JP6225276B2 - 株主優待システム - Google Patents

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Description

本発明は、企業のIR(Investor Relations)活動を支援する技術に関し、特に、株主に対して優待サービスを提供する株主優待システムに適用して有効な技術に関するものである。
日本の上場企業では、IRの一つの手段として、年に1、2回の所定の基準日に当該企業の株式を保有している株主に対して特定の優待を提供する、いわゆる株主優待制度を設けている企業は多く、主に個人株主を増やすのに役立てている。一般的な株主優待では、株主に対して対象の企業が販売する製品やサービス自体を提供したり、これらの購入に使用できるクーポン等を提供したりする場合が多い。一方で、個人消費者向けの商品やサービスを取り扱っていない企業では、例えば、地場の名産品や、汎用的な金券・商品券など、自社が直接取り扱っていない商品等を提供する場合もある。
株主優待に関連する技術として、例えば、特開2005−11022号公報(特許文献1)には、複数の異業種事業体が加盟する共同事業体で発行する共通の株主優待ポイントカードに株主優待ポイントを記憶させ、前記株主優待ポイントカードが前記共同事業体の催すフェアー、あるいは前記共同事業体に加盟する企業の直営店で、電子マネーとして使用できるようにした株主優待ポイント管理システムが記載されている。
また、特開2005−250715号公報(特許文献2)には、株主優待サービスの内容を提携企業の商品に拡大し、株主に対する優待サービスの内容を多彩にするとともに優待実施企業の独自性を維持しつつ負担軽減を図る株主優待サービスシステムが記載されている。
また、特開2005−267402号公報(特許文献3)には、顧客による株式発行体企業の株式売買履歴が、当該発行体企業が設定した株主優待を利用可能な条件に合致するか否かを判定し、合致していれば権利確定日以前であっても顧客が株主優待を利用できるようにする株主優待システムが記載されている。
特開2005−11022号公報 特開2005−250715号公報 特開2005−267402号公報
従来技術によれば、上場企業は、自社以外の他の企業を介して株主に対して商品やサービスを提供することで優待することが可能であるとともに、基準日での株主に限らずに優待することも可能であり、株主優待の自由度、柔軟性を向上させることができる。
しかしながら、従来技術のような複数企業共同参加スキームの場合、参加企業間で一律のスキームとなることから、株主優待の対象となる株式を発行する上場企業としては、株主に対する訴求効果が希釈されてしまう可能性がある。また、当該上場企業と、これに代って株主に対して商品やサービス等を提供して優待を行う店舗等のサービス提供事業者(以下では「サービサー」と記載する場合がある)との間では、お互いに組みたくない相手と組み合わせられてしまうというリスクもある。
そこで本発明の目的は、上場企業が株主に対して基準日に関わらずに特定のサービサーにより株主優待サービスを受けられるようにする株主優待システムを提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
本発明の代表的な実施の形態による株主優待システムは、上場企業の株主に対する株主優待サービスの提供を支援する株主優待システムであって、以下の特徴を有するものである。
すなわち、株主優待システムは、前記上場企業と、前記上場企業に代って株主優待サービスを提供するサービサーとの組み合わせ、および前記各組み合わせに係る前記株主優待サービスの内容と前記株主優待サービスを受けることができる保有株数の条件とを保持する優待情報保持部を有する。
また、前記株主が前記サービサーにおいて商品もしくはサービスの購入を行う際に前記サービサーから送信された、前記株主に対して提供することができる前記株主優待サービスの有無を確認するリクエストを受信して、前記サービサーが提供可能な前記株主優待サービスを前記優待情報保持部から取得し、取得した前記各株主優待サービスに対応する前記上場企業について前記株主の保有株数を所定の株式情報管理主体に対して問い合わせる保有株情報取得部と、前記株式情報管理主体から取得した、前記株主の前記上場企業毎の保有株数の情報に基づいて、前記サービサーが提供可能な前記株主優待サービスのうち、前記株主が保有株数に係る前記条件を満たすものを判定して前記サービサーに対して応答する優待判定部と、を有する。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
すなわち、本発明の代表的な実施の形態によれば、上場企業が株主に対して基準日に関わらずに特定のサービサーにより株主優待サービスを受けられるようにすることが可能となる。
本発明の一実施の形態である株主優待システムの構成例について概要を示した図である。 本発明の一実施の形態における株主が株主優待サービスを受けるまでの処理の流れの例を示した図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一部には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
<システム構成>
図1は、本発明の一実施の形態である株主優待システムの構成例について概要を示した図である。株主優待システム1は、上場企業20が株主40に対して行う株主優待を支援するシステムであり、特に、上場企業20が株主40に対して優待サービスとして直接提供できる商品等を取り扱っていないような場合に、個別に提携するサービサー30によって間接的に株主40に対して株主優待サービス31を提供できるようにするシステムである。
株主40が保有する上場企業20の株式の情報は、証券会社21の図示しないバックオフィスシステム等において証券口座情報22等のデータベース上に管理されている。株主40は、証券口座情報22における自身の口座の情報と関連付けられたキャッシュカード等の発行を証券会社21から受け、サービサー30から株主優待サービス31を受ける際に、当該株主40を特定可能とするためにこれを株主識別証41として提示する。なお、株主識別証41は、株主40を特定することができるものであれば、証券会社21が発行したキャッシュカード等に限らず、例えば、クレジットカード等の他のカードや、サービサー30が発行する会員カード、ポイントカードなどであってもよい。
なお、本実施の形態では、株主40は、上場企業20の株式を提携する証券会社21を介して購入した場合を例としており、株主40が保有する上場企業20の株式の情報は、当該証券会社21から取得するものとしているが、株主40が保有する株式の情報を管理する仕組みを有する主体(株式情報管理主体)であれば、これに限られない。例えば、上場企業20の株主名簿を管理している信託銀行から、株主40の保有株式に係る情報を取得する構成としてもよい(この場合、信託銀行が管理する株主名簿は、可能な限り、株主40やその保有株数の情報が実際の売買と連動して反映されるようにするのが望ましい)。
株主優待システム1は、例えば、サーバ機器やクラウドコンピューティング環境上に構築された仮想サーバからなるサーバシステムである優待情報管理サーバ10を有する。優待情報管理サーバ10は、図示しないインターネット等のネットワークを介して、証券会社21の図示しないバックオフィスシステム等と通信することができる。また、各サービサー30に設置された図示しないPOS(Point Of Sale)レジ端末等の情報処理装置や、オンライン販売を行うためのWebシステム等と通信することができる。
優待情報管理サーバ10は、図示しないOS(Operating System)やDBMS(DataBase Management System)、Webサーバプログラムなどのミドルウェア上で稼働するソフトウェアとして実装された保有株情報取得部11、および優待判定部12などの各部を有する。また、データベースとして実装された企業マスタデータベース(DB)13、サービサーマスタDB14、優待情報DB15、および株主マスタDB16などの各テーブルを有する。
保有株情報取得部11は、サービサー30から図示しないPOSレジ端末やWebシステム等を介して送信された株主40に係る優待確認のリクエストを受け取り、リクエストの内容に基づいて、当該株主40が保有する上場企業20の株式数を、証券会社21のシステムから取得する機能を有する。
サービサー30から送信される優待確認のリクエストには、当該サービサー30を特定するIDや名称などの情報、および株主40がサービサー30に対して提示した株主識別証41から得られる証券会社21の証券口座番号等(すなわち、株式情報管理主体における識別情報)が含まれる。なお、株主40は、証券口座番号の情報に対して、1つ以上のポイントカード等の情報を関連付けて予め株主マスタDB16に登録しておくことができる。これにより、サービサー30において株主40が提示した株主識別証41が、例えば、サービサー30が発行したポイントカード等である場合でも、保有株情報取得部11は、優待確認のリクエストに含まれる当該ポイントカードの情報から、株主マスタDB16を参照することで証券口座番号の情報を取得することができる。
さらに、保有株情報取得部11は、当該株主40が、当該サービサー30において株主優待サービス31を受けることができる上場企業20の株式を保有しているか否かを確認するため、優待情報DB15を参照して、当該サービサー30が提供可能な株主優待サービス31のリストを取得し、それぞれの優待の実施元となる上場企業20の情報からなるリストを取得する。なお、優待情報DB15には、企業マスタDB13に登録されている上場企業20と、サービサーマスタDB14に登録されているサービサー30との組み合わせ毎、すなわち株主優待サービス31に係る提携関係毎に、株主優待サービス31の内容と、必要な株数などの条件の情報が登録されている。
そして、保有株情報取得部11は、提携する証券会社21のシステムに対して、優待情報DB15から取得した上場企業20のリストに含まれる各上場企業20の株式に係る当該株主40の保有数を問い合わせる機能を有する。対象の上場企業20の株式を保有していない場合にはゼロが返される。なお、証券会社21は、優待情報管理サーバ10からの問い合わせを受け付けるためのゲートウェイなどの専用インタフェースを有していてもよい。また、提携する証券会社21は、株主優待システム1自体の提携先として固定であってもよいし、対象の上場企業20毎に異なっていてもよい。この場合は、提携先の証券会社21の情報は、各上場企業20に固有の情報として企業マスタDB13に登録される。
優待判定部12は、保有株情報取得部11から取得した、株主40の上場企業20毎の保有株数の情報に基づいて、対象のサービサー30において株主優待サービス31を受けられるか否かを判定する機能を有する。すなわち、優待情報DB15に登録されている、当該サービサー30が提供する株主優待サービス31のうち、対応する上場企業20について必要な保有株数の条件を満たすものを特定する。該当する株主優待サービス31が1つ以上ある場合には、これらの株主優待サービス31の情報をサービサー30に対して応答する。
<処理の流れ>
図2は、本実施の形態における株主40が株主優待サービス31を受けるまでの処理の流れの例を示した図である。本実施の形態の株主優待システム1により実現されるスキームに参加する上場企業20は、事前に、自社の株式を株主優待サービス31の対象として取り扱うことができる証券会社21を決定して、当該スキームにおいて提携するための契約を締結し(S01)、その情報を優待情報管理サーバ10に登録しておく(S02)。
本実施の形態では、この情報は企業マスタDB13に登録される。なお、上述したように、各上場企業20が個別に証券会社21を登録するのではなく、株主優待システム1自体の提携先として固定の証券会社21を設けてもよい。この場合、ステップS01の契約締結処理は不要となり、上場企業20は、ステップS02において自社の情報を優待情報管理サーバ10に登録すればよい。
また、当該スキームに参加するサービサー30も、予め、自身の情報を優待情報管理サーバ10に登録しておく(S03、S04)。本実施の形態では、この情報はサービサーマスタDB14に登録される。
そして、サービサー30を介して株主優待サービス31を提供したい上場企業20と、顧客への自社商品等の普及や顧客獲得などを図りたいサービサー30とが、当該スキームにおいて提携するための契約を締結すると(S05)、その情報を優待情報管理サーバ10に登録しておく(S06)。登録内容には、上場企業20がサービサー30を介して提供する株主優待サービス31の内容や保有株数の条件などの情報も含まれ、これらの情報は、優待情報DB15に登録される。登録は、上場企業20が行ってもよいし、サービサー30が行ってもよい。なお、株主優待サービス31の内容は、例えば、サービサー30において購入した商品等の割引きや、サービサー30が販売等する物品やサービスの無償提供など、各種のものを設定することが可能であり、これらの原資は原則として上場企業20が負担する。
一方、当該スキームにおいて株主優待サービス31を受けることになる株主40(上場企業20の株式を購入するまでは厳密には「株主」ではなく「投資家」であるが、本実施の形態では「株主」として取り扱うものとする)は、予め優待情報管理サーバ10に対してユーザ登録をしておく(S07、S08)。ここでは、主に、株主40がサービサー30の店舗等において株主識別証41として用いるカード等の媒体の情報を登録する。上述したように、株主40は、サービサー30などが発行した会員カードやポイントカード、さらには運転免許証など個人を識別可能な証明書等を株主識別証41として用いることができる。これらの識別情報と、当該株主40が証券会社21に保有する証券口座との関連付けの情報は、予め株主マスタDB16に登録される。
株主40は、上場企業20が市場において販売する株式を証券会社21を介して購入する(S09、S10)。証券会社21が保有する証券口座情報22には、株主40が購入した株式の情報が反映される。なお、株主40が株式を購入する方法については特に限定されない。証券会社21の店頭で購入してもよいし、オンライントレードにより購入してもよい。
なお、上述した上場企業20の優待情報管理サーバ10への登録(ステップS01、S02)、サービサー30の登録(ステップS03、S04)、上場企業20とサービサー30との組み合わせおよび株主優待サービス31の内容の登録(ステップS05、S06)、株主40のユーザ登録(ステップS07、S08)、および株主40による株式購入(ステップS09、S10)の各処理については、図2に示した順で実行される場合に限られず、これらが前後していてもよい。
その後、株主40が、サービサー30の店舗等において販売される商品やサービス等を購入すると(S11、S12)、サービサー30では、POSレジ端末やWebシステム等が、優待情報管理サーバ10に対して当該株主40に提供可能な株主優待サービス31の有無を確認するリクエストを行う(S13)。上述したように、優待確認のリクエストには、サービサー30を特定するIDや名称などの情報、および株主40がサービサー30に対して提示した株主識別証41から得られる識別情報などが含まれる。
リクエストを受けた優待情報管理サーバ10では、保有株情報取得部11により、リクエストに含まれるサービサー30を特定する情報に基づいて、優待情報DB15を参照し、当該サービサー30を介して株主優待サービス31を提供することができる上場企業20を特定する(S14)。そして、リクエストに含まれる株主識別証41の識別情報に基づいて対象の証券会社21および証券口座の情報を特定して、当該証券会社21に対して、当該証券口座にステップS14で特定した上各場企業20の株式を保有しているか否かを問い合わせ、結果を取得する(S15、S16)。なお、上述したように、株主40が株主識別証41としてポイントカードなどを利用する旨を予め株主マスタDB16に登録している場合は、これを参照することで、当該ポイントカードに関連付けられた証券口座の情報を得ることができる。
その後、優待判定部12によって、保有株情報取得部11から取得した株主40の上場企業20毎の保有株数の情報に基づいて、当該株主40が対象のサービサー30において株主優待サービス31を受けられるか否かを判定する(S17)。ここでは、上述したように、優待情報DB15に登録されている、当該サービサー30が提供する株主優待サービス31のうち、対応する上場企業20について当該株主40が必要な保有株数の条件を満たしているものを特定する。
本実施の形態では、優待情報管理サーバ10が証券会社21から各上場企業20についての株主40の保有株数を取得し、株主優待サービス31を受けられるか否かを優待情報管理サーバ10の優待判定部12によって判定するものとしているが、これに限られない。証券会社21が、優待情報管理サーバ10に対して株主40が株式を保有する上場企業20の銘柄や保有株数などの情報を必要以上に開示することを避けるため、対象の株主優待サービス31を提供することができるか否かの判定を証券会社21のシステム側で行い、優待情報管理サーバ10はその判定結果のみを取得するようにしてもよい。
ステップS15において、該当する株主優待サービス31が1つ以上ある場合には、これらの株主優待サービス31の情報をサービサー30に対して応答する。該当する株主優待サービス31がない場合には、株主優待サービス31を受けられない旨を応答する。
サービサー30では、優待情報管理サーバ10から1つ以上の株主優待サービス31の情報が応答された場合に、これらの株主優待サービス31を株主40に対して実施、提供する(S18、S19)。複数の株主優待サービス31が応答された場合、これら全てを重畳的に実施、提供してもよいし、所定の数の株主優待サービス31のみを実施、提供するようにしてもよい。後者の場合、実施、提供する株主優待サービス31を株主40が選択できるようにしてもよいし、所定の優先順に基づいて自動的に決定してもよい。
以上に説明したように、本発明の一実施の形態である株主優待システム1によれば、上場企業20が株主40に対して株主優待サービス31として直接提供できる商品等を取り扱っていないような場合にも、上場企業20における基準日に関わらず随時、個別に提携するサービサー30によって間接的に株主40に対して株主優待サービス31を提供することが可能であり、投資家や株主40に対して効果的なIR活動を行うことが可能である。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、上記の実施の形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、上記の実施の形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
本発明は、株主に対して優待サービスを提供する株主優待システムに利用可能である。
1…株主優待システム、
10…優待情報管理サーバ、11…保有株情報取得部、12…優待判定部、13…企業マスタDB、14…サービサーマスタDB、15…優待情報DB、16…株主マスタDB、
20…上場企業、21…証券会社、22…証券口座情報、
30…サービサー、31…株主優待サービス、
40…株主、41…株主識別証




Claims (3)

  1. 上場企業の株主に対する株主優待サービスの提供を支援する株主優待システムであって、
    前記上場企業と、前記上場企業に代って株主優待サービスを提供するサービサーとの組み合わせ、および前記各組み合わせに係る前記株主優待サービスの内容と前記株主優待サービスを受けることができる保有株数の条件とを保持する優待情報保持部と、
    前記株主が前記サービサーにおいて商品もしくはサービスの購入を行う際に前記サービサーから送信された、前記株主に対して提供することができる前記株主優待サービスの有無を確認するリクエストを受信して、前記サービサーが提供可能な前記株主優待サービスを前記優待情報保持部から取得し、取得した前記各株主優待サービスに対応する前記上場企業について前記株主の保有株数を所定の株式情報管理主体に対して問い合わせる保有株情報取得部と、
    前記株式情報管理主体から取得した、前記株主の前記上場企業毎の保有株数の情報に基づいて、前記サービサーが提供可能な前記株主優待サービスのうち、前記株主が保有株数に係る前記条件を満たすものを判定して前記サービサーに対して応答する優待判定部と、を有する、株主優待システム。
  2. 上場企業の株主に対する株主優待サービスの提供を支援する株主優待システムであって、
    前記上場企業と、前記上場企業に代って株主優待サービスを提供するサービサーとの組み合わせ、および前記各組み合わせに係る前記株主優待サービスの内容と前記株主優待サービスを受けることができる保有株数の条件とを保持する優待情報保持部と、
    前記株主が前記サービサーにおいて商品もしくはサービスの購入を行う際に前記サービサーから送信された、前記株主に対して提供することができる前記株主優待サービスの有無を確認するリクエストを受信して、前記サービサーが提供可能な前記株主優待サービスを前記優待情報保持部から取得し、取得した前記各株主優待サービスに対応する前記上場企業について前記株主が保有株数に係る前記条件を満たすものの有無を所定の株式情報管理主体に対して問い合わせる保有株情報取得部と、
    前記株式情報管理主体から取得した、保有株数に係る前記条件を満たす前記株主優待サービスの情報を前記サービサーに対して応答する優待判定部と、を有する、株主優待システム。
  3. 請求項1または2に記載の株主優待システムにおいて、
    さらに、前記株式情報管理主体における前記株主に係る第1の識別情報と、前記株主が保有する前記株主を特定可能な媒体に係る第2の識別情報との対応を保持する株主マスタ情報保持部を有し、
    前記保有株情報取得部は、前記サービサーから送信された前記リクエストに含まれる前記第2の識別情報から、前記株主マスタ情報保持部を参照して、対応する前記第1の識別情報を取得し、取得した前記第1の識別情報を用いて前記株式情報管理主体に対して問い合わせる、株主優待システム。






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