JP6219546B1 - 焼物器 - Google Patents

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Abstract

【課題】所望の焼き具合の食品を得ることが容易かつ確実に実施できる焼物器を提供すること。【解決手段】食品を焼くための焼物器1であって、遠赤外線を放射可能な材料から形成され食品を取り囲む収容凹部3と、収容凹部3に連通し、食品から流出する流出物を収容凹部3から外出するための排出路と、を有する食品保持部2を備える。焼物器1の底面11及び排出下面の下部に火炎手段を配置し、バーナー等の火力を焼物器1の底面11及び排出下面の下部に提供する。食品は収容凹部3内でほぼ鉛直方向に挿入され、遠赤外線により焼成される。【選択図】図1

Description

本発明は、肉、野菜等の食品を焼くための焼物器に関する。
従来より、肉、野菜、団子等の食品を串刺し、焼くための種々の焼物器が利用されている。焼物器の一例として、特許文献1は、本体と、本体の開口部に配列される棒状の電熱バーナーと、電熱バーナーの上方において本体に装着される焼き網と、焼き網の下に配置され食品に熱赤外線を放射する部材と、を備える焼物器を開示する。使用者は、上記焼物器を用い、食品を焼き網の上に載置し、食品の焼き作業を行う。
特開2012−239728号
特許文献1に開示される焼物器では、串刺しされている食品を焼き網の上に載置し、食品が刺されている串を回転させ、食品の所望の部位を焼くことが行われる。従って、食品の焼き具合が食品の大きさや形状により異なる恐れがある。所望の焼き具合の食品を得るためには、使用者は焼物器の使用技術に熟練することが求められる。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものである。すなわち、所望の焼き具合の食品を得ることが容易かつ確実に実施できる焼物器を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の焼物器の第1の態様は、食品を焼くための焼物器であって、遠赤外線を放射可能な材料から形成され前記食品を取り囲む収容凹部と、前記収容凹部に連通し、前記食品から流出する流出物を前記収容凹部から外出するための排出路と、を有する食品保持部を備える。
また、本発明の焼物器の第2の態様によれば、第1の態様の焼物器であって、前記収容凹部は、鉛直方向に延在し、前記排出路は、水平方向に対し傾斜し延在する。
本発明の焼物器の第3の態様によれば、前記第1又は第2の態様であって、前記食品保持部には、前記流出物を排出するための排出が連続し、前記排出に設けられている排出液溜り部に、前記流出物が導入される。
本発明の焼物器の第4の態様によれば、前記排出路は、前記収容凹部の、鉛直方向における最低部に連続している。
本発明にかかる焼物器によれば、食品を焼く際に当該食品を収容凹部内に載置するだけで、使用者が食品の焼き具合を調整するために、当該食品の向きを変えることが不要である。従って、使用者に焼物器の使用方法に熟練さを要求することなく、簡易かつ適切に食品を焼くことができる。
実施形態に係る焼物器を模式的に示す平面図である。 実施形態に係る焼物器を模式的に示す正面図である。 実施形態に係る焼物器を模式的に示す側面図である。 図1の線IV−IVに沿った断面図である。
以下に、本発明に係る焼物器の実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図において、同一要素には同一符号を付して重複する説明を省略する。また、この実施形態により本発明が限定されるものではない。
〔実施形態〕
図1は、実施形態に係る焼物器1を模式的に示す平面図であり、図2は、実施形態に係る焼物器1を模式的に示す正面図であり、図3は、実施形態に係る焼物器1を模式的に示す側面図であり、図4は、図1に示す線IV−IVに沿った断面図である。
図1、2に示されるように、焼物器1は、略直方体状の食品保持部2と、食品保持部2から突出する排出部4とを備える。食品保持部2は、図1に示すように、平面視において、角部が丸みを帯びた矩形状であり、食品が挿入される、平面視で円形状の収容凹部3が設けられている。なお、収容凹部3は、図1において、左右方向に6つ、上下方向に3つが設けられている。しかし、収容凹部3の位置、寸法、形状、数量等については、焼く対象である食品の寸法、量、形状、数量等に応じて適宜変更できることは言うまでもない。
さらに、食品保持部2には、図2に示されるように、排出路7が設けられている。排出路7の、排出部4側に延びる一端部7aが開口し、一端部7aに対向し、食品保持部2の後部2aに延びる他端部7bが開口する。また、図3に示されるように、排出路7は、食品保持部2の底面11に近づくように延びている。換言すると、他端部7bは、一端部7aより底面11に対し上方に延在する。
また、図3に示されるように、収容凹部3の底面11に対し、排出路7は傾斜するように延びている。また、本実施例では、図3の左右方向における3つの収容凹部3は、排出路7に沿って形成されている。収容凹部3の長さ寸法(食品保持部2の上面9から底面11方向への長さ)が、同じであるので、他端部7bの近くに配置される収容凹部3の下部31aは、排出路7の最下部7cに接続する。一方、収容凹部3の、一端部7aに近い下部31bは、排出路7の最下部7cより上方に延在する。なお、下部31と最下部7cとの関係は、下部31を通り排出される油等の排出物が、確実に排出路7に導入される構成であれば良い。従って、本発明の下部31と最下部7cとの関係は、本実施形態の構成に限定されるものではない。
図3において、食品保持部2の右方には、排出部4が設けられている。なお、本実施形態では、食品保持部2と排出部4とは、一部材から構成されているが、別体から構成できることは言うまでもない。排出部4は、最下部7cより上方に延在する排出上面4aと、食品保持部2の底面11に連続する排出下面4bとを備える。さらに、図1に示されるように、排出上面4aには、排出上面4aより所定寸法の深さを有する排出液溜り部5が設けられている。排出液溜り部5は、最も低い部位を構成する最底部5eを有し、平面視で略丸形孤矩形状である。排出液溜り部5は、図1に示されるように、一端部7aに隣接配置される一辺部5aと、一辺部5aに平行で同一寸法である他辺部5bと、一辺部5aと他辺部5bとを丸型部分により連結し、互いに平行である2つの短辺部5c、5dとを備える。なお、排出液溜り部5は、排出上面4aに直交する下降面5gと、最低部5eと、最低部5e及び下降面5gを接続する湾曲面5hと、を有する。
上記構成の焼物器1の底面11及び排出下面4bの下部に火炎手段を配置し、バーナー等の火力を焼物器1の底面11及び排出下面4bの下部に提供する。また、焼く対象である食品、例えば、焼き鳥101である場合、複数の鶏肉103が装着されている棒状部材である串部材105が収容凹部3内に挿入される。図4に示されるように、串部材105の一端部が、収容凹部3の下部31上に載置され、収容凹部3の内部に、鶏肉103が収まり、焼き鳥101に遠赤外線が照射されるように配置されている。上記構成の通り焼き鳥101を収容凹部3内でほぼ鉛直方向に挿入し遠赤外線により焼く構成であるので、従来利用されている焼物器と異なり、焼き鳥101の串部材105を水平方向に配置し、火に焼かれている部分が、適当に焼かれた後、串部材を回転し、焼かれていない部分を火に向けることを行うとい煩雑な作業が必要なくなる。
上述の実施形態では、食品保持部2に、左右方向につの収容凹部3を設け、上下方向に3つの収容凹部3を設ける構成であるが、本発明はこの構成に限定されない。また、排出液溜り部の寸法や形状は、適宜変更可能である。更に、図2に示されるように、31a、31bなどのように、排出路7に対する接触位置が異なるが、本発明は特にこの形成に限定されない。排出路7が、他端部7bから一端部7aに対しその高さ寸法が低くなり、食品保持部2から排出される液体が排出液溜り部5内に流入できる構成であればよい。
また、収容凹部は、図1の左右方向及び上下方向に均一に配置されているが、千鳥配列等、変更できることは言うまでもない。さらに、排出部7は、図1において上下方向に延在しているが、傾斜する方向等、適宜変更できることは言うまでもない。
本実施体型では、遠赤外線を放射する部材として、カーボン、セラミックス、木炭等、遠赤外線を放射できる材料であれば利用できることは言うまでもない。
1 焼物器
2 食品保持部
3 収容凹部
4 排出部
5 排出液溜り部
7 排出路
9 上面
2a 後部
4a 排出上面
4b 排出下面
5a 一辺部
5b 他辺部
5c、5d 短辺部
5e 排出底部
5g 下降面
5h 湾曲面
7a 一端部
7b 他端部
7c 最下部
10 焼き鳥
11 底面
31、31a、31b 下部
101 焼き鳥
103 鶏肉
105 串部材

Claims (9)

  1. 食品を焼くための焼物器であって、
    遠赤外線を放射可能な材料から形成され前記食品を取り囲む収容凹部と、前記食品から流出する流出物を前記収容凹部から外出するための排出路と、を有する食品保持部を備え
    複数の前記収容凹部が、一つの前記排出路に連通していることを特徴とする焼物器。
  2. 前記収容凹部は、鉛直方向に延在し、前記排出路は、水平方向に対し傾斜し延在することを特徴とする請求項1に記載の焼物器。
  3. 前記食品保持部には、前記流出物を排出するための排出が連続し、前記排出に設けられている排出液溜り部に、前記流出物が導入されることを特徴とする請求項1又は2に記載の焼物器。
  4. 前記排出路は、前記収容凹部の、鉛直方向における最低部に連続していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の焼物器。
  5. 前記収容凹部は、前記食品保持部の中空領域を規定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の焼物器。
  6. 前記中空領域は、管状空間であることを特徴とする請求項5に記載の焼物器。
  7. 前記食品保持部は、一部材から構成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の焼物器。
  8. 前記流出物は、前記排出路を介し前記食品保持部の外部へ排出されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の焼物器。
  9. 前記食品保持部は、カーボン、セラミックス、又は、木炭から形成されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の焼物器。
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