JP6221459B2 - 画像処理プログラムおよび画像処理装置 - Google Patents

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本発明は、画像処理プログラムおよび画像処理装置に関し、特に複数の画像を表示する画像処理プログラムおよび画像処理装置に関する。
例えば下記特許文献1にみられるように、タッチパネルが重ねられた表示部に複数の画像が表示された状態で、メニュー選択ボタンによって並べ替えメニューを選択した後、並べ替えの対象となる画像を指で指定することが可能なものが提案されている。
特開2004−282439号公報
上記の場合、並べ替えの対象とする画像を指示する操作を、指での直感的な操作で行うことができるものの、これに先立ち、並べ替えメニューを選択する必要が生じるという問題点があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、複数の画像の表示形態を変更する操作を簡易に行うことのできる画像処理プログラムおよび画像処理装置を提供することにある。
この目的を達成するために、本発明は、表示部と、該表示部の表示領域のうち指示された箇所を検知するタッチパネルとを備える画像処理装置に適用され、該画像処理装置のコンピュータによって実行される画像処理プログラムにおいて、前記表示領域に複数の画像を表示する第1表示手段と、前記複数の画像の表示形態を変更する処理であって且つ、互いに相違する複数の処理を選択的に実行する形態変更手段と、前記複数の画像が表示された状態で、前記タッチパネル上の指示点に基づき、前記複数の画像のうちいずれかを特定する画像特定手段と、前記複数の画像が表示された状態で、前記タッチパネル上の指示点の数をカウントするカウント手段と、前記カウントされた指示点の数に基づき、前記変更する処理のうちのいずれかを特定する処理特定手段とを前記コンピュータに実行させ、前記形態変更手段は、前記画像特定手段によって特定された画像を対象に前記処理特定手段によって特定された処理を実行し、前記形態変更手段によって実行される前記変更する処理には、前記複数の画像のうちの隣接する一対の画像の間に他の画像を表示すべく、前記一対の画像および他の画像の表示領域をずらすインサート処理、前記複数の画像の任意の2つの画像の表示領域を入れ替えるリプレイス処理、および前記複数の画像のうちの2以上の所定数の画像を1の印刷用紙に印刷する旨を表示をするマージ処理、のうちの少なくとも2つの処理が含まれ、前記処理特定手段は、前記画像特定手段によって画像が特定された時点で前記カウントされる指示点の数が1よりも大きい場合、前記マージ処理であると特定するものであって且つ、前記カウントされる指示点の数に応じて、前記1の印刷用紙に印刷する画像の数である前記所定数を特定する所定数特定手段を備え
請求項1記載の画像処理プログラムでは、第1表示手段によって表示された複数の画像の表示形態を変更する処理が、形態変更手段によって実行される。これは、タッチパネル上の指示点に基づき画像特定手段によって特定された画像に基づき実行される。ところで、変更する処理は複数存在するため、ユーザによっていずれの処理が選択されたかをいかに特定するかが問題となる。そこで、カウント手段によってカウントされるタッチパネル上の指示点の数に基づいて、処理特定手段によっていずれの処理であるかを特定する。これにより、複数の画像の表示形態を変更する操作をユーザが簡易に行うことができる。また、複数の変更する処理として、インサート処理、リプレイス処理、およびマージ処理のうちの少なくとも2つを含む。このため、上記少なくとも2つの処理をユーザが簡易な操作で指示することができ、さらに、所定数特定手段を備えるので、指示点の数に応じて1の印刷用紙に印刷する画像の数を特定することで、予めいくつの画像を1の印刷用紙に印刷するかを指定することができるという効果を奏する。
請求項2記載の画像処理プログラムでは、処理特定手段によっていずれの処理であるかが特定されることを条件に、特定された処理に特有の表示を第2表示手段が実行する。これにより、請求項1記載の画像処理プログラムの効果に加えて、特定された処理をユーザに通知したり、特定された処理を実行するうえで要求される操作をユーザが実行するよう支援することができるという効果を奏する。
請求項3記載の画像処理プログラムでは、特定された処理がいずれであるかを通知する表示を第2表示手段が行うため、請求項2記載の画像処理プログラムの効果のうち、特に、特定された処理をユーザに通知することができるという効果を奏する。
請求項4記載の画像処理プログラムでは、特定された処理を実行するうえで要求される操作をユーザが実行するよう支援するための表示を第2表示手段が行う。このため、請求項2記載の画像処理プログラムの効果のうち、特に、特定された処理を実行するうえで要求される操作をユーザが容易に実行することができるという効果を奏する。
請求項5記載の画像処理プログラムでは、指示点を移動させる際に、画像を特定する際と同一数の指示点を維持することを条件としたのでは、操作性が低下する懸念があることに着目する。この点に鑑み、複数の変更する処理のいずれであるかが指示点の数によって特定された後には、指示点の移動に伴って指示点の数が変化したとしても、指示点の数が「0」とならないことを条件に、すでに特定されている処理を実行する。これにより、請求項1から4のいずれか1項に記載の画像処理プログラムの効果に加えて、ユーザが指示点を移動させることで変更する処理を実行するものにあって、ユーザによる操作性を高く維持することができるという効果を奏する。
請求項6記載の画像処理プログラムでは、複数の変更する処理のいずれかを特定するためにタッチパネル上に指示された指示点の全てが特定すべき画像上に位置する制約を設ける場合には、操作性が低下する懸念があることに着目する。この点に鑑み、処理を特定するための指示点の全てが画像の表示領域になくてもよいこととすることで、請求項1から5のいずれか1項に記載の画像処理プログラムの効果に加えて、操作性を高く維持することができるという効果を奏する。
請求項7記載の画像処理プログラムでは、表示形態を変更する処理を複数の画像のレイアウトを変更する処理とする。これにより、請求項1から6のいずれか1項に記載の画像処理プログラムの効果に加えて、レイアウトを変更する処理をユーザが簡易な操作で指示することができるという効果を奏する。
請求項記載の画像処理プログラムでは、移動前における指示点の数が1よりも大きい規定数である場合に、「2in1」,「4in1」等に例示されるマージ処理であるとする。このため、請求項記載の画像処理プログラムの効果に加えて、マージ処理を特定するための操作とマージ処理とを直感的に結び付けることができるという効果を奏する。
請求項記載の画像処理プログラムでは、画像特定手段によって画像が特定された時点においてカウントされた指示点の数に基づき変更する処理を特定する。このため、請求項1からのいずれか1項に記載の画像処理プログラムの効果に加えて、画像を指定する操作と、変更する処理のいずれであるかを指定する操作とを1の操作によって実行することができるという効果を奏する。
請求項1記載の画像処理プログラムでは、表示されている画像の拡大および縮小のいずれかを指示するものであると判断手段によって判断される場合、キャンセル手段によって、特定された処理をキャンセルする。このため、請求項1からのいずれか1項に記載の画像処理プログラムの効果に加えて、処理特定手段によって特定された処理が、ユーザの意図するものではない場合、これを改めることができるという効果を奏する。
請求項1記載の画像処理装置では、請求項1から1の画像処理プログラムを備えるか否かにかかわらず、同プログラムによってコンピュータが実行することで得られる効果を得ることができる。
第1の実施形態にかかるタブレット端末の構成を示すブロック図。 印刷プレビュー画面を例示する平面図。 画像データの出力態様の変更処理の手順を示すフローチャート。 Replace処理の手順を示すフローチャート。 Replace処理を例示する平面図。 Merge処理の手順を示すフローチャート。 Merge処理を例示する平面図。 Insert処理の手順を示すフローチャート。 Insert処理を例示する平面図。 第2の実施形態におけるMerge処理を例示する図。 Merge処理を例示する図。
<第1の実施形態>
以下、本発明にかかる第1の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1に、本実施形態にかかるタブレット端末10の構成を示す。図示されるように、タブレット端末10は、CPU12、フラッシュメモリ14、RAM16、無線LAN送受信部18、ディスプレイパネル20、タッチパネル22、および入出力ポート23を備えている。ここで、CPU12、フラッシュメモリ14、RAM16、無線LAN送受信部18、ディスプレイパネル20、およびタッチパネル22は、入出力ポート23によって互いに通信可能とされている。
フラッシュメモリ14は、不揮発性のメモリであり、画像処理プログラム14aを記憶している。CPU12は、画像処理プログラム14aに従って、入出力ポート23を介して各部を制御する。RAM16は、揮発性のメモリであり、CPU12が演算処理を行う際に演算対象となるデータを一時的に記憶する。無線LAN送受信部18は、IEEE802.11b/gの規格に準拠した無線LANにより、中継装置であるアクセスポイント(図示略)を介して、タブレット端末10と、プリンタなどの各種デバイス(図示略)とを通信可能に接続する。ディスプレイパネル20は、各種画面を表示する表示装置であり、例えばLCDやLEDを備えて構成されている。タッチパネル22は、ディスプレイパネル20に重ねて設けられ、指や棒などの指示体が接触または接近されたタッチパネル22上の位置を示す指示点情報をCPU12に入力するインターフェースである。CPU12は、入力された指示点情報に基づいて、ディスプレイパネル20上に表示している画像などのオブジェクトを特定する。以下、指示体によるタッチパネル22への接触または接近を、指示体によるタッチパネル22へのタッチと称することがある。
本実施形態では、フラッシュメモリ14やRAM16に複数の画像データを含むファイルが保存可能とされる。それらファイル内の画像データが、無線LAN送受信部18を介して外部のプリンタに送信され、プリンタで画像データが表現する画像を印刷することが可能となっている。この際、画像処理プログラム14aは、ユーザの指示に応じて、印刷対象となる画像を表現する画像データを、プリンタに送信する処理を実行する。
また、画像処理プログラム14aは、図2に示すプレビュー画面に印刷プレビュー画像が表示された状態で、ユーザからの指示に応じてプリンタへの画像データの出力態様を設定する処理を行う。ここで、プレビュー画面は、ユーザが印刷対象の画像を選択し、画像処理プログラム14aを起動すると表示される画面であり、印刷用紙に対応する矩形領域である用紙オブジェクト32内に画像30(30a〜30e)が配置された印刷プレビュー画像34が表示される。印刷プレビュー画像34は、ユーザが選択した画像の数と、そのとき設定されているレイアウト印刷とに応じた数だけ生成される。ここで、レイアウト印刷とは、1の印刷用紙にN(>1)枚の画像を印刷すること、すなわちいわゆる「Nin1」印刷のことである。図3では、プレビュー画面において、画像30a,30bについては1の印刷用紙に印刷する「2in1」印刷を行うとして、1の用紙オブジェクト32内に画像30a,30bが配置された印刷プレビュー画像34が示されている。これに対し、画像30c,30d,30eのそれぞれについては、1の印刷用紙に印刷する「1in1」印刷を行うとして、各別の用紙オブジェクト32のそれぞれに配置された各別の印刷プレビュー画像34が表示されている。なお、図2では、印刷プレビュー画像34が4個表示されているが、これは印刷プレビュー画像34が全部で4個であることを意味せず、タッチパネル22に対するフリック操作によってプレビュー画面をシフトすることで5個目以降の印刷プレビュー画像34が表示されることもありうる。
図2に示すプレビュー画面では、まず初めに画像30a,30bが1の印刷用紙に印刷され、続いて、画像30c,30d,30eのそれぞれが、順に、各別の印刷用紙に印刷される設定がなされていることを示している。この設定は、プリンタへの画像データの出力態様を変更するいくつかの変更処理によって変更が可能である。
図3に、本実施形態にかかるプリンタへの画像データの出力態様の変更処理の手順を示す。この処理は、CPU12によって、画像処理プログラム14aが実行されることで実現される。
この一連の処理では、CPU12は、まずステップS10において、タッチパネル22により指示体によるタッチが検出され且つ、そのタッチが検出された点(指示点)に基づき画像30(移動前画像)が特定されたか否かを判断する(S10)。ここで、画像の特定は、指示点が全て単一の画像30内にあるときには、その画像を特定する処理となる。これに対し、例えば指示点が複数である場合には、指示点の分布によって画像を特定する。すなわち例えば、指示点のうちのいくつかが単一の画像30にあり、残りが画像30以外のところにある場合には、いくつかがおかれた単一の画像30を特定する。また例えば、複数の指示点のいずれも画像30上にない場合であって且つそれらが単一の画像30の周りにある場合には、その単一の画像30を特定する。なお、この処理は、タッチパネル22の出力信号に基づき図示しないオペレーティングシステムによって特定された指示点に基づき実行される。すなわち、タッチパネル22上のどの位置が指示されたか否かは、タッチパネル22に指などが接触または接近した場合に、図示しないオペレーティングシステムによってその代表点を特定する処理によって特定される。このため、S10の処理では、オペレーティングシステムから出力される信号に基づき実行される。
そしてCPU12は、S10においてタッチパネル22がタッチを検出した指示点の数を検知する処理を行う(S12)。この処理は、画像データの出力態様の変更処理のうちのいずれをユーザが指示するかを特定するためのものである。そしてCPU12は、指示点の数が「1」であるか否かを判断し(S14)、指示点の数が「1」であると判断する場合(S14:Yes)、画像30の入れ替えを行うReplace処理を特定(Replace判定)して(S16)、この一連の処理を一旦終了する。これに対しCPU12は、指示点の数が「1」ではないと判断する場合(S14:No)、指示点の数が「2」であるか否かを判断する(S15)。そしてCPU12は、「2」であると判断する場合(S15:Yes)、レイアウト印刷を行うべく複数の画像30を1の印刷用紙に印刷する設定処理を特定(Merge判定)して(S18)、この一連の処理を一旦終了する。これに対しCPU12は、指示点の数が「2」ではないと判断する場合(S15:No)、指示点の数が「3」であるか否かを判断する(S20)。そしてCPU12は、「3」ではないと判断する場合(S20:No)、この一連の処理を一旦終了する。これに対し、CPU12は、「3」であると判断する場合(S20:Yes)、特定の画像30を隣接する一対のプレビュー画像34の間に挿入するInsert処理を特定して(S22)、この一連の処理を一旦終了する。
図4に、Replace処理の手順を示す。この処理は、CPU12によって、画像処理プログラム14aが例えば所定周期で繰り返し実行されることで実現される。なお、図4には、Replace処理のうち、特に、ディスプレイパネル20上に表現される部分、すなわちReplace処理に伴ってプレビュー画面の表示形態を変更する処理について記載する。
この一連の処理では、CPU12は、まずReplace処理が特定されているか否かを判断する(S30)。そしてCPU12は、Replace処理が特定されていないと判断する場合(S30:No)、この一連の処理を一旦終了する。これに対しCPU12は、Replace処理が特定されていると判断する場合(S30:Yes)、ディスプレイパネル20に、その旨を表示する(S32)。図5(a)は、人差し指40で画像30cがタッチされることで画像30cが特定され、さらに、Replace処理であることが特定されることで、通知表示24として「Replace」がディスプレイパネル20に表示されていることを示している。
図4のS32の処理を実行すると、CPU12は、タッチパネル22により入力される指示点情報に基づき、指示点が移動したか否かを判断する(S34)。そしてCPU12は、指示点が移動したと判断する場合(S34:Yes)、移動中である旨をディスプレイパネル20に表示する(S36)。これは、例えば、移動前画像を元の位置に表示した状態で、同画像の輝度を低くしたものを移動する指示点に合わせて表示するものとすればよい。つまり、CPU12は、移動する指示点に対応するディスプレイパネル20上の位置に、輝度を低くした画像を表示すればよい。続いてCPU12は、移動先の画像が特定されたか否かを判断する(S38)。ここでは、S10の処理において検出されて且つ、S34の処理において移動が検出された指示点が、移動先の画像に対応するタッチパネル22上の領域において検出されなくなる場合に、移動先の画像が特定されたと判断する。この処理は、移動前画像と入れ替え対象となる画像を特定するための処理である。そしてCPU12は、移動先の画像が特定されていないと判断する場合(S38:No)、この一連の処理を一旦終了する。これに対しCPU12は、移動先の画像が特定されたと判断する場合(S38:Yes)、図3のS10において特定された画像30である移動前画像と、S38の処理で特定された画像30である移動先画像とを入れ替えて表示する(S40)。そしてCPU12は、Replace判定を解除し(S42)、この一連の処理を一旦終了する。
図5(b)は、画像30aと画像30cとが入れ替え表示されたところを示している。これは、プリンタにより、画像30c,30b,30aの順に印刷がなされるよう設定されたことを示す。なお、ここでは、上記S42の処理によって、「Replace」との通知表示24が消去されている状態が示されている。
一方、CPU12は、指示点の移動が検出されないと判断する場合(S34:No)、指示点の数が「0」となったか否かを判断する(S46)。そして、CPU12は、指示点の数が「0」となっていないと判断する場合(S46:No)、この一連の処理を一旦終了する一方、「0」となっていると判断する場合(S46:Yes)、Replace処理を解除し(S42)、この一連の処理を一旦終了する。これにより、「Replace」との通知表示24が消去される。
ここで、指示点の数が「0」となることでReplace処理を解除するのは、図3の処理によって特定された処理(この場合、Replace処理)を、ユーザが実際には意図していなかったと考えられるためである。この処理は、図3の処理によってユーザが意図する処理とした判断を訂正するものである。なお、この処理からわかるように、図3の処理によってReplace処理が特定されると、移動先画像が特定される前に指示点の数が「0」となることを条件に、Replace判定が解除される。すなわち、図3の処理によって参照された指示点の数から、指示点の移動時に指示点の数が変化したとしても、「0」にならない限り、Replace判定が解除されることはない。
図6に、Merge処理の手順を示す。この処理は、CPU12によって、画像処理プログラム14aが例えば所定周期で繰り返し実行されることで実現される。なお、図6には、Merge処理のうち、特に、ディスプレイパネル20上に表現される部分、すなわちMerge処理に伴ってプレビュー画面の表示形態を変更する処理について記載する。
この一連の処理では、CPU12は、まずMerge処理が特定されているか否かを判断する(S50)。そしてCPU12は、Merge処理が特定されていないと判断する場合(S50:No)、この一連の処理を一旦終了する。これに対しCPU12は、Merge処理が特定されていると判断する場合(S50:Yes)、ディスプレイパネル20に、その旨を表示する(S52)。図7(a)は、人差し指40および親指42で画像30cがタッチされることで画像30cが特定され、さらに、Merge処理であることが特定されることで、通知表示24として「Merge」がディスプレイパネル20に表示されていることを示している。
図6のS52の処理を実行すると、CPU12は、タッチパネル22により入力される指示点情報に基づき、指示点が移動したか否かを判断する(S54)。そしてCPU12は、指示点が移動したと判断する場合(S54:Yes)、指示点間距離が拡大または縮小しているか否かを判断する(S56)。この処理は、ユーザが、Merge処理ではなく、プレビュー画像を拡大または縮小する指示をしているか否かを判断するためのものである。すなわち、本実施形態では、2つの指示点間の距離を拡大する(ピンチアウト)操作によって、プレビュー画像を拡大する指示をタッチパネル22に対して入力可能となっている。また、2つの指示点間の距離を縮小する(ピンチイン)操作によって、プレビュー画像を縮小する指示をタッチパネル22に対して入力可能となっている。ちなみに、S56の処理における判断基準には、ユーザがMerge処理を指示するつもりが、指示点間距離がわずかに変化したためにプレビュー画像を拡大または縮小する指示をしていると誤判断しないように、マージンを設けることが望ましい。これは、例えば、拡大量や縮小量が規定値以上である場合に、指示点間距離が拡大または縮小していると判断したり、拡大速度や縮小速度が規定速度以上である場合に、指示点間距離が拡大または縮小していると判断したりすることで実現することができる。
そしてCPU12は、指示点間距離が拡大または縮小していないと判断する場合(S56:No)、移動中である旨をディスプレイパネル20に表示する(S58)。これは、例えば、移動前画像を元の位置に表示した状態で、同画像の輝度を低くしたものを移動する指示点に合わせて表示するものとすればよい。つまり、CPU12は、移動する指示点に対応するディスプレイパネル20上の位置に、輝度を低くした画像を表示すればよい。続いてCPU12は、移動先の画像が特定されたか否かを判断する(S60)。ここでは、S10の処理において検出されて且つ、S54の処理において移動が検出された指示点が、移動先の画像に対応するタッチパネル22上の領域において検出されなくなる場合に、移動先の画像が特定されたと判断する。この処理は、移動前画像とともに1枚の印刷用紙に印刷する対象となる画像を特定するための処理である。そしてCPU12は、移動先の画像が特定されていないと判断する場合(S60:No)、この一連の処理を一旦終了する。これに対しCPU12は、移動先の画像が特定されたと判断する場合(S60:Yes)、図3のS10において特定された画像30である移動前画像と、S60の処理で特定された画像30である移動先画像とを1の印刷用紙に印刷する旨を表現すべく、1の用紙オブジェクト32内にそれら移動前画像および移動先画像を表示する(S62)。そして、CPU12は、Merge判定を解除し(S64)、この一連の処理を一旦終了する。
図7(b)は、画像30aと画像30cとが1の用紙オブジェクト32内に表示されたところを示している。なお、ここでは、S64の処理によって、「Merge」との通知表示24が消去された状態を示している。
一方、CPU12は、指示点の移動中(S54:Yes)において指示点間距離が拡大または縮小していると判断する場合(S56:Yes)、ピンチアウト処理またはピンチイン処理を実行した後(S66)、Merge判定を解除し(S64)、この一連の処理を一旦終了する。これにより、「Merge」との通知表示24が消去される。
また、CPU12は、指示点の移動が検出されないと判断する場合(S54:No)、指示点の数が「0」となったか否かを判断する(S68)。そして、CPU12は、指示点の数が「0」となっていないと判断する場合(S68:No)、この一連の処理を一旦終了する一方、「0」となっていると判断する場合(S68:Yes)、Merge処理を解除し(S64)、この一連の処理を一旦終了する。これにより、「Merge」との通知表示24が消去される。ここで、指示点の数が「0」となることでMerge処理を解除するのは、図3の処理によって特定された処理(この場合、Merge処理)を、ユーザが実際には意図していなかったと考えられるためである。この処理は、図3の処理によってユーザが意図する処理とした判断を訂正するものである。なお、この処理からわかるように、図3の処理によってMerge処理が特定されると、移動先画像が特定される前に指示点の数が「0」となるか、ピンチイン操作またはピンチアウト操作がなされることを条件にMerge判定が解除される。すなわち、図3の処理によって参照された指示点の数から、指示点の移動時に指示点の数が変化したとしても、上記条件が成立しない限り、Merge処理が解除されることはない。
図8に、Insert処理の手順を示す。この処理は、CPU12によって、画像処理プログラム14aが例えば所定周期で繰り返し実行されることで実現される。なお、図8には、Insert処理のうち、特に、ディスプレイパネル20上に表現される部分、すなわちInsert処理に伴ってプレビュー画面の表示形態を変更する処理について記載する。
この一連の処理では、CPU12は、まずInsert判定がなされているか否かを判断する(S70)。そしてCPU12は、Insert判定がなされていないと判断する場合(S70:No)、この一連の処理を一旦終了する。これに対しCPU12は、Insert判定がなされていると判断する場合(S70:Yes)、ディスプレイパネル20に、その旨を表示する(S72)。続いてCPU12は、挿入可能な箇所を表示する(S74)。図9(a)は、人差し指40および中指44で画像30cがタッチされることで画像30cが特定され、さらに、タッチパネル22が人差し指40、中指44、親指42でタッチされInsert処理であることが特定されることで、通知表示24として「Insert」がディスプレイパネル20に表示されていることを示している。また、図9(a)は、各用紙オブジェクト32間には、画像30cの挿入可能箇所を示す支援表示52がディスプレイパネル20に表示されていることを示している。
図8のS74の処理を実行すると、CPU12は、タッチパネル22により入力される指示点情報に基づき、指示点が移動したか否かを判断する(S76)。そしてCPU12は、指示点が移動したと判断する場合(S76:Yes)、移動中である旨をディスプレイパネル20に表示する(S78)。これは、例えば、移動前画像を元の位置に表示した状態で、同画像の輝度を低くしたものを移動する指示点に合わせて表示するものとすればよい。つまり、CPU12は、移動する指示点に対応するディスプレイパネル20上の位置に、輝度を低くした画像を表示すればよい。続いてCPU12は、移動先が特定されたか否かを判断する(S80)。ここでは、S10の処理において検出されて且つ、S76の処理において移動が検出された指示点が、上記挿入可能箇所に対応するタッチパネル22上の領域において検出されなくなる場合に、移動先が特定されたと判断する。この処理は、移動前画像を挿入する位置を特定するための処理である。そしてCPU12は、移動先の画像が特定されていないと判断する場合(S80:No)、この一連の処理を一旦終了する。これに対しCPU12は、移動先の画像が特定されたと判断する場合(S80:Yes)、図3のS10において特定された画像30である移動前画像を、S80の処理で特定された移動先に挿入して表示する(S82)。そしてCPU12は、Insert判定を解除し(S84)、この一連の処理を一旦終了する。
図9(b)は、画像30aと画像30bとの間に画像30cが挿入されて表示されたところを示している。これは、プリンタによって、画像30a,30c,30bの順に印刷されることを示すものである。なお、ここでは、S84の処理によって、「Insert」との通知表示24が消去された状態を示している。
一方、CPU12は、指示点の移動が検出されないと判断する場合(S76:No)、指示点の数が「0」となったか否かを判断する(S86)。そして、CPU12は、指示点の数が「0」となっていないと判断する場合(S86:No)、この一連の処理を一旦終了する一方、「0」となっていると判断する場合(S86:Yes)、Insert処理を解除し(S84)、この一連の処理を一旦終了する。これにより、「Insert」との通知表示24が消去される。ここで、指示点の数が「0」となることでInsert処理を解除するのは、図3の処理によって特定された処理(この場合、Insert処理)を、ユーザが実際には意図していなかったと考えられるためである。この処理は、図3の処理によってユーザが意図する処理とした判断を訂正するものである。なお、この処理からわかるように、図3の処理によってInsert処理が特定されると、この特定された処理は、移動先が特定される前に指示点の数が「0」となることを条件にInsert判定が解除される。すなわち、図3の処理によって参照された指示点の数から、指示点の移動時に指示点の数が変化したとしても、「0」にならない限り、Insert処理が解除されることはない。
以上説明した本実施形態によれば、以下の効果が得られるようになる。
(1)CPU12は、タッチパネル22に対する指示点数に基づき、Replace処理、Insert処理、およびMerge処理のいずれであるかを特定した(図3、S14〜S22)。これにより、ユーザがこれらの処理のいずれかを指示するための操作を簡素化することができる。
(2)CPU12は、Replace処理、Insert処理、およびMerge処理のいずれであるかを特定すると、指示点の移動先が特定されるに先立って、その旨を表示した(通知表示24)。これにより、特定された処理をユーザに迅速に通知することができる。
(3)CPU12は、Insert処理であると特定すると、指示点の移動先が特定されるに先立って、挿入可能箇所を表示した(図8のS74,支援表示52)。これにより、Insert処理を行う上で要求される操作をユーザが容易に行うことができる。
(4)CPU12は、Replace処理、Insert処理、およびMerge処理のいずれであるかを特定した後、特定したときに対して指示点の数が変化する場合であっても、指示点の数が「0」よりも大きいことを条件に、特定した処理を実行した(図4、図6、図8)。これにより、指示点の移動完了まで指示点の数を固定する要求をユーザに課すことがないため、操作性を高く維持することができる。
(5)CPU12は、指示点の数が2つである場合、「2in1」印刷や「4in1」印刷等であるマージ処理であると特定した。これにより、マージ処理を特定するための操作とマージ処理とを直感的に結び付けることができる。
(6)CPU12は、画像30を特定した時点におけるタッチパネル22上の指示点の数に基づき、Replace処理、Insert処理、およびMerge処理のいずれであるかを特定した(図3)。これにより、ユーザは、画像を指定する操作と、処理を指定する操作とを1の操作によって実行することができる。
(7)CPU12は、指示点の数が2つでありMerge処理であると判断したのち、ピンチイン操作、ピンチアウト操作がなされることで、Merge処理を解除した(図6のS64)。これにより、特定した処理が、ユーザの意図するものではない場合、これを改めることができるという効果を奏する。
<第2の実施形態>
以下、第2の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
本実施形態では、Merge処理において、1の印刷用紙に2個の画像30を印刷する「2in1」印刷と、4個の画像を印刷する「4in1」印刷とを、タッチパネル22上の指示点の数に応じて判断する。
図10は、画像30c上に人差し指40および親指42が触れることで、画像30cが特定されるとともに、「2in1」印刷であることが特定される例である。この場合、通知表示24として、「2in1」が表示される。
図11(a)は、画像30c上に人差し指40、中指44および薬指46が触れて且つ、タッチパネル22上の画像30表示領域以外の領域に親指42を触れることで、画像30cが特定されるとともに、「4in1」印刷であることが特定される例である。この場合、通知表示24として、「4in1」が表示される。これにより、例えば画像30cが画像30aを含む用紙オブジェクト32内に移動された場合、その用紙オブジェクト32内にあと2個の画像30が入れられることが予め決定される。なお、図11(b)に、画像30aを含む用紙オブジェクト32内に、画像30cが移動した状態を示す。ここでは、画像30aを含む用紙オブジェクト32内にあと2個の画像が取り込まれることを示すべく、それらの収容スペースが空けられている。
<実施形態と手段との対応>
表示部…ディスプレイパネル20、タッチパネル…タッチパネル22、画像処理装置…タブレット端末10、コンピュータ…CPU12、第1表示手段…図2,5,7,8,9、形態変更手段…S40,S62,S82、画像特定手段…S10、カウント手段…S12、処理特定手段…S14〜S22、第2表示手段…S32,S52,S72,S74、所定数特定手段…図10、判断手段…S56、キャンセル手段…S66に引き続くS64
<その他の実施形態>
以上、上記実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変形改良が可能であることは容易に推察できるものである。各実施形態は、それぞれ、他の実施形態が有する構成の一部または複数部分を、その実施形態に追加し或いはその実施形態の構成の一部または複数部分と交換等することにより、その実施形態を変形して構成するようにしてもよい。以下、上記実施形態の変形例としての実施形態を記載する。
画像特定手段としては、上記実施形態で例示したように、指示点の中に画像に触れていないものがあったとしても、指示点の分布に基づき画像を特定するものに限らず、指示点のすべてが画像内にあることに基づき画像を特定するものであってもよい。
図3のS12の処理では、CPU12がタッチパネル22上の指示点の数をカウントしたが、これに限らず、タッチパネル22上であって且つ画像上の指示点の数のみをカウントするものであってもよい。
処理を特定するための入力となる指示点の数としては、移動前画像が特定されるタイミングにおけるものに限らない。例えば、移動前画像の特定後であって且つ指示点の移動前における指示点の数であってもよい。また、例えば、CPU12は、始めにタッチパネル22上に複数の指示点が検出される場合に、その指示点の数を入力として処理を特定し、その後、移動前画像を特定する処理を行ってもよい。
上記実施形態では、CPU12は、指示点が、移動先の画像に対応するタッチパネル22上の領域において検出されなくなることで、移動先が特定されたと判断したが、これに限らない。例えば、CPU12は、指示点が停止したり、移動速度が規定速度以下に低下したりすることで、移動先が特定されたと判断してもよい。
上記実施形態では、特定された処理がいずれであるかを通知すべく、「Replace」、「Merge」、「Insert」というように、文字を表示したがこれに限らない。例えば、それぞれの処理をイメージした図柄を表示してもよい。
特定された処理を支援する表示としては、Insert処理によって用いられるものに限らない。例えば、Merge処理を、特定される画像を所定領域内に移動させることでそれらを1の印刷用紙に印刷することとしてその旨を表示するものであるなら、Merge処理と特定された段階(図3のS18)で、所定領域を表示するものであってもよい。
Replace処理、Merge処理、およびInsert処理のそれぞれに割り振られる指示点数としては、上記実施形態で例示したものに限らない。例えば、指示点数が「2」である場合に、Replace処理であるとしてもよい。特にこの場合、例えば1の指示点と別の1の指示点とが各別の画像30を指示する場合に、Replace処理と特定してもよい。この場合、例えば画像30表示領域以外の領域で双方の指示点を合わせることで、Replace処理を実行してもよい。また、この場合、指示点数が「1」である場合に、Merge処理であると特定してもよい。
複数の画像の表示形態を変更する処理としては、Replace処理、Merge処理、およびInsert処理に限らない。例えば、指定される画像を複数の画像を含むファイルの先頭にした旨を表示するものであってもよい。すなわち例えば、ファイルの先頭画像から順に、ディスプレイパネル20の右側から並べて表示する場合、画像を指定することで、その後、指示点を移動させることなく、指定された画像をディスプレイパネルの右端に表示するものとしてもよい。この場合、画像を指定する際に、ファイルの先頭の画像がディスプレイパネル20に表示されておらず、タッチパネル22をフリックすることで表示される場合であっても、上記処理によってファイルの先頭に移動させた旨を表示する際には、ファイルの先頭部分がディスプレイパネル20の右端になるように、表示される画像全体を変更することが望ましい。
印刷プレビュー画面に表示される複数の画像としては、同一ファイル内の画像に限らない。例えば、複数ページからなる文書ファイルや、同一のフォルダ内の画像であってもよい。
表示形態を変更する処理としては、ディスプレイパネル20に表示されるレイアウトを変更するものに限らない。例えば、「2in1」印刷がなされる表示をする場合、対象となる画像がペアである旨をレイアウト変更とは別に表示するものであってもよい。すなわち、例えば図7(b)において、画像30aと画像30cとの配置を図7(a)から変更することなく、これら各画像30a,30cが配置される用紙オブジェクト32の色を同一の色とするなどして1の印刷用紙に印刷されることを示すものであってもよい。
表示形態を変更する処理としては、外部装置への出力態様を変更することを示すべく表示態様を変更するものに限らない。例えば、ディスプレイパネル20に表示されるレイアウトを変更するものであって且つ、その変更が外部装置への出力態様の変更を意味しないものであってもよい。この場合であっても、例えば複数の画像データを含む画像群データにおいて各画像データの順番を変更する等、複数の画像データの編集結果をディスプレイパネル20の表示形態の変更として示すものであってもよい。もっとも、これも必須ではなく、単に、ディスプレイパネル20に表示されるレイアウトを変更するのみであってもよい。
画面の拡大または縮小処理としては、ユーザが2個の指示点間の距離を拡大したり縮小したりすることで指示されるものに限らず、例えば3個の指示点間の距離を拡大したり縮小したりすることで指示されるものであってもよい。この場合、図8の処理において、CPU12は、拡大または縮小処理が意図されているか否かを判断し、意図されていると判断する場合、Insert処理を解除すればよい。
図3、図4、図6、図8に示した処理を画像処理プログラム14aによって、CPU12に実行させる代わりに、ASIC等、ハードウェア手段によって実行してもよい。
画像処理装置としては、タブレット端末に限らず、例えば携帯電話であってもよい。
10…タブレット端末、12…CPU,14a…画像処理プログラム。

Claims (11)

  1. 表示部と、該表示部の表示領域のうち指示された箇所を検知するタッチパネルとを備える画像処理装置に適用され、該画像処理装置のコンピュータによって実行される画像処理プログラムにおいて、
    前記表示領域に複数の画像を表示する第1表示手段と、
    前記複数の画像の表示形態を変更する処理であって且つ、互いに相違する複数の処理を選択的に実行する形態変更手段と、
    前記複数の画像が表示された状態で、前記タッチパネル上の指示点に基づき、前記複数の画像のうちいずれかを特定する画像特定手段と、
    前記複数の画像が表示された状態で、前記タッチパネル上の指示点の数をカウントするカウント手段と、
    前記カウントされた指示点の数に基づき、前記変更する処理のうちのいずれかを特定する処理特定手段とを前記コンピュータに実行させ、
    前記形態変更手段は、前記画像特定手段によって特定された画像を対象に前記処理特定手段によって特定された処理を実行し、
    前記形態変更手段によって実行される前記変更する処理には、前記複数の画像のうちの隣接する一対の画像の間に他の画像を表示すべく、前記一対の画像および他の画像の表示領域をずらすインサート処理、前記複数の画像の任意の2つの画像の表示領域を入れ替えるリプレイス処理、および前記複数の画像のうちの2以上の所定数の画像を1の印刷用紙に印刷する旨を表示をするマージ処理、のうちの少なくとも2つの処理が含まれ、
    前記処理特定手段は、前記画像特定手段によって画像が特定された時点で前記カウントされる指示点の数が1よりも大きい場合、前記マージ処理であると特定するものであって且つ、前記カウントされる指示点の数に応じて、前記1の印刷用紙に印刷する画像の数である前記所定数を特定する所定数特定手段を備えることを特徴とする画像処理プログラム。
  2. 前記形態変更手段は、前記画像特定手段によって画像が特定された後の前記指示点の移動先に基づき、前記変更する処理を実行するものであって且つ、前記処理特定手段によって処理が特定されたことを条件として、前記表示部に、前記特定された処理に特有の表示を実行する第2表示手段を備えることを特徴とする請求項1記載の画像処理プログラム。
  3. 前記第2表示手段は、前記特定された処理がいずれであるかを通知するための表示を行うことを特徴とする請求項2記載の画像処理プログラム。
  4. 前記第2表示手段は、前記特定された処理を実行するうえで要求される操作をユーザが実行するよう支援するための表示を行うことを特徴とする請求項2または3記載の画像処理プログラム。
  5. 前記形態変更手段は、前記画像特定手段によって画像が特定された後の前記指示点の移動先に基づき、前記変更する処理を実行するものであって且つ、前記処理特定手段による前記処理の特定の後、前記指示点が前記移動先に変位するに伴って前記カウントされる指示点の数が変化する場合であっても、該指示点の数が「0」とならないことを条件に、前記変化する前に前記処理特定手段によって特定された処理を実行することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像処理プログラム。
  6. 前記処理特定手段は、前記カウントされる指示点の数よりも少ない数の指示点が前記複数の画像の表示領域のいずれかにある場合であっても、前記カウントされる指示点の数に基づき、前記変更する処理を特定することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の画像処理プログラム。
  7. 前記表示形態を変更する処理は、前記複数の画像のレイアウトを変更する処理であることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の画像処理プログラム。
  8. 前記変更する処理には、前記マージ処理が含まれ、
    前記処理特定手段は、前記画像特定手段によって画像が特定された時点で前記カウントされる指示点の数が1よりも大きい規定数である場合、前記マージ処理であると特定するものであり、
    前記形態変更手段は、前記画像特定手段によって画像の特定に利用された前記指示点が移動することで前記画像特定手段によって別の画像が特定される場合、前記マージ処理として、前記指示点の移動前に特定された画像と前記指示点の移動後に特定された画像とを1の印刷用紙に印刷する旨を表示することを特徴とする請求項記載の画像処理プログラム。
  9. 前記処理特定手段は、前記画像特定手段によって画像が特定された時点において前記カウント手段によってカウントされた指示点の数に基づき、前記変更する処理を特定する請求項1からのいずれか1項に記載の画像処理プログラム。
  10. 前記指示点の数が複数である場合、該指示点の移動状態に基づき、表示されている画像の拡大および縮小のいずれかを指示するものであるか否かを判断する判断手段と、
    該判断手段によって前記いずれかを指示するものであると判断される場合、前記処理特定手段によって特定された処理をキャンセルするキャンセル手段とを、前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の画像処理プログラム。
  11. 表示部と、該表示部の表示領域のうち指示された箇所を検知するタッチパネルとを備える画像処理装置において、
    請求項1から1のいずれか1項に記載の画像処理プログラムによるソフトウェア処理によって実行されるか否かにかかわらず、請求項1から1のいずれか1項に記載の画像処理プログラムによって前記コンピュータが実行する対象となる各手段を備える画像処理装置。
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