JP6218643B2 - 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成処理に要する処理時間を予測する画像形成時間予測装置及び画像形成時間予測方法に関する。
従来、印刷処理を行うユーザに対して、印刷処理に要する時間を通知する技術が提案されている。印刷処理は、次の処理を含む。すなわち、印刷処理が指示された際に投入されるPDL(Page Description Language)データを解析して中間データを生成する。そして、生成した中間データからビットマップ画像データを生成し、ビットマップ画像データに基づいて印刷を行なう処理である。一般に、印刷処理に要する時間が長くなる処理は、中間データからビットマップ画像データを生成する処理である。以下では、この中間データからビットマップ画像データを生成する処理のことを画像形成処理に要する処理時間、または単に画像形成時間と称するものとする。
特許文献1ではPDLデータが示すページの描画情報に含まれる描画オブジェクトの個数やサイズから前述の画像形成時間を予測する技術が提案されている。
特開2011−239071号公報
しかし、前述した画像形成時間予測技術を用いて画像形成時間の予測を行う場合、予測する画像形成処理の手法によっては正確な画像形成時間の予測が出来ない課題が有る。
例えば、一般的に知られるスキャンライン手法を用いた画像形成処理は、スキャンライン毎に陰面除去を行いながら画像形成を行う構成であり、前面に別オブジェクトが重なることで隠れるオブジェクトの領域の画像形成は行わない。しかし、特許文献1の技術では単純に描画オブジェクトの個数やサイズから予測を行なっているので、実際には画像形成されない背面のオブジェクトも画像形成されるものとして処理時間の予測が行われていることになる。このため、最終的に陰面に隠れて無関係な(描画処理をしない)データが予測時間に含まれるので、正確な画像形成時間が予測できないという課題が有る。例えば、実際の画像形成処理に要する時間よりも長い画像形成時間を予測してしまう場合がある。
本発明に係る画像処理装置は、複数のオブジェクトを含む画像データの描画時間を予測する画像処理装置であって、前記画像データを取得する取得手段と、前記複数のオブジェクトのうちのオブジェクトであって、別のオブジェクトの上に重なるオブジェクトを特定する特定手段と、前記特定されたオブジェクトと前記別のオブジェクトとの位置関係、および、前記特定されたオブジェクトが透過であるか否かに少なくとも基づいて、前記描画時間を予測する予測手段と、を有する。
本発明によれば、画像形成時間の予測精度を向上させることが可能となる。
実施例1に関わる、画像処理装置のコントローラ110を含む構成例を示すブロック図である。 実施例1に関わる、画像形成時間予測処理の一連の処理フローを示す図である。 実施例1に関わる、PDLデータ傾向抽出処理の詳細なフローを示す図である。 実施例1に関わる、オブジェクトの密集度を管理するテーブルの一例を示す図である。 実施例1に関わる、画像形成時間予測処理選択の詳細なフローを示す図である。 実施例1に関わる、描画オブジェクトが少ない場合の画像形成時間の予測方法の選択処理の詳細なフローを示す図である。 実施例1に関わる、陰面除去後パラメータ判定処理の詳細なフローを示す図である。 実施例1に関わる、描画オブジェクトが多い場合の画像形成時間の予測方法の選択処理の詳細なフローを示す図である。 実施例1に関わる、画像形成時間予測処理の詳細なフローを示す図である。 実施例1に関わる、”陰面除去後パラメータ”予測処理の詳細なフローを示す図である。 実施例1に関わる、”陰面除去後パラメータ”予測処理の詳細な内容を説明する図である。 実施例1に関わる、”陰面除去後パラメータ”予測処理の詳細な内容を説明する図である。 実施例1に関わる、”ソート回数パラメータ”予測処理の詳細なフローを示す図である。 実施例1に関わる、“ソート回数パラメータ”予測処理の詳細な内容を説明する図である。 実施例2に関わる、ページ画像に対する画像形成時間予測処理の一連の処理フローを示す図である。 実施例3に関わる、画像処理装置のコントローラ1610を含む構成例を示すブロック図である。 実施例3に関わる、描画オブジェクトが少ない場合の画像形成時間の予測方法の選択処理の詳細なフローを示す図である。 実施例3に関わる、描画オブジェクトが多い場合の画像形成時間の予測方法の選択処理の詳細なフローを示す図である。
以下、添付の図面を参照して、本発明の好適な実施例を説明する。なお、以下の実施例において示す構成は一例にすぎず、本発明は図示された構成に限定されるものではない。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。図1は、本実施例の画像形成時間予測装置である画像処理装置が有するコントローラ110を含む構成例を示すブロック図である。本実施例の画像処理装置は、MFP(Multi Function Printer)、SFP(Single Function Printer)のうち、いずれのプリンタであってもよい。また、画像処理装置は、MFP、SFP以外のプリント方式のプリンタであってもよい。
図1を用いて、本実施例の画像処理装置の詳細なハードウェア構成について説明する。画像処理装置のコントローラ110は、CPU120、ROM121、RAM122、記憶部123を有する。また、操作部I/F125、ネットワークI/F126、システムバス127、イメージバスI/F128、画像バス130、RIP131、デバイスI/F132を有する。
コントローラ110は、画像出力デバイスであるプリンタ装置111と接続し、プリント出力のための制御を行う。また、コントローラ110は、LAN3と接続することで、画像データやデバイス情報をLAN3経由で入出力するための制御を行う。プリンタ装置111はデバイスI/F132と結合され、コントローラ110で生成された画像データを紙に出力する処理を行う。
CPU120は画像処理装置全体を制御するための中央処理装置である。RAM122は、CPU120が動作するためのシステムワークメモリであり、入力された画像データを一時記憶するための画像メモリでもある。ROM121はブートROMであり、システムのブートプログラムが格納されている。記憶部123はハードディスクドライブであり、各種処理のためのシステムソフトウェア及び入力された画像データ等を格納する。操作部I/F125は、各種メニューや印刷データ情報等を表示可能な表示画面を有する操作部113に対するインタフェース部であり、操作部113に対して操作画面データを出力する。また、操作部I/F125は、操作部113から操作者が入力した情報をCPU120に伝える役割をする。ネットワークI/F126は、例えばLANカード等で実現され、LAN3に接続して外部装置との間で情報の入出力を行う。以上のユニットがシステムバス127上に配置されている。
イメージバスI/F128は、システムバス127と画像データを高速で転送する画像バス130とを接続するためのインタフェースであり、データ構造を変換するバスブリッジである。画像バス130上には、RIP(ラスタイメージプロセッサ)131、デバイスI/F132が接続される。RIP131は、ページ記述言語(PDL(Page Description Language))データや中間データ(ディスプレイリスト)を解析しイメージデータに展開する。デバイスI/F132は、プリンタ装置111とコントローラ110とを接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
<画像処理装置における画像形成時間予測処理>
図2は、本実施例における画像形成時間予測処理の一連の処理フローを示す図である。図2に示す処理は、例えばCPU120によって実行される。CPU120が図2の処理を実行するためのプログラムをROM121からRAM122へロードし、実行することにより、コントローラ110はCPU120に対し、図2の処理を実行させることになる。
まず、PDLで示されたページ画像の印刷データ(以下、PDLデータという)が、PCから画像処理装置に送信される。そしてCPU120は、受信したPDLデータを、記憶部123に格納する。このように、図2の例では、ページ毎の画像形成時間を予測する。
まずCPU120は、ステップS201において、記憶部123に格納されたPDLデータを取得する。次にステップS202においてCPU120は、取得したPDLデータに含まれる描画オブジェクトの傾向を抽出するPDLデータ傾向抽出処理を行う。詳細は後述する。次にステップS203においてCPU120は、PDLデータ傾向抽出処理で抽出したPDLデータ傾向を元に、画像形成予測処理を選択する。詳細は後述する。次にステップS204においてCPU120は、ステップS203の選択処理で選択した画像形成時間予測処理を用いて、画像形成時間の予測処理を行う。ここで算出した画像形成時間をユーザに通知することにより、画像形成に必要な時間をユーザに認識させることを実現する。
次にステップS205においてCPU120は、ステップS204で予測した画像形成時間を表示する処理を行う。印刷データが複数ページからなる印刷データである場合には各ページに対する画像形成時間を表示してもよいし、全てのページの合計の画像形成時間を表示してもよい。CPU120は操作部I/F125経由で操作部113に表示することにより、ユーザに画像形成処理に要する時間を通知する処理を行う。なお、ここでは画像形成装置の操作部113に表示する例を説明したが、PCなどのドライバから印刷指示を受けた場合には、ネットワークI/F126を介してPCに画像形成時間を表示してもよい。また、図2で説明した画像形成時間予測処理に含まれる各処理はCPU120で行う例を説明したが、ハードウェアで実現する構成であっても構わない。
<画像処理装置におけるPDLデータ傾向抽出処理>
図3は、本実施例における図2のステップS202で示したPDLデータ傾向抽出処理の詳細なフローを示す図である。PDLデータ傾向抽出処理は、PDLデータを解析して、PDLデータに含まれる描画オブジェクトの種類や命令などの情報を取得してPDLデータ傾向を抽出する処理である。以下では、描画オブジェクトのことを単にオブジェクトを称することがある。PDLデータ傾向とは、PDLデータに含まれるオブジェクトの種類、数、オブジェクト同士の関連性などの傾向のことである。具体的には、オブジェクト全体の数やサイズ、透過または合成の指示があるオブジェクトの数やサイズ、クリップの指示があるオブジェクトの数、オブジェクトの密集度などの傾向を示す情報である。PDLデータ傾向に応じて後述するように画像形成時間の予測処理が変更される。つまり、本実施例では、単純にオブジェクトの数やサイズから画像形成時間を予測するのではなく、オブジェクト同士の関連性を考慮した上で適切な画像形成時間の予測処理を選択する。図3の処理では、このような選択を行なうための判定基準となるPDLデータ傾向をPDLデータに基づいて抽出する。なお、図3は、PDLデータで示される1ページ分の印刷データにおける傾向を抽出する処理である。
ステップS301においてCPU120は、取得したPDLデータを解析して描画オブジェクトを取得する。次にステップS302においてCPU120は、ステップS301で取得したオブジェクトのオブジェクト数とオブジェクトのサイズとを種別毎にカウントする。オブジェクトの種別としては、例えばグラフィック、イメージ、文字などが挙げられる。例えばステップS301で取得したオブジェクト種別がグラフィックの場合、グラフィックの数を示す変数(graphic_num)をインクリメントする。またグラフィックのサイズの合計値を示す変数(graphic_size)に、ステップS301で取得したグラフィックのサイズを加算する処理を行う。なお、これらの変数はPDLデータ傾向抽出処理の開始時に0に初期化しているものとする。以下の属性の変数も同様に初期化されているものとする。
またステップS301で取得したオブジェクト種別がイメージの場合、イメージの数を示す変数(image_num)をインクリメントする。またイメージのサイズの合計値を示す変数(image_size)に、ステップS301で取得したイメージのサイズを加算する処理を行う。
またステップS301で取得したオブジェクトが文字の場合、文字の数を示す変数(font_num)をインクリメントする。また文字のサイズの合計値を示す変数(font_size)に、ステップS301で取得した文字のサイズを加算する処理を行う。
ここで、オブジェクトのサイズとは次のものが挙げられる。例えば、オブジェクト種別がイメージであればピクセル数、グラフィックであればパス点数、文字であれば文字の大きさ又はサイズ等である。またここではオブジェクトのサイズとして、オブジェクトの輪郭の情報を示すオブジェクトエッジ数を用いても構わない。またここではオブジェクトの種別としてグラフィック、イメージ、文字を例に挙げたが、このほかの種別を用いてもよい。
次にステップS303においてCPU120は、ステップS301で取得した描画オブジェクトは透過もしくは合成の指示がされた描画オブジェクトであるか否かを判定する。透過もしくは合成の指示がされた描画オブジェクトか否かは、PDLデータに含まれる描画命令に基づいて判定することができる。なお、各描画オブジェクトには、透過、合成、上書きのいずれかの指示が与えられているものとする。ここで透過または合成は、2つ以上のオブジェクトを重ね合わせる処理であり、各オブジェクトの色をブレンドして描画オブジェクトの色とする処理である。透過と合成との違いはこのブレンドの手法が異なるものであるが、本実施例における本質ではないのでここでは説明を省略する。上書きは、その描画オブジェクトを前面に表示する処理である。ステップS301で取得したオブジェクトが透過もしくは合成の指示がされた描画オブジェクトであった場合、S304に進み、透過もしくは合成の指示がされた描画オブジェクトで無かった場合、S305に進む。
ステップS304においてCPU120は、透過もしくは合成の指示がされた描画オブジェクトの数及び透過もしくは合成の指示がされた描画オブジェクトのピクセル数をカウントする。ここで行うカウント処理は透過もしくは合成の指示がされたオブジェクト数を示す変数(cmpst_num)をインクリメントする。さらに透過もしくは合成の指示がされたオブジェクトのサイズの合計値を示す変数(cmpst_size)にステップS301で取得した透過もしくは合成の指示がされたオブジェクトのサイズを加算する処理を行う。
一方、ステップS305においてCPU120は、上書きが指定されるオブジェクト数及びピクセル数をカウントする。ここで行うカウント処理は上書きのオブジェクト数を示す変数(copy_num)をインクリメントする処理である。また、上書きのオブジェクトのサイズの合計値を示す変数(copy_size)にステップS301で取得した上書きオブジェクトのサイズを加算する処理である。S605で透過及び合成の指示が無かった場合、上書きの指定と判定できるため、前述した処理を行う。
なお、透過もしくは合成、または上書きの描画オブジェクトのサイズについては、描画オブジェクトの種別がイメージでない場合には、描画オブジェクトのサイズをピクセル数に換算してカウントするものとする。
次にステップS308においてCPU120は、PDLデータに含まれる描画命令に基づいて、ステップS301で取得した描画オブジェクトの種別がClipであるか否かを判定する。Clipとは描画領域を象る描画命令である。Clipの描画命令がある場合、実際に描画する領域はClipで象られた領域内(以下、Clip領域内という)であり、Clip領域の外にあるオブジェクトについては描画がされない。単純にオブジェクトの数やサイズで描画時間を予測すると、このClip領域の外にある描画されないオブジェクトの描画時間までも含めて予測することになる。したがって、本実施例では、Clip数をPDLデータの傾向の1つとして抽出している。ステップS306において、描画オブジェクトはClipであった場合、ステップS307に進み、Clipの数をカウントする。ここで行うカウント処理はClipを示す変数(clip_num)をインクリメントする処理を行い、ステップS308に進む。描画オブジェクトがClipでなかった場合、そのままステップS308に進む。
ステップS308においてCPU120は、オブジェクトの密集度を管理するオブジェクト密集度テーブルの更新処理を行う。オブジェクト密集度とは所定の単位領域に存在するオブジェクトの個数を示す情報である。そしてオブジェクト密集度テーブルで所定領域毎のオブジェクト数を管理する。図4は、オブジェクト密集度テーブルの一例を示す図である。ここではステップS301で取得した描画オブジェクトがどの領域に存在するかを判定し、オブジェクト密集度テーブルの更新を行うものとする。
次にステップS309においてCPU120は、PDLデータに未処理の描画オブジェクトが存在するか否かを判定し、存在する場合、ステップS301に進み、存在しない場合、本処理を終了する。
<画像処理装置における画像形成時間予測処理選択処理>
図5は、本実施例における図2のステップS203における画像形成時間予測処理選択の詳細なフローを示す図である。画像形成時間予測処理の選択処理は、ステップS202で抽出したPDLデータ傾向に基づいて行なわれる。
ステップS501においてCPU120は、ステップS202の処理においてカウントした描画オブジェクトの個数があらかじめ定めた閾値(Th0)以上であるか否かを判定する。描画オブジェクトの個数とはS302でカウントしたオブジェクト種別毎の個数(graphic_num,image_num,font_num,clip_num)の合計値である。所定値未満であった場合、ステップS502に進み、描画オブジェクトの個数が少ない場合の画像形成時間の予測方法の選択処理を行なう。所定値以上であった場合、ステップS503に進み、描画オブジェクトの個数が多い場合の画像形成時間の予測方法の選択処理を行なう。なお、オブジェクト数の代わりにオブジェクトの輪郭の情報を示すエッジ情報を元に判定処理を行っても構わない。その際は、エッジ数があらかじめ定めた閾値(Th0)以上であるかを判定してもよい。
<描画オブジェクトが少ない場合の画像形成時間の予測方法の選択処理>
図6は、本実施例における図5のステップS502における描画オブジェクトが少ない場合の画像形成時間の予測方法の選択処理の詳細なフローを示す図である。
ステップS601においてCPU120は、画像形成時間の予測処理時に用いる中間データの解像度を決定する処理を行う。本フローにおける処理は、描画オブジェクトの数が少ない場合の処理なので画像形成時間の予測に要する時間が長くないと考えられる。そこでCPU120は印刷指示がされた際の解像度を示す通常解像度を選択する。
次にステップS602においてCPU120は、画像形成時間の予測処理時に用いるパラメータとして、陰面除去後のパラメータが必要であるかを判定する処理である陰面除去後パラメータ判定処理を行う。詳細は後述する。ステップS603においてCPU120は、ステップS602の処理の結果、陰面除去後のパラメータが必要でないと判定した場合、ステップS604に進み、必要であると判定した場合、ステップS605に進む。陰面除去後のパラメータが必要無いと判定した場合、ステップS604においてCPU120は、画像形成時間の予測処理の手法として、”オブジェクト数/サイズ”予測処理を選択する。”オブジェクト数/サイズ”予測処理は、オブジェクト数やサイズに対し係数を演算することにより、画像形成時間を算出する処理であり、例えば特許文献1で開示されている手法である。一方、陰面除去後のパラメータが必要であると判定した場合、ステップS605においてCPU120は画像形成時間の予測処理の手法として、”陰面除去後パラメータ”予測処理を選択する。”陰面除去後パラメータ”予測処理は、陰面除去後の各種パラメータに対し係数を演算することにより、画像形成時間を算出する処理である。
<画像処理装置における陰面除去後パラメータ判定処理>
図7は、本実施例における図6のステップS602における陰面除去後パラメータ判定処理の詳細なフローを示す図である。陰面除去後パラメータ判定処理は、ステップS202の処理において抽出したPDLデータ傾向に基づいて処理を行なう。
ステップS701においてCPU120は、ステップS202においてカウントしたイメージ種別のオブジェクトの数及びイメージ種別のピクセル数のうちの少なくとも一方が予め定めたそれぞれの閾値以上であるか否かを判定する。すなわち、image_numとimage_sizeのうち少なくとも一方がそれぞれの閾値(Th1,Th2)以上であるか否かを判定する。どちらも閾値未満であった場合、ステップS702に進み、どちらかの閾値以上であった場合、ステップS703に進む。イメージ種別のオブジェクトの場合、一画素ずつ描画する処理となるので処理量が多い。このようなイメージ種別のオブジェクトの数またはサイズが多いほど、陰面除去後の描画オブジェクトを描画する際に必要な時間が大きく異なる場合が想定される。従って、イメージ種別のオブジェクトの数またはサイズが所定の閾値以上の場合、”陰面除去後パラメータ”が必要な処理の方向であるステップS703に処理を進める。
ステップS702においてCPU120は、ステップS302においてカウントした透過もしくは合成の指示がされた描画オブジェクトの数及びピクセル数のうちの少なくとも一方が予め定めたそれぞれの閾値以上であるか否かを判定する。すなわち、cmpst_num及びcmpst_sizeのうちの少なくとも一方がそれぞれの閾値Th3,Th4以上であるか否かを判定する。
どちらも閾値未満であった場合、ステップS704に進み、どちらかの閾値以上であった場合、ステップS703に進む。透過もしくは合成の指示がされた描画オブジェクトの場合、少なくとも一部のオブジェクトはスキャンライン上で重複することになるので陰面除去後の描画オブジェクトを描画する際に必要な時間が大きく異なる場合が想定される。従って、透過もしくは合成の指示がされた描画オブジェクトの数またはサイズが所定の閾値以上の場合、”陰面除去後パラメータ”が必要な処理の方向であるステップS703に処理を進める。
ステップS703においてCPU120は、ステップS302においてカウントした上書きオブジェクト数及びClip数の少なくとも一方が予め定めたそれぞれの閾値以上であるか否かを判定する。すなわち、copy_num及びclip_numの少なくとも一方がそれぞれの閾値Th5、Th6以上であるか否かを判定する。どちらも閾値未満であった場合、ステップS704に進み、どちらかが閾値以上であった場合、ステップS705に進む。上書きオブジェクトの数もClipの数もどちらも所定の閾値未満である場合は、陰面除去による影響が少ないと考えられる。従って、ステップS701またはステップS702で肯定された場合であっても、ステップS703の判定結果によってはステップS704に進み、”陰面除去後パラメータ”が不必要と判定することになる。なお、ステップS703の処理は必要に応じて行なえばよく、ステップS703の処理を行なわなくてもよい。
ステップS704においてCPU120は、画像形成時間の予測処理時に陰面除去後のパラメータは不必要であると判定する処理を行う。一方、S705においてCPU120は、画像形成時間の予測処理時に陰面除去後のパラメータは必要であると判定する処理を行う。
<描画オブジェクトが多い場合の画像形成時間の予測方法の選択処理>
図8は、本実施例における図5のステップS503における描画オブジェクトが多い場合の画像形成時間の予測方法の選択処理の詳細なフローを示す図である。
ステップS801においてCPU120は、画像形成時間の予測処理時に用いるパラメータの取得処理を、どの解像度で作成した中間データで取得するかを決定する処理を行う。具体的には、印刷指示がされた際の解像度より低い解像度を示す低解像度を選択する。選択する解像度は、例えば72dpi,144dpi,200dpi,300dpiとする。これはオブジェクト数が多い事により、通常の解像度で画像形成時間の予測のためのパラメータを取得するとその処理自体で遅くなる可能性が有り、パラメータの取得処理を簡易に抑えるための処理として行う。
ステップS802においてCPU120は、画像形成時間の予測処理時に用いるパラメータとして、陰面除去後のパラメータが必要であるかを判定する陰面除去後パラメータ判定処理を行なう。ステップS802の処理はステップS602の処理と同じであるので、ここでの説明は省略する。
ステップS803においてCPU120は、ステップS802の結果、陰面除去後のパラメータが必要無いと判定した場合、ステップS805に進む。一方、必要あると判定した場合、画像形成時間の予測処理の手法として、ステップS605と同様に”陰面除去後パラメータ”予測処理を選択する。
ステップS805においてCPU120は、オブジェクトの密集度テーブル内にあらかじめ定めた所定の閾値以上のオブジェクト個数が存在する領域が有るか否かを判定する。例えば閾値を3個とした場合、図4の例では矩形領域(X,Y)(500,0),(500,500)の領域が閾値以上であるので、存在すると判定される。存在すると判定した場合、ステップS807に進み、画像形成時間の予測処理の手法として、”ソート回数パラメータ”予測処理を選択する。”ソート回数パラメータ”予測処理は、オブジェクトの挿入箇所の探索処理の回数を示すソート回数パラメータを算出し、算出した値に係数を演算することにより、画像形成時間を算出する予測方法である。詳細は後述する。一方、オブジェクトの密集度テーブル内にあらかじめ定めた所定の閾値以上のオブジェクト個数が存在する領域が無いと判定した場合、画像形成時間の予測処理の手法として”低解像度RIP”予測処理を選択する。”低解像度RIP”予測処理は、低解像度の中間言語を実際に画像形成処理し、その実測時間に対し所定の係数を演算することにより、画像形成時間を算出する処理である。
<画像処理装置における画像形成時間予測処理>
図9は、本実施例における図2のステップS204における画像形成時間予測処理の詳細なフローを示す図である。
ステップS901においてCPU120は、ステップS203において選択された画像形成時間予測処理を示す情報の取得を行う。次にステップS902においてCPU120は、選択された画像形成時間予測処理が”オブジェクト数/サイズ”予測処理であるか否かを判定する処理を行う。”オブジェクト数/サイズ”予測処理であった場合、ステップS907に進み、”オブジェクト数/サイズ”予測処理で無かった場合、ステップS903に進む。
ステップS903においてCPU120は、ステップS601もしくはステップS801において指定される解像度を判定する処理を行う。”低解像度”が設定されている場合、ステップS904に進み、CPU120は画像形成時間の予測処理に利用する中間データとして低解像度の中間データの生成を行う。ここで低解像度の中間データの生成を行うのは、オブジェクト数もしくはエッジ数が多い場合、画像形成時間の予測処理に必要なパラメータの取得処理に時間を要することになる。従って、予測処理をより高速に行うために低解像度でパラメータの取得を行い、解像度比の係数を用いて通常の解像度の際のパラメータの値に変換し、その変換後の値を元に予測処理を行う。例えば解像度比の係数とは600dpiで印刷が指示された際、低解像度200dpiで予測処理を行う場合、3倍という係数となる。一方、”通常解像度”が設定されている場合、ステップS905に進み、画像形成時間の予測処理に利用するパラメータの取得を行う中間データとして印刷指示のあった解像度と同等の解像度の中間データの生成を行う。
次にステップS906においてCPU120は、ステップS901で取得したパラメータの判定処理を行う。”低解像度RIP”であった場合、ステップS908に進み、”陰面除去後パラメータ”であった場合、ステップS909に進み、”ソート回数パラメータ”であった場合、ステップS910に進む。
ステップS907においてCPU120は、”オブジェクト数/サイズ”を元に画像形成時間の予測処理を行う。予測方法の詳細としては、例えば以下のようにオブジェクトの種別毎の個数及びサイズとそれぞれに対応する係数を演算することにより算出する。このような処理は例えば特許文献1に記載されているような公知の手法を用いて行なうことができる。
<<“オブジェクト個数/サイズ”予測処理>>
画像形成時間=
(グラフィック数×係数1)+(イメージ数×係数2)+(文字数×係数3)
+(グラフィック点数×係数4)+(イメージサイズ×係数5)+(文字サイズ×係数6)
ステップS908においてCPU120は、”低解像度RIP”を元に画像形成時間の予測処理を行う。この処理も公知の技術を用いて予測するものとする。予測方法の詳細としては、画像形成処理を実際に行ってしまい、その実測値を画像形成時間として認識する処理である。但し、通常の解像度で画像形成処理を行ってしまうと時間がかかってしまうことが有る。従って、低解像度で生成した中間データに基づいて実際に画像形成処理を行い、通常解像度と低解像度の比率の係数を実際の画像形成時間に演算することにより、画像形成時間を算出する処理を行う。
ステップS909においてCPU120は、”陰面除去後パラメータ”を元に画像形成時間の予測処理を行う。ここでは実際に陰面除去処理を行い、実際に前面に別オブジェクトが重なることで隠れ描画されない個所の情報を除去した後の描画情報を元に画像形成時間の予測を行う。詳細は後述する。
ステップS910においてCPU120は、”ソート回数パラメータ”を元に画像形成時間の予測処理を行う。ここでは実際に画像形成処理におけるオブジェクトの順番制御処理(ソート処理)を行い、順番制御処理時に行うソート処理の回数を算出し、算出したソート回数を元に画像形成時間の予測処理を行う。詳細は後述する。
<画像処理装置における”陰面除去後パラメータ”予測処理>
図10は、本実施例における図9のステップS909における”陰面除去後パラメータ”予測処理の詳細なフローを示す図である。また図11及び図12は”陰面除去後パラメータ”予測処理において行う陰面除去処理及び陰面除去後パラメータの説明を行う図である。”陰面除去後パラメータ”予測処理は、陰面除去を考慮した画像形成処理時間の予測処理のことである。具体的には、陰面除去後のパラメータを用いて画像形成処理時間を予測する。
ステップS1001においてCPU120は、ステップS904もしくはS905で生成した中間データに対して陰面除去処理を行う。ここで行う陰面除去処理は公知の技術を利用する構成をとる。図11は、ページ画像1101を示している。ページ画像1101は、クリップ描画領域1102と矩形描画領域1103とが重なり合うページである。なお、ページ画像1101の点線は、クリップ前の矩形の形をしたイメージのオブジェクトを示している。クリップ描画領域1102は、この点線で示す矩形の形をしたイメージのオブジェクトをクリップ指示で表される三角形に象ったものであり、象った領域外の部分のイメージは描画されず、象った領域内の部分のイメージが描画される。また、ページ画像1101では、このクリップ描画領域1102の前面に矩形描画領域1103が部分的に重なっている(上書きされている)。
このようなオブジェクトが含まれているページ画像1101の陰面除去処理について説明する。まず、前述の点線で示す矩形の形をしたイメージデータを三角形状のクリップ描画で象ったクリップ描画領域1102を抽出する。次にクリップ描画領域1102のうち、矩形描画領域1103により陰面に隠れる箇所を削除する。これによりクリップや陰面に隠れて描画されない個所を削除し、描画が行われる箇所のみをスキャンラインごとに抽出した閉領域情報を生成する。図11には、クリップ描画領域1102の陰面除去後の閉領域情報1120と、矩形描画領域1103の陰面除去後の閉領域情報1130も示している。このような陰面除去後の閉領域情報1120、1130と、白紙箇所の閉領域とによって、陰面除去後のページ情報1110が構成されることになる。陰面除去後のパラメータとは、このような閉領域情報が示す閉領域数、オブジェクト数、ピクセル数などのことである。
図12は、透過の指示があるオブジェクトの場合の陰面除去の処理の例を示す図である。図12は、図11と同様にクリップ描画領域と矩形描画領域とが重なる例を示しているが、この矩形描画領域が透過の場合を例に示した図である。図12に示すようなページ画像1201の陰面除去処理は、図11の説明と同様に、点線で示す矩形の形をしたイメージデータを三角形状で象ったクリップ描画領域をまず抽出する。次にクリップ描画領域1202と透過矩形描画領域1203とが重なり合う透過重なり領域1204を抽出する。また、透過矩形描画1205が白紙と重なり合う透過重なり領域1205を抽出する。これによりクリップに隠れて描画されない個所を削除し、さらに透過箇所を考慮した箇所をスキャンラインごとに抽出した閉領域情報を生成する。図12には、クリップ描画領域1202の陰面除去後の閉領域情報1220と、透過重なり領域1204の陰面除去後の閉領域情報1230と、透過重なり領域1205の陰面除去後の閉領域情報1240も示している。このような陰面除去後の閉領域情報1220、1230、1240と、白紙箇所の閉領域とによって、陰面除去後のページ情報1210が構成されることになる。
以上が陰面除去処理と陰面除去後のパラメータの説明である。次に、図10のフローチャートに戻り”陰面除去後パラメータ”予測処理の説明を続ける。
ステップS1002においてCPU120は、陰面除去後のパラメータの取得処理を行う。ここで取得する陰面除去後のパラメータとは前述した陰面除去処理で算出した閉領域情報(1120,1130,1220,1230,1240)で示されるページ内の描画対象の総閉領域数、総オブジェクト数、総pixel数を示すものである。例えば、図11に示すページ画像1101の場合、総閉領域数が9個、総オブジェクト数が9個、総閉領域pixel数が48pixelとなる。また、図12に示すページ画像1201の場合、総閉領域数が11個、総オブジェクト数が13個、総閉領域pixel数が51pixelとなる。なお、図12の透過重なり領域1204は、クリップ描画領域1202と透過矩形描画領域1203との2つのオブジェクトが重複しているので、オブジェクト数は2になっている。
ステップS1003においてCPU120は、ステップS601もしくはステップS801で指定される解像度を判定する処理を行う。”低解像度”が設定されている場合、ステップS1004に進み、”通常解像度”が設定されている場合、ステップS1005に進む。
ステップS1004においてCPU120は、ステップS1002で取得した陰面除去後パラメータに解像度比の所定の係数を演算する処理を行う。このステップS1004に来る場合、ステップS1002で取得した陰面除去後パラメータは低解像度で生成した中間データを元に算出した値となる。従って、通常解像度での画像形成時間を算出するため、ステップS1002で取得した陰面除去後パラメータに所定係数を演算し、通常解像度での陰面除去後パラメータに近づけた値を算出する。
ステップS1005においてCPU120は、ステップS1002で取得した、またはステップS1004で算出した陰面除去後パラメータを用いて実際に画像形成時間の予測処理を行う。画像形成時間の予測方法としては、取得した各陰面除去後パラメータに所定の係数を演算し、その総和を画像形成時間として算出する方法が挙げられる。実際には例えば以下の演算式を利用し、画像形成時間の算出処理を行う。
<<“陰面除去後パラメータ”予測処理>>
画像形成時間=
(総閉領域数×係数11)+(総閉領域オブジェクト数×係数12)
+(総閉領域ピクセル数×係数13)+(総オブジェクト数/エッジ数×係数14)
ここで、総閉領域数、総閉領域オブジェクト数、総閉領域ピクセル数は、図11や図12で示したものである。これらに所定の係数をかけて加算したものに、総オブジェクト数またはエッジ数に所定の係数をかけたものを加算する。ここで、総オブジェクト数またはエッジ数に所定の係数をかけたものを加算するのは、陰面除去処理に要する時間を考慮するためである。すなわち、画像形成時間には、陰面除去後のパラメータを用いて描画を行なう処理に要する時間と、陰面除去後のパラメータを算出するために要する時間とが含まれる。総オブジェクト数またはエッジ数に所定の係数をかけることにより、陰面除去後のパラメータを算出するための時間を大まかに得ることができる。
<”陰面除去後パラメータ”予測処理の変形例>
次に、”陰面除去後パラメータ”予測処理の変形例を説明する。具体的には、図10の処理のうち、ステップS1002とステップS1004とステップS1005の処理を変更する。
変形例においては、ステップS1002において陰面除去後のパラメータとともに、S1001で行った陰面除去処理に要した陰面除去時間も取得する。また、ステップS1004においては、CPU120は、S1002で取得した陰面除去後パラメータに解像度比の所定の係数を演算するとともに、さらにステップS1002で取得した陰面除去時間に対しても所定の解像度比の係数を演算する処理を行う。
そして、ステップS1005においてCPU120は、算出した陰面除去後パラメータと、陰面除去時間とを用いて実際に画像形成時間の予測処理を行う。算出方法としては、取得した各陰面除去後パラメータと陰面除去時間に所定の係数を演算し、その総和を画像形成時間として算出する。実際には例えば以下の演算式を利用し、画像形成時間の算出処理を行う。
<<”陰面除去後パラメータ”予測処理>>
画像形成時間=
(総閉領域数×係数11)+(総閉領域オブジェクト数×係数12)
+(総閉領域ピクセル数×係数13)+(陰面除去時間×係数15)
先の例と異なり、変形例においては、総オブジェクト数またはエッジ数に所定の係数をかけることにより陰面除去に要した時間を求めるのではなく、陰面除去処理に実際に要した時間を用いて画像形成時間を予測する。
<画像処理装置における”ソート回転パラメータ”予測処理>
図13は、本実施例における図9のステップS910における”ソート回数パラメータ”予測処理の詳細なフローを示す図である。また図14は”ソート回数パラメータ”予測処理において行うソート回数算出処理及びソート回数パラメータの説明を行う図である。
ステップS1301においてまずCPU120は、S904もしくはS905で生成した中間データに対してオブジェクト順番制御処理を行う。ここで行うオブジェクト順番制御処理は公知の技術を利用する構成をとる。
図14はオブジェクト順番制御処理の具体例を示す図である。オブジェクト順番制御処理は、スキャンラインで描画処理をする際に、オブジェクトの並び順をソートする処理である。図14の例では、奥行き方向(Z軸方向)に向かって矩形が挿入される位置や削除される位置を探索する処理を示している。オブジェクトの順番制御処理は、特定の領域に多量のオブジェクトがあると、矩形が挿入される位置や削除される位置を探索する処理が多くなる。この矩形が挿入される位置や削除される位置を探索する処理は時間を要する処理である。陰面除去後のパラメータを用いない場合であっても、このオブジェクト順番制御処理が多く発生すると、やはり単純にオブジェクト数やサイズから予測される画像形成処理時間と、実際にかかる画像形成処理時間との乖離が大きくなってしまう。そこで、合成などのオブジェクト数が所定の閾値以下であり陰面除去後のパラメータを用いない場合であっても、オブジェクト順番制御処理が多く発生するような場合、図14に示すような処理によって画像形成処理時間を予測する。なお、先の例で示した陰面除去後のパラメータを用いる処理の場合、陰面除去に要する時間としてこのオブジェクトの順番制御処理の時間も含まれている。
図14の例を用いてオブジェクト順番制御処理を説明する。例えばページ画像1400のように3つの矩形(1401,1402,1403)が重なり合うページのオブジェクト順番制御処理は、それぞれの矩形が初めて出現するライン及び矩形が無くなるラインに対して処理を行う。まずページ画像1400を処理していくと、ラインA(1404)で矩形1が出現する。従って、図14に示すラインAの挿入処理を行う。この時、挿入箇所探索処理の回数は図の通り1回となる。次にラインB(1405)で矩形2が出現する。従って、図14に示すラインBの挿入処理を行う。この時、挿入箇所探索処理の回数は図の通り2回となる。次にラインC(1406)で矩形3が出現する。従って、図14に示すラインCの挿入処理を行う。この時、挿入箇所探索処理の回数は図の通り3回となる。
次にラインX(1407)で矩形3が消滅する。従って、図14に示すラインXの削除処理を行う。この時、削除オブジェクト探索処理の回数は図の通り3回となる。次にラインY(1408)で矩形2が消滅する。従って、図14に示すラインYの削除処理を行う。この時、削除オブジェクト探索処理の回数は図の通り2回となる。次にラインZ(1409)で矩形1が消滅する。従って、図14に示すラインZの削除処理を行う。この時、削除オブジェクト探索処理の回数は図の通り1回となる。このようにオブジェクトの出現または消滅ラインで、挿入または削除の回数を算出する処理を行う。
次に、図13のフローチャートに戻り説明を続ける。ステップS1302においてCPU120は、オブジェクト順番制御回数(ソート回数)のパラメータの取得処理を行う。ここで取得するオブジェクト順番制御回数(ソート回数)のパラメータとは前述したステップS1301におけるオブジェクト順番制御処理で算出した挿入箇所探索処理と削除オブジェクト探索回数が挙げられる。ページ画像1400の場合、挿入箇所探索回数が6回、削除オブジェクト探索回数が6回となる。
ステップS1303においてCPU120は、ステップS601もしくはS801で指定される解像度を判定する処理を行う。”低解像度”が設定されている場合、ステップS1304に進み、”通常解像度”が設定されている場合、ステップS1305に進む。
ステップS1304においてCPU120は、ステップS1302で取得したオブジェクト順番制御回数(ソート回数)に解像度比の所定の係数を演算する処理を行う。S1304に来る場合、ステップS1302で取得した陰面除去後パラメータは低解像度で生成した中間データを元に算出した値となる。従って、通常解像度での画像形成時間を算出したいため、ステップS1302で取得した陰面除去後パラメータに所定係数を演算し、通常解像度での陰面除去後パラメータに近づけた値をここでは算出する処理を行う。低解像度に変換した場合には、オブジェクトが小さくなり過ぎて通常解像度ではソートされたものがソートされない場合もある。ステップS1304では、このような点を考慮して、低解像度で生成した中間データに所定の係数を演算したものを用いる。
ステップS1305においてCPU120は、算出したオブジェクト順番制御回数(ソート回数)を用いて実際に画像形成時間の予測処理を行う。予測方法としては、取得した挿入箇所探索回数と、削除オブジェクト探索回数と、にそれぞれ所定の係数を演算し、その総和を画像形成時間として算出する。実際には例えば以下の演算式を利用し、画像形成時間の算出処理を行う。
<<“ソート回数パラメータ”予測処理>>
画像形成時間=
((挿入箇所探索回数×係数21)+(削除オブジェクト探索回数×係数22)
+(総オブジェクト数/エッジ数×係数23))
ここでは、ソート処理後にオブジェクトを描画する時間を考慮するために、総オブジェクト数またはエッジ数に所定の係数を演算したものを画像形成時間に含めている。
次に、ステップS1306においてCPU120はステップS1305で予測した画像形成時間にオブジェクト密集度係数を演算する。オブジェクトの順番制御処理は、ソート回数が増える毎にキャッシュの効率などが悪くなる傾向が有る。従って、ステップS1306はそのような場合にある程度のオーバヘッドを演算する処理を示す。オブジェクトの密集度は図4で示すように、所定の閾値以上のオブジェクトがある領域の個数を算出したものである。そして密集している領域の個数に応じてあらかじめ定めた係数をS1305で算出した画像形成時間に演算することにより、最終的な画像形成時間を算出する処理を行う。
<効果>
以上述べたように、本実施例によれば前述したスキャンライン手法の画像形成処理を用いた際でも、様々なデータ傾向の画像形成時間予測精度の向上が可能となる。
実施例1では、図2で示した画像形成時間の予測処理の選択は、ページ単位で行われる例を説明した。実施例2では、所定領域単位(ここではバンド単位での実施を説明)での処理を実現する例を説明する。図15は、本実施例における画像処理装置の、ページ画像に対する画像形成時間予測処理の一連の処理フローであり、コントローラ110によって実行される。CPU120が図2の処理を実行するためのプログラムをROM121からRAM122へロードし、実行することにより、コントローラ110は図15の処理を実行することになる。
ステップS1501においてCPU120は、印刷データとして投入されたPDLデータの取得処理を行う。ステップS1502においてCPU120は、取得したPDLデータから、さらに所定の領域内(ここではバンド内)に位置するPDLデータを抽出する処理を行う。
ステップS1503においてCPU120は、所定領域内の取得したPDLデータに含まれる所定領域内の描画オブジェクトの傾向を抽出するPDLデータ傾向抽出処理を行う。本処理は、実施例1とは対象がページ単位か所定領域単位かが異なることを除いて同様の処理であるので、説明は省略する。
ステップS1504においてCPU120は、ステップS1503のPDLデータ傾向抽出処理で抽出したPDLデータ傾向を元に、所定領域内のPDLデータに含まれる画像形成予測処理を選択する画像形成時間予測処理選択を行う。本処理は、実施例1とは対象がページ単位か所定領域単位かが異なることを除いて同様の処理であるので、説明は省略する。
ステップS1505においてCPU120は、ステップS1504で選択した画像形成時間予測処理を用いて、所定領域内のPDLデータの画像形成時間の予測処理を行う。本処理は、実施例1とは対象がページ単位か所定領域単位かが異なることを除いて同様の処理であるので、説明は省略する。
ステップS1506においてCPU120は、ステップS1501で取得したページ範囲分のPDLデータに対し、未処理のバンド領域が未だ存在するか否かを判定する。存在する場合、ステップS1502に進み、存在しない場合、S1507に進む。ステップS1507においてCPU120は、各々バンド単位で算出した画像形成時間の合計値を算出する。ステップS1508においてCPU120は、ステップS1507で予測した画像形成時間を表示する処理を行う。実際にはCPU120が操作部I/F125経由で操作部113に表示することにより、ユーザに画像形成処理に要する時間を通知する処理を行う。
以上のとおり、画像形成時間の予測する方法として、ページ全体を単位として予測を行なってもよいし、所定の領域毎にそれぞれの処理時間を算出して、合算する方法を用いても良い。
次に、実施例3について説明する。実施例1では、RIPが1つである場合を例に挙げて説明した。実施例3では、RIPを2つ用いる構成とし、陰面除去処理と陰面除去後のビットマップ画像データ生成処理とをそれぞれ別のRIPで行なう例を説明する。
図16は、実施例1のRIP131がRIP1(1631)とRIP2(1632)に置き換わっているほかは実施例1と同様である。RIP1(1631)及びRIP2(1632)は、ページ画像に対する所定の画像形成処理を並列動作する。例えば一般的に知られるスキャンライン手法による画像形成処理は主に、ページの描画情報から描画する箇所のみを示す閉領域描画情報に変換する陰面除去処理と、この陰面除去後の情報を元にビットマップ画像を生成する処理との二つの大きな処理が有る。例えば本実施例では、RIP1(1631)で陰面除去処理を行い、描画しない領域を削除する画像形成処理を行わせる構成を例として記載する。またRIP2(1632)に画像形成処理における陰面除去後の閉領域情報を元に、ビットマップ画像の生成を行わせる構成を例として記載する。
<画像処理装置における画像形成時間予測処理>
本実施例におけるページ画像に対する画像形成時間予測処理の流れについては、実施例1または2と同様の処理とすることができるので説明を省略する。
<描画オブジェクトが少ない場合の画像形成時間の予測方法の選択処理>
図17は、本実施例における描画オブジェクトが少ない場合の画像形成時間の予測方法の選択処理の詳細なフローを示す図である。なお、基本的に図6の処理と類似する処理が多いので異なる点のみ言及する。
ステップS1702においてCPU1620は、画像形成処理においてRIP2(1632)に行わせる画像形成処理の一部である、陰面除去後の情報からビットマップ画像を生成する処理が所定負荷以上かを判定する陰面除去後処理負荷判定処理を行う。図17の処理は、描画オブジェクトが少ない場合に入る処理である。従って、本処理においては、陰面除去処理を行なうRIP1(1631)の負荷はオブジェクト数が小さいので、小さいと判定可能である。したがって、ここではRIP1(1631)の負荷は考慮せず、陰面除去後のビットマップ生成処理を行なうRIP2(1632)が所定負荷以上となり得る。そこで、ステップS1702においては陰面除去後のパラメータを用いて画像形成時間を見積もる必要が有るかを判定する。なお、このステップS1702の処理は、図7で説明した陰面除去後パラメータ判定処理と同じ処理である。図7において、陰面除去後パラメータが必要と判定される場合を、本実施例において所定負荷があると判定される場合に対応させることができるので、説明を省略する。
ステップS1703においてCPU1620は、陰面除去後のビットマップ生成処理が所定負荷以上で無いと判定した場合、ステップS1705に進み画像形成時間の予測処理の手法として、”オブジェクト数/サイズ”予測処理を選択する。
一方、陰面除去後のビットマップ生成処理が所定負荷以上であると判定した場合、ステップS1704に進み、画像形成時間の予測処理の手法として、”陰面除去後パラメータ”予測処理を選択する。
<描画オブジェクトが多い場合の画像形成時間の予測方法の選択処理>
図18は、本実施例における描画オブジェクトが多い場合の画像形成時間の予測方法の選択処理の詳細なフローを示す図である。ステップS1801は実施例で説明したステップS801と同様であるので説明を省略する。
ステップS1802において、CPU1620は、RIP1(1631)で行う陰面除去処理と、RIP2(1632)で行う陰面除去後の閉領域情報を元にビットマップ画像データの生成を行なう処理と、どちらが処理に時間を要するか判定する処理を行う。本実施例においては、画像形成処理は2つの処理を2つのRIPで並列動作させるため、実際にはどちらか遅い時間が画像形成時間に近い時間となる。従って、RIP1(1631)で行う陰面除去処理と、RIP2(1631)のビットマップ画像データの生成処理とで遅い処理がどちらかを判定する処理を行う。ステップS1803においてビットマップ画像データの生成処理を行なうRIP2の方が処理が遅い、すなわち、律速CPUはRIP2であると判定した場合、ステップS1804に進み、遅くないと判定した場合、ステップS1805に進む。
ステップS1804においてCPU1620は、画像形成時間の予測処理に”陰面除去後パラメータ”予測処理を選択する。つまり、並列処理のうち、遅い方の処理であるビットマップ画像データの生成処理を行なうRIP2の処理を、画像形成時間の予測処理に用いる。
ステップS1805においてCPU1620は、オブジェクトの密集度テーブル内にあらかじめ定めた所定の閾値以上のオブジェクト個数が存在する領域が有るか否かを判定する処理を行う。存在すると判定した場合、ステップS1807に進み画像形成時間の予測処理の手法として、”ソート回数パラメータ”予測処理を選択する。ステップS1805においてオブジェクトの密集度テーブル内にあらかじめ定めた所定の閾値以上のオブジェクト個数が存在する領域が有ると判定した場合、”ソート回数パラメータ”予測処理を選択する。存在しない場合、ステップS1806に進み、”低解像度RIP”予測処理を選択する。
<画像処理装置における画像形成時間予測処理>
画像形成処理の予測処理のフローチャートについては、実施例1で説明した図9の処理と同様であるので、説明は省略する。以下、異なる点について説明する。
”低解像度RIP”を元に画像形成時間の予測処理を行う場合とは、陰面除去処理を行なうRIP1の方が処理が遅い場合である。そこで、”低解像度RIP”予測処理の場合、RIP1(1631)が行う画像形成処理を実際に行い、その実測値を画像形成時間として認識する。但し、通常の解像度でRIP1(1631)が行う画像形成処理を行ってしまうと時間がかかってしまうことが有る。従って、低解像度で実際にRIP1(1631)が行う画像形成処理を行い、通常解像度と低解像度の比率の係数を実際のRIP1(1631)が行う画像形成処理時間に演算する。これにより、RIP1(1631)が行う画像形成処理に要する時間を算出し、実際の画像形成時間を算出する処理を行う。
“陰面除去後パラメータ”を元に画像形成時間の予測処理を行なう場合とは、陰面処理後のパラメータを用いてビットマップ画像データを生成するRIP2の方が処理が遅い場合である。そこで、“陰面除去後パラメータ”予測処理の場合、RIP2が行う処理である”陰面除去後パラメータ”を元に画像形成時間の予測処理を行う。なお算出式は実施例1と異なり、RIP2(1632)が行う処理だけを算出するので、以下の算出式を元に行う。
<<“陰面除去後パラメータ”予測処理>>
画像形成時間=
(総閉領域数×係数11)+(総閉領域オブジェクト数×係数12)
+(総閉領域ピクセル数×係数13)
つまり、実施例1では、陰面除去処理自体に要する時間も画像形成時間の予測に含めていたが、本実施例では並列処理が行なわれるので、陰面除去処理自体に要する時間を含めていない。
“ソート回数パラメータ”予測処理を行なう場合とは、陰面除去処理を行なうRIP1の方が処理が遅い場合である。そこで、”ソート回数パラメータ”を元に画像形成時間の予測処理を行う。ここでは実際に画像形成処理におけるオブジェクトの順番制御処理(ソート処理)を行い、順番制御処理時に行うソート処理の回数を算出し、算出したソート回数を元に画像形成時間の予測処理を行う。詳細は前記図14を元に説明した処理を行う。但し算出式だけは、RIP1(1631)が行う処理だけを算出するため、以下の算出式を元に行う。
“ソート回数パラメータ”予測処理
画像形成時間=
((挿入箇所探索回数×係数21)+(削除オブジェクト探索回数×係数22)
+(総オブジェクト数/エッジ数×係数23))
<効果>
以上述べたように、本実施例によれば前述したスキャンライン手法の画像形成処理を用いた際でも、様々なデータ傾向の画像形成時間予測精度の向上が可能となる。
<その他の実施例>
以上の処理においては、PDLデータからビットマップ画像データを生成する際に要する時間を画像形成処理時間として説明し、この画像形成処理時間をユーザに通知することを説明した。しかしながら、画像形成処理時間は、PDLデータを解析するために要する時間や、ビットマップ画像データを用紙に出力するプリント処理に要する時間などの時間を含むものであってもよい。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、本実施形態の機能を実現するためのプログラムコードを、1つのコンピュータ(CPU、MPU)で実行する場合であってもよいし、複数のコンピュータが協働することによって実行する場合であってもよい。さらに、プログラムコードをコンピュータが実行する場合であってもよいし、プログラムコードの機能を実現するための回路等のハードウェアを設けてもよい。またはプログラムコードの一部をハードウェアで実現し、残りの部分をコンピュータが実行する場合であってもよい。

Claims (10)

  1. 複数のオブジェクトを含む画像データの描画時間を予測する画像処理装置であって、
    前記画像データを取得する取得手段と、
    前記複数のオブジェクトのうちのオブジェクトであって、別のオブジェクトの上に重なるオブジェクトを特定する特定手段と、
    前記特定されたオブジェクトと前記別のオブジェクトとの位置関係、および、前記特定されたオブジェクトが透過であるか否かに少なくとも基づいて、前記描画時間を予測する予測手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記予測手段は、前記特定されたオブジェクトの大きさにも基づいて、前記描画時間を予測することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記予測手段は、
    前記特定されたオブジェクトと前記別のオブジェクトとの重なり部分に関して、前記位置関係および前記特定されたオブジェクトが透過であることに基づいて、前記特定されたオブジェクトが不透過である場合とは異なる、前記予測に用いられる情報を生成し、
    前記生成された情報を用いて、前記描画時間を予測することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記予測手段は、前記特定されたオブジェクトの大きさにも基づいて、前記情報を生成することを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記描画時間に基づいて時間情報を表示手段に表示させる手段を有することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記予測手段は、
    前記複数のオブジェクトのうちの所定の種類のオブジェクトの数が閾値以上であることに基づいて、前記特定されたオブジェクトと前記別のオブジェクトとの位置関係、および、前記特定されたオブジェクトが透過であるか否かに少なくとも基づいた前記予測を行い、
    前記複数のオブジェクトのうちの所定の種類のオブジェクトの数が閾値未満であることに基づいて、前記予測とは異なり、前記位置関係を考慮しないで前記描画時間を予測することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  7. 前記所定の種類のオブジェクトとは、少なくともクリップ指示されたオブジェクト、および、透過のオブジェクトのうちのいずれかを含むことを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
  8. 前記画像データはページ記述言語によって記述されていることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の画像処理装置。
  9. 複数のオブジェクトを含む画像データの描画時間を予測するための画像処理方法であって、
    前記画像データを取得する取得工程と、
    前記複数のオブジェクトのうちのオブジェクトであって、別のオブジェクトの上に重なるオブジェクトを特定する特定工程と、
    前記特定されたオブジェクトと前記別のオブジェクトとの位置関係、および、前記特定されたオブジェクトが透過であるか否かに少なくとも基づいて、前記描画時間を予測する予測工程と、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  10. 請求項1乃至8の何れか1項に記載の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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