JP6218876B2 - モジュール部品およびその製造方法 - Google Patents

モジュール部品およびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6218876B2
JP6218876B2 JP2016080691A JP2016080691A JP6218876B2 JP 6218876 B2 JP6218876 B2 JP 6218876B2 JP 2016080691 A JP2016080691 A JP 2016080691A JP 2016080691 A JP2016080691 A JP 2016080691A JP 6218876 B2 JP6218876 B2 JP 6218876B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
mounting
component
output
output terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016080691A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016167611A (ja
Inventor
裕人 石山
裕人 石山
善行 出口
善行 出口
小玉 勝久
勝久 小玉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2016080691A priority Critical patent/JP6218876B2/ja
Publication of JP2016167611A publication Critical patent/JP2016167611A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6218876B2 publication Critical patent/JP6218876B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Insulated Metal Substrates For Printed Circuits (AREA)
  • Structure Of Printed Boards (AREA)

Description

この発明は、入出力端子を有する入出力端子部を備えたモジュール部品およびその製造方法に関する。
例えば、電気自動車やハイブリッド自動車等のように、モータを駆動源の一つとする車両においては、商用の交流電源から直流電源に変換して高圧バッテリに充電する充電器や、高圧バッテリの直流電源から補機用のバッテリの電圧(例えば12V等)に変換するDC/DCコンバータ、バッテリからの直流電力をモータへの交流電力に変換するインバータ等の電力変換装置が搭載されている。
これらの電力変換装置の内部には入出力コネクタ、プリント基板、モジュール部品等が搭載されており、それらを機械、電気的に接続する必要のある箇所が多数存在する。
従来、各プリント基板やモジュール部品は、+と−で一対の入力端子と出力端子が決まった位置に固定されており、1方向からの入力に対し1方向へ出力するモジュール部品が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−53474号公報
しかしながら、従来のモジュール部品では、外部部品との接続位置が決まっているので、製品の外形変更や内部構成の変更が生じた場合、あるいは他の製品に展開する場合には、モジュール部品の入出力端子の位置およびその内部構成を変更する、あるいは、モジュール部品間に接続用のバスバー及びそれを保持する樹脂部品を新たに設けるなどの設計変更が必要となり、少しの外形変更でも大幅な開発工数が増大するという問題点があった。
また、製品毎に且つ多数存在する接続点毎に形状の違った樹脂部品を設ける必要があるため、樹脂部品の種類が膨大となり、金型の管理の手間、コストが嵩むという問題点もあった。
また、多数存在する接続点毎に接続用の板金及びそれを保持する樹脂部品を設ける必要があり、部品点数の増加および接続用板金及び樹脂部品が占める体積が大きくなるという問題点もあった。
この発明は、かかる問題点を解決することを課題とするものであって、入出力端子位置が自在に変更可能であり、外形変更や内部構成の変更が生じた場合、あるいは他の製品に展開する場合であっても、簡単に対応することができるモジュール部品およびその製造方法を提供することを目的とする。
この発明に係るモジュール部品は、
電子部品と、この電子部品と電気的に接続された回路部と、前記回路部を保持する筐体と、を備え、
前記回路部は、
前記電子部品が搭載され、また前記電子部品と電気的に接続された複数の搭載端子を有する搭載部品接続部と、
この搭載部品接続部に離間して少なくとも3か所に配置されているとともに、それぞれ入出力端子を有する複数の入出力端子部と、
複数の前記入出力端子のいずれかにより構成された入力部と、
前記入力部と異なる前記入出力端子により構成された出力部と、
隣接する前記入力部と前記搭載端子とを、隣接する前記出力部と前記搭載端子とを、及び隣接する前記搭載端子同士を電気的に連結する各連結部を有し、前記入力部と前記出力部とを電気的に接続する信号ラインと、から構成されており、
前記回路部は、前記入出力端子、前記搭載部品接続部の前記電子部品との電気的接続部位及び前記連結部を除いた領域が絶縁性樹脂により覆われており、
前記搭載部品接続部に、前記電子部品である、コモンモードチョークコイル、ラインバイパスコンデンサ及びアクロスザラインコンデンサがそれぞれ搭載されて、ノイズフィルタとして機能するノイズフィルタ部品を構成するモジュール部品であって、
少なくとも2つの前記搭載端子あるいは前記入出力端子が、前記信号ラインと電気的に独立した状態で前記筐体に固定されており、
前記コモンモードチョークコイルと電気的に接続された前記搭載端子あるいは前記入出力端子の少なくとも1箇所が電気絶縁性を有する放熱部材を介して前記筐体に伝熱可能に接続され、
前記ラインバイパスコンデンサと電気的に接続された少なくとも1つの前記搭載端子あるいは前記入出力端子が、前記信号ラインと電気的に独立した状態で前記筐体に固定されている。
この発明に係るモジュール部品によれば、入出力端子位置を自在に変更することができるので、外形変更や内部構成の変更が生じた場合、あるいは他の製品に展開する場合であっても、簡単に対応することができ、開発工数を減少させることができる等の効果がある。
この発明の実施の形態1におけるモジュール部品内の回路部を示す正面図である。 図1の回路部の使用形態を示す正面図である。 図1の回路部の他の使用形態を示す正面図である。 この発明の実施の形態2におけるモジュール部品内の回路部を示す正面図である。 この発明の実施の形態3におけるモジュール部品内の回路部を示す正面図である。 この発明の実施の形態4におけるモジュール部品内の回路部を示す斜視図である。 この発明の実施の形態5におけるモジュール部品内の回路部を示す正面図である。 この発明の実施の形態6におけるモジュール部品で構成されたノイズフィルタ部品を示す回路図である。 図8のノイズフィルタ部品の構成要素であるアクロスザラインコンデンサを示す斜視図である。 図8のノイズフィルタ部品の構成要素であるコモンモードチョークコイルを示す斜視図である。 図8のノイズフィルタ部品の構成要素であるラインバイパスコンデンサを示す斜視図である。 図8のノイズフィルタ部品を示す分解斜視図である。 この発明の実施の形態7におけるモジュール部品で構成されたノイズフィルタ部品を示す分解斜視図である。 図13のノイズフィルタ部品を示す斜視図である。 この発明の実施の形態9におけるモジュール部品内の回路部を示す正面図である。 この発明の実施の形態10におけるモジュール部品内の回路部を示す斜視図である。
以下、この発明の各実施の形態のモジュール部品について説明するが、各図において同一、または相当部材、部位については、同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1〜図3は、この発明の実施の形態1におけるモジュール部品1内の回路部1aを示す正面図である。
図1において、モジュール部品1内の回路部1aは、電子部品(図示せず)が搭載され、また電子部品と電気的に接続される搭載端子3aを有する搭載部品接続部3と、この搭載部品接続部3の周囲の4方向に配置されているとともに入出力端子2aを有する入出力端子部2と、隣接した入出力端子2a同士、隣接した搭載端子3a同士、及び隣接した、入出力端子2aと搭載端子3aとを電気的に連結した切断可能な連結部とから構成されている。
入出力端子部2は、それぞれ2個の入出力端子2aからなり、それぞれは、一個の入出力連結部4aで接続されている。
搭載部品接続部3は、4個の搭載端子3aからなり、それぞれは、一個の搭載連結部4bで接続されている。
入出力端子2aと搭載端子3aとは、それぞれ一個の入出力搭載連結部4cで接続されている。
なお、この回路部1aは、銅材の板金から形成されている。
この実施の形態における回路部1aでは、搭載部品接続部3の右側に位置する入出力端子部2から電力が入力し、その他の入出力端子部2の何れかに電力が出力する回路とする。
この実施の形態のモジュール部品によれば、入出力端子部2が搭載部品接続部3から4方向にそれぞれ延びており、入出力端子部2の入出力端子2aが搭載部品接続部3の搭載端子3aと入出力搭載連結部4cにより電気的に接続されているので、例えば、1方向からの入力に対して3方向への出力あるいは3方向からの入力に対して1方向へ出力することが可能になる。
また、入出力端子2a間が切断可能な入出力連結部4aで連結されているので、入出力連結部4aを切断することで、入出力端子2a間を電気的に独立させ、+と−で一対となった入出力端子部2を形成することができる。
また、搭載部品接続部3においても、4つの搭載端子3aが搭載連結部4bにより各々電気的に連結されているので、搭載連結部4bを切断することで出力位置に応じて回路を形成することができる。
例えば、図2の回路部1aは、図1に示す回路部1aの中央部で、横方向に沿って配置された入出力連結部4a及び搭載連結部4bをそれぞれ切断することで、搭載部品接続部3の右側に位置する入出力端子2aを入力、左側に位置する入出力端子2aを出力とし、図2のハッチングで示した上半分を+の回路、下半分を−の回路としてそれぞれ電気的に独立した回路を形成することができる。
また、図3の回路部1aは、図1に示す回路部1aの上側の、入出力連結部4a及び搭載連結部4b、及び右側の、入出力連結部4a及び搭載連結部4bを切断することで、搭載部品接続部3の右側に位置する入出力端子2aを入力、搭載部品接続部3の上側に位置する入出力端子2aを出力とし、ハッチングで示した+の回路、ハッチングを除いた部位を−の回路としてそれぞれ電気的に独立した回路を形成することができる。
この例のように、入出力端子部2が搭載部品接続部3の4方向に配置され、切断する連結部4a,4b,4cを選択することで、回路部1aの電力の入出力の位置を自由に変更できるので、製品の外形変更や内部構成の変更が生じた場合、あるいは他の製品に展開する場合であっても、モジュール部品1の内部構造等の大きな設計変更をせずに済む。
なお、図2の回路部1aおいて、例えば通電により発熱するリアクトルなどの電気電子部品(図示せず)が搭載部品接続部3に搭載される場合に、搭載部品接続部3と伝熱可能に連結された入出力端子部2を直接、または高い熱伝導性及び電気絶縁性を有する放熱部材(図示せず)を介して筐体(図示せず)等に接続することで、回路部1aのうち回路として必要でない入出力端子部2を放熱パスとして利用することができる。
また、図2の回路部1aにおいて、回路を形成する上で必要のない場合には、搭載部品接続部3の上側及び下側の入出力搭載連結部4cを切断して、上側及び下側の入出力端子部2を切り落とすことで、モジュール部品1の小型化及び形状の簡素化につながる。
また、この実施の形態の図1に示したモジュール部品1の回路部1aでは、入出力端子部2は、外部部品との接続用の2つの正方形の端子2aで構成され、端子2a間あるいは搭載部品接続部3と端子2a間が連結部4a,4cで電気的に連結されていたが、入出力端子部2を構成する端子2aの個数、形状は、このものに限定されない。
また、入出力端子部2は、搭載部品接続部3の外側の4方向に配置されているが、少なくとも搭載部品接続部3の外側に3か所配置されていればよい。
また、この実施の形態1のモジュール部品1において、搭載部品接続部3は、電子部品(図示せず)を搭載する4つの正方形の搭載端子3aで構成され、隣り合う搭載端子3a間が1箇所の搭載連結部4bで電気的に連結されていたが、搭載部品接続部3を構成する搭載端子3aの個数、形状は、このものに限定されない。
また、例えば1つの搭載端子3aが各入出力端子部2と入出力搭載連結部4cで電気的に接合されていてもよい。
また、この実施の形態1のモジュール部品1において、入出力端子部2は、搭載部品接続部3の外側に配置されていたが、入出力端子部2と搭載部品接続部の位置関係はこのものに限定されない。
例えば、入出力端子部2は、搭載部品接続部3の内側に配置され、または重なるように立体的に配置されていてもよい。
また、この実施の形態において、モジュール部品1の回路部1aは、搭載部品接続部3の右側に位置する入出力端子部2から電力が入力し、その他の入出力端子部2のいずれかに出力する回路であったが、入力の位置、個数に限りはなく、搭載部品接続部3の右側あるいは下側の入出力端子部2のいずれかから電力が入力し、その他の入出力端子部2のいずれかに電力が出力する回路などであってもよい。
この実施の形態1のモジュール部品1によれば、剛性が高い板金に電子部品(図示せず)を搭載することでモジュール部品1を構成しているので、板金を筐体(図示せず)などに固定することで、電子部品を保持でき、板金のみを構造物の一構成要素として成立させることができるので、部品点数の削減、省スペース化が可能となる。
実施の形態2.
図4は、この発明の実施の形態2におけるモジュール部品1内の回路部1aを示す正面図である。
この実施の形態のモジュール部品1では、入出力端子部2を構成する各端子2aの中央部に丸穴2bが形成されている。
その他の構成は、実施の形態1のモジュール部品1と同じである。
この実施の形態のモジュール部品1によれば、入出力端子部2の各端子2aの中央部には丸穴2bが形成されているので、モジュール部品1を例えば筐体(図示せず)に丸穴2bを通じてねじにより固定することができるので、筐体内のモジュール部品1のリユース、リワークを容易に行うことができる。
なお、端子2aの丸穴2bは、入出力端子部2のうち、出力側の出力端子部、または入力側の入力端子部のみに丸穴2bを形成するようにしてもよい。
また、丸穴2bの位置は中央に限定されず、また一つの端子2aに対して複数の丸穴2bを形成してもよい。また、例えば2個の丸穴2bを形成する場合、端子2aの中央に対して左右対称に形成するようにしてもよい。
実施の形態3.
図5は、この発明の実施の形態3におけるモジュール部品1内の回路部1aを示す正面図である。
この実施の形態のモジュール部品1では、四方に配置された入出力端子部2のうち、右側に位置した入出力端子部2の各端子2aの中央部に丸穴2bが形成されており、他の三方の入出力端子部2の各端子2aの中央部には、バーリング加工穴2cが形成され、このバーリング加工穴2cの内壁面にメネジ加工が施されている。
その他の構成は、実施の形態1のモジュール部品1と同じである。
この実施の形態のモジュール部品1によれば、バーリング加工穴2cにメネジ加工が施されているため、ナットが搭載された樹脂部品や接続用のバスバーを別途設けることなく、モジュール部品1同士を、バーリング加工穴2cを通じてねじで締結することができるので、部品点数、コストの削減及び省スペース化が可能となる。
なお、バーリング加工穴2cにメネジ加工を施す代わりに、メネジ加工が施されたナット(図示せず)を端子2aのねじ取り付け面と反対の面に溶接等で固着するようにしてもよい。
また、バーリング加工穴2cを形成する、入出力端子部及び個数は、このものに限定されるものではなく、例えば搭載部品接続部3の上下左右の4方向に位置する全ての入出力端子部2の各端子2aにバーリング加工穴2cを形成するようにしてもよい。
この構成によれば、製品の外形変更や内部構成の変更で、モジュール部品1同士が遠い位置あるいは複雑な位置関係にならざるを得ない場合に、接続箇所にねじ固定用の丸穴のみ施された簡易形状を有するバスバーを設けることで対応することができ、わざわざモジュール部品1間を接続するために、ナットが搭載された樹脂部品またはバーリングが施された接続用のバスバーを別途設ける必要がなく、部品点数、コストの削減ができる。
実施の形態4.
図6は、この発明の実施の形態4におけるモジュール部品1内の回路部1aを示す斜視図である。
この実施の形態4のモジュール部品1では、入出力端子部2の端子2aの先端部がL字状に折曲されており、この先端部が外部部品と接合可能な接合部位である。
その他の構成は、実施の形態1のモジュール部品1と同じである。
この実施の形態4のモジュール部品1によれば、ねじなどの別部品を使用せず、隣接したモジュール部品1同士を端子2aの先端部の接合部位で、はんだ付けまたは溶接により固定できるので、部品点数を少なくできる。
また、実施の形態2のモジュール部品1の場合、端子2aにねじ締結用の丸穴2bが形成されており、端子2aにはねじの座面が接触する面積を確保しなければならない。
また、実施の形態3のモジュール部品1の場合、端子2aにバーリング加工穴2cを形成しなければならない。
このため、これらのモジュール部品1については、入出力端子部2の各端子2aは大きくならざるを得ないが、この実施の形態4のモジュール部品1については、このような不都合はなく、各端子2aを小さくできるため、回路部1aの小型化が可能になる。
また、入出力端子部2の各端子2aが、はんだ付けや溶接で接合できるように先端部がL字状に曲げ加工されているため、わざわざモジュール部品1間を接続するために、ナットが搭載された樹脂部品またはバーリングが施された接続用のバスバーを別途設ける必要がなく、モジュール部品1同士を各端子2aの先端部で接合することで接続することができるので、部品点数、コストの削減及び省スペース化が可能となる。
なお、各入出力端子2aの先端部の形状はL字状に限定されるものではなく、Z字状、コ字状に曲げ加工したものであってもよい。
また、はんだ付けや溶接による接合に限定されず、ばねによる圧接やかしめ等であってもよい。
実施の形態5.
図7はこの発明の実施の形態5におけるモジュール部品1内の回路部1aを示す正面図である。
この実施の形態5のモジュール部品1によれば、入出力端子部2は、それぞれ2個の入出力端子2aからなり、それぞれは、二個の切断可能な入出力連結部4aで接続されている。
搭載部品接続部3は、4個の搭載端子3aからなり、それぞれは、二個の切断可能な搭載連結部4bで接続されている。
入出力端子2aと搭載端子3aとは、それぞれ二個の切断可能な入出力搭載連結部4cで接続されている。
その他の構成は、実施の形態1のモジュール部品1と同じである。
この実施の形態のモジュール部品1によれば、隣接した入出力端子2a同士は、二個の入出力連結部4aで連結され、また隣接した搭載端子3a同士は、二個の搭載連結部4bで連結され、さらに隣接した入出力端子2aと搭載端子3aとは、二個の入出力搭載連結部4cで連結されているので、隣接した、入出力端子部2と搭載部品接続部3との連結強度が増大する。
また、入出力連結部4a、搭載連結部4b及び入出力搭載連結部4cがそれぞれ一個の場合と比較して、二個となり、一個の場合と比較して、例えば総電流密度が同じとした場合には、入出力連結部4a、搭載連結部4b及び入出力搭載連結部4cの断面積を半分にすることができ、各連結部4a,4b、4cの切断時の負荷を下げることができる。
なお、隣接した入出力端子2a同士を三個以上の入出力連結部4aで連結し、隣接した搭載端子3a同士を三個以上の搭載連結部4bで連結し、さらに隣接した入出力端子2aと搭載端子3aとを三個以上の入出力搭載連結部4cで連結してもよい。
各連結部4a,4b、4cのそれぞれの数を増やすことで上述した効果がより増大なる。
実施の形態6.
図8は、この発明の実施の形態6におけるモジュール部品1で構成されたノイズフィルタ部品5を示す回路図、図9は、図8のノイズフィルタ部品5の構成要素であるアクロスザラインコンデンサ7を示す斜視図、図10は、図8のノイズフィルタ部品5の構成要素であるコモンモードチョークコイル8を示す斜視図、図11は、図8のノイズフィルタ部品5の構成要素であるラインバイパスコンデンサ9を示す斜視図である。
このノイズフィルタ部品5は、信号ライン6内のノイズ成分を減衰させる手段としてのアクロスザラインコンデンサ7(以下、Xコン7と略称する)と、コモンモードチョークコイル8(以下、CMC8と略称する)と、2つのラインバイパスコンデンサ9(以下、Yコン9と略称する)の組み合わせを一つのユニットとし、二つのユニットを直列に接続することで構成され、並列した電位の異なる信号ライン6あるいはグランド10に、Xコン7、CMC8及びYコン9を接続することで構成されている。
図9の直方体形状のXコン7は、2つの電極箔(図示せず)の間に絶縁フィルム(図示せず)を介在させたものを巻回し、2つの電極箔の表面にそれぞれ引き出し用リード7aが接合され、引き出し用リード7aの先端部が外に突出するように樹脂7bで覆われている。
そして、Xコン7は、並列した電位の異なる信号ライン6間を、Xコン7の上面から垂直方向に真っ直ぐに延びた引き出し用リード7aで接続し、信号ライン6間に発生したノイズをループさせることで、後続の部品へノイズ信号が伝達するのを防止するものである。
図10の円柱形状のCMC8は、二本の導線(図示せず)が一つのコア(図示せず)にそれぞれ逆方向に巻回されており、また垂直方向に外部に突出した二つの入力部8aと二つの出力部8bを有している。
そして、CMC8は、並列した各信号ライン6にそれぞれ接続された二つの入力部8aに入力された信号を、巻回された導線を介して、並列した各信号ライン6にそれぞれ接続された二つの出力部8bから出力されるようになっており、信号ライン6と、筐体(図示せず)等で形成されたグランド10との間に発生したノイズを減衰させ、後続の部品へノイズ信号が伝達するのを防止するものである。
図11の円柱形状のYコン9は、セラミックなどの誘電体(図示せず)を二つの電極(図示せず)で挟み込み、各電極の表面にそれぞれ引き出し用リード9aが接合されており、また半径方向に真っ直ぐ伸びた引き出し用リード9aの先端部が外に突出するよう両側が絶縁被膜9bで覆われている。
そして、Yコン9は、二つのリード9aのうちの一方が信号ライン6にもう一方のリード9aは、グランド10に接続され、信号ライン6とグランド10間に発生したノイズを減衰させ、後続の部品へノイズ信号が伝達するのを防止するものである。
図12のノイズフィルタ部品5内の回路部1aは、入出力端子部2及び搭載部品接続部3が1枚の板金で構成されている。
この回路部1aは、入出力端子2aを有する入出力端子部2と、表面にYコン9が搭載され、裏面にXコン7及びCMC8が搭載される搭載部品接続部3と、隣接した入出力端子2a同士を連結した入出力連結部4aと、隣接した、入出力端子2aと、搭載部品接続部3の長方形端子3b及び正方形端子3cとを連結した入出力搭載連結部4cとから構成されている。
入出力端子部2は、丸穴2bが設けられた入出力端子2aが、搭載部品接続部3の四方を囲って配置されている。複数の入出力端子2aのうち、それぞれ搭載部品接続部3を介して対向した一対の入出力端子部2は、Yコン9に設けられた引き出し用リード9aが固定できるように延長された平面部2dを有している。
2個ある長方形端子3bには、Xコン7の引き出し用リード7aが挿入可能なリード挿入用穴3dと、CMC8の入力部8aが挿入可能な入力用穴3eとがそれぞれ形成されている。
Xコン7は、長方形端子3bのリード挿入用穴3dに引き出し用リード7aが挿入され、引き出し用リード7aが突出したXコン7の面が回路部1aのねじ締結面とは逆の面と当接した状態で、搭載部品接続部3に引き出し用リード7aがはんだ付けにより固定されている。
2個ある正方形端子3cには、CMC8の出力部8bが挿入可能な出力用穴3fがそれぞれ形成されている。
CMC8は、長方形端子3bの入力用穴3eに入力部8aが、また正方形端子3cの出力用穴3fに出力部8bが挿入され、入力部8aと出力部8bが突出したCMC8の面が回路部1aのねじ締結面とは逆の面と当接した状態で、搭載部品接続部3に入力部8aと出力部8bがはんだ付けにより固定されている。
Yコン9は、回路部1aのねじ締結面と円柱の平面とが対向するように配置され、入出力端子部2の入出力端子2aの平面部2dとリード9aとが当接した状態で、入出力端子2aにリード9aがはんだ付けにより固定されている。
その他の構成は、実施の形態1のモジュール部品1と同じである。
この実施の形態6の二つのモジュール部品1からなるノイズフィルタ部品5は、回路部1a、Xコン7、CMC8及び2つのYコン9を備えており、複数の入出力連結部4a及び入出力搭載連結部4cの切断位置によってノイズフィルタ部品5の電力の出力の位置を簡単に変更できる。
例えば、ノイズフィルタ部品5の外形変更や内部構成の変更に伴い、2つのモジュール部品1で構成されているノイズフィルタ部品5の配列を変更する場合、例えば直列配列からL字配列に変更する必要がある場合に、出力の位置が違うモジュール部品1になるように設計変更したり、2つのモジュール部品1間に接続用のバスバー及びバスバーを保持する樹脂部品などを新たに追加する等の大きな設計変更をする必要が無い。
即ち、配列に応じた電力の出力位置の設定と、配置の変更のみで配列を自由に変更することができ、部品点数、コストの削減及び開発効率の向上が可能となる。
また、入出力端子部2は、丸穴2bが設けられた入出力端子2aが、搭載部品接続部3の全周を囲って配置されており、入出力端子2a間あるいは搭載部品接続部3と入出力端子2a間が各連結部4a,4cで電気的に連結されているので、入力部、出力部に寄与しない入出力端子2aを、放熱性及び電気絶縁性を有する放熱部材(図示せず)を介して筐体(図示せず)等に伝熱可能に当接させることで、熱パスを作成することができ、発熱体であるCMC8の熱を積極的に外部に放熱することができる。
また、この実施の形態6のモジュール部品1は、Xコン7及びCMC8をはんだ付けにより回路部1aに固着したが、はんだの代わりに溶接やプッシュナットを用いたり、リード挿入用穴3d、入力用穴3e代わりに、引き出し用リード7a、入力部8a、出力部8bの先端部をL字状に折曲し、その折曲部に溶接やはんだ付けによる固定部位としてもよい。
また、この実施の形態6のモジュール部品1では、搭載部品接続部3を電気的に独立した2個の長方形端子3bと2個の正方形端子3cで構成されていたが、長方形端子3bを2個の正方形端子に分割し、その間を連結部で電気的に連結して構成してもよい。
実施の形態7.
図13は、この発明の実施の形態7におけるモジュール部品1で構成されたノイズフィルタ部品5を示す分解斜視図である。
この図13のノイズフィルタ部品5では、回路部1aに搭載されたXコン7、CMC8がカバー11で覆われている。
カバー11は、ブリキ板で形成され、爪部11bの丸穴11aにより、入出力端子部2の入出力端子2aに4箇所固定されている。
その他の構成は実施の形態6のモジュール部品1と同じである。
この実施の形態7のモジュール部品1によれば、Xコン7、CMC8がカバー11で覆われているので、入出力端子2aと熱接触したカバー11により、熱パスの放熱面積を拡大することができので、発熱体であるCMC8の熱をより積極的に放熱することができる。
なお、カバーの材質、入出力端子2aの固定箇所、個数は、上述したものに限定されないのは勿論である。
実施の形態8.
図14は、この発明の実施の形態8におけるモジュール部品1から構成されたノイズフィルタ部品5の部分斜視図である。
この実施の形態8のモジュール部品1は、入出力端子部2の入出力端子2a、入出力搭載連結部4c、リード挿入用穴3d、入力用穴3e及び出力用穴3fを除いた全体を覆う、絶縁性樹脂12でインサート成形されている。
絶縁性樹脂12は、PPSである。
その他の構成は、実施の形態7のモジュール部品1と同じである。
この実施の形態8のモジュール部品1によれば、モジュール部品1の電気的に接続が必要な部位を除いて絶縁性樹脂12で覆われているので、隣接した入出力端子2a間を連結した入出力連結部4aを接続する連結部4を切断した場合であっても、絶縁性樹脂12で保持されており、入出力端子2aは、回路部1aから分離しない。
従って、電気的に独立したこの入出力端子2aを、Yコン9のグランド10(図8に図示)として利用したり、電気的に独立した入出力端子2aであるグランド端子13に金属製のカバー11を取り付け、カバー11の一部を筐体(図示せず)などに当接させることで、カバー11にシールド効果を付与することができる。
また、電気的に独立した入出力端子2aを形成し、その入出力端子2aを筐体(図示せず)等に固定することでモジュール部品1の保持が可能となる。
また、各入出力端子2a間が絶縁性樹脂12で覆われているので、隣接した入出力端子2a間の距離を短くすることができ、モジュール部品1の小型化が可能となる。
また、回路部1aの主要部が絶縁性樹脂12で覆われているので、入出力連結部4aのみで保持されていた隣接した入出力端子2a間の接合強度が絶縁性樹脂12を介すことで増大し、モジュール部品1自身の強度も増大する。
なお、この実施の形態8のモジュール部品1では、絶縁性樹脂12はPPSで構成していたが、これに限らずPBT等を用いてもよい。
また、回路部1aの主要部を絶縁性樹脂12で覆っていたが、搭載部品接続部3のみ、あるいは一部の入出力端子部2と搭載部品接続部3のみを絶縁性樹脂12で覆ってもよい。
これにより、入出力や固定、グランドなどに使わない不要な入出力端子部2を切り落とすことができ、モジュール部品1の小型化が可能となる。
また、モジュール部品1は、回路部1aがインサート成形により樹脂12で覆われているが、アウトサートで形成してもよい。
アウトサートで形成した場合には、入出力端子部2を構成する入出力端子2aの先端形状を用途に応じて変更することができる。
実施の形態9.
図15は、この発明の実施の形態9におけるモジュール部品1内の回路部1aを示す正面図である。
この実施の形態9のモジュール部品1では、回路部1aは、搭載部品接続部3と、この搭載部品接続部3から離間して4方向に配置された入出力端子部2と、搭載部品接続部3と入出力端子部2との間に介在し、搭載部品接続部3と入出力端子部2とを連結、保持する樹脂(図示せず)と、を備えている。
樹脂は、例えば電気絶縁性を有するPPSである。
この実施の形態9のモジュール部品1よれば、入出力端子部2の入出力端子2aは、隣接した、入出力端子2a、搭載部品接続部3の搭載端子3aと電気的に独立しているので、各端子2a,3a間を導体部品(図示せず)で電気的に連結することで、1方向からの入力に対して3方向への出力あるいは3方向からの入力に対して1方向へ出力することが可能になる。
また、遠い位置関係にある各端子2a,3a間でも導体部品で電気的に連結することができるので複雑な回路を最短経路で構成することができ、各端子2a,3a間の電気抵抗を小さくすることができる。
実施の形態10.
図16は、この発明の実施の形態10におけるモジュール部品1内の回路部1aを示す斜視図である。
このモジュール部品1は、プリント基板14と、複数の電気電子部品(図示せず)とを備えている。
プリント基板14上には、互いに電気的に独立した複数のランド14aが設けられている。このランド14aのうち周縁部は、外部部品との電気的な接続を行う入出力端子部2の入出力端子2aであり、複数の入出力端子部2で囲まれた内側は電気電子部品(図示せず)が搭載される搭載部品接続部3の搭載端子3aである。
プリント基板14の四隅には、プリント基板14が筐体(図示せず)などに固定できるように丸穴14bが形成されている。
また、搭載端子3aの一部には、電気電子部品(図示せず)が固定可能なように挿入用穴14cが形成されている。
この実施の形態10のモジュール部品1によれば、各ランド14aは電気的に独立した状態で配置されているので、ランド14a間を導体部品(図示せず)で電気的に連結することで、1方向からの入力に対して多方向への出力あるいは多方向からの入力に対して1方向へ出力することが可能になる。
また、遠い位置関係にあるランド14a間でも導体部品で電気的に連結することができるので複雑な回路を最短経路で構成することができ、ランド14a間の電気抵抗を小さくすることができる。
実施の形態11.
上記各実施の形態1〜10のモジュール部品1では、何れも、電子部品が搭載され、また電子部品と電気的に接続される搭載端子を有する搭載部品接続部を有する回路部1aを備えていた。
この実施の形態のモジュール部品1は、上記搭載部品接続部3を備えていない。
即ち、この実施の形態のモジュール部品1は、入出力端子2aを有するとともに少なくとも3か所に点在して配置された入出力端子部2と、隣接した入出力端子2a同士を電気的に連結した切断可能な入出力連結部4aと、を備えている。
この実施の形態11のモジュール部品1についても、実施の形態1〜10のモジュール部品1と同様に、入出力用の端子位置が自在に変更可能であり、外形変更や内部構成の変更が生じた場合、あるいは他の製品に展開する場合であっても、容易に省スペースで柔軟に対応できる。
なお、上記各実施の形態1〜8のモジュール部品1については、入出力端子部2、搭載部品接続部3及び連結部4a,4b,4cを構成する回路部1aは、1枚の板金により構成されていたが、板金の材質に限りはなく、熱伝導性、導電性、強度、バーリング性、重量などに応じて、銅、黄銅、鉄、アルミ等を回路部1aの材料として選定してもよい。
例えば、材質を熱伝導性、導電性に優れた銅にした場合には、搭載部品接続部3に発熱部品(図示せず)が搭載された場合に、回路部1aの一部を放熱パスとして利用することで、より積極的に発熱部品の熱を放熱させることができる。
また、入出力端子部2、搭載部品接続部3及び連結部4a,4b,4cを構成する回路部1aとして、1枚の板金の代りに、例えば、入出力端子部2を構成する板金と搭載部品接続部3を構成する板金とで別々の板金を用い、2枚以上の板金で回路部1aを構成し、入出力端子2aと搭載端子3aとを導電性を有する切断可能な連結部で連結してもよい。これにより、入出力端子部2と搭載部品接続部3とが平面上になく、立体的な位置関係であっても回路部1aを構成することができる。
1 ジュール部品、1a 回路部、2 入出力端子部、2a 入出力端子、2b 丸穴、2c バーリング加工穴、2d 平面部、3 搭載部品接続部、3a 搭載端子、3b 長方形端子、3c 正方形端子、3d リード挿入用穴、3e 入力用穴、3f 出力用穴、4a 入出力連結部、4b 搭載連結部、4c 入出力搭載連結部、5 ノイズフィルタ部品、6 信号ライン、7 アクロスザラインコンデンサ、7a 引き出し用リード、7b 樹脂、8 コモンモードチョークコイル、8a 入力部、8b 出力部、9 ラインバイパスコンデンサ、9a 引き出し用リード、9b 絶縁被膜、10 グランド、11 カバー、11a 丸穴、11b 爪部、12 絶縁性樹脂、13 グランド端子、14 プリント基板、14a ランド、14b 丸穴、14c 挿入用穴。

Claims (15)

  1. 電子部品と、この電子部品と電気的に接続された回路部と、前記回路部を保持する筐体と、を備え、
    前記回路部は、
    前記電子部品が搭載され、また前記電子部品と電気的に接続された複数の搭載端子を有する搭載部品接続部と、
    この搭載部品接続部に離間して少なくとも3か所に配置されているとともに、それぞれ入出力端子を有する複数の入出力端子部と、
    複数の前記入出力端子のいずれかにより構成された入力部と、
    前記入力部と異なる前記入出力端子により構成された出力部と、
    隣接する前記入力部と前記搭載端子とを、隣接する前記出力部と前記搭載端子とを、及び隣接する前記搭載端子同士を電気的に連結する各連結部を有し、前記入力部と前記出力部とを電気的に接続する信号ラインと、から構成されており、
    前記回路部は、前記入出力端子、前記搭載部品接続部の前記電子部品との電気的接続部位及び前記連結部を除いた領域が絶縁性樹脂により覆われており、
    前記搭載部品接続部に、前記電子部品である、コモンモードチョークコイル、ラインバイパスコンデンサ及びアクロスザラインコンデンサがそれぞれ搭載されて、ノイズフィルタとして機能するノイズフィルタ部品を構成するモジュール部品であって、
    少なくとも2つの前記搭載端子あるいは前記入出力端子が、前記信号ラインと電気的に独立した状態で前記筐体に固定されており、
    前記コモンモードチョークコイルと電気的に接続された前記搭載端子あるいは前記入出力端子の少なくとも1箇所が電気絶縁性を有する放熱部材を介して前記筐体に伝熱可能に接続され、
    前記ラインバイパスコンデンサと電気的に接続された少なくとも1つの前記搭載端子あるいは前記入出力端子が、前記信号ラインと電気的に独立した状態で前記筐体に固定されているモジュール部品。
  2. 前記ノイズフィルタ部品は、前記コモンモードチョークコイル及び前記アクロスザラインコンデンサを覆ったカバーを備えている請求項1に記載のモジュール部品。
  3. 前記入出力端子に、穴が形成されている請求項1または2に記載のモジュール部品。
  4. 前記入出力端子に、内壁面にメネジが形成されたバーリング加工穴が形成されている請求項1〜3の何れか1項に記載のモジュール部品。
  5. 前記入出力端子部は、外部部品と接合可能な接合部位を有している請求項1〜4の何れか1項に記載のモジュール部品。
  6. 各前記連結部は、それぞれ2以上である請求項1〜5の何れか1項に記載のモジュール部品。
  7. 前記回路部は、1枚の板金で構成されている請求項1〜6の何れか1項に記載のモジュール部品。
  8. 前記板金は、銅材である請求項7に記載のモジュール部品。
  9. 前記板金は、アルミニウム材である請求項7に記載のモジュール部品。
  10. 電子部品と、この電子部品と電気的に接続された回路部と、前記回路部を保持する筐体と、を備え、前記電子部品である、コモンモードチョークコイル、ラインバイパスコンデンサ及びアクロスザラインコンデンサが前記回路部に搭載されて、ノイズフィルタとして機能するノイズフィルタ部品を構成するモジュール部品の製造方法において、
    前記電子部品と電気的に接続される複数の搭載端子を有する搭載部品接続部と、それぞれ、入出力端子を有し、前記搭載部品接続部に離間して少なくとも3か所に配置されている複数の入出力端子部と、隣接した前記入出力端子同士、隣接した前記搭載端子同士、及び隣接した、前記入出力端子と前記搭載端子とを電気的に連結した切断可能な各連結部と、を備えた前記回路部を形成する工程と、
    前記回路部の前記入出力端子、前記搭載部品接続部の前記電子部品との電気的接続部位及び前記連結部を除いた領域を絶縁性樹脂で覆う工程と、
    前記搭載部品接続部に、前記コモンモードチョークコイル、前記ラインバイパスコンデンサ及び前記アクロスザラインコンデンサを搭載する工程と、
    前記連結部を切断し、入力部、出力部、及び前記入力部と前記出力部とを電気的に接続する信号ラインを形成するとともに、前記搭載部品接続部に搭載された前記電子部品により前記ノイズフィルタ部品を構成する工程と、
    少なくとも2つの前記搭載端子あるいは前記入出力端子を、前記信号ラインと電気的に独立した状態で前記筐体に固定する工程と、
    前記コモンモードチョークコイルと電気的に接続された前記搭載端子あるいは前記入出力端子の少なくとも1箇所を電気絶縁性を有する放熱部材を介して前記筐体に伝熱可能に接続する工程と、
    前記ラインバイパスコンデンサと電気的に接続された少なくとも1つの前記搭載端子あるいは前記入出力端子を、前記信号ラインと電気的に独立した状態で前記筐体に固定する工程と、を有するモジュール部品の製造方法。
  11. 前記回路部が前記絶縁性樹脂でアウトサート成形されて、前記領域が前記絶縁性樹脂で覆われている請求項10に記載のモジュール部品の製造方法。
  12. 前記回路部が前記絶縁性樹脂でインサート成形されて、前記領域が前記絶縁性樹脂で覆われている請求項10に記載のモジュール部品の製造方法。
  13. 前記回路部は、1枚の板金から形成されている請求項10〜12の何れか1項に記載のモジュール部品の製造方法。
  14. 前記板金は、銅材である請求項13記載のモジュール部品の製造方法。
  15. 前記板金は、アルミニウム材である請求項13に記載のモジュール部品の製造方法。
JP2016080691A 2016-04-14 2016-04-14 モジュール部品およびその製造方法 Active JP6218876B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016080691A JP6218876B2 (ja) 2016-04-14 2016-04-14 モジュール部品およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016080691A JP6218876B2 (ja) 2016-04-14 2016-04-14 モジュール部品およびその製造方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014224359 Division 2014-11-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016167611A JP2016167611A (ja) 2016-09-15
JP6218876B2 true JP6218876B2 (ja) 2017-10-25

Family

ID=56897802

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016080691A Active JP6218876B2 (ja) 2016-04-14 2016-04-14 モジュール部品およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6218876B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004349400A (ja) * 2003-05-21 2004-12-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 熱伝導性回路基板およびそれを用いたパワーモジュール
WO2009110376A1 (ja) * 2008-03-06 2009-09-11 三菱電機株式会社 リードフレーム基板、半導体モジュール、及びリードフレーム基板の製造方法
WO2014033852A1 (ja) * 2012-08-29 2014-03-06 三菱電機株式会社 車載用電力変換装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016167611A (ja) 2016-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7089350B2 (ja) 回路基板と導電レールとを有するフィルタ
JP6452810B2 (ja) 基板型ノイズフィルタおよび電子機器
JP6152722B2 (ja) ノイズフィルタ装置
US7492246B2 (en) Winding structure of transformer
JP2021508949A5 (ja)
JP5936782B2 (ja) 電子制御装置およびその製造方法、電動パワーステアリング制御装置
US20150101838A1 (en) Housings with embedded bus bars and standoffs
JP5327289B2 (ja) 電力変換装置
JP6387736B2 (ja) ノイズフィルタ
WO2019225187A1 (ja) コンデンサ
US9899818B2 (en) Circuit assembly and electrical junction box
JP6218876B2 (ja) モジュール部品およびその製造方法
JP2018019512A (ja) 出力ノイズ低減装置
JP4814004B2 (ja) ノイズ除去コネクタ
CN111656468A (zh) 电感器、带基板的电感器及电连接箱
JP4793758B2 (ja) インダクタンス素子
WO2020003698A1 (ja) 出力ノイズ低減装置
JP5784094B2 (ja) 電子部品モジュールおよびその搭載方法
JP6387893B2 (ja) 電力変換装置
JP2020120003A (ja) 回路構成体、電気接続箱及び回路構成体の製造方法
JP6318681B2 (ja) 端子台の絶縁構造と絶縁用基板の製造方法
TWI705628B (zh) 輸入連接裝置
JP6308453B2 (ja) 電力変換装置
JP7004212B2 (ja) 回路構成体及び電気接続箱
JP2022142669A (ja) ノイズフィルタ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170829

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170926

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6218876

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250