JP6225397B2 - 照明用光源及び照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電球形ランプ等の照明用光源及びこれを備えた照明装置に関する。
発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)等の半導体発光素子は、小型、高効率及び長寿命であることから、様々な製品の光源として期待されている。中でも、電球形LEDランプ(LED電球)は、従来から知られる電球形蛍光灯や白熱電球に代替する照明用光源として開発が進められている(特許文献1)。
電球形LEDランプは、例えば、LEDモジュール(発光モジュール)と、LEDモジュールを覆うように構成された透光性のグローブと、LEDモジュールを支持する支持台と、LEDモジュールを点灯させるための回路ユニットと、回路ユニットを囲むように構成された筐体と、LEDモジュールを点灯させるための電力を受電する口金とを備える。
特開2006−313717号公報
近年、グローブとして透明なガラス製のものを用いることによってグローブ内のLEDモジュールが視認できるように構成された電球形LEDランプ(クリア電球)が提案されている。
しかしながら、従来のクリア電球では、長時間使用したときに、グローブの内面に曇りが発生して透明感(クリア感)が損なわれるという課題がある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、長時間使用しても透明感が損なわれることのない照明用光源及び照明装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る照明用光源の一態様は、ガラス製の透明なグローブと、前記グローブ内に配置された発光モジュールと、前記発光モジュールを点灯させるための回路素子が導電性接着剤によって実装された回路基板と、前記グローブの内面に形成された透明膜とを備えることを特徴とする。
また、本発明に係る照明用光源の一態様において、前記透明膜は、透明樹脂膜である、としてもよい。
また、本発明に係る照明用光源の一態様において、前記透明樹脂膜は、水溶性アクリル系樹脂膜である、としてもよい。
また、本発明に係る照明用光源の一態様において、前記導電性接着剤は、半田である、としてもよい。
また、本発明に係る照明用光源の一態様において、さらに、前記回路基板を囲むように構成された筐体と、前記発光モジュールを支持する支持台と、前記発光モジュールと前記回路素子とを電気的に接続するためのリード線とを備え、前記支持台には前記リード線を挿通するための挿通孔が設けられている、としてもよい。
また、本発明に係る照明用光源の一態様において、前記支持台は、前記グローブの開口部から内方に向かって延設された支柱を有し、前記発光モジュールは、前記支柱に支持されている、としてもよい。
また、本発明に係る照明装置の一態様は、上記のいずれかに記載の照明用光源を備えることを特徴とする。
本発明によれば、長時間使用してもグローブの内面に曇りが発生しないので、透明感を維持することができる。
本発明の実施の形態に係る電球形ランプの外観斜視図である。 本発明の実施の形態に係る電球形ランプの分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る電球形ランプの断面図である。 (a)は、本発明の実施の形態に係る電球形ランプにおけるLEDモジュールの平面図であり、(b)は、(a)のA−A’線における同LEDモジュールの断面図であり、(c)は、(a)のB−B’線における同LEDモジュールの断面図である。 従来の電球形ランプにおいてグローブに曇りが発生したときの様子を示す図である。 本発明の実施の形態に係る照明装置の概略断面図である。
(実施の形態)
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される、数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態などは、一例であって本発明を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
以下の実施の形態では、照明用光源の一例として、電球形蛍光灯又は白熱電球の代替品となる電球形LEDランプ(LED電球)について説明する。
[電球形ランプの全体構成]
まず、本実施の形態に係る電球形ランプ1の全体構成について、図1及び図2を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る電球形ランプの外観斜視図である。図2は、本発明の実施の形態に係る電球形ランプの分解斜視図である。
図1及び図2に示すように、電球形ランプ1は、ガラス製の透明なグローブ10と、グローブ10内に配置されたLEDモジュール20と、LEDモジュール20を点灯させるための回路素子42が導電性接着剤81によって実装された回路基板41(図2)と、グローブ10の内面に形成された透明膜70とを備える。
電球形ランプ1は、さらに、LEDモジュール20を支持する支持台30と、回路基板41を囲むように構成された筐体50と、外部から電力を受電する口金60と、リード線43a〜43dとを備える。本実施の形態における電球形ランプ1は、グローブ10と筐体50と口金60とによって外囲器が構成されている。
以下、本実施の形態に係る電球形ランプ1の各構成要素について、図2を参照しながら、図3を用いて詳細に説明する。図3は、本発明の実施の形態に係る電球形ランプの断面図である。
なお、図3において、回路ユニット40は、断面図ではなく側面図で示されている。また、図3において、紙面上下方向に沿って描かれた一点鎖線は電球形ランプのランプ軸J(中心軸)を示しており、本実施の形態において、ランプ軸Jは、グローブ10の軸と一致している。また、ランプ軸Jは、電球形ランプ1を照明装置(不図示)のソケットに取り付ける際の回転中心となる軸であり、口金60の回転軸と一致している。
[グローブ]
図3に示すように、グローブ10は、LEDモジュール20を覆う透光性カバーであって、LEDモジュール20から放出される光をランプ外部に取り出すように構成されている。したがって、グローブ10の内面に入射したLEDモジュール20の光は、グローブ10を透過してグローブ10の外部へと取り出される。
グローブ10は、可視光に対して透明なシリカガラス製のガラスバルブ(クリアバルブ)であり、クリア感(透明感)を与えるように構成されている。つまり、グローブ10は、向こう側が透けて見える程度に透過率(例えば99.5%以上)が極めて高くなっており、グローブ10内に配置されたLEDモジュール20は、グローブ10の外側から視認することができる。本実施の形態におけるグローブ10は、シリカ(SiO)が70〜72[%]のソーダ石灰ガラスによって構成されている。
図2及び図3に示すように、グローブ10は、開口部11を有する中空の回転体であり、本実施の形態では、一端が球状に閉塞され、他端に開口部11を有する形状である。具体的に、グローブ10の形状は、中空の球の一部が、球の中心部から遠ざかる方向に伸びながら狭まったような形状であり、球の中心部から遠ざかった位置に開口部11が形成されている。
このような形状のグローブ10としては、一般的な電球形蛍光灯や白熱電球と同様の形状のガラスバルブを用いることができる。例えば、グローブ10として、JISのC7710に規定された、A形、G形又はE形等を用いることができる。また、グローブ10として、開口部11の開口面垂直方向(ランプ軸Jの方向)に長尺状をなす形状のもの、例えば、キャンドルタイプ(ローソク形)のガラスグローブを用いてもよい。あるいは、グローブ10として、半球状のものを用いてもよい。
図3に示すように、グローブ10は、支持台30に支持されており、開口部11が支持台30の表面に当接又は近接するようにして配置される。グローブ10は、シリコーン樹脂等の接着剤によって、開口部11の端部が支持台30に固着される。
[LEDモジュール]
LEDモジュール20は、発光素子を有する発光モジュールであって、白色等の所定の色(波長)の光を放出する。グローブ10内に配置されたLEDモジュール20は、支持台30によってグローブ10内に中空に保持されており、リード線43a及び43bを介して回路ユニット40から供給される電力によって発光する。
本実施の形態では、LEDモジュール20がグローブ10の球形状の中心位置(例えば、グローブ10の内径が大きい径大部分の内部)に配置された構造の技術(CMT:Center Mount Technology)が採用されている。このように、グローブ10の中心位置にLEDモジュール20が配置されることにより、電球形ランプ1の配光特性を、従来のフィラメントコイルを用いた一般白熱電球と近似した配光特性にすることができる。具体的には、LEDモジュール20は、支持台30の支柱31に支持されることによって、グローブ10の中心位置に保持されている。
また、本実施の形態におけるLEDモジュール20は、長尺状であり、その長手方向が支柱31の軸(ランプ軸J)と直交するように配置されている。具体的には、長尺状の基板21が、その長手方向が支柱31の軸方向と直交するようにして支柱31に支持されている。
ここで、LEDモジュール20の各構成要素について、図4を用いて説明する。図4(a)は、本実施の形態におけるLEDモジュールの平面図であり、図4(b)は、図4(a)のA−A’線における同LEDモジュールの断面図であり、図4(c)は、図4(a)のB−B’線における同LEDモジュールの断面図である。
図4の(a)〜(c)に示すように、LEDモジュール20は、基板21と、LED22と、封止部材23と、金属配線24と、ワイヤー25と、端子26a及び26bとを有する。本実施の形態におけるLEDモジュール20は、ベアチップが基板21上に直接実装されたCOB(Chip On Board)構造である。以下、LEDモジュール20の各構成要素について詳述する。
まず、基板21について説明する。基板21は、LED22を実装するための実装基板であり、LED22が実装される面である第1主面(表側面)と、当該第1主面に対向する第2主面(裏側面)とを有する。図4(a)に示すように、基板21は、例えば、平面視(グローブ10の頂部から見たとき)が長方形の矩形板状基板である。なお、基板21の形状としては、長方形以外に正方形や円形とすることもできるし、六角形や八角形等、四角形以外の多角形とすることもできる。
基板21としては、LED22から発せられる光に対して光透過率が低い基板、例えば全透過率が10%以下の白色アルミナ基板等の白色基板又は樹脂被膜された金属基板(メタルベース基板)等を用いることができる。このように、光透過率が低い基板を用いることにより、基板21を透過して第2主面ら光が出射することを抑制することができ、色ムラを抑制することができる。また、安価な白色基板を用いることで、低コスト化を実現することができる。
一方、基板21として、光透過率が高い透光性基板を用いることもできる。透光性基板を用いることにより、LED22の光は、基板21の内部を透過し、LED22が実装されていない面(裏側面)からも出射される。したがって、LED22が基板21の第1主面(表側面)だけに実装された場合であっても、第2主面(裏側面)からも光が出射されるので、白熱電球と近似した配光特性を容易に得ることができる。また、LEDモジュール20から全方位に光を放出させることができるので、全配光特性を実現することも可能となる。
透光性基板としては、例えば、可視光に対する全透過率が80%以上の基板、又は、可視光に対して透明な透明基板(すなわち透過率が極めて高く向こう側が透けて見える状態の基板)を用いることができる。このような透光性基板としては、多結晶のアルミナや窒化アルミニウムからなる透光性セラミックス基板、ガラスからなる透明ガラス基板、水晶からなる水晶基板、サファイアからなるサファイア基板又は透明樹脂材料からなる透明樹脂基板等を用いることができる。なお、基板21としては、変形しないリジッド基板ではなく、フィルム基板等の可撓性を有するフレキシブル基板を用いることもできる。
基板21は、第2主面が支持台30(支柱31)の固定面と面接触するようにして支持台30に接続される。また、基板21には、図3に示す2本のリード線43a及び43bとの電気的接続を行うために、2つの貫通孔27a及び27bが設けられている。具体的には、貫通孔27a及び27bの各々にリード線43a及び43bの先端部を挿通して、当該先端部と基板21に形成された端子26a(26b)とを半田等の導電性接着剤82によって接合している。なお、導電性接着剤82を被覆するように、さらに樹脂材を塗布してもよい。
次に、LED22について説明する。LED22は、発光素子の一例であって、所定の電力により発光する半導体発光素子である。各LED22は、いずれも単色の可視光を発するベアチップである。本実施の形態では、通電されれば青色光を発する青色LEDチップを用いている。青色LEDチップとしては、例えば中心波長が440nm〜470nmの窒化ガリウム系の半導体発光素子を用いることができる。
また、LED22は、基板21の第1主面(表側面)のみに実装されており、基板21の長辺方向に沿って複数の列をなすようにして複数個実装されている。本実施の形態では、複数個のLED22を一列とする素子列が、互いに並行するように4列で配置されている。なお、LED22の素子列は、4列に限らず、1〜3列としてもよいし、5列以上としてもよい。
次に、封止部材23について説明する。封止部材23は、例えば樹脂からなり、LED22を覆うように構成されている。封止部材23は、複数のLED22の一列分を一括封止するように形成されている。本実施の形態では、LED22の素子列が4列で実装されているので、4本の封止部材23が形成される。4本の封止部材23の各々は、複数のLED22の並び方向(列方向)に沿って基板21の第1主面上に直線状に設けられている。
封止部材23は、主として透光性材料からなるが、LED22の光の波長を所定の波長に変換する必要がある場合には、波長変換材が透光性材料に混入される。
本実施の形態における封止部材23は、波長変換材として蛍光体を含み、LED22が発する光の波長(色)を変換する波長変換部材である。このような封止部材23としては、例えば、蛍光体粒子を含有する絶縁性の樹脂材料(蛍光体含有樹脂)によって構成することができる。蛍光体粒子は、LED22が発する光によって励起されて所望の色(波長)の光を放出する。
封止部材23を構成する樹脂材料としては、例えば、シリコーン樹脂を用いることができる。また、封止部材23には、シリカ粒子等の光拡散材を分散させてもよい。なお、封止部材23の材料は、樹脂等の有機材に限るものではなく、低融点ガラスやゾルゲルガラス等の無機材であってもよい。
封止部材23に含有させる蛍光体としては、例えば、LED22が青色光を発光する青色LEDである場合、白色光を得るために、例えばYAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)系の黄色蛍光体粒子を用いることができる。これにより、LED22が発した青色光の一部は、封止部材23に含まれる黄色蛍光体粒子によって黄色光に波長変換される。つまり、黄色蛍光体粒子が青色光を励起光として蛍光発光する。そして、黄色蛍光体粒子に吸収されなかった(波長変換されなかった)青色光と黄色蛍光体粒子によって波長変換された黄色光とが封止部材23の中で拡散及び混合されて、封止部材23からは白色光が出射される。
なお、基板21の表面側から裏面側に向かう光(漏れ光)を波長変換するために、LED22と基板21との間あるいは基板21の第2主面(裏側面)に、第2波長変換部材として、蛍光体粒子とガラス等の無機結合材(バインダー)とからなる焼結体膜等の蛍光体膜(蛍光体層)又は基板21の表面と同じ蛍光体含有樹脂をさらに形成しても構わない。このように、基板21の第2主面に第2波長変換部材をさらに形成することにより基板21の両面から白色光を放出することができる。
次に、金属配線24について説明する。金属配線24は、LED22を発光させるための電流が流れる導電性配線であって、基板21の表面上に、所定形状にパターン形成される。図4(a)に示すように、金属配線24は、基板21の第1主面に形成される。金属配線24によって、リード線43a及び43bからLEDモジュール20に給電された電力が各LED22に供給される。
金属配線24は、各LED素子列における複数のLED同士を直列接続するために形成されている。例えば、金属配線24は、隣り合うLEDの間に島状に形成されている。また、金属配線24は、各素子列同士を並列接続するために形成されている。各LED22は、ワイヤー25を介して金属配線24と電気的に接続されている。なお、LED22の間の島状の金属配線24は設けなくても構わない。この場合、隣り合うLED22同士は、chip−to−chipによってワイヤーボンディングされる。
金属配線24は、例えば、金属材料からなる金属膜をパターニングしたり、印刷したりすることによって形成することができる。金属配線24の金属材料としては、例えば、銀(Ag)、タングステン(W)又は銅(Cu)等を用いることができる。
また、封止部材23から露出する金属配線24については、端子26a及び26bを除いて、ガラス材によるガラス膜(ガラスコート膜)又は透明樹脂材や白色樹脂材による樹脂膜(樹脂コート膜)によって被覆することが好ましい。これにより、金属配線24の劣化を抑制するとともに、LEDモジュール20における絶縁性を向上させたり、基板21の表面の反射率を向上させたりすることができる。
次に、ワイヤー25について説明する。ワイヤー25は、例えば金ワイヤー等の電線である。図4(b)に示すように、ワイヤー25は、LED22と金属配線24とを接続する。なお、ワイヤー25は、封止部材23から露出しないように、全体が封止部材23の中に埋め込まれている。
次に、端子26a及び26bについて説明する。端子26a及び26bは、LED22を発光させるための直流電力をLEDモジュール20の外部から受電するための外部接続端子である。
また、端子26a及び26bは、LEDモジュール20の給電端子であって、リード線43a及び43bから受電した直流電力を、金属配線24とワイヤー25とを介して各LED22に供給する。
端子26a及び26bは、貫通孔27a及び27bを囲むように基板21の第1主面に所定形状で形成される。端子26a及び26bは、金属配線24と連続して形成されており、また、金属配線24と電気的に接続されている。なお、端子26a及び26bは、金属配線24と同じ金属材料を用いて、金属配線24と同時にパターン形成される。
[支持台]
支持台30は、LEDモジュール20を支持する支持部材であり、支持台30には、LEDモジュール20が取り付けられる。また、支持台30は、LEDモジュール20(LED22)で発生する熱を放熱させるための放熱部材(ヒートシンク)としても機能する。
支持台30は、金属又は樹脂によって構成することができる。LEDモジュール20で発生した熱を効率良く支持台30に放熱させるために、支持台30は、アルミニウム(Al)、銅(Cu)又は鉄(Fe)等を主成分とする金属材料又は熱伝導率の高い樹脂材料によって構成することが好ましい。これにより、支持台30を介してLEDモジュール20で発生した熱を効率良く筐体50に伝導させることができる。なお、支持台30を樹脂によって構成する場合、白色等の有色の樹脂材料によって構成したり、透光性を有する樹脂材料によって構成したりすることができる。
また、支持台30には、リード線43a及び43bを挿通するための2つの挿通孔30aが設けられている。挿通孔30aの孔径は、リード線43a及び43bの線径よりも大きい。
支持台30は、支柱31と台座32とによって構成されている。本実施の形態において、支柱31及び台座32は、いずれもアルミニウムによって構成されている。
図3に示すように、支柱31は、グローブ10の開口部11の近傍からグローブ10の内方に向かって延設された長尺状部材である。本実施の形態において、支柱31は、当該支柱31の軸がランプ軸Jに沿って延設されている。つまり、支柱31の軸とランプ軸Jとは同軸である。
支柱31は、LEDモジュール20を保持する保持部材として機能し、支柱31の一端にはLEDモジュール20が接続され、支柱31の他端には台座32が接続されている。
具体的に、支柱31の頂部には、LEDモジュール20の基板21を固定するための固定面が形成されている。LEDモジュール20は、例えば、固定面に載置されて接着剤等によって固定面に接着される。
台座32は、支柱31を支持する部材であり、グローブ10の開口部11を塞ぐように構成されている。また、台座32は、筐体50に接続されている。例えば、台座32は、筐体50の開口部に嵌め込まれる。
台座32は、段差部を有する円盤状部材であって、例えばアルミ板をプレス加工することによって形成することができる。台座32と支柱31とは、例えば、接着剤やねじ等の固定部材を用いて固定したり、支柱31を台座32の開口部に圧入したりすることで固定できる。挿通孔30aは、台座32を挿通するように設けられている。
また、台座32の上面にはグローブ10の開口部11が当接している。これにより、グローブ10の開口部11が塞がれる。
なお、本実施の形態において、支柱31と台座32とは別体で構成したが、支柱31と台座32とを一体的に形成することによって支持台30を構成してもよい。
[回路ユニット]
回路ユニット(駆動回路)40は、LEDモジュール20(LED22)を点灯させるための点灯回路(電源回路)であって、LEDモジュール20に所定の電力を供給する。図3に示すように、回路ユニット40は、例えば、一対のリード線43c及び43dを介して口金60から供給される交流電力を直流電力に変換し、一対のリード線43a及び43bを介して当該直流電力をLEDモジュール20に供給する。
図3に示すように、回路ユニット40は、回路基板41と、LEDモジュール20を点灯させるための電力を生成する複数の回路素子(電子部品)42とによって構成されている。各回路素子42は、半田等の導電性接着剤81によって回路基板41に実装される。
回路基板41は、一方の面(半田面)に銅箔等の金属配線がパターニングされたプリント基板である。回路基板41に実装された複数の回路素子は、金属配線によって互いに電気的に接続されている。また、回路基板41には、回路素子のリード線(脚)が挿入される貫通孔が複数形成されている。なお、本実施の形態における回路基板41は、図3に示すように、主面がランプ軸Jと略直交する姿勢(横置き)で配置されているが、主面がランプ軸Jと略平行する姿勢(縦置き)で配置されていてもよい。
図3に示すように、回路素子42は、素子本体部と回路基板41に接続される接続リード(脚)とによって構成されている。回路素子42は、接続リードを回路基板41の貫通孔に挿通して、その先端部を導電性接着剤81によって回路基板41の金属配線に接合することで回路基板41に実装される。
回路素子42は、例えば、電解コンデンサやセラミックコンデンサ等の容量素子、抵抗器等の抵抗素子、整流回路素子、コイル素子、チョークコイル(チョークトランス)、ノイズフィルタ、ダイオード又は集積回路素子等の半導体素子等である。回路素子42の多くは、回路基板41の上記一方の面の主面(図3では下面)に実装されている。つまり、回路基板41は、当該回路基板41の他方の面の主面(図3では上面)がグローブ10の開口部11の開口面と対面するように配置されている。このため、導電性接着剤81は、回路基板41のグローブ10側の面に形成されることになる。
なお、回路ユニット40には、調光回路や昇圧回路等が組み合わされていてもよい。
また、回路ユニット40とLEDモジュール20とは、一対のリード線43a及び43bによって電気的に接続されている。また、回路ユニット40と口金60とは、一対のリード線43c及び43dによって電気的に接続されている。これら4本のリード線43a〜43dは、例えば合金銅リード線であり、合金銅からなる芯線と当該芯線を被覆する絶縁性の樹脂被膜とからなる。
本実施の形態において、リード線43aは高圧側(プラス側)出力端子線であり、リード線43bは低圧側(マイナス側)出力端子線である。リード線43a及び43bは、支持台30に設けられた挿通孔30aに挿通されてLEDモジュール側(グローブ10内)に引き出されている。
なお、リード線43a及び43bの各々の一端(芯線)は、図5(a)に示されるLEDモジュール20の基板21の貫通孔27a及び27bに挿通されて端子26a及び26bと半田等の導電性接着剤82によって接続される。一方、リード線43a及び43bの各々の他端(芯線)は、回路基板41の金属配線と半田等の導電性接着剤によって接続される。
また、リード線43c及び43dは、LEDモジュール20を点灯させるための電力を、口金60から回路ユニット40に供給するための導電線である。リード線43c及び43dの各々の一端(芯線)は、口金60(シェル部61又はアイレット部63)と電気的に接続される。一方、リード線43c及び43dの各々の他端(芯線)は、例えば、回路基板41の電力入力部(金属配線)と半田等によって電気的に接続されている。
[筐体]
図3に示すように、筐体50は、回路ユニット40の周囲を囲むように構成された筒体である。本実施の形態における筐体50は、絶縁性ケースであり、例えばポリブチレンテレフタレート(PBT)等の絶縁性樹脂材料によって構成されている。
本実施の形態における筐体50は、大径円筒状の第1筐体部51と、小径円筒状の第2筐体部52とによって構成されている。
第1筐体部51の外表面はランプ外部(大気中)に露出しているので、筐体50に伝導した熱は、主に第1筐体部51から放熱される。第2筐体部52は、外周面が口金60の内周面と接触するように構成されており、第2筐体部52の外周面には口金60と螺合する螺合部が設けられている。
なお、筐体50(第1筐体部51)の内側に、筒状のヒートシンクを配置してもよい。ヒートシンクは、例えば、アルミニウム等の金属材料によって構成することができ、第1筐体部51と隙間をあけて配置される。また、ヒートシンクを配置する場合、回路ユニット40の絶縁性を確保するために、回路ユニット40とヒートシンクとの間に回路ケースを配置して、回路ユニット40を回路ケースで囲ってもよい。回路ケースは、PBT等の絶縁性樹脂材料によって構成することができる。
[口金]
口金60は、LEDモジュール20(LED22)を発光させるための電力をランプ外部から受電する受電部である。口金60は、例えば、照明器具のソケットに取り付けられる。これにより、口金60は、電球形ランプ1を点灯させる際に、照明器具のソケットから電力を受けることができる。口金60には、例えばAC100Vの商用電源から交流電力が供給される。図3に示すように、本実施の形態における口金60は二接点によって交流電力を受電し、口金60で受電した電力は、一対のリード線43c及び43dを介して回路ユニット40の電力入力部に入力される。
口金60は、金属製の有底筒体形状であって、外周面が雄ネジとなっているシェル部61と、シェル部61に絶縁部62を介して装着されたアイレット部63とを備える。口金60の外周面には、照明器具のソケットに螺合させるための螺合部が形成されている。また、口金60の内周面には、筐体50の第2筐体部52の螺合部に螺合させるための螺合部が設けられている。
口金60の種類は、特に限定されるものではないが、本実施の形態では、ねじ込み型のエジソンタイプ(E型)の口金を用いている。例えば、口金60として、E26形、E17形又はE16形等が挙げられる。なお、口金60としては、差し込み型の口金等、他のタイプの口金を用いてもよい。
[透明膜]
透明膜70は、グローブ10の内面に形成されている。本実施の形態において、透明膜70は、グローブ10の内面全面に形成されているが、曇りが発生する部分のみに形成してもよい。例えば、グローブ10の開口部11側の下半分領域の内面のみに形成してもよい。
透明膜70は、例えば透明樹脂膜からなる塗膜であり、グローブ10の内面に所定の透明樹脂材料を塗布することによって形成することができる。透明膜(透明樹脂膜)70としては、耐腐食性が強く、化学的にもフラックス(活性剤)と反応しにくいものを用いるとよく、例えば、水溶性アクリル系樹脂膜を用いることができる。一例として、DIC株式会社製のボンコートを用いることができる。
なお、透明膜70としては、フラックスと反応しにくいものであれば、樹脂膜以外の透明膜を用いてもよい。
グローブ10の透過率は、グローブ10に透明膜70を形成した状態において、99.5%以上である。
[導電性接着剤]
導電性接着剤81及び82は、例えば、半田又は銀ペースト等の導電性接着部材である。図3に示すように、導電性接着剤82は、端子26a(26b)とリード線43a(43b)とを電気的及び物理的に接続する。また、導電性接着剤81は、回路素子42と回路基板41とを電気的及び物理的に接続する。
本実施の形態では、導電性接着剤81及び82として半田を用いている。つまり、端子26a(26b)とリード線43a(43b)とは半田付けによって接合されている。また、回路素子42と回路基板41とも半田付けによって接合されている。
[本発明の作用効果等]
次に、本実施の形態に係る電球形ランプ1の作用効果について、本発明に至った経緯も含めて説明する。
近年、配光特性や外観を白熱電球に模した構成の電球形LEDランプが検討されている。例えば、グローブとして白熱電球等に用いられる透明なガラスバルブを用いて当該グローブ内の中心位置にLEDモジュールを配置した構成の電球形LEDランプ(クリア電球)が提案されている。
クリア電球は、グローブ内の内部構造(LEDモジュール)を視認することができるので透明感(クリア感)が感じられる。
しかしながら、従来のクリア電球では、長時間点灯させたときに、グローブの内面に曇りが発生して透明感が損なわれるということが分かった。具体的には、図5に示すように、従来のクリア電球である電球形ランプ100を使用すると、グローブ10の開口部側の下半分領域(ハッチング部分)の内面に曇りが発生することが分かった。例えば、早ければ1時間程度で目視できる程度の曇りが発生し始め、温度が高い部分から曇りが濃くなっていき、80時間程度で曇りは飽和する。
この原因について本願発明者らが鋭意検討した結果、電子部品を接合するときの導電性接着剤が原因になっていることを突き止めた。以下、この点について説明する。
電球形LEDランプには、電気的な接続を行うために導電性接着剤として半田が用いられている。例えば、電球形LEDランプには、LEDを点灯させるために回路ユニットが内蔵されているが、回路ユニットの回路素子は、回路基板に半田によって接続されている。
半田付け(半田接続)を行う場合、溶融半田の酸化膜の除去、半田付け部分の酸化膜の除去、溶融半田の濡れ性の改善等を図るために、活性剤を含有するフラックスが使用される。フラックスは、例えば半田材料(溶融半田)に含まれている。この場合、フラックスに含まれる活性剤が半田付け後においても回路基板に残留することがあり、回路ユニットを筐体内に配置した後も回路基板にはフラックスが残留していると考えられる。
このため、回路基板に残留するフラックスがグローブ内に進行する。例えば、図3において、回路基板41に残留するフラックスが、支持台30の挿通孔30aからグローブ10内に入ってくる。この結果、グローブ10内にはフラックスが存在する状態になる。
また、半田付けは、回路基板41だけではなく、LEDモジュール20とリード線43a及び43bとを接続する場合にも行われる。このため、基板21にもフラックスが残留する場合がある。この場合も、グローブ10内にはフラックスが存在する状態になる。
このようにグローブ内にフラックスが存在する状態でLEDモジュールを点灯させると、グローブの温度が上昇し、ガラス製のグローブから析出されるNaイオンとフラックスに含まれる活性剤とが反応してグローブの内面に曇りが発生すると考えられる。
本発明は、このような知見に基づいてなされたものであり、本願発明者らは、ガラス製のグローブ10内にフラックスが存在する場合であっても、グローブ10の内面に透明膜70を形成することによってグローブ10の内面に曇りが発生することを抑制できることを見出した。
つまり、グローブ10の内面に透明膜70を形成することによって、グローブ10内にフラックスが存在する状態であったとしても、グローブ10の温度上昇時に、グローブ10のNaイオンとフラックスの活性剤とが反応しないので、グローブ10の内面に曇りが発生しない。
以上、本実施の形態に係る電球形ランプ1によれば、ガラス製の透明なグローブ10の内面に透明膜70が形成されているので、グローブ10の内面に曇りが発生することを抑制できる。したがって、長時間使用しても透明感が損なわれることを抑制でき、透明感を維持することができる。
また、本実施の形態では、透明膜70として透明樹脂膜を用いている。これにより、塗布によってグローブ10の内面に透明膜70を容易に形成することができる。
さらに、本実施の形態では、透明膜70として、水溶性アクリル系樹脂膜を用いている。水溶性アクリル系樹脂膜は、耐腐食性が強く、化学的にもフラックス(活性剤)と反応しにくいので、グローブ10内にフラックスが存在する場合であっても、透明膜70がフラックスの活性剤と反応することがない。つまり、透明膜70が曇ることを抑制できる。
[照明装置]
また、本発明は、電球形ランプとして実現することができるだけでなく、電球形ランプを備える照明装置としても実現することができる。以下、本発明の実施の形態に係る照明装置について、図6を用いて説明する。図6は、本発明の実施の形態に係る照明装置の概略断面図である。
図6に示すように、本発明の実施の形態に係る照明装置2は、例えば、室内の天井に装着されて使用され、上記の実施の形態に係る電球形ランプ1と、点灯器具3とを備える。
点灯器具3は、電球形ランプ1を消灯及び点灯させるものであり、天井に取り付けられる器具本体4と、電球形ランプ1を覆う透光性のランプカバー5とを備える。
器具本体4は、ソケット4aを有する。ソケット4aには、電球形ランプ1の口金60がねじ込まれる。このソケット4aを介して電球形ランプ1に電力が供給される。
なお、照明器具としては、図6に示す構成のものに限らず、ダウンライトやスポットライトのように天井に埋込配設された天井埋込型の照明器具等を用いることもできる。
(変形例)
以上、本発明に係る照明用光源及び照明装置について、実施の形態及び変形例に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記の実施の形態において、支持台30は支柱31を有するように構成したが、支柱31は設けなくてもよい。つまり、台座32のみで支持台30を構成してもよい。この場合、台座32の上面にLEDモジュール20を載置すればよい。
また、上記の実施の形態において、LEDモジュール20は基板21上にLEDチップを直接実装したCOB型の構成としたが、これに限らない。例えば、樹脂製の容器の凹部(キャビティ)の中にLEDチップ(発光素子)を実装して当該凹部内に封止部材(蛍光体含有樹脂)を封入したパッケージ型のLED素子(SMD型LED素子)を用いて、このLED素子を金属配線が形成された基板21上に複数個実装することで構成されたSMD型のLEDモジュールを用いても構わない。
また、上記の実施の形態において、LEDモジュール20の基板21は、1枚の白色基板としたが、これに限らない。例えば、表面にLED22及び封止部材23を形成した2枚の白色基板の裏面同士を貼り合わせることで、1つのLEDモジュール20を構成しても構わない。つまり、両面発光のLEDモジュールを用いてもよい。
また、上記の実施の形態において、LEDモジュール20は、青色LEDチップと黄色蛍光体とによって白色光を放出するように構成したが、これに限らない。例えば、演色性を高めるために、黄色蛍光体に加えて、さらに赤色蛍光体や緑色蛍光体を混ぜても構わない。また、黄色蛍光体を用いずに、赤色蛍光体及び緑色蛍光体を含有する蛍光体含有樹脂を用いて、これと青色LEDチップとを組み合わせることによりに白色光を放出するように構成することもできる。
また、上記の実施の形態において、LEDチップは、青色以外の色を発光するLEDチップを用いても構わない。例えば、紫外線発光のLEDチップを用いる場合、蛍光体粒子としては、三原色(赤色、緑色、青色)に発光する各色蛍光体粒子を組み合わせたものを用いることができる。さらに、蛍光体粒子以外の波長変換材を用いてもよく、例えば、波長変換材として、半導体、金属錯体、有機染料、顔料など、ある波長の光を吸収し、吸収した光とは異なる波長の光を発する物質を含んでいる材料を用いてもよい。
また、上記の実施の形態において、発光素子としてLEDを例示したが、半導体レーザ等の半導体発光素子、又は、有機EL(Electro Luminescence)や無機EL等のEL素子等、その他の固体発光素子を用いてもよい。
また、上記の実施の形態及では、照明用光源として電球形ランプを例にとって説明したが、直管形ランプ又は丸形ランプ等にも適用することができる。この場合、LEDを実装する基台の形状は、各ランプの形状に従って形成すればよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、又は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
1、100 電球形ランプ
2 照明装置
3 点灯器具
4 器具本体
4a ソケット
5 ランプカバー
10 グローブ
11 開口部
20 LEDモジュール(発光モジュール)
21 基板
22 LED
23 封止部材
24 金属配線
25 ワイヤー
26a、26b 端子
27a、27b 貫通孔
30 支持台
30a 挿通孔
31 支柱
32 台座
40 回路ユニット
41 回路基板
42 回路素子
43a、43b、43c、43d リード線
81、82 導電性接着剤
50 筐体
51 第1筐体部
52 第2筐体部
60 口金
61 シェル部
62 絶縁部
63 アイレット部
70 透明膜

Claims (8)

  1. ガラス製の透明なグローブと、
    前記グローブ内に配置された発光モジュールと、
    前記発光モジュールを点灯させるための回路素子が導電性接着剤によって実装された回路基板と、
    前記グローブの内面に形成された透明膜とを備え
    前記透明膜は、前記グローブの開口部側の下半分領域の内面のみに形成されている
    照明用光源。
  2. 前記透明膜は、前記グローブに含有するナトリウムと前記導電性接着剤に用いられるフラックスに含まれる活性剤とが反応することを防止する膜である
    請求項1に記載の照明用光源。
  3. 前記透明膜は、透明樹脂膜である
    請求項1又は2に記載の照明用光源。
  4. 前記透明樹脂膜は、水溶性アクリル系樹脂膜である
    請求項に記載の照明用光源。
  5. 前記導電性接着剤は、半田である
    請求項1〜のいずれか1項に記載の照明用光源。
  6. さらに、
    前記回路基板を囲むように構成された筐体と、
    前記発光モジュールを支持する支持台と、
    前記発光モジュールと前記回路素子とを電気的に接続するためのリード線とを備え、
    前記支持台には前記リード線を挿通するための挿通孔が設けられている
    請求項1〜のいずれか1項に記載の照明用光源。
  7. 前記支持台は、前記グローブの開口部から内方に向かって延設された支柱を有し、
    前記発光モジュールは、前記支柱に支持されている
    請求項1〜のいずれか1項に記載の照明用光源。
  8. 請求項1〜のいずれか1項に記載の照明用光源を備える
    照明装置。
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