JP6220571B2 - ギターチューナ - Google Patents

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Description

この発明はギターの調弦に用いるギターチューナに関する。
図5は調律装置(チューナ)の従来例として特許文献1に記載されている調律装置の構成を示したものであり、この調律装置は弦楽器の調律に用いられるものとなっている。
調律装置は、調律する弦楽器を選択するための楽器選択手段1と、調律したい音を弦楽器の弦番号として設定するための調律弦選択手段2と、弦楽器の種類毎に調律する弦番号に対応する基準ピッチ情報及び調律できる限界値を示す限界情報を格納している記憶手段4と、楽器選択手段1及び調律弦選択手段2によって選択された情報に基づき、基準ピッチ情報を読み出して設定する設定手段5と、弦楽器の音を入力するための楽音入力手段6と、楽音入力手段6から入力された弦楽器の音のピッチを抽出するピッチ抽出手段7と、設定手段5に格納された基準ピッチ情報とピッチ抽出手段7にて抽出されたピッチとの偏差を計算する偏差計算手段8と、ピッチ抽出手段7にて抽出されたピッチが限界情報を超えているかを判定する警告判定手段9と、調律弦選択手段2で選択された弦番号を表示するための調律弦表示手段10と、偏差計算手段8で計算された偏差の結果を表示する偏差表示手段11と、警告判定手段9にて警告の必要があると判定された場合に通知を行う通知手段12とで構成されている。図中、3はマイコンを示す。
上記のような構成とされた調律装置では、警告判定手段9において、弦が切断されるほどの張力になっているかどうかが判定され、警告の必要があると判定された場合に通知手段12にて警告が行われるため、弦を切断することなく、安全に弦楽器の調律を行えるものとなっている。
特許第5096833号公報
上述した調律装置は、楽器選択手段1及び調律弦選択手段2を備え、汎用性を有するものとなっているが、調律する弦楽器及び弦番号の設定をいちいち行わなければならず、設定が面倒となっていた。
また、ペグの巻きすぎによる弦の切断を回避すべく、各弦に対する限界情報を保持し、警告を行うか否かの判定を各弦に対して行うものとなっているため、このような警告判定処理は処理量が増大する要因となっていた。
この発明の目的はこのような状況に鑑み、調律対象をギターに限定し、簡易な構成で使いやすく、安全に調弦することができるギターチューナを提供することにある。
請求項1の発明によれば、ギターの調弦に用いるギターチューナは、入力音を取り込む入力部と、入力部で取り込んだ入力音のピッチを検出するピッチ検出部と、ピッチ検出部で検出された入力音のピッチから弦番号とノートを判別する弦番号・ノート判別部と、ノートから決まる基準ピッチに対する前記ピッチのピッチ偏差を求めるピッチ偏差計算部と、弦番号が1の場合にピッチ偏差が所定値以上か否かを判定し、所定値以上と判定した時、警告信号を出力する判定部と、弦番号及びノートを表示する弦番号・ノート表示部と、ピッチ偏差を表示するピッチ偏差表示部と、警告信号に基づき、警告を表示する警告表示部とを有する。
請求項2の発明では請求項1の発明において、移調を設定するための移調設定部と、移調設定部に設定された移調を表示する移調表示部を備え、ピッチ偏差計算部は設定された移調とノートから基準ピッチを決定し、判定部は設定された移調に応じて前記所定値を変更する。
請求項3の発明では請求項1又は2の発明において、前記所定値を設定することができる警告設定部を備えるものとされる。
この発明によれば、最も切れやすい1弦の切断を防止して安全に調弦することができる簡易な構成で使いやすいギターチューナを得ることができる。
この発明によるギターチューナの第1の実施例の機能構成を示すブロック図。 図1に示したギターチューナの表示部の表示例を示す図。 この発明によるギターチューナの第2の実施例の機能構成を示すブロック図。 この発明によるギターチューナの第3の実施例の機能構成を示すブロック図。 調律装置の従来構成例を示すブロック図。
この発明の実施形態を図面を参照して実施例により説明する。
図1はこの発明によるギターチューナの第1の実施例の機能構成を示したものである。ギターチューナ100は、入力部20とピッチ検出部30と弦番号・ノート判別部40とピッチ偏差計算部50と判定部60と表示部70を備えている。表示部70は例えばLCD(液晶ディスプレイ)によって構成され、この例ではピッチ偏差表示部71と弦番号・ノート表示部72と警告表示部73を備えている。
入力部20は入力音(ギター音)を取り込み、取り込んだ入力音を電気信号として出力する。入力部20は内蔵マイクもしくは外付けのマイクからギター音を取り込む。
ピッチ検出部30は入力部20で取り込んだ入力音のピッチを検出する。弦番号・ノート判別部40はピッチ検出部30で検出された入力音のピッチから、そのピッチに最も近いノート及びそのノートに対応する弦番号を判別する。判別された弦番号及びノートは弦番号・ノート表示部72に表示される。
ピッチ偏差計算部50は弦番号・ノート判別部40で判別されたノートから決まる基準ピッチに対する入力音のピッチのピッチ偏差を計算して求める。計算されたピッチ偏差はピッチ偏差表示部71に表示される。
判定部60は弦番号・ノート判別部40で判別された弦番号が1の場合に、ピッチ偏差計算部50で計算されたピッチ偏差が予め設定されている所定値以上か否かを判定し、所定値以上と判定した時、警告信号を警告表示部73に出力する。所定値は例えば100セントとされる。警告表示部73は判定部60からの警告信号に基づき、警告を表示する。
以下、表示部70の表示例について説明する。
図2Aは入力部20にギターの1弦(1E:329.628Hz)の音を入力した時の表示部70の表示状態を示したものである。弦番号・ノート表示部72には“1E”が表示される。ピッチ偏差表示部71は目盛と針とよりなり、針の表示位置によってピッチ偏差を表示するものとなっている。ピッチ偏差の表示範囲はこの例では−50セント〜+50セントとされている。入力された音のピッチ偏差は0セントであり、針は中央に表示されている。
一方、図2Bは1弦の調弦において、1E(329.628Hz)の半音(100セント)以上高い音が入力部20に入力された時の表示部70の表示状態を示したものであり、針は上限に振りきれた状態の表示となっている。判定部60に設定されている所定値は100セントであり、ピッチ偏差は所定値以上となるため、警告表示部73には警告表示として、この例では図2Bに示したように警告マークが表示されている。
このように、この例では細くて切れやすい1弦の調弦において、半音以上高い音が入力された時に警告マークが表示されるものとなっている。
ギターチューナへの入力音の高さを本来合わせるべき高さを過ぎても上げて行くと、弦番号・ノートの表示が消えたり、あるいは違う弦番号・ノートを表示するようになる。そのため、表示を見落したり、あるいは最初から高い音を入れてしまったりなどによって、気がつかないとペグを巻きすぎてしまう恐れがある。
この例では細くて切れやすい1弦に対して、警告マークの表示によりユーザに注意を喚起するものとなっており、これにより調弦時に不本意に1弦を切ってしまうことを防ぐことができるものとなっている。特に、初心者の場合、ギターチューナの表示に頼り、弦が張りすぎているなどの異常に気がつきにくいため、有益であり、注意喚起の対象を最も切れやすい1弦のみにしたことにより、構成及び処理の簡易化を図ることができる。
次に、この発明によるギターチューナの第2の実施例について図3を参照して説明する。
調弦を行う際に、例えば半音下げて調弦したいというような場合がある。図3に示したギターチューナ200はこのような場合に対応するものであり、図1に示したギターチューナ100に対し、移調設定部80及び移調表示部74が付加された構成となっている。
ユーザは例えば半音下げて調弦したい場合や半音上げて調弦したい場合等に、その移調を移調設定部80で設定することができる。移調設定部80に設定された移調は移調表示部74に表示される。図2A,B中、破線で囲んだ領域は移調表示部74である。
移調表示部74には、例えば音の高さを下げた場合、
FLAT1,FLAT2,…
のように表示され、音の高さを上げた場合、
CAPO1,CAPO2,…
のように表示される。数字の1,2は半音,全音を示す。
ピッチ偏差計算部50はこの例では移調設定部80に設定された移調と弦番号・ノート判別部40で判別されたノートから基準ピッチを決定する。また、判定部60は設定された移調に応じて判定基準となる所定値を変更する。調弦する音の高さを下げた場合は、その下げた音程分、所定値は大きくされる。例えば、音の高さを半音下げた場合、所定値は予め設定されている100セントに100セント加算され、200セントになる。なお、カポで弦を挟み、調弦する音の高さを上げる場合は、所定値は変更されない。
図4はこの発明によるギターチューナの第3の実施例を示したものであり、ギターチューナ300は図3に示したギターチューナ200に対し、警告設定部90が付加された構成となっている。
この例では警告設定部90を具備することにより、判定部60における判定基準となる所定値をユーザが所望の値に設定することができるものとなっている。所定値の設定は安全の度合をどれだけ見込むかによって行われる。所定値の設定は例えば50セント刻みで行えるものとする。例えば、所定値を50セントとすれば、1弦の断線防止において、極めて高い安全性を確保することができる。なお、上述した第1及び第2の実施例の説明においては、判定部60に予め設定されている所定値を100セントとしているが、これに限るものではない。
20 入力部 30 ピッチ検出部
40 弦番号・ノート判別部 50 ピッチ偏差計算部
60 判定部 70 表示部
71 ピッチ偏差表示部 72 弦番号・ノート表示部
73 警告表示部 74 移調表示部
80 移調設定部 90 警告設定部
100,200,300 ギターチューナ

Claims (3)

  1. ギターの調弦に用いるギターチューナであって、
    入力音を取り込む入力部と、
    前記入力部で取り込んだ入力音のピッチを検出するピッチ検出部と、
    前記ピッチ検出部で検出された入力音のピッチから弦番号とノートを判別する弦番号・ノート判別部と、
    前記ノートから決まる基準ピッチに対する前記ピッチのピッチ偏差を求めるピッチ偏差計算部と、
    前記弦番号が1の場合にのみ、前記ピッチ偏差が所定値以上か否かを判定し、所定値以上と判定した時、警告信号を出力する判定部と、
    前記弦番号及び前記ノートを表示する弦番号・ノート表示部と、
    前記ピッチ偏差を表示するピッチ偏差表示部と、
    前記警告信号に基づき、警告を表示する警告表示部とを有することを特徴とするギターチューナ。
  2. 請求項1記載のギターチューナにおいて、
    移調を設定するための移調設定部と、前記移調設定部に設定された移調を表示する移調表示部を備え、
    前記ピッチ偏差計算部は、前記設定された移調と前記ノートから前記基準ピッチを決定し、
    前記判定部は前記設定された移調に応じて前記所定値を変更することを特徴とするギターチューナ。
  3. 請求項1又は2記載のギターチューナにおいて、
    前記所定値を設定することができる警告設定部を備えることを特徴とするギターチューナ。
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