JP6225050B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
第1の発明は、遊技球が打ち込まれる遊技盤と、遊技状態に応じて電飾演出が変化し得る電飾ユニットとを備えた遊技機において、前記電飾ユニットは、前記遊技盤の前面を閉塞する透明板と前記遊技盤との間にあって、前記透明板の裏面に対して傾斜する傾斜部を境にして、光の入射により正面視で視認可能に発光する反射部によって所定の模様を呈する光反射領域が形成され、かつ前記透明板の裏面に対向近接する第1領域部及び当該第1領域部よりも後側に位置して前記透明板の裏面に対向する第2領域部に区画した透明導光板と、前記第2領域部の端面に対向する光源と、前記第1領域部の後側の対向する位置に設置され、所定の情報を目視可能な情報表示体と、を有し、前記透明導光板は前記第2領域部の端面から入射された前記光源の光を前記傾斜部を通って前記第1領域部へ導いて前記光反射領域の反射部によって乱反射させる。
さらに、第1領域部を透明板の裏面に対向近接させることで、第1領域部の裏面と遊技盤との間に空間を広く確保でき、電飾演出を行う遊技に係る情報表示体を配置するための前後空間を確保することができる。
また、バックライト光源は、意匠板の後方から照射するものであるから、第1領域部に形成する光反射領域を反射させることなく、意匠板のみを照射させることができる。
さらに、意匠板は、第2領域部の前側に設置することで、第2領域部を覆うことができる。
図1に示すように、遊技機1は、遊技場の島設備に設置される矩形枠状の外枠2と、当該外枠2の左枠部に蝶番(図示略)により垂直軸回りに開閉自在に取り付けられる内枠3と、当該内枠3に装着され、各種要素が組み付けられる遊技盤4(図2参照)と、当該遊技盤4の前側にあって、内枠3の左枠部に上下の蝶番5、5により垂直軸回りに開閉自在に取り付けられ、遊技盤4の前面を閉塞し、遊技者が透視し得る透明な板(例えば、透明合成樹脂板)であるガラス板61を嵌め込んだガラス枠6と、遊技盤4の後側に設けられ賞球や貸球等の遊技球を払出可能な払出装置(図示略)と、ガラス枠6の下部に設けられ、払出装置から払い出される遊技球を貯留するための上受皿部7と、ガラス枠6の下部裏側に設けられ上受皿部7に貯留されている遊技球を導入して遊技盤4の前面に形成される遊技領域41へ向けて発射するための発射装置(図示略)と、上受皿部7に遊技球が満杯になった際、溢れ球を導入可能な下受皿部8と、ガラス枠6の前面右下部に設けられ上受皿部7に貯留された遊技球を遊技領域41へ打ち出す際に操作される発射ハンドル9と、ガラス枠6の上部に設けられ遊技状況に応じた効果音を出力するスピーカ10L、10Rと、ガラス枠6の前側に設けられ遊技状況に応じて点灯、消灯及び点滅する照明演出を行う電飾装置11と、遊技盤4の後側に設置される表示装置12(図2参照)と、遊技盤4の裏側に設置され、遊技進行及び遊技演出を制御するためのマイクロコンピュータにより構成される各種制御装置(図示略)等を備える。なお、制御装置は、遊技機1を統括して制御(大当たり抽選を含む)する主制御装置と、演出に係る制御(演出抽選を含む)を行う副制御装置とに分けて設けるようにしてもよい。
表示装置12は、例えば液晶ディスプレイから構成され、ガラス板61を透して遊技者が視認可能な表示画面121(図2参照)に遊技に係わる情報である各種キャラクタや左列、中列、右列の3列の数字等で構成される演出図柄を前述の特図の変動表示、及び停止表示と同期させるように変動、停止表示すると共に、そのときの遊技状態に応じた動画を表示することによって遊技の盛り上げ演出を行う。
図2に示すように、遊技盤4は、アクリル樹脂等の透明合成樹脂板により正面視ほぼ方形に形成されると共に、前面には、内外のガイドレール13、14によって包囲される円形(楕円形を含む)の遊技領域41が形成される。上受皿部7に貯留された遊技球は、発射ハンドル9が回転操作されることにより、発射装置から発射されて、内外のガイドレール13、14により左斜め上方へ誘導されて、遊技領域41の左上部から遊技領域41内に導入されて流下する。
また、「リーチ」は、通常の変動パターンとは異なる特別な変動パターン、つまりリーチ変動パターンが選択された場合に、副制御装置に基づいて実行される。
なお、「通常遊技」とは、「大当たり」、「特定遊技(「確率変動」または「時短」)」等の遊技とは異なる初期の遊技状態を指す。
「確率変動」とは、アタッカー27の作動前の通常遊技の状態よりも、アタッカー27の作動後の遊技状態の方が特図抽選の当選確率が高くなる高確率状態(例えば、「通常遊技」では大当たり確率1/350、「確率変動」では大当り確率1/60)となると共に、表示画面121に表示される演出図柄及び特別図柄表示装置42の特図が停止表示する前の可変表示時間が通常の遊技より短くなり、単位時間あたりの遊技回数(特図抽選の判定回数)が多くなり易くなるよう制御された状態となる。
更に本実施形態では、スルーチャッカ19への遊技球の通過を契機に実行される普通図柄抽選(以下、普図とも称す)の結果、小当たりとなったときには電チュー28を所定回数、所定時間開放することで、電チュー28に係る始動入賞口への遊技球の入賞の確率を高めるようにしており、当該普図抽選の当選確率もアタッカー27の作動前の通常遊技よりも、アタッカー27の作動後の遊技状態の方が高くなる高確率状態となる。
更に、通常遊技の状態よりも高確率状態のときの方が、普図抽選の結果報知をする迄の普図変動の表示時間が短くなるとと共に、通常遊技より電チュー28に遊技球を入賞させ易くする所定回数、所定時間開放(例えば、開放時間が長くなる)の状態に移行制御されるようになる。
「時短」とは、普図抽選が前述の高確率状態となり、スルーチャッカ19への遊技球の通過を契機に実行される普図抽選の結果、小当たりとなったときには電チュー28を所定回数、所定時間開放し、単位時間あたりの電チュー28への遊技球の入賞の確率を通常遊技よりも高めると共に、表示画面121に表示される演出図柄及び特別図柄表示装置42の特図の可変表示時間が通常遊技より短くなるが、特図抽選における大当り確率が通常遊技と同じ状態(例えば、大当たり確率1/350などの特図当選を獲得し難い低確率状態)を指す。
図2〜図6に基づいて、本発明の特徴部分について説明する。なお、図4は、電飾ユニット18の内部構造を明示するため、後述の透明導光板29を省略した状態で示している。
電飾ユニット18は、ベース部材とする装飾枠15に、第1開閉部材をなすアタッカー27と、第2開閉部材をなす電チュー28と、最前の透明導光板29と、遊技状態に応じて電飾演出が変化し得るモードランプサブユニット30と、透明導光板29の左右方向に延びる下端面29aに沿って左右方向に所定間隔に配列し、対向する第1光源をなす複数のエッジ光源31aを複数実装した横置きの光源基板31と、後述の第2領域部293を介して後述の前側意匠板32の裏面対向するように配置された第2光源をなす複数のバックライト光源34aを実装した縦置きの光源基板34とを組み付けることで構成される。
なお、表示部301aの「所定の情報」を示す意匠は、文字情報、数字情報、図形、記号、又は模様情報などを表示可能とする意匠であって、所定の遊技状態や当選に対する信頼度の報知ための情報提供として利用される。
なお、情報表示体301における表示部301a「強」を含む表面全域は、黒色の点がある所定の比率パターン(所謂、スクリーントーン(登録商標)状)となる印刷が「強」の文字全体を覆うように施されている。
これにより、透明導光板29における後述の第1領域部291の後面に接触する情報表示体301によって、第1領域部291の裏面がドット状に濃色で被覆されることから、1又は複数のエッジ光源31aが点灯している状態において、第1領域部291の反射部291aによって所定の模様(本実施形態においては、渦状)を呈する光反射領域291b(複数の微少凹部)を正面視で視認可能に発光する乱反射の輝きが、より鮮明になる。
さらに、エッジ光源31aが消灯している状態において、情報表示体301の表示部301a「強」の文字(所定の情報)を示す意匠が、ドット状の濃色の被覆によってバックライト光源34aが照射されない限り遊技者にとって視認し難くすることも可能となる。
なお、情報表示体301の表面に施される彩色は、黒色に限定されるものでなく、濃色であれば、例えば濃い青色、濃い緑色等であってもよい。
すなわち、透明導光板29の第1領域部291は、図5に示すように、遊技盤4の前面を閉塞するガラス板61の裏面に接触(又は近接)し、透明導光板29の第1領域部291の裏面と遊技盤4との間のスペースS1方向に、情報表示体301等の所定の演出用役物が配設可能な前後空間を大きく確保させることができる。
また、第1領域部291よりも後側に第2領域部293を位置させ、第2領域部293をガラス板61から離すことで、ガラス板61と第2領域部293との間に空間を確保でき、第2領域部293の下端面29aへ光を入射させる光源基板31の配設領域の確保をし易くできる。
よって、第2領域部293におけるガラス板61の裏面から後方へ離れる位置は、光源基板31の奥行の長さに基づいて設定するとよい。
なお、本実施形態の屈曲傾斜する傾斜部292に係るSの字カーブは、第2領域部293の下端面29aから略垂直方向で入射させるエッジ光源31aの光を斜め上方に向けて導光させるのに都合のよい緩やかな屈曲としているが、エッジ光源31aの光照射方向の行き先における傾斜部292の対向斜面に対し、鏡面の効果を有する塗装処理、又は所定の反射鏡部材を配設されるようにしてもよい。
また、透明導光板29は、ガラス板61の裏面に対して傾斜する傾斜部292を境にして、ガラス板61の裏面に対向近接し、ガラス板61と平行な第1領域部291と、第1領域部291よりも後側に位置して後述の前側意匠板32を介してガラス板61の裏面に対向し、ガラス板61と平行な第2領域部293とを一体形成する。
例えば、渦を模した反射部291aの光反射領域が形成される。
なお、第1領域部291の「所定の模様」は、前述の表示部301aの「所定の情報」を示す意匠とは異なり、文字情報、数字情報、図形、記号、又は模様情報などを表示可能とする所定形状の光反射領域であって、所定の遊技状態や当選に対する信頼度の報知に基づく情報提供とさせるために利用される。
本実施形態の反射部291aは、情報表示体301の表示部301aの前側に位置し、情報表示体301の表示部301aの全域又は一部を覆うように光反射領域を有し、第2領域部293の下端面29aに対向するエッジ光源31aの光が透明導光板29の板肉厚S2内に入射されると当該光の伝達に基づいて第1領域部291内で散乱させて渦状に光輝くことで、第1領域部291の裏面に対面する情報表示体301の表示部301aの全域又は一部を目視不能に隠蔽し、また、1又は複数のエッジ光源31aが点灯していないときには表示部301aの全域又は一部を目視可能にする。すなわち、反射部291aは、エッジ光源31aが発光することによって表示部301aを隠蔽するカーテンの役目を行う。
ベース部155の前側で、かつ第1領域部291の下部及び傾斜部292の裏側に対向する位置には、ガラス板61に対して平行な透明合成樹脂材により形成される後側意匠板33とが配置される。
つまり、前側意匠板32及び後側意匠板33は、互いに透明導光板29の前後を挟むように重ね合った状態で固定され、所定の遊技状態(例えば、入賞の発生)や、当選に対する信頼度の報知のための情報提供として利用可能である。
また、本発明の一実施形態の前側意匠板32及び後側意匠板33は、第1領域部291の下部から第2領域部293及び光源基板31の略全域を覆い隠すカバー機能として構成されている。
また、本発明の一実施形態の前側意匠板32及び後側意匠板33の表面には、電チュー28に入球した遊技球が入賞することで、特図抽選の判定待ちの保留が発生したことを報知可能な意匠とし、例えば電飾ユニット18の左側に配設されている入賞報知装置(保留ランプ21〜24)に向かって電チュー28の下部から左方を指す矢印の意匠部32a及び33aが形成される。
このようにすると、矢印を前方から見た場合、前側意匠板32及び後側意匠板33の表面の矢印が互いに前後に重ね合わさることで立体的に見え迫力ある表示を行うことが可能となる。
また、バックライト光源34aの光L2は、意匠板32、33の後方から照射するものであるから、第1領域部に形成する光反射領域を反射させることなく、意匠板32、33のみを照射させることができる。そのため、透明導光板29の板肉厚S2内に光L2が入射されることは無い。
遊技状態が「通常遊技」の場合には、上受皿部7に貯留された遊技球を遊技領域41の左領域に流下させるように、発射ハンドル9の回転操作により発射装置の発射力を調節する。
これにより、図5に示すように、エッジ光源31aの光L1は、透明導光板29における第2領域部293の下端面29aから上方に向けて入射され、傾斜部292内で光L1が傾斜部292の形状に基づくSの字カーブ状に沿って反射されて斜め前上方に向かった経過を経て第1領域部291へ導かれるよう上方に向かう光L1とする。
第1領域部291へ導かれた光L1は、透明導光板29の上端に向かう過程において反射部291aで乱反射して光り輝くことで渦状の意匠(透明導光板29の光反射領域)を表示させる。
この結果、反射部291aは、幕状の光反射領域として情報表示体301の表示部301aを隠蔽して前方から目視不能にしている。すなわち、「通常遊技」においては、渦状の意匠が表示された状態で、その裏側にある表示部301a(「強」の文字)は見えない。
そして、特図抽選の結果に応じさせる演出図柄の変動表示の進行に伴って、通常の変動パターンが選択された「通常遊技」以外の遊技、例えば、「リーチ」を行わせる変動パターンが選択されてリーチの状態に移行した場合には、副制御装置の処理に基づいてエッジ光源31aが消灯すると同時に、情報照射光源306aの光L3が点灯又は点滅する。
これにより、透明導光板29に導光されたエッジ光源31aの光L1に基づいて乱反射されていた渦巻状の意匠(光反射領域)が消えて、後方が視認可能となり、通常の変動パターンが選択された「通常遊技」では視認不能な表示部301a(「強」の文字)が情報照射光源306aから光3Lによって強調するように突然に出現する。
アタッカー27の大入賞口に入球した遊技球は、電飾ユニット18の内部に設けたアタッカー用排出路302aの上流部に備えられたアタッカーセンサ272を通過した後、情報表示体301の後側に配置されたアタッカー用排出路302aを通って遊技盤4の裏側へ排出される。
これを複数回(最大15回)まで繰返す。これにより、「大当り」が発生した場合には、アタッカー27に多数の遊技球が入球可能となり、遊技球を払出可能な払出装置(図示略)から賞球として大量の遊技球が短時間に上受皿部7に払い出される。
電チュー28の始動入賞口に入球した遊技球は、電チュー用排出路302bの上流部に備えた電チューセンサ282を通過したあと、バックライト光源34a(光源基板34)の後側に配置された電チュー用排出路302bを通って遊技盤4の裏側に排出される。
この場合、副制御装置の処理に基づいて電チューセンサ282が遊技球の通過を検出するとほぼ同時に、前側意匠板32及び後側意匠板33の後側にあって、左右方向に並ぶバックライト光源34aを右側から左側へ向けて所定秒数毎に順次点灯させる。
これにより、前側意匠板32及び後側意匠板33に施された矢印の意匠部32a及び33aは、恰も電チュー28に入球した後の遊技球が左側、すなわち保留ランプ21〜24に向かって排出移動するような形態で順次照明、消灯を繰り返す。
すなわち、意匠部32a及び33aは、バックライト光源34aが点灯、消灯を繰り返すことで、電チュー28に入球した後の遊技球の排出移動を示唆する表示を行う。
なお、本実施形態では保留可能な上限数を4個(所定数でも良い)としている。
保留ランプ21〜24は、表示画面121に表示される保留球数の報知の代わりに保留入賞の発生に基づいて1つずつ発光し、特図抽選の判定の保留解除に基づいて1つずつ消灯制御されるようにしている。
左右方向に並ぶバックライト光源34aは、保留ランプ21〜24の何れか1つが発光する時期と同期させ、電チュー28における始動入賞口寄りのバックライト光源34aから保留ランプ24寄りのバックライト光源34aに向けてそれぞれを順次点灯させる。
この際に、右側の保留ランプ24から左側の保留ランプ21に向けて保留入賞の発生毎に順次点灯(これとは逆方向からの順次点灯でもよい)させることで、恰も電チュー28に入球した遊技球に基づく保留入賞が増えていくような表示を可能にする。
これにより、「確率変動」のとき、遊技者が表示画面121を視認することなく、電飾ユニット18及びその近傍を視認していたとしても、現在の保留数量に基づく遊技状態を把握することができ、遊技者の疲労感を軽減することができる。
更に、保留された特図抽選の判定を事前判定し、その事前判定結果に基づいて補助ランプ照射光源306bを点灯させる、又は通常時とは異なる発光色となるようにしてもよい。
(i)始動入賞口17及び電チュー28に遊技球が入賞した際の検出信号に基づいて特図抽選が行われ、この特図抽選の結果報知(図柄停止確定)をする前の当選示唆に基づく信頼度演出や煽り演出として発光制御の処理が行われる。
(ii)遊技領域41に設けられる所定の演出可動役物が、初期位置から可動位置に向かって移動するときに発光制御の処理が行われる。
(iii)遊技者にとって有利な大当り遊技状態や確率変動状態、時短状態、又は遊技待ち状態などの所定の遊技状態への移行に基づいて発光制御の処理が行われる。
なお、本実施形態では、複数のLEDで構成されるエッジ光源31a及びバックライト光源34は、フルカラー方式のLED(発光源)の構成としている。
そして、エッジ光源31a及びバックライト光源34aは、発光制御が行われる各場面に応じさせて青緑(シアン)・赤紫(マゼンタ)・黄(イエロー)などの発光種類の色分けをする差別化の発光演出をし得るようにしている。
例えば、特図抽選の結果に係る信頼度が高い場合には、反射部291(渦状の光反射領域)又は意匠板32、33の少なくとも何れか一方を赤色LEDの発光による照射とし、信頼度が高くない場合には反射部291(渦状の光反射領域)又は意匠板32、33の少なくとも何れか一方が青色LEDの発光による照射となる。
(a) 「確率変動」又は「時短」の際、4個の保留ランプ21〜24を、順次点灯させ、4個目の保留ランプ21(又は24)が点灯後、または通常とは異なる発光色となった保留ランプ21〜24の点灯後、レンズカバー303を点灯させると共に、情報表示体301を点灯させることで、電飾ユニット18全体が光り輝くようにする。
(b) 情報表示体301に施した所定の情報は、本発明の実施例では、板状の透明合成樹脂材に情報である「強」の文字・記号情報を施したが、他の文字情報等でもよい。
更には、所定のキャラクタ形状の役物、可動する役物、画像表示できる表示器、又は本実施形態のアタッカー用排出路302a、及び電チュー用排出路302b等を目視可能に配置することで、遊技者の興趣を高めるものとしてもよい。
(c) 情報表示体301の表面にスクリーントーン状の濃色印刷を施す代わりに、透明導光板29における第1領域291と、情報表示体301との間にスクリーントーン状の透過性の濃色のシートを挟み込む。
(d) 透明導光板29は、遊技領域41に設けられる電飾ユニット18の一部としてベース部材15に組み付けられているが、遊技領域41以外の遊技者が視認可能な箇所(例えば、遊技機1の表面)等に設け、副制御装置に処理に基づく光源の発光及び消灯により、透明導光板29の後側を目視不能及び目視可能とする幕状の光反射領域に基づく電飾演出を行ってもよい。
(e) 電飾ユニット18の配設位置において、例えば、90度回転させてエッジ光源31aの光L1を、透明導光板29における第2領域部293の側端面から左右方向(遊技盤4の前面に沿う方向)に向けて入射させるようにしてもよい。
(f) 第1領域部291に形成された所定の模様は、本発明の実施例では、透明のアクリル板に「渦状」を形成したが、例えば、文字、図形、記号、イラスト等でもよく、エッジ光源31aが点灯している状態において、第1領域部291の裏面に対面する情報表示体301の表示部301aを隠蔽するカーテンの役目を行えればよい。
2 外枠
3 内枠
4 遊技盤
5 蝶番
6 ガラス枠
7 上受皿部
8 下受皿部
9 発射ハンドル
10L、10R スピーカ
11 電飾装置
12 表示装置
13 ガイドレール
14 ガイドレール
15 装飾枠(ベース部材)
16 風車
17 始動入賞口
18 電飾ユニット
19 スルーチャッカ
20 アウト口
21、22、23、24 保留ランプ
25 透明保護板
26 透明導光板
27 アタッカー(第1開閉部材)
28 電チュー(電動式チューリップ役物付の始動入賞口、第2開閉部材)
29 透明導光板
29a 下端面
30 モードランプサブユニット
31 光源基板
31a エッジ光源(第1光源)
32 前側意匠板
32a 意匠部
33 後側意匠板
33a 意匠部
34 光源基板
34a バックライト光源(第2光源)
41 遊技領域
42 特別図柄表示装置
61 ガラス板
121 表示画面
151 表示窓
152 ワープ孔
153 ステージ
154 枠部
155 ベース部
272 アタッカーセンサ(検出センサ)
282 電チューセンサ(検出センサ)
291 第1領域部
291a 反射部
291b 光反射領域
292 傾斜部
293 第2領域部
294 アタッカー覆い部
295 電チュー覆い部
300 補助ランプ
301 情報表示体
301a 表示部
302 球排出路
302a アタッカー用排出路
302b 電チュー用排出路
302c 光拡散部
303 レンズカバー
303a レンズ
303b 円形開口
304 リフレクタ
304a 壁部
305 透明裏カバー
305a、305b 排出口
305c 開口
305d 円形透明部
306 光源基板
306a 情報照射光源(第3光源)
306b 補助ランプ照射光源(第4光源)
307 カバー
308 アタッカー用ソレノイド
309 電チュー用ソレノイド
310 ソレノイドカバー
411 右打ち通路
S1 スペース
S2 板肉厚
L1、L2、L3、L4 光
Claims (2)
- 遊技球が打ち込まれる遊技盤と、遊技状態に応じて電飾演出が変化し得る電飾ユニットとを備えた遊技機において、
前記電飾ユニットは、
前記遊技盤の前面を閉塞する透明板と前記遊技盤との間にあって、前記透明板の裏面に対して傾斜する傾斜部を境にして、光の入射により正面視で視認可能に発光する反射部によって所定の模様を呈する光反射領域が形成され、かつ前記透明板の裏面に対向近接する第1領域部及び当該第1領域部よりも後側に位置して前記透明板の裏面に対向する第2領域部に区画した透明導光板と、
前記第2領域部の端面に対向する光源と、
前記第1領域部の後側の対向する位置に設置され、所定の情報を目視可能な情報表示体と、を有し、
前記透明導光板は前記第2領域部の端面から入射された前記光源の光を前記傾斜部を通って前記第1領域部へ導いて前記光反射領域の反射部によって乱反射させることを特徴とする遊技機。 - 前記電飾ユニットは、さらに、前記透明板の裏面に対向して前記第1領域部と接近すると共に、前記第2領域部の前側に設置される意匠板と、前記第2領域部を透して前記意匠板を後方から照射可能なバックライト光源とを有することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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