JP6226497B2 - コイルばね製造方法及びコイルばね製造装置 - Google Patents
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Description
これによれば、線材をコイル状に成形するに際して、線材が圧接されて摩擦力が問題となる回転体外周面に対する線材の摩擦抵抗を低減させることができ、コイルばね成形に当たって、線材に鍍金を施したり潤滑油を塗布したりしなくても、品質の低下を抑制することができる。
第2の目的は、線材として種々のものを用いる場合であっても、コイルばねを的確に成形することができるコイルばね製造装置を提供することにある。
(1)真っ直ぐに送り出される線材をコイル成形加工具としての回転体の外周面に順次、圧接させることにより、該線材をコイル状に成形するコイルばね製造方法において、
前記回転体として、1つの回転体だけを用い、
前記線材の送り出しに伴い、前記回転体を、回転駆動源の回転駆動力により、該回転体における外周面のうち、該線材との圧接部分が、該線材の進み側と同じ側に向けて移動するように回転駆動し、
前記回転体の回転駆動に際して、該回転体における外周面の周速度を、前記線材の送り出し速度を目標値として、該線材の送り出し速度に近づけたものとする構成とされている。
さらに、回転体の外周面に対する線材のスリップを極力抑えることができることから、その線材の外周面が傷付くことを高い確実性をもって抑えることができる。これに伴い、線材が被覆線である場合には、スリップに基づく傷付きを要因とした被膜の剥がれを抑制できることになる。
さらにまた、成形すべきコイルばねの径が極めて小さいものであっても、複数の回転体を用いる場合とは異なり、回転体同士の干渉が問題になることをなくすことができる。このため、極めて小さい径をなすコイルばねを成形する場合であっても、的確に成形することができる。
前記送り出されてくる線材として、0.3mm未満の所定径であるものを用いる構成とされている。
(3)前記(2)の構成の下で、
前記送り出されてくる線材を前記1つの回転体の外周面に順次、圧接させることにより、該線材を、1mm前後の内径とされたコイル形状に成形する構成とされている。
(4)前記(1)の構成の下で、
前記線材を真っ直ぐに送り出す線材ガイドを設けて、該線材ガイドから送り出される線材を前記回転体の外周面に圧接する構成とされている。
(5)前記(4)の構成の下で、
非回転状態をもって備えられる巻回ツールを設けて、該巻回ツールに、前記線材ガイドから送り出される線材を、該線材ガイドと前記回転体とを利用して巻回する構成とされている。
(6)送り出されてくる線材をコイル成形加工具としての回転体の外周面に順次、圧接させることにより、該線材をコイル状に成形するコイルばね製造方法において、
前記線材の送り出しに伴い、前記回転体を、回転駆動源の回転駆動力により、該回転体における外周面のうち、該線材との圧接部分が、該線材の進み側と同じ側に向けて移動するように回転駆動し、
前記線材をコイル状に成形するに際して、該線材に圧接して該線材を成形すべきコイルばねの軸線方向に変位させることにより、ピッチ加工を行う軸状のピッチ加工具を設け、
前記ピッチ加工具を、ピッチ加工具用回転駆動源の回転駆動力により、前記線材の送り出しに伴い、該ピッチ加工具における外周面のうち、該線材との圧接部分が、該線材の進み側と同じ側に向けて移動するように回転駆動する構成とされている。
これによれば、回転駆動源による回転体の回転駆動に基づき、回転体を回転させるために、駆動力として、回転体外周面と線材との間で摩擦力を発生させる必要がなくなり、その摩擦力の発生に起因する線材強度の制限を排除できる。
また、成形されたコイルばねにピッチを施すことができるだけでなく、このピッチ加工具においても、その軸線を中心として回転させるために、駆動力として、ピッチ加工具外周面と線材との間で摩擦力を発生させる必要がなくなり、ピッチ加工具を設ける場合においても、その摩擦力の発生に起因する線材強度の制限を排除できる。
(7)前記(6)の構成の下で、
前記回転体の回転駆動に際して、該回転体における外周面の周速度を、前記線材の送り出し速度を目標値として、該線材の送り出し速度に近づけたものとする構成とされている。
これによれば、線材と回転体とがスリップすることを極力抑制することができ、線材に関し、支持具に対して回転体が回転し始めるまで(支持具に対する回転体の摩擦力が最大静止摩擦力を経て動摩擦力になるまで)耐えられる強度を有することが必要でなくなるばかりか、支持具に対して回転する回転体の回転抵抗力(動摩擦力)を超える強度すらも必要でなくなり、一層、低い強度の線材を用いる場合であっても、コイルばねを製造することができる。
また、回転体の外周面に対する線材のスリップを極力抑えることができることから、その線材の外周面が傷付くことを高い確実性をもって抑えることができる。これに伴い、線材が被覆線である場合には、スリップに基づく傷付きを要因とした被膜の剥がれを抑制できることになる。
前記ピッチ加工具の回転駆動に際して、該ピッチ加工具における外周面の周速度を、前記線材の送り出し速度を目標値として、該線材の送り出し速度に近づけたものとする構成とされている。
これによれば、ピッチ加工具が設けられる場合においても、コイルばねを的確に成形することができ、さらには、ピッチ加工具の外周面に対する線材のスリップを極力抑えて、その線材の外周面が傷付くことを高い確実性をもって抑えることができる。
(9) 真っ直ぐに送り出される線材を、順次、外周面に圧接させてコイル状に成形する回転体が備えられているコイルばね製造装置において、
前記回転体が1つの回転体だけをもって構成され、
前記回転体に回転駆動源が、該回転体を該回転体の軸線を中心として回転させるように連係され、
前記回転駆動源は、前記線材の送り出しに伴い、前記回転体を回転駆動すると共に、該回転体の回転駆動に関し、該回転体における外周面のうち、該線材との圧接部分が、該線材の進み側と同じ側に移動するように設定され、
前記回転駆動源は、前記回転体における外周面の周速度を、前記線材の送り出し速度を目標値として、該線材の送り出し速度に近づけたものとするように調整されている構成とされている。
前記送り出されてくる線材が、0.3mm未満の所定径である構成とされている。
前記線材を真っ直ぐに送り出す線材ガイドが備えられ、
前記線材ガイドから送り出される線材が、前記回転体の外周面に圧接するように設定されている構成とされている。
(12)前記(11)の構成の下で、
非回転状態をもって前記線材ガイドに隣り合うようにして配置されて、前記線材ガイドから送り出される線材が、該線材ガイドと前記回転体とを利用して巻回される巻回ツールが備えられ、
前記巻回ツールが、前記線材ガイドから送り出される線材を巻回する円弧状の外周面を有している構成とされている。
これによれば、通常の大きさのコイルばねを成形するに当たり、線材ガイド先端、1つの回転体、巻回ツールをもって、線材を的確にコイル状に巻くことができることは勿論、成形すべきコイルばねの径が極めて小さいものであっても、複数の回転体を用いる場合とは異なり、回転体同士の干渉が問題になることをなくすことができる。このため、極めて小さい径をなすコイルばねを成形する場合であっても、的確に成形することができる。
(13)前記(12)の構成の下で、
前記送り出されてくる線材が、0.3mm未満の所定径である構成とされている。
(14)送り出されてくる線材を、順次、外周面に圧接させてコイル状に成形する回転体が備えられているコイルばね製造装置において、
前記回転体に回転駆動源が、該回転体を該回転体の軸線を中心として回転させるように連係され、
前記回転駆動源は、前記線材の送り出しに伴い、前記回転体を回転駆動すると共に、該回転体の回転駆動に関し、該回転体における外周面のうち、該線材との圧接部分が、該線材の進み側と同じ側に移動するように設定され、
前記線材をコイル状に成形するに際して、該線材に圧接して該線材を成形すべきコイルばねの軸線方向に変位させることにより、ピッチ加工を行う軸状のピッチ加工具が備えられ、
前記ピッチ加工具にピッチ加工具用回転駆動源が、該ピッチ加工具を該ピッチ加工具の軸線を中心として回転させるように連係され、
前記ピッチ加工具用回転駆動源は、前記線材の送り出しに伴い、前記ピッチ加工具を回転駆動すると共に、該ピッチ加工具の回転駆動に関し、該ピッチ加工具における外周面のうち、該線材との圧接部分が、該線材の進み側と同じ側に移動するように設定されている構成とされている。
これによれば、前記(6)の方法を実施するコイルばね製造装置を提供できる。
(15)前記(14)の構成の下で、
前記回転駆動源は、前記回転体における外周面の周速度を、前記線材の送り出し速度を目標値として、該線材の送り出し速度に近づけたものとするように調整される構成とされている。
これによれば、前記(7)の方法を実施するコイルばね製造装置を提供できる。
前記ピッチ加工具用回転駆動源は、前記ピッチ加工具における外周面の周速度を、前記線材の送り出し速度を目標値として、該線材の送り出し速度に近づけたものとするように調整されている構成とされている。
これによれば、前記(8)の方法を実施するコイルばね製造装置を提供できる。
先ず、成形素材としての線材をコイルばねに成形するコイルばね製造方法について説明するに先立ち、その方法を使用するコイルばね製造装置について説明する。
コイルばね製造装置1は、図1〜図3に示すように、一対の送りローラ2a,2b、線材ガイド3、巻回ツールとしての芯金4、回転体(コイル成形加工具)としての回転ローラ5、ピッチ加工具6(図1、図2では図示略)、切断具としてのカッタ7(図1、図2では図示略)を備えている。一対の送りローラ2a,2b、線材ガイド3、芯金4、回転ローラ5は、コイルばね製造装置1の一方側から他方側(図1〜図3において、左側から右側)に向けて順に配置され、ピッチ加工具6は、線材ガイド3の上方に配置され、カッタ7は、芯金4の上方に配置されている。
芯金4は、本実施形態においては、図示を略す取付け部材に一体的に取付けられている。この芯金4は、軸形状をもって、前記送りローラ2a,2bの軸線O1と同方向に伸ばされ、その芯金4の先端部は、線材ガイド3に隣り合いつつ、その線材ガイド3のガイド孔12先端開口よりも上方に位置するように配置されている。この芯金4は、図6における正面視において、略半円状に形成されており、この芯金4の外周面は、平坦面をなした状態で線材ガイド3側に向けられたカッタ案内面13と、残りの円弧状の成形加工面14と、を有している。成形加工面14は、線材ガイド3から送り出される線材Mの巻回方向(図6中、反時計方向)に向けて順に、第1外周面部14a、第2外周面部14bを有しており、第2外周面部14bの曲率半径R2は、第1外周面部14aの曲率半径R1よりも大きくなっている。
また、この芯金4の径は、成形すべきコイルばねの内径に応じたものとなっており、成形すべきコイルばねの内径を極めて小さくする場合には、それに伴い、1mm以下の極めて小さな径を有する芯金4が用いられることもある。
尚、図6においては、線材ガイド3が簡略化して示されている。
ベース17としては、帯板状の部材が用いられ、そのベース17は、その長手方向をコイルばね製造装置1の伸び方向(図1〜図3中、左右方向)に向けた状態の下で、その一端側が前記線材ガイド3及び芯金4に近接するように配置され、その他端側が図示を略す取付け部材に取付けられている。軸受け16はベース17の一端側上面に固定され、その軸受け16の軸線O2は、前記送りローラ2a,2bの軸線O1と同じ方向に向けられている。回転軸15は、軸受け16を貫通した状態で該軸受け16に回転可能に支持されており、その回転軸15の一端部に回転ローラ5が取付けられ、その回転軸15の他端部にプーリ18が取付けられている。
このため、制御ユニットUには、操作入力部25からの入力情報、サーボモータ8におけるエンコーダ26からの入力情報(線材Mの送り情報)が入力され、その制御ユニットUからは、サーボモータ8、サーボモータ20、サーボモータ24に対して制御信号が出力されることになる。
記憶部27には、コイルばねの成形に必要な各種プログラム、設定情報等が格納されており、これら各種プログラム等は、必要に応じて、制御演算部28により読み出されることになる。また、必要な情報が適宜、記憶される。
設定部29は、所定のコイルばねを成形するに当たっての線材Mの送り出し長さ、送りローラ2a,2bによる線材Mの送り出し速度、回転ローラ外周面5aの周速度等を設定することになり、制御部30は、各種プログラムの下で、設定部29における設定情報に基づき、各種制御信号をサーボモータ8、サーボモータ20、サーボモータ24に出力することになる。
線材Mが所定のコイルばねに成形されると、その所定のコイルばねと、それに続く線材Mとが、点P3(図6参照)において切断され、その線材Mの切断端は、新たなコイルばねのための製造開始端となる。このため、以下の説明においては、線材ガイド3から引き出された線材Mが、芯金4と回転ローラ5との間を通り、その先端が点P3に至っている状態を開始点とする。
この後、コイルばね製造装置1が、一対の送りローラ2a,2bの回転により線材Mが所定長さだけ送り出されて所定のコイルばねが成形されたと判断すると、一対の送りローラ2a,2bの回転駆動が停止され、続いて、芯金4(点P3)上に載っている線材Mがカッタ7により切断される。
線材ガイド3から引き出されている線材Mが回転ローラ5の外周面に圧接されている状態の下で、一対の送りローラ2a,2bにより線材Mが送り出されると、その線材Mの移動に伴い、図8に示すように、線材Mと回転ローラ5の外周面との間に摩擦力が生じることになるが、その摩擦力が、支持ピン32に対する回転ローラ5の最大静止摩擦力を超えない限り、線材Mは回転ローラ5の外周面に対してスリップして移動し、回転ローラ5は回転しない。このため、この比較例の態様の下で、回転ローラ5の回転に基づく低摩擦力(動摩擦力)を利用するためには、線材Mと回転ローラ5外周面との間の摩擦力が、支持ピン32に対する回転ローラ5の最大静止摩擦力を超えて、支持具に対して回転ローラ5が回転状態とならなければならず、この回転状態なって初めて、その際の動摩擦力(低摩擦力)が利用できることになる。このことから、線材Mは、支持ピン32に対して回転ローラ5が回転するまで(支持ピン32に対する回転体の摩擦力が最大静止摩擦力を経て動摩擦力になるまで)耐えられる強度を有するものでなければならず、線材Mとして、そのような強度を有しないものを用いた場合には、製品としてのコイルばねが、低品質のものになったり、座屈等によりコイルばねの成形自体が困難となるおそれがある。
また、支持ピン32に対する回転ローラ5の摩擦力が最大静止摩擦力になるまでは、回転ローラ5外周面に対する線材Mがスリップすることになり、そのスリップに基づいて線材Mの外周面に傷が付くおそれがある。このため、線材Mが、芯材を樹脂コーティングした被覆線である場合については、その被膜において、スリップに基づく傷付きを要因とした剥がれを起こすおそれがある。特に、回転ローラ5の外周面に案内溝(本実施形態における案内溝19に相当)が形成されている場合には、被覆線の外周面に案内溝19開口縁等が局部的に作用し、その間で発生するスリップにより、上記被膜の剥がれが促進されるおそれがある。
(i)これに対して、本実施形態においては、回転ローラ5が、送りローラ2a,2bの回転駆動に同期して、サーボモータ20により、回転ローラ外周面5aのうち、線材Mとの圧接部分が線材Mの進み側と同じ側に移動するように回転駆動(図6中、時計方向に回転駆動)される。このため、本実施形態においては、駆動力として、線材Mと回転ローラ5の外周面5aとの間の摩擦力を最大静止摩擦力にまで上げる必要がなくなり、図8に示すように、回転ローラ5外周面に対する線材Mの摩擦力を大幅に減らすことができ、線材Mとしての必要強度は、比較例の態様の場合に比して、著しく低くすることができる。
このコイルばね製造装置1においては、成形すべきコイルばねの軸線を通る水平線に対して2つの回転ローラ5が上下略45度の角度をもってそれぞれ配置され、その各回転ローラ5に対して線材Mが湾曲した状態で圧接されることになっている。これにより、このコイルばね製造装置1においても、線材Mに対する2つの回転ローラ5による圧接点P2−1,P2−2と、線材Mに対する線材ガイド3のガイド孔12先端開口での点P1とにより(3点)、線材Mをコイルばねに的確に成形することができる(図10においては、カッタ7及びピッチ加工具6については、図示略)。勿論この場合も、2つの回転ローラ5が、前記同様、サーボモータ20により回転駆動される場合には、線材Mとして、強度が弱いものを用いる場合であっても、そのような線材Mをコイルばねに成形することができる。
しかし、線材Mとして、例えば、径が0.3mm未満であるものを用いて、各回転ローラ5の径と同等以下の径のコイルばねを成形する場合には、成形すべきコイルばねの径が小さくなるに伴って、芯金4の径を小さくすることができるものの、2つの各回転ローラ5の外径をさほど小さくすることができない一方で、その2つの回転ローラ5の配置関係(水平線に対して上下略45度の角度位置からそれぞれ線材Mに圧接)を、成形すべきコイルばねの径が小さくなろうとも、変更することができない。このため、上記2つの回転ローラ5を備えるコイルばね製造装置においては、成形すべきコイルばねの径を小さくするに伴って、両回転ローラ5が干渉する可能性が高まることになる(図10中、両ローラ5,5間の矢印をもって示す間隔を参照)。このことから、上記のような回転ローラ5の径と同等以下の径を形成するコイルばねを成形する場合には、前述のコイルばね製造装置1(図1〜図3、図6参照)を用いることが好ましい。
コイルばね製造装置1が起動されると、S1において、送りローラ2a,2bによる1回当たりの線材Mの送り長さ、送りローラ2a,2bによる線材Mの送り速度、回転ローラ外周面5aの周速度(送りローラ2a,2bによる線材Mの送り速度にほぼ等しい速度)等の各種情報が読み込まれ、その読み込みを終えると、S2において、送りローラ2a,2b及び回転ローラ5の各回転が同時に開始される。この場合、送りローラ2a,2bによる線材Mの送り速度と回転ローラ5における外周面5aの周速度がほぼ等しくなっており、回転ローラ外周面5aに対する線材Mの摩擦力をほとんどなくすことができる。このため、線材Mとして、通常の径(通常の強度)のものだけでなく、線材強度の低いもの、特に成形すべきコイルばねの径が極めて小さくする際に用いるものも含め、種々のものを成形できることになる。
続いて、S5において、カッタ7が下降動され、カッタ7と芯金4(カッタ案内面13)とは、協働して、成形されたコイルばねとそれに続く線材Mとを切断する。このS5が終了すると、次のコイルばねを成形するべく、前記S2にリターンされる。
具体的には、ピッチ加工具6にピッチ加工具用サーボモータ33が、そのピッチ加工具6をその軸線O3を中心として回転させるように連係され、そのサーボモータ33は、線材Mの送り出しに伴い、ピッチ加工具6を回転駆動すると共に、そのピッチ加工具6の回転駆動に関し、ピッチ加工具6における外周面のうち、線材Mとの圧接部分が、その線材Mの進み側と同じ側に移動するように設定されている。しかも、ピッチ加工具6における外周面の周速度も、送りローラ2a,2bによる線材Mの送り出し速度にほぼ等しく設定されている。
これにより、成形されたコイルばねにピッチを施すことができるだけでなく、このピッチ加工具6においても、その軸線O3を中心として回転させるために、駆動力として、ピッチ加工具6外周面と線材Mとの間で摩擦力を発生させる必要がなくなり、ピッチ加工具6を設ける場合においても、その摩擦力の発生に起因する線材M強度の問題を排除できる。
先ず、最初のS1´においては、各種情報として、前述の第1実施形態のものの他に、ピッチ加工具6外周面におけるその軸線を中心とした周速度(送りローラ2a,2bによる線材Mの送り速度にほぼ等しく設定)も読み込まれ、S2´において、送りローラ2a,2b、回転ローラ5及びピッチ加工具6の回転が開始され、線材Mに対してコイルばね成形が開始される。この場合、回転ローラ5外周面の周速度及びピッチ加工具6外周面の周速度が送りローラ2a,2bによる線材Mの送り速度にほぼ等しいことから、回転ローラ5だけでなく、ピッチ加工具6についても、その外周面と線材Mとの間の摩擦力をかなり低く抑えることができる。
上記S2´の処理を終え、次のS3の判別において、線材Mが所定長さだけ送り出されて所定軸線長さのコイルばねが成形されたと判断されると、S4´に進み、そのS4´において、送りローラ2a,2b、回転ローラ5及びピッチ加工具6の回転駆動が停止される。そして、次のS5において、成形されたコイルばねとそれに引き続く線材Mとが切断された後、新たなコイルばねを製造すべく、前記S2´にリターンされる。
この第3実施形態に係るコイルばね製造装置1においては、円柱状の芯金4が、線材ガイド3からの線材Mの送り出し方向(図14中、右方向)を横切るように配設され、その芯金4は、その軸線を中心として回転可能に取付け部材(図示略)に支持されている。この芯金4の外周面に回転ローラ5が、線材ガイド3から送り出された線材Mを介して当接されている。このため、回転ローラ5がその軸線を中心として回転駆動されると、芯金4がその軸線を中心として、回転ローラ5とは反対方向に回転されることになり、これにより、線材ガイド3から送り出された線材Mは、コイル状に成形され、そのコイル状に成形された線材Mが芯金4の外周面に巻回されることになる(コイルばねの成形)。この後、線材Mが、所定軸線長さになるまでコイル状に成形されると、回転ローラ5の回転駆動が停止され、そのコイル状に成形された線材と、それに続く線材とがカッタ7により切り離される。
この場合、芯金4を回転駆動源により独立に回転駆動し、その芯金4外周面の周速度を回転ローラ外周面5aの周速度に等しくしてもよい。
(1)一対のガイド部材9a,9bのうち、一方のガイド部材9a(9b)の合わせ面10a(10b)にのみガイド溝11a(11b)を形成し、そのガイド溝11a(11b)により線材ガイド3内部においてガイド孔12を構成すること。
(2)線材ガイド3として、一体成形物がガイド孔12として貫通孔を有するものを用いること。
(3)回転体として、回転軸15等を用いること。
(4)ピッチ加工具の配置を、成形すべきコイルばねの巻回方向に応じて決めること。すなわち、成形すべきコイルばねが右巻きばねの場合には、斜め上方から、その成形すべきコイルばね内に進入させ(図1〜図3参照)、成形すべきコイルばねが左巻きばねの場合には、斜め下方から、その成形すべきコイルばね内に進入させること。
これに伴い、成形すべきコイルばねが左巻きばねの場合には、カッタ7は、その成形すべきコイルばねの下方側に配置されることになる。
2a,2b 送りローラ
3 線材ガイド
4 芯金(巻回ツール)
5 回転ローラ(回転体)
5a 回転ローラの外周面
6 ピッチ加工具
8 サーボモータ(回転駆動源)
20 サーボモータ(回転駆動源)
33 サーボモータ(ピッチ加工具用回転駆動源)
O1 回転ローラの軸線
O3 ピッチ加工具の軸線
U 制御ユニット
Claims (16)
- 真っ直ぐに送り出される線材をコイル成形加工具としての回転体の外周面に順次、圧接させることにより、該線材をコイル状に成形するコイルばね製造方法において、
前記回転体として、1つの回転体だけを用い、
前記線材の送り出しに伴い、前記回転体を、回転駆動源の回転駆動力により、該回転体における外周面のうち、該線材との圧接部分が、該線材の進み側と同じ側に向けて移動するように回転駆動し、
前記回転体の回転駆動に際して、該回転体における外周面の周速度を、前記線材の送り出し速度を目標値として、該線材の送り出し速度に近づけたものとする、
ことを特徴とするコイルばね製造方法。 - 請求項1において、
前記送り出されてくる線材として、0.3mm未満の所定径であるものを用いる、
ことを特徴とするコイルばね製造方法。 - 請求項2において、
前記送り出されてくる線材を前記回転体の外周面に順次、圧接させることにより、該線材を、1mm前後の内径とされたコイル形状に成形する、
ことを特徴とするコイルばね製造方法。 - 請求項1において、
前記線材を真っ直ぐに送り出す線材ガイドを設けて、該線材ガイドから送り出される線材を前記回転体の外周面に圧接する、
ことを特徴とするコイルばね製造方法。 - 請求項4において、
非回転状態をもって備えられる巻回ツールを設けて、該巻回ツールに、前記線材ガイドから送り出される線材を、該線材ガイドと前記回転体とを利用して巻回する、
ことを特徴とするコイルばね製造方法。 - 送り出されてくる線材をコイル成形加工具としての回転体の外周面に順次、圧接させることにより、該線材をコイル状に成形するコイルばね製造方法において、
前記線材の送り出しに伴い、前記回転体を、回転駆動源の回転駆動力により、該回転体における外周面のうち、該線材との圧接部分が、該線材の進み側と同じ側に向けて移動するように回転駆動し、
前記線材をコイル状に成形するに際して、該線材に圧接して該線材を成形すべきコイルばねの軸線方向に変位させることにより、ピッチ加工を行う軸状のピッチ加工具を設け、
前記ピッチ加工具を、ピッチ加工具用回転駆動源の回転駆動力により、前記線材の送り出しに伴い、該ピッチ加工具における外周面のうち、該線材との圧接部分が、該線材の進み側と同じ側に向けて移動するように回転駆動する、
ことを特徴とするコイルばね製造方法。 - 請求項6において、
前記回転体の回転駆動に際して、該回転体における外周面の周速度を、前記線材の送り出し速度を目標値として、該線材の送り出し速度に近づけたものとする、
ことを特徴とするコイルばね製造方法。 - 請求項6又は7において、
前記ピッチ加工具の回転駆動に際して、該ピッチ加工具における外周面の周速度を、前記線材の送り出し速度を目標値として、該線材の送り出し速度に近づけたものとする、
ことを特徴とするコイルばね製造方法。 - 真っ直ぐに送り出される線材を、順次、外周面に圧接させてコイル状に成形する回転体が備えられているコイルばね製造装置において、
前記回転体が1つの回転体だけをもって構成され、
前記回転体に回転駆動源が、該回転体を該回転体の軸線を中心として回転させるように連係され、
前記回転駆動源は、前記線材の送り出しに伴い、前記回転体を回転駆動すると共に、該回転体の回転駆動に関し、該回転体における外周面のうち、該線材との圧接部分が、該線材の進み側と同じ側に移動するように設定され、
前記回転駆動源は、前記回転体における外周面の周速度を、前記線材の送り出し速度を目標値として、該線材の送り出し速度に近づけたものとするように調整されている、
ことを特徴とするコイルばね製造装置。 - 請求項9において、
前記送り出されてくる線材が、0.3mm未満の所定径である、
ことを特徴とするコイルばね製造装置。 - 請求項9において、
前記線材を真っ直ぐに送り出す線材ガイドが備えられ、
前記線材ガイドから送り出される線材が、前記回転体の外周面に圧接するように設定されている、
ことを特徴とするコイルばね製造装置。 - 請求項11において、
非回転状態をもって前記線材ガイドに隣り合うようにして配置されて、前記線材ガイドから送り出される線材が、該線材ガイドと前記回転体とを利用して巻回される巻回ツールが備えられ、
前記巻回ツールが、前記線材ガイドから送り出される線材を巻回する円弧状の外周面を有している、
ことを特徴とするコイルばね製造装置。 - 請求項12において、
前記送り出されてくる線材が、0.3mm未満の所定径である、
ことを特徴とするコイルばね製造装置。 - 送り出されてくる線材を、順次、外周面に圧接させてコイル状に成形する回転体が備えられているコイルばね製造装置において、
前記回転体に回転駆動源が、該回転体を該回転体の軸線を中心として回転させるように連係され、
前記回転駆動源は、前記線材の送り出しに伴い、前記回転体を回転駆動すると共に、該回転体の回転駆動に関し、該回転体における外周面のうち、該線材との圧接部分が、該線材の進み側と同じ側に移動するように設定され、
前記線材をコイル状に成形するに際して、該線材に圧接して該線材を成形すべきコイルばねの軸線方向に変位させることにより、ピッチ加工を行う軸状のピッチ加工具が備えられ、
前記ピッチ加工具にピッチ加工具用回転駆動源が、該ピッチ加工具を該ピッチ加工具の軸線を中心として回転させるように連係され、
前記ピッチ加工具用回転駆動源は、前記線材の送り出しに伴い、前記ピッチ加工具を回転駆動すると共に、該ピッチ加工具の回転駆動に関し、該ピッチ加工具における外周面のうち、該線材との圧接部分が、該線材の進み側と同じ側に移動するように設定されている、
ことを特徴とするコイルばね製造装置。 - 請求項14において、
前記回転駆動源は、前記回転体における外周面の周速度を、前記線材の送り出し速度を目標値として、該線材の送り出し速度に近づけたものとするように調整される、
ことを特徴とするコイルばね製造装置。 - 請求項14又は15において、
前記ピッチ加工具用回転駆動源は、前記ピッチ加工具における外周面の周速度を、前記線材の送り出し速度を目標値として、該線材の送り出し速度に近づけたものとするように調整されている、
ことを特徴とするコイルばね製造装置。
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