JP2011239071A - 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】プログラム文書に基づいて画像(基本画像)を生成し、サムネイルを生成する画像処理装置において、基本画像の生成から縮小までの全体の処理を高速化する。
【解決手段】インタプリタ部201はプログラム文書を解釈する。RIP202は、所定の解像度で基本画像を生成する。縮小画像生成部203は、所定の縮小方式を用いて、基本画像を縮小したサムネイル画像を生成する。予測処理時間算出部204は、プログラム文書から抽出される特徴量と、解像度と、縮小方式とに基づいて、プログラム文書からサムネイル画像が生成されるまでの予測処理時間を算出する。解像度変更部206は、予測処理時間が予測処理時間の閾値以上の場合に、解像度を前記解像度よりも小さな解像度に変更する。また、解像度変更部206は、予測処理時間が予測処理時間の閾値よりも小さくなるまで解像度を前記解像度よりも小さな解像度に変更する。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像処理装置に関する。特に、プログラム文書からサムネイルを作成するまでの処理時間を予測し、予測処理時間に応じて解像度を変更する画像処理装置、およびその画像処理方法に関する。
原画像を縮小したサムネイルを生成して、画面にサムネイルを表示させる画像処理装置がある。このサムネイルを作成するためのアルゴリズムとして、原画像を複数のブロックに分割して、ブロック毎に与えられた係数で縮小してサムネイル画像を生成するものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−236298号公報
上記特許文献1によるサムネイル生成は、原画像からサムネイル画像を生成するための縮小処理の最適化を目的とするものである。しかし、プログラム文書に基づいて画像(基本画像)を生成し、サムネイルを生成する場合には、縮小処理だけを高速にするのではなく、基本画像の生成から縮小までの全体の処理を高速化する必要がある。
上記課題を解決するために、本発明に係る画像処理装置は、プログラム文書を解釈して、所定の解像度で基本画像を生成する基本画像生成手段と、所定の縮小方式を用いて、上記基本画像を縮小したサムネイル画像を生成する縮小画像生成手段と、上記プログラム文書から抽出される特徴量と、上記解像度と、上記縮小方式とに基づいて、上記プログラム文書から上記サムネイル画像が生成されるまでの時間を示す予測処理時間を算出する予測処理時間算出手段と、上記予測処理時間が予測処理時間の閾値以上の場合に、上記解像度を前記解像度よりも小さな解像度に変更する解像度変更手段と、を備え、上記予測処理時間算出手段は、上記解像度変更手段により上記解像度を前記解像度よりも小さな解像度に変更された場合に、変更された解像度を用いて予測処理時間を算出し、上記解像度変更手段は、上記予測処理時間算出手段により算出される予測処理時間が上記予測処理時間の閾値よりも小さくなるまで上記解像度を前記解像度よりも小さな解像度に変更することを特徴とする。
本発明によればサムネイルの生成までに要する時間を予測し、予測処理時間に応じて基本画像を生成する際の解像度を切り替える。さらに、基本画像の生成で実際に要した時間に応じて、縮小方式を切り替える。このように、解像度と縮小方式を切り替えることにより、プログラム文書からサムネイルを高速に生成できる。
実施例に係る画像処理装置100のハードウェア構成を示す図である。 実施例における画像処理装置100で実行されるサムネイル生成処理の機能構成を示す図である。 実施例における予測処理時間ETおよび実処理時間ATを説明するための図である。 実施例におけるサムネイルを生成するためのサムネイル生成処理手順を示すフローチャートである。 実施例に係るPDLによるプログラム文書に含まれる各コマンドに対する、データサイズおよびコマンド数の一例を示す図である。 実施例における予測処理時間算出処理の手順を示すフローチャートである。 実施例における各コマンドに対する、データサイズ係数およびコマンド数係数の関係を示す図である。 実施例における各コマンドに対する、データサイズ特徴量およびコマンド数特徴量の関係を示す図である。 実施例における解像度の範囲と解像度係数との関係を示す図である。 実施例における縮小方式と縮小係数との関係を示す図である。 PDLによるプログラム文書の構成例を示す図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
なお、本実施例において、プログラム文書は、図11に示す構成を備え、PDL(Page Description Language:ページ記述言語)により記述されたものを例にして説明する。
図11に示すように、PDLによるプログラム文書1101は、ヘッダ領域1102と、ヒント領域1103と、文書領域1104とを含んで構成さる。ヘッダ領域1102は、PDLのフォーマットやバージョンを示す情報を含む。ヒント領域1103は、文書領域1104に含まれる各コマンドのコマンド数や、コマンドのデータサイズに関する情報を含む。文書領域1104は、基本画像を生成するためのプログラムが記述されている。
図1は、本実施例に係る画像処理装置のハードウェア構成を示す図である。
CPU101は、画像処理装置100の動作全体を制御するCPU(Central Processing Unit)である。また、CPU101は、PDL記憶部104に記憶されているPDLによるプログラム文書を読み出して、サムネイル画像を生成して、このサムネイル画像を表示部103に表示させる。
メモリ102は、RAM(Random Access Memory)等から構成され、各種の情報を記憶する。また、メモリ102は、プログラムがCPU101により実行される際に各種の情報の一時記憶先としても利用される。
表示部103は、CPU101により生成されたサムネイルを表示することが可能なディスプレイである。
PDL記憶部104は、ハードディスクドライブ等から構成され、例えば、PDLによるプログラム文書等を記憶する。
なお、画像処理装置100を構成する各ハードウェアは、バス105を介して相互に接続されており、各種の情報の送受信をハードウェア間で実行することができる。
図2は、本実施例における画像処理装置100で実行されるサムネイル生成処理の機能構成を示す図である。
インタプリタ部201は、PDLによるプログラム文書を取得して、当該プログラム文書を解釈する。
RIP202は、PDLによるプログラム文書に含まれるコマンドに応じて、解像度Rez2の基本画像生成を実行する。
縮小画像生成部203は、所定の縮小方式Mtを用いてRIP202により生成された基本画像を縮小することにより、解像度Rez1のサムネイル画像を生成する。縮小方式Mtは、例えば、ランチョス方式(Lanczos)や、エルミート方式(Hermite)である。LanczosはHermiteに比べて縮小処理に時間を要するが、高画質な縮小結果を得られるという特徴を持つ。なお、本実施例では、LanczosおよびHermiteの2つの縮小方式を例に説明するが、これに限られるものではない。
予測処理時間算出部204は、PDLによるプログラム文書から抽出される特徴量と、RIP202で設定されている解像度Rez2と、縮小画像生成部203に設定されている縮小方式とに基づいて、予測処理時間ETを算出する。
プリセットデータ保持部205は、予測処理時間算出部204による予測処理時間ETの算出に必要となる係数値、および解像度変更部206による比較処理に必要となる予測処理時間の閾値を保持する。
解像度変更部206は、予測処理時間ETと、予測処理時間の閾値とを比較し、予測処理時間ETが予測処理時間の閾値以上の場合、RIP202に設定されている解像度Rez2を小さな解像度に変更する。なお、解像度Rez2が変更された場合、予測処理時間算出部204は、新たに予測処理時間ETを算出する。そして、解像度変更部206は、新たな予測処理時間ETと予測処理時間の閾値とを比較し、新たな予測処理時間ETが予測処理時間の閾値以上の場合、解像度Rez2を小さな解像度にさらに変更する。このように、解像度変更部206は、予測処理時間ETが予測処理時間の閾値よりも小さくなるまで解像度Rez2を小さな解像度に変更する。
実処理時間計測部207は、インタプリタ部201による解釈の開始時間を保持し、また、RIP202による基本画像の生成の終了時間を保持して、PDLによるプログラム文書から基本画像が生成されるまでの実処理時間を計測する。なお、縮小画像生成部203は、プリセットデータ保持部205に保持されている実処理時間の閾値と、実処理時間計測部207により計測された実処理時間との大小を比較する。そして、実処理時間が実処理時間の閾値以上の場合、縮小画像生成部203は、より処理が簡単な方式に縮小方式を変更する。
図3は、本実施例における予測処理時間ETおよび実処理時間ATを説明するための図である。
図3は、各ハードウェア間のデータのやりとりを時系列に示している。まず、PDL記憶部104からインタプリタ部201にPDLによるプログラム文書が送信されると(矢印301)、インタプリタ部201がPDLによるプログラム文書を解釈する。次に、インタプリタ部201からRIP202に解釈結果が送信される(矢印302)。次に、RIP202から縮小画像生成部203に基本画像が送信される(矢印303)。次に、縮小画像生成部203からサムネイルが出力される(矢印304)。
インタプリタ部201による解釈の始まりから、RIP202による基本画像の生成を終了するまでの時間が、実処理時間AT(311)である。また、インタプリタ部201による解釈の始まりから、縮小画像生成部203によるサムネイルの生成を終了するまでの時間が、予測処理時間ET(312)に相当する。
次に、図4を用いて、本実施例におけるサムネイルを生成するためのサムネイル生成処理手順について説明する。なお、図4に示すサムネイル生成処理は、CPU101がPDL記憶部104から処理対象となるPDLによるプログラム文書を読み出すことにより開始する。
ステップS401において、縮小画像生成部203は、サムネイルの解像度Rez1を設定する。本実施例において、サムネイルの解像度Rez1は、表示部103に表示させるサムネイルのサイズに応じて設定される。例えば、解像度600dpiで幅4960ピクセル、高さ7008の基本画像に対して、幅と高さが共に1/16のサムネイル(幅310、高さ438)を生成する場合、解像度Rez1は600/16=37.5dpiとなる。本実施例では、解像度Rez1が37.5dpiに設定されるものとする。なお、解像度Rez1の設定値は任意に設定することができる。
ステップS402において、RIP202は、基本画像の解像度Rez2を設定する。本実施例において、解像度Rez2は、初期設定として300dpiに設定されているものとする。
ステップS403において、縮小画像生成部203は、解像度Rez1と解像度Rez2の比から縮小率Sを計算する。例えば、上述のように、設定された解像度Rez1が37.5dpiであり、解像度Rez2が300dpiの場合、縮小率Sは、37.5/300=1/8となる。
ステップS404において、縮小画像生成部203は、縮小方式Mtを設定する。本実施例において、縮小画像生成部203は、縮小方式Mtの初期設定として、高画質なサムネイルを生成するLanczos方式に設定するものとする。なお、縮小方式の設定は任意にすることができる。
ステップS405において、予測処理時間算出部204は、PDLの解釈から始まりサムネイルを生成するまでの処理時間の概算を示す予測処理時間ETを算出する。なお、予測処理時間ETの算出方法については、図6に示すフローチャートを用いて後に説明する。
ステップS406において、解像度変更部206は、ステップS405で算出された予測処理時間ETと、予め設定されている予測処理時間の閾値との大小を比較する。なお、本実施例において、予測処理時間の閾値は、プリセットデータ保持部205に保持されており、その値は0.5秒に設定されているものとする。
解像度変更部206が、予測処理時間ETと、予測処理時間の閾値との大小を比較した結果、ET<0.5の場合、ステップS408に進む。一方、ET≧0.5の場合、ステップS407に進む。
ステップS407において、解像度変更部206は、RIP202に設定されている解像度Rez2を、より小さな解像度に変更する。解像度の変更は、解像度Rez2から所定の低減値を減算して、減算した解像度を解像度Rez2について新しい解像度にすることである。本実施例において、この低減値は、プリセットデータ保持部205に保持されており、その値を50dpiとする。すなわち、解像度Rez2は、変更ごとに50dpi減算される。例えば、解像度Rez2が300dpiのときに、ステップS407において解像度が変更される場合、300−50=250dpiとなり、解像度Rez2は250dpiに変更される。なお、解像度が下がると、インタプリタ部201、RIP202における処理負荷が減るため、基本画像を生成するパフォーマンスが向上して、基本画像を生成するための処理時間が短縮される。
なお、ステップS407において解像度Rez2が変更されると、ステップS405において新たな予測処理時間ETが算出され、ETが予測処理時間の閾値より小さくなるまでステップS407において解像度Rez2が変更される。
ステップS408において、基本画像が生成される。具体的には、インタプリタ部201がPDLによるプログラム文書を解釈し、解釈結果に基づいてRIP202が解像度Rez2により基本画像を生成する。
ステップS409において、実処理時間計測部207は、インタプリタ部201によるPDLの解釈の開始から、RIP202による基本画像を生成するまでの処理時間である実処理時間ATを計測する。
ステップS410において、縮小画像生成部203は、実処理時間計測部207により計測された実処理時間ATと、予め設定されている実処理時間の閾値との大小を比較する。本実施例では、実処理時間の閾値は、プリセットデータ保持部205に保持されており、0.4秒とする。
大小を比較した結果、実処理時間AT<0.4の場合、ステップS412に進み、AT≧0.4の場合、ステップS411に進む。
ステップS411において、縮小画像生成部203は、縮小方式Mtについて、処理速度をより上げることができる方式に変更する。例えば、ステップS404において縮小方式Mtとして、高画質なサムネイルを生成するLanczos方式が設定されているが、ステップS411に処理が移行した場合、縮小方式Mtは、より高速に縮小処理が可能なHermite方式に変更される。
ステップS412において、縮小画像生成部203は、RIP202により生成された基本画像を縮小処理して、サムネイルを生成する。なお、縮小画像生成部203は、ステップS412までに設定された縮小方式Mtに従って基本画像を縮小処理してサムネイルを生成する。
次に、ステップS405における予測処理時間ETの算出処理について、図5乃至9を用いて説明する。
図5は、本実施例に係るPDLによるプログラム文書に含まれる各コマンドに対するデータサイズおよびコマンド数の一例を示す図である。
各コマンドは、文書領域1104に記載されているものであり、種類に応じて、グラフィック属性501、イメージ属性502、および文字属性503に分類される。
例えば、多角形の描画を行うコマンド「POLYGON」や矩形の描画を行う「RECT」は、グラフィック属性501に分類される。また、RAWフォーマットのイメージを描画するコマンド「RAW」、およびJPEGフォーマットのイメージを描画するコマンド「JPEG」は、イメージ属性502に分類される。また、予め登録された文字を描画するコマンド「REGIST」、および別に用意されている文字を描画するコマンド「DOWNLOAD」は、文字属性503に分類される。
各コマンドは、PDLによるプログラム文書の内容に応じて、所定のデータサイズ511と、コマンド数512を有する。例えば、グラフィック属性501のコマンド「POLYGON」は、PDLによるプログラム文書において117978バイトのデータサイズと、2369個のコマンド数を有する。
なお、図5に示すデータサイズ511およびコマンド数512は、本実施例を説明するためのものであり、PDLによるプログラム文書の内容に応じて変わるため、これに限定されるものではない。
図6は、本実施例における、予測処理時間ETを算出するための予測処理時間算出処理の手順を示すフローチャートである。以下、本フローチャートに従って、予測処理時間算出処理について説明する。なお、予測処理時間算出処理は、予測処理時間算出部204がPDLによるプログラム文書を受け取ることにより開始する。
まず、ステップS601において、予測処理時間算出部204は、PDLによるプログラム文書を参照して、当該プログラムに含まれるコマンドのデータサイズを取得する。そして、予測処理時間算出部204は、コマンドデータサイズに基づいて、PDLによるプログラム文書の特徴量を示すDVを算出する。予測処理時間算出部204によるDVの算出では、コマンドのデータサイズに、各コマンドに設定されているデータサイズ係数を掛け合わせてコマンドごとに特徴量を算出し、さらにこれらの特徴量を合計する。
各コマンドに対するデータサイズ係数は、例えば、図7に示すように設定されている。図7を参照すると、例えば、コマンド「POLYGON」のデータサイズ係数は、0.00027に設定されている。このように、各コマンドに対してデータサイズ係数が設定されている。なお、データサイズ係数は、プリセットデータ保持部205に保持されている。
図8は、各コマンドのデータサイズに、データサイズ係数を掛け合わせたデータサイズ特徴量をそれぞれ示している。例えば、コマンド「POLYGON」のデータサイズ特徴量は、31.85である。そして、各コマンドに対するデータサイズ特徴量を全て加算した値がDVとなる。DVは、本実施例では、図8に示すように各コマンドのデータサイズ特徴量を合計した38.86である。
次に、ステップS602において、予測処理時間算出部204は、PDLによるプログラム文書を参照して、当該プログラムに含まれるコマンドのコマンド数を取得する。そして、予測処理時間算出部204は、コマンド数に基づいて、PDLによるプログラム文書の特徴量を示すCVを算出する。予測処理時間算出部204によるCVの算出では、コマンドのコマンド数に、各コマンドに設定されているコマンド数係数を掛け合わせてコマンドごとに特徴量を算出し、さらにこれらの特徴量を合計する。
各コマンドに対するコマンド数係数は、例えば、図7に示すように設定されている。図7を参照すると、例えば、コマンド「POLYGON」のコマンド数係数は、0.015に設定されている。このように、各コマンドに対してコマンド数係数が設定されている。なお、コマンド数係数は、プリセットデータ保持部205に保持されている。
図7は、各コマンドに対して、コマンド数にコマンド数係数を掛け合わせたコマンド数特徴量を示している。例えば、コマンド「POLYGON」のコマンド数特徴量は、35.54である。そして、各コマンドに対するコマンド数特徴量を全て加算した値がCVとなる。CVは、本実施例では、図7に示すように各コマンドのデータサイズ特徴量を合計した51.35である。
次に、ステップS603において、予測処理時間算出部204は、RIP202に設定されている解像度Rez2を参照して、参照した解像度Rez2に対応する解像度係数PVを決定する。解像度係数は、図9に示すように、解像度の範囲に応じて解像度係数が関連付けられている。例えば、参照した解像度Rez2が300dpiに設定されていれば、図9に示すように、解像度係数PVは8×10-4となる。なお、解像度係数は、プリセットデータ保持部205に保持されている。
次に、ステップS604において、予測処理時間算出部204は、基本画像のサイズと、縮小係数とに基づいて、縮小処理時間STを算出する。
まず、予測処理時間算出部204は、解像度Rez2を用いて基本画像のサイズを算出する。例えば、PDLによるプログラム文書において文書サイズが幅8.267インチ、11.68インチと定義されている場合、解像度Rez2が300dpiであれば、基本画像の幅高はそれぞれ2480、3504となる。したがって、基本画像のサイズは、2480×3(RGB3チャネル)×3504=26069660バイトとなる。
次に、予測処理時間算出部204は、縮小方式ごとに関係付けられている縮小係数に基づいて縮小係数を得る。例えば、図10に示すように、縮小方式がHermite方式であれば、縮小係数は1×10-9であり、縮小方式がLanczos方式であれば、縮小縮小係数は4×10-9のように設定されている。
次に、予測処理時間算出部204は、所定の式を用いて縮小処理時間STを算出する。縮小処理時間STを算出するための式は、基本画像のサイズに縮小係数を掛け合わせたものである。例えば、基本画像のサイズが、26069660バイトであり、縮小係数が4×10-9の場合、縮小処理時間STは、ST=26069660×4×10-9=0.104となる。なお、縮小係数は、プリセットデータ保持部205に保持されている。
ステップS605において、予測処理時間算出部204は、算出したDV、CV、PV、STを用いて、予測処理時間ETを算出する。予測処理時間ETを算出するための式は、ET=(DV+CV)×PV+STである。本実施例の場合、ET=(38.86(DV)+51.35(CV))×8×10-4(PV)+0.104(ST)=0.176となる。
このように、予測処理時間算出部204は、図6に示す予測処理時間算出処理に従って予測処理時間ETを算出する。
以上、このように本実施例で示してきたアルゴリズムで、解像度Rez2と縮小方式Mtを適切に変更することで、PDLから高速にサムネイルを生成することが可能になる。
なお、実施例における各ステップの処理が一台の画像処理装置において行われるものとして説明したが、各ステップの処理が、夫々、別の装置で行われるようにしてもよい。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
201 インタプリタ部
202 RIP
203 縮小画像生成部
204 予測処理時間算出部
205 プリセットデータ保持部
206 解像度変更部
207 実処理時間計測部

Claims (7)

  1. プログラム文書を解釈して、所定の解像度で基本画像を生成する基本画像生成手段と、
    所定の縮小方式を用いて、前記基本画像を縮小したサムネイル画像を生成する縮小画像生成手段と、
    前記プログラム文書から抽出される特徴量と、前記解像度と、前記縮小方式とに基づいて、前記プログラム文書から前記サムネイル画像が生成されるまでの時間を示す予測処理時間を算出する予測処理時間算出手段と、
    前記予測処理時間が予測処理時間の閾値以上の場合に、前記解像度を前記解像度よりも小さな解像度に変更する解像度変更手段と、
    を備え、
    前記予測処理時間算出手段は、前記解像度変更手段により前記解像度を前記解像度よりも小さな解像度に変更された場合に、変更された解像度を用いて予測処理時間を算出し、前記解像度変更手段は、前記予測処理時間算出手段により算出される予測処理時間が前記予測処理時間の閾値よりも小さくなるまで前記解像度を前記解像度よりも小さな解像度に変更する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記プログラム文書から前記基本画像が生成されるまでの実処理時間を計測する計測手段を備え、
    前記縮小画像生成手段は、前記実処理時間が実処理時間の閾値以上の場合、縮小方式を変更することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記特徴量は、前記プログラム文書に含まれるコマンドのデータサイズおよびコマンド数に、それぞれ係数を掛け合わせたものであることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記縮小方式は、少なくともエルミート方式またはランチョス方式のうちの1つであることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 前記プログラム文書は、ページ記述言語により記述されることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  6. プログラム文書を解釈して、所定の解像度で基本画像を生成する基本画像生成ステップと、
    所定の縮小方式を用いて、前記基本画像を縮小したサムネイル画像を生成する縮小画像生成ステップと、
    前記プログラム文書から抽出される特徴量と、前記解像度と、前記縮小方式とに基づいて、前記プログラム文書から前記サムネイル画像が生成されるまでの時間を示す予測処理時間を算出する予測処理時間算出ステップと、
    前記予測処理時間が予測処理時間の閾値以上の場合に、前記解像度を前記解像度よりも小さな解像度に変更する解像度変更ステップと、
    を備え、
    前記予測処理時間算出ステップは、前記解像度変更ステップにより前記解像度を前記解像度よりも小さな解像度に変更された場合に、変更された解像度を用いて予測処理時間を算出し、前記解像度変更ステップは、前記予測処理時間算出ステップにより算出される予測処理時間が前記予測処理時間の閾値よりも小さくなるまで前記解像度を前記解像度よりも小さな解像度に変更する
    ことを特徴とする画像処理方法。
  7. 請求項6に記載の画像処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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