv=Idsin(α−π/3) Iw=Idsin(α−2π/3) となり、各相電流指令Iu〜Iwが時刻tに依存しなく
なる。また、モータ10として例えば永久磁石型同期モ
ータを使用している場合には、永久磁石によって生じる
界磁束と巻線によって生じる磁束の合成ベクトルがロー
タ半径方向を向くよう、電流指令I*を決定すればよ
い。そのためには、ロータの電気角が必要となるが、こ
れは回転センサ20から得ることができる。永久磁石型
同期モータの制御手順に関しては、特願平6−2669
02号をも参照されたい。
【0028】コントローラ18は、このような放電制御
を、完全放電状態が検出されるまで(122)継続す
る。これにより、モータ10を停止状態に制御しなが
ら、モータ10の巻線やインバータ14を放電負荷とし
て使用することが可能になり、ひいては車両操縦者の不
安感や回転系の劣化を解消乃至低減できる。また、放電
抵抗等を付設する必要もなく、小型化、低価格化を実現
できる。なお、完全放電状態に至ったことは、電圧セン
サ38により検出されるバッテリ12の端子電圧VBが
所定値Vdis以下となったこととして知ることができ
る。あるいは、電流センサ40により検出される放電電
流IBの積算値(放電電流両Ah)が十分大きくなった
ことやこれに基づき得られるSOCが十分低くなったこ
ととして、検出してもよい。さらに、本実施例において
は、パーキングブレーキが投入されていない場合(10
2)には完全放電制御が実行されない。従って、インバ
ータ14がフェイルしている状況下で完全放電制御が実
施された場合であっても、車両が動き出すことはなく、
安全性を確保できる。
【0029】本実施例では、さらに、ステップ120実
行時に併せてステップ124が実行され、通常は高い電
力変換効率にて駆動されるインバータ14の電力変換効
率が強制的に低減される。具体的には、インバータ制御
部16にて使用しているキャリアの周波数fを上昇さ
せ、又はIGBTQ1〜Q6のゲート抵抗RGを増大さ
せ、又はIGBTQ1〜Q6のゲート駆動電圧Bを低下
させることにより、インバータ14における電力変換損
失を増大させる。無論、これらを組み合わせて使用して
もよい。ステップ124を実行することにより、完全放
電の際により能率的にかつ迅速にバッテリ12を放電さ
せることが可能になる。また、インバータ14にて放電
電力を消費している分、モータ10における発熱を低減
できる。完全放電状態が検出されると(122)、コン
トローラ18は、インバータ14の電力変換効率を原状
に復帰させ(126)、リレー44をオフさせた上で
(104)オンボードチャージャ32をオンさせる(1
06)。
【0030】なお、キャリアの周波数fを上昇させる場
合には、図4に示されるように、搬送波発振部24に周
波数f1のキャリアを発生させる機能と周波数f2(<
f1)のキャリアを発生させる機能とを持たせておく。
コントローラ18は、通常の電力変換時には周波数f2
のキャリアを、完全放電制御実行時(ステップ124実
行時)には周波数f1のキャリアを、コンパレータ28
u〜28wに供給させる。このようにすると、完全放電
制御実行時にIGBTQ1〜Q6のスイッチング損失が
増大するため、インバータ14における電力変換損失が
増大する。
【0031】IGBTQ1〜Q6のゲート抵抗RGを増
大させる場合には、図5に示されるように、通常の電力
変換時には抵抗RG2がIGBTQ1〜Q6のゲート抵
抗RGとなり、完全放電制御実行時には抵抗RG1(>
RG2)がIGBTQ1〜Q6のゲート抵抗RGとなる
よう、ドライバ回路30内に設けられているスイッチ5
2を制御する。このようにすると、完全放電制御実行時
にIGBTQ1〜Q6のスイッチングが遅くなるため、
スイッチング時の過渡的な電力消費の増大によりインバ
ータ14における電力変換損失が増大する。
【0032】IGBTQ1〜Q6のゲート駆動電圧Bを
低下させる場合には、図6に示されるように、通常の電
力変換時には電圧B1がIGBTQ1〜Q6のゲート駆
動電圧となり、完全放電制御実行時には電圧B2(<B
1)がIGBTQ1〜Q6のゲート駆動電圧となるよ
う、ドライバ回路30内に設けられているスイッチ54
を制御する。このようにすると、完全放電制御実行時に
IGBTQ1〜Q6のコレクタエミッタ間飽和電圧が高
くなる結果定常損が増大し、やはりインバータ14にお
ける電力変換損失が増大する。
【0033】第2実施例.図7には、本発明の第2実施
例に係る電気自動車の構成が示されている。この図にお
いては、前述の第1実施例と同様の部分は省略されてい
る。
【0034】この実施例においては、コネクタ34とオ
ンボードチャージャ32の入力端との間にリレー56
が、またバッテリ12とオンボードチャージャ32の入
力端との間にリレー58が、それぞれ設けられている。
リレー56及び58は、共に、コントローラ18によっ
て制御される。更に、オンボードチャージャ32は、整
流回路60、チョッパ制御部62、昇圧トランス64及
び整流回路66から構成されている。コネクタ34やリ
レー56を介して交流電源36から供給される交流電圧
は、整流回路60によって整流された上でチョッパ制御
部62に供給される。チョッパ制御部62はコントロー
ラ18から供給される制御信号に応じて整流回路60の
出力に関しチョッピングを実行し、その結果得られる交
流電圧を昇圧トランス64に供給する。昇圧トランス6
4はチョッパ制御部62の出力を昇圧した上で整流回路
66に供給し、整流回路66は昇圧トランス64の出力
を整流してバッテリ12に充電電圧として供給する。
【0035】図8には、この実施例におけるコントロー
ラ18の動作、特にバッテリ12の充電に関する動作の
流れが示されている。この図においては、前述の第1実
施例と共通する部分に関しては図示を省略している。
【0036】この実施例においては、コントローラ18
は、ステップ108、114又は118の条件が成立す
ると、変数nを0にリセットすると共にリレー44及び
56をオフさせまたリレー58をオンさせる(12
8)。すなわち、バッテリ12をインバータ14から切
り離しまたオンボードチャージャ32を交流電源36か
ら切り離すと共に、バッテリ12の放電出力がリレー5
8を介してオンボードチャージャ32の整流回路60に
入力される状況を生成する。
【0037】コントローラ18は、更に、オンボードチ
ャージャ32をオンさせる(130)。これにより、オ
ンボードチャージャ32、主バッテリ12及びリレー5
8を含む閉ループが形成される。すなわち、バッテリ1
2の放電出力が整流回路60に入力され、整流回路66
の出力がバッテリ12に供給される状態が形成される。
ここに、オンボードチャージャ32は電力変換損失を有
しているから、このような状態が続けばバッテリ12は
いずれ完全放電状態に至る。コントローラ18は、バッ
テリ12が完全放電状態に至ったことを、第1実施例と
同様の手法により検出し(122)、その後オンボード
チャージャ32をオフさせる(132)。コントローラ
18はその後、リレー58をオフさせると共に(13
4)リレー56をオンさせ(136)、交流電源36の
出力によるバッテリ12の充電を開始させる(10
6)。
【0038】したがって、この実施例においては、バッ
テリ12、リレー58及びオンボードチャージャ32を
含む閉ループ、特にオンボードチャージャ32の電力変
換損失を利用したバッテリ12の完全放電制御が実施さ
れているため、格別の放電抵抗等を使用することなく、
バッテリ12を完全放電させることができる。また、こ
の実施例においては、完全放電制御実行時にリレー44
をオフさせているため、モータ10に電流が流れること
がなく、従ってモータ10が回転し始めることもない。
これにより、前述の第1実施例と同様の効果を実現する
ことができる。
【0039】さらに、この実施例においても、前述の第
1実施例と同様、電力変換損失を強制的に低下させる制
御を実施することができる。すなわち、オンボードチャ
ージャ32のチョッパ制御部62も、インバータ14と
同様、チョッピングのためのスイッチング素子を内蔵し
ているから、そのスイッチング周波数、入力抵抗及び駆
動電圧を切り換えることにより、チョッピングの際の電
力変換効率を強制的に悪化させバッテリ12をより効率
良く完全放電させることができる。そのため、図8に示
される制御手順においては、ステップ130実行時にチ
ョッパ制御部62の出力変換効率を強制的に悪化させ
(138)、完全放電検出後にこの効率を原状に回復さ
せるようにしている(140)。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の構
成によれば、バッテリを完全放電させる際、モータ及び
駆動用電力変換回路を放電負荷として使用するようにし
たため、放電抵抗等を付設する必要がなく、小型かつ低
価格の電気自動車用バッテリ放電装置が得られる。さら
に、完全放電の際には、モータが停止状態を維持するよ
う駆動用電力変換回路を制御するようにしたため、完全
放電実施中にモータが回転することがなく、車両操縦者
の不安感や回転系の劣化を解消乃至低減できる。本構成
は、モータとして例えば誘導モータを使用する場合にも
永久磁石型同期モータを使用する場合にも適用できる。
本構成によれば、また、パーキングブレーキが投入され
ていない場合に完全放電を禁止するようにしたため、駆
動用電力変換回路、例えばインバータがフェイルしてい
る状況下で完全放電制御が実施された場合であっても、
車両が動き出すことはなく、安全性を確保できる。
【0041】本発明の第2の構成によれば、完全放電の
際、まず充電用電力変換回路及びバッテリを含む閉ルー
プを形成し、この閉ループを放電負荷として使用しなが
ら完全放電を実施するようにしたため、放電抵抗等を付
設する必要がなく、小型かつ低価格の電気自動車用バッ
テリ放電装置が得られる。さらに、完全放電の際にモー
タに通電していないから、完全放電実施中にモータが回
転することがないため、車両操縦者が不安を抱くことが
なく、また回転系の劣化も少ない。
【0042】本発明によれば、バッテリにメモリ効果が
発生したとみなせるか否かを充放電履歴に基づき判定
し、メモリ効果が発生したと見なせる場合に完全放電を
実施するようにしたため、完全放電を好適なタイミング
で実施可能となる。また、本発明によれば、バッテリの
SOCが所定程度以下に至った場合に完全放電を実施す
るようにしたため、完全放電にさほど時間が必要でない
状況下で完全放電を実施でき、短時間で完全放電を終了
できる。本発明によれば、さらに、使用者から放電要求
が与えられた場合に完全放電を実施するようにしたた
め、完全放電を任意のタイミングで実施可能となる。
【0043】本発明によれば、完全放電の際、駆動用又
は充電用電力変換回路における電力変換効率を、スイッ
チング素子の駆動周波数、電圧又は入力抵抗の制御によ
って、強制的に低下制御するようにしたため、完全放電
の際により能率的にかつ迅速にバッテリを放電させるこ
とが可能になる。特に、駆動用電力変換回路における電
力変換効率を低下させ放電電力消費を分担するようにし
た場合、モータにおける発熱が少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例に係る電気自動車の回路
構成を示すブロック図である。
【図2】 この実施例におけるインバータ制御部の内部
構成を示すブロック図である。
【図3】 この実施例におけるコントローラの動作の流
れを示すフローチャートである。
【図4】 キャリア周波数を切り換えることによる効率
強制悪化手法を示す図である。
【図5】 ゲート抵抗の切り換えによる効率強制悪化手
法を示す図である。
【図6】 IGBT駆動電圧の切り換えによる効率強制
悪化手法を示す図である。
【図7】 本発明の第2実施例に係る電気自動車の要部
回路構成を示すブロック図である。
【図8】 この実施例におけるコントローラの動作の流
れの一部を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 モータ、12 バッテリ、14 インバータ、1
6 インバータ制御部、18 コントローラ、24 搬
送波発振部、30 ドライバ回路、32 オンボードチ
ャージャ、36 交流電源、38 電圧センサ、40
電流センサ、44,56,58 リレー、46 パーキ
ングスイッチ、48 充電スイッチ、50 放電許可ス
イッチ、52,54 スイッチ、Q1〜Q6 IGB
T、VBバッテリ端子電圧、IB バッテリ充放電電
流、I 電流指令、ωr 同期角周波数、ωs すべ
り角周波数、f1,f2 キャリア周波数、RG1,R
G2ゲート抵抗、B1,B2 IGBT駆動電圧。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60L 3/00 H01M 10/44 H02J 7/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリ効果を発生させる性質を有するバ
    ッテリ、バッテリから駆動電力の供給を受ける車両走行
    用の誘導モータ及び駆動電力を制御する駆動用電力変換
    回路を備える車両であってモータが駆動用電力変換回路
    を介してバッテリから電流の供給を受ける車両に搭載さ
    れるバッテリ放電装置において、 モータ及び駆動用電力変換回路を放電負荷として使用し
    ながら、メモリ効果が解消されたと見なせる程度までバ
    ッテリを強制放電させる手段と、 上記強制放電の際、モータに流れる電流が励磁電流のみ
    となるよう駆動用電力変換回路を制御することにより、
    モータを停止状態に保つ手段と、 を備えることを特徴とするバッテリ放電装置。
  2. 【請求項2】 メモリ効果を発生させる性質を有するバ
    ッテリ、バッテリから駆動電力の供給を受ける車両走行
    用のモータ及び駆動電力を制御する駆動用電力変換回路
    を備える車両であってそのモータが駆動用電力変換回路
    を介してバッテリから電流供給を受ける巻線及び界磁束
    を発生させる永久磁石を有する同期モータである車両に
    搭載されるバッテリ放電装置において、モータ及び駆動用電力変換回路を放電負荷として使用し
    ながら、メモリ効果が解消されたと見なせる程度までバ
    ッテリを強制放電させる手段と、 上記強制放電の際、永久磁石により発生する界磁束と巻
    線により発生する磁束の合成ベクトルがロータの半径方
    向を向くよう駆動用電力変換回路を制御することによ
    り、モータを停止状態に保つ手段と、 を備える ことを特徴とするバッテリ放電装置。
  3. 【請求項3】 メモリ効果を発生させる性質を有するバ
    ッテリ、バッテリから駆動電力の供給を受ける車両走行
    用のモータ及び駆動電力を制御する駆動用電力変換回路
    を備える車両に搭載されるバッテリ放電装置において、モータ及び駆動用電力変換回路を放電負荷として使用し
    ながら、メモリ効果が解消されたと見なせる程度までバ
    ッテリを強制放電させる手段と、 上記強制放電の際、モータが停止状態を維持するよう駆
    動用電力変換回路を制御する手段と、 パーキングブレーキが投入されているか否かを判定する
    手段と、 パーキングブレーキが投入されていない場合に上記強制
    放電を禁止する手段と、 を備える ことを特徴とするバッテリ放電装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載のバッテリ放電装置
    において、 パーキングブレーキが投入されているか否かを判定する
    手段と、 パーキングブレーキが投入されていない場合に上記強制
    放電を禁止する手段と、 を備えることを特徴とするバッテリ放電装置。
  5. 【請求項5】 メモリ効果を発生させる性質を有しかつ
    車両外部の充電用電源から供給される充電電力により充
    電され車載のモータに対してその放電電力を供給するバ
    ッテリ、及び充電電力を制御する充電用電力変換回路を
    備える車両に搭載されるバッテリ放電装置において、 充電用電力変換回路及びバッテリを含み上記モータを含
    まない閉ループを形成させる手段と、 上記閉ループを放電負荷として使用しながら、メモリ効
    果が解消されたと見なせる程度までバッテリを強制放電
    させる手段と、 を備えることを特徴とするバッテリ放電装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか記載のバッテ
    リ放電装置において、所定条件が成立したときに上記強制放電を許容する手段
    を備え、 上記強制放電を許容する条件として、充放電履歴から見
    てバッテリにメモリ効果が発生したと見なせること、バ
    ッテリの充電状態が所定程度以下に至ったこと、並びに
    使用者が放電要求を発したこと、のうち少なくともいず
    れかを含む ことを特徴とするバッテリ放電装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか記載のバッテ
    リ放電装置において、 上記強制放電を実行する際、駆動用又は充電用電力変換
    回路における電力変換効率を強制的に低下させる手段を
    備えることを特徴とするバッテリ放電装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のバッテリ放電装置におい
    て、 駆動用又は充電用電力変換回路が、バッテリ又は充電用
    電源から供給される電流をスイッチングする所定個数の
    スイッチング素子を含み、 スイッチング素子の駆動周波数、電圧又は入力抵抗の制
    御によって、駆動用又は充電用電力変換回路における電
    力変換効率を強制的に低下させることを特徴とするバッ
    テリ放電装置。
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